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2019年釣行記(71) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:11月17日(日) 15:00~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:ATM
釣 果:アオリイカ x 2
同行者:YGWさん

前回は色々な意味で踏んだり蹴ったりの状態で、釣りを楽しむには程遠い結果だった所に、YGWさんから17日にAKTさんとATMに行く予定にしているので、良ければ一緒にどうかとのご連絡を頂いた。
ATMと云えば、14~15年前に緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんを追い掛け始めた頃に良く通った場所だが、岸壁ではなく専らテトラ帯でシャクッていた。しかし、今回は岸壁で釣るとのこと。実は、最近はどうもバランス感覚に自信が持てなくなり、テトラでの釣りは敬遠していたが、岸壁であれば足場も良いのでバランスを崩して落水する惧れも少ない。
と云う訳で、久し振りにATMでエギングをすることにした。

11:00頃、自宅を出発。13:00少し前に途中のコンビニで落ち合ってATMに向かったが、行楽地シーズン真っ只中の秋晴れ日曜日のことだけあって、下り車線は行楽地に向かう車で大渋滞。蝸牛の様にノロノロとしか進まない車の列に加わってのんびりと走って、15:00少し前に目的地に到着。

直ぐに支度をして一段高くなった岸壁に上がったが、岸壁にはズラリと家族連れのアングラーが竿を出していて、とても二人が入る場所はなさそう。元々、この一段高い岸壁は様子見が目的なので、アブレても仕方がないと思っていたが、中程に何とか二人分のスペースが空いていたので、兎に角、調査を開始することにした。

釣り場のATMは、一昔前に通っていた頃と余り大きく変わっておらず、非常に懐かしく思った。但し、その頃に乗っていたテトラ帯は、背の高い金網の塀に仕切られていて完全に遮断されていたことが、大きく変わった点だった。

15:20頃、Sephia S806ML-SYGWさんお勧めのEZ-Qダートマスター3.5のエギで調査を開始したが、エギを1個奉納しただけで、何事もなく1時間程で調査は終了。一旦、車に戻って改めて夜釣りの支度を整えて、低い方の岸壁に移動。
YGWさんによれば、前回は係留されている船がなかったので、広い岸壁を自由に動けたとのことだが、この日は大きな台船が係留されていて、釣りが出来るのは岸壁の半分程しかない。その空いている岸壁の最も右にYGWさん、小生はその左隣りに釣り座を構えて、イヨイヨこの日のハイライトの夜の部の開幕。

風は左から右へやゝ強目に吹いているのでやり難いが、前方には良い具合に潮目が出来ているので、何時ガツンとロッドが止まっても可笑しくない雰囲気で、自然と期待が膨らんで来る。しかし、全く気配が感じられない。それでも次こそは次こそはと期待を込めてキャスティングを続け、光量がなくなって本格的な夜の部に入っても、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんからのコンタクトはないまゝ。

18:00頃、YGWさんの提案で公園に移動。
生憎、先行者が2人いたので、入れる場所が限られるが、2か所に分かれてキャスティングを再開。
ネンブツダイを使ったヤエンでアオリイカを狙っている先行者に様子を訊ねると、この2~3日は良くないとのことで、この日の状況を納得した次第。

100kmも走って来たのに、おめおめと引き下がる訳にも行かない。
これだけキャストを繰り返してもアタリがないと云うことは、可愛娘ちゃんは岸に寄って来ていないのかも知れない。

そこで、試しに遠目を狙おうとエギをEZ-Qマグキャストに替えて、フルキャスト。

潮の流れと風の影響があるので、カウントを長目にとってシャクリ&フォールを繰り返していると、ジワーッとした重さが伝わって来た。
エギが根掛かりしたのか、潮に乗ったのか判らなかったので、ロッドを立て気味にして様子を窺うと、クイーンクイーンと微かな生命体の反応がある。
オッ、イカだ!!
抜き揚げたのは新仔に毛が生えた程度のサイズながら、本命の可愛娘ちゃんで、嬉しさの余り離れてシャクッていたYGWさんを呼んだ程。
時刻は19:30頃のことで、この日最初のコンタクトだった。

その後、潮の流れが左から右に強くなってどうしようもなくなったので、元の岸壁に戻り、台船の陰で風を避けながらキャスティングを再開。
YGWさんは、家族連れが居なくなった岸壁を蟹の横這い釣法で徐々に移動しながら探り、遂に本命をゲット。時刻は定かではないが20:00頃だった様に思う。しかし、サイズがもう一つで、小生の獲物と同じ300g位だろう。

それからほゞ1時間後、今度は小生が新仔をゲット。
時期としては、11月中旬になっているので、もう少しサイズが大きくなっている筈だと思っていたが、何れも新仔サイズで、釣り味としてはもう一つも二つも物足りない。
せめて500~600gクラスのグイーングイーンの引きを味わいたいと頑張って、キャスティングを続けたが願いも空しく、コンタクトはそれっきり。

結局、300g、150gの2杯を獲っただけで、22:30頃、シャクリ疲れてStopFishingとした。

2019年釣行記(70) – LEG&AJ

2019年 Eging 釣行記

日 時:11月12日(火) 16:00~20:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY、DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独

丁度昨年のこの時期、YGWさんのご教授を得てFRYで初めてヒイカを釣り、それ以来あのムニューとした独特のアタリに魅せられ、令和元年のシーズンインを待っていた。
しかし、異常に暑さが厳しかった夏の影響があってか、今シーズンの開幕が遅れている様で、やっと最近になってヒイカのメッカで釣果が出始めたとのこと。となると、小生がヒイカのホームにしているFRYに回って来るのは、もう少し先になりそうだが、北風が4mとの予報もあったので、兎に角、北風に強いFRYで様子だけでも見に行こうと考えた。

自宅を出発したのは15:15頃。30分程車を走らせて、1年振りのFRYに到着したが、驚いたことに駐車スペースは満車状態。スペースがなかったら、どうしようか等と考えながら付近をゆっくりと一周して何とか1台分のスペースを見付けることが出来たのはラッキーだった。

道具を両手に持って岸壁に出て見ると、車の数に比例して岸壁も激混み状態。やはり9月、10月と立て続けに襲来して来た大型台風15号、19号の影響で、多くの釣り場が閉鎖されたり入場制限されたりして、竿が出せる釣り場が限られているため、どうしても釣り難民が集中してしまうのは仕方がない。と云っても、この日はウィークデイの火曜日で、祝祭日でもないのに・・・・。
昨年も運悪く満員御礼状態に遭遇してしまって、2時間程後ろで待っていた記憶がある。今回も待つことになるのかなぁと考えながら歩いていて、第2街灯第3街灯の中間に少し広めに空いている所を発見。先行者に断わってその場所に釣り座を構えることにした。

今回持ち込んだロッドはNSL-S702UL/BF8320#1Bの2本。
今回はヒイカ調査でしかもベイト・フィネスで釣るのが主目的なのでNSL-S702UL/BFをメインにして、ヒイカが不調の場合にはジグ単でアジを狙う計画なので8320#1Bはサブ。

と云う訳で、NSL-S702UL/BFにのみリールをセットしラインを通しして支度をした。まだ日没前の明るい時間帯であるので、仕掛けは2gのナツメ錘を使ったライト・キャロで、エギはNaory RH 1.5S

キャスティングを始めたのは16:15頃。
予報では、背中から吹いて来る筈の北風だが、現場では右からの西風になっている。しかし、それ程強くは吹いていないので、何とかなりそう。

1投目、2投目・・・・。
特に変化はない。しかし、岸壁から5m程先でガツガツとした感触があり、どうやら根掛かりポイントがあるらしい。
と分かっていながら、その根に掛けてしまって、敢え無くライン高切れエギ・ロスト。ノッケからシステムを組み直すことになるとは思いもしなかったが、仕方がない。クーラーに腰を掛けてシステムを組んでいると、小生の右隣りに若者カップルが入って来た。小生と先行者の間はとても入れる程の余裕があるとは思えず、一人ならまだしも、二人の会話を聞いていると、どうやら彼氏と彼女で其々で竿を出す様子。しかも、この二人、挨拶がないどころか、目が合っても知らんぷり。掛けて加えて、この二人にはチワワの連れがいて、事もあろうに小生に向かってキャンキャンと吠え掛かって来る始末。それに対しても、このカップルはバカ犬を叱ることもなく、増してや、小生に謝ることもしない。

こんな非常識な二人と、暫くの間でも隣同士で過ごさなければならなくなるのは厭だなぁと思っていると、運よく左隣りの先行者が帰り支度を始めた。そこで、その第3街灯直下の先行者の後に入らせて貰うことにしてプチ移動して、キャスティングを再開。

風は相変わらず右手からの西寄り。しかし、潮の流れは風とは反対の左から右でやり難い。
それでも、今シーズン初のヒイカを拝みたくてキャスティングを続けたが音沙汰がない。ムニューとしたアタリがないので、ヒイカはまだ回って来ていないのではないかと思うが、もう一つ自信がない。
こんな時、YGWさんならどうするだろう?
ヒイカが居るか居ないか教えて貰えるのに・・・・

18:00頃、少し遠目を探ろうと目線を上げた所、街灯の光りに照らされたラインが薄ボンヤリと斜めに横切っているのが目に入って来た。近場を狙う分には余り支障がないとは云え、目の前をラインが横切っているのは、目障りな上キャストする方向や距離を制限されるのは、面白くない。
自分のラインが隣りを越えてまで流されていることに早く気が付いて欲しいと願ったが、そのアングラーはのんびりとタバコを吸い、全く気にもしていない様子。
一声掛けようかとも考えたが、相手の出方次第ではトラブルにもなり兼ねない。仕方がないので、専ら近場だけを狙ってキャスティングをしていたが、彼がキャストし直した着水点は、小生の真正面。潮の流れからすると、少し左方向にキャストするのがセオリーだと思うが、キャストし直す素振りも見せないことに嫌気が差して、FRYを諦めてDKKに移動することにした。

DKKに到着したのは18:30頃。駐車スペースには、この日も2台程が止まっているだけで、余り状況は良くない居ていない様子。とは云え、近くの釣り場では良型のアジが出始めたとの情報があるので、運が良ければ・・

所が、車から出て見ると風が強く吹いている。FRYでは背後の植栽で北風は遮られて、回り込んだ風が右から吹いていたと見え、それ程気にしていなかったので、FRYを釣り場に選んだ理由の一つが北風4mの予報であったことをすっかり失念していた。

しまったと思っても後の祭り。来たからにはやってみようと道具を手に岸壁に出て丁度帰り支度をしているアングラーに様子を聞くと、風が強くて釣りにならない。アタリもないので引き揚げる所だとのこと。
そのアングラーの云う通り強い北風が左手から右手に吹き抜けていて、とても釣りをする気分にはなれない。と云って時刻はまだ19:00前で、このまゝ引き揚げるのは早過ぎる。FRYに戻ろうかとも考えたが、少し様子を見ることにした。

夜食用のパンを齧りながら海や風の様子を見ていると、気のせいか時折フッと風が弱くなる時がある様な。そうあって欲しいと願いながらのことなので、風が弱くなる瞬間を殊更に意識しているせいだろうが・・・・。

DKKでは横風が強過ぎるのでヒイカ調査は諦めて、ジグ単でアジを狙うことにして8320#1Bに先ず1.2gのJHでキャストして見た。
しかし、キャストする方向を少し風上に向ける程度では、ラインが帆の代わりになってJHを引っ張って行ってしまう。仕方がないので、手持ちの中では最も重たい1.5gに替え、殆ど真横にキャストして何とか沈められる位。
これでは、岸壁近くまで寄って来ているアジしか狙えないが、やむを得ない。
この様な状況では、釣果を得ることなど望むべくもないが、それでも粘ってキャスティングを続けていたものゝ、アジに代わって寄って来たのはゴミの帯で、文字通り踏んだり蹴ったり
それでも、ゴミが流れ去るのを待ち、切れ目を狙ってキャスティングを続けたが、ロッド操作も儘ならずアジからのコンタクトも全く感じられない状況に気持ちも切れてしまって、20:00頃、尻尾を巻いて退散した次第。

2019年釣行記(68) – TK&EG

2019年 Eging Octopusing 釣行記

日 時:10月30日(水) 12:00~17:00
潮回り:中潮(↑)
場 所:Y’s P”
釣 果:タコ x 3、アオリイカ x 1
同行者:YGWさん

PCに向かって前日のDKK釣行記を、次の釣行をどうしようかどと考えながら、打ち込んでいると、YGWさんから久し振りに電話着信があって、明日、時間はありますか? 時間があれば、イカ&タコを狙いに行きませんか?

明日と云うことは、中一日の休みでの釣行となってしまうため、大いに興味をそそられたが、体力的には些か心配・・・。
どうしようか迷ったが、昼から夕方までの短時間勝負とのこと。であれば、体力面の心配もないだろう。

YGWさんと連れ立ってY’s P”に到着したのは12:00過ぎ。
岸壁に立ってみると、南風が心地良く吹き抜けて行き、秋の日差しが寧ろ暑い位で、釣りを楽しむには絶好の状況。二人とも初めての場所なので、どの様な結果になるか判らないが、釣れて呉れれば申し分のない所。

小生が、持ち込んだ魔女狩り用の岸蛸 CRX-B722H/Taco緑のアイシャドウの可愛娘ちゃん用のSephia S806ML-Sの2本にラインを通しエギを結び等している内に、YGWさんはサッサと岸壁の東端に向かって行ってしまった。
遅ればせながら準備の終わった小生は、先発の岸蛸 CRX-B722H/Tacoを持ってYGWさんとは反対の西端に向かって調査をすることにしてベースを出た。
途中、ボトムの状況を調査しながら西端に向かったが、何処も水深も余りなくボトムは泥か砂地の様で、まるで根のありそうなポイントが見付からない。普段の釣りでは忌み嫌う根掛かりだが、明るい時間帯での魔女狩りで根掛かりポイントがないのは辛い。
何処かに根はないかと探っている内に、西端に到達。
西端でも根がなければ、厳しいなぁ等と考えながらキャストしボトムをずるずると引いて来ると、ゴリゴリ・ガツガツとこの日初めて感じる硬い感触があって、ロッドが止まってしまった。
やっと、根を見付けた。

次も同じポイントを狙ってキャストし、ロッドが止まった所でシェイク&シェイク。すると根掛かりとは違う感触がある。
ひょっとすると、これはタコかも・・・・?
更にシェイク&シェイクを繰り返し、頃合いを図って思い切ってロッドを煽ると、ズシンとロッドが止まり、次の瞬間には僅かに浮いた様な・・・・。
ボトム付近の根や岸壁の壁に貼り付かれない様に注意しながら抜き揚げたのは、キロアップの良型マダコ。時刻は12:40頃のことで、調査を開始しして直ぐにもう答えが出てしまった格好。
釣りでは、開始直後に釣れても、その後はサッパリと云ったジリ貧に終わることが多いが。この日はどうか。
2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けた結果、グイグイとエギを引っ張り込む強い引きに負けて、二進も三進も行かず泣く泣くラインを切る羽目になったり、ジワジワとエギを引き込むアタリを取って掛けたりの3打数2安打で、マズマズと云った所。

その後、YGWさんと入れ替わって東端に移動してキロクラスを追加して、この日の魔女狩りは終了。

16:00頃から脚が2本多い緑のアイシャドーの可愛娘ちゃんにターゲットを替えてエギングを開始。
すると、その2投目か3投目。20カウントまでエギを沈めてラインを張っていると、何やらラインが波の動きとは違った可笑しな動きをする。そこで、ロッドを煽って合わせてみると、ガツン。久し振りに感じる懐かしい引きがあって、時期が時期だけに小振りのアオリイカがポッカリと海面に浮かんで来て、この日の調査は終了。

この日は、二人にとって右も左もわからない初めての場所での軟体動物調査だったが、タコは兎も角、こんな所にもアオリイカがいることが分かって認識を改めた次第。
また、タコについては、タイミング良く合わせは決まったものゝ、付近の根に貼り付かれて獲れなかったことが、2度、3度とあった。タコの吸盤の吸引力は非常に強力なので、サイズはそれ程でもないかも知れないが、2kgクラスの可能性もあり、何とも悔しい思いをした。

尚、この日の3匹を自宅で計測した結果、770g、1,135g、1,425gと自己記録更新のオマケ付きだったので、調査は大成功だったと云って良いだろう。

2019年釣行記(65) – EG&MK

2019年 Eging Mekking 釣行記

日 時:10月17日(木) 05:00~11:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端、HJYWN
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

先月9日の台風15号と同じルートで襲来して来た今月11日(金)の台風19号の影響で、先週の後半の釣行は出来ず仕舞い。今週も、台風の影響が残っていることに加えて、眼の手術後の1ヶ月検診が15日(火)にあったので、前半は自宅退避せざるを得ず、ようやく、後半に10日振りの釣行が出来る状況になった。

そこで、何を狙おうかと考え始めたが、遠くに出掛けて行っても、台風の影響が残っていて釣りにならないのは辛い。近場ならば、例え空振りとなっても移動距離が少ない分、ショックも軽い。と云うことで、近場でヒイカを狙い、アジの寄りがあればアジもと欲張ったことを考えていた。

そんな所に、YGWさんから南端でイナダとタコを狙いに行かないかとのお誘い。YGWさんとは8月18日に孤島で一緒になって以来1ヶ月以上も会っていないこともあって、即OK。

仕事の関係で現地に先着して車で寝ているYGWさんを05:00頃に起こす手筈で、03:30頃、自宅を出発。途中で渋滞に捉まることもなく、しかも高速を使ったので、現地には1時間程の04:30を回った頃に到着してしまった。
約束の時刻まではまだ30分程ある。仕事疲れで寝ている筈のYGWさんは寝かしておいたまゝ、取り敢えず釣り場の様子を見ることにして、車を降りて周囲を見ると、ロッドを振っているアングラーの姿がある。
ひょっとすると寝ている筈のYGWさんかも知れないと思いながら、近付いて行くと、お早うございますと声が掛かった来た。その声の主は、言わずもがなのYGWさんで、海を目の前にして眠れなかったらしい。

小生は、先ず緑のアイシャドウアオリイカを狙いたかったので、Sephia S806ML-Sに3号のエギでキャスティングを開始。
この釣り場は、車が横付け出来る上、街灯が明るく点いているので、高齢者にとっては有難い釣り場だが、この日は台風の影響と見えて、街灯が消えており周囲は暗い。風は左から右にやゝ強目の北風が吹いていて、少し肌寒い。つい1~2週間前までは夏日云々と云われていたのに、温暖化の影響なのか、どうもこの数年は季節の変化が急激に進んでいる様に思える。

時間が過ぎ、周囲の明るさが増して来ても、一向にアタッて来る気配がない。アオリイカを諦めてイナダ狙いに切り替えても、サッパリ音沙汰がなく、海は静かなまゝ。
陽が昇り切ってすっかり明るくなっても、状況に大きな変化は見られず、時折イナダがベイトを追い掛け回すナブラが立つだけ。そのナブラも忘れた頃に、一瞬の間だけのことで直ぐになくなってしまう。

それでも、交通事故を狙ってルアーを色々と試したが空振りばかり。その内、YGWさんイナダを諦めて第二目標のタコを狙って、岸壁を行ったり来たり。

08:30を回った頃になっても事件は起きず、アオリイカイナダを諦めてメッキ狙いでHJYWNに移動しようと考え始めた頃、やっとYGWさんがイイダコかマダコか判らない程小さなタコを掛けたのが、この日最初で最後の獲物。

09:30頃、意を決してHJYWNに移動。
HJYWNメッキを掛けた経験はないが、出るとの情報があったので、是非ともフィネス・ベイトでメッキを試したかったもの。

始めて来たHJYWNは流れ込みがあるにも拘わらず、水は綺麗に澄んでいて、台風の影響はなかった様に見え、この日の強めの北風も、風裏になっているためか、波一つなく鏡の様な海面。
NSL-S702UL/BFに、先ずRedPepper MICROPopQueen F50でチェックしたが、出て来る気配がない、そこで、D-Contactに替えてみたが、これも不発。
そこでD-Contact沈めてアクションを加えると、ズルーッとした変な感触が伝わって来た。メッキではないことは確かだが、なんだろうと思いながらラインを引っ張るとズルリと動く。付近は、漁船の停泊場所になっているため、係留用のロープにルアーが掛かったと見える。そこでラインが切れない様に騙し騙し手繰り寄せて、何とかロープを直接掴むことが出来たので、無事ルアーの回収に成功したが、海中にもロープがあるとなると、眼に見えないだけに一寸釣りがし難そう。

HJYWNでは最奥の流れ込みまでチェックしたが、コンタクトは一度もないまゝ。
最奥から戻る途中のルアーを掛けたロープ付近で、この日初めてターゲットからの反応。小さなメッキがルアーに突進して来るのが見えたが、針掛かりさせることが出来ず、この日の釣りは事実上終わって、YGWさんのオクトパッシングを見学し、11:00になった所で釣り場を後にして帰路に着いた。

2019年釣行記(46) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:07月08日(月) 18:30~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

時期的には最盛期に入っている筈のメトウイカだが、残念ながら、小生は空振り続き。何とか獲りたいと思っているのだが、メトウイカのシーズンは極めて短いので、雨風の条件を選んでいると、直ぐにシーズンが終わって仕舞う。
と云う訳で、多少の風の強さには目を瞑ってでも、行かなければと思っていた。幸い、この日の予報では、苦手な雨は降らず、風は北東から4mと少々強目に吹くが、時間が進むにつれ3mと弱くなるとのことだったので、南端メトウイカを狙うことにしていた。

自宅を出たのは17:15頃。この日は、昼過ぎに急用が入ったため、出発が少々遅くなったこともあって、高速を使ったので、現地到着は18:30頃。
直ぐに車から出て岸壁の様子を見た所、西岸壁と正面岸壁には大きな漁船が停泊しており、空いたスペースにはアングラーの姿が点々と見える。

早速、道具を手に空いた場所を探しながら、東岸壁を歩いて先端に向かった所、4番街灯5番街灯の中間付近は空いているが、その他の場所には空きがない程アングラーが入っている。実は、風は真北からかなり強く吹いているので、岸壁の先端の南向きに入って、背中から受ける格好にしたかったのだが、考えることは皆同じで、先行者がズラリと並んでいて、とても入る余地はなさそう。

仕方がないので、空いていた4番街灯5番街灯の中間付近に戻り、先行者のエギンガーに挨拶をして釣り座を構え、準備に入った。

左手15m程離れた所には小さな赤い灯りが2個並んで見え、来る途中の4番街灯付近でもメトウ師が入っていたので、ひょっとすると今晩は釣れるかもと自然と期待が膨らんで来る。

NSL-S702UL/BFのロッドにアオリーQ 1.6の組み合わせで、19:00少し前に、キャスティングを開始。
所が、風上になる右手前方に向かってキャストしている筈なのに、エギは斜め左方向から戻って来る。風ばかりでなく、潮の流れも右から左にかなり早く流れている。

キャストする方向を変え、ディープ・タイプのエギに替えても、どうしようもない。
潮が緩むチャンスを待つしかないと思いつゝ、北風や潮の流れと格闘している内に、北風に吹かれ続けた身体が冷え寒くなって来た。
遊びに来て風邪を引いたんでは、何を云われるか分からない
車に戻って、念の為に積んでいたレイン・ウェアを着込んで何とか風は凌ぐことは出来たが、潮の流れは一向に弱くなる気配がない。左手からはメトウ師がボヤくだみ声が聞こえて来る。

時間が経ち、20:00を回っても強い風と早い潮の流れは全く変わらず、ボチボチと引き揚げ始めるアングラーの姿も見えて来た。
しかし、諦めの悪い小生は、21:00頃まで、ダラダラとキャスティングを続けエギを2個奉納した所でギブ・アップ。肩を落としてStopFishingとして、帰路に着いた。

メトウイカは本来ならシーズンの最盛期に入っている筈だが、地元のメトウ師がボヤく程の絶不調振り。それでも諦めずに通い続ければ、爆釣する可能性はないとは云えないが、それにしても、今年はアオリイカが不発に終わり、メトウイカもとなれば、次はヒイカに期待するしかないか・・・・・・。

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