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2019/03/05
2019年 Eging 釣行記
日 時:03月05日(火) 22:00~26:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ x 1
同行者:AKTさん
雨や風の条件が悪い日が続き、たまにある条件が良い日は、眼の検査があったりで、先月の22日以来、ほゞ半月振りの釣行。
実はこの前日の4日に、AKTさん、INUEさん、YGWさんと、Skyread FGのボートで2匹目の温泉メッキを狙うことにしていたが、結局この日も雨のためにキャンセル。その代わりに翌日の5日に以前からエギングに興味を持っていたAKTさんをSOFKZKに案内することになった。
自宅を出たのは19:30頃。すると家を出てから間もなく、フロント・ウィンドウに雨粒が。予報では、天気は下り坂だが、降り出しは翌日の6日になることだったので、これにはビックリ。
弱ったなぁ。どうしようか・・・・・などと考えながら、待ち合わせ場所に向かったが、途中で強く降ることはあったものゝ、上がる気配はない。そこで、中止にする積りでAKTさんに連絡を入れた所、AKTさんは小生よりかなり先を走行中で、少し前は強目だったが、今は上がっている。折角、来たのだから、兎に角、行って見ましょうとのこと。
仕事が忙しくて釣行する機会がなかったAKTさんに促されて車を進めていると神奈川県を出た辺りから、徐々に雨脚が弱くなり、待ち合わせ場所に到着した頃には、路面も渇いた状態になっていたので、ヤレヤレ。
AKTさんを先導して、現地の駐車場に到着したのは21:40頃。駐車場には4台の車が止まっており、何れも湘南や袖ケ浦などの他府県ナンバーなので恐らく釣り人だろう。
となると二人分の釣り座は取れないかも知れないが、一人なら何とかなるだろう。仮にいつかの様に満員御礼状態であっても、AKTさんに釣り場の様子を見て貰うだけでも、無駄にはならない。
そんなことを考えながら、車を降りて支度を始めたタイミングで、小さな雨粒が落ちて来た。雨脚が強くなる様であれば、小生だけでも直ぐに引き揚げる積りで、磯道を下りて行くと、今度は波音が大きく聞こえて来る。
雨に加えてウネリとなると、単独釣行であればそのまゝ引き揚げているかも知れないが、今回はAKTさんを案内する目的もある。しかも、大潮の干潮間際で潮位が低いので、多少のウネリであれば這い上がって来ることはないだろう。
AKTさんを先導して磯を進むと、ベスト・ポジションの先端には3人程の人影が見える。その内の一人に声を掛けたが、何となく面倒臭そうな感じが伝わって来る返答で、出来れば関わりたくない雰囲気。
と云う訳で、先端付近には入れないが、その手前の腰掛け岩付近であれば問題なく入れそう。この付近も小生には実績のあるポイントなので、悪くはない筈。岩を挟んで沖側にAKTさん、岸側に小生が入ることにして釣り支度に入った。
今回もSephia S806ML-Sのロッドに邪道エギV1に冷凍ササミの組み合わせで、キャスティングを始めたのは22:00を少し回った頃。
駐車場でパラパラと来た雨は、この頃には上がっており、弱い風が岸から吹いて来ているだけ。心配していたウネリも、時折やって来る与太波に注意していれば全く問題ない程度で、エギングをする条件としては悪くはない。
ただ、時期的には終盤に入っている筈のヤリイカが回って来るかどうかが問題で、仕事が忙しかったので仕方がないが、1ヶ月程デビューが遅れた感じ。まぁ、今回は来シーズンのための助走と了解して貰うのが妥当な所だろう。
とは云え、竿を出したからには釣りたいし釣って貰いたい。
方向を替え棚を変えてヤリイカを探したが、音沙汰がない。先行者の様子を窺っても、月明りもない新月なので良くは見えないが、どうもイカを掛けている様子はない。
干潮時刻の22:42を過ぎ、潮は上げに変わり、いつの間にか雲の合間に星が見える様になり、雨の心配は全くなくなったが、イカが寄って来る気配が全くない。
23:00を回った頃、先行者の3人が引き揚げて行き、磯にはAKTさん、小生そしてもう一人の先行者の3人だけになったので、空いた先端付近に移動。
残っていた先行者に声を掛けた所、アオリ狙いの彼は、全く駄目。ヤリはもう終わったでしょ!との微かな望みをバッサリと切り捨てる様な返事。
その彼も、その後間もなく引き揚げて行き、磯場は二人だけの貸し切り状態になったので、誰に遠慮することなく好きな所にキャスト出来ると、エギを邪道エギからマグキャストに替えて、沖を狙うことに。
その2投目か3投目のこと。
ボトムを取るためカウントを取っていると、言葉で説明するのは難しいが、この日これまでになかった感じが伝わって来た。そこで、念のためロッドを煽って見るとロッドが止まったので、よし、やっと来た!!
所が、引きが弱々しくて、リーリングの途中で、本当にイカが掛かったのか疑問に思う程。
抜き揚げたのは、3.5号のエギを抱いた小さなメスのヤリイカ。
サイズは小さいが、ヤリイカが釣れる所をAKTさんに見せることが出来て、取り敢えず一安心。出来ればAKTさんに釣って貰いたかったが、刺激にはなっただろう。
ヤリイカも群で回遊しているとのことなので、続いて来てくれれば、AKTさんに場所を譲ろうと思ったが、どうも迷子のメスイカだった様で、後続はなし。
25:00頃、疲れたので後方の岩に腰を掛け休んでいると、来た~!!とAKTさんの声が聞こえて来た。見るとAKTさんがヤリイカの掛かったエギを手に笑顔で近付いて来ている所。
これで小生も責任を全うしたことになる。あと数杯釣れば、アジングの手練れなので直ぐに上手くなると思ったが、AKTさんにも後続はない。やはりシーズンも終わりの様相が濃い。
アタリが続く状況であれば、疲れを感じることもなく続けられる所だが、交通事故を待ち続けられる程の体力も気力も、小生には残っていない。AKTさんには残業することを勧めたが、この日も仕事がある由で、二人揃って26:00頃、StopFishihgとした次第。
今回は、釣果の面では全く満足出来るものではなかったが、AKTさんにSOFKZKを案内すると云う所期の目的を達成することが出来たので、良しとすべきだろうし、釣果の面は来シーズンの楽しみに取っておけば良いだろう。
2019/02/12
2019年 Eging 釣行記
日 時:02月12日(火) 18:30~24:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:ヤリイカ x 4、スミイカ x 1
同行者:YGWさん
仕事が忙しくて中々休みが取れなかったYGWさんが、漸く12日の午後、休めることになり、久し振りにコラボ釣行することになった。所が、予報では風の向きや強さの条件が悪く、第一候補のSOFKZK始め主なる釣り場は、一寸厳しそうな雰囲気。少なくとも足腰が衰え、バランス感覚が心許なくなった高齢者の小生が入れそうな場所が見当たらない。
無理をして行ってもYGWさんの足手纏いになるのは不本意だし、YGWさんからも今日は止めましょうと云われたが、一度火が付いた気持ちを抑えることが出来ず、ヤリイカが出ているとの情報のある南端を提案。ここならば、足場は頗る良いので、老いの身でも問題がない上、北寄りの風を背負える場所もある。
そんな状況を汲み取って頂き、南端でヤリイカを狙うことに決定。
拙宅に寄ってい頂いたYGWさんの車に小生の道具を積んで、16:40頃出発。
途中、制限速度の40kmにも満たない安全速度でトロトロと走る荷物満載の軽トラックに前方を塞がれ、現地到着は18:00を回った頃。順法精神は尊重しなければならないが、独りよがりの極端な安全運転は、迷惑この上ない。
到着した岸壁には大きな船やはしけなどが停泊しているので、いつもと雰囲気が違っており、掛かり場もかなり少なくなっていて地元のオッチャン連中の姿も見えない。ベスポジと云われる先端付近に入れるのではと一瞬期待をしたが、そこには残念ながら先行者の姿がある。そこで、已む無く停泊している船の船尾付近に入ることにした。
後から聞いた話では、YGWさんは余り気が進まなかった場所らしいが、船の灯りと背後の街灯で周囲は明るく照らされていたので、夜釣りの環境としては悪くない。
いつも通りSephia S806ML-Sに邪道エギV1に冷凍ササミを巻いて18:30頃キャスティングを開始。
水深が分からないが、取り敢えず30カウントまでエギを沈めてから、軽く2~3度シャクッてテンション・フォール。ヤリイカが居れば、何か変化が感じられる筈だが、何事も起こらない。しかし、正面に着水したエギが左手方向から戻って来る。そこで、潮上に少し向きを変えて2~3投した所で、アクションを付けようとラインを張った所、何となくジワーッとした重さが伝わって来た。
そして、この日最初の獲物をゲット。オスなので胴長もあって、アオリイカ程強くはないとは云え、引きもソコソコ強い。
出足の良い結果に気を良くして、2杯目、3杯目を期待したが、いつもの様に後続がなく、この時点では、小生も隣りのYGWさんも交通事故だと思っていた。
しかし、前回のSOFKZKで隣りの若者が、エギの着底時間を長く取って良い釣りをしていたことを思い出したので、倣って試してみた所、これが良かったと見えて、ジワーッ。
隣りで通常の3号エギでシャクリ続けているYGWさんを差し置いて、同じ様にボトムでジックリとエギを見せて、ヤリイカ3杯と墨イカの追加に成功。流石のYGWさんもこれにはビックリで、改めて邪道エギの強さを認識した模様。
頻繁とは云えないものの退屈しない程度でアタリがあったのは、20:30頃までのことで、21:00を過ぎ、潮の流れがなくなると、ピタリと音沙汰がなくなってしまった。
2月も中旬に差し掛かっているのに、ヤリイカの寄りはまだ本格的なものではなく、小さいのでアタリが続かないのだろうか?
満潮時刻の22:00を回り、下げ潮を期待したが、これも空振りで、この日のヤリイカ狙いのエギングは事実上の終了を迎えた格好。
それでも、交通事故でもないかとシャクリ続け、24:00頃に雨が降り出して来たのを機にStopFishingとした。
それにしても、今回はオスの数が多かった。小生が掛けた4杯は全てオスだし、YGWさんが掛けた2杯の内1杯はオスで、オス対メスは、二人合わせると5対1の割合。
前回のSOFKZKでは、これとは逆で、メスの数が圧倒的に多かった。
小生としては、引きの強さもソコソコあり、食しても肉厚で甘みも強く美味なオスの方が好ましいと思うが、数が少なく退屈し勝ちなオスを取るか、退屈をすることの少ないメスを数釣るか、悩ましい所。
2019/02/08
2019年 Eging 釣行記
日 時:02月07日(木) 0:00~4:30
潮回り:中潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ x 7
同行者:単独
漸く風向きが変わって、西寄りの南西1mとの予報が出たのでSOFKZKにヤリイカ狙いで、これまでと同じ様に3:00頃に磯に乗って明け方までの朝間詰めを狙うことにしていた。
しかし、潮回りは大潮直後の中潮とあって、6:40頃の満潮時の潮位は144cmとかなり高い。ここまで高いと、少しでもウネリが入ると足許まで波が這い上がって来るリスクが高い。SOFKZKでは、これまで何度もウネリに泣かされた経験があるので、少しでもリスクを回避したい。
と云う訳で、潮位が低い時間帯の夜中から3:00か4:00頃までロッドを振ることにして、今回は仮眠もとらずに22:00過ぎに自宅を出発した。
現地駐車場には、予定通り24:00過ぎに到着したのだが、驚いたことに駐車場はほゞ満杯で、10台程の車が止めてある。ナンバーを見ると、八王子や川崎など、どれも他府県ナンバーばかりなので釣り人の車であることは間違えないだろう。となると、アブレて竿を出せない惧れが強い。
どうしようか・・・・。
寝る間を惜しんで車を走らせて来たのに、このまゝ何もせずに引き揚げるのも悔しい。兎に角、磯に行って見て、状況によってどうするか考えよう。
前日の雨で濡れた磯道を、足を滑らさない様に注意しながら、下って行くといつもは、誰も見向きもしない磯の入り口にもアングラーが入っていて、とても釣り座を構える隙間さえなさそう。
そう云えば、前回ここで会った地元の若者が、最近は人が多くて、磯に入れないアングラーは已む無くサーフで釣りをしている程混雑していると嘆いていたのを実感する程。
これ程の状況であっても諦められず、磯の先端に向かって歩いて行くと、3~4m程の間隔でアングラーが入っているにも拘わらず、小生の好きな腰掛け岩の少し先だけがポッカリと空いている。
こんなに混んでいるのに、どうして?
近くで立ち話をしているアングラーに訊ねた所、上がる所だから、どうぞとの嬉しい返事。半ば以上も諦めていたので、思いも掛けない返事に喜び勇んで入らせて貰うことにした。
早速、いつもの様にSephia S806ML-Sに邪道エギに冷凍ササミを巻き留めて1:00少し前にキャスティングを開始。
予報では、1mとは云え南西の風が吹くとなっていたが、磯に立ってみると殆ど感じることもなく、磯道を歩いて来た汗をかいた身には、寧ろ少し吹いて貰いたい位。海も穏やかでエギングには持って来いの状況。
例によって、20カウントからスタートしたが、音沙汰なし。
次に25カウントした所、磯の際でジワーッと重くなる反応があって、幸先の良いスタートを切ることが出来た。
この調子で行けば・・・・。
と思ったが、その後は中々反応が感じられない。
しかし、小生より先端側隣りと先端に陣取っている若者2人は、ほゞ入れ掛かり状態でホイホイと掛けている。
たった3~5m程しか離れていないのに、何故こんなにも違うんだろう?
新月の闇夜のことで、細かい所までは分からないが、若者達のシャクリはアオリイカ狙いの様にかなり激しく、シャクッた後のフォールはかなり長目の様に見える。
そこで、彼を倣って同じ様にしてみると、ジワーッ。
答が見付かったと思ったが、後が続かない。
両隣のアングラーに迷惑が掛からない様にキャストする方向を替えても見たが、若者達の様には行かない。
2:00頃になって、隣りの若者が引き揚げて行ったので、彼の後に入らせて貰って気分を新たにキャスティングを続けたが、ポツポツとコンタクトがあるだけで、入れ掛かりには程遠い状態。その間も、先端に残った若者は、ペースは落ちたがコンスタントに掛けている。
その内、全く気配もなくなってしまった。
隣りの若者は、合わせた瞬間にドラグをジーッと鳴らすので、イカを掛けたことが判ったのだが、そのドラグ音もいつの間にか聞こえなくなっているので、声を掛けてみると、アタリがなくなりましたね~。
それでも、群れが回って来ることを期待してキャスティングを続けたが、迷子のヤリイカが、本当に忘れた頃に単発でエギを抱いて呉れるだけ。
3:00を過ぎ、4:00を過ぎても状況は変わらず仕舞い。
それどころか、風向きも変わらず弱いまゝにも拘わらず、どうしたことか4:00を回った頃から、徐々にウネリが出だして来る始末。こうなると皮一枚で辛うじて繋がっていた気持ちはプツン。それでも未練がましくキャスティングを続けていたが、4:30頃になってシブキが高く上がり始めたのを機にStopFishingとした。
道具を仕舞ってから若者に釣り方を訪ねた所、彼は普通のエギ3号にキビナゴを括り付けているとのこと。小生は3.5号のエギに鶏のササミでエギの大きさもエサも違っている。その他にもシャクリ方や間の取り方等色々と相違点はあるので、彼との差の原因は特定出来る筈もなく、一言で云えば腕の差なのだが、次回は普通のエギ3号で試して見ようと思う。
2019/01/28
2019年 Eging 釣行記
日 時:01月28日(月) 3:00~5:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ
同行者:単独
ウネリが高くて泣く泣く引き揚げざるを得なかった前回のSOFKZKの続きをする積りだった。しかし、月曜日の早朝の数時間を除いては、とても釣りが出来そうにもない程の強い風が吹く予報が出ている。
と云う訳で、一週間前の前回と同じ様に、月曜日の早朝にヤリイカを狙うことにした。
2:45頃、現地の駐車場に到着。駐車場には湘南ナンバーの軽四のバンが2台とまっているので、先行者が居るかも知れないが、何とかなるだろう。
車を止めて釣り支度を始めた所、意外にも波音が聞こえて来る。
前回の二の舞になるかも知れないと思いつゝ急な磯道を下って行くと益々波音は大きくなり、ゴロタ浜の波打ち際はサラシが広がり、夜目にもハッキリと白く見える。
前回の大潮と違って今回は小潮で潮位が低いので、釣りは出来るかも・・。
一縷の望みを抱いて、磯の先端に向かって進むと辺り一面水浸し。しかし、ウネリが這い上がって来る様子は見えない。
不安な気持ちのまゝ先端にまで来て見ると、一人のアングラーがロッドをシャクッている後ろ姿が見えて来た。心配した先行者は、小田原から来たと云うこの若者エギンガー一人だけで、小生は腰掛け岩の付近に道具を置いて、支度に掛かった。
その若者エギンガーによると、22:00頃一旦来たが、その時はウネリが高くて、とても磯に入れる状態ではなかったので、時間を置いて2:00頃から釣り始めた。しかし、アタリはないとのこと。
道理で辺り一面が水浸しになっている事情は分かったが、それがヤリイカの寄りにどの様に影響するのか・・・・・・?
Sephia S806ML-Sに邪道エギのV1に冷凍ササミを巻き留めて3:00過ぎにキャスティングを開始。
今回も20カウントから始めたが、気配がない。そこで例によって25カウント、30カウントと徐々に深くして行ったが、前回と違って音沙汰がない。若者エギンガーも色々と立ち位置を替えているので、アタリはないのだろう。
時折、足許近くまで這い上がって来ることがあったウネリも、徐々に収まって来たので、状況の変化に期待するものがあったが、これは空振り。
4:00過ぎになって、若者エギンガーは諦めて引き揚げて行き、小生独り居残りキャスティングを続けたが、この頃には気持ちは風前の灯火。
4:30頃、別の若者エギンガーが登場して来たので、気持ちの持ち直しは出来たが、相変わらずヤリイカからのコンタクトはないまゝ。その内、収まっていた筈のウネリが又々高くなって来て、直ぐ足許まで這い上がって来る始末。
こうなっては、キャスティングを続ける気持ちは胡散霧消。
5:30頃になって、遂に諦めて帰り支度を始めたが、益々ウネリが高くなって来て、磯の根元に辿り着くまでに、2度くるぶしの所まで波に洗われてしまった。
そして、ヒーヒー云いながら急坂を上って駐車場に辿り着いた頃には波音がズシンと腹に響いて来る程になり、残して来たエギンガーが心配になって来た。
駐車場には、来た時に見掛けなかったご当地ナンバーの白の乗用車があるので、恐らくこの磯に慣れている地元のアングラーだとは思うが、様子を見に行こうか・・・と考えながら後片付けをしていると、磯道にヘッドライトの灯りが見えて、ヤレヤレ。
駐車場に戻って来たそのエギンガーに声を掛けると、磯に居る時には判らなかったが、3年程前に初めてこの磯に入った時に色々と声を掛けて呉れた地元の若者で、どうやら小生のことを、横浜から来るオッチャンで覚えてくれているらしい。
2019/01/25
2019年 Eging 釣行記
日 時:01月25日(金) 17:00~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KTGHM
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回のSOFKZKでは、思い掛けなくウネリが高くて1時間程しか竿を出せず後ろ髪を引かれる思いで引き揚げて来た。その憂さ晴らしに出撃する気満々だったが、予報では弱いながらも東風が続いている。となると、ウネリが入っている可能性が高く、100km走って行っても空振りになる惧れがある。
仮にウネリがなくても、週末の土曜日を控えているので、好きなポイントに入れない可能性もある。
行くか行かざるべきか迷った末、SOFKZKに行く途中のKTGHMにヤリイカ調査に行くことにした。
KTGHMでは昨年の1月末から2月に掛けてヤリイカの爆釣が続いたとの情報を仲間から得ていた。しかし、KTGHMは水深がない上に根がきつくて根掛かり多発地帯なので敬遠していた上に、昨年のその頃はSOFKZKに通っていたので、全く恩恵に与ることはなかった。
と云う訳で、時期的に見てもソロソロ回って来ているのではないかと考えた次第。
15:00過ぎ、自宅を出発。
現地の駐車場には17:00頃に到着したが、駐車スペースが殆どない程の車が止まっている。
ひょっとするとヤリイカ接岸の情報でも流れたか・・・。
何とかスペースを見付けて車を止めて、磯の様子を俯瞰して見ると、主だった岩や、あぶれた時はと考えていた2BNや2BNSTにもアングラーの姿が見える。
折角来たのに、このまゝ引き返すのは口惜しいので、真下に見える低い岩に乗ることにした。幸い、ヒップ・ウェーダーを積んで来ているので、それを穿けば、潮位が上がって足許を潮が洗う様になっても何とか釣りが出来るだろう。
今回はヤリイカ狙いなので、ロッドはSoare S803ULT30。
このロッドが背負えるルアーの重さは1~10gとなっているので、少々、重過ぎるきらいはあるがヤリイカ狙いでは定番の邪道エギのV0にササミを巻いてキャスティングを開始。
予報では西寄りの風がもう少し強い筈だが、ソヨリと感じる程度。海は波もなく穏やかで、エギングには絶好の条件で期待一杯だが、こう云う時に限って結果は伴わないもの。
キャスティングを重ねても、一向にアタッて来る気配がない。
ヤリイカは群れで回遊しているので、誰かが掛けてから、集中してキャスティングをすれば良いだろう。それまでは、休んでいよう。
無精を決め込んで、休憩とキャスティングを交互に繰り返したが、アタリもなければ他のアングラーが掛けた様子もない。
満潮時刻を過ぎ、潮が下げに入ったので、少しは状況に変化があるだろうと期待したが、これも期待倒れ。
しかし、昨日は釣れたのに・・・とのアングラー同士の会話が聞こえて来たので、回遊があるのは確実。問題はその回遊が何時かと云うことだが、諦めて引き揚げた直後に爆釣したと聞かされることは、ヤリイカならずとも屡々あることで、そのチャンスを逃さないためには、キャスティングし続けるしかない。
次は来るか、次は来るかとキャスティングを続けたが、全く気配が感じられない。
こうなると集中力は徐々になくなり、遂に、根掛かりでエギを奉納する結果に。幸い、スナップの結び目から切れているので、編み物をしてライン・システムを組む必要はなかったが、ラインのブレイクと共に気持ちも切れてしまって、21:00頃、StopFishingとすることにした。
そして、
さて、次回はどうするか?
当然、雨や風の条件次第だが、距離はあるが実績のあるSOFKZKにするか、昨年の爆釣の再来を期待してKTGHMに賭けるか・・・・・?
そんなことを考えつゝ、帰路に着いた次第。
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