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2020年釣行記(58) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:12月07日(月) 17:15~20:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 17
同行者:単独

先週の孤島ではそれ程良い釣果を上げられなかったが、次の火曜~水曜に再度行く約束をして別れて来た。所が、帰宅後になって、水曜にはカミさんを病院に連れて行くことになっていることを思い出し、この約束は泣く泣く反故にさせて貰った。しかし、孤島に行きたい気持ちは抑えられず、月曜~火曜に単独で行く積りになって、すっかり支度も整えていた。
所が、当日の朝になって何となく不安な気持ちが膨らんで来た。
2~3年前であれば、考えもしなかったことだが、バランス感覚が去年あたりからとみに衰えて来ている自覚があるので、単独での孤島釣行は控え、孤島に行くのは仲間の誰かが一緒である時に限る様にして来た。しかし、ここでその禁を破って単独で行って、仮に事故でも起こす様なことになると、釣り場の存続が問題視されることになり兼ねないし、引いては多くのアングラーの皆さんに迷惑を掛けてしまうことになる。
孤島を諦めて、何処に行くか・・・・?
天気予報をチェックすると、幸いにもMHR-KGN方面は21:00頃までは弱い南寄りの風で、21:00を回ると北風に変わるが1m程度とのこと。

と云う訳で、行先を急遽MHR-KGNに変えて、14:40頃、自宅を出発。
実を云うと、MHR-KGNに向かって車を運転している時も、孤島に行けば良かったかも・・・・と未練タラタラ。
現地には16:15頃に到着。
NSL-S702UL/BFを手に、60番スポット付近に到着したのは16:30頃。予報では南寄りの風が1mとあった筈だが、現場に立ってみると殆ど無風。しかし、海はザワザワと波っ気があって、落ち着かない。

16:40頃、キャスティングを開始。
時間的には、日没時刻の16:29を過ぎたばかりで、まだまだ明かるい時間帯なので、可愛娘ちゃん達の活性が上がるにはまだ早いだろうとは思うが、ドキドキする一瞬。
案の定、キャスティングを繰り返しても、全くコンタクトがない。

今回は凸部の手前までをジックリと探る積りなので、余り横移動をせずに扇状にキャストして、居場所を探したが判らず仕舞い。

この日、最初のコンタクトは、釣り始めて30分後の17:10頃。
今シーズンは、テトラ帯が配置されているライン付近でアタッて来ることが多く、テトラ帯と岸壁の間では殆ど結果が出ていなかった。しかし、このは、テトラ帯と岸壁の中間に置かれているテトラの陰から飛び出して来た様子。

今日は、可愛娘ちゃんは手前に居る・・・
そこで、斜め右前方にキャストして、テトラ帯と岸壁の間を斜めにワームを通す様にしたが、反応がない。

2匹目は、17:20頃。
このは、最初のとは違ってテトラ帯のライン付近で来たもので、活性の高い個体が広く動き回っているのであれば良いが、どうやらポツンポツンと散らばっている様子で、アタリが続かない。

コンタクトがないまゝ、70番スポット付近に来た時に、ようやくこの日3匹目をゲット。
時刻は17:40頃で、2匹目を出してからの20分間は梨の礫
そして、その直後に4匹目をゲット。
やっと、居所を見付けられた。
続いてキャスティングを続けたが、それ以降は反応がない。

付近で粘って居場所を探したが、完全に無駄骨。そこで当初の予定を変えて、凸部の先に行って見ることにした。

18:30頃、109番スポット付近にワープして来たが、生憎、そこには先行者の姿があったので、その少し先の斜め付近でキャスティングを再開。
すると、その1投目で反応が返って来た。
しかし、後続がない。

一昨年までは、どちらかと云うと、凸部の手前よりは良かったので、こちら側ばかりを攻めていた。所が、去年あたりからは、可愛娘ちゃんの着き場が変わったと見えて、余り出なくなったので、専ら60番スポット付近から凸部の手前までに重点を置いていた。
そんなことがあったので、駄目で元々。空振りを覚悟して蟹の横這い釣法でやってみるとこにした。しかし、全く反応がない。
やっぱり、駄目だったか・・・・と、125番スポット付近から、一旦は引き返すことにしたが、さらに先の129番スポット付近が何となく気になった。そこで、時間は未だタップリ残っているので、様子を見るために移動。

結論から云うと、これが良かった。
テトラ帯が入っているラインよりも沖側で、アタリが続いた。と云っても、好調時の様な入れ掛かりには程遠いが、それでも退屈しない程度の間隔で反応があって、19:30頃にツ抜けを達成。

この日釣りを始めた頃には、到底ツ抜け出来るとは思えない状況だったので、思わぬ結果にニコニコ。

その後も、付近でポツリポツリと追加し、反応もなくなった所で、20:10頃折り返しに入り、21:40頃、都合17匹の結果でStopFishingとした。

所で、この日の特記事項・・・・・。
11月3日にMHR-KGNで初めて見掛けたアオサギだが、その3日後に見掛けて以来姿を見なかったので、何処かに行ったのだとばかり思っていた。
所が、この日凸部の先に移動した時のこと。
123番スポット付近でキャストしていたが、反応がないので、横移動しようとフト横を見ると、グレーがかった様な白っぽい人影らしいものが目に入って来た。
いつの間に入って来たんだろう?
暗いのでてっきりアングラーだとばかリ思っていたので、追い越して先に行こうと近付いて行くと、アングラーではなく、例のアオサギが首を伸ばして立っていたと云う訳。
で、このアオサギだが、小生の移動に合わせて、小生との距離を保つ様にちょこちょこと動いては、ジーッと小生の様子を窺っている素振り。
そして、何をもって判断出来たのか分からないが、小生が可愛娘ちゃんを掛けると、近寄って来るではないか。
試しに、アオサギに向かって投げ与えて見ると、アッと云う間に丸飲み。
野鳥をこうして餌付けするのは、感心出来ることではないと思っているので、余程、MHR-KGNで美味しい思いをしたと見え、人を恐れずに逆に餌を強請るこのアオサギを目の当たりにして、複雑な思いをさせられた夜だった。

2020年釣行記(55) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:11月19日(木) 17:15~20:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7
同行者:単独

予報を見れば木曜日の夜は、何処も南寄りの風が強くなりそう。となると南風に強いMHR-KGNしか、頭に浮かんで来ない。と云う訳で、実の所、タチウオアジを狙いたかったのだが、ターゲットをメバルに変えることにした。

15:15頃、自宅を出発。現地到着は16:45頃。
車から出て見ると、予報では南南西が4mとあったにも拘わらず、思いの外強い風が吹いて来る。少なくとも、車を止めている場所は高い建物の陰になっているので、南風であれば風裏になる筈なのに・・・・

久し振りにNSL-S702UL/BFを手に岸壁を俯瞰すると、地元のオッチャン連中の姿が余り見えない。強い風を嫌がったのだろうと思いつゝ60番スポットに向かうと、意外なことに、いつもは居ないへの字カーブの先に3~4人入っており、60番スポット付近にも電気浮子の赤い灯りが浮かんでいる。
そこで、今回は60番スポット付近から凸部の手前角をジックリとやってみる積りだったが、予定を変更して52番スポット付近から始めることにした。

予報とは違って、風は西南西でしかも4mよりも遥かに強く吹いており、現場では殆ど真横から風を受けるため、極めてやり難そう。満潮間際で潮位が高い海は、それ程波もなく、海面直下に沈んでいるテトラ帯付近が時折波立つ程度で、この点は問題なさそう。
当初はPEラインを使う積りだったが、風が強いので、予備のエステル・ラインに替えて、17:15頃、キャスティングを開始。
正面にキャストすると、風に大きく吹けたラインに引っ張られて何もしなくても、ドンドン手前に流されて来て、どうしようもない。と云う訳で、斜め右にしかキャスト出来ない。

2投、3投・・・・。

期待も空しく、全く気配が伝わって来ない。
そこで蟹の横這い釣法可愛娘ちゃん達の居場所を探したが、見付からなず、アッと云う間に60番スポット付近に到達してしまった。そこには先行者が入っていたので迂回して、61番スポット付近から改めて調査を始めた所、ゴソゴソと感じる違和感が伝わって来た。

アタリの出方が変だったが、反射的に手が動き、リーリングを始めた所、明らかに生命体の反応があって、姿を見せたのは少々小振りだが15cm位の可愛娘ちゃん。時刻は17:45頃で、実釣開始30分後のことで、ヤレヤレ。

写真には写っていないが、この可愛娘ちゃんの腹はペチャンコになっていて、少なくとも満腹状態ではないことは確か。であれば、もっと積極的に餌を追い掛けても良いのに・・・・・

その後も蟹の横這い釣法を続けたが、音沙汰がない時間が続き、2匹目を獲ったのは18:30頃。場所は71番スポット付近で、以前良かった70番スポット付近では掠りもしなかった。

3匹目は、それから30分後の19:00頃の74番スポット付近。この娘は着水と同時に喰って来たので、どちらかと云うと、向こう合わせ的で釣った感に乏しかったが、ロッドを曲げてくれるだけでも良しとしなければ。
そして4匹目も同じ様に、着水と同時。
やっと活性が上がって来た・・・・

いつぞやを思い返しながら、5匹目、6匹目を期待してキャスティングを続けたが、コンタクトがない。3匹目、4匹目を連荘で掛けた時は、たまたま風が弱まったタイミングだった様で、風が元の様に強くなると、同じポイントに通すことが出来ず、何とか通そうと角度を変えても見たが全て無駄な足掻き。

そこで蟹の横這い釣法に戻って、可愛娘ちゃんを探すことに。
前回、前々回とも、可愛娘ちゃん達がテトラ帯と岸壁の間には入って来ている気配がなかったので、今回もテトラ帯付近を中心に狙っていた。と云っても風に吹けるラインに引っ張られて、直ぐに岸壁に寄って来てしまうのだが、80番スポット付近にまで来た時、テトラ帯を外れて岸壁に寄って来たルアーを回収せずにそのまゝゆっくりとリーリングしていると、コツコツと反応が返って来た。
残念ながら、このアタリは取れなかったが、19:25頃、再度同じ様に流して5匹目をゲット。そして6匹目。
今日は、手前に寄って来ている!?

今度は、テトラ帯と岸壁の間を集中して狙って見たが、反応があったのは2匹だけ。

20:00頃になって、益々風が強くなって来て、キャストするタイミングが取れなくなって来たので、引き返しながら風の止み間を狙って1匹を拾った所で、20:30頃、StopFishingとした。

2020年釣行記(54) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:11月15日(日) 16:30~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 2
同行者:単独

この日は久し振りに孤島に行く予定にしていたが、カミさんの用事が長引いてしまい、結局孤島行きはキャンセル。しかし、一旦火が付いた気持ちは収まらず、南西の風4mとの予報を考慮してMHR-KGNに行くことにした。
と云っても、日曜日なので、混雑していることは必至。
そこで、日中組が引き揚げて行った後に入る積りで、16:00過ぎに自宅を出発。現地到着は、予定通りの17:20頃。

道路から岸壁を俯瞰すると、日没時刻を過ぎ辺りはすっかり暗くなっている波間に、赤い電気浮子の灯りが点々と漂っているのが見える。しかし、への字カーブの先には1~2個しか見えないので、小生のお気に入りポイント方面は問題がなさそう。

SSQC-742LT-BF-KRを手に道路を歩き、17:50頃、60番スポット付近からStartFishing

予報の云う4mある筈の風は、背中からソヨリと吹いて来る程度で、急ぎ足で歩いて来た身には少々物足りない位。大潮の満潮時刻を過ぎたばかりなので、殆どのテトラ帯は水没しており、一段と高くなっている一部分だけが、所々、波間から顔を出しているだけ。波もなく、春の海の様にノタリノタリとしているだけ。

いつもの様に、0.5gのJHで表層を距離を変え向きを変えて探ってみたが、全く気配が感じられない。
そこで、5カウント程沈めて見ると、やっとモゾモゾしたアタリがあって、この日最初の可愛娘ちゃんが顔を見せてくれた。
サイズは、この釣り場のアベレージの16cm位だが、実釣開始後それ程時間も経っていない18:00頃のことだったので、ヤレヤレ。

可愛娘ちゃんの着き場も分かった所で、続いてコンタクトがあるものと思ったが、これが期待外れで、ウンともスンとも云って来ない。

前回良かった70番スポット付近で2匹目のドジョウを狙おうと思ったが、そこにはカップル・アングラーが入っていたので、パスせざるを得ず、そのまゝ蟹の横這い釣法で探したが、見付からず仕舞い。

結局、2匹目の可愛娘ちゃんを手にしたのは、約1時間後の19:00を回った頃で、それまでは全くアタリを感じることはなかった。

19:45頃、バック・ラッシュ。
前回もそして今回も実釣を開始してこれまでの間、バック・ラッシュすることがなかったので、全く気にもしていなかったのだが、何がどの様に悪かったのか、久し振りにバック・ラッシュを起こしてしまった。これまでにバック・ラッシュを起こした時も、何とか解いて釣りを続行することが出来たので、この時もその瞬間はそれ程心配をしていなかった。所が、いざ解きに掛かって見ると、今回に限っては可成り重症。ここはジックリと腰を落ち着ける必要があると、座り込んでグシャグシャになった0.3号のPEラインを解こうとしたが、ヘッド・ライトの光りだけが頼りでは、どうしようもない。
そこで、0.8号のフロロを巻いたスプールに取り換えたのだが、ここで考えられない大チョンボをやらかしてしまった。
つまり、スプールを交換する際に、マグネット・ブレーキを最も弱い位置にしていたのをすっかり忘れて、キャストしてしまった。着水点が全く見えない暗い中で、サミングのタイミングも判らず、キャストした瞬間にブレーキの戻し忘れに気が付いたのだが、どうにもならず、第一投目でグチャグチャ。

可愛娘ちゃんのご機嫌も良くないし、このまゝ引き揚げようか・・・。
しかし、釣りは始まったばかりだと考え直し、ラインを解こうとしたが、これも儘ならず、結局フロロ・ラインを半分程切り詰めてキャスティングを再開した。
この時、時刻は20:30頃で、結局1時間近くもバック・ラッシュと格闘していたことになる。

こうしてキャスティングを再開したものゝ、この時刻になると潮はかなり低くなっているため、テトラ帯と岸壁の間に置かれたテトラが頭を出し列をなしている。フロロなのでPEよりもスレに強いとは云え、ワームを通すルートが限られてしまっていて、やり難く、カサゴを拾っただけで、21:00頃StopFishingとした。

2020年釣行記(51) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:11月06日(金) 16:30~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 19、アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:単独

右肘の痛みが中々消えてくれない。筋肉痛なら何も気にする必要はないが、ここ1~2年は釣行の度に鈍痛があったので、どうやら関節に問題が出ている様子で、余り無理は出来そうにもない。
となると、左手でキャスティングが出来る釣りを前提としなければならないが、その条件では、MHR-KGNでのフィネス・ベイトでのメバリングしかない。と云う訳で、釣りをするならMHR-KGNに行くしかないのだが、予報を見ても、現地方面では南風が2m程で願ってもない予想出ており、迷うことなく、前回に続いてMHR-KGNに行くことにした。

現地到着は16:40頃。
岸壁に出て様子を見ると、への字カーブの手前まで、8~10m程の間隔を置いて長いロッドを出しているアングラーが入っている。小生の釣り場は、への字カーブの先なので全く影響はないが、これ程までに綺麗に並んでいる光景は、これまでに見たことがない。皆、傍らに自転車が置いてあるので、地元のオッチャン連中だろう。

そんなオッチャン達の様子を見ながら歩を進めたが、風や波は殆どなく、メバリングには申し分のない所。

17:00前に60番スポット付近に到着。
満潮間近で潮位が高いため、所々、テトラ帯の頭が海面から出ているだけなので、海面下に沈んでいる本体に根掛かってしまう惧れがあるが、17:05頃、キャスティングを開始。

今回のロッドは、SSQC-6112ULS-BF-KR
本来なら、前回の様に0.8~1.0gのジグ単でやりたい所だが、小生の腕ではベイトロッドで1g前後の軽いジグをキャストするのは、とても出来ない相談。と云う訳で、今回のシステムも、昨年から使っているキス天秤ライトシャローフリークを組み合わせ0.5gのJHを結んだもの。

そして、間もなくコツッと小さなアタリを感じて、この日の口開けの可愛娘ちゃんをゲット。サイズはMHR-KGNではアベレージの17cm程だが嬉しい1匹。

開始早々から来たことに気を良くしたが、もう一つ反応が良くない。
そこで蟹の横這い釣法で居場所を探りながらキャスティングを続けたが、たまに来るアタリを何とか拾うだけで、前回よりも、厳しい釣りになることを覚悟した程。

所が、70番スポット付近では・・・・。
このポイントに到達し、直ぐに5匹目をゲット。どうせこのポイントも単発だろうと、少し先に進んでキャスティングをしたのだが、何となく気になったので、引き返してキャスティングを続けて見た。
すると、これまでが嘘の様にコンタクトが続いてあって、一時は入れ掛かり状態になり、ツ抜け達成は18:00少し前。実釣開始約2時間を経過していたが、最初の1時間半で4匹、残る6匹は後半の30分程で出した計算。しかも、ツ抜けを達成してからもコンタクトは続いてあって、結局、このポイントだけで12匹の釣果を得られた。

しかし、一ヶ所でこれだけ掛けるとやはりスレてしまうと見えて、以降は反応がなくなってしまった。そこでまた蟹の横這いを再開したのだが、本当に、忘れた頃に来るアタリを取るのが精一杯。

それでも、その頃にはカウンターの数字も19になっていたので、何とか20をクリアして帰ろうと必死になったが答えがない。
そこで、20:00を回った頃、気分を変えるために、凸部の先に移動したが、それも空振りで、音沙汰が全くない。
結局、20分程、付近で粘って見たが、諦めて、折り返すことに。

戻りながら、目ぼしいポイントを流して見たが、久し振りのアタリに喜んで抜き揚げると大きな口を開けたカサゴだったり、南蛮漬けサイズの豆アジだったりで可愛娘ちゃんは何処に行ったのやら・・・・。

往路で良かった70番スポット付近なら、ひょっとすると・・・・
所が、そこにはアングラーの影があって、残念ながら見送らざるを得ず、60番スポット付近にまで戻った所で、待望のアタリ。
やっと、20匹をクリア出来た!!
しかし、揚がって来たのは、又もやカサゴで、その顔を見た途端に気持ちは切れてStopFishingとした。

結局、この日は70番スポットに助けられた格好で、このポイントがなければ、小生に取っては癒しの場であるMHR-KGNで悲惨な思いをして引き揚げて来なければならなかっただろう。

所で、前回YGWさんが、アジングをする様になって、手感度が上がった気がすると云っていた。その時は懐疑的な気持ちが少しあったのだが、この日の可愛娘ちゃん達のアタリが、悉く、コツッ、チクと云った極々小さなまるでアジのアタリの様なものばかりだった。
アジングをする様になる前には、恐らく見送っていた様なこの様な小さなアタリにも、自然に反応出来ているのは、はやりYGWさんが云う様に、手感度が上がっているせいなのかも知れない

そして、もう一つ。
前回釣り場で見掛けたアオサギだが、今回も同じ様に手摺に止まっていた。
人間を恐れない野生のサギがそうそう居る訳もなく、恐らく同じ個体なのだろう。だとすると、随分良い思いをしたと見えて、この夜も、アングラーの間を徘徊する様に飛んでは止まり、止まっては飛んでいた。

2020年釣行記(50) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:11月03日(火) 16:30~23:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 11、アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:単独

YGWさんから声を掛けて頂いていた4日(水)のエギングは、カミさんの病院送り迎えがあるため、泣く泣くパスせざるを得ず、その代わりに3日の文化の日に釣行することにした。

何処で釣りをするかだが、祭日でも余り混雑していない場所となると、MHR-KGN位しか頭に浮かんで来ない。問題は駐車出来るかどうかだが、スペースがなくても、待っていれば昼間のアングラーが引き揚げて行った後に止められるだろう。それに加えて、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃん達の様子も気になった。
と云う訳で、場所は久し振りのMHR-KGNに決定。

15:00過ぎに自宅を出発。祝日の夕方の下りのためか、交通量は意外に少なくて渋滞もなく、予定通り16:30頃、現地に到着。流石に祝日なので、駐車している車の数は多いものゝ、3~4台分のスペースがあった。

今回持ち込んだロッドはTenryu改の1本だけ。先日、エギングを夢中になってやった影響で、右腕の肘と手首に未だに痛みが残っているので、左手でキャスト出来るベイト・ロッドにする方が良いのは解ってはいる。しかし、時期的にはシーズンの走りなので、様子を探るためにも色々と試す必要も出て来る。となると、色々と応用の効くスピニングの方が良いだろうと考えた。

Tenryu改を手に岸壁に出て様子を見ると、潮回りは中潮の満潮だが、大潮が明けたばかりとあって潮位は最高に高く、テトラ帯は水に沈んでいて海が広く見える。風は西からの微風で釣りには影響はないが、思いの外波立っていてザワザワと落ち着かない。

16:50頃、への字カーブの先の60番スポット付近に到着し、0.8gのJHでキャスティングを開始。ワームはアジリンガー・ビーバー
元々MHR-KGNではママワームクリオネを好んで使っていたのだが、生産中止となったのでアクションフィッシュに変更。すると、これもやがて生産中止。そこで、その代わりになりそうな印象のアジリンガー・ビーバーを選んだ次第。

時間的には、丁度陽が沈んで周囲の暗さが増して来て、正にゴールデン・タイム。
すると2投目か3投目のこと。
コツと小さいが、早々に反応がある。
若干遅れ気味だったが、合わせが決まり生命体の反応が伝わって来て、姿を見せたのはMHR-KGNでは珍しいアジ。前回のDKKパーフェクト・ゲームを喰らったことを考えれば、豆アジとは云え嬉しい1匹だが、今回はメバルが本命なので、これは立派な外道。
魚の活性は高そうなので、可愛娘ちゃん達も来てくれるのでは・・

所が期待に反して、その後は全くコンタクトがない。

そこで、蟹の横這い釣法で、少しづつ移動しながら探していると68番スポット付近で、待望のアタリがあって、この日最初の本命をゲット。
抜き揚げて見ると良型の23cm。
時刻は17:40頃で、実釣開始後約1時間も経っていた。

やっと、可愛娘ちゃん達が動き出した。
ノッケからの良型に気を良くしたが、アタリが続かない。アタリがあってもそれを外すと、同じポイントを通してもアタッて来ることはなく、掛けても、単発ばかり。

結局、早くも、18:40頃には凸部の向こう角109番スポット付近に移動することにした。そして、その付近で2匹連続して掛けたが、その後は忘れた頃に来る単発ばかり。かつては良かった、凸部の先の120~129番スポット付近も、この日は完全にダンマリ。

19:00頃に風向きが東に変わったのを機に、折り返しに入ったが、状況には変化がなく、22:00頃、可愛娘ちゃん11匹の釣果でStopFishingとした。

所で、この日、珍しいことがあった。
109番スポット付近への移動途中で、手摺に止まっているアオサギを見付けた。
テトラ帯に止まっている海鵜アオサギを見掛けることはよくあることだが、こんな所に止まっている所は、これまで見たことがない。このサギの左側4~5m程の所にはアングラーが竿を出しているのだが、そのアングラーを怖がっている様子は全くなく、寧ろ、その様子をジックリと見ている様に思えた。
その時は、こんな所に居るなんて、珍しいなぁと思いながら、そのまゝ通り過ぎたのだが、凸部の先の調査を終えて戻って来た際も、やはり止まっている。
この時は、近くのアングラーの姿が消えていたので、写真を撮ったのだが、フラッシュにも全く動ずることなくジッとしている。
ひょっとすると、アングラーから魚のおこぼれを貰っているのかも知れない。試しに釣れたメバルを与えて見よう・・・と考えて、近くでキャスティングをすることにした。
結局、コンタクトが2回あったが、ものに出来なかったので、給餌は諦めて場所を30m程移動した。
そして、移動先でキャスティングをしていると、何やら、ハッキリはしないが背丈のない何かが視野の片隅に映っているのに気が付いた。
何だろうと思って、視線を向けると、暗い岸壁にボーッと立っている灰色の小さな陰が薄ボンヤリと見える。そこで、正体を確かめ様とヘッド・ライトの光を当てて見ると、その光に浮かんだのは、光に驚くこともなくジッと小生を見ている先程のサギ
このサギは、小生が1m程の距離に近付いた際に、飛んで逃げて行ったが、余程腹を空かしていたと見えて、次に見たのは別のアングラーの直ぐ近くで。
小生もメバルが釣れたら、与えようと思っていたので、ここは反省しなければならないが、野生の鳥を餌付けすることが良いのか悪いのか・・・。

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