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2020/06/29
2020年 Ajing Mebaring 釣行記
日 時:06月29日(月) 18:30~20:40 & 22:45~24:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK & MHR-KGN
釣 果:アジ x 0、メバル x 19、カサゴ x 1
同行者:単独
仕事が忙しかったYGWさんから、久し振りに日曜日の孤島釣行のお誘いを頂いた。
YGWさんとは10日の魔女狩り以来2週間振りだったこともあったので、これまでであれば一も二もなく受けていた。所が、孤島アジングの結果を振り返ると、6月7日は日付が変わる頃になってやっとアタリがあったものゝ、ツ抜けにも届かない貧果。そして、前々回の15日そして前回の21日は更に悪く、アタリ一つさえない屈辱のパーフェクト。更に、近隣の釣り施設でのアジの釣果は全く伸びておらず、何とか2桁に届いたと云った状況と来ては、今回も屈辱に塗れてしまう公算が大きい。
と云う訳で、君子危うきに近寄らず。鄭重にお断りさせて頂いた。
と云っても、釣りには行きたい。
当初はMHR-KGNで円らな瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰おうと思ったが、暫くアジの刺身を口にしていないので、どうせならとアジが釣れる可能性のあるDKKに行くことにした。
17:30頃、自宅を出発。現地到着は18:10頃。
直ぐに道具を手に岸壁に出た所、入り口付近にルアーマンが2人、そして奥に投げサビキ師が1人だけで、いつも見掛ける地元の常連さん達の姿は見えない。と云うことは、釣れていない・・・・・?
不安が過ったが、そのまゝ奥に向かって進んでいると、丁度、サビキ師が竿を曲げてアジの取込みに掛かっている現場に遭遇。
オッ、居るじゃん・・・。
途端に釣る気満々になったのは、云うまでもないことだが、海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、何となく雰囲気が悪く、今度は不安がムクムクと湧き上がって来る。
しかし、現にサビキにはアジが掛かっているし、ここはやってみるしかない。
サビキ師に断わって最奥に入れさせて貰い、18:30頃、Soare改に0.8gのJHでキャスティングを開始。
風は南寄りの風で、右手から邪魔にならない程度の強さで吹いていて汗ばんだ身体には心地良い。潮は殆ど動いておらず、目の前のゴミが右に行ったり左に行ったりウロウロとしているだけで、全く離れて行く気配がない。
2投、3投・・・・・。
コツリとも来ない。隣りのサビキ師にも全くアタリがない。
日が暮れて暗くなったら、来るかも知れない。
間もなく陽が暮れて、周囲が暗くなり、ゴールデン・タイムの到来。
しかし、コンタクトは、サビキ師にも小生にもないまゝ。
20:00頃になって、少し潮が左から右に動き出した。
チャンス到来! これで状況が変わって・・・・・と思ったのだが、アジからのコンタクトは全くない。こうなって来ると、MHR-KGNの可愛娘ちゃんのことが、頭にチラチラと浮かんで来る。
今、ここを引き上げれば、MHR-KGNに行ける。どうしようか?
踏ん切りが付かないまゝ、キャスティングを続けたが、釣り場には生命感が全然感じられない。
結局、20cm程のカサゴを掛けただけで、20:40頃、諦めて隣りのサビキ師と一緒に引き上げることに。
今からであれば23:00には釣り始められるので、25:00までの2時間は釣りが出来そう・・・。
道楽部屋に戻る道を運転しながら、そんなことを考え、急ぎ支度を整えて、21:40頃、改めて出発。MHR-KGNに到着したのは、いつもなら引き揚げに掛かっている時刻の22:30を回った頃。
到着してビックリしたのは、月曜日のこんな時刻にも拘わらず、駐車スペースはほゞ満車状態。何とかスペースを見付けて車を止めることは出来たが、運が悪ければ、高速を使って来たのにあぶれる所。
今回は、兎に角2時間しかないので、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にへの字カーブの先に急行。
やはり、岸壁には釣り人の陰が点々とあるが、への字カーブを過ぎると途端にアングラーが少なくなり、好きな60番スポット付近はガラガラ。
急ぎ足で歩いて来たために汗をかいたので、斜め左後ろからの南西の風が気持ち良く、潮回りは小潮だが、満潮1時間前の潮位は高く、テトラ帯の殆どが水没している。
時々、波間から少し頭を出すテトラを目印にして、改めてキャスティングを開始したのは22:45頃。
するといきなりご挨拶があって、17cm程のグラマーな可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。
これだからMHR-KGNのメバリングは好きだよ!!
一人ほくそ笑んで、2匹目の可愛娘ちゃんを探したが、連続しては来ない。
兎に角、今回は短時間なので、積極的に探す方が勝負が速いと蟹の横這い釣法に切り替えた。所が、一人の若者アングラーが小生を通り越して、移動方向の10m程先に入ってロッドを振り出した。渓流釣りで云う、所謂、頭を跳ねると云うことだが、岸壁を釣り場とする海釣りでは、文句を云える筋合いのものでもない。仕方がなく、60~61番スポット付近を行ったり来たりして、可愛娘ちゃんを拾いながらそのアングラーが居なくなるのを待った。
そして彼が居なくなったのを見計らって蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探したが、やはり先行者が叩いた直後のせいか、反応が鈍い。とは云え、この日のツ抜けは丁度真夜中の24:00頃だったので、1時間余りで10匹の結果は上々。
そして71番スポット付近で折り返しに入り、ポツリポツリと拾いながら戻り9匹追加。
切りの良い20匹で打ち止めにしようと考えたが、20匹目はテトラに巻かれて、敢え無くライン・ブレイク。仕掛けを作り直すのも面倒なので、24:40頃、StopFishingとして引き揚げて来た。
と云う訳で、今回は滅多にすることのない2本建て釣行を敢行して、何とか魚と遊ぶことが出来た次第。
しかし、アジは何処に行ってしまったのか?
あぁ、アジを釣りた~い!!
これは後日談で、釣りでは良くあることだが、その後の連絡によると日曜日の孤島では、ソコソコ、アジが釣れた由。
YGW、AKT、INUEさん達の手練れでソコソコとなれば、小生の腕では型を見る程度が精々かも知れないが、それでもボーズを喰らうことはなかっただろう。
YGWさんのお誘いを断らず、参加すべきだったかも・・・(笑)
2020/06/25
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:06月25日(木) 18:40~24:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 25
同行者:tommyさん
毎日の日課である天気予報をチェックすると、この日の雨は午前中に上がって、午後は曇り、夜に入った所で晴れる時間帯もあり、しかも風は南寄りが3m程度と、絶好のMHR-KGNメバリング日和。
前回は濁りが原因だったのか、円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌が余り良くなくて、シトシトと小雨が降る中、老体に鞭打って頑張ったにも拘わらず、余り気持ち良く遊んで貰えず、スゴスゴと引き揚げる結果に終わってしまったので、こんな予報を見ると、ジッとしていることなど出来る筈もなく、tommyさんを誘ってのリベンジ釣行。
16:50頃、tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、意気揚々と自宅を出発。
所が、空を見上げると、何となく雲行きが怪しい様な・・。
梅雨時なので雨は憑き物とは云え、予報とは逆の気配が強く漂っていて一抹の不安が過る。そんな空模様のことなどを話しながら車を走らせていると、不安が的中。ポツリポツリと雨粒がフロント・ウィンドウに当たって来た。しかし、このまゝでは前回の二の舞になりそうな様子にも拘わらず、二人の口からは引き返そうの言葉は全く出て来ることなく、18:40頃、現地に到着。
ポツポツと降って来る雨を気にする様子もなく、釣りの準備をする二人の高齢者。新型コロナのこともあるので、雨の中、釣りなどしなくても良いのにと云われそうだが、雨が苦手な小生はtommyさんに引っ張られた格好で・・・と云うのは云い訳か。
二人連れ立って岸壁に出て海の様子をチェックすると、前回の様な濁りは完全に取れ、いつものMHR-KGNに戻っていて、一安心。潮位は、満潮時刻に近いためかなり高く、所々テトラ帯の頂上が頭を出しているだけなので、海は一際広く見え、風はソヨリと感じる程度で、雨がなければ絶好の条件。
雨は本降りになる訳でもなく、かと云って上がる気配もない。何とも中途半端な状態だが、降り続いているので、本降りになることも考えて、短時間で決着を付ける必要がある。と云う訳で、への字カーブの先の60番スポット付近に急行して、Tenryu改に0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
前回、型を見ただけに終わったtommyさんには、今回はもっと釣って貰いたいので、tommyさんの様子を見ながら、いつもの様に小さなアクションを付けてゆっくりとリーリングしていると、コン。
サイズは17cm位のアベレージだが、ぽっちゃりとしたグラマーな可愛娘ちゃん。時刻は19:10頃の日没直後の未だ薄明かりが残っている時のことで、前回に比べて、随分と出足が良い。続いてキャストすると、チクと小さいアタリながらもコンタクトがあり、今夜の活性は高そうなので、この分で行けば、tommyさんもMHR-KGNメバリングを愉しめるのでは・・・・・。
所が、tommyさんに様子を訊ねると、アタリがないとの返事。ワームを通す方向やアクションの付け方などを説明し、何とか釣って貰おうとしたが、上手く行かない。所が、tommyさんの叩いた後をやってみると、小生にはアタリが感じられる。どうやら小さなアタリを見逃してる様子なので、その旨伝えたが、状況は変わらないとのこと。
そうこうする内、幸いにも雨は止んだので、ジックリと腰を落ち着けて出来そう。
そこで、tommyさんには74番スポット付近から凸部手前の角付近を攻めて貰うために移動して、小生はその手前の72番スポット付近を攻めることに。
暫くの間、夫々離れてキャスティングをして、tommyさんの様子を見に行くと、型はそれ程でもないが1匹獲れたとのこと。時刻は定かではないが、20:00頃ではなかったかと思う。
小生はtommyさんの様子を気にしながらのメバリングだったので、テンポ良く釣果を伸ばすことは出来なかったが、20:10頃、ツ抜け達成。
その後は、tommyさんにもツ抜け達成をして貰うべく、小生はパイロット役に徹することにし、可愛娘ちゃんの居場所を見つけては後を任せるなどしたが結局、tommyさんは6匹、小生は25匹の釣果で、日付の変わった24:30頃、StopFishingとした。
所で、この日は、心配していた雨が上がるのと入れ違いになる様にしてモヤが出て来て、時間の経過に釣れて徐々に濃くなり、気が付くと遠くの対岸のビルの灯りもスッカリ見えなくなっていた。試しにヘッド・ライトを点けると、目の前の丸い光の中を霧が音もなく流れ、何とも幻想的。
引き揚げる頃になると、ヘッド・ライトで照らしても5~7m先のテトラ帯が目を凝らしても微かにしか見えない位に濃くなって、こうなると少し不気味な感じさえして来る。
最近では、これ程濃い霧に遭遇したことがなかったので、年甲斐もなく少し浮き浮きした気分で可愛娘ちゃんと遊ぶことが出来た。
願わくばtommyさんにもう少し釣果があればと思うが、ここはtommyさんにメバリングに慣れて貰うしかないだろう。6月もソロソロ終わって7月に入る頃なので、終盤戦に差し掛かっていると思うが、しかし、今回の様子では、まだ楽しめそう。機会を見付けて、もう一度位は誘って行って見ようと思う。
2020/06/18
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:06月18日(木) 18:30~22:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん
2月21日以来久し振りにtommyさんとのコラボ・メバリング。
天候は、週末に向かって下り坂とのことだが、予報では傘マークは金曜日になってから付いているので、釣りには支障はない。しかも、南寄りの風が3mなので、MHR-KGNでのメバリングには持って来い。
所が、時間が進むに連れて木曜日にも傘マークが付きだし、空を見上げても今にも降り出しそうな雲行き。しかも、tommyさんが拙宅に到着した頃にはシトシトと降り出して来る始末に、行くか行かざるべきか?
しかし、一旦着いた火を鎮めることは出来ず、兎に角、行って見よう。
tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、17:00過ぎに自宅を出発し、現地到着は18:00を回った頃。
直ぐに支度を整えて、連れ立って岸壁に出て海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、底が見えない。いつもは近付いて来る人影を警戒して沖に向かって泳いで行く海鵜の姿も見えず生命感が全くない。予報では、4~5mと強く吹いている筈の南寄りの風は、殆ど感じられず、雨は降ったり止んだりの状態。しかし、岸壁には既に所々に水溜まりが出来ており、雲は低く垂れこめている。
気象状況が変わって、雨の降り出しが早くなっているので、今回は本降りになる前の短期勝負にならざるを得ず、余りノンビリとしては居られないない。そこで、tommyさんを急かす様にへの字カーブの先の60番スポット付近に急行して、先ずはtommyさんにキャスティングを始めて貰い、小生は少し戻った所で彼の様子を見ながら、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にキャスティングを開始。
この60番スポット付近は、かつては鉄板ポイントで楽しい思いをさせて貰った場所だが、最近は攻められ続けているせいか、ムラがあって余り出ない時の方が多くなっている印象。と云っても爆発する時もあるだけに、鼻から無視する訳にも行かない。特に、今回の様に時間が限られる場合は、運に賭けたくなる。
所が、今回は濁りのせいか、時間的な問題か、或いはtommyさんが運を持っていなかったのか、全くコンタクトがない。そこで、tommyさんに少しづつ移動しながら探る様に促し、小生は後を追う様にしてチェックしたが、まるで音沙汰がないまゝ。
この日、最初のコンタクトがあったのは20:10頃。
tommyさんには進行方向の東に向かって斜めにキャストして貰い、小生は逆に西に向かってtommyさんが撃っていないと思われるポイントを重点的に攻めていると、ゴツゴツと感じるアタリ。
それまでは全くノー感じだったのに、いきなりのアタリで些か泡を喰ったが、合わせも決まって、ようやく可愛娘ちゃんの顔を拝むことが出来た。
過去にも出足が悪く20:00を回った頃から出始め、面白い釣りになったことがある。今回もそのパターンかと思ったが、どうやらその様ではなく後続がない。
MHR-KGNに慣れている筈の小生が、中々結果を出せない状況なので、年に数える程しかメバリングをしないtommyさんが苦労するのは、ある意味、当然のことかも知れない。そんなtommyさんに何とか1匹でもと願ったが状況が悪すぎる。
中々tommyさんにアタリがない中、雨が小降りになったのを見計らって、70番スポット付近に移動することに。
そして、tommyさんのシステムを手直した上で、キャスティングして貰い、小生は少し戻った所でキャスティングしていると、背後からtommyさんの叫び声が聞こえて来た。何事かと思って振り返ると、アベレージ・サイズだが待望の可愛娘ちゃんを抜き揚げている所で、案内役の小生としても役目が果たせて一息ついた格好。
と云っても、1匹では寂しいので2匹目、3匹目めを獲って貰いたくて、凸部手前角のポイントの狙い方をレクチャーして、小生は74番スポット付近に戻って夫々別々に可愛娘ちゃんを探すことにした。
しかし、濁りのせいか中々可愛娘ちゃんはアタッて来ずtommyさんは凸部手前角でも空振りに終わり、小生は74番スポット付近で2匹拾って都合5匹になった所で、22:00頃、止まない雨とアタリのなさに嫌気が差して、StopFishingとした。
この日は、時折雨は小降りになることはあっても、シトシトと降り続いている中、ご老体が二人で良く頑張ったものだ。この頑張りに免じて円らな瞳の女神様が降臨してくれてもと思ったが、今回は期待外れ。
時期的にもメバルは終盤戦に入っているのだろうが、tommyさんにはメバリングの愉しさを味わって貰いたいので、もう一度位は、ご老体二人で挑戦してみたいと思う。
2020/06/04
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:06月04日(木) 18:50~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 30、カサゴ x 1
同行者:単独
実は新型コロナ自粛明けの最初の釣りは、このMHR-KGNで円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶ積りで準備していた。しかし、釣りを自粛していたお陰で、ここ暫く新鮮なアジの刺身にもあり付いておらず、どうせ釣りに行くなら、お土産を楽しめるアジングの方が良かろうと、急遽DKKでのアジングに切り替えた経緯がある。
加えて、時期的にもメバルは精々今月一杯。
と云う訳で、今回はMHR-KGNでのメバリングをすることにした。
16:40頃、自宅を出発。
MHR-KGNまでは1時間半程度なので、18:00過ぎには現地に到着してしまい、この時期の日没時刻は18:50頃であることを考えると、少々早過ぎるきらいはある。しかし、この日はガソリンを補給したり、魔女狩り用のタコベイト等を調達する予定だったので、そうしたが、現地到着は18:30頃と計算通り。
準備を整えてSSQC-742LT-BF-KRを手に岸壁に出て見ると、予報の5m程とは違って、風はそれ程強くはない上、フォローになる南寄りなので、全く問題はなく、自然に期待が膨らんで来る。
潮位は140cm程と高く、テトラ帯とテトラ帯の間は大きく空いていて一際開放感のある海が広がっている。
18:50頃、への字カーブの先の60番スポット付近に到着し、TOTO42Sを結んでStartFishing。所が、キャストする方向を定めようとして、海面を良く見ると、至る所に海藻が漂っていて、ルアーを通すコースが限られてしまう。下げ潮に入ったばかりで、まだ潮位の高い今はまだ良いが、時間が経ちもっと潮が下がって来ると、益々海藻が邪魔になって来る筈。
となると、プラグは諦めてワームにする方が良いだろう。
と云う訳で、善は急げ。プラッキングは2~3投しただけで、車に戻ることにした。
Tenryu改を手に、元の場所に戻って来たのは、すっかり暗くなった19:20頃。
往復で20分程歩いたので、暑くて仕方がない。吹いて来る風が気持ち良いが、こんな時に限って止んでいる時間が長く、暑さに慣れていないので熱中症の危険もある。そこで、蚊の猛攻が怖かったが、上着を脱ぎ半袖になって、いつもの様に0.5gのJHを結んで改めてキャスティングを開始した。
時間的には夕間詰めのチャンス・タイムに当たっている筈なので、直ぐにでもコンタクトがあると思っていたが、案に相違してアタリがない。どうしたんだろうとキャスティングを繰り返している内に、西寄りに向きを変えた風が強く吹き出して来た。お蔭で暑さは凌げる上、蚊の攻撃もなくなり一石二鳥だが、ラインが煽られてアタリが出ないのかも知れない。今回はプラグを引くことも考えて使っているPEラインをエステルに替えることも考えたが、取り敢えずJHを少し重めの0.8gに替えることにした。
これで、少しワームが安定する筈・・・・。
しかし、それでもコンタクトがない。そこで、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
すると、20:00頃、67番スポット付近でチクッと待望のアタリがあって、ロッドを曲げてくれたのは15cm程のロリ・メバル。
型はもう一つだが、元々MHR-KGNは型狙いと云うよりも数釣りの場なので、後続のアタリを狙ったが、例によってこれは期待外れ。そこで、蟹の横這い釣法を続けて少しづつ移動しながら拾っていると、71番スポット付近で、思い掛けないことに2匹、3匹と続いてコンタクトが出て来た。
と云っても、同じコースを流しているとアタリが続かない。立ち位置は同じでも少しコースや角度を変える等して、目先を変えないと無視される様な状況。
そこで、ワームに替えてアピール力の強いプラグではどうかとMHR-KGNでは鉄板のFinluckMinnow30Sを引っ張り出して見た。しかし、アタリは1度だけ。しかも、これは目の前のテトラに貼り付かれてしまって、獲れず仕舞い。
この日、ツ抜け出来たのは、20:50頃。出足こそ悪かったが、最初の獲物から1時間足らずで、10匹の釣果はマズマズと云った所。しかし、いつかの様な爆発的な釣れ方ではない上、徐々にアタリが間遠くなってしまったので、凸部を越えて大きくワープすることにした。
そして移動直後の1投目でコツと答えが出て、移動したのが正解だったと一人ほくそ笑んだが、アタリがあったのはこれだけで、テトラ帯の端を掠めても梨の礫。ならば、沖はどうか?とテトラ帯の入っているラインを越えて沖側にキャストすると海藻の餌食になってしまう。
今日は、こちら側は駄目かも知れない。向こうで粘っていた方が良かったかも・・・と、半ば諦めながらリーリングしていると、直ぐ足許でコツン。
アレッ。今日は足許に着いているの?
そこで、出来るだけ岸壁とテトラ帯の間を平行になる様にワームを流すと、ポツポツとアタリが出る様になった。
そんなアタリを拾って、22:20頃にやっと20匹。
その後、折り返しに入り、拾いながら何とか10匹を追加した所で、時刻も23:30近くになったので、StopFishingとした。
と云う訳で、出足こそ悪くてどうなることかと心配したが、終わって見れば30匹の釣果で、2ヶ月振りのMHR-KGNでのメバリングを楽しむことが出来た。
所で、写真のこのメバルだが、どう云う訳か眼が赤く写っている。
小生は、その日の最初の獲物は必ず写真に撮る様にしており、これまでに数え切れない程沢山の魚の写真を撮って来た。しかし、眼がこの様に赤く写った写真は初めて。深く透明感のあるブルーのメバルを見慣れている身には、少々異様に見えるのだが・・・・。
2020/03/25
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:03月25日(水) 18:35~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 20
同行者:単独
前回の釣行では、Dr.TJさんがプラグでツ抜けをしたとのことだったので、今回はプラグ縛りで楽しむ積りでMHR-KGNに出掛けることにした。
16:45頃、自宅を出発し、現地には日没時刻を過ぎた18:15頃に到着。
早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、予報よりも強い風が吹いている。と云っても、フォローの南寄りなのでメバリングには全く影響しない程度で、ヤレヤレ。
今回持ち込んだロッドは、この所出番がなかったTenryu改。
最近は、右手を庇うため左手でのキャスティングをすべく、ベイト・ロッドのSSQC-742LT-BF-KRばかりを使っていたが、今回は軽いプラグをストレスなく使うことを目的に、久し振りに引っ張り出して来たもの。
18:35頃、60番スポット付近に到着。時間的には、新月の大潮の満潮時刻を過ぎたばかりのタイミングで、潮位が高いためテトラ帯の殆どが水没しており、所々に海面から頭を出している頂上が見えるだけ。これ程潮位が高ければ、余程プラグを沈めない限りはテトラに喰われる心配もなく、のびのびとキャスト出来る。
先発プラグをどうするか考えたが、先ずはプラグで可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決とMHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sをチョイスしてキャスティングを開始。
すると、直ぐに答が出て、2投目でコンとハッキリとしたアタリがあって、アベレージサイズの可愛娘ちゃんが来てくれた。
そして、2匹目、3匹目と順調な滑り出しだったが、FinluckMinnow30Sは廃盤商品で今となっては何処にも売られていない。そんなプラグに頼ってばかりも居られないので、代わりのプラグを探す必要がある。と云う訳で、MHR-KGNでの定番プラグになりつつあるTOTO42に交換して見たが、やはり反応が悪い。
19:00頃、フォローの風に吹かれ続けて背中がスースーと寒くなって来た。3月も下旬になり昼間は暖かく、運転している間も暑い位だったので、ベストを着ずに来たのだが、これが良くなかった。全く学習効果のないことで汗顔の至りだが、風邪を引きたくなかったので、一旦、車に戻ることにした。
60番スポット付近で、再開したのは19:35頃。
所が、右手の61番スポット付近に黒いアングラーの影が見える。これでは南西の風に乗せて、斜め右方向にはキャスト出来ない。仕方がないので正面方向に絞ったがコンタクトがない。
ゴールデン・タイムの30分を車への往復で費やしてしまったのか、可愛娘ちゃんのご機嫌が悪くなったのか・・・・。
そこで、不本意ながらプラグを止めて0.5gのJHにワームのジグ単に変更して見た。すると反応がある。反応があるのでプラグに戻すと、又、反応が消えてしまう。ルアーを通すレンジが違っているのではないかとプラグを替え、リーリング・スピードを替え、アクションの付け方を替え云々してみたが、どれも効果がない。
結局、ジグ単で暫くやることにしたが、全体に反応が薄く、蟹の横這い釣法で移動しながらポツリポツリと拾って、20:10頃、ようやくツ抜け達成するのが精一杯。
その後も状況は変わらず、ジグ単とプラグを交互に替えながら忘れた頃に来るアタリを取りながらの釣りをするしかなく、21:30頃、折り返しに入った。
その頃になると、潮位はかなり下がっているので、少しは状況が変わって来ているのではと期待したが、期待外れ。復路に入ってからも可愛娘ちゃんのご機嫌は直らず、来ても単発ばかりで、この日は、同じポイントで複数獲れたのは最初の60番スポット付近が最初で最後。
何とか20匹目を獲ったのは22:20頃で、これを最後にこの日はアタリがなく、22:30頃、StopFishingとした。
この日の釣果は都合20匹なので、悪くはなく、ツ抜けするのがやっとと云うこともあることを考えれば、寧ろ良い方かも知れない。しかし、もう一つスッキリとせず、モヤモヤとした気分が、今でも残っているのはどう云う訳だろう?
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