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2017年釣行記(65) – TC&AJ

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月12日(木)
潮回り:小潮(↑)

場 所:UMB-FP
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 1、ムツ x 1

同行者:単独、(REDさん)

徹夜明けの釣りから中一日置いての釣りは、身体的には辛いものがあるが、翌日の金曜日は生憎の雨模様。と云う訳で、一日前倒しをして何とかタチウオをものにしてやろうUMB-FPに行くことにした。

15:00頃、自宅を出発。現地駐車場には予定通り日没時刻の1時間程前の16:15頃に到着。
道具を両手に釣り場の岸壁を歩きながら様子を観ると、流石に平日の夕方のためかアングラーの数が少なめで、釣り座の間隔がゆったりと広くになっている。
そのまゝ奥に向かって進んで好きな第2街灯付近をチェックすると、街灯の直ぐ手前には若者アングラーが居るが、その奥には一人が入るだけの充分なスペースがある。この場所は、以前タチウオの情報を色々と教えて呉れた若者によれば、タチウオ狙いでは最高のポイントとのこと。であれば、迷う必要はない。これはラッキーとばかりにその場所に道具を降ろして釣り座を確保し、釣りの準備に入った。

今回は本命をタチウオ、保険をアジ様としてので、持ち込んだロッドはEarly+81MSoare改の2本。その内のEarly+81M20gのメタルジグを組み合わせて16:40頃にStartFishing

地元のオッチャンが投げサビキでアジ様を揚げているのを横目で見ながらキャスティングをしていると、見覚えのある赤いウィンドブレーカーを着た小柄な若者が近付いて来るのが目に入って来た。タチウオ狙いではここが最高のポイントだと教えてくれた若者で2週間振りの再会。実は、UMB-FPタチウオを狙おうと決めた時から、ひょっとしたらまた会えるかも知れないと期待していたので、やはり来てくれたと気持ちが通じ合った様に思えて正直嬉しかった(この若者には、これで都合3回隣り合って釣りをしたのだが、名前を訊きそびれてしまったので、取り敢えず、REDさんと呼ばせて貰うことにする)。

17:00を回って日没時刻間際になってREDさんと並んでワインディングを開始。シャクリながら最近の様子を訊ねると
タチウオは下降気味だが、それでも1本位は出るでしょう!!
とのこと。
彼が云う通り1本しか出ないのなら、小生の方に来て欲しい
とガツン、ギュイーンと来るタチウオの強烈なアタリを期待しながら、ワインディングを続けて暫く経った頃。ロッドを煽った瞬間にガツン。
来た!!
と思った次の瞬間にはロッドは軽くなって、生命体の反応も感じられない。
REDさんはよれば中層を攻めているのでタチウオのアタリだとのこと。しかし、その時は殊更にゆっくりとしたアクションを付けていたので、徐々にJHのレンジが下がってしまった結果、根を掠ったものでタチウオからのコンタクトではない様に感じるのだが・・・・

その後、REDさんの悔しそうな声が聞こえて来た。アタリがあったのに外したらしい。

タチウオからのコンタクトは、小生にもREDさんにもこれだけで、それ以外には全く変化がない。
前回来た時は、海面に夥しく浮かんでいた電気浮子も、この夜は心なしか少なくなっている様に見える。この日、釣り場がそれ程混んでいないのは、平日の夕方ばかりが理由ではなく、やはり、タチウオの釣果が減って来ているのが大きな理由かも知れない。

そんなことを考えながら、ワインディングのピッチを変え、ワームのタイプ、JHの重さ等を替えて何とかタチウオの気を引こうとしたが、一向に効果なく時計は18:00を回ってタチウオ・ゴールデンタイムの終了。

夜になるとタチウオは活餌には来ても、ワームには殆ど興味を示さなくなるのが最近の傾向なのでワインディングで釣果を揚げるのは難しいと、REDさんは早々に帰り支度を始める始末。

18:30頃、タチウオを諦めてアジングに変更。
REDさんもアジングに興味があり、先週は西伊豆まで遠征してアジングをやったが空振りに終わったとのこと。そんなREDさんに、UMB-FPでもアジングが出来ることを見せることが出来ればと思ったのも、もう一つの理由。

すると、その一投目のこと。
こんなに直ぐに結果が出ると思わなかったが、モゾとした比較的ハッキリとしたアタリに、反射的に合わせをいれた所、23cm程の良型のアジ様

このアジ様を見届けてREDさんは引き揚げて行き、小生は暫くアジングに精を出すことに。しかし、この日は、強目の風がグルグルと方向が変わって、釣り難くて仕方がない。
結局、カサゴムツを獲ったものゝ、アジ様は最初の1匹のみ。

21:00近くになって、再度、ワインディングに替えたが、この日は電気浮子が引っ張り込まれることもなく、気持ちも切れて、21:20頃、StopFishingとした。

2017年釣行記(64) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月9日(月)~10日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 12

同行者:FKGW女史、(KKCさん)

月曜は体育の日で祝日だが、夜は南寄りの風が2m前後なので孤島にしろ孤島’にしろアジングには好条件。時期的にも出る可能性が高くなって来ているタチウオを狙うには孤島の方が良さそう。と云っても、最近の孤島は平日であっても厭と云う程混んでおり、この点を考えると、南寄りの風であることも手伝って、孤島ではなく孤島’に軍配が上がる。
FKGW女史も、混雑は避けたいので孤島’に行くとのこと。

と云う訳で孤島’に行くことにして、駐車場には15:10頃到着。
車から道具を降ろしている所に、見覚えのある八王子ナンバーの車が入って来て、YGWさんNGHMさんが到着。YGWさんには孤島に行こうと誘われたが、FKGW女史との約束があり、何よりも混雑を避けたいのでとお断りして、予定通り孤島’に向けて出発。

孤島’の岸壁には餌釣りの若者が1人、黒鯛師が2人のみ。遠くに見える孤島には、目の悪い小生にははっきりとは見えないまでも、10人前後は入っている模様で、孤島’を選んで良かったと一安心。海の様子も、前回の孤島では黄土色の濁りが強く入っていたが、今回はその濁りも取れ、南寄りの風は予報通り弱く背後から吹いて来ていて、全ての条件は前回よりはかなり良さそう。

今回持ち込んだロッドはワインド用のEarly+81M、アジング用の8326#1B8320#1Bの3本。
最初はEarly+81M20gのメタルジグの組み合わせで、1時間程遅れる筈のFKGW女史の登場までは周囲をチェックしようとプチ移動を繰り返しながらキャスティングを続けたが、予想通り全く異常なく終了。

17:00頃、FKGW女史が登場。彼女は第一出っ張り、小生は第三出っ張りに釣り座を構えてアジングのスタート。
8326#1Bには1.2g8320#1Bには1gのJHを組み合わせて、先発は8320#1Bをチョイス。

この日のファーストフィッシュが来たのは17:30頃。

日没時刻前の未だ明るい時間帯のことで幸先が良いと云えるが、前回の孤島’では、暗くなってからはガックリとペースが落ちてしまったので、明るい内に稼いでおかなければと集中したものの、後続がない。

18:00頃、アングラーが1人登場。暗くて顔が見えなかったが、声を掛けて来たのは久し振りに会うKKCさん。夜勤明けだが寝ずにやって来たとのこと。
KKCさん第3Vゾーン付近に釣り座を構え、この夜は3人で夜を明かすことに決定。

海・風の条件は悪くはないのに、アジ様からのコンタクトは、相変わらず少ない。いつもはコンスタントにドラグ音を鳴らしているFKGW女史のペースも一向に上がって来ない。小生が若干斜め右に向いて座っているために様子は見えないが、左隣のKKCさんもアタリがないと悩んでいる様子がありありと伝わって来て、釣り場には重苦しい雰囲気が広がっていた。

それでも20:00頃までは、忘れた頃に来る交通事故の様なアタリはあったが、20:00を回ると手の打ち様がない程の状況になり、小生は完全にお手上げ。

右手方向のFKGW女史は、そんな状況でもたまにロッドを曲げている様子が、闇を通して見える。
そんな様子に触発されて、何とかしなければと、これまで以上に集中したが、たまに来るアタリを拾うのが精一杯の所。しかも、そのアタリは完全に単発で、2度、3度と連続して来るものは皆無。気分を変えるために、藁にもすがる気持ちでワインディングをしても、タチウオからのコンタクトもなく、修行状態。

結局、この日は2桁にも及ばない9匹の貧果で5:00頃にStopFishingとして、ガックリと肩を落とし引き揚げて来た次第。

孤島に行っていたYGWさんによれば、アングラーは16人も入っていて肩が触れ合う程の混雑状態だったとのこと。又、タチウオのアタリは5回。内、獲ったのは3.5Fが1本だった由。
これを聞くと、待望のタチウオが獲れるにしても、満足にキャストすることも出来ない程の混み具合は、やはり願い下げで、孤島’にして良かったと思うが、結果が全く伴わなかったので、どっちもどっちと云った所。

所で、今回の結果は、FKGW女史は30匹前後、KKCさんに至っては40匹前後と2桁に届かなかった小生とは雲泥の差
小生であれば、30匹は大漁の部類だし、40匹を超えることなど夢のまた夢。にも拘わらず、この二人はアタリがなかった云々と盛んに不満を口にしていた。
特にKKCさんなどは、アタリがないと嘆いていたし、場所替えもしていたので、てっきり、小生と同じ状況なのかと思っていた。所が、改めて訊ねると40匹超とのこと。これだけの釣果を出しながら、アタリがなかったとはどう云うことか良くよく聞いて見た所、目標の50匹には届きそうもないのでアタリがないと云っていた由。
FKGW女史にしても同じ様なもので、50匹超の釣果を常態としているアングラーにとっては、それに届かない状況は、やはり厳しく感じるものらしい。

しかし、こんなやり取りをしている最中にKKCさんが云っていた一言が印象的だった。
今日は、アジ様に無理やり口を使わせたみたいだった・・・

アジングをしていて、小生は、これまで一度もこんな感覚を持ったことがない。
つまり、小生のアジングは、基本的に、キャストしたワームを咥え込んでくれるアジ様をひたすら待つもので、アタリがない場合は、レンジを上げたり下げたり、JHの重さやワームの色などを替えたりする位のことをして、ご機嫌の良いアジ様の興味を引くべく工夫はしていた。
こうして、色々と工夫しても、喰い気のあるアジ様が回って来ることがなければ、こちらからそんなアジ様を探して場所を替えることも考えるべきだろう。しかし、その頃には疲れてしまっていて、実行に移すことは殆どなく、アジ様は留守だと諦めて、その後は惰性に任せてキャスティングを続けることが多かった。云い換えれば、アタリがなければ、そこにはアジ様が居ないと考え、活性の高いアジ様の回遊を待つだけのあなた任せアジングだと云える。

これに対して、KKCさんはご機嫌の良し悪しに関係なくアジ様が居ることを信じて、ご機嫌の悪いアジ様には何とか口を使わせる様に工夫していたのだろう。
7月頃から急激に上達したFKGW女史は、そんなことを彼女の口から聞いたことはないが、恐らくご機嫌の悪いアジ様が思わず口を使ってしまうコツを掴んだのではないだろうか?
と考えれば、3人並んでロッドを振った結果に、これ程の差が付く理由が解る気がする。

また、今回は、昔の自分に戻ってしまったと思う位にカサゴの釣果が多かった。これは、恐らくアジ様のアタリがないために、殊更にジックリとした釣りになり、ワームが底をベッタリと這う様になったしまった結果だろう。
以前、SGMRさんにこの点を指摘されて気を付けていたので、以来カサゴをこれ程まで掛けることはなくなっていた。しかし、状況が悪くなると、知らず知らずの内にヘラブナ釣りの癖が出て来てしまった様に思える。

次回は、この2点を念頭に挑んでみようと思う。

2017年釣行記(62) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月1日(日)~2日(月)
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 29、ソイ x 1

同行者:FKGW女史(AKTさん、INEさん)

16:30頃、現地の駐車場に到着。
普通であれば、当然のことだが、孤島にするか孤島’にするかは決まっている筈なのに、今回に限ってはこの時になってもどっちにするか決まっていなかった。

と云うのも、予報では、南東の風が2m程なので、素直に考えて南風に強い孤島’にするべきだろう。しかも、駐車場で感じた風は強くて、2m以上はありそうだったので、気持ちは大いに孤島’に傾いた。
しかし、タチウオのガツンと来る衝撃的なアタリとその直後の強力な締め込みを味わいたいと云う気持ちが何故か強く、そうなると、可能性としては孤島の方に分がありそう。しかし、孤島では東寄りの風は正面からの風となりやり難くなる上、海面からの高さがあるため影響は更に強く出るので、小生は余り得手ではない。
そして、この日出撃するFKGW女史は、今回は孤島に行くとのこと。

迷いに迷ったまゝ道具を肩に目的の釣り場に向かって移動している途中で、やはり今シーズン初のタチウオを獲りたい気持ちが勝って、孤島にすることに漸く決心が付いたと云う訳。

17:00少し前に到着した孤島の突堤にはAKTさんを始め、この釣り場で何度かお会いしたアジンガーがずらりと並んでいて、小生の入る余地はなさそう。しかし、孤島に決めた時点で、もし混み合っている様であれば、この夜の釣りは、ワインディングを中心にしてアジングは裏でやろうと思っていたので、特にそのことについては仕方がないなぁ程度だった。
先行者の皆さんに挨拶がてら様子を伺っていると、その内の一人が最も航路側の釣り座を譲ってくれた。混んでいる時はお互いさまとは云え、本当に有難いことで、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思う。
と云う訳で、今晩を過ごす場所の確保は出来たが、遅れて来るFKGW女史の場所がない。しかし、先行者の内の若者グループは20:30頃には引き揚げるとのことなので、何とかなるだろう。

支度を整えながら改めて海の様子を観察すると、水は黄土色に濁り、灰汁の泡が至る所で縞模様を作っていて、雰囲気は良くない。しかも、風は予報の2mに反して、かなり強目に正面から吹き付けて来ている。

17:00を回った頃、向かい風を避けて裏側に移った若者グループの一人がアジ様を抜き揚げた所を目撃。
濁りは余り関係なさそうだと安心しつゝ、8320#1Bに向かい風を考慮して若干重めの1.2gのJHを組み合わせてキャスティングを始めようと釣り座についたが、隣りのAKTさんを除いて釣り座には誰一人座っておらずもぬけの殻状態。どうしたのかと思いつゝ周囲を見渡すと、皆さん裏側でキャスティングをしている始末で、変わり身の早さに思わず苦笑してしまった。

直ぐにでもアジ様からのコンタクトがあるのではないかと思ったが、音沙汰はない。その内裏側でもアタリがなくなったと見えて、皆さんも戻って来て砲列を並べて向かい風を物ともせずキャスティングを続けていたが、ロッドを曲げているアングラーは全くいない状態。

日没時刻の17:25を過ぎ、ゴールデンタイムに入っても、一向にアジ様が寄って来ている様子も見えず、これだけ並んでいるのに交通事故もないなんてと皆さん、首を傾げるしかない状況。

18:00頃になってFKGW女史が登場。彼女は当初からの予定通り孤島の最も陸寄りで釣りをすると云って、独り離れた場所に移動して行き、FKGWさんに前後して登場したINEさんは、20:30頃に引き揚げて行ったグループの後に入り、これで、全て居場所が決まった状態。

しかし、濁りの影響か、アジ様からも税金のカサゴからのコンタクトも全くない状態が続き、PB–一度のアタリもないパーフェクトボーズ–を覚悟した程。
勿論、ワインディングも突堤を行ったり来たりしてやったが、タチウオもアタッて来ず、完全にお手上げ状態。

23:00頃になって、諦めることなくロッドを振り続けていたINEさんに待望のアジ様が降臨。やっと回って来た様子だが、交通事故でなければ良いがと未だ半信半疑で様子を見ていると、程なくして2匹目をゲットする場面を目撃。
これを見て、小生も気を取り直してアジングを真面目にする気持ちに・・。

INEさんが最初にゲットしてから30分程経って、やっと小生も初アジ様をゲット。
水の色も、心なしか濁りが取れて黒っぽく見える状態だったので、水が変わったのが切っ掛けで、口を使う様になったのかも知れないが、兎に角、状況が変わったのは確実。

風は相変わらず正面からで、時には強さが増してJHが飛ばない時間帯もあったが、感じるアタリはコンとかチクッと云った比較的ハッキリとしたものが多かった様な印象。

最初のアジ様を獲ってからも、退屈しない程度の間隔でコンタクトがあり、実釣開始を23:00とするとStopFishingとした5:00頃までの6時間で29匹の釣果で、10~12分に1匹の割合いとなり、小生に取っては悪くはないペース。
尚、裏側で頑張ったFKGW女史は20匹未満の結果で、最近では50匹超の結果を連続して叩き出している中では、可成り不満の残る結果だったと見えて、火曜・水曜と続けて出撃するとのこと。隣りのAKTさんは、小生を上回るペースだったので、それなりに満足された筈で、INEさんは最初の1匹を獲って以来、殆ど中弛みもなくコンスタントにロッドを曲げていたので、惧らく50を超える釣果で竿頭だったと思う。

小生とFKGW女史は皆さんより一足早く引き揚げたが、その頃にも代わる代わるロッドを曲げておられ、この日は、17:00~23:00頃まで前半と、23:00~5:00までの後半とは天と地程の違いがある極端な状況だった。そしてその後半戦が良かったために、前半の不調を忘れることが出来、それなりに満足感を持って終わることが出来た。しかし、これが逆に後半が壊滅状態だったとすると、同じ結果でも真逆の印象になって大いにフラストレーションを溜めてしまう結果になった筈で、その点ではラッキーだった。

小生は区切りの30匹を達成しようと時間ギリギリまで頑張ったが、最後に27cmのムラソイをゲットした所でタイム・アップとなり、宿題を残してしまった。

又、肝心のタチウオは、AKTさんも小生と同じ様に時に触れ折に触れてワインディングを試していたが、全く気配がなく、二人揃って空振りの結果に終わってしまった。とは云え、季節も10月に入り、いつタチウオが寄って来ても可笑しくはない時期に入ったので、ワインディングのセットを忘れる訳には行かないだろうと思った次第。

2017年釣行記(60) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:9月26日(火)~27日(水)
潮回り:大潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 26、カサゴ x 5、メバル x 1、セイゴ x 1

同行者:FKGW女史

FKGW女史とは8月4日以来、ほゞ2ヶ月振りのコラボ。
先着していたFKGW女史に迎えられて16:00少し前に、現場に到着。
先行者は、FKGW女史の他にサビキの若者が二人だけで、FKGW女史第一出っ張り、若者グループは第二出っ張りに陣取っているので、小生は第二Vゾーンで一晩を過ごすことにして、準備開始。

今回持ち込んだのは、アジング用のSoare改8320#1Bの2本に加えて、ワインド用にEarly+81Mの3本。
10日の孤島で2回、21日のUMB-FPで1回、アタリだけで終わってしまったタチウオの姿を見てやろうと、先発にEarly+81Mを選び20gのメタルジグを組み合わせて、先ずは水深の計測。すると、意外にも20カウント前後で着底してしまう。これではUMB-FPよりも浅い位で、孤島’ではもう少し季節が進まなければ駄目かも知れないと、少々ガッカリ。
時間潰しに、ワインディングの練習を兼ねて海底の様子を探っていると、隣りの若者達の歓声が聞こえて来た。見るとサビキに良型のアジ様が掛かっていて寄って来た模様。すると程なくして、17:30頃だったと思うが、今度はFKGW女史アジ様を抜き揚げている場面を目撃。

そこで、ワインディングを直ちに切り上げて、小生もアジングを開始することに。
最初に手にしたロッドは、8320#1B1gのJHの組み合わせ。
8320#1Bは最も最近の作だが、もう一つしっくり来るものがなかった。所が、10日の孤島で破損させてしまったEmeraldas改の代役として否応もなく一晩中このロッドを振った結果、それが幸いして、手に馴染んで意外に使い易いことを認識させられ、最近は出番が増えて来ているもの。

キャスティングを始めて間もなくのこと。
キャスティングし直そうとJHの回収に掛かった所、ロッドにジワーッとした重さが伝わって来て、根掛かった様子。ガッカリしながら外そうとした所、何やら生命体の反応が伝わって来て、海面に見えた主は本命のアジ様
ヘラブナ釣りで云う居喰いの様に、小生は全くアタッていることに気が付かなかったので、釣った感は全然なくて面白くも何ともないが、1匹は1匹。所が、残念乍ら、抜き揚げようとした瞬間ポチャンと海に帰って行ってしまった。
今回もそうだが、アジングの場合、こちらから積極的に掛けて行かず、向こう合わせで掛かった場合は、バレて仕舞うことが多いが、今回も正にその例の通りの結果で、芳しくないスタートになってしまった。

気を取り直してキャスティングを続けていると、今度は足許の岸壁の際でモゾモゾした違和感が伝わって来た。反射的に合わせを入れた所、今度は上顎にガッチリと針掛かりして、22cm程のアジ様。
日没時刻の17:33を過ぎたばかりの17:45頃のことで、まだまだ明るい時間帯。

この1匹を皮切りに3匹目、4匹目と順調に数が伸び、今日は良い釣りになりそうだと思ったのも束の間のこと。陽が落ち周囲の暗さが増して来るに従ってアタリが遠くなり、好調に釣り続けていた若者達のサビキにもサッパリと来なくなってしまった。

暗くなってからは、連続したアタリはなく単発ばかりで、それでもポツリポツリと拾う様な釣りで、この日、小生がツ抜けを達成したのは若者達が引き揚げて行った20:30頃のこと。
この時点でFKGW女史は13匹程と大差のない状況で射程距離の範囲内だと思っていた。しかし、日付が変わる頃にやっと20匹に達した小生に対して、その頃の彼女は25匹位で、差が縮まるどころか徐々に広げられて仕舞う始末。

日付が変わってからのFKGW女史のペースは変わらず、寧ろペースを上げる様に絶え間なくドラグをチリチリと鳴らしては釣果を伸ばしていた。特にこの日明け方近くになってから、1投1匹を演じているFKGW女史の姿が漁師と異名を取るSGMRさんとダブって見える程の絶好調振りには、只々感心するのみ。
一方の小生は、アジ様の屯している場所を探してプチ移動を繰り返したものゝ、一向に釣果を伸ばせず、日付が変わってからは6匹を獲ったのみ。

思い返せば、今シーズンの初め頃は、小さなサイズのアジ様FKGW女史のバケツに放り込んでいたのに、そんなことがあったのかと疑わざるを得ない程、FKGW女史の上達は目覚ましく、7月頃から、目を見張る程急速にアジングが上手くなって、今では、立場が逆転し完全に後塵を拝することになってしまった。

結局、この日のFKGW女史の釣果は、恐らく70匹は超えたのではないかと思うが、それにしても大差を付けられてしまったものだ。
この日は、一晩を通してチクとかコンと云った反響系のアタリは殆どなく、ムズやモゾと云った違和感系のものが殆どだった印象があり、そんな状況下でも、確実にアタリを出させる技法をマスターしたんだろうと思うが、未だにそれが出来ずウロウロとしている小生とのセンスの有無の結果が如実に表れてしまったものだろうと思う次第。

所で、もう一つのタチウオ調査の結果だが、合間合間にワインディングをしてみたものゝ、全く気配は感じられなかった。やはり孤島’では、もう少し先になるのだろうと思う結果だった。

2017年釣行記(58) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:9月19日(火)
潮回り:大潮(↓)

場 所:UMKZ-P
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回はHGS-OGSMでアタリらしいアタリもなくスゴスゴと引き揚げて来たので、今回は場所を替えてUMKZ-Pに行くことにした。
UMKZ-Pも8月に2度、出撃してその度に情けない思いをして帰って来た実績しかないが、他に思い当たる良い釣り場もなく、3度目の正直に期待しての出撃。

16:00頃、自宅を出発し、UMKZ-Pには予定通り17:20頃、到着。
駐車場に車を止めて岸壁を見ると、平日にも拘らず、結構な数のアングラーの姿がある。
クーラーやバッカンを手に空きを探して、暫く歩いてみたが、何処も割って入るには少々勇気の要る微妙な距離しか空いていない。そのまゝ歩を進めてスーパーの建物の陰で、一ヶ所だけ広めに空いている場所を発見。これを逃すとあぶれることにもなりかねないので、道具を置いて場所を確保した上で周囲を見やると、隣りのアングラーが留守にしているので、空いている様に見えただけ。とは云え、そのアングラーに遠慮して他の場所を探すにしても、なさそうなので、そのまゝ居座ることにして、準備に入った。

今回持ち込んだロッドは、ワインディング用のEarly+81Mとアジング用の8320#1Bの2本。
その2本にリールをセットしラインを通している最中に、隣りのアングラーが自転車に乗って戻って来て、何事もなかった様に釣りを始めた。様子を見ると4~5mの長いロッドにサビキをコマセなしでセットして、キャストすることもなく、ストンと底まで落とした上でロッドを小さくシャクッて誘いを掛けているだけ。
そして直ぐに、ティップの先が横で見ている小生にも判る程大きくクンクンとお辞儀をして、20cm強のアジ様を抜き揚げた。

アジ様が寄って来ていることが判ったので、先ずは1gのJHでアジングを開始。隣りは2匹、3匹と順調に掛けているので、直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、何も感じられない。そのアングラーに棚を訊けば、底だと云うので30、40、50カウントと沈めたが、底にはヘドロでも溜まっている様で、根掛かりすることもなければ着底した感触もなくて、何をしているか皆目判らなくなってしまった。そこで、今度は10カウントから5カウントづつ端を下げて探って見たが、これも空振り。
その内、群れが去ったのか、隣りも掛けることがなくなったが、すると直ぐに帰り支度を始める始末。釣り場に近く住んでいる人は、毎日の様に通って来て、釣れる時間帯だけ楽しんで、釣れなくなったら、サッと引き揚げて行く。無い物強請りをしても仕方がないが、小生もこんな生活をしたいと、つい思ってしまった。

隣りが引き揚げて行ったので、少し彼の居た場所寄りに移動していると、逆隣りのアングラーがワインディングでタチウオを掛けて獲り込んでいる所を目撃。
ならばと、Early+81Mにロッドを持ち替えてワインディングを開始。斜め右前方遠くに見える赤い電気浮子の灯りも、何やらおかしな動きをしているので、タチウオが回って来た・・・・・。
しかし、小生にはガツンと衝撃が来ることもなく、隣りもその1匹を掛けてからは何事も起きていない様子。

それからは、8320#1Bでアジングをしたり、Early+81Mでワインディングをしたり、どちらかに反応があれば、そちらに集中する所だが、どちらにも反応がなく如何にも落ち着かない釣り。

20:30を回り、後ろのスーパーから客に帰りを促す蛍の光のメロディーが繰り返し繰り返し流れて来て、こちらもスッカリ嫌気が差して、StopFishingとした。

そして、帰り支度をしている時に、フト、近くのMHRC-GNPKに寄って見ることを思い付いた。MHRC-GNPKは色々な魚種が釣れることで知られている釣り場で、勿論タチウオも釣れると聞いているので、様子を見ておこうと考えた次第。

着いて見ると、長い岸壁の半分以上に金網が貼られており、UMB-FP寄りに少し釣れる場所があるだけ。情報によれば護岸工事らしい。
空いているUMB-FPに近い岸壁に這い上がって、ワインディングをしたが、はやり岸壁に中央付近でなければ水深は余りない様で、少し油断をすると直ぐに根掛かってしまう。
タチウオのガツンはないし、根掛かりも激しいので、左前方に見えるUMB-FPの街灯が消えた22:00頃に、この日2度目のStopFishing。

と云う訳で、今回はアタリ一つさえない完全ボーズの屈辱感を胸に、次回は、豆アジだがアジングの実績のあるUMB-FPに久し振りに行ってみようと考えつゝ、帰路に着いた次第。

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