※ カテゴリー別アーカイブ:2022年 ※

2022年釣行記(11) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月07日(月) 17:40~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独、(ISBSさん)

前日の6日にチェックした際には、21:00頃まで南風が1~2mと絶好の条件だったので、すっかりその気になっていた。
所が、自宅を出る直前に再チェックした所、時刻が進むに連れて風向きが、南々東→南東→東南東→東→北々東と、MHR-KGNでのメバリングにとっては悪い方向に変わる予想になっている。しかも、釣り難くなる東風に変わる時刻は20:00頃とのことなので、実釣時間が余り取れそうにもない。しかし、風力は1m程度なので、余り気にする必要はなさそう。とは云え、風向きが変わる時刻が後ろにずれてくれれば・・・。

16:15頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。
最近、駐車スペースはガラガラ状態だったのだが、どう云う訳か、この日はかなり沢山の車が止まっていて、これにはビックリ。耳の早いアングラーのことなので、ひょっとすると、釣れだしたとの情報が流れたのかも知れない。

期待を胸に岸壁に出てみると、風は予報通り背後から弱く吹いており、波もなく、この点について云えば、絶好の条件。潮は中潮の上げ7分と云った所で、海面から突き出たテトラでは海鵜が羽を休めており、その周囲から岸壁までの中間程までには、海藻がびっしりと漂っていて、とても釣りにはなり難そう。

前回使用したEmeraldas改と比較するため、今回はSSQC-6112ULS-BF-KRを使う積りにしていたが、やはり自作ロッドの方に愛着がある。何とか出来ないかと、帰宅後ネットを徘徊してベイト・ロッドでのキャスト方法を改めて勉強した。
その方法を試してみたかったので、先ずEmeraldas改にフロートだけを結んでその復習をしてみて、その結果、効果がない様であれば予定通りSSQC-6112ULS-BF-KRに取り替えることにした。

そして、学んだことを思い出しながら、3投、4投とキャストしてみると、タイミングが合った際には綺麗に飛んで行くが、少しでも力が入ると・・・。それでもキャスティングを繰り返している内に、徐々にタイミングが合う場面が増えて来て、8~9割程の割で上手くキャスト出来る様になった。

これならEmeraldas改でも何とかなりそうだ

そんな寄り道をしたので、60番スポット付近に到着したのは17:35頃。
早速、キャスティングを始めたが、上手く行く確率が7割程度にまで下がってしまった。練習をした時と本番のこの時との違いは、フロートの下約80cmの所に0.3gのJHが付いているかいないかだけ。0.3gのJHの有無でこんなにも状況が変わるとは思いもしなかったが、兎に角、練習するしかない。
と云う訳で、その後は可愛娘ちゃんを釣ることよりも、きれいにキャストすることに重点を置いてキャスティングを繰り返した。それでも可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば判る筈だが、何も音沙汰がない。
その内、上手くキャスト出来る確率が徐々に下がって来てしまった。自分では気が付かない内に、リリースのタイミンが狂い、力も入っていたのかも知れないが、兎にも角にも、キャストに気を使うのに嫌気が差して来て、結局、18:30頃、意を決してロッドを交換するために、一旦撤収することにした。

そして、岸壁を急ぎ足で戻る途中のこと。
ビュッとキレの良い音をさせてキャスティングしているアングラーの後ろを通り過ぎようとした所、そのアングラーから名前を呼ばれビックリ。
誰だろう?と近寄ると、その声の主はISBSさん

ロッドをSSQC-6112ULS-BF-KRに持ち替えて、60番スポット付近に立って、キャスティングを再開したのは19:00を回った頃で、ロッド交換のために要した時間は30分程。

その付近にはISBSさんの姿がなかったため、所在確認の連絡を入れると、既に88番スポット付近にまで移動しているとのこと。そこで、小生は蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探しながらISBSさんを追い掛けることにした。
ISBSさんには、20:00少し前に凸部付近で追い付いたが、ロッド交換のために戻る途中で声を掛けられた際には、3匹の釣果と云っていたので、小生が追い付いた時点では、もう少し数を伸ばしていたと思うが、小生には1度もコンタクトがなかった。

一言二言情報を交換して、小生は凸部の先に移動。
残念ながら109番スポット付近には先行者がの姿が見えるので、その先に進んで、何とか可愛娘ちゃんを探したが、何をしても反応が帰って来ない。まるで、前回の20:00過ぎの状況が、この日は入釣して以降ズーッと続いている様なもので、流石にこの日ばかりはボーズを覚悟した程。

スピニング・ロッドであれば、この様な時はプラグを投げてみるのだが、フローティング・システムに戻すのも面倒臭い。何とかフローティング・システムを活かした上で、目先を変える方法はないかと、バッグを掻き回した所、何年も前に買ったオーシャンルーラーソルトフライ(カラマリ)が出て来た。
これで、駄目なら、今日は終わり!!
すると、極々微かな反応が帰って来て、待ちに待ったこの日初めての可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。
時刻を確認すると、20:10頃のことで、入釣後2時間半もコンタクトがなかったのに、諦めずによく粘れたものだと自分を褒めてやった。

ようやくコンタクトはあったが、後が続かないので、少しづつ移動しながらキャストを続けて2匹目を126番スポット付近で確保。

両目があいた所で、20:40頃、129番スポット付近で折返しに入り、その復路で
20:41 3匹目 125番スポット付近
20:52 4匹目 120、121番スポットの中間付近
と拾った所で、疲れて来たので、凸部で粘っていたISBSさんの元に戻った。

ISBSさんは21:30過ぎに一足早く引き揚げて行き、小生は未練がましく、目ぼしいポイントを探りながら戻ったが、結局これは骨折り損のくたびれ儲けに終わり、22:00過ぎに帰路に着いた。

尚、小生は貧果に終わったが、ISBSさんツ抜けを達成したとのこと。

2022年釣行記(10) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月04日(金) 17:15~20:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 12
同行者:単独

南寄りの風の予報に誘われて、又もやMHR-KGNでのメバリングに出掛けた。

16:15頃、自宅を出発し、17:15頃に現地到着。
例によって駐車スペースはガラガラで、車は3台しか止まっていない。内、1台には工事をしていますの看板が立て掛けられている業者の車なので、釣りなどの遊びの車は2台だけと見える。釣れていないので、訪れるアングラーの数が少ないのであれば良いのだが、それ以外の理由だとすると、貴重な釣り場が減ることに繋がることにもなりかねないので、この点が心配。

早速、Emeraldas改を手に岸壁に出てみると、大潮の満潮のため潮位が高くテトラ帯は全て海中に没しているので、海が広く見える。風は南寄りなので、波も立っておらずノタリノタリと早くも春の海の様相を呈しており、メバリングの条件として悪くない。

17:30頃、60番スポット付近に到着。
今回持ち込んだロッドは、DAIWAEmeraldasアジング用に改造したものを、改めてベイト・リール仕様に再改造したのももの。ガイドはまだ仮に付けただけだが、調子をチェックするために、敢えて使ってみることにしたもの。

飛ばしウキを使ったワーミング・システムを組むのに時間が掛かってしまい、キャスティングを開始したのは17:50頃。所が、苦労して組み上げたにも拘わらず、2~3投した所で、早くもライン・トラブル。
ベイト・リールでライン・トラブルと云えばバック・ラッシュが通り相場だが、この時のトラブルはバック・ラッシュではなくメイン・ラインとリーダーが絡み合ったもの。何とか解こうと格闘したが、何がどの様に絡んでいるのかさっぱり分からず、結局、ラインを切って改めてシステムを組み直すしかなく、キャスティングを再開したのは18:00過ぎ。

潮位が高いとは云え、正面に向かってキャストすると、やはり海藻が煩く掛かって来るので、東寄りの南風に逆らう様に斜め右方向にキャストするしかない。

初めて使うロッドなので、練習の積りでキャスティングを繰り返して、蟹の横這い釣法円な瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探していると、63番スポット付近で、違和感が伝わって来た。
アレッ、今のはアタリか?
これまでのMHR-KGNの状況を考えると、こんなにも早い時間帯から反応があるとは、予想もしていなかったので、キャストし直して集中しているとコツッ。
合わせも決まって、ベイトで久し振りに掛けた獲物の感触を楽しみながら抜き上げると、相変わらずサイズは今一ながら立派な可愛娘ちゃん。時刻は18:10頃のこと。
そして、その直後に、後続の1匹をゲット。
更に、64番スポット付近で
18:21 3匹目
18:24 4匹目
18:26 5匹目
18:27 6匹目
とこれまでになく良いペースでコンタクトが続き、やっと、本来のMHR-KGNが戻って来たと喜んだが、それも束の間。夢は泡と消えて、7匹目を65番スポット付近で掛けたのは、20分も後の18:45頃。

その後はポツリポツリと拾う展開になって、
19:18 8匹目 69番スポット付近
19:21 9匹目
19:28 10匹目 74番スポット付近
19:53 11匹目
と時間の経過と共にコンタクトの間隔が広がって、11匹目を獲ってからは、ピタリと音沙汰がなくなってしまい、最近のMHR-KGNに戻ってしまった。

そして、20:00頃になると、悪いことに雨粒が落ちてき始めて正に泣きっ面に蜂。こうなると、後期高齢者のか細い気持ちが持ち堪えられる筈もない。寒い冬のこと故、濡れて風邪は引きたくない。兎にも角にもツ抜け達成は成ったんだからと、自らに言い訳をして、79番スポット付近で折返しに入った。
所が、雨は上がる様子はないものゝ、かと云って酷くなる気配もなく、まるで梅雨時の様にシトシトと降っているだけなので、早合点だったか?と後悔の念が浮かんで来た。
となると、竜頭蛇尾の結果が面白くない。何とか1匹でも2匹でも追加をしたいとの思いが強くなり、思い切って前回良かった109番スポット付近でやってみることにした。

20:25頃、109番スポット付近に到着。
早速、キャスティングを繰り返したが、今回は全く反応がない。前回と違って潮が高いので、可愛娘ちゃんは散らばっているのかも知れないが、完全に期待外れ。

雨は相変わらずシトシトと降っているので、その先にまで足を伸ばす気にもならず、20:45頃、引き返すことにした。
そして、その復路の途中の目ぼしいポイントをチェックしたが、追加することも叶わず、結局、21:00過ぎにStopFishingとし、その後30分程キャスティングの練習をして、21:30頃、帰路に着いた。

この日、試用したEmeraldas改だが、キャスティングがかなり難しく感じた。
キャストした際にロッドのティップに揺れが残っていると飛距離は殆ど出ず、ティップの揺れがスーッと収まった時には、それなりに出ている様に思えるのだが、次回はSSQC-6112ULS-BF-KRを使って、比較して見ようと思う。

2022年釣行記(09) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:02月28日(月) 17:15~20:40
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独

定例釣行日の月曜日の風向きは、予報によれば、風向きは21:00頃まで南西もしくは南で、21:00過ぎから北寄りになるとのこと。又、潮回りは中潮で干潮時刻の22:04には8cmまで潮位が下がるので、風向きも合わせて考えると20:00か、遅くても21:00頃までしか実釣時間は取れない。そこで潮位が高い時間帯は、凸部の手前、潮位が下がったら凸部の先円な瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶ段取りでMHR-KGNに行くことにした。

16:00頃自宅を出発し、16:50頃に現地に到着したが、駐車スペースには2台しか車が止まっていない。耳ざといアングラーのことだから、釣れていれば満車に近い状態になっている筈だが、どうやらまだ調子を取り戻していない様子。

不安な気持ちを胸に、岸壁に出て釣り場の様子を見ながら歩き始めた。
潮は下げに入って4分程にしかなっていないにも拘わらず、潮位がかなり低く、テトラ帯が大きく海面から身体を出している。そして、テトラ帯とテトラ帯の切れ目にびっしりと漂っている海藻は、テトラ帯と岸壁の中間付近まで勢力を広げて来ているので、キャストする範囲が限られていて如何にも釣り難そう。

17:15頃、59番スポット付近に到着し、宵姫S58FLのロッドに0.5gのJHでキャスティングを開始。
この付近にもやはり海藻が漂っている。キャスティングを始めたこの頃はまだ明るい時間帯なので、海藻の様子を目視して、キャストする方向を決められるが、コースが制限されてしまうのが難点。
海藻にルアーを引っ掛けて、ルアーが海藻から外れる際のイレギュラーな動きで可愛娘ちゃんを誘い出す釣りをしたこともあったが、最近の様に可愛娘ちゃんのご機嫌が芳しくない場合には、これも余り期待出来そうにもない。寧ろ、海藻からルアーを外そうとする際の海藻の異常な動きで、怯えさせてしまう結果になる可能性が高い。

と云う訳で、出来る限り海藻にルアーを掛けない様に注意をしてキャスティングを続けたが、例によって、全く気配が感じられない。
海面には海藻が見えなくても海中には漂っていると見えて、レンジを下げようとしてルアーを沈めると、海藻を拾って来てしまうので、油断がならない。

この日、初めてのコンタクトがあったのは18:05頃で、79番スポット付近でのこと。
ルアーを少し沈め気味にして小さくリフト&フォールを繰り返しているとスーッと吸い込むアタリで、やっと来てくれたのがこの
サイズは15cm程で物足りないが、贅沢を云ってはこのに申し訳ない。こんなに厳しい状況にも拘らず、良く来てくれたと厚くお礼を云って、海に帰って貰った。
そして、2匹目はそれから10分程経った18:15頃にモゾモゾとしたアタリで来た、同サイズの

やっと、活性が高くなって来たと喜んだのも束の間で、その後は音沙汰がなくなってしまった。
そこで、予定より少し早いが凸部の先に移動することにした。

18:35頃、109番スポット付近に到着。
そして、気を取り直してキャストすると、1投目から反応があって、3匹目をゲット。
その後もこのポイントでは反応があったが、合わせを入れるタイミングが合わず空振りをしたり、針掛かりした感触だけでバレたり。その内、反応も消え、折角見付けた可愛娘ちゃんの溜まり場を潰してしまう結果になってしまった。

その後は、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を狙って、
19:07 4匹目 119番スポット付近
19:12 5匹目 122番スポット付近
蟹の横這い釣法でたまに来るアタリを拾ったが、なかなか釣果が伸びない。

結局、この日はこれまでになく遠く138番スポット付近にまで足を伸ばしたが、一向に事態は改善する兆しもなく、早くも19:40頃、折返しに入った。

この頃になると、潮位は40cm程と更に下がり、0.3gのJHでも直ぐに根掛りしてしまう位になってしまい、益々やり難くなってしまった。そこで、少しでも深くなって根掛りし難いポイントを探してキャスティングを続けて、129番スポット130番スポットの中間付近で、6匹目をゲット。時刻は19:50頃で、当初の予定通りソロソロ引き揚げる時刻。
とは云え、このまゝ引き揚げるには早過ぎる。
と云う訳で、何度かアタリを取り逃した109番スポット付近を駄目元でもう一度やってみることにした。

すると、
20:05 7匹目
20:07 8匹目
と立て続きにゲット。ここまで来ると何とか、ツ抜けをと欲が出るのはアングラーとしては自然なことだが、欲を出すと意図する答えが出ないのも良くあることで、この日も9匹目をバラしてこのポイントは終了。

その後は、更に潮位が下がってキャスト出来そうなポイントもなく、結局、20:30頃StopFishingとした。

それにしても円な瞳の可愛娘ちゃんは何処に行ってしまったのだろうか?
このMHR-KGNはサイズ面では不満があるものゝ、そこは数で補えるので、小生にとっては癒やしの釣り場だったのだが・・・・。

2022年釣行記(08) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:02月21日(月) 07:00~10:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:乗り合い
釣 果:アジ x 0
同行者:YGWさん

久し振りにYGWさんから最近、お土産を持ち帰られていない様だから、渡辺の乗り合いでバチコンをやりませんか?のお誘いを頂いた。
渡辺の乗り合いバチコンをするのは、2年前に2回あるだけで、その2回ともそれ程成績が良かった訳ではないが、釣り物に悩む極寒の時期だけに、有り難くお誘いを受けることにして、直ぐに渡辺釣り船店に予約を入れた。

YGWさんには、05:30頃、迎えに来て頂き、YGWさんの車で渡辺釣り船店に向かい、06:00少し前に到着。
受付を済ませて、釣り座を確保するために直ぐに乗船したが、ともには既に釣り人の姿がある。そこで、みよしに釣り座を構えることにした。乗り合いでの船釣りの経験は皆無に等しいので、釣座を構える位置の良し悪しは解らないものゝ、前2回とも釣座はみよしだったので、それ程悪い選択とは思わなかった。しかし、結果から云うと、どうやら、これがこの日の敗因だったらしい。

出船までの間は、YGWさん老夫婦の食卓を飾るための刺身用に25cm程度を2匹、ご近所分を含めて〇〇匹は欲しいなどと、好きなことを云いながら時間潰し。正に獲らぬ狸の皮算用の典型だが、この時は船でアジが屯している場所に連れて行って貰えるのだから、ボーズを喰らうことなど有り得ないだろうと高を括っていた。

そして、07:00頃、ようやく岸払。
何処まで走るのかと思っていると、10分も経たない内にスピードが落ちてベイ・ブリッジの真下で停船。この付近は孤島に行く際の通過ポイントで、航路にもなっている筈。こんな所で釣りをしたら、航行の妨げになるのではないかと心配に思ったが、船長から声が掛かって、2022年のアジング開幕戦の開始。

この日の小生のタックルは、
ロッド :Soare30 S610LS30
ライン :PE0.3号
リーダー:1.5号のフロロを一ひろ、
捨て糸 :1.0号のフロロを矢引き
シンカー:10号
の組み合わせ。
ロッドは、昨年の釣福丸でのバチコンで持ち込んだSSQC-6112が、感度が鈍くて大変な思いをした反省から、今回は感度の良いSoare30 S610LS30を持ち込んだものだが・・・・。

期待のバチコンを開始して間もなく、隣りのYGWさんが早くもロッドを曲げてやり取りを始めた。
幸先の良いその様子を目に、今日は期待出来そうだぞ・・・・・。
所が、YGWさんが抜き上げた魚を見ると、残念ながらその正体はサバYGWさんのみならず、小生もガッカリ。

そして、YGWさんは2匹目、3匹目と魚を掛けたが、残念ながら本命のアジではなく、外道のサバばかり。
その様子を船長も見ていたのだろう。直ぐに場所を替えるから仕掛けを回収する様にとの指示があり、移動を開始。

次に停船した場所は、横浜港の出入り口に当たる白灯台と赤灯台の中間付近で、幾分、港内側に寄った所。このポイントもやはり航路になっている筈で、些か心配。
しかし、この点は船長に任せて、小生はこれからが本番とばかりに、バチコンに集中して、アジからのコンタクトを待った。しかし、一向に反応が感じられない。時折、YGWさんあたったと声を発しているが、掛けるまでには至っていない。
高く登った太陽が逆光になって、海面がキラキラと光ってよく見えないが、とも側に陣取った餌釣りはポツポツとは云え、上がっているので、どうやら、アジはコマセの煙幕付近にのみ偏在していると見える。
アジの活性が高い盛期であれば、アジの動きも大きくみよしの方にまで行動範囲が広くなり、交通事故的かも知れないが、何とか小生にもアタリが感じられる筈だが、海水温が低いこの時期は、そんな交通事故も望み薄と見える。

シンカーの重さを替え、針の号数を替え、枝スの長さを替え・・・・色々とやっては見たが、さっぱり反応が帰って来ない。
となりのYGWさんも本命のアジは掛けていないので、小生の腕の問題ではなさそうだが、何をしても効果がないことに、徐々に嫌気が差して来ると同時に集中力も切れて来る。ポイントを替えて欲しいと思ったが、餌釣りにはソコソコ釣れているせいか、場所を移動する気配もない。
こうなっても、乗り合い船の悲しさで、全ては船長に任せるしかない。我慢をしてアジからのコンタクトを待っていたが、前日の寝不足に加えて、背中を照らす温かい太陽の光も手伝って、ついついフッと意識がなくなる瞬間まで出て来る始末。

釣りに集中していると時間が経つのが早く感じられるものだが、この日ばかりは遅々として時は進まず、腕時計を見ると、まだ09:30を回った頃で、沖上がりまで1時間半も残っていて、愕然。
しかし、状況が好転して来る気配も感じられず、結局、沖上がり時刻の11:00より1時間も前の10:00頃に早くも小生だけStopFishingとして、2022年のアジング開幕戦は、悲惨な結果で終わってしまった。

と云う訳で、今回は釣ったアジの写真がないので、その代わりに帰る船から撮ったみなとみらい地区の向こうに見える富士山の写真を・・・・・。

2022年釣行記(07) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:02月15日(火) 17:50~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独

予報をチェックすると、MHR-KGN方面では夕方から南西の風が4mと強めに吹くとのこと。南西なので全く問題ないのだが、生憎、21:00頃からは西風に変わる由。MHR-KGNでは、西風は真横から吹かれることになる上、強さが4mとあっては釣りにならない。しかし、予報通り21:00頃から風向きが変わるとしても、実釣時間としては3~4時間は稼げる。寧ろ、体力的に粘れなくなって来た後期高齢者にとっては、好都合かも知れない。

と云う訳で、16:40頃、自宅を出発。
現地には17:35頃に到着したが、駐車スペースはガラガラ状態。意外に思いながら車から出てみると、結構強めの風が吹いて来ている。南西の風であれば、背後の高い建物が遮ってくれるのだが、西風になっている様子で、どうやら、アングラーはこの西風を嫌ったと見える。
ガラガラだった理由は分かったが、このまゝ何もせずに引き返すのも悔しいTenryu改を手に、岸壁に出てみた。

大潮の満潮時刻を過ぎたばかりなので、潮位は高くテトラ帯の頂上が点々と見えるだけで、波もウネリもないが、風は駐車場所よりも強く吹いている。しかも、最悪の西風で時折が入って来ると云った状況で、この時点で気持はナヨナヨと萎んで来る始末。

17:50頃、55番スポット付近からStartFishing
風の強さを考えてJHは0.8gか1.0gにしようかとも考えたが、一昨年頃は0.5gのJHしか使っていなかったことを思い出して、敢えて0.5gを選択。

流石にこの横風では、正面にキャストしてもラインが風に吹けて釣りにならないが、斜め右の風下方向を狙うと、0.5gでも操作感があるので何とかなりそう。たまにフッと風が弱くなる時を狙って、正面にキャストすると、こんなに潮が高いにも拘わらず、海藻が邪魔をして来るので、結局は、斜め右しか狙えない。そうすると、テトラ帯と岸壁の中間より手前しかルアーを通せず、狙える範囲が狭くなるのだが、已むを得ない。

アングラーの姿がない岸壁を、蟹の横這い釣法で斜め右方向にキャストしながら円な瞳の可愛娘ちゃんを探したが、全く音沙汰がない。

この日、最初にコンタクトがあったのは、18:35頃で63番スポット付近でのこと。サイズは15cm程の可愛娘ちゃんで、ヤレヤレと云った所。

しかし、いつものことだが、2匹目はなかなか出て来ない。その上強い風が弱まる気配もない。
ボーズも逃れられたし、もう良いか・・・と早くも嫌気が指して来て、引き揚げるか続けるか迷い出して来る始末。

決断出来ないまゝキャスティングを繰り返していたが、風下に向かってキャストしても、0.5gのJHでは操作感が感じられない程の風の強さになって来た。操作感を得るためにはJHを重くするしかないが、そうすると根掛りリスクが増える。しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトが感じられなければ、釣れるものも釣れず元の木阿弥。と云う訳で、JHを重めの0.8gに変更して何とか操作感を確保。

そして、75番スポット付近にまで来た時、久し振りにアタリがあって、ようやく2匹目をゲット。時刻は19:19。
そして同じポイントで
19:27 3匹目
19:34 4匹目
とサイズは上がって来ないが、連続して掛けることが出来て、先程までの嫌気は何処へやら、現金なもので、俄然、やる気満々。所が、こうなると逆に可愛娘ちゃんのやる気が無くなってしまうのが釣りの常で、音沙汰はそれっきりなくなってしまった。

この頃から、あれ程強かった風が少し弱くなり、可愛娘ちゃんの活性が高くなって来た様子も感じられたので、早々に諦めなくて良かった蟹の横這い釣法を再開。

そして、その甲斐があって、19:46、凸部の手前の角で5匹目をゲット出来た。しかし、コンタクトが続かない。そこで、19:50頃、109番スポット付近にワープしてみた。が、しかし、残念ながら此処も見事に期待外れ。
だが、少し先の凸部の向こう角113番スポット付近に移動してキャストすると、20:01、コンとハッキリとしたアタリで6匹目をものにすることが出来た。

その後は、そのまゝ蟹の横這い釣法を続けて凸部の先をチェックしたが、前回とは違って全く反応がなく、20:20頃、129番スポット付近から折返しに入った。

予報にも拘らず、折角、弱くなっていた風だが、悪いことに復路に入った頃から強めに吹き出して来て、しかも、徐々に強く吹く時間が増えて来た上に、向きは完全な西風
そこで、岸壁が斜めになっているため、風を背に受けられる111番スポット付近に立って、風にルアーを乗せるようにしてキャスト。何投かしたが反応がないので、根掛り覚悟で下げが効いて大きく海面から出ているテトラ帯の際を通してみた。すると、その効果があって、20:37、何とか7匹目の追加に成功。しかし、後が続かず、底の状態が手に取る様に見える程低い潮位に加えて強い西風に、ほゞ諦めの境地になって、目ぼしいポイントだけを叩きながら引き揚げることにした。

と云っても、への字カーブの先のポイントの殆どは、テトラ帯と岸壁の中間に設置されたテトラも海面から大きくて出ており、更には、海面に漂い出した海藻が邪魔になってキャスト出来る場面が少ない。しかし、そんなへの字カーブの先であっても、曲って直ぐの20m程の間だけは、中間のテトラが海面下に沈んでいて比較的キャスト出来る区域がある。

そこで、漂っている海藻の見えない所をピン・ポイントで狙ってキャストしていると、48番スポット付近で、思い掛けない反応があって、8匹目をゲット。

こうなると、またまた欲がムクムクと頭を擡げて来て、ここまで来たからには、何とか、つ抜けをと粘っては見たものゝ、キャスト出来そうなポイントは殆どなく、結局、21:40頃、つ抜け達成を諦めてStopFishingとした。

所で、凸部の先をチェックしていた時のことだが、アオサギが手摺に止まっているのを見た。このアオサギは前回の釣行の際にもこの付近に居たのだが、どうやら2020年の11月(2020年釣行記(50)ーMB)に出会ったサギと同じ個体らしい。2m近くまで近付いても、小生を恐れることなくピョンピョンと跳ねて距離を2m程に保とうとするだけ。
昨年は、見掛けることはなかったので、何処かに行ってしまったとばかり思っていたが、又、戻って来たのだろうか?

« 古い記事 新しい記事 »