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2012年釣行記(71)-EG

2012年 Eging 釣行記

中潮 月齢:27.2 場所:KMKM 釣果:300g x 1 同行者:YTさん

江之浦沖の海水温をチェックした所、僅か3日前の先週の7日(金)は19℃を切った所だったのに、月曜日の今日は17℃ギリギリで、いきなり2度近くも下がっている
冬に向かうこの時期のことなので、海水温が下がることは当然だが、今回の下がり方は少々急過ぎるし、暖かい海水温を好むアオリには、当然悪影響がある筈・・・・。
しかも、風も強そうな予報が出ている。

これでは、アオリはとてもじゃないが無理かな?

一方、YNGSMの午前中は北風が1~2m ・・・。

こんな状況なので、取り敢えず3:00頃から6:00頃までKMKMの堤防でアオリをやって見て、監視員が来る前にYNGSMに移動してメッキ・・・。
勿論、アオリが良ければ敢えて移動せず続けても・・・・。

とこんな欲張った計画を立ててYTさんをピックアップ。

3:00頃到着した現地の駐車場には4~5台の車が止まっており、突堤の先ではヘッド・ランプの青白い光がチラチラと見える。
やはり、好調との噂を聞きつけたエギンガーだろうか?

小生より一足先に様子を見に行ったYTさんによれば、4人程居るけれど入るスペースはあるとのことだったので、支度を整えて久し振りの突堤エギングをすることに。

空いている場所は、くの字にクランクしている個所から少し岸寄り。
ベスト・ポジションとは云えないが、まぁまぁの場所で、新しい墨跡もあるので、何とかなるだろう!

早速、エギを結んでキャストしようとした時、くの字にクランクしている所でシャクッテいた若者がヤット釣れました~
余程嬉しかったのだろう、見ず知らずの小生に向かってニコニコと笑いながら声を掛けて来た。
キャスティングの仕方やシャクリ方から見てエギング初心者と思しきその若者に、アオリのオス・メスの見分け方や絞め方をレクチャーして、小生もエギングを開始。

YTさんは小生の後方で湾側に向かって釣り座を構えている。

風は岸から沖に向かって小生の右から左の横風で強めなので、ラインが吹けてエギの着底が覚束ない。
そこでカウントを少し長めにとり着底したと思われる頃、シャクルと・・・、敢え無く根掛かりで・・ロスト。
暫く我慢をして続けたが、アオリの存在が感じられない。
そこで、背後でシャクッテいるYTさんの隣りに釣り座を移動・・・・。
釣りの楽しみは、勿論釣ることなのだが、獲物の気配も感じられない時には、気の合った仲間と駄弁るのもある意味で釣りの醍醐味だと思っている。
特に、この夜の様に気配もない上に足の指先がキンキンと痛む程冷え込む様な時は尚更のことで、仲間がいなければとっくの昔に心が折れていただろう

様子を訊ねると、アタリがあったが取れなかったとのこと。

EG-2012-005R.JPG遊び半分に、普段は滅多に使うことのない緑色のエギに替えて何回目かのキャストをしてシャクルと・・・・。
海藻が掛かったのかと思ったが、何やらロッドを引っ張る様な抵抗があってクゥィーン・クゥィーンとそれ程強くはないが明らかにアオリの引き。
前回は完全試合を喰らっていただけに嬉しい感触だが、一方でYTさんのアオリを横取りした様な・・・・

残念ながらアタリはそれっきりで、益々冷え込んで来た上に7個目のエギ・ロストとなるYTさんの高切れを機に第二ラウンドのメッキ戦をすることにしてYNGSMに移動。

YNGSMでは、多少潮の高さが足りないきらいはあるが、まぁ何とかなりそう・・・・・・。
直ぐに5gのメタル・ジグを結んでキャスティングを開始したが、いつもは五月蝿い程屯しているイナッコの姿も見えず、生き物の気配が全く感じられない。
プチ移動して立ち位置を変え、方向を変えてキャスティングを繰り返したが、何の反応のないまゝ時間が過ぎて行くだけ。

その内、陽が差して来るにつれてポカポカと暖かく気持が良くなり、睡眠不足も手伝って襲って来る睡魔に我慢出来ず、背後の斜めになった護岸にもたれる様にしてウツラウツラと白河夜船を決め込み・・・・・・。
眼が覚めると思い出した様にキャスティングをしたり・・・・。

そんなまったりとした釣りも12:00頃に打ち上げた。

2012年釣行記(70)-EG

2012年 Eging 釣行記

長潮 月齢:24.2 場所:SKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

メッキ・ポイントのYNGSM方面は強く風が吹くとの予報に対して、アオリ・ポイントのMNDR方面は西寄りの風が1~2m。

と云うことで、メッキ釣行は中止にしてアオリ釣行することにして、YTさんを2:00頃ピック・アップ。

第一候補のOHMは、駐車スペースに1台車が止まっている。
念のため、中の様子をチェックしたが、アングラーかどうか何とも云えない。
迷う所だが、行って見て釣り人だった場合、ダラダラとした長い坂を上って来るのは高齢者にはキツイ。
と云うことで、ここはパス。

次にTKURに入ろうと駐車場に行くと、今度は周囲の木々がザワザワと騒いでいる。
少し迷ったが西寄りの風1~2mの予報を頼りに、急坂を下りて行くと強い風が正面から吹き付けている
これではキャスティングが出来ないと諦めて、丁度半島の尾根を挟んで反対側のKTGHMに移動。
反対側なのでここでは当然背後からの風になる筈・・・・・
所が、着いて見るとここでも正面からの爆風?????

はてさて、どうするか?

そこでYTさんの実績のあるSKNに戻ることに。

時刻も時刻なので先行者を心配したが、幸いにも人影はなく、しかも、風もそれ程吹いていない。
二人して喜び勇んで入ると、磯には新しい墨跡があちらこちらに増えており、いやが上にも期待は膨らんで来るのは自然の成り行き。

しかし、良いことはここまでで、キャスティングを開始して程なくして、月が出ているのに雨が降って来る始末
確かに予報では明け方に雨がポツポツ降る所があるだろうと云っていたが、実際にはポツポツ所ではなく結構しっかりとした雨。

冷たい雨に濡れながら我慢してキャスティングを繰り返したが、アオリからの信号は全く感じられず。
ならば、夜明けを迎え周囲が明るくなった頃、地合いが出るかと期待して岩陰で雨宿りをして時間を過ごした。
にも拘わらず、待望の夜明けを迎えると同時に身体を持って行く程強い風が吹き出し、事実上のStopFishing

磯からの帰りに突堤に寄り道をした所で、YTさんがエギと同サイズの可愛い娘ちゃんをゲットした所で、駐車場の管理料を800円払って引き揚げて来た次第。

と云う訳で、YTさんとの対戦成績は、2敗1分(涙)

2012年釣行記(69)-EG

2012年 Eging 釣行記

小潮 月齢:21.2 場所:DKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

今シーズンの幕開けとなる前回のEgingでは、不本意な結果に終わってしまった。
そのリベンジに火曜日に釣行する予定でいたが、生憎の悪天候のため一日順延して前回の隣りのDKNに入ることにした。

今回は遅刻することなく約束の時刻にYTさんをピック・アップ。
現場に到着したのは3:45頃で、心配していた先行者の姿は見えず、これで取り敢えず第一関門を無事通過した格好。

道具を担いで梯子を降り、磯の岩山を越えて釣り座に入ると、最近の好調さを物語る墨跡が沢山残っている。
しかし、思いの他風が強く吹いており、ウネリも入っている。

これだけの風が吹いていれば、小生の好きなSKN向きは横風を強く受ける格好になり釣りにならない。
そこで、風を背負う沖向きに立ち位置を構えて、二人並んでキャスティングを開始。

時折足許を洗う程せり上がって来るウネリを警戒しながら、キャストしてはシャクリ上げを繰り返したが、それらしい雰囲気は全くない。

立ち位置を少し変え、
 ・
キャストする方向を変え、
 ・

敢えて横風を受けるSKN向きに移動しても、
 ・
日の出時刻を過ぎて周囲が明るくなりナブラがあちらこちらに立つ様になっても・・・・・・
 ・
状況は変わらず仕舞い(涙)

結局、気持が切れてStopFishingとした10:30頃まで、アオリの気配を全然感じることなく枕を並べての無残な討ち死で、今シーズンの好調さのニュースが嘘みたいに思えた次第・・・!

2012年釣行記(68)-MK

2012年 Ajing 釣行記

中潮 月齢:17.2 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 10 同行者:YTさん、Dr.TJさん

釣行する際、心配なのが、先行者の有無波の高さそして風の強さと向きの3点。
しかし、これらが三拍子揃って満足出来る状況など、釣り人口の多い関東地方においては望むべくもない。
特に今日は週末の土曜日なので、先行者は必ず居る筈・・・・・・。

果して、石積み突堤の第一ブロックには4人の人影があり、その内1人は先端のテトラに乗っている。
と云う訳で、この日は波の高さや風の強さ・向きについては問題がなかったが、入りたかった先端付近は諦めざるを得ない。
そこで突堤の取り付き口付近に入ることにしたが、そこにも先行者が・・・・。

その先行者は、投げ釣りの若者で角に陣取らずに少し中央に寄った所に釣り座を構えているので、ルアー釣りなら角に入れる。
と云うことで、その若者に挨拶をして角に入れて貰い、AKB48ならぬAKM48を結んでの第一投は、6:30頃。

この所、このAKM48をパイロットにしているが、余り実績がない。
この日も扇状に探って見たが、アタリらしいアタリもない。

MK-2012-016R.JPG
そこで、ルアーをD-Conatactに替えて、AKW式スロー・ジャークに切り替えると、直ぐに答えが出て、7:00少し前に20cm強の本日の第一号。

今日の釣果はお持ち帰りせよとのご下命があったので、先ず写真を撮り、エラをハサミで切断してバケツに汲んだ海水に付けて血抜きをして・・・・。
と、取り込んでから色々と作業をしたので、少し時間が経ってしまった。

メッキの足は早いので、群れは散ってしまったかも知れないと少々心配だったが、その10分後に同サイズの2匹目をゲット。
最近にない好調な滑り出しで、気を良くしてキャスティングをしていると、背後から小生の名前を呼ぶ声が・・・。
振り返るとDr.TJさんがニコニコして立っている。

簡単な挨拶を交わした後、第三ブロックの中央付近に寄った所に入ったDr.TJさんは第一投目からロッドを大きく曲げて良型を揚げている。

2匹目の後10分程で、この日最小サイズの17cm程をゲット。これはそのまゝノータッチ・リリース。
それから更に10分程経過した7:30頃、REDPEPPER MICROに来たのは23cmの良型。

その後アタリが遠くなったので、PinTailに替えた所、7:50頃に20cm足らずのリリース・サイズが来てから概ね5分間隔で連続して5匹の釣果
型は全て23~25cmの良型ばかりで、昨年のHRTKの再現かと思う程。

所が、Dr.TJさんにその場所を譲った頃から群れは去って行った様で、その後はDr.TJさんが一度アタリを感じただけで、あれ程の好調さが嘘の様に状況が変わってしまった。

8:00少し前に、姿を見せたYTさんは第二ブロックに最も近い角に立ってキャスティングを始めていたが、登場するタイミングが少し遅かった様で、小振りのメッキを1匹取っただけとのこと。

10:00頃、先端に入っていたアングラーが引き揚げて行ったのを機に、場所を移してキャスティングを再開することにした。
ここはアングラーの争奪戦が激しいベスト・ポジションと云われている所でメッキの寄りは良い筈だと期待したものゝ、YTさんDr.TJさんがポツリポツリと拾うだけで、小生はアタリを二度程感じただけ。

13:00頃、もう少し石積みでやって行くと云うDr.TJさんを残して小生とYTさんは河口に場所を移動したが、完全にノー感じの状況に夕マヅメまで粘る気力も失せてなくなったので、YTさんを置いて一足早い15:00頃、StopFishingとした。

しかし、今日の釣りは、シーズン最高の10匹の釣果を出したとは云え、6:30頃から8:10頃までの2時間足らずで終わってしまい、その後15:00までの間は鳴かず飛ばず・・・(涙)

2012年釣行記(67)-EG

2012年 Eging 釣行記

大潮 月齢:14.2 場所:SKN 釣果:250g x 1 同行者:YTさん

本格的なEgingの経験がないと云う湘南の達人YTさんを誘って、今シーズン好調と云われているEging釣行をした。

2:00頃YTさん宅近くのローソンでピック・アップすると自分で云っておきながら、何を勘違いをしたのか自宅を出たのが2:00少し前のことで、2:15頃にYTさんから電話を貰った時も、全くそのことに気が付かず・・・・・・(汗)

YTさんをローソンでピック・アップして久し振りの西湘バイパスを走りSAで小休止の後、フト車載時計を見ると3:15の表示????

3:15と云えば、既に磯に乗ってロッドを振っている筈の時刻。
にも拘わらず、未だSAを出た所。
ここまで順調に来ているのに、何故1時間も遅れているのか???
とここまで来て、やっと小生の行動が自宅を出る時刻から1時間ズレていることに気が付いた!!!!(大汗)
寒空の下で30分もYTさんを待たせてしまって、本当に申し訳のないことをしてしまった。

急いで車を走らせたが、現地近くの駐車スペースに到着したのは3:30頃。
軽四輪と原チャリが既に止まっていたので、DKNには先行者が入っていると判断で来た筈なのに、ここで又またチョンボ(汗)

今考えてもどうしてそんな判断をしたのか、全く解らないのだが、その時は、軽四輪と原チャリの主は、突堤に入っていると思ってしまった。

DKNが空いているならSKNよりも根掛かりリスクは少ないので、Egingの経験のないYTさんには、その方が良いかも知れない・・・・。
DKNにしようかSKNにしようか散々迷った挙句、釣り易いDKNに入ることにして、アルミの梯子を降りて大岩を乗り越えて磯の入口にまで来て見ると、先端付近で先行者が2人、ロッドを振っているのが眼に入って来た。
駐車スペースにあった軽四輪と原チャリの主だろう。
磯の規模から見るとあと2人が入るには充分の広さはあるし、この二人が知り合いのエギンガーであれば、入れさせて貰うことも可能だが・・・・・・。
仕方がないので、やって来た道を引き返し、当初の目的磯のSKNに乗った時には4:00を過ぎていた。

波は多少あると云った程度で、風も殆どなく、Egingデビューには良い条件・・・・・。

YTさんには先端に立って貰い、この磯は根がきついので、カウント8くらいから始めて徐々に棚を下げて行くようにとだけ伝え、小生は岸寄りの湾向きに立ってキャスティングの開始。
YTさんの様子を見ていると、流石に湘南の達人のことはありEgingの経験がないとは云え、シャクッている様は堂々たるベテランエギンガーなので、小生も自分の釣りに集中したが、思った程根掛かりすることがない。
以前、ここに良く通っていた頃は、一寸油断をすると直ぐに海藻が掛かってしまいエギをロストすることも多かったのだが、カウントを25まで数えても根掛かりすることがない。
釣り易いと云えば釣り易いのだが、これはどうしたことだろう???
結局、30~40まで沈めると、漸く海藻が掛かって来るころが分かった。

EG-2012-004R.JPG
こんなに海藻が少なくなっているのであれば、アオリの寄りは良くないかも知れない。

そんな心配が当たったのか、二人ともアタリらしいアタりを感じることなく時間ばかりが経ち、アッと云う間に予定時刻の7:00を過ぎてしまった。

気分転換に少し休憩を入れ、立ち位置を入れ替えて再開して間もなく、YTさん海藻だあ~っと云いながら、ロッドを曲げている。
しかし、海面を滑って来るのは、型は小さいが紛れもないアオリイカ。
その20分ばかり後に、一回り型の良いメスをゲット。

それに反して小生にはアタリがなく、内心穏やかならぬ思いで一杯だったが、8:00頃になって、風に吹かれていたラインがピンッと張るあたりで、漸く250gの新子をゲット。

そして、YTさんが1杯追加した所で、本日のEgingタイムが終了し、9:30頃、StopFishingとした。

型は満足すべきものではないが、初めてのEgingYTさんに釣果があって、案内役としての役目を果たせてホッとしたが、少なくともEgingでは師匠でありたいと秘かに願っていた小生の目論見は、ものの見事に夢のまた夢となってしまった。

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