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2019年釣行記(82) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月23日(月) 15:30~23:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:タコ x 4
同行者:YGWさん

YGWさんと10日振りのコラボ釣行。
前回のFRYでは、YGWさんミミイカを1杯掛けただけで、本命のヒイカについては二人揃ってパーフェクトに抑え止まれてしまう結果に終わってしまった。パーフェクトを喰らったのが小生だけならばいざ知らず、あのYGWさんも同じ結果だったことを見ると、12月に入ったにも拘らず、ヒイカは寄って来ていないことだけはハッキリした。
と云う訳で、今回はヒイカよりも大きなアオリイカ狙いで南端に出撃することになった。

13:00過ぎに自宅を出発。南端の待ち合わせ場所に到着したのは14:30頃。渋滞のために到着が遅れていたYGWさんと15:00頃落ち合い、生憎、本命の岸壁には先行者が居たので、次善の候補のTNK-TBに移動することに。
準備が遅かった小生が遅れてTNK-TBに乗って突堤の先端に到着すると、テトラに降りて既にキャスティングを始めていたYGWさんから
1投目からあたったヨ!!

ひょっとすると、今日は良い日に当たったか?
期待を胸に、直ぐにSephia S806ML-Sにラインを通しながら、海の様子を見ていると、YGWさんの到着を待っている間に見た時と同じ様に、強い潮の流れがはっきりと判る。YGWさんからも潮が左から右に速いよとサジェスチョンがあったので、エギはYGWさんお勧めのEZ-Qダートマスター3.5をチョイスし、潮流対策に仮面シンカー2gを装着して、15:30頃、キャスティングを開始。
所が、正面にキャストしても、エギは右横から帰って来る程の早い潮流でどうしようもない。そこで、更に2gのアゴリグシンカーを追加して見たが、幾分マシになったという程度。こうなると小生には手が負えないので、これまでであれば、早々に場所替えをしている所だが、YGWさんは、こんな状況でもアオリイカは必ず釣れるし、誰もが敬遠しライバルが減るので、かえって好都合だと集中してキャスティングを繰り返している。
そこで、小生も激流の中でのエギングを勉強する絶好のチャンスだとキャスティングを続けたが、どうにもやり難くて仕方がない。

日没時刻の16:30を回り、周囲の光量が少しづつ減って来てゴールデン・タイムに入ったが、アタリはYGWさんの1投目にあっただけ。そこでYGWさんは、本命岸壁のTRYに転戦して行き、小生は粘ることに。

周囲がすっかり暗くなった17:00頃。独り居残ってキャスティングを続けていた時のこと、着底した頃を見計らってシャクッて見ると何かゴミが掛かった様な重たい感触が伝わって来た。
所謂イカのアタリらしいものは感じることはなかった上、グィーン・グィーンの引きもなかったので、アオリイカではないことは分かったが・・・・。
抜き揚げてみると、エギに抱き付いていたのは、狙っていた軟体動物より足の数が2本足りないタコ。しかも、サイズもイイダコに毛が生えた程度で、これにはガッカリ。

18:00を回った頃になっても、生命体が掛かった感触はタコだけでアオリイカのコンタクトが期待出来そうにもない。釣れれば当然ある筈の連絡も入って来ないので、YGWさんも苦戦している筈だが、潮の流れで思う様な釣りが出来ないことに嫌気が差して来ていたこともあって、休憩がてらYGWさんの様子を見に行くことにした。

すると、こちらでもタコばかりとのこと。
この頃になると、比較的穏やかに吹いていた風が、向きを変え南東方向から強目に吹き出して来た。こうなると、小生のやる気は益々削がれてしまって、風前の灯火。

そうこうする内、TRYの先行者が引き揚げる準備を始めた。そこで、その先行者と入れ替わって釣り座を構え様と、クーラーやバッグを持って来たが、もう一つ気乗りがしない。そこで、何時でも釣りが出来る体制を整えてYGWさんの様子を見ていた。しかし、釣れそうな気配が伝わって来ない。
折角、本命のTRYに入れることにはなったが、釣れなければ意味がない。結局、先行者を交えた3人で暫し釣り談義の花を咲かせて時間を潰していた。

20:00頃(?)、釣りに来てロッドを振らないのも詰まらない上、いつ、巡って来るかも知れない千載一遇のチャンスをミスミス逃すことにもなり兼ねない。
と云う訳で、YGWさんの隣りに腰を掛けてキャスティングを再開したが、アオリイカは何処に行ってしまったのか、全く気配がない。一度でもコンタクトがあれば、気持ちの持ち様も変わって来るのだが、遂に本命のTRYを諦めてHKTーTDIに転戦することに。
その前に、もう一度TNK-TBの様子を見たいと云うYGWさんの希望でTNK-TBに寄り道をした所で、小生がこの日2匹目のタコをゲットしただけ。

21:00頃(?)、HKT-TDIに到着。実は、HKT-TDIに来る前に1番街灯付近をチェックしたのだが、ここでも音沙汰はなく、この日の惨敗はほゞ確実な状況だった。とは云え、HKT-TDIでは一縷の望みがあるかも知れない。こうなると、もはや神頼みに近い物があるが、兎に角、行って見ることになった。
KHT-TDIには、餌釣りのオッチャンが一人入っていたが、先端部は空いていたので、その先行者に断わって先端に釣り座を構え、気分を新たにしてキャスティングを再開。
しかし、こちらでも潮の流れが速くて釣り難い。こうなると気持ちが萎えるのは時間の問題で、集中力は30分も経たない内に、雲散霧消。

建物の陰に座って釣り談義をしたりして漫然と過ごし、ふと時計を見ると未だ22:00前でこのまゝ尻尾を巻いて引き揚げるには、少々早過ぎる。時間的には干潮時刻から1時間程経っており、そろそろ上げ潮が効き始める頃なので、ひょっとすると状況が変わるのでは・・・・・

しかし、状況は変わらず、23:00頃、アオリイカからのコンタクトがないまゝ、気持ちも切れてしまってStopFishingとしたが、軟体動物狙いの釣りについては、YGWさんとのコラボで2連敗、小生単独も含めると3連敗と、冴えない年の瀬になって仕舞った。

2019年釣行記(79) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月12日(火) 15:15~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ナシ
同行者:単独

今回は久し振りにYGWさんとのコラボ釣行だが、生憎、夜になると北風が6~8mと強く吹く予報が出ている。
そこで、相談した結果、北風が強くなるまでの時間帯はDKKでアジングをし、北風の吹き具合でFRYに転戦してヒイカを狙う計画にして、15:00頃、DKKで落ち合うことになった。

14:30頃、自宅を出発。通常であれば30分もあれば着く距離だが、この日は自宅を出た途端にまさかの渋滞に嵌って、現地到着は15:15頃。
先着しているYGWさんを追い掛ける様にして岸壁に出て見た所、思いの外、北風が強く吹いている。岸壁の最奥に近い所でロッドを振っているYGWさんに声を掛けると、少し前までは風がなかったのに、小生の登場と共に急に北風が強くなったとまるで小生が北風を連れて来たかの様な口振り(笑)
暫く様子を見ていたが、風は弱まる気配も見せず、寧ろ、気のせいか強くなって来ている様な・・・・。少なくとも2時間位はアジングを楽しめると思っていたが、予報でも強くなる傾向だったので、相談の結果、予定よりは早いがFRYに行くことにした。

FRYに到着したのは16:00頃。
いつものことながら車がビッシリ止まっていて、岸壁には空きがなさそうな様子。兎に角、岸壁に行って見ようとYGWさんのカートに釣り道具を積み込んで岸壁に出たが、やはり空いた場所が見当たらない。
ベンチのある所に行こうとのYGWさんのリクエストで、1番街灯付近に歩を進め、その付近で少し広め、と云っても二人の間隔を充分に取れる程ではないが、詰めれば問題なくキャスティングは出来る位のスペースを見付けた。仲間内なので間隔が取れなくても問題はない。
と云うことで、1番街灯下に二人並んでキャスティングをすることにした。

16:15頃、NSL-S702UL/BFにおろしたてのアオリーQ RS ヒイカSP 1.6で、一足早くキャスティングを始めていたYGWさんの隣りに立って、小生も期待のキャスティングを開始。
所が、その1投目で、期待とは裏腹にヒイカよりも遥かに重たい地球を掛けて、敢え無く海の藻屑にしてしまうお粗末さ。前途多難を思わせる出来事だったが、気を取り直してキャスティングを続けた。しかし、一向に気配が感じられない。
隣りのYGWさんにもアタリはないとのこと。小生であればアタリを見逃すことは縷々あるが、YGWさんには考えられない。そのYGWさんにもアタリがないと云うことは、ヒイカが回って来ていない証拠。

18:00頃か19:00頃だったか・・・。
寄る年波の問題かも知れないが、この頃からの時間的な記憶がすっかりなくなっているので、時刻は不正確だと思うが・・・。

この頃から、強い北風に加えて釣れそうにもない雰囲気に諦めて引き揚げて行くアングラーが徐々に出て来て、釣り場には少しづつ空き場所が出て来た。そこで、背後から吹き抜けて行く冷たい北風を少しでも避けるために、背の高い植栽のある2番街灯下に移動。

強いて気持ちを新たに、キャスティングを続けたが、モチベーションは風前の灯火。隣りでYGWさんが黙々とキャスティングを繰り返していたので、何とか小生も続けられたが、単独ならばとっくに諦めていただろう。

20:00を回った頃、YGWさんにカップ・スープをご馳走になったりもしたが、気持ちが続くのはほんの10分程度で、惰性のキャスティングに戻ってしまう。

結局、違和感を一つも感じる機会さえ得られないまゝ、時間が過ぎ、遂に22:00頃諦めてStopFishingとした。

早いもので12月も中旬になったのに、ヒイカは何処に居るのだろうか?
こんな時期になっても、陸ッパリからタチウオが狙える程異常な海の状態なので、今シーズンのヒイカは望み薄なのかも知れない。
今日、YGWさんにも一度もヒイカのアタリがなかったので、ヒイカが居ないことだけは確実なんだろう。この先、更に海水温が下がれば回遊して来る可能性はあるのかも知れないが、果たして思惑通り回って来てくれるだろうか? ヒイカばかりではなくヤリイカにも影響が出るのではないかと、心配になって来る。

2019年釣行記(78) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月10日(火) 16:15~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ソイ x 1
同行者:単独

前日のHRTKでのメッキに続いて、今回は気になっているFRYでのヒイカ狙い。
15:30頃、自宅を出発し、16:00頃、現地に到着。
岸壁に出て様子を見ると、ウィーク・デイだと云うのに相変わらずアングラーの数が多い。入る場所がなければDKKに行こうと思っていたが、丁度1番街灯直下にポツンと空いている場所を発見。

キャスティングを始めたのは16:15頃。最近はライト・キャロを多用しているが、結果が伴っていないので、この日は最初からエギ単でスタート。

予報では、北風が2~3mとのことだったが、現場では時折ソヨリと吹く程度で、海はべた凪状態。LEGには打って付けの条件で、いやが上にも期待が膨らんで来る。
しか~し・・・・・・・。何も気配が感じられない。

今年は、この時期になってもまだタチウオが狙えるようで、海の中にも温暖化の影響があるのだろうか。普通であれば、12月中旬ともなるとヒイカは終盤に差し掛かっている時期に当たる筈だが、今シーズンは遅れて回遊して来るのか、あるいは回遊を見せないまゝに終わってしまうのか。
兎に角、3杯しかないヒイカのストックでは、老人二人と云えども食卓に乗せるには寂し過ぎる。1杯でも2杯でも追加したいとの思いで通って来ているのだが。

2投、3投・・・・。
キャスティングを繰り返しても、全く変化はない。
下げ潮が効き始めたら、反応が出て来るかも知れない。大いなる期待は徐々に萎んで行き、強いて気持ちを繋ぐ材料を求める始末。

何事も起きずに時間ばかりが過ぎて行き、大潮の下げにも拘わらず、潮は全く動かずドヨーンとしたまゝで、20:00を回った頃には諦めて引き揚げることを考え始めていた。
前回も同じ様に全く気配がないまゝ時間が過ぎたが、満潮時刻の21:30頃を挟んでいたので、潮の変化に期待して何とか粘ることが出来た。しかし、今回は大潮の下げで、干潮時刻は22:30頃。潮が効く時間となると日付が変わる頃で、とてもそこまで粘ることは出来ない。となると、少なくとも釣り場に居る間は、状況の変化は期待出来ないことになる。

どのアングラーも、考えることは同じと見えて、その頃にはあれ程居たアングラーの数がめっきりと少なくなっていて、本来のFRYの様相を呈して来てた。
そこで空いている3番街灯下にプチ移動して2投目のこと。
ジワーッと重たくなったので合わせを入れて、やっと来たと一人ほくそ笑みながらリーリングを始めると、何やら首を振っている感触があり、引きも強い。
ヒイカではないことはハッキリとしているが、正体は何だろう
何回かやり取りをして、何とか抜き揚げて岸壁に落とすと、ボテッと重たく鈍い音がする。
ライトに浮かんだのは、エギを丸呑みにした25cm程の良型カサゴ。思わぬ獲物だが、何とか土産が出来たので良しとしようと思ったが、満足感は今一つ。

と云う訳で、ヒイカ調査は完全に失敗し、21:00頃StopFishingとした。

やっとの思いで釣り上げたこの魚。現場ではカサゴだとばかり思っていたが、改めて良く見ると、下あごが出ていない。カサゴであれば下あごがヌッと出て受け口になっているので、この正体はムラソイだろう。

2019年釣行記(75) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月04日(水) 16:15~23:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:FRY
釣 果:ヒイカ x 2
同行者:単独

15:30頃、自宅を出発し、16:00頃、現地に到着。

岸壁に出て様子を見ると、相変わらずアングラーの数が多い。中には、ウィーク・デイだと云うのに、小学校位の男の子を連れたアングラーまで居る。何処かに入れそうな場所はないかと見渡したが、ありそうにもない。予報では北風が2~3mとのことだったが、現地では殆ど感じられない位に弱く、12月に入ったにしては暖かい日寄りなので、人出が多いのかも知れない。

実は、自宅を出るまで、FRYでのヒイカにするかMHR-KGNでのメバルにするか迷っていた。しかし、予報では北風が吹くとあったので、北風に弱いMHR-KGNを止めてFRYにやって来たのだが・・・・。
こんなことなら、MHR-KGNにすれば良かったなどと考えながらブラブラ歩いていると第3街灯付近に、若干広めに空いたスペースがあった。若干広いと云っても、小生の感覚からは遠慮したくなる程だが、他にはありそうもない。スペースの前には、浮子は浮かんでいない上、先行者は竿下でのサビキ釣り。
これなら、何とかなるかも・・・
先行者に声を掛けると、どうぞ、良いですヨ。入って下さいと声を掛けられたのが寧ろ意外に思った様子で、返事をくれた。しかも、その声は女性で、ビックリ。

今回は、ヒイカ一本勝負なので、ロッドはNSL-S702UL/BFのみ。先発の仕掛けは、1.5gのナツメ錘を使ったライト・キャロ。これまでは2gのナツメを使っていたが、根掛かりが多かったので、若干軽くしてみた。このキャロに今回はエギではなくスッテでも試して見ようと考えたのだが・・。

キャスティングを始めたのは日没時刻直前の16:15頃。
実釣開始後直ぐにコンタクトして来ると期待している訳ではないが、2投、3投とキャスティングをしても何も感じないと、今日もまだ寄って来ていないのかな・・・とどうしても、悲観的な思いが浮かんで来てしまう。

陽が沈み周囲が暗くなった頃、突然、隣りの女性がロッドを大きく煽って、アジを取り込み始めた。その1匹を皮切りに、ほゞ入れ掛かり状態。
そんな様子を見てはジッとしている訳には行かない。
しかし、生憎、今回はヒイカ一本勝負なので、保険のアジングの支度をして来ていない。何とか出来ないかとバッグを漁って見付けた使い差しの0.3gのJHをエギに替えてセットしてみた。
すると、1投目からコツッとアタリがある。しかし、これは空振り。
2投目、3投目とアタリはあるが合わせ切れずにいる内に、徐々にアタリが遠くなってしまい、隣りの女性もロッドを絞ることがなくなってしまった。
ものゝ30分位の間の出来事で、アジの回遊は一瞬で終わってしまった。

そこで、エギ単にしてヒイカ狙いに切り替えたが、全く、音沙汰がない。
その内、来るだろう!
その内、来るだろう!

19:30頃になると、いよいよMHR-KGNが恋しくなり出し、これからなら、まだ3時間程は出来るだろう云々と考え出してしまう始末。
しかし、気になるのは風の様子で、このFRYと同じ様にMHR-KGN方面でも弱い北風であれば良いが、予報通りだとすると、無駄足になって仕舞う
踏ん切りが付かずに、惰性のキャスティングを続けたが、一向に状況は変わらず、結局、MHR-KGNに転戦するタイミングを逸してしまった。

20:30頃、諦めて引き揚げようかと考え始めていると、隣りのアングラーに声を掛けられた。
FRY近くに住んでいて、10月からタチウオを狙って通って来ていると云うこの御仁と、そして、所沢から来たと云う御仁の3人で釣り談義に花を咲かせている内に、気が付けば、干潮時刻の21:31を回ってしまっている。そして、海を覗けば、ゴミが流れて来ているので、潮も動き出している様子。

そこで、夫々、釣り座に戻って釣りを再開。

釣りを再開して10~20分。
相変わらず音沙汰がないので、諦め掛けた時、風に吹けたラインが沈んで行かず、寧ろフケが大きくなった様な・・・。
アレッと思った次の瞬間には、反射的に腕が動いていて、紛れもないヒイカの感触。時計を見ると22:00で、普段であれば、引き揚げる時刻。

前回もヒイカは1杯だけ。今回も1杯だけでは話にもならない。
幸い左側のアングラーも引き揚げて行ったので、キャスト方向に気を使うこともない。
と云う訳で、粘りに粘って1杯追加した所で、釣り談義をしたタチウオ狙いのアングラーも引き揚げて行き、小生も23:00頃に、後を追う様にStopFishingとした。

所で、先行者の女性アングラーだが・・・・。
彼女は、アジの回遊が一段落した所で、引き揚げて行ったのだが、色々と話をした結果、彼女は月・水・金と週に3回、FRY百合丘から電車やバスを乗り継いて通って来ているとのこと。しかも、年齢は小生より上の75歳の由。
目上の女性で交通機関を使っての週3回の釣行・・・・・。
小生も見倣わなければと思った次第。

2019年釣行記(73) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:11月26日(火) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ミミイカ x 1、ヒイカ x 1、スミイカ x 1
同行者:単独

実は昨日、HRTKメッキを狙う積りにしていた所、YTさんから潮が白っぽく濁っているから、止めておいた方が良いとの連絡を頂いた。釣り場の海の様子を直接見て来た結果である上、何よりも湘南の達人と云われているYTさんの云うことなので、ここは素直に助言に従うことにした。
と云っても、釣りに行きたい気持ちには変わりがなく、代わりの釣りを考えることにした。
時期的には、そろそろメバルも視野に入って来るので、風向きが南寄りであればMHR-KGNでメバル調査をしようと考えたが、予報では、生憎、週の前半は何処も北寄りの風が4~5mと少々強目。となると北風を正面から受けるMHR-KGNは却下せざるを得ず、北風に強い釣り場を条件にすればFRYでのヒイカが第一候補になる。FRYには2週間程前にヒイカ調査に行ったが、マナーの良くないアングラーのために釣りを楽しむことが出来ず早々に諦めた経緯がある。しかし、最近はタチウオが釣れなくなって来ているとのことなので、夜釣りをするアングラーも減って来ており、不愉快な思いをすることもないだろう
と云う訳で、前回失敗したFRYでのヒイカ調査をすることにした。

15:30頃、自宅を出発。現地には16:00頃、到着。
前回は満車状態で、車を止める場所を見付けるのに苦労したが、今回は引き揚げて行ったとみられる空きがあって、すんなりと駐車することが出来た。とは云え、駐車中の車の数はかなり多く、やはり釣り場は混雑している模様。

道具を手に岸壁に出て見ると、やはり、沢山のアングラーが長いロッドを出している。アングラーとアングラーとの間隔は広いとは云えないが、狭くもなく、前回隣りに割り込んで来たバカ犬連れのカップルならいざ知らず、割って入るには躊躇する位の微妙な距離。
どうしようかと思ったが、2番街灯付近で、思い切って先行者の若者に声を掛けて、何とか釣り座を確保。

前回と同じ様にNSL-S702UL/BFに2gのナツメ錘を使ったライト・キャロNaory RH 1.5Sのエギを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
風は、予報通り北風が背後から吹いて来るが、建物や植栽に遮られているためか、それ程強くはなく、時折、回り込んだ風が左から右に抜けていく程度。

昨年の今頃は、退屈しない程度に釣れていたのだが、今年はどうも開幕が遅れている様子で、余り情報が入って来ないが、果たしてどうか?
期待を込めて1投、2投・・・・。キャスティングを繰り返したが、やはり、違和感はない。
その内、又々、根掛かりで高切れさせる始末。前回も同じ様に高切れさせてしまい、学習効果のないことに、出るのは溜息ばかり・・・・。
日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに差し掛かっているので、焦りながらシステムを組み直して、ライト・キャロに替えてエギ単で再開。しかし、この頃から潮の流れが左から右に早くなって来た。こうなると、潮上となる斜め左に向かってキャストしたい所だが、先行者が居るので、エギを重ためのアオリーQ RS ヒイカSPに替えて、キャスティングを継続。

しかし、何も違和感がない。
ヒイカは居るのか居ないのか?
居てもエギに手を出さないのか?
エギに手を出しているのに、小生が感じ取れないだけなのか?

去年YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら探ったが、何も変化を感じ取ることが出来ず、実釣開始1時間程しか経っていないのに、徐々に諦めの気持ちが強くなって来る始末。
YGWさんが居れば、何かヒントをくれる筈なのに・・・・。

そんなことを考えながら、シャクリを繰り返して足許まで来たエギを回収しようとリールのハンドルを回していると、これまでよりも若干重い様な・・。
そして、手許に戻ったエギをチェックすると、何やら得体の知れない物がカンナに掛かっている。最初は、海牛の子供か何かかと思って、そのまゝ触れずに海に帰って貰おうとしたが、上手くカンナから外れてくれない。仕方がないので、気持ちが悪いのを我慢して指に摘まもうとした所、小さな腕らしきものがウネウネとしているのが見えた。

去年もヒイカ狙いの外道としてYGWさんが良く掛けていたミミイカで、本命ではないが、兎に角、軟体動物が動き出したのかも知れない

期待に胸脹らませてキャストすると、今度は待望のヒイカ。時刻は17:30頃のこと。
残念ながら、ラインの変化に注意をしていた筈なのに、変化は全く判らずシャクッたら乗っていたものだが、ヒイカが寄って来ていることが分かり、その点がことの他嬉しかった。

次は、ラインの変化を見逃すまいと集中していたが判らず、シャクッたら乗っていたと云うこともなく、時間がドンドント過ぎて行くばかり。

海面に浮かんでいるタチウオ狙いの電気浮子の赤い光りが、海中に沈んで行く様子もなく、岸壁全体が静かな状態。

20:30頃。左隣りの若者達が引き揚げて行ったので、やっと潮上に向かってキャスト出来ると喜んだが、赤い電気浮子が二つ小生の左斜め前にプカプカ浮かんでいて、やはり潮上に向かってキャスト出来ない。潮に流されて来たのかと思ったのだが、何と、3番街灯直下のアングラーが、斜め右に向かってキャストしていることが判ってガッカリ。

21:00頃、1番街灯下が空いたので、その場所に移動してヒイカを狙ったが何事も起きず、結局、30分程キャスティングしただけでStopFishingとした。

所で、餌釣りをするアングラーのマナーだが・・・。
小生は専らルアー釣りばかりで、同時に複数のロッドを出すことは全くない。しかし、エサ師の場合は2本、多い人で4本ものロッドを出しているのを良く目にする。小生も釣り師の端くれなので、常に爆釣することを夢見ているし、エサ師が複数のロッドを並べて少しでもチャンスを広げたいとする気持ちは良く解る。
しかし、近くに他のアングラーの姿がないのであれば、遠慮することなく思う存分ロッドを並べて爆釣すれば良いが、他に釣り師がいる場合は、少しは遠慮すべきだし、気を使うべきだろう。
この夜も後からやって来て、間隔が空いているので入ろうとしたアングラーが、海に浮かんでいる赤い光りを見て諦めて移動して行った場面を、2度3度と目にした。
マナーの良いエサ師も大勢いることは、重々承知しているし、眉をひそめたくなる様なマナーのエサ師は一握りだろうと思うが、辺り一面にコマセを巻きこぼしたまゝ帰って行くエサ師も問題だが、釣り場を独り占めにしようとするエサ師も又、困りものだと強く思った次第。

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