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2007年釣行記(10)

2007年

潮回り:大潮  場所:OSK, MH  釣果:タコ小 x 2 同行者:ガクちゃんさん

又々、満月の大潮の時期になった。2月の同じ時期にも休暇を取って釣行したが、敢え無く討ち死に。
ならば、月が替わった3月はどうか?
この部屋に何度も来て頂いているガクちゃんさんに声を掛けると、即OKの返事。
2月と同様会社に休暇届を出し、OSKで待ち合わせをすることにした。
仕事から帰宅して家を出たのが21時、現地には丁度2時間後の23時に到着。
流石に満月の大潮、駐車スペースには5?6台の車が止まっている。
こんな小さな場所故、入れる場所もなかろうと思いつつ、防波堤に出て見ると、一人だけ掛かれそう。
空は雲が出ており折角の満月も隠れ勝ちだが、風は殆どなく、多少ウネリが入っているものゝ、絶好のエギ日和。
状況をガクちゃんさんにメールをすると、仕事が長引いて少し遅れそうとの返事。
それでは、真打が登場するまで暫く時間潰しをしていよう。
左前方に最初のキャスティング。着底した頃を見計らって、スラグを取りシャクると、
ガツッン!! 
ヨッシャッ!!! 一発目から来たか???

ロッドはグーンと円弧を描いているが残念ながら、グィ?ン・グィ?ンがない。
仕方がなくラインを引っ張るとプツンと厭な感触。リーダーの上から海の藻屑となったのが、最近の小生の釣りの象徴。
システムを組み直していると防波堤の先端右側が空いた。
ラッキー!!!
焦る気持ちを押さえどうにかシステムを組み直して、足場の良いここの確保に成功したが、結果としては、この時点でを使い切った様だ。
キャストを繰り返し、シャクリを繰り返しても、例によって一向にアオリからの信号はなし。
その内、防波堤の左のトウフに入っていた人がアオリを掛けた。暗くて良く判らないが、400?500g位か?
俄然、シャクる腕に力が入るが、状況は変わらない。
日付が変わった0時半頃には貸し切り状態になり、広いとは云えない防波堤を目一杯使ってキャスト方向を色々と変えて見たが、根掛りでエギをロストするばかりで、全て徒労。
ガクちゃんさんが登場した時も、エギをロストした直後。
気分を変えて二人並んでキャスティング。例え、釣れなくても気の会う仲間と色々と話をしながら竿を並べるのはこの上なく楽しいものであるが、それにしても、掠りもしない。
風も強くなって来た事もあって、とうとう我慢も限界に達し、近くのUSMの様子を探ることに・・。
ここは鯵釣りの人が先端付近を占めており、我々が入る余地がない。防波堤の中程まで戻りキャストして見たが防波堤の高さに比べて水深が少な過ぎて釣り難い。早々に元の場所に戻ったが、二人揃ってノー感じ。
次いでMHへ場所移動を決定。
テトラ帯には先行者が二人入っているが、何とか掛かり場はありそう。
2?3投した頃、ガクちゃんさんの呼び声に振り返ると、先行者の一人がロッドを曲げている。
それに触発されて、期待一杯でキャストを繰り返すが根掛りが多く、根掛りを避け様とするとキャストは一方向にしか出来ない。その内、眠気が襲って来て何とも我慢が出来ない位。考えて見れば、一睡もせずにシャクリ倒しているのだから無理もない。釣れていればそんなこともないだろうが、根掛りばかりの連続にとうとうダウン。
ガクちゃんさんに声を掛け、一眠りすることにした。
Zzzzzzzz
15時頃になって釣りを再開。
テトラ帯に言って見ると、先の先行者は同じ所で未だ頑張っているので、その先のテトラの切れたところに入る。
ここは、岸から7?8m付近に海藻が茂っているものゝ、その先は砂地で根掛りの心配は全くなし、風もここまで奥に入ると殆どなく、正にラインで魚信を取るエギングにピッタリ。
17時頃になって、最も期待が持てる夕マヅメ・・・。
期待一杯に体力の続く限り粘ったが、アオリからの音沙汰はなく、結局小さな蛸が2匹。
ガクちゃんさんはと云うと、流石この状況の中で2杯のアオリ。1杯は玉網入れに失敗したけれど、お土産を確保された。
と云うことで、エギのロストは2桁に近い1桁まで伸ばし、更にボーズの連続記録も見事に更新して14連続ボーズとなり、約20時間の釣行を終わることにした。
ガクちゃんさん
お世話になりました。釣果には恵まれませんでしたが、本当に楽しい釣りでした。来月になりましたら、また土曜日に休暇を取りますので、是非ご一緒させて下さい。
本当に、有難うございました。
追:ガクちゃんさんの行きつけの小田原の釣り道具屋を教えて下さいネ。