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2023年釣行記(67) – AJ&EG

2023年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月02日(木) 17:30~21:30
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 10、アオリイカ x 0
同行者:KMI、HRD両氏、(NGHM、YRO、AIYM、SMT各氏)

11月3日の金曜日は文化の日なので、平日釣行派の小生としては、条件が多少悪くても、その前日に釣行する予定にしていた所、幸いなことに、天気予報の風予想は南風が2m程。喜び勇んで出掛けた。
所が、16:20頃に現地に到着し、岸壁に出てビックリ。滅多にないことだが、サッと見て10人程のアングラーがロッドを振っていて、とても入れそうにもない。

どうしたことだろう・・・・・? 
何か良い情報でも流れたのか・・・・?
それにしても、この混み様で入る場所はあるのか・・・?
と思ったが、岸壁の中央に近い所にNGHMさんYROさんの姿を見付けた。この二人に頼めば、小生一人位は何とか割り込ませて貰えるだろう。しかし、後から来るKMIさんやHRDさんは・・・と考えていると、最奥のアングラーが小生に向かって、盛んに手を降っているのが見えた。
誰だろうと思って近付いてみると、この釣り場の常連さんのAIYMさんと仰るアングラーで、ソロソロ引き揚げるので、どうぞとのこと。スペースも後から来る二人を含めて、詰めれば何とかなりそうなので、お言葉に甘えさせて貰い、小生は最奥の柵ギリギリに釣り座を構えた。

今回は、BlueCurrentⅢ 82/BSlatyStage改の2本を持ち込み、準備をしながら海の様子を見て、又々、ビックリ。
海面には、得体の知れない薄茶色をした灰汁の泡の様なものが、帯になって浮かんでおり、海中にもフワフワと浮遊しているものが見える。そのせいか、海色も悪く、準備をし終わっても、とてもキャストを始める気になれない。願わくば、風に吹かれて何処かに流されて行って欲しい所だが、生憎、予報が当たって、風は殆どない。AIYMさんによれば、潮は右に行ったり左に行ったりで、安定していないとのことで、泡の帯は、その言葉通り右に左に行ったり来たりしているだけで、消え去る気配はない。

時間的には夕マヅメのチャンス・タイムだが、こんなに汚い海に向かって釣りをする気持ちも起きず、少しでも泡の帯が薄くなり、途切れる時を待っている所に、KMIさんが登場。そして、それから程なくしてHRDさんがやって来て、奥から小生、KMIさんHRDさんと並んで釣り座を構えた。

17:30頃(?)、沖目の泡の帯が薄くなった所で、BlueCurrentⅢ 82/Bを手にエギングを開始。
そして、その1投目。キャストしようとロッドを振った瞬間、軽いショックがあって、ロッドがフッと軽くなった。何が起きたのかとヨクヨク見ると、ラインが高切れを起こしていてたらりと垂れているのが目に入って来た。
ベイト・リールを使う際のデメリットの一つとして、このラインの高切れがあるとのことだが、前回に続いて今回も起こすとは思いもしなかった。
こうなると、ライン・システムを組み直すしかない。所が、タックル・ボックスには太いリーダーが見当たらない。そこで、NGHMさんに1.5号のリーダーを少し分けて頂き、組み直してエギングを再開したが、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんからのコンタクトがない。

その後は、泡の状況を見て、足許に泡の帯が出来ている時にはエギング、足許の泡が薄くなったらアジング、足許から沖に広がっている場合は釣りを休んだりと、なかなか落ち着いて釣りをすることが出来ない。
正直な所、この時点で、アングラーの多さと海の汚さに、この日の釣りは半ば以上諦めており、適当な所で引き揚げようと思っていた。

この日の最初の獲物は、18:22に来たお持ち帰りサイズのアジ
この日の潮の状況が良くないためか、ロッドを曲げているアングラーが居ない中、HRDさんアジを掛けたのを見て、エギングからアジングに切り替えた直後に反応があったもの。
ようやく、アジが動き出したと思ったが、どうやら迷子になったアジと見えて、コンタクトが続かない。

この日の2匹目は、それから1時間後の19:22、3匹目をゲットしたのは更に1時間後の20:27のことで、調子は全く好転せず、忘れた頃の反応を何とか取るだけで精一杯。結局、StopFishingとする直前に、何とかツ抜けを達成出来たが、それでも上出来と云うべきだろう思う。

兎に角、この日はかつてない程の混み具合と汚い泡の帯に、やる気を削がれた格好だった。
海が汚かったのは、自然の事象なので、どうしようもないことだが、それ程釣果が上がる釣り場ではないにも拘わらず、これまでにない程に混んだ理由は何だろう?

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18:22 1匹目 K
19:22 2匹目 K
20:27 3匹目 R
20:38 4匹目
20:52 5匹目
20:58 6匹目
21:04 7匹目 R
21:07 8匹目 K
21:15 9匹目 K
21:20 10匹目 豆

2023年釣行記(63) – TC&EG

2023年 Eging Touching 釣行記

日 時:10月20日(金) 16:10~22:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 2
同行者:KMIさん、(HRDさん&友人、HGEさん)

15:20頃、自宅を出発。途中、運河を渡る橋の上を走っていると、ハンドルに感じる程の風。それもその筈で、予報では南南西の風が、昼頃は8m、夕方には少し弱くなって7m、夜遅くなって5mと、釣りにはかなり厳しい強風が吹くとのこと。
それでも、KMIさんとの約束もあって、兎に角行くだけ行ってみようと自宅を出た次第。

現地には、15:50頃に到着。
流石にこの強風を敬遠したと見えて、岸壁には、アングラーの姿は皆無。となると、いつもなら迷うことなく、最奥に釣り座を構える所だが、この日は刀狩りに注力することにしているので、寧ろ入り口に釣り座を構えたい。しかし、後から来るKMIさんアジングにとっては最奥が良いだろう。と云う訳で、取り敢えず最奥を確保することにして、釣りの準備に掛かった。

この日持ち込んだロッドは、Sephia S809M/FSephia SS S76ML-Sの2本。S809M/Fは、明るい時間帯のハギング、夕方から夜間の刀狩りS76ML-Sは、気分転換のためのエギングに使用する算段。

準備に取り掛かりながら、岸壁の際に立ってみると、風は、時折、回り込んで来た強い風が吹き抜けることはあるが、背後の植栽や高い建物に遮られているせいか、総じて、釣りにはそれ程支障はなさそうで、一安心。

16:10頃、S809M/Fを手に入り口に移動してハギングからスタート。
ハギングと称するからには、ワームを使うべきだろうが、この日は、兎に角、カワハギが居るかどうかを確認するのが主目的なので、敢えてアサリを使うことにしたのだが・・・・・・。
小生は、ハギングの経験は数える程しかないので、カワハギがどの様なポイントに居るのか良く解っている訳ではない。しかし、カワハギや仲間のフグが居れば、餌のアサリは一瞬でなくなる筈と安易に考えていたのだが・・・。
足許に始まって沖目、中間距離、右、中央、左とキャストしてみたが、アサリはそのまま戻って来る始末。
それでも、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返している内に、日没時刻の16:59は過ぎてしまい、周囲が薄暗くなって来た。こうなると、夜には活動しなくなるカワハギを狙うのは無理があるため、刀狩りに切り替えることにした。

17:00を回った頃、刀狩りを開始。
テンヤは、前回の結果を踏まえ、いつもの使い慣れている快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)を選択。

時間的には、ゴールデン・タイムに入る直前なので、若干早過ぎるきらいはある。しかし、気の早いタチウオが居るかも知れず、そこはやってみなければ判らない。
・・・・・が、これは空振り。

17:30頃、KMIさんが登場。
KMIさんには予定通り、最奥に釣り座を構えてもらい、小生は入り口に戻って刀狩りの再開。
しかし、タチウオの反応は全くなし。

18:00頃、HRDさんが登場。
HRDさんKMIさんの隣りで、アジングを開始。
小生は、タチウオの反応を期待しながら、キャスティングを繰り返したが、相変わらず気配は皆無。

19:30頃だったか(?)、時刻は定かではないが、HRDさんの友人が登場して来て、最奥では、奥からKMIさんHRDさん、友人の3人が並んでアジを狙い、小生は、仲間内しか居ない岸壁を行ったり来たりしながら、タチウオを探したが、さっぱり音沙汰がない。

微かにでも反応があれば、まだ良いのだが、全くのダンマリ状態が続いており、20:00を回った頃には、小生のやる気は皮一枚で、辛うじて繋がっているだけ。

それでも、キャスト回数を増やして、タチウオがテンヤを見付けられるチャンスを作らなければ、釣れるものも釣れない・・・と自身を叱咤激励してキャスティングを繰り返した。

しかし、状況に変わりがないので、気分を変えるためにS76ML-Sを手にエギングをしていると、20:40頃から、風が徐々に弱くなり、それに連れて海も穏やかになって来た。

これは、チャンスかも知れない・・・・。
S809M/Fに持ち替えて、入り口に移動して刀狩りを再開し、キャスティングを繰り返していると、突然ガツガツと反応があって、この日始めての獲物をゲット。
こいつは、掛けてから寄せに入り抜き上げる直前までは、いつものタチウオとその引きの強さにそれ程変わりがなかったが、足許の海面に見えた魚体を見て、その太さに驚いた。普段、目にしているタチウオの一回り以上の太さがあって、抜き上げる際には、その重量に加えてバタバタと暴れるために、ロッドが折れてしまうかと思った程。その後も、やっとの思いで抜き上げた獲物をトングに掴んで、クーラーを置いている最奥に戻ったのだが、その際にも、魚体をクネラせる力が余りにも強くて、ズルズルとずり下がってしまい、何度も掴み直さなければならなかった。
時刻は21:00少し前のことだったが、この太さに我を忘れて、年甲斐もなく、写真を撮り忘れてしまったが、迫力のある凶暴な顔付きをしていた。更に、残念なことには、尻尾を喰われた訳でもないのに、体長がなくてずんぐりむっくりとした体型で、それさえなければドラゴンと云っても良いかも知れない。

このドラゴン級のタチウオの始末をして後、又、入り口に取って返して刀狩りの続きをした所、直ぐにコツとした反応があって、この日の2匹目をゲット。
これも指4本程の良型だが、1匹目の指5本を見ているだけに、些か細く見えた。

ようやく、回って来た!!と期待をしたが、それっきり、元の木阿弥に戻ってしまって、コツリともない状況に返ってしまった。

22:00を回って、ソロソロ引き揚げ様かと思いながら、気分転換のエギをキャストしている所に、アングラーが登場して来た。
こんなに遅い時間にやって来るなんて・・・と思いつつ、そのアングラーの様子を見ていると、にこやかに小生に話し掛けて来る。
うん、誰だろう? 知り合いか?
暗くて良く分からなかったが、自己紹介をしてくれたそのアングラーは、孤島で何度も一緒になったHGEさんで、何年振りの再会になるのだろう。
HGEさんは、中央付近に釣り座を構えたが、その頃にはアジの反応はなくなっており、代わりにメバルを掛けた所で、YKSKに転戦すると云って引き揚げて行った。

小生は、22:40頃に道具を片付けてStopFishingとしたが、KMIさん達と釣り談義をして、23:00頃に釣り場を後にして帰路についた。

この日は、刀狩りを主体に臨んだのだが、17:00頃から始めて21:00頃までの4時間、全く反応がなかった。にも拘わらず、粘りに粘った結果で、そのご褒美として指5本ドラゴン級良型を手に出来たと云え、ラッキーだった。
正に、老いの一徹が功を奏した結果と云って良いだろう。

2023年釣行記(08) – EG

2023年 Eging 釣行記

日 時:02月16日(木) 18:00~22:10
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:スミイカ x 1
同行者:単独

時期的にヤリイカが回って来る頃。
昨年まではヤリイカを狙ってSOFKZKまで出掛けていたので、今年も行こうと思っていたのだが、SOFKZKまでは片道100kmもある。若い頃なら、何ら問題のない距離だが、喜寿を迎えた高齢者にとっては、若干厳しいものがある。どうしようかと思っている所に、南端でも出始めたらしいとの情報が入って来た。南端であれば、片道50km程度なので問題はない。
と云う訳で、すっかりその積りになって準備万端整えたにも拘らず、強い風や雨などでチャンスは巡って来ない。来る日も来る日も、天気予報を見てはため息をつく毎日だったが、降水確率0%、北東の風1~2mと、待ちに待った釣りには問題のない予報が出て、喜び勇んで出掛けることにした。

16:20頃、自宅を出発。途中で渋滞にあったため、予定より20分近く遅れて17:50頃に現地に到着。
車から降りて、釣り場の岸壁を見回すと、2隻の船が停泊しているため、掛かり場が少なくなっていることもあるが、意外にもアングラーの姿が少なく、何処となく寂しさが漂っている。釣れている様であれば、掛かり場の多少に拘わらず、地元のオッチャン連中を含めてアングラーの数は多く、活気も伝わって来るのだが、何となく不安な気持ちになる。
だからと云って、そのまゝ何もせずに引き揚げることなど、微塵も考えることもなく、北風を背負える南向きの岸壁の街灯近くに釣り座を構えて、準備に入った。

18:00頃、Sephia S806ML-Sのロッドに邪道エギのV1ササミを縛り付けてキャスティングを開始
風は殆ど吹いておらず、海は油を流した様にベッタリと凪いでいて、潮の流れもなく、まるで湖面の趣で、全く生き物の気配が感じられない。

それでも、千載一遇のチャンスを期待して、キャスティングを繰り返した。
しかし、何にも反応が返って来ない。

ひょっとすると、アオリイカならコンタクトして来るかもSephia SS S76ML-Sを引っ張り出し、3.5号のエギを組み合わせてキャスティングを始めたが、こちらも音沙汰はないまゝ。
隣りの先行者も、何を狙っているのか判らないが、全く竿を曲げることなく黙々と釣りを続けている。その向こう隣りはカゴ釣りの様だが、こちらもダンマリを続けていて、岸壁の何処からも歓声が聞こえて来ない。

近くの誰かが獲物をゲットする場面を眼にすれば、気持ちの持ち様も変わって来るが、余りにも静かな釣り場に、実釣を開始して1時間半程で、早くもこの日のボーズを覚悟した程。

この調子じゃ、上げ潮が効き始める21:00頃まで、期待出来ないなぁ。

そんなことを考えつゝ半ば惰性でキャスティングを繰り返していた時のこと。着底したエギを暫く放置した後に、アクションを加えようとしてロッドを煽った途端、ドスン。
釣った感が全くない、釣れちゃった感満載の結果だったが、
やっと、来た・・・
と喜んで回収に入った。所が、やけに重たい。
ヤリイカにしては重過ぎる。ひょっとするとアオリイカか?
所が、アオリイカのあのグイーングイーンとロッドをお辞儀させる程の、強いジェット噴射の手応えがない。ひょっとすると、ゴミ?
正体を確かめようとラインを張ったまゝじっと様子を窺ってみると、微かだがジェット噴射の気配は伝わって来る。
ジェット噴射の様子からは雌のヤリイカの様だが、重さはアオリイカ
一体、正体は何だろう・・・?

足元まで寄せて来た獲物は重過ぎて抜き上げるのは、難儀しそう。どうしようかと足元の獲物を見ながら考えている所に、隣りの先行者も駆け付けてくれたが、彼の手には玉網がない。仕方がないので、ラインが切れることを覚悟して、何とか抜き上げた獲物は、1kg近い大物のスミイカ
隣りの先行者の連れの女性も駆け付けて来て、凄いですね~。今晩、この岸壁で始めて見た釣果ですヨ。

これでボーズはなくなったが、ヤリイカアオリイカをものにしていたらその女性に差し上げたか、リリースする対象の外道なので、嬉しさも半ばと云った所。

21:00頃、隣りの先行者は引き揚げて行ったのを機に、ポロポロとアングラーが帰って行き、気が付けば南向きの岸壁には、小生が独りだけ。こうなると小生にも里心が付いて、引き揚げることを強く考えだしたが、10日振りの釣りであることに加えて、潮が動き出せばチャンスが来る可能性があると22:00まで頑張ることにした。

頑張ることにしたのは良いが、イカ様からのコンタクトは一向になく、潮も全く動き出す気配もない。やはり、引き揚げれば良かったと思いつゝキャスティングを繰り返していると、21:30を回った頃から、一人、二人とアングラーがやって来た。この日の干潮時刻は20:11なので、どうやら、上げ潮が効き始める時間帯を狙ってのことらしい。
彼らと同じ様に、イカ様も上げ潮に乗ってやって来てくれればと考え、22:00過ぎまでキャスティングを続けたが、何も結果を得ることはなく、StopFishingとした。

2023年釣行記(03) – AJ&LEG

2023年 Ajing Eging 釣行記

日 時:01月18日(水) 16:10~20:20
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:カサゴ x 1、ヒイカ x 1
同行者:単独

仲間内では、最近、飛ばしウキを使った遠投アジングが話題になっており、既に実施した輩も出て来ている。
この遠投アジングについては、何年か前に興味を持ったことがあって、HGS-OGSMて試してみようと考えアルカジックジャパンShallowFreakExpandaまで買い揃えたのだが、結局、実施せず仕舞いで、ShallowFreakExpandaもタンスの肥やしになっていた。
その様な状況だったので、今回、仲間の皆さんが遠投アジングを始めようとしているのに触発されて、ShallowFreakExpandaを引っ張り出して、改めて遠投アジングを試してみようと考えた次第。

15:20頃に自宅を出発し、現地到着は15:50頃。
直ぐに岸壁に出てみると、中央付近に若者が一人、最奥には地元の年配者が二人入っていたので、小生は入口付近に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回は、遠投アジング用にSephia S806ML-Sライト・エギング用の8320#1の2本。
今回は遠投アジングが主目的なので、16:10頃、Sephia S806ML-Sでキャスティングを開始。仕掛けは、当然、ShallowFreakExpandaも持参しているが、先発は6号のナス型錘を使った逆ダンシステム。と云うのは、明るい時間帯なので、アジはボトム付近に居ると考え、沈みの早い仕掛けを選んだもの。
しかし、何の反応も返って来ない。
時節柄、直ぐに反応がないのは重々承知しているが、このまゝ同じ様にボトムを狙っていても良いのか、初めての釣り方であることもあって、甚だ自信がない。僅かな違和感でもあれば別だが、何の反応も得られない場合は、アジは表層にいるではないか、それとも中層か、或いはもっと沖目に居るのかも知れない等々、色々と考え出して仕舞う。
こうなると、ジックリと腰を落ち着けて釣りに集中することが出来なくなり、ワームを替えたり、仕掛けを替えたりとバタバタとしてしまうのが小生の悪い癖で、この時も、実釣を開始して2時間も経たない内に、そんな状況に陥ってしまった。

18:00少し前、最奥の二人が引き揚げて行き、続いて中央付近の若者も帰って行き、岸壁は小生の貸し切りになった所で、気分転換を兼ねて、最奥に移動して仕切り直しすることにした。

移動後は、遠投アジングの仕掛けをShallowFreakExpandaを使ったものに変更。このShallowFreakExpandaの良い所はオプションのシンカーをセットするだけで、フロートスロー・シンキングシンキングに変えることが出来ることで、この時はシンキングにしてキャスティングを再開した。

しかし、相変わらず音沙汰がない。
予報と違って、風はなく、海は油を流した様なベタ凪で、ボラが跳ねる姿も足元を泳ぐベイトも見えず、全体に生き物の気配が全く感じられない。

そこで、遠投アジングを諦めてライト・エギングを試してみることにした。

風もなく波もない穏やかな海なので、軽いエギを操作するヒイカ狙いには持って来いの状況だが、ヒイカからも音沙汰がない。
それでも、過去にヒイカの実績があるだけに、まだ我慢をしてキャストすることが出来、方向を替えエギを通すレンジを替えて、キャスティングを繰り返していた。すると、19:40頃、ジワーッと重たくなるアタリがあって、この日初の獲物をゲット。
ヒイカアジと同じ様に群れで回遊していると云われているが、以降は反応も感じられず、モチベーションは下降線を辿るばかり。

それでも、ひょっとすると・・・と淡い期待を持ちながら続けていたが、20:00を回った頃から、予報通りの北風が吹いて来て、一気に寒くなって来た。こうなると、辛うじて繋がっていた釣り続ける気持ちもあっさりと切れてしまって、20:20頃、バケツに活かしておいたこの日唯一の釣果のヒイカをリリースし、StopFishingとして引き揚げて来た。

この日初めての遠投アジングを試してみたのだが、エギング・ロッドでは精々飛距離は40m程。これでも通常のアジングからすれば、充分に遠投と云える筈だが、これでもアジの回遊ルートまで届いていないのだろうか。とすると4~4.5mの磯竿の出番となる訳だが、小生は持ち合わせていない。だからと云って購入する積りもないので、冬のアジングは休むしかないことになる。

2022年釣行記(77) – LEG&AJ

2022年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月28日(水) 16:40~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、ヒイカ x 1
同行者:KMIさん

前回も豆アジが3匹、ヒイカが2杯と惨敗の結果。
釣り物が少なくなるこの時期なので、贅沢は云えないが、出来ればもう少しお魚さん達と遊びたい。とは云え、余り釣りにばかりウツツを抜かしていては、家人のお咎め必死の師走なので、頼まれた家事には嫌な顔をせず手早く片付けて、何とか許可を得ることが出来たと云う次第。

16:20頃、現地に到着。
岸壁に出てみると、年末だからなのか、はた又、釣れていないからなのか、恐らく後者の理由だと思うが、先行者の姿はない。そこで、小生はお気に入りの最奥に、小生とほゞ同時に到着した若者は入り口に、それぞれ分かれて釣り座を構えた。

予報通り風は殆ど吹いておらず、海も穏やかで、師走には珍しい釣り日和。しかし、前日も豆アジが2匹だけだったとの仲間からの情報を考えると、天候とは裏腹に厳しい状況になりそう。

Emeraldas改Tenryu改そしてSoare改の3本のロッドにリールをセットしラインを通しなどして準備を終え、16:40頃、キャスティングを開始。

先発は、日没時刻を過ぎたばかりでまだ周囲は明るいので、ボトム付近に屯している筈のヒイカを狙って、2.0gのシンカーを使ったスプリット・ショットスッテを結んだTneryu改

2投、3投・・・。
時期が時期なので、直ぐに反応が返って来るなどとの妄想を、流石の小生も抱いておらず、コンタクトがないのは織り込み済み。とは云え、それにしても、海はノタリノタリとしており全体的に生命感がないのが気になる。

小生がキャスティングを始めて程なくしてKMIさんが到着し、小生の右側に釣り座を構えて、キャスティングを開始。

アジが回って来たかどうかはKMIさんの様子で判断出来るので、小生はヒイカ狙いに徹することにして、エギ単Emeraldas改を手に上層から中層以下を探ったり、改めてボトムを探るためにTenryu改に替えたりとしてみたが、全く音沙汰がない。

小生が、この日初めての獲物を手にしたのは、19:35頃のこと。
この直前に、KMIさんがサイト・フィシングでヒイカを掛けたのを見て、小生もと集中して狙ったが、全く反応がない。
そこで、イカがスレた時は地味なエギの方が良いと何かで読んだか聞いたかしたことを思い出して、手持ちの中では最も地味な茶色のエギを使ってみることにした。
すると、直ぐに答えが出たと云う次第。エギングでは、小生はオレンジや赤、ピンクなどの派手目なエギを使うことが多く、地味なエギを使うことは皆無に近いのだが、どうせ駄目だろうと思いながら試してみたもので、正に怪我の功名
これに気を良くして、その地味なエギを繰り返しキャストしたが、反応があったのはこの一回だけで、その後は梨の礫

結局、この日はアジの反応は小生ばかりでなくKMIさんにも1度もなく、途中からKMIさんは狙いをカサゴに替えて、岸壁際を探り歩き、小生はアジよりは可能性がありそうなヒイカ狙いに徹したが、結果は出ず仕舞い。

と云う訳で、いよいよDKKアジングのシーズンは終了した様な印象。
アジの代替として考えていたヒイカにしても、2月頃までは釣れると云われているが、どうやらDKK付近では全体的に数が少ないと見えて、専門に狙うのは物足りない。
となると、これまでの様にMHR-KGNメバルに遊んでもらいたいのだが、11月下旬、12月始めの結果を考えると、望み薄の公算が大。
とすれば、この冬はどの様に過ごそうか・・・・・・。

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