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2015/06/15
2015年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 2 同行者:単独
今シーズンのFF開幕戦がボーズに終ったことは、ある意味で想定内のことで驚くことでもないが、思いの外、足腰が弱っていることを痛感させられた方がショックで・・・・。
足腰が弱っていて疲れが中々取れないのも事実だが、だからと云って行かなければ、益々足腰が弱って来るだろうし、足腰が衰えればSKM-Rの様な山岳渓流に入る気持ちもなくなって来るだろう。
この悪循環を断ち切るには、運動をして足腰や体力の衰えのスピードを遅くする以外にないだろう。しかし、運動と云っても、単に街中を走るのは面白くもないし、小生には続ける自信もない。しかし、好きなことをすることが運動になるのであれば、願ったり叶ったりじゃないか・・・。
この点、小なりと云えどもSKM-Rは立派な山岳渓流で、ここでのFFでは、大きな岩をよじ登ったり降りたり、あるいは岩から岩に飛び移ったり、苔で滑り易くなっている岩の上をバランスを取りながら移動したりと、かなりの運動をすることになる。だからこそ、足腰の衰えを痛感した次第。
しかし、最近のSKM-Rは水量も減ってしまい、何年か前までの様に釣りが楽しめる小渓ではなくなってしまった。なので、釣りを目的に入るには躊躇するが、運動目的であれば否定する理由にはならない。場合によっては、綺麗な渓流の女王が遊んでくれる可能性があるので、動機付けには充分ではないか・・・。
と云う訳で、又、SKM-Rに出掛けることにした。
前回は曇り空の下で虫も飛んでいなかったので、今回は陽が上がった明るい日差しの下でやってみようと、10:00頃の現地到着を目指して8:30頃自宅を出発。
予定より若干早く到着したので、入渓したのが10:00頃。
水量がないので、目立つ変化は全て打つ積りで、これまで実績がない橋の真下からキャスティングを開始。
その2投目のこと。
流れに乗ったフライが岩陰に隠れたので、ピックアップしようとした所、思いも掛けない生命体の反応がロッドを持つ手に伝わって来て、パーマークがくっきりと付いた12cm程の綺麗なヤマメ。
フライにライズする所も見えず、偶然に釣れてしまった1匹だが、今シーズン初めてのヤマメなので記念写真を撮ろうとしたが、モタモタしている内に流れに戻って行ってしまった。
その後目ぼしいポイントを叩いてみたが、やはりライズは見られず、前回、唯一手応えがあったポイントでも前回同様しつこく何度も流してみたが、これも空振り。
そのポイントの直ぐ上。
岩と岩の間から流れ出している白い泡の際にフライを落とすと、いきなりパシャッと飛び出して来たのが写真のヤマメ。
未だ幼い顔つきをした12cm程だが、傷一つない綺麗な魚体。型が小さいのが不満と云えば不満だが、釣り目的ではなく運動のために来たついでの釣りだと思えば、これでも充分以上の結果。
それから少し釣り上がり休憩ポイントの手前。
キャストし流れるフライを目で追いながら、しつこく纏わり付いて来る虫を左手で払おうとした瞬間、白く大きなライズ。しかし、これは残念ながら空振り。
そして脱渓ポイントの近く。岩と岩との小さな隙間にフライを流すと、ライズ。これは合わせが強過ぎたのかティペットがアワセ切れで取れず、ティペットを結び直すのも面倒だったので、13:30頃、StopFishingとした。
と云う訳で、ヤマメのライズは都合4回あり、まぁまぁの結果だった。
この他、見慣れない魚が2匹掛かって来た。写真は撮らなかったが、魚体はヒゲはないものの腹がプクッと膨らんでいて、どちらかと云うとナマズに良く似ている。アタリは、この魚が水面を流れているフライを、底から上がって来て吸い込むもので、いきなりフライが見えなくなるので、慌ててロッドを煽ると掛かっていると云った具合。
又、この渓で最も大きなプール。
水深もあり餌釣り師は好んで流すだろうが、水面で勝負するドライ・フライでは少し難しいので、これまでは殆んどスルーしていた。今回、陽が明るく差していて底まで手に取る様に見えるので、暫く観察をしていると、型こそそれ程でもないが、沢山の魚影が見える。しかし、流れに向かって定位しているのではなく、ノンビリとクルーズしているのが殆んどで、試しにキャストしてみたが、全く無視。
もう少し水に流れがあれば、夕間詰めに狙って見るのも面白いかも知れない。
2015/06/12
2015年 Mebaring 釣行記
潮回り:若潮 場所:TKBI 釣果:ナシ 同行者:AKWさん、TKUCさん
AKWさんから、前日の木曜日、TKBIで大物を何匹もバラシたとの電話連絡に触発されて、今シーズン名残りのMebaringに行くことにした。
16:00頃自宅を出発、AKWさん宅には17:00過ぎ、待ち合わせ場所には18:00過ぎ到着。
程なくしてTKUCさんも到着し、三人揃って釣り場に向かった。
空は梅雨時らしく、いつ降りだしても可怪しくない位にどんよりとした曇り、風は殆ど無風、波もこれまでにない程穏やかで、期待充分・・・・。
未だ明るいので、3人でTKBIの岩に登って釣り談義で時間を潰し、日没時刻の19:00を回った頃になって、AKWさんは少し戻った所の岩に釣り座を決めてMebaringを開始することに。
正面の大きな岩の右側を狙う位置に小生は立ち、TKUCさんは左側を狙う位置。AKWさん情報では、昨日はプラグにはアタリがなかったとのことなので、小生は、最初から飛ばしウキを使ったワーミングでキャスティングを開始。
すると一投目からコンとアタリがある。
これは幸先が良い!!!
結果が出るのは時間の問題・・・・・・・。
と高を括っていたが、アタリがあるのに合わせ切れずに空振りばかり。
TKUCさんに云わせればネンブツダイだろうとのことで、小生もそう思うが何とか正体を見たいとワームを切って小さくするとアタリがなくなり、元の大きさに戻すとアタリはあっても乗らない・・・・。
こんな状態に嫌気が差して、20:30頃、AKWさんに戻って来て貰って、恒例のカップラーメンで夕食を摂って気分転換をすることに。
夕食後、TKUCさんは入り口方面に戻り、TKBIの岩にはAKWさんと小生が残ってキャスティングを続けたが、ネンブツダイの活性が高い状況は変わらず、肝心のメバルは何処に行ってしまったのか・・・・?
堪らずAKWさんは場所替え、一人残った小生は鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに気を入れて頑張ったが、全く無駄な努力に終わり、23:30頃、気持ちも切れてStopFishingとした。
2015/06/08
2015年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:単独
体調を崩していたので1周間振りの更新。
先週の月曜日、翌日の火曜日の釣行の支度をすっかり整えた後、パソコンに向かっていると何やらムカムカと吐き気がして来て、17:00頃には堪らず横になって休んだものゝ、18:00頃には遂に嘔吐。
その夜は、当然、食事もせず臥せっていたが、殆んど一晩中ムカついたり、喉の奥から背中に掛けてカーッと熱くなる不快感に苛まれたりで、眠ることもままならず、翌朝には2度めの嘔吐。
こんな状態になっては、流石に釣りなど行く気も起きず、火曜日はぐったりと寝込んでいた。体調は、漸く水曜日の午後になって戻って来た。と云っても、チョット油断をすると胃の辺りがオカシクなるので、先ずは道楽部屋でリハビリ・・・・・。
そして、一週間経ってやっと調子が戻り釣りに行く気になったと云う次第。
それにしても、昔々、25年程前に風をこじらせて肺炎になって入院した時以来病気らしい病気をしたことがなかったので、大したことのない病気でもかなり堪えたし、こんな何でもないチョットした体調不良が切っ掛けで寝たきりになる高齢者が多いとのことなので、気を付けなければ、と思った次第。
さて、6月に入ったので今年のFFの開幕をしようとSKM-Rに出掛けた。
この渓は、東日本大震災までは退屈しない程度にヤマメが遊んでくれたが、震災以降は、発電のために取水される様になったのが原因だと思うが、水量が減ってしまい釣れることがなくなってしまった。
今年はどうだろうか?
少しは良くなっているだろうか?
5:00少し前に自宅を出発し、現地到着は6:30頃。
早速支度をして渓の流れの側に立たのは6:45頃。
水量はやはり回復しておらず、震災以前には水を被っていた岩が水面から頭を出し、しかも緑色の苔を生やしている。と云うことは、この3~4年の間水量が回復したことはない証で、厳しい状況は変わっていない様子。
この時点でモチベーションは若干下がったが、来た以上このまま引き上げる訳にも行かず、兎に角、15番のパラシュートを結んでキャスティングを開始。
昔の入渓点の手前、水が落ちて白い泡が立っている小さな釜を狙うと、思いも掛けない反応。以前なら狙うこともないポイントだが、水量がなくポイントを選ぶ余裕もない状況なので、目に付く変化は狙ってみようと考え、流して見た結果。
この反応には空振りした上、その反動で頭上の樹の枝を掛けてしまったが、生き延びてくれていた!!!
と下がり掛けていたモチベーションが少し持ち直した格好。
そして、橋が木々に隠れて見えなくなった地点付近のポイント。
水量がある時は結構流れが重いポイントで、この様な時は、手前から上流に向かって徐々にフライを流すポイントを上げて狙うのがセオリーだが、水量がないため手前はチャラ場になっている。そこで手前はパスをして、最初から上流の落ち込みから流れ出し付近を狙うことにして、しつこく何度も流すと、今度は少し大きなライズ。これには、合わせも決まりシーズン開幕を告げる女王様・・・・・と思った瞬間ロッドが軽くなり、痛恨のバラシ。
中間地点の休憩ポイントまでにあった反応は、この2回だけ。
これまでの経験では、中間ポイントより上流側の方が反応の良い時が多かったので、気分転換のために8:00頃、朝食のパンを齧って小休止。
休憩後、後半戦に期待をしてキャスティングを再開したが、全く反応が出せず仕舞いで、狙うポイントも少なく反応もなかったので、9:00頃には脱渓ポイントに到達してしまう始末。通っていた頃に比べると2時間も早いので、堰堤下にまで足を伸ばしてみたが、ここでも無反応。
結局、9:30頃にStopFishingとした。
今回、1年振りに渓流を歩いたが、足腰が弱っているのを厭と云う程思い知らされた。
と云うのも、入渓して程なくして膝上の筋肉が張って来たし、脱渓ポイント付近では左足ふくら脛、そして、帰途の運転中には右足のふくら脛がつりそうになった。右足は、途中のPAで休んでマッサージをして解したので、何とか帰り着くことが出来たが・・・・・・。
病気と云い、脚がつったことと云い、今までなかったことの連続で、体力だけには密かに自信を持っていたが、イヨイヨ焼きが回って来たと云うことか?
2015/05/26
2015年 Mebaring 釣行記
潮回り:小潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル X 24 同行者:単独
早いもので、5月ももう最終週。
6月になればアオリ、カマス、ヤマメ(フライ)等々狙いたいものが沢山あって時間が足りない。と云う訳で、メバルは今週で一先ず打ち上げにする積りで・・・・。
前回と同じ様に17:00頃に自宅を出、現地には18:30頃到着。
直ぐに支度を整えて岸壁に出てみると、東寄りの南風が結構強目に吹いている。PEでは風に吹かれてやり難いかも知れないと思ったが、今回もプラグ縛りの釣りにするので、根掛かり対策上止むを得ないだろう。
18:40頃、MHR-KGNでは実績のあるFinluck Minnow30Sを結んでキャスティングを始めたが、日没前のまだ明るい時間帯なので、可愛い娘ちゃんが顔を見せるには早過ぎるか・・・・・?
そして、徐々に光量がなくなって周囲の暗さが増して来て、
ソロソロ来るぞ!
・
・
来ても良い筈・・・・・。
所が、期待に反して反応が全くない。
そこで、前回も反応の良かったテトラ帯より沖目を狙おうと考えたが、潮位が低いためアチラコチラに海藻が海面に顔を出しているので、根掛かり連発は必至。
と云うことで、比較的海藻が少ないへの字の角の先に移動し、戻りながら探ることにした。前回、への字の角の先に移動した時に、メバルの着き場がテトラ帯かテトラ帯の少し沖目にあることを見付けたので、二匹目のドジョウを狙おうと考えた次第。
この日の最初のアタリは、丁度20:00頃。来てくれたのは12cm程の小振りなこの娘。
さぁ、これから・・・・と思ったが、後続がなく、2匹目はそれから30分後。
しかし、21:00を回り潮位も1mを越してテトラ帯が小さくなった頃から、ポツリポツリと退屈しない程度にアタリが続き、24:00過ぎのStopFishingまでに、何とか25匹の釣果だった。
この日も手持ちのルアーの中で小さなものを選んで使ってみたが、やはり反応が薄くどう云う訳かFinluck Minnow30Sに反応が集中していた。
2015/05/20
2015年 Mebaring 釣行記
潮回り:中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル X 25 同行者:単独
今週末は孫の小学校の運動会があるため、栃木まで行かなければならず、当日に疲れを残さない様に一日早く釣行することにした。
17:00頃に自宅を出発し、現地到着は18:40頃の丁度満潮時刻。
珍しいことに釣り人の姿が少なく、入り口に一人見えるだけ。潮位は168cmと非常に高いので、岸壁に平行して入っているテトラ帯は完全に水没して全く見えず、海は波もなくノタリノタリとしているだけで、ベイトが作る波紋がアチラコチラに見える。
今日もプラグだけで通す縛りを設定しての釣りで、ラインはPEの0.3号を使用。と云うのも、プラグの釣りではJH程の繊細さは必要がない上に、海藻等に掛かった場合にPinkyよりは強引に扱えるため、ロストを防げるだろうとの読み。
ルアーはこのMHR-KGNでは当たりルアーのFinluck Minnow30Sで、フックサイズを#10と一回り大きいものに換装してスッポ抜け対策を講じたものを結んで、キャスティングを開始。
例によってこの日も可愛い娘ちゃんの出は遅く、始めてから1時間後の19:45頃にやっと顔を見せてくれた。サイズは20cmのアベレージ。この娘を皮切りに続いて来てくれれば云うことなしだが、やはり、これまでの傾向通りアタリが続かない。
そこで、根掛かり覚悟で正面に向かって遠投すると、ルアーがテトラ付近にまで来るとコンとコンタクトがある。幸い、テトラも海藻も海面に顔を出していないので、根掛かりすることはないだろう。重点的に同じ場所を通して3匹をゲット。残念ながら、このポイントは4匹目にテトラに巻かれてルアーをロストすると同時に潰れてしまった。
そこで、いつもの通り少し移動しては探り、また移動して・・・を繰り返したが可愛い娘ちゃんの居場所が見付からない。
と云うことでヘの字の角の先に大きく移動。ここはテトラ帯と岸壁の中間にも点々とテトラが入れられているので、潮が低い場合は根掛かりリスクが高いが、潮位が高い時間帯なので何とかなるだろう。
ここでもテトラ帯より先にルアーをキャストすることは同じだが、リーリングする際少しルアーに動きを加えてみた。
このMHR-KGNでのMebaringではJH単体の場合であっても、Ajingと同じ様に小さなリフト&フォールを繰り返す釣り方で楽しんでいる。プラグを使用してのMebaringでもこの動かし方が通用するかどうか判らないが、試してみると、BINGO!!!
JH単体の時と同じ様なクッやコツッと云った小さなアタリが出る様になり、しかも、慣れているせいか合わせが決まる様になって、退屈しない程度にアタリが続き、24:00過ぎにStopFishingとするまでに25匹の釣果。
ルアーを引っ手繰る様な大きな強いアタリで釣るのも楽しいが、どうしても釣れちゃった感が残る。対して、小さなアタリを積極的に取る釣り方は釣った感があって小生は好きなのだが、ルアーでも同じ感覚で釣れるのは少々意外な気がする。
写真は、そんな釣り方で22:30頃に出したプロポーションが整ったマッチョな26cmの良型。
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