2007年釣行記(41)
2007/12/25
潮回り:大潮 場所:YHTN,ITH,DKN 釣果:ナシ 同行者:単独
満月の大潮。
2007年の納竿には絶好の条件・・・・と思いきや、横浜では強風注意報、三浦では強風波浪注意報が出る程の天候。
それでも、諦め切れずにネットで調べてみると、何と南方面では風速1m以下。そこで以前から入って見たかった磯に乗ることにした。
初めての場所なので明るい内に現地を見ておく必要がある。
急いで支度をしたのだが、出発は昼過ぎの13:30頃。もう少し早く出ておけば良かった。
現地の駐車場には16:00少し前に到着。駐車料金は1,000円との事だが、管理事務所のドアには鍵が掛かっており誰も居ない。時刻が遅いからか、オフ・シーズンだからなのか良く分からない。
駐車場から磯を眺めて見ると、結構大きなウネリが押し寄せて来ており、時折這い上がっているのが見える。
折角、遠くまで来たのこれでは磯に乗る訳には行かない。
仕方がないので、漁港の防波堤から内側に向いて釣り座を決め、第一投は16:15頃。
うねりは背後のテトラに遮られて入るが、それでも時々余波が廻り込んで来て、足元を濡らしそうになる。
程なくして、陽も沈み夕マヅメの時間帯に入ったものの、海は何となくザワザワと落ち着かず、イカの雰囲気も感じられない。
正面には、大きな満月が昇り海面がキラキラと輝き、これで釣れて呉れれば云う事ないが・・・・・。
単独釣行の場合は、どうにも粘りが足りない、と解ってはいのだが・・・。
只でさえ短い集中力が切れてしまい、メバルに切り替えたが、これも空振り。
22:00頃、帰路の途中のITHを覗いて見ると、前々回、釣do楽さんと行った時と同じ様な状況。更に悪いことには波飛沫が防波堤の中程まで濡らす位の強いウネリ。
それでも空手では帰れないと、風を背負ってキャストするが、強いうねりにラインが揉まれて、如何しようもない。
早々に諦めて帰ることにしたが、熱海を過ぎた付近からウネリが弱まって来た様な感じがしたので、念の為、最近良く通っているDKNに立ち寄って見ると、何とか釣りになりそう。
トンネルの明かりを頼りにシステムを組み直し、いつもの磯に到着。
流石に、3連休最後の夜中のこと、人気の磯にも誰もおらず貸しきり状態。
風を背中に受けての第一投。
スラック・ジャークを2?3発かませた所で、何やら違和感がロッドを通して伝わって来る。
が、しかし、グィ?ンがない。
海藻かと思って巻き上げて見ると、エギよりも小さなアカイカがぶら下がって来た。
こいつはノータッチ・リリースでお帰り頂いたが、その後は全く雰囲気が出ない。
収まったかと思ったウネリは、やはりかなり大きく、岩盤に当たった波が、時折身長以上の高さにまで飛沫を上げ、何となく不気味な感じ。
と、ランプの光が岩を乗り越えて近付いて来るのに気が付いた。
このお方は、何の挨拶もなく直ぐ横に釣り座を構え、活きアジをキャスティング。
しかも、こともあろうに赤い灯りが小生の真正面に落水。
小生は少し右に向かってキャストすれば問題はないのだが、一言断り位はあっても良さそう。
一度は小生のラインに被ったのに、この時もダンマリ。
風が強くなり、指先も冷たくなって来たこともあって、厭な気持のまま2:00にStopFishingとした。