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2020/07/20
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:07月20日(月) 19:20~24:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 3
同行者:単独
先日からカミさんが体調を崩しているので、幾ら何でも昼間から大手を振って遊びに行く訳には行かない。行きたい気持ちは山々だけれど、そこはジッと我慢をして外出自粛。しかし、夜ならば文句を云われることは、それ程ないだろう。
と云う訳で、前回のMHR-KGNでのリベンジを果たすべく天気予報をチェックすると、月曜日の夜は南風が1~2m、傘マークも付いておらず、絶好の条件。そこでtommyさんをお誘いすると、指の怪我のためロッドが振れないので、残念ながらパスとのことで、今回は単独でリベンジすることにした。
18:00過ぎに自宅を出発。当初は一般道で行く積りだったが、自宅を出て直ぐに渋滞に巻き込まれてしまい、時間を稼ぐため急遽高速を使ったので、現地到着は19:00を回った頃。
直ぐに車のトランクを開けて支度に取り掛かった所、風が吹き抜けて行く。しかも、予報とは違う強い西風で、東風でないことは救いだが、果たして釣りになるか心配になる程。
19:20頃、61番スポット付近に到着し、Falcon改に1.0gのJHの組み合わせでキャスティングを開始。
心配だった風は、弱い風が背後から吹いて来るだけで、車を止めた場所で吹いていた強い西風は、どうやら背後に立っている高いマンションの影響だった様子。前回、帯状になって漂っていた夥しいゴミの帯は見えず、波もなく海は穏やかなので、メバリングにとっては絶好の条件。
これならば、今日は数釣りが楽しめそうだ・・・・・。
しかし、数投しても、音沙汰がない。
アレッ、どうしたんだ?
キャストする方向を変え、立ち位置を変えて可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処に行ってしまったのか、ウンともスンとも云って来ない。
おかしい、変だ!! このまゝでは前回の二の舞になって仕舞う!!
そこで、岸壁から身を乗り出して、岸壁に平行になる様にワームを通してみると、コン。どうやら可愛娘ちゃんは、岸壁や岸壁とテトラ帯の中間に入れられているテトラには、着いている様子。
と云う訳で、同じ様に岸壁と平行に流して、この日の口開けの可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は、実釣開始後20分経過した19:40頃のことなので、出足は良いとは云えないが、悪いとも云えずまぁまぁと云った所。
そして、直後に2匹目をゲットしたが、その後が続かない。
そこで、駄目元でプラグに替えて見た。
するとコツン・コツンと反応が返って来る。どうやらこの日の可愛娘ちゃんはワームには興味はないが、プラグには興味がある様子で、岸壁沿いでなくても反応が帰って来る。
そして20:00を回った頃、プラグで追加。プラグはDUOのTOTO42S。
今日はプラグの日だとtommyさんに報告を入れて、後続を狙ったが、コン・コンとアタリはあるが針掛かりさせられない。
そこで必殺のプラグのFinluckMInnow30Sに替えて見たがやはりショート・バイトばかり。
こうなると、何とか針掛かりさせようと、熱くなるのはアングラーの性。
最近ではワームの釣りが中心なので、プラグは保険のためにしかバッグに入れて来ていないため、それ程種類がある訳ではないが、色々と取り換えて見たが状況は変わらず仕舞い。
たまに針掛かりしても、抜き揚げる際にボチャンと海に帰って仕舞う。
そこで蟹の横這い釣法で場所を替え、ワームとプラグを付け替えて可愛娘ちゃんを探し回ったが、結果は出ず。ひょっとしたらと淡い期待を胸に凸部の向こうの角110番スポット付近にまで足を延ばしたが、これも無駄足掻き。
21:45頃、折り返しに入ったが、この頃になるとプラグとワームを入れ替える気力もスッカリなくなって、ワーム一辺倒。と云っても、JHの重さだけは0.5g、0.8g、1.0gと変化させ、交通事故の様に忘れた頃に突然来るアタリを取って、都合7匹。
何とかツ抜けを達成したいと、最近では入ることのなかった階段下や岸壁入口付近でもキャストして見たが、全く効果なく、右手首だけではなく右肘にまで痛みが出て、キャストそのものがし難くなって、結局、リベンジには程遠い結果しか得られないまゝ、24:00頃、StopFishingとした。
と云う訳で、tommyさんに無理をして来て貰わなくて良かったとこれだけが救いになった1日だった。
2020/07/16
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:07月16日(木) 19:00~24:00
潮回り:若潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 2
同行者:tommyさん
今回は、tommyさんが新調したロッドの鱗付けの目的に加えて、心優しいMHR-KGNの円らな瞳の可愛娘ちゃんに慰めて貰う目的でMHR-KGNに出張ることにした。
つまり、前回の孤島アジングでは雨風に祟られただけでなく、肝心要の白衣の天使には全く相手にされることもなく、身も心もボロボロになって引き揚げて来る結果だった。と云う訳で、ズタズタに引き裂かれた心身を癒して貰おうと、文字通り江戸の敵を長崎でを地で行く様なことを考えていた。
そして当日の午前中に天気予報をチェックした所、日付が変わる頃に、向かい風となる北に変わるものゝ、それまでは東南東の風が2mとのこと。MHR-KGNでは、東寄りの風は横風になってやり難いが、翌日の金曜日は一日中雨模様となっているので、風が2mと余り強くはないことを拠り所に、予定通り木曜日に決行することにした。
17:00頃、拙宅に到着したtommyさんの車に、小生の道具を積みこんで出発。現地到着は18:40頃。
直ぐに支度を整え、沢山の可愛娘ちゃんに会えることを夢見ながら、岸壁に出て見ると、風の向きは予報通り東寄りだが、微風で時折止むこともある程で、釣りには殆ど影響はなさそうで、ヤレヤレ、助かった。
気の合った仲間と取り留めのない話をしながら歩くと15分がアッと云う間で、19:10頃、への字カーブの先の60番スポット付近に到着し、Falcon改に1.0gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
可愛娘ちゃんのご機嫌が良い時は、直ぐにでも反応がある筈だが、ない!!
メバリングは始まったばかりで、時間はタップリある。
しかし・・・・・・・、コンタクトがない。
アレッ、どうした?
蟹の横這い釣法で少しづつ立ち位置を移動しながら、可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処にも居ない。
これは、どうした。
MHR-KGNの素直な可愛娘ちゃんでも、ご機嫌の悪い時はあるが、そんな時であっても、キャスティングを繰り返していると何かしら雰囲気は伝わって来るものだが、この日はサッパリ。
そうこうする内、悪いことに、20:00を回った頃から、徐々に風が強く吹き出して来てしまった。こうなるとラインが大きく風に吹けてしまって極端にやり難い。前回、前々回のMHR-KGNではこれ以上に強い風だったが、南が入っていたので、未だ良かった。しかし、今回は真横からの東風で最悪。
しかも、岸壁から3m程離れた所に、ゴミが1~2m幅の帯状になって切れ目なく漂っており、キャストの度に千切れたアマモがJHに掛かって来て、五月蠅くて仕方がない。
こんな状況でも、可愛娘ちゃんのご機嫌次第では、何匹かは獲れるものだが・・・・・。
21:00頃、念の為、予報をチェックしてみると、夜中まで変わらず東南東の風が2mとのこと。しかし、現場に立ってみると6~7m位はありそう。
21:30頃、最近は余り良くない凸部を越えて先に移動。こちらはテトラ帯までの距離がないので、或いはと期待したが、全く音沙汰がない。
こうなるとなす術がなく、風が少しでも弱くなってくれることを祈るだけ。
すると、年寄り二人の願いが通じたのか、間もなく風が心なしか弱くなって来た様な・・・。
そして、この日最初の可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。時刻は22:00頃のことで、実釣開始後5時間にして初めてのアタリ。
勝負はこれからかと思ったが、後続はなく、まるで交通事故。
その内、収まっていた風が、今度は正面からの北風に変わって、時間の経過と共に強くなって来て、最悪。
結局、74番スポット付近でロリ・カサゴを2匹獲っただけで、可愛娘ちゃんの追加はなく、24:00頃、諦めてStopFishingとした。
と云う訳で、tommyさんはロリ・カサゴだけで鱗付けは成った様な、成らなかった様な、何とも中途半端に終わり、そして、小生は、江戸の敵を討つこと叶わず、返り討ちにあって白衣の天使に見放されただけではなく、円らな瞳の可愛娘ちゃんにも相手にされず、老いた心に深いダメージを受けて帰って来た。
2020/07/10
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:07月10日(金) 19:30~24:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 39
同行者:単独
7月も中旬に差し掛かってきたので、ソロソロ梅雨明けするのではと思っているのだが、九州や岐阜・長野方面では、連日の様に線状降水帯が貼り付いていて、令和2年7月豪雨と名称が付けられる程の大規模な豪雨被害が発生している。
幸いにして、小生が住んでいる神奈川県東部では、被害が出る程の雨風ではないにしろ、それでも注意報や警報が出される毎日。アングラーの中には気象条件を選ばず、雨風がある方が釣り場が空いているので或いは魚の活性が高くなるからと云って、寧ろ、その様な厳しい条件の日を選ぶ猛者も居る。しかし、小生は、高齢の軟弱アングラーなので、先ず雨の日は駄目。風は3~4mを超えると気持ちが萎えて来る。と色々と条件を付けるので、釣行出来るタイミングが難しい。
と云う訳で、週末の釣行をどうするか、日に何度も天気予報をチェックしていると、予報が変わって金曜日の夜の傘マークは取れており、第一関門を通過。第二関門の風はと云うと、南寄りの風が5m程度で、夜が更けると6mに強くなるとのこと。これまでであれば行くか行かざるべきか迷っている所だが、前回は8~9mの風の中、釣りをして来たことが自信になって、大丈夫、出来る!!
17:15頃、自宅を出発。今回は道路代を節約するために一般道を使ったのだが、思いも掛けない渋滞に2度も3度も捕まってしまい、現地到着は19:00頃。
直ぐに支度をして岸壁に出て見た所、風はそれ程強く吹いてはいないが、南から北に流されている黒い雲のスピードは、結構、早いので、時間が経てば強くなりそうな気配は濃厚。
への字カーブの先の60番スポット付近でキャスティングを開始したのは19:30頃。今回もタックルはFalcon改に0.4号のエステルライン。JHは前回の使い差しの1.0g。
この日の最初のアタリがあったのは19:45頃。
キャストを始めてからの15分間は、全く音沙汰がなかったので、ひょっとしたらと嫌な思いが頭を過ぎっていたので、一安心。
サイズはアベレージの17cm位だが、プロポーションの良いグラマーな可愛娘ちゃん。
そして、それから程なくして2匹目をゲット。
所が、その後はピタリと音沙汰がなくなってしまった。
20:45頃、忘れ物を取りに一旦車に戻って、60番スポット付近で再開したのは21:10頃。
その1投目で、コツンとご挨拶があって、場を休めたのが良かったと喜んだのも束の間。後続がない。そこで蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、単発的なアタリはあるが、中々連続してアタッて来ない。それでも、何とかツ抜けを達成したのは22:00頃のこと。
連続してのアタリはなく、拾いながらの釣りだったので、余り釣れていない印象だったが、再開後1時間足らずで8匹の釣果は、マズマズと云った所。
そして、その様な状況で74番スポット付近に到達した所で、可愛娘ちゃん達が屯している場所を発見し、23:00頃、20匹目をゲット。ツ抜け達成から約1時間で10匹となる計算だが、その殆どは22:30からの30分間の釣果だったので、一時は入れ掛かり状態。
都合20匹を獲った所で、折り返しに入り、ポツリポツリと追加しながら58番スポット付近で、又々可愛娘ちゃん達の溜まり場を発見し、30分後の23:30頃には更に10匹を追加。そして、40匹目を掛けたものゝ、海中のテトラに巻かれてライン・ブレイクしたのを機に、24:00頃StopFishingとした。
所で、74番スポット付近で20匹目を獲った時のことだが、アタリに首尾良く合わせも決まって、リーリングに入った途端、プツリと軽いショックを残してラインが切れてしまうことが、3回も連続して起きてしまった。と云う訳で、20匹目は4回目に組み直したシステムで獲ったものだが、何故、こんなことが起きてしまったのだろうか?
ラインがテトラに触れた感触もなく、リーリングに入ろうとラインを張った瞬間のことで、それまでと比べて格段に大きな負荷がラインに掛かったとも考えられず、しかも、その後はこの様な切れ方をしたことは皆無だったので、何か釈然としないものがある。
唯、帰宅後チェックしてみると、このラインは2018/03/29に新品を巻いたもので、釣行後は必ず冷水シャワーで潮抜きをする等メインテナンスはしていたのだが、2年も経つと経年劣化をするのだろうか・・・・?
2020/07/07
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:07月07日(火) 20:00~22:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 12
同行者:単独
この所、強い南寄りの風の日が続いていて、なかなか良い条件に恵まれることがない。
前回のtommyさんとのコラボ釣行の時も、強風に悩まされたし、今週も日曜から月曜にかけては南寄りの強風と雨のために、孤島行きを断念させられた。そして、今日は南寄りの風が8~10m。明日以降も水曜、木曜とも5~8mの予報が出ていて、下手をすると今週は釣り自粛週間になってしまう。
自然現象なので、釣行出来なくても仕方はないが、それでも何とかならないかと最後の足掻きで、昼の天気予報をチェックすると、15:00~18:00頃までの間に付いていた傘マークはなくなっている。風については、南寄りが21:00頃には6m、更に22:00頃には5mと徐々に弱まる傾向になっているので、何とかなるかも知れない。兎に角、行って見よう。
早く現地に着いたとしても風が強いだけなので、少し遅めの18:00頃、自宅を出発。現地到着は19:35頃。流石に、こんな悪条件の中、釣りをしようと云う輩は居ないと見えて、駐車スペースはガラガラ。
直ぐに支度をしようと車から出ると、風向きが予報と違って、どうやら西に寄っている様子で、ビューッと強い風が吹き抜けて行く。となると岸壁では横風になって、出来ないかも知れないと思いつつも、ここで引き返せないのは釣り人の性。釣り座は背後の歩道より2m近く低いので、ひょっとすると何とかなるのではと一縷の望みをもって岸壁に出て見た所、前回、tommyさんと来た時とは比べ物にならない位の強い風が吹いている。
釣りをせずに引き返すチャンスはここにもあったが、それには敢えて目を瞑って、への字カーブの先の60番スポットに急ぎ、久し振りにFalcon改を手にキャスティングを始めたのは丁度20:00。今回のラインはエステルの0.4号、JHは前回の使い回しの0.8g。
期待していた背後の歩道は全く役に立たず、強い風は左から右。但し、真横ではなく、少し斜め左からなので、斜め右に向かってキャストすれば何とかなりそう。
1投、2投してみたが、風にラインが煽られてしまってJHの位置が、もう一つ掴めない。そこで、MHR-KGNでは殆どと云って良い程出番のない1gにJHを交換してみた。思い切ってもっと重たい1.5gや2.0gを使えば、風対策には有効かもしれないが、水深のないこの釣り場では根掛かりリスクが高くなる。もっと致命的なことは、そもそも、そんなに重たいJHはMHR-KGNには持ち込んでいないので仕方がない。
そして、斜め右にキャスト・・・・。
ロッドが風に叩かれて良くは判らなかったが、何やらモゾモゾした様な・・・。
軽く合わせを入れると、明らかな生命体の反応が伝わって来て、暗い海から姿を見せてくれたのは、本命の可愛娘ちゃん。サイズはMHR-KGNのアベレージよりも大きい22cm程。
時刻は20:15のことで、条件が悪いので、何とか顔が見れれば恩の字と思っていただけに、思いの外早く結果が出て、些かビックリ。
こうなると、もう1匹、もう1匹と欲が出るのも釣り人の性。
後続を狙ってキャストを続けていると、時々ながら、コツッとハッキリとしたアタリがある。ラインが吹けて合わせが遅れているのか、空振ることも多いが、21:00を回った頃には8匹をゲット。
所が、その頃から、予報では弱くなる筈の風が、益々強くなって来て、時折、足を踏ん張って堪えなければならない程に強くなって来た。幸いこの釣り場には柵があるので、落水することはないが、流石にキャストは出来ない。しかも、息継ぎの間隔が徐々になくなって吹きっぱなしの状況。それまではフッと弱くなった時を狙ってキャスティングをしていたが、こうなると待ち時間ばかりが長くなって中々ペースが上がって来ない。
この日のツ抜け達成時刻は、21:40頃。
その後は全く追加ならず、22:00頃、71番スポット付近に到達した所で折り返しに入り、途中で2匹追加した所で、StopFishingとした。
それにしても、強い風だった。あれ程の強風の中、釣りなどする物好きは居ないだろうと思っていたが、一人だけルアーマンを見掛け、何となくホッとしたのはどうしてだろう。
2020/07/02
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:07月02日(木) 18:30~24:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10
同行者:tommyさん
tommyさんとのMHR-KGNメバリングでは、梅雨時の真っ最中のこと故、仕方がないとは云え、前回も前々回も雨が絡んだ天気状況だった。所が、今回は、久し振りに雨の心配の必要がない予報で、この点はラッキーだったが、南寄りの風が15:00頃には最大9mも吹くとのこと。これでは、いくら南風には強いMHR-KGNと云えども、釣りは厳しい。しかし、19:00頃には7mの強さが、時間の経過と共に6m、5m、4mとドンドン弱くなる由。
翌日の金曜日の夜は雨とのこと故順延するのも難しいので、風が弱くなると云う予報を信じて、決行することにした。
17:00頃に拙宅に着いたtommyさんの道具を積みかえて出発。現地には18:00過ぎに到着したが、今回も駐車スペースはほゞ満車。
実はtommyさんは、アジング・ロッドを新調するために、目下選定中だが、ショート・ロッドを使ったことがないとのこと。そこで、参考のため8326#1Bを使って貰うことにしているので、取り敢えずtommyさんのみ支度を整えて岸壁に出た。
岸壁に出て見ると、強い南寄りの風が、背後から吹き付けて来ていて、海面に出来た小さなさざ波が扇状に広がりながらサーッと走って行く程。ロッドが長ければ、この強い風に叩かれて釣り難いだろうが、8326#1Bは5フィートしかないのでこの点は問題はない。寧ろ有利と云うべきだろう。
キャストの仕方や注意すべき点などを説明し、数投して貰い問題がないことを確認した上で、tommyさんにはそのまゝへの字カーブの先の60番スポット付近に先行して貰い、小生は車に戻って、改めて釣り支度をして後を追った。
チューブラー・ティップのSSQC-742LT-BF-KRでキャスティングを始めたのは18:30頃。
すると2~3投目で、グングンとアタリがある。
今日も、幸先が良いぞ!!とほくそ笑みながら抜き揚げると、掛かっていたのは円らな瞳の可愛娘ちゃんではなく、MHR-KGNでは初めて目にするサイケな色をしたアナハゼ君で、ノッケから外道にガッカリ。
丁度その頃、61番スポット付近に入っていたtommyさんもカサゴを掛けており、二人揃って外道での幕開けとなった。
前回の様な濁りも入っておらず、日没時刻を過ぎて徐々に暗さが増して来て、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来。集中力を高めて可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、まるで音沙汰がない。MHR-KGNでは出足が遅くて20:00を回った頃からアタリが出始めることも、往々にしてあるので、時間的な問題かと思ったが、その時刻を回っても、コツリとも来ない。
おかしいなぁ。どうしたんだろう・・・・?
どんな時でも、何かしら信号を送って来て呉れていたのに、何処かに雲隠れしてしまった様子で、何の違和感も感じられないまゝ時間だけが過ぎて行く。
小生がこの日初めて可愛娘ちゃんとご対面できたのは、20:45頃のことで、実釣開始2時間後のことだった。
やっと、可愛娘ちゃんが動き出したか?
後続を期待したが、その後は全く気配が伝わって来ない。こうなると可愛娘ちゃんの居場所を探して釣り歩く方が良い。一ヶ所で粘りたがるtommyさんを急かせる様にして蟹の横這い釣法で探したが、それこそ忘れた頃にコツンと来るだけで、すべて単発。
ひょっとすると、この日は凸部の先に居るのかも知れない。
最近では余り芳しくない凸部を越えてその先まで足を延ばしても見たが、状況は全く変わらず、この日のツ抜け達成は、記憶は定かではないが23:00か23:30頃だったと思う。23:00と云えば、ソロソロ引き揚げ様かと云う時刻で、これ程ツ抜け達成に苦労したことは、最近では余りないことだった。
時間の経過に連れて弱くなる筈の風は、一向に弱まることもなく吹き続けていたが、23:30頃になって、やっと弱くなって来た。しかし、その頃には頻発するバック・ラッシュとアタリのなさに精神的にも体力的にも限界に差し掛かっていて、もう一つ気合が入らない。
結局、23:30頃にはこの日の釣りを諦め一足早くStopFishingとし、その後はtommyさんがツ抜けを達成するのを現認して、24:00頃、二人揃って車に戻った。
それにしても、癒しのMHR-KGNで、これ程苦戦を強いられる結果になるとは思いもしなかったが、兎にも角にも、tommyさんの卸し立てのリールに無事鱗付けが出来たこと、又、ツ抜け達成も成ったことで、強風をおして強行した甲斐があったと云えるだろう。
所で、可愛娘ちゃんの活性が低くかった原因は何だろう?
季節的な要因、前日に激しく降った雨の影響で、海水の塩分濃度が下がったのか、或いは海水温が急に低下したのか、また、他にも原因があるのか・・・・・小生には判らないが、これも自然相手の遊びの面白さだろう。
更に、この日は可愛娘ちゃんからのコントクトが極めて少ない状況に加えて、バック・ラッシュが頻発するのにも閉口させられた。
と云うのは、今回は強風対策のため、いつものPEに替えて4lbのフロロを新しく巻いて臨んだのだが・・・・。
実は、フロロを使った経験はなかったので、不安な面もあったが、使って見るとトラブルもなく順調で一安心。所が、トラブルがなかったのは最初の3時間程の間だけで、時間の経過と共に徐々にバック・ラッシュが起きる頻度が高くなって来た。そこで、右手でのキャスト、左手でのキャスト、マグネット・ブレーキを強くしたり弱くしたり、色々と試して見たが、終わる頃にはキャストの度にバック・ラッシュする様になってしまった。
トラブルそのものは、釣りが出来なくなる程の重症でもなかったが、意識はどうしてもキャスティングに行ってしまう。すると、テンポは極めて悪くなってしまい、強い風にロッドが煽られることも重なって、小さなアタリが取れず貧果に結び付いたのかも知れない。
ベイト・リールにバック・ラッシュは憑き物とは云え、前回は殆どトラブルがなかったので、原因は判然としないが、大きく違う点は、PEかフロロかと云う点だけ。
固いフロロに軽いルアーの組み合わせだと、どうしてもこの様なトラブルが多くなるのだろう。
ブログを書いている今、思い付いたことだが、数投に1回位の割で指でテンションを掛けて巻き取るなどすれば、少しはトラブルを避けることが出来るのでは・・・・・。
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