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2017年釣行記(72) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:11月10日(金)
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 2
同行者:単独、(YTさん)

現地到着を6:00頃に予定して、5:00頃自宅を出発。
順調に国道を西進して丁度中程まで来た所で、ウェーダーを積み忘れたことに気が付いた。家を出る際、何か忘れている様な気がしたのだが・・・。
今回は、石積み東端やその先のサーフも狙って見たかったので、機動力を確保するために自転車を積み込んだのだが、肝心のウェーダーを積み忘れたことには全く気が付かなかった
直ぐに引き返すことも考えたが、そうすると1時間も掛かってしまうし、YTさんはウェーダーなしで釣っている時もある。サーフに入らなければ何とかなるだろうと、結局、そのまま車を走らせ、予定通り、現地には6:00頃に到着。

自転車を走らせて、6:15頃、誰もいない井桁に乗って海の様子を見ると、台風の影響で入っていた濁りもほゞ取れていて、水色もかなり回復している。前回、前々回と黄土色に濁っている海での釣りだったので、これだけでも気持ち良く感じる。

直ぐに、短めのSoare XTUNE S610LS30SaltDgreeを組み合わせて、ひょっとしたら川に入って来ているかも知れない先ず手始めに、台風の増水の影響で新しく出来た流れ込みからチェックを開始。しかし、時期がまだ早くて川には差して来ていない様子なので、沖に向かって扇状にチェックしていたが、直ぐ目の前に水面から少しだけ頭を出しているテトラが、何となく気になって仕方がない。そこで、そのテトラの下流側にルアーを通して見ると、これが大正解。ルアーがそのテトラの陰に入った瞬間、ゴゴンとアタリがあってローニンをゲット。
そして、いつもの様に記念の写真を撮ろうとした所、針の掛かり処が悪かったのか、生憎、少し出血がある。このまゝリリースしても生き延びてくれるか判らないが、持ち帰る用意もしていなかったので、兎に角、この娘にはノータッチで海に帰って頂いた。

それにしても、実釣開始後早々の15分程で得た獲物に気を良くしたのは当然で、ひょっとしたら、今回は爆釣か・・・・・
しかし、こんな予感が的中することは、先ず、あり得ず、この日も御多聞に漏れず、その後はコンタクトがない。

それでも、メッキが回って来ることを期待してキャスティングを続けていると、流れ込んでいる水と海水との境付近で、いきなりのコンで、20ckm程のギンガメ

時計を見ると7:15頃で、最初の獲物から1時間も経っていた。

そして、それから1時間後。上げて来た潮が井桁を洗い出したので、車に戻りブーツに替えて戻って来た所、残念なことに井桁にはアングラーの姿がある。目が利かない小生には遠くてしかと判らないが、どうも知り合いでもなさそう。そこで、井桁をスルーしてそのまゝ石積みの東端に移動してキャスティングを始めた途端、YTさんから電話があり、井桁に居るよとのこと。小生が井桁から石積み東端に移動している間に、見掛けたアングラーが引き揚げ、その後にYTさんが入ったらしい。

東端では、2~3投しただけで、直ぐに井桁に取って返して、YTさんと並んでキャスティングを続けたが、魚からのコンタクトは全くなく、10:00過ぎにStopFishingとした。
しかし、どうしても石積み東端が気になって仕方がない
時間も早いので、YTさんと別れて小生のみ、又々自転車に乗って東端に入って見た。
流石にサーフ寄りは波の影響で濁っていたが、東端の沖側の角付近からは青く綺麗に水が澄んでいて、海中のシモリが黒く見えており、何となく雰囲気がある。
しかし、今回はウェーダーを穿いておらず無理は出来ない。波しぶきが掛かって来ない岩を選んで立ち、キャストをするとコン。これは空振りに終わったが、久し振りに感じる魚からのコンタクトに気を良くして、同じ様にルアーを通すと、またもやコン。今度は合せも決まり、リーリングに入った所で、白く丸い魚体がチラリと目に入った途端、敢え無くフックアウト。
姿をしかと見た訳ではないが、セイゴではない様な・・・・・・
2度目、3度目を狙って、場所を少しづつ替えながらキャスティングを続けたが、魚からのコンタクトは、これっきりに終わり、11:00頃、この日2度目のStopFishingとした。

今シーズンは、黒潮の大蛇行の影響らしいが、シラスの不漁が続き、メッキの調子ももう一つ。その反対にワカシイナダの接岸が多くて、この日もYTさんが第一投目にイナダを掛け、後から入って来たアングラーもワカシを掛けていた。
ワカシイナダブリの幼魚なので、引きも強くて面白いと云われているが、小生は、やはりメッキを釣りたいと思う。

2017年釣行記(70) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:11月02日(木)
潮回り:大潮(↑)

場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 4、セイゴ x 1、ワカシ x 1、フグ x 1
同行者:単独、(YTさん、TKUCさん)

3日の金曜日は文化の日祝日。基本的に祝祭日の釣行は控えているので、今週の釣行は、先日に行ったFRYでのアジングの1回だけになると思っていた。そんな折に、Dr.TJさんが8匹出したとの情報が入って来た。こんな情報を聞いてジッとしていることなど出来る筈もなく、急遽、出撃することにした。

しかし、釣行する場合は、いつも前日に出撃準備をしているのだが、今回に限っては急に決めたため、準備は全くしていなかった。そこで、当日、起床後飯も喰わず道楽部屋に来て準備に取り掛かった。

と云う訳で、自宅発は例外的に遅くなって8:30頃だが、現地到着時刻は10:00頃の干潮時刻に当たり、上げ潮を狙うにはかえって好都合。しかし、移動する時間帯は、通勤時間帯に当たるため渋滞が心配。果たして、反対車線の上り方面はかなりの渋滞だったが、下り方面は幸いに渋滞はなくスムーズに走ることが出来、現地の駐車スペースに車を止めたのは、9:45頃。

直ぐに釣り支度に掛かったが、やはり慌てていたのだろう、サングラスをバッグに入れ忘れていた。仕方がないので、運転時用のオーバーグラスで間に合わせることにして釣り場に向かった。
行く途中で、井桁方面の様子を見ると、前回の台風21号に続いての22号の影響で、前回と変わらず黄土色に濁った水がガンガンに流れ込んでいる。
前回は、この濁りを見て井桁を敬遠して石積みを重点的に攻めたのだが、セイゴを1匹掛けただけで、メッキの姿は見れず仕舞いの結果だった。しかし、情報では濁りは余り影響がないらしい。と云うことで、今回は井桁に絞ることにしたが、先行者の姿が3人も見える。
3人も先行者がいるのでは、小生が入る場所はないだろうと思いつゝ井桁に乗った所、ガンガンの流れに最も近い右側だけが空いているので、取り敢えずその場所に入ることにした。

10:00頃、定番のD-Contactを結んで、先ずはガンガン流れの上流方向、流れを横切る方向をチェックしたが、案の定、何も当たって来ない。そこで、下流側にキャストしようと流れを見ていると、何やら水面がざわついている個所が目に入って来た。そこで、確信があった訳ではないが、その付近を狙ってキャストしてルアーを流すとガツンとアタリ。
濁っていてもメッキは居るんだと情報を確認しつゝリーリングを始めた所、残念ながら、白く丸い残影を残して、敢え無くフック・アウト。引き具引き具合からしても、それ程大きくはなかったが、明らかに本命のメッキだったことは間違えのない所。
これなら行けそう!!

その頃になって、キス狙いの先行者が引き揚げて行き、井桁は小生の貸し切りとなり、正面から左サイドも狙える様になったので、方向を色々と替え、メタルジグでボトムも狙ってみたが、魚からのコンタクトがない。
しかも、横風になる北風が強くなり、アタリがある時でさえ気になるのに、これでは益々邪魔になって仕方がない。

11:00頃、左の角にフラット狙いのアングラーが入って来て、狙えるのは右側の半分だけになってしまった。

石積みとの間のワンドに移動するのは、もう少し水位が高くなってからと我慢してキャスティングを続けていた所、直ぐ目の前に薄く黒く見えているシモリ付近にルアーが差し掛かったと思った瞬間、グンとアタリがあって待望の本命をゲット。
抜き揚げたのは本命のギンガメ。時刻は11:45頃。体長は17cm程度で、それ程大きくはないが、やっとメッキらしいメッキで、やっと2017年の幕開けとなった次第。

これをを皮切りに・・・と続くコンタクトを期待したが、アタリが続かず、2匹目は1時間も後の12:40頃、これは1匹目よりも更に一回り小さい15cm程。

その後、ワンドに移動したが、こちらでは何故か東風が強くて、どうしようもない。セイゴを掛けた所で、ピピーッと聞き覚えのあるバイクの警笛がして、YTさんが登場。
これまで、YTさんは、ちょくちょく顔を出してくれるものゝ、竿を出すことはなく後方で見ているだけの文字通り陣中見舞いだった。しかし、今回はロッドを持って来ていて、漸く釣りをする気になる程元気を取り戻した様子に一安心。

そのYTさん井桁に戻って並んでキャスティングを始めた所、何とYTさんはその2投目でメッキを掛けてニコニコしている。この2年程は竿を出すことはなかった由だが、腕は未だ未だ錆びてはいない様子。

その後、YTさんメッキセイゴを1匹づつ追加し、小生はワカシをゲットした所で、14:30頃、StopFishingとし、YTさんのバイクの後ろに乗せて貰って車に戻った所で、釣り支度中のTKUCさんに遭遇。TKUCさんとは昨年は会う機会がなかったので、2年振りの再会。

TKUCさんの支度が終わるまで釣り談義をした後、二人とは別れて帰路に着いたが、15:00過ぎにTKUCさんから電話の着信があって、
入れ掛かりだよ~!!
これには抗うことが出来ず、直ぐにUターンをして、15:30頃、再度井桁に乗って2回戦を開始。
すると2~3投目で、ガツンとギンガメをゲット。朝よりも一回り大きい。
10:00頃から14:30頃まで苦労して何とか2匹を獲ったのが、バカに思える位に呆気ない結果にアングリ。
そして、更に、16:15頃、20cm位のローニン

他にバラしたのが3回もあり、明らかに午前中よりもメッキの活性は高そうで、はやりYTさんTKUCさんが云う様に夕間詰めの方が朝間詰めよりも良さそう。しかし、夕間詰めを狙うのは、帰路の渋滞を考えると、やはり躊躇するものが・・・・。
この日も、17:30には車に乗ったがキッチリと渋滞に引っ掛かり、道楽部屋に帰り付いたのは19:10頃で、1時間半以上も掛かってしまった。

2017年釣行記(68) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:10月27日(金)
潮回り:小潮(↑)

場 所:YNGSM
釣 果:セイゴ x 1
同行者:単独、(YTさん)

台風21号の影響が残っているかも知れないと思いながらもYNGSMメッキを狙う積りになって準備を始めた所で、念のためにライブカメラで状況をチェックしてみると、釣り場にしている場所付近の海は、黄土色に濁っているのが、ハッキリと写っている。
これではとても釣りは無理だろうと諦め、FRYでアジングをする積りになっている所に、湘南の達人YTさんから、石積みから東は問題ないでしょうと連絡があり、当初の予定通りYNGSMメッキを狙うことに。

10月も下旬に入り、この時期の日の出時刻は6:00丁度。であれば、5:00少し前に自宅を出れば、丁度、日の出時刻からキャスティングを始められると思って、床に入ったのは良かったが・・・・。ふと気が付くと、部屋の中が薄っすらと明るくなっている。
驚いて時計を確認すると、何と5:45。
釣りに行く場合は、例え目覚まし時刻をセットしていても、それよりも少し早目に目が覚めてしまうのが、常なのに・・・・。

前日に準備をしていたので直ぐに飛び出すことは出来たが、それでも予定よりも1時間以上も遅い6:00頃の出発で、釣り場到着は7:00過ぎ。
駐車スペースには既に3~4台程の車がとまっている。釣り場は広いので、先行者が多少入っていても、場所に困ることはないが、はやり出遅れ感は残る。

急いでウェーダーを穿き突堤に向かいながら、釣り場の様子を見ると、井桁付近では、真っ茶色の水がガンガンと流れ込んでいて、とても竿を出す気にはなれない。そこで、井桁は見送ることにして、その先の俯瞰ポイントから石積みをチェックした所、YTさんの云う通り石積みから東側には濁りが回っておらず、波も高くない。
アングラーの姿は石積みの第三ブロックには何人か見えるが、第一ブロックには誰も入っていない。

そこで、今回は、石積みの先端から東に向かってチェックし、井桁には最後に入るプランでメッキを探すことに。

昨年はショートカット出来たワンドには海水が入っているので、大きく迂回をして、石積みに乗り先端に向かった。所が、驚いたことに、巨岩の配置が大きく変わってしまっている。
人の背丈ほどもある巨岩を、重機を使って丁寧に並べた筈の突堤だが、幾つもの岩が掘り起こされて、あちらこちらにゴロゴロと転がっている。良い釣り座となっていた先端のテトラも綺麗になくなっており、ワンドの中に割れた状態で海水に没している。

自然の破壊力の凄さを感じながら、手頃な岩に乗ってSoare XTUNE S709ULTD-Contactの組み合わせでキャスティングを始めたのは7:30頃。
風はフォローになる北風で、波もなく、濁りも入っておらず、海面にはダツがザワザワと描く波紋が広がり、ボラがあちらこちらでジャンプを繰り返し、前々回とは様変わりで生命感が溢れていて、否が応でも期待が膨らんで来る。

所が、一向に魚からのコンタクトが感じられない。
海面を騒がしているダツがあれ程居るのに、そのダツさえもアタッて来ない。
少しづつ場所を移動し、ルアーを替え等々してメッキを探したが梨の礫
40分程で第一ブロックのチェックを終わってしまった。
元に戻ってもう一度同じコースをチェックすることも考えたが、可能性がありそうにもないので、第二ブロックに移動。

この日最初の獲物は8:30頃のセイゴ
メッキ狙いで来ている以上、外道なのだが、この日初めての魚の感触だったので、これはこれで正直の所嬉しく思い、メッキが駄目ならセイゴに遊んで貰おうと考えた。しかし、これはアングラーの身勝手な思いで、セイゴにはセイゴの都合があると云うもので、その後は、又々音沙汰なし

そして、何処かにいる筈だとメッキセイゴを求めて放浪を開始。

9:30頃だったと思うが、第二ブロックの中央付近で、コンとコンタクトがあって、この日2度目の魚が掛かった感触に、喜んでリーリングを始めると、海中で白く輝く魚体が見えた。
今度はメッキだろうと思った次の瞬間、その主は海面を割ってジャンプし身を翻して、見事に針を外して海に帰って行ってしまった。そして、同じコースを通して、同じ様にアタリを合わせ、同じ様にジャンプ一番針を外されてを繰り返したのが、この日のハイライト。

その後は、右腕が疲れるのも厭わずルアーを動かし続けたが、メッキセイゴも、税金のダツさえも見向きもしてくれない状況で、早々に第二ブロックを諦めて第三ブロックに移動することにした。
実釣開始後1時間半程しか経っていないのに、もう、半ば以上厭になりながら第三ブロックに向かっていると、前方からニコニコ顔のYTさんが陣中見舞いに来てくれた。
未だこの日の予定コースの半分程しかチェックしておらず、第三ブロックやその東のサーフが残っているとは云え、余りにもメッキからのコンタクトがないことに嫌気が差して来ていたので、YTさんが顔を出してくれたのは、ことの他嬉しかった。

YTさんの助言を聞き、時にはYTさんにキャスティングをして貰ったりもしたが、はやり魚からのコンタクトはないまゝ。

11:00前、YTさんが引き揚げて行き、小生は一人残ってチェックを続けたがこれも無駄な努力になってしまい、濁りの入っている東のサーフをチェックする気も失せてしまい、帰る途中の井桁に移動することに。

流れ込みに近い井桁付近は、朝、見た時と変わらず一面に黄土色の濁りが広がっていて、とても釣りをする雰囲気ではなく、躊躇するものがあったが、海鵜が数羽浮いており、海面には所々波紋があるので、メッキではないにしろ魚は居そう。

『万が一』ってこともあると念のために数投キャスティングをしてみたが、これも見事に空振りに終わってしまい、11:30頃StopFishingとしてスゴスゴと引き揚げて来た。

2017年釣行記(66) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:10月18日(水)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1、セイゴ x 多数、ソゲ x 1、キス x 2
同行者:単独、(Dr.TJさん)

前回のYNGSMでの2017年・メッキシーズンの幕開け戦は見事に空振りに終わってしまい、偶然釣り場で会ったAKWさんキス釣りでお茶を濁して帰って来た。そのリベンジを果たそうと機会を窺っていたが、生憎、秋雨前線が居座っていて今週も水曜日以外は雨。そして、久し振りに太陽が顔を出す水曜日は北風が吹く予報。

と云う訳で、メッキを狙ってYNGSMに行くことしたが、今年はまだメッキについての良い情報がないので、返り討ちに会う公算が大きい。が、こればかりは行ってみなければ判らないと、4:30頃、自宅を出発。
途中、渋滞もなく信号の巡りもことの他良くて信号待ちは数える程順調で、釣り場の駐車場には5:30過ぎに到着。
降り続いていた雨でぬかるんだ駐車場をゆっくりと奥に進んでいると、見覚えのある黒塗りのワゴンが目に入って来て、その車の主が、ロッドを手に釣り場に向かう所。
アレッ、ひょっとして・・・・・
まだ薄暗く、目が利かないので確信はなかったが、声を掛けてみるとビンゴで、久し振りに顔を見るDr.TJさん。帰宅後、日記を見返すと2015年12月以来になるので、ほゞ2年振りの再会。
支度を終え釣り場に向かうばかりになっていたDr.TJさんに、暫く待ってもらい、急いでウェーダーを穿き・・・・。

二人並んで歩きながら海の様子を見ると、北風の予報だったので全く気にしていなかったが、意外にもウネリが大きいのにビックリ。

当初から、今回は石積みは捨てて井桁からサーフ、そして導流堤をチェックする予定だったので、何とか釣りは出来そうだが、台風21号の影響が早くも出ているのだろうか?

6:00少し前、予定通り先ず井桁に乗ってSoare XTUNE S709ULTD-Contactの組み合わせでキャスティングを始めたが、時折、ウネリの余波が、足許を洗って行くのでウェーダーを穿いているとは云え、油断が出来ない。波の様子を横目で見ながらのキャスティングになるが、海には全く生命感がなくアタッて来る気配がない。

早々に井桁を諦めて、サーフに転戦。
小生は余り得意ではないが、サーフも得手にしているDr.TJさんの釣りを参考にさせて貰う積りで、Dr.TJさんから10m程離れた位置で開始。
すると、時折、ググッと反応がある。
来た!!
合わせを入れ、ロッドに重さを感じながらリーリングを開始すると、フッと軽くなってバラシ。
こんなことを何回か繰り返して、やっとものにしたのは20cm程のセイゴメッキ狙いなので外道だが、魚の反応があるだけも、楽しい!!

6:30頃、同じ様なアタリだったが、バラスことなく手にしたのが、17~18cmのこの魚。
小生が釣ったのは初めてのことだが、Dr.TJさんによると魚はコバンアジと称し、メッキの仲間の一つとのこと。
と云う訳で、何とか2017年の開幕となった次第。

小生がコバンアジを掛けてから間もなく、Dr.TJさんが20cm程のギンガメを掛け、その後程なくして2匹目のギンガメをものにしているのを目撃。やっとメッキが寄って来たかと意を強くしてキャスティングを続けたものゝ、掛けてもバラしてしまうことの連続。
そこで、海の様子を観察した所、立ち位置から7m程離れた付近の海面がザワザワとしている。丁度、波が崩れるブレイク付近で、魚は浮いているのでは・・・と考え、D-CONTACTから滅多に出すことのないフローティング・ミノーのSUGAR MINNOW SLIM-Fにルアーを変更。するとルアーが着水と同時にググッとアタリがあって、フックアウトすることなく20cm程のセイゴをゲット。
このSUGAR MINNOWに替えたのが大正解。Dr.TJさんフローティングが良い旨を伝えた所、彼はフローティングの持ち合わせがないのでサスペンドに替え、それから暫くの間は二人して殆ど入れ掛かり状態で、割り切ってしまえばこれはこれで楽しい。とは云え、やはりメッキ狙いで来ている以上、何とかメッキを獲りたい。

その後、セイゴの群れも去って行きアタリがなくなったので、導流堤をチェックするために移動。
ウェーダーを穿いて足許の柔らかいサーフを歩くのは、幾ら運動の一環だと自身に云い聞かせても、やはり辛いものがある。それでも、ひょっとしたらメッキが遊んでくれるかもと根拠のない淡い期待を胸に、何とか辿り着いたが、大潮の下げと川の流れが重なって流れが早過ぎて、とても釣りになりそうもない。小生はキャストすることもなく引き返して来た。

8:15頃、引き返しながらキャスティングをしていると、ゴン。
また、セイゴだろうと思いながらリーリングしていると、盛り上がった波間に見えた魚体の色が茶色く見える。
で、揚げたのは、23cm程のソゲ

そうこうする内に干潮時刻に近くなって、セイゴのアタリも遠くなったので、井桁に戻ってキス釣りで時間潰しをすることに。

10:30を回り、ソロソロ上げ潮が効き始めた頃、一足早くDr.TJはサーフに戻り、小生も追い掛ける様にしてサーフに入ったが、朝方程のアタリもなく、疲れも出て来ていたので、11:30頃に一足早くStopFishingとした。

残ったDr.TJさんは、13:00頃まで粘って2匹を追加し、本命のメッキを都合4匹獲ったとのこと。
小生も、若ければもう少し粘って・・・・と思うが、やはりこの歳では午前中で上がるのが丁度良いのかも・・・・・。

2017年釣行記(63) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:10月5日(木)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:YNGSM
釣 果:ダツ x 1、キス x 多数
同行者:単独(AKWさん)

小生にとっての2017年のメッキシーズンの幕開け
メッキ仲間のYTさんAKWさんに、今年の様子を訊きながら幕開けのタイミングを計っていたが、青物は早い時期から寄りを見せて良かったのに対して、メッキは出ても単発で良くない由。AKWさん等はチョイ投げでキスを釣ってお茶を濁しているとのこと。

そんな状況なので、メッキの姿を拝めない惧れが強い。
しかし、期待は出来ないにしても、季節はもう10月なので、運が良ければ型を見ることが出来るかも知れない。又、この日は一日中北風が吹く予報なので、向かい風になるUMB-FPでのタチウオも難しそう。
であれば、メッキが駄目な場合は、キス
に癒して貰える可能性があるYNGSMメッキを狙おう・・・・・。

今回は、先ず石積みの先端に入り周辺を探った上で、駄目なら井桁に移動し、そこも悪ければらサーフを回り、それでもメッキが駄目な場合は、キスをやって見ようとのプランで、4:10頃自宅を出発。
国道1号線を順調に西進して、現場近くの駐車場には5:15頃に到着。
日の出前のまだ薄暗い中ウェーダーを穿き、キスを釣った時に備えるためのクーラーを手に釣り場に向かい、石積みが俯瞰出来る場所から様子を探った所、第二、第三ブロックにはアングラーの姿が見えるが、狙っていた第一ブロックには幸いなことに人影がないので、予定通り先端から始めることにした。

この時刻では、まだ潮位が高くてワンドには潮が差していて、とてもショートカットをしてワンドを横切ることは出来ない。老いの身に重たいクーラーを持っているので、長距離を歩かなければならないのは辛いものがあるが、ワンドを大きく迂回して第一ブロックの端に到着。
風は予報通り追い風になる北風。時々小さなウネリがあるものゝ、太平洋に直接面していることを考えれば静かなもので、条件としては寧ろ良い位。しかし、いつもはダツやらボラやらで海面はザワザワしているポイントなのに、この日は全く生命感がない。にも拘わらずシラス漁の漁船が、これまでに見たこともない程直ぐ近で操業している。メッキのベイトとなるシラスが接岸しているのかと思ったが、その漁船には、纏わりついている海鳥は1羽も見えず、シラスも不漁だとの情報を物語っている様に見える。

6:00少し前、Soare XTUNE S709ULTD-Contactの組み合わせでキャストを開始。
フォローの風に乗って黒い小さな影が遥か遠くにまで飛んで行くのを見ると、同じアジの仲間を狙っているのに、孤島でのアジングとは何もかもが正反対の様相に何時もながらに感じ入ってしまう。

時折、やって来る大き目のウネリに気を付けながら、プチ移動を繰り返して探ったが、反応が全く感じられない。メッキ狙いでは税金のダツのコンタクトさえない。
8:00少し前まで、第一ブロックをチェックしたが、第二ブロックのアングラーが居なくなっていたので、第二ブロックに移動。

そして、8:10頃、待ちに待った魚の感触。と云ってもダツだったが、この時は、外道のダツとは云え、生命感を得られたのが本当に嬉しく思えた。
しかし、抜き揚げたダツは鉛筆程の細さ。この時期になるともっと大きくなっている筈なのに、その細さに些かビックリした次第。

第二ブロックでは、このダツ以外にも2度程アタリがあり、白い魚体がヒラを返すのが見えた。何れも釣り上げられなかったので、ハッキリとは判らないが、どうもメッキではなさそうに思えた。
ここに来て漸く魚の気配が出始めたと云えるが、これ以外には魚からの反応はなく、結局、8:30頃、第二ブロックも諦めて井桁に移動することに。

井桁には一人のアングラーの姿があったが、ベスト・ポジションの左角から先端方向は空いている。先ずはその左角に入ろうと突堤を進んで、道具を置いてキャスティングを始めようとした所、その先行者が近付いて来る。
と、何とその先行者はAKWさんで、仕事を休んで来ているとのこと。
メッキ仲間のAKWさんメッキを狙わずにキスをやっていると云うことは、井桁メッキも不調の証拠。折角来たのだからと左角で一度だけキャスティングをして、直ぐにキス狙いに切り替えた。

キス狙いではやはりAKWさんの様にジャリメを使うべきだろうが、小生は用意して来たガルプのサンドワームでスタート。

サンドワームを短めに針に差して、AKWさんの隣りに立ってサーフと平行にキャストする。すると着底するかしないかのタイミングでいきなりブルブルとアタリ。

キスを釣ったのは遥か昔の中学生の頃だったのだが、アタリを感じた瞬間にキスであることを確信。
来たのは21cm位の良型で、8号のアジ針を飲み込みエラから出血していた。
ワームのチョイ投げでこんなのが来るなら、楽しいし充分に癒しなると、気を良くして続けてキャストすると、又々、ブルブル。

ブルブルとアタッても針掛かりしない。ワームを針の全長と同じ位に小さくして針先をしっかりと出した状態にしても乗らない。何とか乗せようと躍起になっていると、後ろで笑い声が。。。。
誰だろうと、振り返るとYTさんがいつも様にニコニコと笑って二人の釣りを観ていた。
体調を崩して一昨年、去年と殆ど釣りが出来ない状態になっていたYTさんだが、漸く涼しくなったので、態々会いに来てくれたのだろう。久し振りに会うYTさんは、思ったより元気そうで、安心した次第。願わくば、以前と同じ様に並んで釣りが出来れば云うことなしだが、こうして釣り場に顔を出せる様になっただけでも回復して来ている証で、先ずは、そのことを喜びたいと思う。

YTさんはそれから1時間程居て、時々小生のロッドを持ってキスのアタリを楽しんだりして、12:00頃引き揚げて行った。
AKWさんと小生は、13:00過ぎにジャリメがなくなったのを機にStopFishingとした。

メッキが駄目だったので、今回、初めてワームでキスを狙って見た訳だが、アタリの数はジャリメに引けを取らない程多かった。しかし、針掛かりさせることが非常に難しかった。
試しにジャリメを使って見ると、同じ様なアタリで殆ど確実に針掛かりさせることが出来る。針はAKWさんに貰った袖針の6号に替えたので、針のサイズが影響しているとも考えられない。
これは、AKWさんにも試して貰ったが、結果は同じだった。

ジャリメとワームで違うのはその硬さで、ワームはジャリメよりも遥かに硬い。その硬さ故に吸い込みが悪いのかも知れないと思える。しかし、ロッドのティップをグンッと曲げる位の強烈なアタリであっても、ワームでは針掛かりさせられない。
理由は判らないが、今度は針を小さくして試して見ようと、帰る途中、○州屋に寄って5号のキス針を購入した。

と云う訳で、2017年のメッキの幕開けはならなかったが、暫くの間、週の後半の釣りはメッキとキスの両建てになりそうな雰囲気!!

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