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2013/06/24
2013年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:単独
アオリ狙いではボーズ続きで、6月に入ってから獲物の引きを全く楽しんでいない。
そこで江戸の仇を長崎でじゃないけれど、気分転換の意味も込めてSKM-Rでの今季初のFFをしようと出掛けた。
現地には7:00頃到着を目標にして、5:00頃自宅を出発。
予報では一日中曇りだったが、走り出すとフロントガラスに小さな水滴がポツリポツリと・・・。小生はFFではドライ一辺倒なので雨は願い下げだが、酷くなる様子はない。
まぁ、何とかなるだろう!
釣り場に向かう渓流沿いの道路の高度が上るにつれて、山々の中腹まで雲がドンヨリと垂れ込めていて益々降り出しそうな雰囲気。しかし、ここで引き返す勇気などある訳はなく、兎に角、溪の様子だけでも見ておこうと、何やら自分自身に言い訳をして・・・。
駐車スペースに着いたのは予定通りの7:00頃。地面は濡れ、雲は手の届きそうな高さまで下がっているが、雨は降っていない。
1年振りのウェーダーを穿いて溪に降り立ち、キャスティングを始めたのは7:30頃。
フライは茶色のボディのパラシュート。フライにはそれこそ多種多様なものがあるが、巻き方が簡単で丈夫、しかも水面に浮かぶ際の姿勢も非常に安定しているので、小生は昨年から専らパラシュートフライを使っている。
水量は、岸辺の草が水没しているので、多いのかと思ったが、見覚えのある岩々の濡れ具合から見ると通常よりも少し少ない位。どうも、渇水状態が続いていたので雑草が勢力範囲を拡げた所に、何日か続いた雨で水量が回復したために水没状態になっただけの様。
水温は15℃。
キャスティングを始めて30分位経った頃、流れに乗って流下していたフライがスッと消え・・・。
反射的にロッドを煽ると軽いショックが伝わって来て、今シーズン最初のヤマメだ!
と思ったのだが、水中できらりとヒラを打たれた瞬間にフッと軽くなって、敢え無くフック・アウト。
バラシたこと自体は当然悔しかったが、比較的早い時間からライズがあったので、今年も溪魚達は健在だったかと安心する気持ちの方が強く余裕があった。
所が、それからは全くアタリらしいアタリも出ない。
脱溪点付近に達した時になって、やっと薄日が差して来た上に鉄板ポイントなので、1匹位はフライを加えて呉れるだろうと期待したが、フライを追い掛けて来る溪魚の姿は全くなかった。
増水時には脱溪点にある堰のプールに溪魚が集まることがあり、事実、良い思いをしたこともあるので、念のためチェックして見たが、それも無駄骨。
結局、11:30頃StopFishingとした。
その脱溪点でのこと、堰のプールの際にある大きな岩に腰を掛けて、遅い朝食と云うか早い昼食と云うかコンビニで買った握り飯を頬張っていると・・・。
何やら動く物がチラリと視界を掠め、無意識の内に目をそちらに向けると、1mもありそうな薄茶色の細長い物体がくねくねと身を捩じらせてプールを泳ぎ渡って来て、小生が座っている岩に辿り着いた所。
何よりも蛇が苦手な小生は、頬張ったばかりの握り飯を落とさんばかりに驚き、飛び退いたことは云うまでもない。
2012/08/15
2012年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 2 同行者:単独
4:45頃自宅を出発し、現地には予定通りの6:00過ぎに到着。
西湘バイパスを走っている時は雲も高く所々青空が出ていて、雨が降りそうな気配は微塵もなかった。
所が、現地に近付くにつれて雲が厚くなり、現地付近では黒っぽい雲が山の中腹まで降りて来ていて、何となくイヤ~な気配。
予報では9:00頃から午前中は弱い雨が降るとのことだったが、降り出すのが早くなったのだろうか?
何とか午前中はもって欲しいと願いつつ、支度をして渓に降り立ったのは6:30頃。
水量は来る度に減っていて、前回より一段と流れが細くなっている。
ここまで減っているととても期待は出来ないだろうと思いつつ、茶色のパラシュートを結んで入渓地点で挨拶のキャスティング。
ここは去年か一昨年に、一度だけ底からフーッと浮かんで来たことがあったので、それ以降は毎回挨拶だけはすることにしている所。
しかし、気配があったのはその時だけで全く実績がないポイント。
なので、今回も流れているフライを何気なく眺めていると、何と2投目にパシャとライズがあって、幸先の良い16cm。
今回も前回と同様、今年は、今までに実績のないポイントで出る傾向が強い
様に思う。
これが、減水している影響なのかどうか判然としないが、渓魚の着き場がこれまでとは違っている・・・・・。
と云うことで、これまで実績のないポイントを重点的に攻めて見たが、朝の1匹は正にまぐれ当たり
。
雨が降り出すのを気にしつゝ、普段より早いペースで釣り上がって、2匹目を取ったのは9:00少し前。
これは細くなってしまった流れに乗ったフライが、岩陰に隠れた瞬間にチラリと見えた白い小さなシブキに反射的に腕が動いたもので、朝より一回り大きな18cm。
その後は、又々アタリがないまゝ脱渓点近くにまで来た時に、とうとう雨が降り出して来たので、吊り橋下の開きをサッと流して、10:00頃にStopFishingとした。
現地付近の山では、雨は時々は降っている様だが、降雨量が少ないのだろうか、来る度に減水していて、見る所、いつもより30~40cm程水位が低くなっているのではないだろうか。
ために、只でさえ細い流れが益々細く、と云うより、貧相な流れになってしまっていて、少し多めの雨が降って増水しなければ、一寸厳しい様に思った次第。
2012/08/07
2012年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 4 同行者:単独
1:00からのオリンピック女子サッカーのなでしこ・フランス戦が気になるし、FFにも行きたい!!
と云うことで、前夜21:00頃に床に入り、1:00に起きてなでしこ・フランス戦を観戦して、その後再度仮眠をとって・・・・・。
しかし、床に入ったのは予定通りだったものの、23:30頃に自然に目が覚めてしまったので、卓球の女子団体戦日本対中国の決勝戦を観戦し、その流れでなでしこが辛勝するのを観て、再度電灯を消して・・・・・、いつの間にか寝入ってしまい目覚まし時計のけたたましい音にビックリして飛び起きたのは4:30。
現地到着は予定通りの6:00過ぎ。
前日、住居地方面では午後にかなり激しい雨が降ったので、減水気味のSKM-Rには恵みの雨だった筈と思ったのだが、渓の傍に立って見ると、雨が降った痕跡はあるのに水位は回復するどころか更に減水していて流れが細くなっている。
水量が少なくなると、渓魚の着き場は限定されて狙い易くなるが、その反面警戒心が一層強くなるため岩陰にジッと隠れてしまい水面まで出て来てフライを追うことが少なくなってしまう。
故に、減水はアングラーにとっては余り歓迎出来るものではないが、前回はそれでも、結構良いFFが出来た。
今回は、更に減水しているので、その影響はどう出るだろう???
本日の第一号は7:00頃。
細くなった流れの小さな釜にフライをキャストして何回目かのこと。逆光で水面がキラキラと輝きフライを見失ったのでピックアップしようとした瞬間と、ヤマメがフライを咥えたタイミングが偶然に合って、この渓では標準サイズの18cm。
これは釣ったのではなくて釣れてしまったので、喜びも半減だが、渓魚の活性が高そう・・・・・。
と思ったのも束の間。
その後、アタリは遠く、前回出た所などはしつこい程キャストしてフライが流れていることを気付かせようとしたが、全く無反応。
漸く2匹目が出て呉れたのは、最初の1匹目から2時間半後の9:30頃。
このポイントは、大きな底岩がゴロゴロとしていて見るからに出そうな場所なので、毎回欠かさずキャストはしていたが、残念ながら1度も実績がない。
餌師が好みそうな深みもあるので、餌師に抜かれてしまっているのだろうと諦め半分だったが、今回は、いつもより距離を取ってキャストして見た。
するとどうだろう、フライが流れに乗って岩の際を流れ掛かった瞬間、パシャッと素直に反応を見せて呉れたのが、16cm程のアマゴ。
今までは、少し近付き過ぎていたのかも知れない。
その後、10:30頃からポツリ・ポツリと降り出して来た雨が、その内篠付く程になったので、オーバーハングした岩陰で小一時間程雨宿りをして再開したが、強くなったり弱くなったりの繰り返し。
濡れながら雨にはからっきし弱いドライ・フライをキャストしながら釣り上がり、脱渓点に近い小堰堤の近くで漸く15cmを追加。
これでStopFishingにしようと思ったが、雨に濡れたついでと小堰堤の上の開きに入り、17cmをゲット。
更に、二段堰堤のしたのプールまで足を伸ばしたが、2度のアタリを見ただけに終わり、結局、13:00頃StopFishingとした。
2012/07/31
2012年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 8 同行者:単独
この所入れ込んでいたカマスも沖合いに去って行った様なので、久し振りのFF。
6:00頃に入渓する積りだったが、フト、2:30頃に目が覚めてしまい、目が覚めたついでに気になっていたオリンピックの男子体操をTV観戦してしまった。
体操が終わった後は一寝入りするには中途半端何時間しかなかったので、少し早目だったが4:00頃に自宅を出発し、現地到着は5:30頃。
15番の茶色のパラシュートを結んでキャスティングを始めたのは5:40頃。
水量は少な目な上に水の透明度は高いので、警戒心の強いヤマメには少々きつい条件かも・・・・・・。
所が、意外にもヤマメの活性は高く、6:00を少し回った頃本日の第一号がフライを咥えて呉れた。
ここは、これまでに出たことがないポイントだったので、軽く様子見の積りでフライを流しただけだったので、些かビックリしたが嬉しい一匹だった。
それから10~15分後に、写真の良型。
これは21cm程あったが、流石にこれ位のサイズになると、引きも強くて面白い。
実は、今回の釣行にはカメラを携行するのを忘れていた。
そのことに気が付いたのは、最初の1匹を釣った時で、その時はスマフォのカメラ機能を使えば良いや位にしか思わなかった。
所が、実際に撮影するとなると、意外にこれが難しい。
特に、今回の様に左手にヤマメを掬い持ち、右手だけでスマフォを操作するのは誠に難しく、何度も失敗を繰り返した次第。難しく思う最大の原因は、思ったタイミングでシャッターが下りないことで、折角構図を決めてシャッターを押しても直ぐには下りず、左手のヤマメはジッとして撮影が終わるのを待って呉れる訳ではなく・・・・。
何枚もの中から比較的良く取れているものをアップしたが、しかもピントも甘い。
8:10頃には、22cm位の本日最大の良型を上げたが、スマフォで撮影するのにモタモタしている内に、流れに戻って行ってしまった。 これは写真のヤマメよりも体高があって惚れ惚れする様な魚形だっただけに、是非写真に残しておきたかった。
残念なことをした。
結局、この日は20cm超を2匹含む8匹の釣果で、取れなかったアタリも何度かあったので、楽しい半日だった。
今回の様に水量が少なくて透明度が高い時は、ヤマメは岩陰にジッと隠れていて中々出て来ることはなく、それが故に釣果が伸びないことが多いと思っている。
しかし、今回の印象では、水量が少ないだけに深場に集まっている様に感じた。
もしそうだとすると、餌師が入ると一発で抜かれてしまうことになるだろうし、痛し痒しと云った所だ。
2012/07/07
2012年 FlyFishing 釣行記
場所:伊東大川 釣果:ナシ 同行者:Tommyさん、Koちゃん
今回はFF仲間のTommyさん、Koちゃんとのコラボ釣行。
Tommyさんは小生をFFの世界に引きずり込んだ張本人で師匠筋にあたるお方で、Koちゃんと小生はその兄弟弟子と云うことになる。
その兄弟弟子のKoちゃんは専ら管理釣り場に通っていて自然河川の経験が少ないと云うので、小生の発案で自然河川でのFFの難しさと楽しさをKoちゃんに味わって貰うために伊東大川に行くことにした。
先ず2:00過ぎにTommyさん宅に伺って荷物を積み込んだ後、2:30頃町田のKoちゃん宅に到着。
東名高速を厚木で降りてそのまま小田原厚木道路で小田原に出て、その後は135号線を南下し、伊東市到着は4:30頃。
ここまでは順調な行程だったが、伊東市から県道12号線に入り奥野ダムに向う所で、ナビに目的地を設定しているにも拘らず、道を間違えること2度、3度(汗)
漸く、日釣券販売機が設置されている漁協ダム事務所に到着したのが4:30過ぎ。
漁協のHPでは、この季節の日釣券の販売開始時刻は4:30とのことだったが、販売機が設置されている所にはシャッターが下りている。
週末の土曜日であり、北関東方面からのアングラーが多いとの情報もあったので、睡眠時間を削って販売開始時刻までに到着しようとして来たのに、何だぁ、これは(怒)
5:00頃までシャッターが開くのを待っていたが、とうとう痺れを切らして入渓点の白川橋の駐車場に・・・・・・。
駐車場には一番乗りで、心配していた先行者はいない模様で、ホット一安心。
先月の台風4号以降伊豆方面は何度か大雨があったので、渓の様子が気懸りだったが橋の上から見る限り、水量は平水位に戻っている様子。
しかし、渓に降りて見ると、未だ少しニゴリが残っている様で、小生のホームのSKM-Rに比べると透明度がかなり低い。
この状態が、この渓の通常状態なのかどうか初めて入るので判らないが、その影響はどうだろう・・・・。
兎に角、3人でかわるがわるフライを流して釣り上がったが、一向にアタリがない。
Koちゃんに自然渓流での釣りの楽しさを味わって貰うのが、今回の最大の目的なので、ここぞと云うポイントでは、Koちゃんに流して貰ったが、たまにチビメがフライと遊びに来るだけ・・・。
やはり、ニゴリの影響だろうか?
結局、当初の目的はものの見事に打ち砕かれてしまった次第。
この伊東大川は、ホームのSKM-Rに比べると、川幅は若干広い程度だが高低差はSKM-R程きつくはなくて、正に高齢者向きの足腰には優しそうな渓。
又、行程はSKM-Rよりは長くて、この日は禁漁区まで到達出来なかった位で、その気になれば思う存分楽しめそう。しかも、横を走っている林道との高低差が余りないので、何処からでも入渓出来るし脱渓も容易で、釣りに疲れたら直ぐに林道に上がれるのも、高齢者には〇。その分、頭を刎ねられる可能性も高いと云えるが・・・。
但し、頭上にまで枝が張り出していてキャスティングが出来ない所が多い様に思える。行程が長いのでその様に感じるのかも知れないが・・・・。
この渓が自宅からSKM-R位の距離にあるのであれば、何度も訪れるだろうが、120kmもあるので、そう頻繁に訪れることはないだろう。でも、もう一度位は挑戦して見ても良いかも・・・・。
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