※ カテゴリー別アーカイブ:2013年 ※
2013/07/08
2013年 SaltLure 釣行記
大潮 場所:TKIS 釣果:カマス x 3 同行者:単独
先週の水曜日から南寄りの強い風が続いていて釣行出来ず、週が替わった所で漸く収まったので丁度一週間振りに出撃出来ることに・・・。
0:30頃自宅を出発。現地には2:00頃の到着を予定していたが、深夜割引の高速道路を使ったので20分も早く到着。
駐車場には先着車が2台。去年の経験から云うと、カマスの盛期には5~6台も止まっているので、まだ走りなのだろうか?
重いクーラーを肩に磯道を進んで行くと、ザワザワとした雰囲気が漂っている。
何だろうと訝しく思いながら、釣り座を構える積りの磯に立ってみると、ウネリが次から次に押し寄せて来ている。確かにここ数日続いた強い南寄りの風で波浪注意報が出されていた位なので、海は荒れていたのは知っていた。しかし、風が弱くなって1日近く経とうとしているので、収まっているものとばかり思っていたのに、これはどうしたことか?
道具を降ろして、新月で暗い海を見渡すと、辺り一面真っ白いサラシが広がっていて、シーバス狙いでは好条件だが、果たしてカマスではどうだろうか?
風は殆どないので、ウネリも収まる筈で時間の問題だが、今日の所は引き揚げて出直そうか・・・・、等々。
そんなことを考えていると、押し寄せて来た一際大きなウネリが小生の立っている磯を這い上がり足許をサーッと洗って行く。
やはり出直した方が良さそうと考えつつ諦め切れずに海を眺めていると、一つ二つと青白い光が陸伝いに近付いて来るのが目に入った。その次の瞬間には、出直そうと云う考えは何処かに飛んでしまい、そこで漸くロッドにリールをセットしラインをガイドに通し・・・・。
3:00頃になると、一段と高くなってウネリを避けられる岩にはアングラーの影が点々と見え、満員状態。
3:30頃、隣りの若者に最初の1匹。と同時に、小生の方は根掛かりで敢え無く高切れ。
ライン・システムを組み直してフト顔を上げると、正面には、漁船群の漁火がズラリと並んでいる。去年、初めてこの光景を見た時、音もなく増えて行く漁火の列に不気味さを感じた記憶があるが、この漁火はカマスの群れを追い掛けているので、群れの回遊が近付いて来ている証拠。
イヨイヨ地合いの到来か?
胸を時めかしてキャスティングを繰り返したがアタリがない。
漁船群は左手側少し沖目で行ったり来たりを繰り返していて、一向に小生の釣り座近くには寄って来ない。と云うことは、カマスの群れも近寄って来ていないことの証で、アタリがないのは道理。
4:00を廻って、周囲が明るくなりかけた頃になって、少しづつ漁船が近付いて来たと思ったら、先ず隣りの若者のロッドが曲がり・・・・。
所が、小生の方には音沙汰がない。
最大の40cm(中央)
そこでメタル・ジグを止めてミノーに替えてジャークさせるとビンゴ。ロッドにグ~ンと重さが加わって丸々と太ったカマスが掛かって来た。
3匹をこのパターンで釣り上げた所で、どうしたことかアタリが遠くなってしまった。そこで、隣りの若者を見習って今度はミノーからメタル・ジグに替えて遠投。
すると、アタリが出る様にはなったが、リーリングして寄せて来ている最中にフッと軽くなって痛恨のフック・アウトの連続。そんなことを3~4回繰り返した所で、左後方の山影から太陽が顔を出し左の頬をジリジリと照らし始めた途端、アタリがぴったりとなくなってしまった。
隣りの若者などは地合いが去ったと思われる5:00頃には、あっさりと引き揚げて行った。
一方、小生は、漁船の群れは目の前を行ったり来たりしているので、カマスはいる筈だと未練のキャスティングを繰り返したが完全に無駄な作業で、暑くなり始めた5:30頃、遂に諦めてStopFishingとした。
2013/07/01
2013年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 3 同行者:単独
今年はアオリのグィ~ン・グィ~ンを一度も味わっていないので未練はあったが、釣れそうにもない。しかも、シーズン・オフの7月になってしまった。と云っても居残り組はまだまだ居るので、可能性はあるのだが、今回もFF釣行。
前回はSKM-Rでは小生が好きな下流域で、2~3度ライズはあったがボーズに終わったので、今回は上流域を狙うことに・・・。
5:40頃自宅を出発。現地駐車場には予定通り7:15頃到着。
早速支度を整え、急坂を下って入渓したのが7:30頃。この上流域の入渓路は作業用のモノレール沿いに付けられた踏み分け道なので、楽と云えば楽だが途中でその道がなくなって後は藪を漕がなくてはならないのが辛い所。
水量は思った程多くも少なくもない。下流域の様に頻繁に通っている訳ではないのでしかとは判らないが、平水位と云った所か。
茶色のパラシュート15番を結んでキャスティングを開始して程なく、瀬の開きの少し深くなり流れが集まっている所を流していると、7:45頃、パチャッとライズ。
オッと思った瞬間、ロッドを持つ手につい力が入り過ぎて・・・・・。
アユの友釣りじゃないが、宙を飛んで来たのが、幼い顔つきをした10cm強の可愛いヤマメ。小さいとは云え立派なネイティブのヤマメ。今年も元気で居てくれたか・・とひとりニンマリ。
そして同じ開きで再度流すと、パッシャッ・・・。これは空振り。
再々度流すと、またもや、パシャッ。これも空振り。
この溪のヤマメはことの外警戒心が強い様で、同じ場所で1匹掛けると2匹目が出ることはなかった。今回は魚体に掠りもしない空振りだったとは云え、連続してライズして来たのには些か驚いた次第。
今日は溪魚の活性が高い!!
期待に胸脹らませて釣り上がったが、期待に反してその後は忘れた頃にバシャッとライズがあっただけで、釣果は一向に伸びず、結局13:00頃にStopFishingとするまでに3匹の貧果。
今回久し振りに入った上流域は、入渓も脱溪も容易ではなく、また途中で4ヶ所の堰堤を高巻しなければならず、結構大変な思いをしなければならないのだが、その割には良い思いをすることがない。やはり小生の様な老骨には下流域が向いているのかも知れない。
2013/06/24
2013年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:単独
アオリ狙いではボーズ続きで、6月に入ってから獲物の引きを全く楽しんでいない。
そこで江戸の仇を長崎でじゃないけれど、気分転換の意味も込めてSKM-Rでの今季初のFFをしようと出掛けた。
現地には7:00頃到着を目標にして、5:00頃自宅を出発。
予報では一日中曇りだったが、走り出すとフロントガラスに小さな水滴がポツリポツリと・・・。小生はFFではドライ一辺倒なので雨は願い下げだが、酷くなる様子はない。
まぁ、何とかなるだろう!
釣り場に向かう渓流沿いの道路の高度が上るにつれて、山々の中腹まで雲がドンヨリと垂れ込めていて益々降り出しそうな雰囲気。しかし、ここで引き返す勇気などある訳はなく、兎に角、溪の様子だけでも見ておこうと、何やら自分自身に言い訳をして・・・。
駐車スペースに着いたのは予定通りの7:00頃。地面は濡れ、雲は手の届きそうな高さまで下がっているが、雨は降っていない。
1年振りのウェーダーを穿いて溪に降り立ち、キャスティングを始めたのは7:30頃。
フライは茶色のボディのパラシュート。フライにはそれこそ多種多様なものがあるが、巻き方が簡単で丈夫、しかも水面に浮かぶ際の姿勢も非常に安定しているので、小生は昨年から専らパラシュートフライを使っている。
水量は、岸辺の草が水没しているので、多いのかと思ったが、見覚えのある岩々の濡れ具合から見ると通常よりも少し少ない位。どうも、渇水状態が続いていたので雑草が勢力範囲を拡げた所に、何日か続いた雨で水量が回復したために水没状態になっただけの様。
水温は15℃。
キャスティングを始めて30分位経った頃、流れに乗って流下していたフライがスッと消え・・・。
反射的にロッドを煽ると軽いショックが伝わって来て、今シーズン最初のヤマメだ!
と思ったのだが、水中できらりとヒラを打たれた瞬間にフッと軽くなって、敢え無くフック・アウト。
バラシたこと自体は当然悔しかったが、比較的早い時間からライズがあったので、今年も溪魚達は健在だったかと安心する気持ちの方が強く余裕があった。
所が、それからは全くアタリらしいアタリも出ない。
脱溪点付近に達した時になって、やっと薄日が差して来た上に鉄板ポイントなので、1匹位はフライを加えて呉れるだろうと期待したが、フライを追い掛けて来る溪魚の姿は全くなかった。
増水時には脱溪点にある堰のプールに溪魚が集まることがあり、事実、良い思いをしたこともあるので、念のためチェックして見たが、それも無駄骨。
結局、11:30頃StopFishingとした。
その脱溪点でのこと、堰のプールの際にある大きな岩に腰を掛けて、遅い朝食と云うか早い昼食と云うかコンビニで買った握り飯を頬張っていると・・・。
何やら動く物がチラリと視界を掠め、無意識の内に目をそちらに向けると、1mもありそうな薄茶色の細長い物体がくねくねと身を捩じらせてプールを泳ぎ渡って来て、小生が座っている岩に辿り着いた所。
何よりも蛇が苦手な小生は、頬張ったばかりの握り飯を落とさんばかりに驚き、飛び退いたことは云うまでもない。
2013/06/17
2013年 Eging 釣行記
小潮 場所:KD-KGN 釣果:ナシ 同行者:単独
長~い長~いトンネル・・・・
何とか抜け出すには、これまでと同じことをしていては駄目!!
足場の良い漁港で見様見真似で始めたエギングも、ブームの高まりと共に増えて来たエギンガーを避けるために、小生の釣り場は漁港から地磯中心に変わり、その地磯にもこの前のOHMの様に狭い磯に6人ものエギンガーが押し掛けて来て・・・・・。
加えて7連敗・・・・。
と云うことで、最近雑誌にも特集が組まれたサーフ・エギングで何とか挽回しようと、試しに仕入れた百海(どうみ)サーフを2個、懐に忍ばせて急遽KD-KGNに行くことにした。
このサーフは2年程前に一度だけトライしてみたことがあるので、今回が二度目となる。しかし、その時は波が高くて殆どキャストも出来ずに引き揚げたため、海岸を徘徊しただけに終わったので、今回が事実上の初体験。
21:00少し前に自宅を出発、最寄りのコイン駐車場に到着したのが22:20頃。
早速、支度に掛かったのだが、この暑い時期にチェスト・ハイのウェーダーでは、ダイエットならいざ知らず、とてもじゃないが耐えられそうにない。そこで、波が低いとの予報でもあったので今回はヒップ・ウェーダーにしたのだが、これは大正解でこの時期にしては比較的快適なEgingだった。
ロッドはサーフ用に用意しておいたもので、今回が二度目の出番となるダイワのSTX-EG 1102H-SVと云う長尺もの。
この長いロッドでキロ・アップを掛けると引きが一段と強く感じられるので面白いだろう・・・。
しかし、期待とは裏腹で、長くて重たいロッドを振り回すのは慣れるまでが大変だった。しかも、だだっ広いサーフとあっては目標物が全くなく、何処に向かってキャストすれば良いのやら。更には、ロッドが長い分だけこれまでよりも遠くまで飛んでいることは判るが、エギの着水点は見えずブラインド状態、・・・・。
ロッドに慣れるまでは、これまで使っていた普通の3.5号のエギを結んで8分程の力の入れ具合で、暗い沖に向かってキャストを繰り返したが、エギの着底が覚束ない。
40~50カウントをとっても手応えが何もなく、シャクリながらリーリングして来て波頭が崩れる辺りに差し掛かったと思われる所からコツコツと固い感触が伝わって来るだけ。
ロッドの長さに慣れて来た所で、エギを百海(どうみ)サーフに替えてみた。
この日持参して来たこのエギは3号と一回り小さいが、重さは23gと10%程重く出来ている。しかも、謳い文句には垂直に沈むとある。従って、従来のエギよりも沈むスピードは速いだろうと想像した通りで、実際にこのエギを使ってみた所、確かに沈むスピードは遥かに速い。
しかし、このエギでも着底の判断が出来ない。カウントを60~70と増やしても、海藻も掛かって来ない。
考えられる理由は二つで、
先ず第一に水深が想像以上にもっとあること。
第二に海底が砂地のため感触が伝わり難いこと
だろうと思う。
小生が参考にさせて貰っている坊主上等さんのブログを読ませて頂く限り、根掛かりすることもあるようで、寧ろその様な場所を探して歩いておられる様なので、これじゃエギングにならないのも道理で、明るい内に何度か通って地形やエギの癖を把握しなければならないだろうと痛感させられた。
つまり、初めてのサーフで、従来とは全く違ったコンセプトで開発されたエギを始めて使って、直ぐに結論を出せる程、甘くはないと云うことだろう(涙)
交通事故の様な出会い頭のアタリもなく、25:00頃、スゴスゴと引き揚げて来た次第で、これで8連敗。
2013/06/14
2013年 Eging 釣行記
中潮 場所:KSKST 釣果:ナシ 同行者:単独
長いトンネルから何とかして脱出しなければ・・・。
この梅雨の時期にしては珍しい台風が伊豆諸島付近でモタモタして、その影響を受けた梅雨前線が活発になり、月曜日の前回の釣行以来ズーッと雨と風に祟られて、出たくても出られない状況。
その台風が北上も出来ずに太平洋上で泡の如く消滅してしまったので、漸く雨雲が高くなって来た。
そうなると抑え付けられていた釣りの虫がゴソゴソと動き出し、先ずは、天気予報のチェック。すると、風も1~2mと弱い。これを見た途端、反射的に行く気になっていた。
場所は何処にするか?
今回は気分転換にKSKSTでやってみよう。
ここはMebaringで通った場所で、一説にはメバルとアオリイカのポイントは重複していると云われている上、更に、両側をアオリイカの名ポイントに挟まれているので、アオリイカの実績を耳にしたことはないにしても、何とかなるかも知れない・・・・。
と云うよりも、同じポイントで6回も、7回も連続してボーズを喰らってしまうのは二度と立ち上がれない位にショックが大きいので、無意識の内に保険を掛けたのかも知れない。
それにしても、弱気な・・・・。
若干出遅れた感はあるが17:00頃、自宅を出発。
途中、大きな渋滞もなく、現地駐車スペースには19:00少し過ぎに到着。
土曜日を控えた金曜日の夕方で、しかも、久し振りに釣りが出来る状況になったので、先行者が多いのではないかと心配したが、果たして、3台の車が止めてある。
先行者を心配しながら道具を担いで急な坂を下り、木々の間から眼下の磯を見ると、磯には先行者の姿がない。どうも名ポイントと云われている突堤の方に入っている様子。
Mebaringでは岸寄りに入ることが多いのだが、今回はEgingなので、海に突き出した最先端に釣り座を構えた。
海はさざ波程度の凪状態で、風は全くないと云って良い位にない。釣りには風はない方が良いのだが、梅雨のこの時期では蒸し暑さに繋がるので、贅沢を云う様だが、少しでも吹いて貰いたい所で、道具を肩から下ろした途端、汗がドッと吹き出して来た。
19:30頃、キャスティングの開始。
25から30カウントまで沈めると海藻が掛かって来る。エギをロケッティア仕様にして遠投しても変わらないので、どうも遠浅になっていて大きな地形の変化はない様子。
水深が余りなくても回遊はして来る筈だが、そのルートは?
蒸し暑い中、立ち位置を変え、方向を変えしてキャスティングを繰り返したが、ルートを見付けることが出来ず、まぁ、一度だけの観察で判る筈もないが・・・。
蒸し暑さに粘る気もなくなり、結局、22:30頃StopFishingとしたが、これで7連敗。
あぁ、長いトンネルに入ってしまったなぁ(涙)
« 古い記事
新しい記事 »