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2021年釣行記(29) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:06月11日(金) 18:30~23:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 13、カサゴ x 1
同行者:単独

A’s Pでは、厳しいアジングを連続して強いられ、モヤモヤした物が澱の様に溜まっていたので、憂さを晴らそうとMHR-KGN円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶことにした。幸い、予報によれば風向きも南寄りで2m前後なので、条件としても悪くはない。

この時期の日没時刻は19:00頃なので、18:00頃自宅発。
久し振りのNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出てみると、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで潮位が高く、テトラ帯は海面下に沈んでいて、穏やかな海が広がっている。いつも、鬱陶しくなる程海面に漂っている海藻が、この日は、潮位が高いためか、殆ど見えない。と云っても、海中には漂っている筈なので、油断は出来ない。

最近はへの字カーブを過ぎた辺りからキャスティングを始めることが多くなっているのだが、この日は、生憎、地元のオッチャン連中が長い竿を出している。そこでそのまゝ歩を進めて、59番スポット付近に到達。

飛ばしウキ0.3gのJHを組み合わせたシステムを組んで、キャスティングを始めたのは、19:20頃。

久し振りのベイトリールなので、先ずは肩慣らし。軽くキャスティングを繰り返したが、まだまだ、明るい時間帯なので、コンタクトがない。

数投して感覚が戻って来た所で、本格的なメバリングを開始すると、コツ。
しかし、空振り。
可愛娘ちゃんの活性は低くはない様なので、獲れるのは時間の問題だろうと、安易に考えていたが、空振りや針掛かりさせても途中でバラしたりの連続。
アレー・・・!
どうしたんだ・・・・?
その理由を考えながらキャストしている内、可愛い娘ちゃん達の気配が消えてしまった。

この日、やっとの思いで本命の可愛い娘ちゃんを抜き上げたのは、20:00を回った頃で、実釣を開始して40分も経っており、これまでになく厳しい状況。
しかも、ネンブツダイと見間違える程のサイズで、如何にも幼い顔付をした姿に、嬉しさ半減と云った所。
とは云え、1匹は1匹。期待を込めて後続を狙ったが、全く音沙汰がないまゝ。

1匹目を獲ってから、暫くし経った時のこと。それまでと同じ様にキャストした所、何の感触も残さずラインが切れて、飛ばしウキごと何処かに飛んで行ってしまった。去年か一昨年にも同じ事態が起きたことがあったが、この時も、キャスト後リーリングに入った所、抵抗感が全くなかったので、高切れしていることが分かった次第。
仕方がないので、予備のスプールに替えてメバリングを続けたのだが、もう一つ調子が出ない。

21:00頃、思い切って、ロッドを替えることにして、一旦車に戻ることにしたのだが、往復での30分が結構辛かった。そして60番スポット付近に戻って、Falcon改メバリングを再開したが、その時のカウンターの示す数は6

30分程留守にして場を休めたが、アタリが遠い状況は変わらず、この日のツ抜け達成は22:15頃。ベイトロッドを振っていた21:00頃までの前半戦と比べれば、少しは良いと云えるが、厳しい状況は変わらないまゝ。

前回、事態の打開に最も効果のあった0.3gのJHに替えてもみたが、今回は全く無反応。ワームの種類を替え色を替えしてみたが、興味を呼び起こすことが出来ず、ひょっとするとプラグには来るかも知れないと試してみたが、これも空振り。

結局、切れそうな気持を何とか繋いで粘っていたのだが、根掛かりで高切れした途端に気持ちもプツンと切れて、23:10頃、StopFishingとした。
と云う訳で江戸の仇を長崎でではないが、A’s Pの仇をMHR-KGNで討つことが叶わず、見事に返り討ちにあってすごすごと引き揚げて来た次第。

それにしても、この日はこれまでになく状況が悪かった。
と云っても、凸部より先に足を延ばした訳でもないので、釣り場全体が悪かったかどうかについては、何とも云えない。2~3年前の様に、可愛い娘ちゃんの溜まり場が凸部より先に移動していたのかも知れない。その頃は凸部の手前は余り良くなかったので、先ず凸部の先に行って、手前はその帰りに撃ってみる程度だった。
最近は、凸部の先にまで足を延ばさなくても満足出来る結果を得ていたことに加えて、年々疲れ易くなっていることもあって、凸部の先は見送っているのだが、次回は足を延ばしてみようと思う。

2021年釣行記(26) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:06月02日(水) 18:50~22:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 40、カサゴ x 1
同行者:単独

予報では、南風が2~3mで、雨の心配もなく絶好の釣り日和
前回は、今シーズン最初の孤島アジングを楽しむ積りだったが、予報と違って、爆風と雨に祟られて、不本意ながら早上がりをせざるを得なかった。
まぁ、天気予報なんて、当たって欲しい時には外れ、当たって欲しくない時は当たるものだと思えば諦めは付くが、今回はどうか。

これまでであれば、風向きが南となれば迷わずにMHR-KGNでのメバリングとする所だが、空振りに終わったアジングのリベンジもやりたい。
と云う訳で、近場のアジにするか、遠方のメバルにするか、条件が良いだけに、最後の最後まで多いに迷ったが、当初の予定通りMHR-KGNでのメバリングをすることにした。

現地到着は18:30過ぎ。
Falcon改を手に岸壁に出てみると、風は殆ど吹いておらず、上げ潮に入ったばかりのため、潮位は低くテトラ帯や岸壁とテトラ帯の中間に入れられたテトラも、海面から頭を出している。海藻は、一時程の繁茂状況ではないが、それでも至る所に漂っていて、やはりキャストには気を使いそう。

54番スポット付近に立って、キャスティングを始めたのは19:00頃。
最近は0.8gのJHを使っているが、今回は、潮位がないことを考えて0.5gをチョイス。
それでも、コツコツと敷石に当たる感触が伝わって来たり、根掛ったりで、油断が出来ない。

この日、最初に来てくれたのは、15cm程の少し小振りな可愛い娘ちゃんで19:10頃。開始早々10分程で取り敢えずの答えが出たので、一安心し、後続を狙ったが、その後はコンタクトがない。

そこで蟹の横這い釣法可愛い娘ちゃんの居場所を探したが、何処に居るのか見付けられず、2匹目が獲れたのは、20分以上も経った19:30過ぎのこと。その後も状況は変わらず、71番スポット付近にまで来てしまった。

情況を打開するためにアジング・スプーンに替えてもみたが、全く効果がない。
さて、どうしようか・・・・・。
その時、ふと、JHを更に軽い0.3gに替えてみることを思い付いた。実は、今シーズンは少し重めの0.8~1.0gのJHを使っているが、昨年までは0.3~0.5gのJHMHR-KGNでの常用のJHだった。
取り替えてみると、それまで反応がなかったのが嘘の様に、チク、クッ、モゾと云った反応が返って来て、3匹、4匹、5匹と入れ掛り状態になり、20:20頃にツ抜けを達成。そして、それから約30分後の20:50頃には、20匹目をゲット。

20匹を達成した所で、プラッギングで遊んだので、10匹を追加するのに時間が掛かったが、1時間後の21:45頃に30匹に到達し、戻りながら、更に10匹追加した所で、22:40頃、StopFishingとした。

この日は、JHを0.3gにしたのが大正解で、0.2gしか重さが変わらないにも拘らず、こんなにもメバルの反応が違って来るのに、改めて驚かされた。
しかも、この日のアタリ方は、チク、コツッと云った極々小さな物ばかりで、まるでアジを相手にしている様で、非常に面白かった。恐らく、アジングの経験がなければ、アタリとは判らなかっただろうと思う。

一方、プラグに対しては、相変わらず、反応が良くなかった。SmokyGigaScrew-A(GS-A)JungleGymYURIで各々1匹獲れたが、その他のプラグには、アジング・スプーンを含めて反応はなかった。プラッギングジグ単とは違った面白さがあるので、もっとプラッギングを楽しみたいと思う。しかし、実際には、魚が釣れなければ釣りの面白さは半減してしまうので、どうしてもジグ単を選択してしまうのだが、この日の様にジグ単である程度数を稼いだ所で、プラグに対する反応を窺うのがMHR-KGNでは良い方法だろうと思う次第。

2021年釣行記(24) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:05月26日(水) 18:50~22:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 30、カサゴ x 1
同行者:単独

この所、毎日の様に雨が降り、早くも梅雨を思わせる様な天候続きで、結局、先週は一度も釣りに行くことなく完全に自宅待機する破目になってしまった。
週が変わって、ようやく雨の心配のない天候になったので、風向きをチェックすると、水曜日の夜は南東、南南東の風が2m程度とのこと。東の要素が入っているので、若干気になったが、丁度、その夜はスーパー・ムーン皆既月食が見られるとのこと。ならば、円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊びながら赤黒い満月を楽しめる絶好のチャンス。
と云う訳で、今回もMHR-KGNに行くことにした。所が、当日になって予報を確認すると、北東に向きが変わっていた。MHR-KGNでの北東の風は最悪の条件だが、強さは1~2m程度とのこと。ひょっとすると何とかなるかも知れない。駄目だったら引き揚げようと、自宅を17:30頃、出発。

現地到着は18:30頃。
直ぐに支度を整えて、Tenryu改を手に岸壁に出てみると、風は全く吹いておらず、一安心。

54番スポット付近に立ち、18:50頃、キャスティングを開始。
大潮の満潮時刻を過ぎたばかりなので、潮位が高くて数あるテトラ帯は完全に水没していて、いつもとは雰囲気が違っていて新鮮な気がする。しかし、相変わらず海面には海藻が漂っていて、キャスティングには難儀しそう。
JHは、予報にあった様に向かい風になる北東の風が吹いて来ることを前提にして、MHR-KGNでは滅多に出番のない1.0gをチョイス。

1投、2投、3投と海藻が頭を出していないポイントを狙ってキャストするのだが、海面下にも夥しい海藻が漂っている様子で、キャストの度に海藻を拾ってしまう。海藻に絡んでいる可愛娘ちゃんを海藻と共に引っこ抜いて来る豪快なメバリングもあるが、小生のMHR-KGNでのメバリングは、どちらかと云うとアジングの延長の様なものなので、海藻は邪魔者でしかない。

少しづつ移動しながら、海藻が邪魔をしないポイントを探してキャスティングを繰り返したが、コンタクトがない。

この日、最初のコンタクトがあったのは開始して30分程経った19:15頃で、60番と61番スポットの中間地点にまで移動して来た時のこと。
この時は、コンとかチクッと云ったものではなく、フォールしているワームを吸い込む様な違和感を取ったもので、最近、この様なあたり方が多くなっている様な印象がある。

ようやく可愛い娘ちゃん達の活性が上がって来たのかと期待をしたが、いつもの様に後続がないので、ドンドンと移動しながらの蟹の横這い釣法に切り替えたが、調子はもう一つ上がって来ない。
ワームが駄目ならプラグはどうかアジングスプーンに替えたが、コツコツとアタリはあるが、針掛りしないショート・バイトばかり。

ようやくツ抜けを達成出来たのは、1匹目を獲ってから、約1時間半後の20:40頃。
その頃になると赤黒い満月が頭上にある筈だが、生憎の曇り空で全く見えず、この点も期待外れ。

70番スポット付近に到達した所で、少し調子が出て来て、ツ抜け達成約1時間後の21:45頃に20匹目をゲット。
数的な満足が出来た所で、プラグに変更したが、SmokyGigaScrew-A(GS-A)に2匹来ただけで、その他のプラグには見向きもされず、空振り。
そんなアイドル・タイムがあったにも拘らず、20匹目をゲットしてから1時間も経たない22:35頃、更に10匹追加して30匹に到達。

時間の経過と共に調子が出て来たので、続けてやりたかったが、身体の方が付いて行けず、泣く泣く、22:40頃、StopFishingとした。

スーパー・ムーンは、22:00少し前になって薄く広がった雲を通してボーッと見える様にはなったものゝ、右側が少し陰っているだけで、皆既月食には遠く及ばず、人生最後のチャンスは、期待外れに終わってしまった(涙)

2021年釣行記(23) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:05月14日(金) 18:50~23:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 40、カサゴ x 3
同行者:単独(ISBSさん)

早くも季節は薫風の5月も中旬になり、釣りに行くには絶好の季節になって来たが、アジの調子がもう一つ上がって来ていないので、敢えて釣りに出掛けずに鉄道模型の製作に集中しようと考えていたが、予報を見ると、金曜日の夜は南寄りの風が2~3m。その金曜日は、カミさんが検査のために絶食しなければならない日に当たるので、腹を空かしている当の本人に食事の支度をして貰うのも、気が引ける。
釣りに出掛ければ、食事の支度を断る理由にもなる。
と云う訳で、MHR-KGNに行くことにした。

MHR-KGNには18:30頃、到着。
直ぐにFalcon改を手に岸壁に出てみると、風は予報通りの南風が時折強めに吹いて来る程度。この日は、大潮の翌日の中潮の1日目で、しかも、時間的には満潮時刻直前なので、潮位が極めて高く、テトラ帯は完全に水没しており、波のない海が広がっている。
しかし、相変わらず海藻が至る所に漂っていて、キャスト出来る範囲が限られてしまいそう。

18:50頃、60番スポット付近でキャスティングを開始。
いつものことながら、その日の釣りを占う1投なので、期待と不安が入り混じった気持ちで反応を窺ったが、案の定、何も感じられない。
2投、3投・・・。期待を込めて、少しずつ場所を移動しながらキャスティングを続けたが、気配がない。
アリャ~。今日は駄目な日に当たったか・・・・・。

時間的にも日没時刻直後のまだまだ周囲は明るい時間帯なので、もう少し暗くなってからでないと駄目かなどと考えながらキャストを続けていると、この日最初のコンタクトがあって、15cm内外の小振りな可愛い子ちゃんをゲット。

時計を見ると、まだ19:00前。
実釣を開始して、10投もしておらず、時間も5分程しか経っていないので、ロケット・スタートと云っても良いにも拘らず、殊の外長い時間に感じたのは、何故だろう・・・。

兎にも角にも、1匹ゲット出来た所で一息ついて、2匹目、3匹目を狙ったが、アタリが遠い。
蟹の横這い釣法で屯している場所を探したが、たまに来るアタリを拾うだけで、中々カウンターの数が増えないまゝ70番スポット付近に到達。

20:00頃を回った頃、背中に人の気配を感じて振り向くと、小生の顔をジッと覗き込む様にしながら小生の名を呼ぶアングラーがいる。闇を透かして見るとよくよく見るとその人物はISBSさんで、IMKZ-Pサバゲーをした帰りだとのこと。
その時、釣果を訊ねられたので記憶にあるのだが、この時点でまだ7匹しか獲れていない。しかし、1時間少々の実釣時間で、7匹の釣果は悪いには悪いが、それ程極端に悪いとは云えないペースだろう。にも拘わらず、その時は、話にならない程悪いと思っていた。

ISBSさんは、そのまゝ奥に進んで行き、小生は残ってキャスティングを続け、20:30頃、やっとの思いでツ抜けを達成。
所が、その後は、それまでのアタリの遠さが嘘の様に状況が激変。殆ど入れ掛り状態になって、20:50頃に20匹に到達。

カウンターの数が20にはなったが、サイズの面ではもう一つなので、プラッギングに変更。すると、コンタクトは激減してしまったが、たまに来る可愛い子ちゃんは一回り二回り良くなった。

21:00を回った頃(?)、奥に行っていたISBSさんが戻って来たので、様子を訊ねると良い溜まり場を見付けた様で、それなりに満足はした様子。
しかし、週末を控えた金曜日の夜であることに加えて風もない穏やかな天候。しかも、コロナ禍でアウトドアの遊びに人気が出ていることもあってか、この日はアングラーの姿が殊の外多くて、次から次にやって来る。そんなアングラーに邪魔をされるのが嫌で戻って来たとのこと。
ISBSさんは、小生の隣に入って2~3投すると、戻りながら打って、そのまゝ上がりますと云って離れて行った。

プラグへの反応が余りないので、再度ジグ単に変更したが、先程の様な状態にはならず、アタリの出方が遠くなってしまったので、小生も折り返しに入った。

22:00頃、カウンターは30を示したので、引き揚げる積りで遅い夕食のおにぎりを頬張りながら岸壁を歩いていると、アングラーの黒い影が目に入って来た。暗くて顔は良く判らないが、姿形からどうやらその影は、とっくの昔に戻って行った筈のISBSさん
残業していたとのこと・・・・・。

その後は二人で目ぼしいポイントでキャスティングを繰り返しながら、23番スポット付近にやって来た時、ISBSさんからこの辺はどうですかね~?
対して小生は、この辺はやったことはないけれど、居れば出るでしょ!
と答えて、キャストするといきなりコツンとアタリがある。
そして、この1匹を皮切りに素針なしの5連続ゲット。
その後もコンタクトが続き、アッと云う間にこの場所だけで10匹を追加した所で、切りを付けて、23:00頃、StopFishingとした。

2021年釣行記(21) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:04月27日(火) 01:00~03:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 24
同行者:単独

予報では、南西・南南西の風が4~5mなのでMHR-KGNに行く積りにしていた。
所が、出発する直前にチェックすると、風向きは変わらないが、強さが7mになっている。フォローになる南寄りの風とは云え、7mともなると、幾らMHR-KGNであってもかなり厳しくなるが、過去の経験から、やってやれないことはない。翌日の28日は、一日中雨模様の予報が出ているので、兎に角、行ってみることにした。

現地到着は、18:25頃。
駐車場所の南側には高い建物があるので、南寄りの風であれば風裏になって殆ど風を感じることはないのだが、風が回り込んでいると見えて、結構強めに吹いて来ている。
ひょっとすると、無理かも知れない・・・・

岸壁に出て歩きながら様子をみると、風は時折弱くなる時があり、気のせいか、その時間が徐々に長くなっている様に感じる。大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、テトラ帯は完全に水没していて、海が広く見えるが、テトラ帯が沈んでいる辺りには、相変わらず海藻が至る所に漂っていてキャストに難儀しそう。

海藻の切れ目を探しながら60番スポットに向かって歩を進めていて、54番スポット付近に海藻の切れ目を見付けた。この付近での実績は殆どないが、これだけ海藻が煩いと、ポイントを選んではいられない。先ずは、キャスト出来るかどうか・・・・。

18:40頃、8326#1Bのロッドに0.8gのJHの組み合わせで、キャスティングを開始。
すると、その1投目で、プルプルとアタリがあってネンブツダイと見間違える程小振りなロリ・メバルが来てくれた。そして、2投目にも同サイズのロリ・メバル
潮位が高い時間帯にも拘らず、可愛い子ちゃんの活性は高そうなので、この点は良かったが、サイズがこれでは・・・。

3匹目は、その引きの強さから、ロリではないことが判ったが、直ぐに海藻に絡まれてしまった。海面に頭を出していないものゝ、海中にも繁茂しているのだろう。
0.4号のエステル・ラインでは強引に引っ張り出すことは出来ないので、張らず緩めずの状態をキープして、可愛い子ちゃんの動き出しを待ったが、結局フック・アウト。

これで場が荒れてしまったと見えて、ピタリと反応がなくなってしまった。

そこで、60番スポット付近に移動。
この付近でも、沖に向かってキャストすると確実に海藻に掛かってしまうので、斜め右前方に向かってしかキャスト出来ない。幸い、風向きが南西・南南西なので、キャストには余り問題はない。しかし、風向きが、南の要素が強くなったり、西に要素が強くなったりフラフラと変わるので、ピンポイントで狙うのは少々やり難い。しかも、テトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されていて、少しでもJHを沈め過ぎると、テトラに掛けてしまう。

この付近の可愛い子ちゃんのサイズは、54番スポット付近よりも1~2回り程良い。と云っても、MHR-KGNでのアベレージの17cm内外だが、それでもロリ・サイズに比べて格段に引きが強くて、楽しい。

この日のツ抜け達成は、19:10頃。
30分程の実釣時間で10匹は、かなり良いテンポだろう。

ジグ単で最低限の目標が達成出来た所で、プラッギングに切り替えた。
所が、プラグには、忘れた頃にコンと来るだけで、殆ど反応がない。プラッギングでは実績の高い70番スポット付近から先に移動し、何とかプラグで10匹をと色々な種類を試してみたが、プラグの交換直後の1投目に反応を示すことはあっても、その後は音沙汰がなくなってしまうことの繰り返しで、今回もスプーンには全く興味を示さなかった。

余りにもプラグに対する反応が悪いので、ジグ単に戻したが、その頃には地合いも去ってしまったと見えて、アタリが遠く、20匹目をゲットしたのは21:15頃。
可愛い子ちゃんの興味のないプラグに拘ったことも理由の一つだろうが、後半の10匹を獲るのに、2時間も要してしまった。そして、4匹を追加するのに、更に1時間。

その頃になると、風がなくなる時間帯が長くなり、釣りはし易くなったが、可愛い子ちゃんのご機嫌は直らず、結局、22:15頃、StopFishingとしたのだが、今回も竜頭蛇尾の結果で、何となく物足りない気持ちで帰路に着いた。
数を増やすだけならジグ単に徹すれば良いのだが、出来ることなら、やはりプラッギングを楽しみたい。贅沢かも知れないがプラッギングで数が獲れれば云うことはないのだが・・・・。

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