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2005年 アオリイカ釣行記(21)

2005年

潮回り:大潮  場所:熱海  釣果:スミイカ300g X 1  同行者:ナシ

熱海では出ているらしい。
こんな情報をネットで見たので、是非とも釣果が欲しい故、文句なく熱海釣行と決めたが、潮周りから見て寝ている時間はない。久し振りで徹夜の釣りになるが、釣果さえあれば何のその・・・と、老いの一徹。
夕食後直ちに出発。現着は10時頃。流石に日曜日の下りは車の数も少なく1時間半ほどで到着したことになる。

アレッ。前回入った場所は柵がしてあって入れない。となると公園付近か例の大堤防しか入釣する場所がない。
少し考えて公園に決めた。
この公園には可也の数の外灯が設置してあるのに何故か点灯されていない。全国的にも有名な観光地故、それ位のことはしても良いのではないかと思うが・・・。 今夜は新月だし、そんな訳だからだから漆黒の闇の中・・・・と云いたいが、それでも流石に観光地。対岸に沢山ある街路灯の明かりで歩く分には全く問題がないほどの明るさ。
公園を突っ切り岸壁に出て見ると、誰も居ない。
日曜日の深夜だからなのか? それとも
釣れていないのか?
厭な考えが掠めて行く。

公園の角に陣を張り期待のキャスティング。
所がである。風と潮が左から右に流れており30カウント位で略90度、詰り正面に投げたエギが右横にまで流されてしまう程。ラインは大きくふけるし、しかもウネリもあるので、状況としては最悪。

カバンやクーラーをそのままにして、少しでも条件の良い所をとあちらこちらをウロウロするが全くの無駄。元の場所に戻って見ると、若いエギンガーが4人程入っている。丁度カバンを置いている付近だけは遠慮して空けて呉れているので、諦めてそこで再びキャスティング。
深夜12時頃、風でふけたラインがスッと入った・・・様に見えたが、ウネリの影響だろうとそのままにして着底を待ち、シャクルとガツン。 ロッドを立てると、微かな生物反応がある。
上げて見ると、300g程のスミイカ。

その後、風の止む気配もなく眠くなったので、車に戻り就寝。 途中で寒くて目が覚めエンジンを掛けて室内を暖めて、再度就寝と2度ほど繰り返し、午前5時頃起床。
相変わらず風は吹き続けていたが、折角熱海にまで来たのだから、あの有名な大堤防で竿を出さない訳には行かぬと、マタマタ道具を担いで大堤防へ。暗闇に目を透かして見ると結構な数のエギンガーがいるではないか。場所の選択を間違ったかと悔やんでも後の祭り。気を取り直してキャスティングを始めるが、この頃から餌釣師がどんどんとやって来る。しかも3メートル程しか離れていない所に、何の挨拶もなく。風がなければ良いが、相変わらずの風でラインがふけるので、この上なくやり辛くなり、追い出される様な場所移動を繰返している内に、とうとう嫌気がさして来てStopFishing。