2017年釣行記(63) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:10月5日(木)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:YNGSM
釣 果:ダツ x 1、キス x 多数
同行者:単独(AKWさん)

小生にとっての2017年のメッキシーズンの幕開け
メッキ仲間のYTさんAKWさんに、今年の様子を訊きながら幕開けのタイミングを計っていたが、青物は早い時期から寄りを見せて良かったのに対して、メッキは出ても単発で良くない由。AKWさん等はチョイ投げでキスを釣ってお茶を濁しているとのこと。

そんな状況なので、メッキの姿を拝めない惧れが強い。
しかし、期待は出来ないにしても、季節はもう10月なので、運が良ければ型を見ることが出来るかも知れない。又、この日は一日中北風が吹く予報なので、向かい風になるUMB-FPでのタチウオも難しそう。
であれば、メッキが駄目な場合は、キス
に癒して貰える可能性があるYNGSMメッキを狙おう・・・・・。

今回は、先ず石積みの先端に入り周辺を探った上で、駄目なら井桁に移動し、そこも悪ければらサーフを回り、それでもメッキが駄目な場合は、キスをやって見ようとのプランで、4:10頃自宅を出発。
国道1号線を順調に西進して、現場近くの駐車場には5:15頃に到着。
日の出前のまだ薄暗い中ウェーダーを穿き、キスを釣った時に備えるためのクーラーを手に釣り場に向かい、石積みが俯瞰出来る場所から様子を探った所、第二、第三ブロックにはアングラーの姿が見えるが、狙っていた第一ブロックには幸いなことに人影がないので、予定通り先端から始めることにした。

この時刻では、まだ潮位が高くてワンドには潮が差していて、とてもショートカットをしてワンドを横切ることは出来ない。老いの身に重たいクーラーを持っているので、長距離を歩かなければならないのは辛いものがあるが、ワンドを大きく迂回して第一ブロックの端に到着。
風は予報通り追い風になる北風。時々小さなウネリがあるものゝ、太平洋に直接面していることを考えれば静かなもので、条件としては寧ろ良い位。しかし、いつもはダツやらボラやらで海面はザワザワしているポイントなのに、この日は全く生命感がない。にも拘わらずシラス漁の漁船が、これまでに見たこともない程直ぐ近で操業している。メッキのベイトとなるシラスが接岸しているのかと思ったが、その漁船には、纏わりついている海鳥は1羽も見えず、シラスも不漁だとの情報を物語っている様に見える。

6:00少し前、Soare XTUNE S709ULTD-Contactの組み合わせでキャストを開始。
フォローの風に乗って黒い小さな影が遥か遠くにまで飛んで行くのを見ると、同じアジの仲間を狙っているのに、孤島でのアジングとは何もかもが正反対の様相に何時もながらに感じ入ってしまう。

時折、やって来る大き目のウネリに気を付けながら、プチ移動を繰り返して探ったが、反応が全く感じられない。メッキ狙いでは税金のダツのコンタクトさえない。
8:00少し前まで、第一ブロックをチェックしたが、第二ブロックのアングラーが居なくなっていたので、第二ブロックに移動。

そして、8:10頃、待ちに待った魚の感触。と云ってもダツだったが、この時は、外道のダツとは云え、生命感を得られたのが本当に嬉しく思えた。
しかし、抜き揚げたダツは鉛筆程の細さ。この時期になるともっと大きくなっている筈なのに、その細さに些かビックリした次第。

第二ブロックでは、このダツ以外にも2度程アタリがあり、白い魚体がヒラを返すのが見えた。何れも釣り上げられなかったので、ハッキリとは判らないが、どうもメッキではなさそうに思えた。
ここに来て漸く魚の気配が出始めたと云えるが、これ以外には魚からの反応はなく、結局、8:30頃、第二ブロックも諦めて井桁に移動することに。

井桁には一人のアングラーの姿があったが、ベスト・ポジションの左角から先端方向は空いている。先ずはその左角に入ろうと突堤を進んで、道具を置いてキャスティングを始めようとした所、その先行者が近付いて来る。
と、何とその先行者はAKWさんで、仕事を休んで来ているとのこと。
メッキ仲間のAKWさんメッキを狙わずにキスをやっていると云うことは、井桁メッキも不調の証拠。折角来たのだからと左角で一度だけキャスティングをして、直ぐにキス狙いに切り替えた。

キス狙いではやはりAKWさんの様にジャリメを使うべきだろうが、小生は用意して来たガルプのサンドワームでスタート。

サンドワームを短めに針に差して、AKWさんの隣りに立ってサーフと平行にキャストする。すると着底するかしないかのタイミングでいきなりブルブルとアタリ。

キスを釣ったのは遥か昔の中学生の頃だったのだが、アタリを感じた瞬間にキスであることを確信。
来たのは21cm位の良型で、8号のアジ針を飲み込みエラから出血していた。
ワームのチョイ投げでこんなのが来るなら、楽しいし充分に癒しなると、気を良くして続けてキャストすると、又々、ブルブル。

ブルブルとアタッても針掛かりしない。ワームを針の全長と同じ位に小さくして針先をしっかりと出した状態にしても乗らない。何とか乗せようと躍起になっていると、後ろで笑い声が。。。。
誰だろうと、振り返るとYTさんがいつも様にニコニコと笑って二人の釣りを観ていた。
体調を崩して一昨年、去年と殆ど釣りが出来ない状態になっていたYTさんだが、漸く涼しくなったので、態々会いに来てくれたのだろう。久し振りに会うYTさんは、思ったより元気そうで、安心した次第。願わくば、以前と同じ様に並んで釣りが出来れば云うことなしだが、こうして釣り場に顔を出せる様になっただけでも回復して来ている証で、先ずは、そのことを喜びたいと思う。

YTさんはそれから1時間程居て、時々小生のロッドを持ってキスのアタリを楽しんだりして、12:00頃引き揚げて行った。
AKWさんと小生は、13:00過ぎにジャリメがなくなったのを機にStopFishingとした。

メッキが駄目だったので、今回、初めてワームでキスを狙って見た訳だが、アタリの数はジャリメに引けを取らない程多かった。しかし、針掛かりさせることが非常に難しかった。
試しにジャリメを使って見ると、同じ様なアタリで殆ど確実に針掛かりさせることが出来る。針はAKWさんに貰った袖針の6号に替えたので、針のサイズが影響しているとも考えられない。
これは、AKWさんにも試して貰ったが、結果は同じだった。

ジャリメとワームで違うのはその硬さで、ワームはジャリメよりも遥かに硬い。その硬さ故に吸い込みが悪いのかも知れないと思える。しかし、ロッドのティップをグンッと曲げる位の強烈なアタリであっても、ワームでは針掛かりさせられない。
理由は判らないが、今度は針を小さくして試して見ようと、帰る途中、○州屋に寄って5号のキス針を購入した。

と云う訳で、2017年のメッキの幕開けはならなかったが、暫くの間、週の後半の釣りはメッキとキスの両建てになりそうな雰囲気!!

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