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2011年釣行記(16)-EG

2011年 Eging 釣行記

中潮 月齢:18.5 場所:YSHM 釣果:ナシ 同行者:単独

一つの物を二つの眼で見て一つの像にならない複視のために何もする気にもならず、道楽部屋でくすぶっている時にフト聞えて来た坂東英二氏のインタビュー談話。

信号機が3つに見える・・・・。

複視になって、やはりこの様な話しには知らず知らずの内に敏感になっているのだろう、思わず耳をそばだててしまった。 
どうも坂東氏の場合は、白内障の手術の失敗で物が3つに見える様になったらしいのだが、氏がいとも明るくその事実を喋っていた。

それが、妙に印象に残った。
そして、ハッと閃いた!!

道楽部屋で何もせずにジッとしていても、複視が治るとは限らない。 治るかも知れないし治らないかも知れない。
であるならば、複視であることを前提に、何処まで出来るのか試して見よう・・・!!
と云うことで、久し振りに出撃する気になった。

しかし、この眼の状態では、磯の様に足場の不安定な場所は無理だろう。
で、先ず、安全第一に選んだPはYSHM。 時期的には未だ早いと思うが、釣り公園の様に岸壁には胸までの手摺があるので、足を踏み外して落水する惧れはない。 リハビリには最適・・・。

自宅を12:30頃、出発。 複視になって初めての夜の運転で多少緊張したが、前方を走る車のテール・ランプが目印になって、まさしく案ずるより産むが易しで思いの外スムーズに走ることが出来た。
しかし、街全体が何となく薄暗く感じられる。
最初は、この眼の影響かと思ったが、福島原発事故の影響による節電運動で、ネオンサインや街路灯が点けられていないのが理由と分かった。
今年は、バイパスの街路灯を背にしたサーフ・エギングにも力を入れる積りだったが、街路灯が消されているのでは、これは無理。 ニュースによると節電目標25%が15%程度に下げられるらしいし、そうなれば街路灯が点けられるかも知れないが・・・。

Pには2:00頃到着。
久し振りの海は、風も波もなく絶好のエギング日和で、小生のリハビリ開始を歓迎して呉れている様に思えた。
早速シャリを開始したが、3投目か4投目にガッチリと根掛して、敢え無くロスト。
これって、本当に歓迎して呉れているのだろうか???

3:00頃、隣りのヤエン師が1杯ゲット。 遠目で型は判らないが、玉網に白い物が入っているのが見える。
そろそろ廻って来たかと、シャクル腕に力も入ったが音沙汰はなし。
その頃から一人帰り二人帰り・・・。 結局、広い岸壁には小生が一人だけになり、新鮮な墨跡を探してウロウロ。

周囲が明るくなり始める少し前から、エギンガーが続々と登場。 気が付けば、7~8m間隔でほゞ満員状態。
と云うことは、出ているのかも知れない
しかし、久し振りのエギングで腕も疲れて来たし腰も痛くなって来たのを機に、5:30にStopFishing

釣果はなかったが、夜の運転は何とかなると判ったので、後は足許の安全を如何に確保するか?