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2019年釣行記(68) – TK&EG

2019年 Eging Octopusing 釣行記

日 時:10月30日(水) 12:00~17:00
潮回り:中潮(↑)
場 所:Y’s P”
釣 果:タコ x 3、アオリイカ x 1
同行者:YGWさん

PCに向かって前日のDKK釣行記を、次の釣行をどうしようかどと考えながら、打ち込んでいると、YGWさんから久し振りに電話着信があって、明日、時間はありますか? 時間があれば、イカ&タコを狙いに行きませんか?

明日と云うことは、中一日の休みでの釣行となってしまうため、大いに興味をそそられたが、体力的には些か心配・・・。
どうしようか迷ったが、昼から夕方までの短時間勝負とのこと。であれば、体力面の心配もないだろう。

YGWさんと連れ立ってY’s P”に到着したのは12:00過ぎ。
岸壁に立ってみると、南風が心地良く吹き抜けて行き、秋の日差しが寧ろ暑い位で、釣りを楽しむには絶好の状況。二人とも初めての場所なので、どの様な結果になるか判らないが、釣れて呉れれば申し分のない所。

小生が、持ち込んだ魔女狩り用の岸蛸 CRX-B722H/Taco緑のアイシャドウの可愛娘ちゃん用のSephia S806ML-Sの2本にラインを通しエギを結び等している内に、YGWさんはサッサと岸壁の東端に向かって行ってしまった。
遅ればせながら準備の終わった小生は、先発の岸蛸 CRX-B722H/Tacoを持ってYGWさんとは反対の西端に向かって調査をすることにしてベースを出た。
途中、ボトムの状況を調査しながら西端に向かったが、何処も水深も余りなくボトムは泥か砂地の様で、まるで根のありそうなポイントが見付からない。普段の釣りでは忌み嫌う根掛かりだが、明るい時間帯での魔女狩りで根掛かりポイントがないのは辛い。
何処かに根はないかと探っている内に、西端に到達。
西端でも根がなければ、厳しいなぁ等と考えながらキャストしボトムをずるずると引いて来ると、ゴリゴリ・ガツガツとこの日初めて感じる硬い感触があって、ロッドが止まってしまった。
やっと、根を見付けた。

次も同じポイントを狙ってキャストし、ロッドが止まった所でシェイク&シェイク。すると根掛かりとは違う感触がある。
ひょっとすると、これはタコかも・・・・?
更にシェイク&シェイクを繰り返し、頃合いを図って思い切ってロッドを煽ると、ズシンとロッドが止まり、次の瞬間には僅かに浮いた様な・・・・。
ボトム付近の根や岸壁の壁に貼り付かれない様に注意しながら抜き揚げたのは、キロアップの良型マダコ。時刻は12:40頃のことで、調査を開始しして直ぐにもう答えが出てしまった格好。
釣りでは、開始直後に釣れても、その後はサッパリと云ったジリ貧に終わることが多いが。この日はどうか。
2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けた結果、グイグイとエギを引っ張り込む強い引きに負けて、二進も三進も行かず泣く泣くラインを切る羽目になったり、ジワジワとエギを引き込むアタリを取って掛けたりの3打数2安打で、マズマズと云った所。

その後、YGWさんと入れ替わって東端に移動してキロクラスを追加して、この日の魔女狩りは終了。

16:00頃から脚が2本多い緑のアイシャドーの可愛娘ちゃんにターゲットを替えてエギングを開始。
すると、その2投目か3投目。20カウントまでエギを沈めてラインを張っていると、何やらラインが波の動きとは違った可笑しな動きをする。そこで、ロッドを煽って合わせてみると、ガツン。久し振りに感じる懐かしい引きがあって、時期が時期だけに小振りのアオリイカがポッカリと海面に浮かんで来て、この日の調査は終了。

この日は、二人にとって右も左もわからない初めての場所での軟体動物調査だったが、タコは兎も角、こんな所にもアオリイカがいることが分かって認識を改めた次第。
また、タコについては、タイミング良く合わせは決まったものゝ、付近の根に貼り付かれて獲れなかったことが、2度、3度とあった。タコの吸盤の吸引力は非常に強力なので、サイズはそれ程でもないかも知れないが、2kgクラスの可能性もあり、何とも悔しい思いをした。

尚、この日の3匹を自宅で計測した結果、770g、1,135g、1,425gと自己記録更新のオマケ付きだったので、調査は大成功だったと云って良いだろう。

2019年釣行記(65) – EG&MK

2019年 Eging Mekking 釣行記

日 時:10月17日(木) 05:00~11:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端、HJYWN
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

先月9日の台風15号と同じルートで襲来して来た今月11日(金)の台風19号の影響で、先週の後半の釣行は出来ず仕舞い。今週も、台風の影響が残っていることに加えて、眼の手術後の1ヶ月検診が15日(火)にあったので、前半は自宅退避せざるを得ず、ようやく、後半に10日振りの釣行が出来る状況になった。

そこで、何を狙おうかと考え始めたが、遠くに出掛けて行っても、台風の影響が残っていて釣りにならないのは辛い。近場ならば、例え空振りとなっても移動距離が少ない分、ショックも軽い。と云うことで、近場でヒイカを狙い、アジの寄りがあればアジもと欲張ったことを考えていた。

そんな所に、YGWさんから南端でイナダとタコを狙いに行かないかとのお誘い。YGWさんとは8月18日に孤島で一緒になって以来1ヶ月以上も会っていないこともあって、即OK。

仕事の関係で現地に先着して車で寝ているYGWさんを05:00頃に起こす手筈で、03:30頃、自宅を出発。途中で渋滞に捉まることもなく、しかも高速を使ったので、現地には1時間程の04:30を回った頃に到着してしまった。
約束の時刻まではまだ30分程ある。仕事疲れで寝ている筈のYGWさんは寝かしておいたまゝ、取り敢えず釣り場の様子を見ることにして、車を降りて周囲を見ると、ロッドを振っているアングラーの姿がある。
ひょっとすると寝ている筈のYGWさんかも知れないと思いながら、近付いて行くと、お早うございますと声が掛かった来た。その声の主は、言わずもがなのYGWさんで、海を目の前にして眠れなかったらしい。

小生は、先ず緑のアイシャドウアオリイカを狙いたかったので、Sephia S806ML-Sに3号のエギでキャスティングを開始。
この釣り場は、車が横付け出来る上、街灯が明るく点いているので、高齢者にとっては有難い釣り場だが、この日は台風の影響と見えて、街灯が消えており周囲は暗い。風は左から右にやゝ強目の北風が吹いていて、少し肌寒い。つい1~2週間前までは夏日云々と云われていたのに、温暖化の影響なのか、どうもこの数年は季節の変化が急激に進んでいる様に思える。

時間が過ぎ、周囲の明るさが増して来ても、一向にアタッて来る気配がない。アオリイカを諦めてイナダ狙いに切り替えても、サッパリ音沙汰がなく、海は静かなまゝ。
陽が昇り切ってすっかり明るくなっても、状況に大きな変化は見られず、時折イナダがベイトを追い掛け回すナブラが立つだけ。そのナブラも忘れた頃に、一瞬の間だけのことで直ぐになくなってしまう。

それでも、交通事故を狙ってルアーを色々と試したが空振りばかり。その内、YGWさんイナダを諦めて第二目標のタコを狙って、岸壁を行ったり来たり。

08:30を回った頃になっても事件は起きず、アオリイカイナダを諦めてメッキ狙いでHJYWNに移動しようと考え始めた頃、やっとYGWさんがイイダコかマダコか判らない程小さなタコを掛けたのが、この日最初で最後の獲物。

09:30頃、意を決してHJYWNに移動。
HJYWNメッキを掛けた経験はないが、出るとの情報があったので、是非ともフィネス・ベイトでメッキを試したかったもの。

始めて来たHJYWNは流れ込みがあるにも拘わらず、水は綺麗に澄んでいて、台風の影響はなかった様に見え、この日の強めの北風も、風裏になっているためか、波一つなく鏡の様な海面。
NSL-S702UL/BFに、先ずRedPepper MICROPopQueen F50でチェックしたが、出て来る気配がない、そこで、D-Contactに替えてみたが、これも不発。
そこでD-Contact沈めてアクションを加えると、ズルーッとした変な感触が伝わって来た。メッキではないことは確かだが、なんだろうと思いながらラインを引っ張るとズルリと動く。付近は、漁船の停泊場所になっているため、係留用のロープにルアーが掛かったと見える。そこでラインが切れない様に騙し騙し手繰り寄せて、何とかロープを直接掴むことが出来たので、無事ルアーの回収に成功したが、海中にもロープがあるとなると、眼に見えないだけに一寸釣りがし難そう。

HJYWNでは最奥の流れ込みまでチェックしたが、コンタクトは一度もないまゝ。
最奥から戻る途中のルアーを掛けたロープ付近で、この日初めてターゲットからの反応。小さなメッキがルアーに突進して来るのが見えたが、針掛かりさせることが出来ず、この日の釣りは事実上終わって、YGWさんのオクトパッシングを見学し、11:00になった所で釣り場を後にして帰路に着いた。

2019年釣行記(46) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:07月08日(月) 18:30~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

時期的には最盛期に入っている筈のメトウイカだが、残念ながら、小生は空振り続き。何とか獲りたいと思っているのだが、メトウイカのシーズンは極めて短いので、雨風の条件を選んでいると、直ぐにシーズンが終わって仕舞う。
と云う訳で、多少の風の強さには目を瞑ってでも、行かなければと思っていた。幸い、この日の予報では、苦手な雨は降らず、風は北東から4mと少々強目に吹くが、時間が進むにつれ3mと弱くなるとのことだったので、南端メトウイカを狙うことにしていた。

自宅を出たのは17:15頃。この日は、昼過ぎに急用が入ったため、出発が少々遅くなったこともあって、高速を使ったので、現地到着は18:30頃。
直ぐに車から出て岸壁の様子を見た所、西岸壁と正面岸壁には大きな漁船が停泊しており、空いたスペースにはアングラーの姿が点々と見える。

早速、道具を手に空いた場所を探しながら、東岸壁を歩いて先端に向かった所、4番街灯5番街灯の中間付近は空いているが、その他の場所には空きがない程アングラーが入っている。実は、風は真北からかなり強く吹いているので、岸壁の先端の南向きに入って、背中から受ける格好にしたかったのだが、考えることは皆同じで、先行者がズラリと並んでいて、とても入る余地はなさそう。

仕方がないので、空いていた4番街灯5番街灯の中間付近に戻り、先行者のエギンガーに挨拶をして釣り座を構え、準備に入った。

左手15m程離れた所には小さな赤い灯りが2個並んで見え、来る途中の4番街灯付近でもメトウ師が入っていたので、ひょっとすると今晩は釣れるかもと自然と期待が膨らんで来る。

NSL-S702UL/BFのロッドにアオリーQ 1.6の組み合わせで、19:00少し前に、キャスティングを開始。
所が、風上になる右手前方に向かってキャストしている筈なのに、エギは斜め左方向から戻って来る。風ばかりでなく、潮の流れも右から左にかなり早く流れている。

キャストする方向を変え、ディープ・タイプのエギに替えても、どうしようもない。
潮が緩むチャンスを待つしかないと思いつゝ、北風や潮の流れと格闘している内に、北風に吹かれ続けた身体が冷え寒くなって来た。
遊びに来て風邪を引いたんでは、何を云われるか分からない
車に戻って、念の為に積んでいたレイン・ウェアを着込んで何とか風は凌ぐことは出来たが、潮の流れは一向に弱くなる気配がない。左手からはメトウ師がボヤくだみ声が聞こえて来る。

時間が経ち、20:00を回っても強い風と早い潮の流れは全く変わらず、ボチボチと引き揚げ始めるアングラーの姿も見えて来た。
しかし、諦めの悪い小生は、21:00頃まで、ダラダラとキャスティングを続けエギを2個奉納した所でギブ・アップ。肩を落としてStopFishingとして、帰路に着いた。

メトウイカは本来ならシーズンの最盛期に入っている筈だが、地元のメトウ師がボヤく程の絶不調振り。それでも諦めずに通い続ければ、爆釣する可能性はないとは云えないが、それにしても、今年はアオリイカが不発に終わり、メトウイカもとなれば、次はヒイカに期待するしかないか・・・・・・。

2019年釣行記(44) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:07月01日(月) 18:30~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

この時期、毎日毎日鬱陶しい空模様で、梅雨の合間を狙っての釣行になるのは、どうしても避けられず、この日も夕方から傘マークがなくなる予報を信じて、16:00頃、自宅を出発。
所が、車を走らせて暫くすると、自宅を出る時には殆ど降っていなかった雨粒がフロント・グラスに当たり出して来た。予報では18:00まで傘マークが付いていたので、この時点で雨が降るのは、当然と云えば当然のことで、気にはなったがそのまゝ南端に向かった。

道中、雨は酷くなることもなく降り続き、間欠ワイパーも動作していたが、車から見掛ける歩行者は、持っている傘を差すことなく歩いていたので、それ程酷い雨ではなさそう。そのまゝ車を走らせていたが、目的地の南端に近付くにつれ雨脚が強くなり、18:00頃に到着した時には本降り。

こんなに降るなら、火曜日にすれば良かったと思いつゝ、取り敢えず1番街灯直下に車を止めた。ここは車横付けが出来るので、クーラーやDバッグは車に残しておける上、いざとなれば直ぐに避難出来るので、空模様が怪しい今回の様な日には持って来い。
岸壁には、この雨にも拘わらず、付け根付近と先端に車が止まっており、レイン・ウェアを着たアングラーが二人竿を振っている。しかし、他に釣り人は見えず、漁船も停泊していないので、広い岸壁はガラガラで、大方の釣り好きはこの雨を敬遠している様子。

本降りの雨に竿を出すかどうか迷ったが、兎に角、2時間も掛けて現場に来てしまった以上、このまゝ引き揚げることなど出来る訳もなく、西の空が明るくなっていることもあって、暫く様子を見ることにした。
すると、幸いなことに、30分程で小降りになったので、釣りをすることにしたのだが、一難去ってまた一難。車から外に出て見ると、結構強目の南寄りの風が吹いている。前回、YGWさんと入った場所なら、何とか風を避けられるので、場所をそちらに替えようかと考えたが、先行者の姿が見える。
仕方がないので、アオリーQ 1.6を結んだNSL-S702UL/BFだけを手に、取り敢えずやってみることにした。

風は右から左の横風なので、風上となる斜め右に向かって、18:30頃、キャストを開始。
すると、ラインは、風に吹かれて斜め左方向に伸びてしまうが、エギはほゞ正面から戻って来る。恐らく、エギはラインに引かれているだけで、潮の動きはないのだろう。
風が弱くなる予報ではないので、やり難いが、このまゝ続ける以外にない。

暫くの間、風と格闘してエギを沈めることに一生懸命になっており、当然、その間一度もメトウからのコンタクトを感じることもなく、早くも、キャスティング開始後1時間程で気持ちが切れ掛かって来る始末。とは云え、こんなに早い時間に釣りを終えて帰る決心も出来ずに、中途半端な気持ちでキャスティングを続けていた。
すると、19:30頃、一台の車が滑り込んで来て、街灯を挟んで反対側7m程の所で、釣りの支度を始めた。その様子を見るともなく見ていると、一際長い延べ竿を出している。となると、地元のメトウ師であるのが判り、地元のメトウ師が来たからには、メトウが回って来ていることは間違えないと何となくホッと安心し、又々、気持ちも甦った。

気持ちは持ち直したが、しかし、相変わらずメトウからのコンタクトは、感じられないまゝ。

そこで、そのメトウ師に状況を尋ねると、
アタリがない。
去年よりも今年の状況は悪い。
と状況は芳しくない様子だが、その時点で4杯程掛けたとのこと。8~9個のスッテを並べた縦の線の釣りに比べて、点の釣りになるエギングでは、メトウに対するアピール度が低いので、コンタクトの数は少なく不利かも知れない。特に今回の様に、メトウ師の泣きが入る程メトウの数が少ない場合は、それが顕著に出ると考えられるが、キャスティングを続けていなければ、釣れるメトウも釣れる訳がない
自らを鼓舞してキャスティングを続けたが、全く気配がない。

時間が経ち干潮時刻の22:07を過ぎ、漸く左から右に潮が流れ始めたので、状況が好転するのではと思ったが、その期待も空しく、空振り。

結局、22:30頃にStopFishingとして、30分程メトウ師と釣り談義を交わして、スゴスゴと引き揚げて来た。

2019年釣行記(43) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:06月26日(水) 18:20~23:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ x 1
同行者:YGWさん

梅雨の真っ只中で、来る日も来る日も曇りや雨のうっとおしい日々が続き、今週も木曜日から来週の週央に掛けて傘マークのオンパレード。そんな中でも、唯一、水曜日の26日だけが梅雨の中休みで雨の心配はないとのこと。所が、雨は降らないが、風は南南西でDKKでは6m、南端では4~5mとかなり強く吹く予報になっていて、雨も風もない状況は望むべくもなく、あちら立てればこちら立たず状態。
と云う訳で、DKKにするか南端にするか迷っていたが、前回はDKKでのアジングだった上、YGWさん南端でのメトウ調査に行きたいと云っていたことも考えてメトウ調査を提案。そして、18:00頃、現地で落ち合うことにした。

15:40頃、自宅を出発し、現地到着は17:40頃。
YGWさんの到着まで少し時間があるので、岸壁に出て風の具合をチェックすると、かなりどころか非常に強くて、とても釣りにはなりそうにもない程。DKKにすれば良かったかと思いはしたが、ここまで来てしまった以上、取って返すことも出来ない。兎に角、YGWさんと相談するしかない。
程なくして到着したYGWさんと相談し、風を正面から受ける場所ですることに。そして、道具を手にその場所に行って見ると、幸い、背後に高い建物があるお陰で、風当たりが他の場所よりもかなり弱くて、充分釣りになりそう。

YGWさんアオリ狙いで、小生は、今回もNSL-S702UL/BFのロッドにアオリーQ 1.6のエギを組み合わせてメトウ狙いで、18:20頃、キャスティングを開始。

しかし、アオリからもメトウからもコンタクトはない。
陽が沈み徐々に光量が減って来て、如何にもと云った雰囲気になったが、相変わらず全く音沙汰がなく、堪らずYGWさんはお気に入りの場所方面のチェックに遠征。

時刻は定かではないが、辺りはすっかり暗くなっていたので、19:30頃のことだったと思う。アオリとのコンタクトが出来ずに戻って来て、隣りでメトウ狙いに切り替えたYGWさんが、遂にメトウをゲット。
棚は底ではなく中層だとのこと。
直ぐに、倣って中層を通してみたが、小生にはコンタクトがなく、YGWさんにも後続がない。メトウは群れで回遊している筈だが、シーズンの走りで群れが小さいと見える。

それから暫くの間、並んでしゃくっていたが、続かないアタリに業を煮やしてYGWさんは岸壁の角に移動。その付近は、停泊していた尾鷲の漁船のライトに照らされて昼間の様に明るくなっており、潮通しも良いポイント。しかし、風の通り道になっていて強い風が抜けて行くので、小生には到底手に負えない場所。そんなポイントで、強風をおしてしゃくっていたYGWさんが2杯目のメトウをゲット。しかし、後続がない。

ポツリポツリとでもアタリがあれば、良いのだが、余りにも気配がないため、ややもすると集中力が切れてしまい、根掛かりすることは良くあることで、この日は2度もエギを奉納する始末。

そこで、気分を変えるために、立ち位置を横に少しズラし、根掛かりを注意しながら、足許でバーティカル・エギングをしていると、またもや根掛かりの気配。
注意していたのに・・・。
実釣開始以来アタリがない状態が続いていた上に、根掛かりの連発では、正に加えて踏んだり蹴ったり。少し腹立ち気味にロッドを煽って見ると、何か動く気配がある。
根掛かりじゃないの?
ひょっとしてタコ?
暗い海面に姿を見せたのは、メトウにしては大きなサイズのイカで、YGWさんによればケンサキイカとのこと。
時刻は丁度22:00頃。
本命のメトウではないものゝ10本足の軟体動物に変わりなく7連続完全試合を喰う所を辛うじて回避出来、ホッとした次第。

その後は、又々、何もコンタクトがないまゝに時間が過ぎ、23:00頃、StopFisningとして、帰路に着いた。

例年、梅雨と共に回遊して来ると云われているメトウイカだが、前回の地元メトウ師の云う様に今シーズンは遅れているのだろう。とは云え、メトウが来始めていることは、確認出来たので、本格的な回遊が見られるのも時間の問題。とすれば、暫く通ってみる価値はありそうだ。

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