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釣行記(4)

2006年

潮回り:大潮  場所:熱海、網代、江の浦  釣果:ナシ 同行者:ナシ

満月の大潮に加えて週末。
こんな三拍子揃ったエギ日和りは年間にそうあるものではない。
これじゃ、行くっきゃないでしょ!!!
と云う事で建国記念日で休みの土曜日、夜9時半に勇んで出?発。
出来れば江の浦で竿を出そうと寄って見たが、やはり土曜日のせいか人が多い。
とても入れそうにもないので、直ぐそのままUターン。
熱海に着いて見ると、マタマタ風が強い。全く、厭になって来る。
と云っても西風だからテトラに乗ればフォロー故、何とかなるだろう・・。
と思ったが、どうしようもなかった。
しかも、上げ切っていない潮の状態なので、エギがテトラ際の海藻にその都度引っ掛かってやり難い事この上ない。僅か、数投で熱海を諦めて網代に向かうことにした。
網代でも状況には変わりなく、強風が吹き荒れている。ひょっとすると熱海より強いかも・・・。
防波堤に乗って様子を見ると、吹飛ばされそう。しかし、テトラは乗り易そう故、熱海の逃げ場としてNAVIに登録。
早々に諦め、オリンピックでも見ようと引き返すことにした。
しかし、やはり素直には帰れる筈もない。途中の江の浦に寄って見ると、あれ程の強風が嘘の様に凪いでいる。
堤防の先端では泳がせ釣りが二人、エギングが一人入っていたが、ラッキーなことにテトラの先端は空いている。地獄網もなさそうな雰囲気。
急いで準備をして早速キャスティング。
投げる度に海藻は掛かって来るがキツイ根ではなさそうで、安心してキャスティングが出来る。
これで、ガツンと来て呉れれば云うことなし。
しかし、海に向かって下っているテトラで足を踏ん張ってキャスティングするのは、疲れる。釣れて呉れれば疲れなど吹っ飛んでしまうが・・・。
防波堤の先端のエギンガーが引き上げて時間も経ったのを見計らって移動。足場は高いが足元に気を使う必要がない。
午前3時の時報が鳴ったと同時にいきなりの風。しかもマトモなアゲンスト。
気温も比較的高くて寒さを殆ど感じることはなかったが、真冬のこと。風が吹き出すと一気に体感温度が下がる。
それでも、風の合間を縫って頑張っては見たが、根掛りロストを機に撤収。