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2024/11/01
2024年 Eging 釣行記
日 時:11月01日(金) 12:45~18:30
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:KNNZK-PK、 MHE-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
久し振りに南or南南西の風が3mの予報が出たので、喜び勇んでMHR-KGNに行くことにした。
しかし、潮回りは夕方から深夜に掛けて下げ潮となる新月の大潮で、釣りが出来そうなのは精々20:00頃まで。となると、入釣時刻を日没直後の17:00としても、実釣時間は3時間程度しかなく少々物足りない。そこで、日没前の明るい時間帯は、MHR-KGN近くのKNNZK-PKをチェックして、日没時刻頃から本命のMHR-KGNに転戦する予定を立てた。
KNNZK-PKは、以前にチェックしたことがあったが、その時は時間足らずで覗いただけだった。そこで、今回は充分に時間を掛けて目ぼしい磯を4個所程チェックすることにした。その結果、首尾良く結果を出せれば、小生に取っては新しい釣り場になる・・・・・・筈。
第一会場のKNNZK-PK到着は12:30頃。
早速、Sephia S806ML-Sを手に遊歩道を歩いて、12:45頃に地磯No-4に入って周囲の様子をチェックしてみた。
目の前の海は青く透き通って広がり、至る所に黒っぽいシモリが見え、冬から春に掛けてボトム中心のエギングをして来たこれまでの小生なら敬遠して竿を出すことはなかったシャロー・フラット。しかし、今回は敢えて浅場のKNNZK-PKを選んで、ボトムを取らないエギング目的なので、期待に胸が膨らんで来る。
遠くに行き来する貨物船や漁船を見ながら、支度をしていると、突然、目の前でバシャバシャとナブラが、2回、3回と出て、ビックリ。正体は判らないが、ベイトを追いかけ回すフィッシュ・イーターがウロウロしていると目指す緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが出て来ないかも知れない。若干心配にはなったが、キャスティングを開始。
予報では12:00過ぎ頃から風向きが変わって南風になっている筈だが、生憎の北風が少し強目なので、風に負けない様に、エギはシャロー・タイプに改造した3号をチョイス。
これまで、ジックリとシャロー・エギングをしたことがないので、まるで要領を得ない。動画で勉強してきたことを思い出しながら、キャスティングを繰り返したが、反応が感じられない。
新仔アオリは2~3投して反応がなければ場所を移動する方が良いとの動画の知識に習って、キャストする方向を変え、立ち位置をズラしてみたが応えがない。
そこで地磯No-3に移動。こちらには先行者がいたので、磯の端に寄った所で、チェックしたが、反応はなく、地磯No-2に移動。こちらにも先行者の姿があったが、可愛娘ちゃんはお留守。
続いて地磯No-1に磯伝いに移動しようとしたが、一箇所、後期高齢者にとっては越えるには難しい難所がある。無理をすれば何とかなるとは思ったが、ここは安全第一。折角、来たのに残念だが地磯No-3と地磯No-2を再度チェックして第二会場のMHR-KGNに転戦しようと考えた。
そして、往路とは違った立ち位置に立ってチェックしたが、相変わらず可愛娘ちゃんからの返信は帰って来ず仕舞い。
仕方がないのでMHR-KGNに行こうと思ったが、やはり地磯No-2から見た限り先行者の姿はなかった地磯No-1が気になる。何とか入る方法がるのではないかと遊歩道に戻って、地磯No-1近くにまで行ってみた。
すると、目論見通り遊歩道の際から磯に降りる踏み跡がある。そのためには柵を乗り越えるしかない。人目が途絶える隙を狙って乗り越えて磯の入ってみた。
するとこの磯は他の磯とは違っていて、南に向かって広がっていて開放感がある。海面からの高さも適度にあって、昔通い詰めたDKNに良く似た雰囲気がある。
結局、15:00頃までこの地磯No-1のチェックをしたが、エギを追尾して来る新仔の影も見えず、可愛娘ちゃんの居る気配は全く感じられなかった。
第二会場のMHR-KGNに到着したのは、15:25頃。
満潮時刻間際の海は、潮位が高くてテトラ帯は殆んど見えない状態だが、びっくりしたのは赤潮で、岸壁に沿って赤い帯が伸びている。加えてゴミが至る所にプカプカと浮かんでいて、赤潮とゴミでキャストする気持ちも萎えて来る。
少しでも赤潮やゴミの少ない所を探し歩を進めたが、結局、凸部の109番スポット付近まで、途切れた場所は見付からず仕舞い。
この時点で、ヤル気は殆んど雲散霧消。
地磯を歩き回ったせいで、脚にもかなり疲れが溜まっていたが、時刻はまだ16:00を廻った頃なので、引き揚げるにはまだ早い。
満潮時刻の16:16を回れば、少しは潮が動き出して赤潮やゴミを持って行ってくれるかも知れない。風も南寄りに変わってくれれば、背後から吹いて来ることになるので、赤潮やゴミを岸から遠ざける助けになるだろう。
前向きと云えば聞こえは良いが、根拠のない我田引水的な都合の良い考え方で自らを鼓舞して、可愛娘ちゃんを求めてキャスティングを繰り返した。
しかし、当然のことながら、梨の礫。
日没時刻を過ぎ周囲の光量が減るに連れて、夜光虫が青白く光だして来て、幻想的にはなったが、エギングには極めて邪魔な存在。
こうなると可愛娘ちゃんに会える公算は殆んどないが、それでもマグレ当たりがあるかも知れないとキャスティングを繰り返している内に、17:30頃から雨が降り出し、北西の風が強く吹き出して来た。
これで、ようやく踏ん切りがついて引き揚げることにした。
所が、岸壁の入り口近くまで戻って来た頃、風は弱くなり雨も止んだ。
こうなると、止せば良いのに、またまた未練心がフツフツと湧いて来て、実績のある50番スポット付近にまで戻って未練のキャスティングをすることに。
しかし、疲れた脚を引きずって戻って来たにも拘らず、程なくして雨がまた降り出して来たので、18:30頃、StopFishingとして帰路に着いた。
と云う訳で、今回もまた可愛娘ちゃんには会えず仕舞いに終わってしまった。
KNNZK-PKで新仔の追尾がなかったことを考えると、シャロー・エギングに目を向けるのが遅過ぎたのかも知れない。動画などでは年内はシャロー・エギングが出来るとあるが、小生の住んでいる地方はどうなのだろうか・?
シャロー・エギングの候補地として、まだ2~3程あるのだが・・・。
2024/10/28
2024年 Eging Touching 釣行記
日 時:10月28日(月) 16:40~22:15
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アオリイカ x 0、タチウオ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)
秋雨前線の影響で、今週は雨模様の毎日が続くとのことだったので、傘マークが付いていない月曜日に釣行することにした。
釣行するのは良いが、何を狙うか・・・?
実の所、前回、散々な目に遭わされたMHR-KGNで緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんに会いたいのだが、生憎、月曜日の風向きは前回と同じ北寄りなので、敢えてMHR-KGNに行ったとしても同じ轍を踏むことになりそう。
そこで、KMI’sに行くことにしたが、アジもタチウオもまだ在庫が残っている。と云う訳でKMI’sで、場合によっては刀狩りに切り替えることも視野にエギングをすることにした。
16:30頃、現地に到着。
岸壁には入り口にカップルのアングラーが居るだけだったので、いつもの様に最奥に釣り座を構えることにして準備に取り掛かったが、予報の2~3mよりもかなり強い北寄りの風が吹いて来ているのに愕然。
この日は、エギングを主体にする積りで来ていたので、持ち込んだSephia S806ML-SとSephia S809M/Fの内、Sephia S806ML-Sを先発に選んで、先ずはアオリイカ狙いで、16:40頃、3号BASICのエギを結んでキャスティングを開始。
しかし、風上に向かって斜め左前方にキャストしたエギは、左から右に吹き抜けて行く強い北寄りの風に戻され、更に左から右への早い潮流に流され右真横から戻って来る程の状況。
それでも、我慢をしてキャスティングを繰り返していると突然グンと反応が返って来た。この時は専らエギをどの様にして落ち着かせるかに気を使っていたため、泡を喰って上手く合わせ切れず空振り。正体を見た訳ではないので定かではないが、何かが付近に居ることが判り俄然その気になってキャスティングを繰り返していた。すると、それから間もなくして同じ様な反応があったが、残念ながら、これも空振り。
その後も、風や潮の流れに逆らってキャスティングを繰り返したが、以降はさっぱり反応が返って来ない。こうなると、やはりエギの動きが気になって来る。しかし、これ程強い北風が吹くとは思ってもいなかった上、新仔シーズンなので大きなエギやアゴリグ用の錘の持ち合わせもなく、どうしようもない。気長に事態が好転するのを待つしかない。
だが、釣り場に居て、何もせずにじっとその時を待つなどと云うことは、小生には到底無理な相談。待っている間、刀狩りに切り替えることにして、Sephia S809M/Fを引っ張り出して準備に入った。使うテンヤは例によってアクアウェーブのスパークテンヤ 11gにエコギアのスーパーどじょうを括り付けたもの。
スーパーどじょうは前回、本物のどじょうよりもタチウオの反応が良かったので、先発に選んだのだが、反応がない。こうなると実績が余りないため、やはり本物には負けるか・・・と自信がなくなるのも早い。
直ぐに本物のどじょうを括り付けたテンヤに替えたが、反応は皆無。
いつの間にか貸切状態になった岸壁を、行ったり来たりしてタチウオを探したが何処に行ったやら。気分を変えるためにエギングにしたり・・・・。
しかし、どちらも全く無反応で、時折、ボラがジャンプするだけ。
風は益々強くなり、潮の流れも緩くなりそうもない。
状況が良くなる気配が少しでも感じられれば良いのだが、たった独りで答えが返って来る見込みもなさそうな状況の中に居続けるのは辛いものがあり、20:00前には、早くも気持ちは首の皮一枚の状況。
20:00頃、IKOKさんから22:00頃出撃する旨の連絡が入り、少し気持ちの持ち直しが出来たが、相変わらず、アオリイカからもタチウオからも反応が返って来ない。
21:00頃になっても、潮の流れが緩むことはなく、風は益々強くなって気持ちは完全に切れてしまったが、IKOKさんが来るまでは残って居ようと惰性でキャスティングを繰り返していた。
すると、21:30頃になって、あれ程強く吹いていた風がピタリと止んでしまった。余りの変わり様にビックリしたが、これでまたまたやる気を出してキャスティングを繰り返していたが、反応は全く返って来ない。
22:00少し前になって、IKOKさんが到着。
その頃には、潮の流れも緩み状況は良くなったが、それまでの酷い状況に精根尽き果て、その後は、IKOKさんの釣りを見たり、惰性でエキングや刀狩りをしたりして、22:15頃、StopFishingとして修行を終えて帰路に付いた次第。
2024/10/24
2024年 Eging 釣行記
日 時:10月24日(木) 17:00~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
光陰矢の如しで、季節は早くも晩秋に入り南寄りの風が吹くことが減って来る頃で、今週は唯一水曜日を除いては北寄りの風が吹く毎日。となると、KRKZさんと二人揃ってパーフェクト・ゲームを喰らったMHR-KGNに仇討ちに行けるのは、この水曜日しかない。
と云う訳で、風は7~8mとかなり強めの予報だったが、MHR-KGNに行く予定にしていた。所が、当日は一日中雨模様で、結局、行けず仕舞い。そこで改めて予報をチェックすると、木曜日は北東or北風が3m程。MHR-KGNは北向きの釣り場なので、出来れば避けたいが、3m程度であれば、何とかなるだろうと行くことにした。
16:45頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、はやり向かい風になる北風を嫌ったと見えて、アングラーの姿は疎らで、何処からでも始められそう。しかし、岸壁の際には沢山のゴミが吹き寄せられているので、少し歩を進めて、ゴミが比較的少ない18番スポット付近から始めることにした。
この日の潮回りは小潮で余り良くないが、9杯も掛けた前々回も同じ小潮だったので、気にする必要はないのかも知れない。心配だった北風も、思っていた程強くは吹いておらず、ホッと一安心して、準備に取り掛かった。
この日のタックルは、いつもと同じSephia S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、テトラ帯と岸壁の間の浅場を狙うために、斜め右前方に2~3回キャストし、反応がなければ少し移動して、斜め右前方にキャスト・・を繰り返して少なくとも凸部までチェックする予定で、17:00頃、キャスティングを開始。
黒い雲が空一面を覆っていて、いつもよりも暗く感じる上、岸壁全体がドヨーンとして活気がない。今にも降り出しそうだったので、用心のためレイン・ジャケットを着て岸壁に出たのだが、風が弱いために蒸し暑さを感じる。そこでレイン・ジャケットを脱ぎ半袖のTシャツになってキャスティングを繰り返した。この格好はまるで真夏の様相で、とても10月下旬の服装ではなく、正に異常気象。
蟹の横這い釣法で緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんは何処に居るのか探している内に、周囲はドンドンと暗さが増して来て、ソロソロ出てくる頃だと期待したが、その気配もない。
それどころか波頭が青白く光り始め、その内エギの着水地点やラインまで青白く光る始末。エギングには邪魔な夜光虫の仕業だが、避ける訳にも行かない。少しでも薄いポイントを探して、キャスティングを繰り返したが、音沙汰はないまゝ。
前々回、2杯も掛けた50番スポット付近などは念入りにチェックしたが、まるで答えが返って来ない。
その頃から、弱かった北風が強く吹き始めて来て、体感気温は急降下してTシャツだけではどうしようもない。慌ててレイン・ジャケットを改めて着た上で、可愛娘ちゃん探しを続けることにしたが、これから先は、テトラ地と岸壁の間にもテトラが置かれていて根掛かりリスクが高くなる危険地帯。
とは云え、虎穴に入らずんば虎子を得ず。特にこの日の様に活性が低くてテトラの陰に引き篭もっている様な場合には、根掛かりを避けてばかりいては可愛娘ちゃんの顔を見ることなど、出来る筈もない。根掛かり覚悟で挑んでみたものゝ、見事な空振り。
小生の好きな70番スポット付近では、正面から吹き付けて来る北風が益々強くなり、エギが全く飛ばない。そこでエギをエギ王Kの3号 SHALLOWに替えて捜索を続けた。
しかし、何処に行ったのか、全く音沙汰もなければ気配もない。
前々回、3杯も出た90番スポット付近では、少し粘って3号 BASICのエギまで引っ張り出して色々と試してみたが、何れも結果は出ずじまい。
結局、20:00頃、112番スポット付近から折り返しに入って、目ぼしいポイントをチェックしながら戻ったが、尽く空振りに終わり、今回も又パーフェクト・ゲームで見事な返り討ちにあい、21:40頃、肩を落としてStopFishingとした。
今回で2回連続のパーフェクト・ゲームで、9杯も掛けたことがまるで空絵ごとの様に思えて来た。
これまでエギングでは全く実績のなかった釣り場だったが、色々な情報からMHR-KGNでもアオリイカは出る筈だと考えて挑んでみたら、結果は9杯の爆釣。こんな状況なら、真冬から春に掛けての親イカ狙いも出来るかも知れないと期待していたのに、甘かったのかも・・・・・。
兎に角、この日は黒い雲が空一面を覆っていて、まるで新月の様相だったこと、夜光虫が凄かったこと、強い北風が吹いていたこと・・等々、エギングには不利な条件だった。しかし、何よりも9杯の実績を考えれば、それなりのポテンシャルはある筈なので、もう一度位は挑戦してみる価値はあると思うのだが。
2024/10/15
2024年 Eging 釣行記
日 時:10月15日(火) 17:45~22:20
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:KRKZさん
前回はメバリングで通っていたMHR-KGNでも、緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんと遊べるのではないかと思い、ボーズを喰らうことを覚悟の上で、調査に行って来た。すると、その結果は思いも掛けない爆釣で、この時期としては良型と云っても良い445gを筆頭に9杯と自分でもビックリ。
この日以来、20年前にあのアオリイカの特徴的な引き方に魅入られてしまった様に、アオリイカのことが気になって、寝ても覚めてもアオリイカのことが頭から離れない。どうやら、アオリイカの引きには中毒性があるらしい。
と云う訳で、夢よもう一度とばかりに、前回に続いてMHR-KGNでエギングをすることにした。
現地到着は、17:15頃。
程なくして到着したKRKZさんと連れ立って岸壁に出て様子を見ると、海は、中潮の満潮時刻から1時間程しか経過しておらず潮位は170cmもあって、テトラ帯は海中に没していて見えない。風は、予報では2mの南東の風とのことだったが、殆んど吹いておらず、ウィンド・ブレーカーを着ていると蒸し暑く感じる。
岸壁には、前回程ではないが、アングラーの姿が数が多くて、テトラ帯と岸壁の間を狙って斜めにキャストするには、間隔が狭過ぎる。そこで沖目を狙って真っ直ぐに数投してみたが、何も反応が返って来ない。
そこで、先行者を避けて場所を移動し、結局、への字カーブに到達してしまった。しかし、ここでも曲がり角付近にアングラーの影があるので、少し進んで50番スポット付近から、気を入れて始めることにした。
17:40頃、Sephia S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、曲がり角の先行者を背中に見て、斜め右前方に向かってキャスティングを始めた。
実は、ここは、前回、MHR-KGNで初めてアオリイカを掛けたポイントであり、しかも時刻も殆んど同じ。直ぐに反応があるかも知れないと期待をしたが、この日は留守の様で、残念ながら梨の礫。
しばらくこのポイントで粘ってみたが、一向に気配が伝わって来ないので、追い付いて来たKRKZさんを促して、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃん達を探すことにした。
しかし、前回の釣果が夢か現か幻かと思える程、反応が返って来ない。
前回の実績ポイントでは、特に念を入れてチェックしたが、まるで音沙汰がない。
可愛娘ちゃん達は、何処かに行ってしまったのか?
喰い気がないので、エギを追って来ないのか?
秋の新仔アオリを狙うのは、これで2回目なので、この様な状況の場合の対処方法が分からない。少しでも反応があれば、それをヒントにすることも出来るが、こんなにも相手にされないと、何をどうして良いのかサッパリ見当もつかない。だからと云って、同じことを何度繰り返しても、事態を打破することには繋がらない。何か変化を付けなければ・・と思っても、小生が出来ることと云えば、エギの色や重さを替えることや、エギを通すレンジを変えること位しかない。
と云う訳で、下手な鉄砲、数撃ちゃ当たるとばかりに持参したエギを取っ替え引っ替えし、レンジを替えても見たが、答えが見付からない。
前回の小生の釣果に煽られて刀狩りではなくエギングをしに来たKRKZさんにもコンタクトはないとのことなので、喰い気のある可愛娘ちゃんは、この日は近くには寄って来ていなかったのかも知れないが、KRKZさんには何か申し訳ないことをしてしまった様な・・・・。
結局、可愛娘ちゃんの姿が見たくて凸部の先にまで足を伸ばしたが、完全に無視され続け、22:20頃、疲れ果てゝStopFishingとした。
前回の調査結果が余りにも良かったので、まさかパーフェクト・ゲームを喰らうとは思いもしなかった。考えが甘いと云われればそれまでだが・・・。
このまゝでは追われないので、近い内にチャンスを見付けて、再度チャレンジする積り。
2024/10/11
2024年 Eging 釣行記
日 時:10月11日(金) 17:25~22:20
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 9
同行者:単独
釣りには行きたいが、アジもタチウオも在庫はある。アオリイカも前回タチウオと交換にIKOKさんから頂いたものが残っている。となると小生の釣り物で残っているのはカワハギ位しかないが、朝早く起きて出掛けるのも億劫だ。
さてどうするか?
ノークーラー・デイにしてホームのKMI’sでアジングをするか・・・?
色々とない頭を絞って考えた結果、アオリイカの在庫はあるとは云え、1杯だけなので、追加があっても文句を云われることはないだろう。
と云う訳で、ボーズ覚悟でMHR-KGNでのアオリ調査をすることにした。
元々MHR-KGNはメバリングで足繁く通った場所だが、数年前からメバルが余り釣れなくなり、代わりにタチウオが出る様になって、今シーズンも8~9月には刀狩りで通っていた。
そんなポイントだが、
湾奥のKMI’sでアオリイカが出るならMHR-KGNでも出るのではないか?
昔からアオリイカとメバルのポイントは被っていると云われており、しかも最近はアジングも成立していることを考えると、浅場を回遊している新仔アオリなら充分可能性があるのではないか?
と考えた次第。
現地到着は、17:15頃。
これまでこのMHR-KGNでは全く狙ったことのないアオリイカなので、何処に着いているかも分からない。兎に角、岸壁の最も手前の7番スポット付近から少なくとも凸部付近までは、じっくりとチェックする計画で岸壁に出て見ると、小潮とは云え夕方の干潮時でも140cmも潮位が高いため、テトラ帯の殆どが海面下に没していて、海が広く見える。風は、予報では南南東or東風が2mとのことだったが、殆んど吹いておらず、ウィンド・ブレーカーを着ていると少々汗ばむ位で、潮の動きが余りない小潮の潮回りを除けば、条件としては良い方だろう。
この日は、出来ればベイト・ロッドを使いたかったが、MHR-KGNでは遠投出来る方が何かと優利なので、ロッドはスピニング・ロッドのSephia S806ML-Sを選択し、2.5号のエギを組み合わせて、17:25頃、キャスティングを開始。
このMHR-KGNはテトラ帯と岸壁の間は激浅なので、油断をすると直ぐに根掛かりをしてしまって釣りにならないため、底を取らずに中層を攻めることにしたが、エギを何処まで沈めるか?
使用するエギの沈下速度は、5.5秒/mとのことだが、テンション・フォールをさせれば更に沈下速度は遅くなる筈。となると、キャスト後ライン・テンションを張っていれば、エギが着水してから5カウントでは、1mも沈んでいないだろうし、潮位の高い時間帯での釣りなので、根掛かりリスクはないだろう。
そこで、キャスト後5カウント程テンション・フォールをさせた後小さく鋭いシャクリを2~3回入れて、そのまゝ5カウント程テンション・フォールをさせるか、サビいて反応を待ち、反応がなければ又小さく鋭いシャクリを2~3回入れて・・・・を繰り返すことにした。
しかし、動画を見て秋イカの狙い方を勉強した筈だが、畳の上の水練と同じで、どうにも要領を得ない。
一度でも反応があれば、その答えが出るのだが、これで良いのか?と自問自答してキャスティングを繰り返した。しかし、反応は返って来ない。動画では、極端な場合1投しただけで、ポイント移動をしてアオリイカの居場所を探していたので、小生も同じポイントで粘ることはせずに蟹の横這い釣法で探すことにした。
所が、この日はアングラーの数が多くて、への字カーブの手前までほゞ等間隔に先行者の姿があって、間を割って入るには少々勇気が居る。無理をして入り込んでも正面にテトラ帯があっては、どうにもならない。正面にテトラ帯のないことが分っている20番、24番、26番スポット付近には、当然、アングラーの姿がある。
結局、7番スポット付近をチェックしただけで、への字カーブに到達してしまったが、そのへの字カーブの曲がり角にも人影がある。仕方がないので、更に進んで49番スポット付近から調査を再開することにした。
この付近はテトラ帯と岸壁の間にはテトラが入っていない筈なので、右斜め前方にキャストして、やはり5カウント程沈めて鋭くシャクった後テンション・フォールで反応を待ちをして・・・・回収、又、キャストして云々を2回繰り返して、無反応なら少し移動して・・・を繰り返して救命浮き輪付近に来た時のこと。
同じ様にキャストして5カウント沈めてシャクった後、テンション・フォールをさせていると、ビニール状のゴミを拾った様なジワーッとした重さを感じた。
あれ、何だ! ゴミか・・・と思っていると、グイーングイーンと余り強くはないが、明らかにイカの引きと判る感触が伝わって来た。
抜き上げた緑のアイシャドウした可愛娘ちゃんは200g程度の新仔だったが、初めて狙う場所の初めて獲った獲物で、殊の外嬉しい1杯だった。幸か不幸かこの日は単独釣行だったので、一人ニヤニヤするだけだったが、近くに知り合いが居れば、出たよ~と大声を上げていたことだろう。
時刻は実釣開始後約30分経った17:50のことで、手探りの状態だったにしては良い出足だった。
そして、後続を狙おうとした時、への字カーブの曲がった所の人影が居なくなっているのに気が付いた。そこで、少し戻って曲がり角に立って、右斜め前方にキャストして・・・・。
蟹の横這い釣法で居場所を探りながら救命浮き輪付近に戻って来た18:16、1杯目と全く同じ様な反応で1杯目よりはやや大きめの可愛娘ちゃんをゲット。アオリイカを1時間で2杯は出来過ぎだよと思いながら、キャスティングを繰り返したが、反応は続かなかった。
その後は18:46に3杯目、19:09に4杯目、19:20に5杯目と移動しながらの拾い釣りだったが、アオリイカにしては順調な結果に気を良くして、今日は調査に来たのだから、凸部の先もチェックしておこうと、足を伸ばした。
しかし、凸部の先では反応がなかったので、20:12に119番スポット付近で折り返しに入った。
復路に入ってからも無反応状態が続き、半ば諦めながら90番スポット付近でキャスティングを繰り返していると、久し振りに忘れ掛けていた反応が返って来て、20:54に6杯目をゲット。これは目測300g程の、この時期にしては良い型だった。
これに気を良くして、テトラ帯の反対側の角を狙った所、エギが着水すると同時に反応が返って来た。一瞬、何かが掛かった感触はあったが、空振りに終わったので、再度同じポイントを狙い、7杯目となる300~350gをゲット。時刻は21:04のことだった。
そして、21:11の8杯目がこの日のハイライト。
7杯目とは逆の側のテトラ帯の角狙ってキャストして、5カウント沈めシャクリを入れてテンション・フォールをさせていると、コンとはっきりとしたアタリがあった。
合わせも決まって、やり取りを始めた所、グィーン・グィーンとこれまでになく強い引きが伝わって来た。何年か振りに味わうアオリイカの強い独特な引きに、ドキドキしながら抜き上げた獲物は、445g(自宅計量値)もあるこの時期にしては立派な獲物。
同じ90番スポット付近で、3杯も連続して掛けたことに気を良くして、又々テトラ帯の角を狙ってキャスト。しかし、今度は見事にテトラ帯に掛けてしまって、折角の当たりエギを海の神様に奉納する始末。
何事も、調子に乗りすぎるのは良くないことの典型だが、今度は手に入れたばかりのエギ王Kシャローの3号を結んで、キャスティングを続けた。
そして21:46に91番スポット付近で250g程度のアオリを掛けて、9杯目。
こうなると、何とか切りの良いつ抜けを狙うのは、アングラーとしては当然のことで、キャスティングを続けていた所、何の前触れもなく強い引きの獲物が掛かって来た。
イカにしては変だぞと思いつゝ、海面にまで浮かせて来るとバシャバシャと暴れまわっている。イカではなく魚であることは判ったが、魚種までは判らない。この日のターゲットは新仔アオリなので、玉網までは持って来ていないため、抜き上げるしかない。2個めのエギをなくすのは辛いが、ラインが切れることを覚悟して抜き上げに掛かった。幸いライン・ブレイクすることなく抜き上げに成功したが、魚を見てビックリ。その主は大きなフグで、目の付近にエギのカンナが刺さっていた。
この出来事が21:56のことで、この後は目についたポイントをチェックしながら戻って、22:20頃、StopFishingとした。
それにしても、この日の結果は出来過ぎ!!
全く実績のないポイントで予想外に良い結果に恵まれて、一人ニヤついてハンドルを握って帰路に着いていたのは、云うまでもない・・・😁
*******************************************************
| 17:50 |
1杯目 |
50番スポット付近 |
| 18:16 |
2杯目 |
50番スポット付近 |
| 18:46 |
3杯目 |
70番スポット付近 |
| 19:09 |
4杯目 |
74番スポット付近 |
| 19:20 |
5杯目 |
109番スポット付近 |
| 20:54 |
6杯目 |
90番スポット付近 |
| 21:04 |
7杯目 |
90番スポット付近 |
| 21:11 |
8杯目 |
90番スポット付近 |
| 21:46 |
9杯目 |
91番スポット付近 |
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