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2022年釣行記(64) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月15日(火) 16:40~21:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 6、アジ x 2
同行者:IKOKさん

実は昨日の14日にDKKに出掛けたのだが、強い北風に吹かれ寒く、その上アタリが全くない状況に堪らず、19:30頃、泣く泣く引き揚げて来たので、今回はその仕切り直し釣行。

15:30頃に、自宅を出発し、現地到着は16:00頃。

昨夜からこの日の午前中まで雨が降っていたので、釣り場には誰も居ないだろうと思っていたのだが、岸壁には、先行者が最奥と中央寄りに夫々居てビックリ。誰も居なければ、お気に入りの最奥に入ろうと考えていたのに、これでは仕方がない。昨日と全く同じ入口に釣り座を構えることにした。
次に驚いたことは、予報とは違って北風が強かったこと。
昨日、途中で釣りを断念したのは、翌日となるこの日の風は1~2mと弱い予報だったことを拠り所にしたためだが、実際には昨日並みの強さ。昨日に懲りて、今回は防寒対策はそれなりにして来たので、寒さの面では心配はないとは云え、風の弱さを当てにしていただけに、これにはガッカリ。しかし、時間が進むに連れて風は弱まるとの予報に望みを賭けて、釣りの準備に入った。

風が強い時間帯は刀狩りをし、収まって来てからアジングに切り替える算段で、16:40頃、Sephia S809M/Fのロッドに快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を組み合わせて、刀狩りを開始。

風は左手から右手への強い横風なので、テンヤを重めの1S(15g)にすれば良かったかと思いつゝキャスティングを繰り返して何投目かのこと。コツと感じる小さなアタリに、タイミング良く合わせが決まって、ガツン。
抜き上げた銀色に輝く獲物は、指4.5本の良型で、思わず良し!!
時刻は17:15頃で、実釣開始後30分程。こんなに早い時間から反応が返って来るとは思わなかったので、予想外とも云えるが、嬉しい口開けの1匹。しかも、コツと小さなアタリを取ったもので、これは小生が理想とする釣り方で、満足度は120%。

これは幸先が良いぞと後続を狙うと、それから約10分後の17:27頃、同じ様に小さなアタリを取って2匹目をゲット。

丁度、2匹目を始末してキャスティングを再開しようとした所に、IKOKさんが友人と連れ立ってやって来て、小生の隣り中央寄りに釣り座を構えアジングを開始。

そして、
17:39 3匹目
18:05 4匹目
18:48 5匹目
を掛けた所までは、至極順調に釣果を伸ばしこの日のタチウオ爆釣を確信。
所が、そんな甘い考えを吹き飛ばす様に、その後は、何度か合わせ切れないアタリはあったものゝ掛けられず、悩んでいる内に徐々にコンタクトが間遠くなってしまった。

19:00を回った頃、風が少し弱くなって来たので、アジにターゲットを切り替えて、久し振りにEmeraldas改でのキャスティングを開始。
すると直ぐに答えが出て、19:10頃、この日最初のアジを掛けたが、サイズは噂に違わぬでガッカリ。
お父さんかお母さんを呼んで来てと直ぐに海に帰って貰ったが、そのまゝ何処かに行ってしまったと見えて、何も反応が帰って来ない。

そこで又々タチウオ狙いに替えたり、アジングに戻ったりを繰り返したが、なかなか答えが出ず、6匹目のタチウオをゲットしたのは20:20頃。しかし、これは独り居残り残業をしていたタチウオだった様で、その後は全く音沙汰がなくなってしまった。
アジも20:40頃にを追加しただけで、結局、21:30頃、StopFishingとした。

所で、この日の刀狩りだが、テンヤの引き釣りは、夕マヅメの時間帯ばかりではなく日が沈み切った夜になっても釣果が出ると云われている。事実、UMB-FPでもこのDKKでも遅い時間帯に掛けることが多かったので、小生は夕マヅメ云々の時間帯については、これまでは全く気にしていなかった。しかし、意外なことに、この日は様相が少し違っていて、夕マヅメに釣果が集中していた。
出来れば夕マヅメだけではなく、これまで通り、遅い時間帯でも遊んで貰いたいのだが・・・・。

2022年釣行記(63) – AJ&EG

2022年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月11日(金) 16:30~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 13、イカ x 0
同行者:IMMR、ICNH、HRD各氏

前回の1年振りの陸っぱりハギングでは、キタマクラベラに弄ばれただけの見事な空振りに終わってしまった。そこで、江戸の仇を長崎でとばかりに、BY-BRDG陸っぱりハギングをする積もりで、すっかり準備を整えていた。所が、前日の夜、夕食を摂っている頃から、朝早く起き出して出掛けるのが、何となく億劫になってしまい、結局、中止とすることにした。
とは云え、早起きはしたくないが、魚釣りには行きたい
と云う訳で、代わりにDKKアジングをすることにしたのだが、最近は豆アジしか出ないとのこと。良型アジが交じるなら、アジだけを標的にする所だが、豆アジばかりではお土産にもならない。そこで、最近になっても釣果が出ているタチウオをお土産用に標的に加えようと考えたが、釣るのは面白いタチウオでも、食すのは少々食傷気味。そこで、釣果がチラホラと聞こえるアオリイカを、標的に加えることにした。と云っても、アオリイカは数が出るものではないだけに保険として加えるには、少々無理があることは充分承知しているが・・・。
と云う訳で、22~23cmクラスのアジを最低2匹、500g程度のアオリイカを1杯を目標にしてDKKに出掛けることにした。

自宅を15:30頃出て、現地には16:00頃に到着。
直ぐに獣道を抜けて、岸壁に出てみると、入口付近に年配のアングラーが一人居るだけで、府中からの煩い連中の姿はなく、ガラガラ状態。そこで、今回は最奥に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回持ち込んだアジング用のEmeraldas改、予備のSoare改、そしてエギング用のSephia SS S76ML-Sの3本のロッドの内、Sephia SSを先発に選び3号のエギを結んで、16:30頃、キャスティングを開始。

風は予報通り正面からの東寄りの風だが、それ程強くはなく、釣りへの影響は然程なさそう。海は、その風に吹かれてバシャバシャと波立ってはいるが、鏡の様な静かで穏やかであるよりも寧ろ、魚の警戒心が薄れて好ましく思える。

暫くの間、エギングを繰り返していたが緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんからのコンタクトはなく、日没時刻を過ぎて、徐々に周囲の暗さが増して来た所で、本命のアジ狙いに変更。
ロッドは、当然、Emeraldas改を手に、向かい風が気になるので3gのSキャリーを介した仕掛けでアジングに臨んだ。情報通りの豆アジ中心のアジングであれば、直ぐにでもコンタクトがあるだろうと思ったが、これは大甘で、全くコンタクトがない。

17:30頃、IMMRさんが到着。氏は昨日に続いて連荘の刀狩りとのことで、釣り支度を終えるや直ぐに入り口付近に戻って行ってしまった。

小生の方は、表層付近からボトム付近まで、色々とレンジを変えてアジの居場所を探したが、全くコンタクトがない。その内、根掛かりSキャリーを奉納する羽目になり、正に踏んだり蹴ったり
そこで、予備のSoare改を引っ張り出してアジングを続けたが、コンタクトはないまゝ。

18:00頃、ICNHさんHRDさんが連れ立って登場して来て、今夜の役者が揃い、HRDさんは入口付近で刀狩りICNHさんは小生の隣りでアジングと期せずして二組に分かれての釣りを展開することになった。

その頃から、ポツリポツリとアジからのコンタクトが出始めたが、針掛かりさせられない。上手く針掛かりさせても、抜き上げる際に外れてオート・リリースの結果になってしまったりと、フラストレーションが溜まる状況が続き、この日の口開けの1匹を、何とか手に出来たのは、18:20頃。
サイズは、情報通りの15cm程の豆アジだが、それまで苦労させられていたので、ヤレヤレと云った所。
そして、その直後に、同サイズを追加。
これで調子が出て来たかと思ったが、3匹目の豆アジを掛けたのは、暫く間を置いた18:40頃で、本調子と云うには、今一歩。

その後は、
18:59 4匹目
19:00 5匹目
19:10 6匹目
19:49 7匹目
19:51 8匹目
19:53 9匹目
20:11 10匹目
20:46 11匹目
20:48 12匹目
20:51 13匹目
と、パタパタと来ては、少し間を置いて、又、パタパタと退屈しない程度の間隔でコンタクトがあったのだが、お土産にする程のサイズは来ず、全て所謂豆アジばかり。

アジが途絶えた時間帯には、エギング・ロッドを持ち出してアオリイカの反応を伺ったが、やはり、片手間では難しいターゲット。この日は、一度だけクンとロッドのティップが入る動きはあったが、これがアオリイカの反応だったのか、波の動きだったのか・・・。

結局、この日は当初の目標を達成することは叶わず、21:40頃、StopFishingとして、22:00頃、帰路に着いた次第。

所で、刀狩りに回った二人の釣果だが、IMMRさんが2本、HRDさんが1本と盛期は過ぎた様子ながら、出れば指4本クラスと陸っぱりでは充分良型と云えるサイズ。ギラギラと銀色に輝く良型を目の当たりにすると、やはりエギングの選択は間違えだったかと思えて来る。

2022年釣行記(61) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月04日(金) 16:30~21:30
潮回り:若潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 4、アジ x 3
同行者:KMI、ICNH、HRD、IMMR各氏

予報によると、この日は北東の風が5mとのこと。となると、DKKでは強い向かい風になるのでやり難い。しかし、KMIさん他仲間の面々は、意に介すこともなく出漁するだろう。で、小生はどうするか・・・・。
最近のDKKは、アジは出てもばかりで調子はもう一つ良くないので、孤島釣行であれば迷うことなくパスする所だが、好きな時に引き揚げられるDKKなので、兎に角、行ってみることにした。

いつもより少し早い15:30頃に、自宅を出て、16:00を少し回った頃に現地到着。直ぐに車から出てみると、周囲の建物に遮られている筈にも拘わらず、予報に違わずかなり強めの風が吹き込んで来ていて、竿を出せるか心配になる程。
不安な気持ちを胸に岸壁に出た所、強い向かい風のために、海はザワザワと波立っていて、いつもの穏やかさはない。
そんな状況にも拘わらず、3人のアングラーの姿があり、その内の二人は、府中からやって来る顔見知りの年配者で、風が強いから、釣りにならないよといつもの様に大声で話し掛けて来た。この二人は、珍しいことに最奥から6~7m中央寄りで竿を出していたので、好きな最奥に入ろうかと一旦は思った。しかし、大声で話しかけられたり、愚痴を聞かされるのも面倒臭いので、君子危うきに近寄らず。正反対の入り口に釣り座を構えることにした。

今回は欲張って、刀狩り用のSephia S809M/Fアジング用の8320#1Bエギング用のSephia SS S76ML-Sの3本を持ち込んだが、強い向かい風のためエギングは、先ず無理。刀狩りは何とか成立するが、アジングはかなり難しくなりそう。
と云う訳で、刀狩りをメインにすることにして、手持ちの中では最も重たい快適波止タチウオテンヤSS1S(15g)をチョイスし、先ず、様子見のキャスティングをしてみた。すると、予想していたことだが、着水間際にテンヤが風に押し戻されて、全く距離が出ない。と云っても、タチウオは岸壁にかなり近い所でコンタクトして来ることが多いので、何とか成立するだろう。

そうこうしている内に、KMIさんが到着し、アジングをすると云って最奥に釣り座を構えた。

16:30頃、日没直前で周囲はまだまだ明るいが、本格的にキャスティングを開始。
タチウオは、夕間詰めが最も活性が高いとのことなので期待をしたのだが、海が荒れているせいか、何も音沙汰がない。しかし、幽霊魚との異名を持つタチウオ神出鬼没なので油断ならず、いつアタリがあっても、タイミング良く反応出来る様に備えておく必要がある。
と云う訳で、暫くキャスティングを繰り返したが、反応が感じられない。刀狩りの際の小生の釣り方は、ロッドを斜め上方に構えて軽いリフト&フォールを繰り返す方法なのだが、この釣り方では、この日の様な強風下では、風に吹かれて膨らんだラインに引っ張られて、テンヤが意図しない動きをしている可能性がある。
そこで、めったにしないアクションだが、ロッドのティップを海面に向けて、軽くトゥイッチさせる動きにしてみた。
すると、この動きが良かったのか、反応が帰って来て、ゴン。
抜き上げた獲物は、指4本クラスの良型で、時刻は17:20頃。

それから程なくして、17:30頃(?)、ICNHさんが登場して来て、最奥でKMIさんと並んでアジングを開始。

風は弱まる気配も見せず、時折、身体をグラリと揺らす程の強さで吹き続いていて、やり難くて仕方がない。時々忘れた頃にゴツンとアタッて来るが、風で膨らんだラインのせいか、バシャンバシャンと荒れて波立っている海のせいか、はたまた肩から先(腕前)のせいか、針掛かりさせても外れてしまうことが多い。しかも、一旦、バラしてしまうと、テンヤを追い掛けて来る気配なく、活性もそれ程高いとは云えない様子で、この日、2匹目を獲ったのは、1匹目を獲ってから約30分後の17:50頃。

18:00過ぎ、HRDさんが登場。一昨日、昨日、今日と3連荘となるHRDさんは、今回は刀狩りに精を出すとのことで、小生の隣りに入釣してワインディングを開始。

その頃には、タチウオの気配がなくなったので、アジングをすることに。
JHは、強い風を考えて通常よりも重たい1.2gを使ったのだが、全く沈んで行かない。
そこで、更に重たい1.5gのJHにして、何とか沈めると、モゾモゾとした違和感があって、18:15頃、この日の最初のアジをゲット。
サイズは21cmあるかないかだが、隣りのHRDさんによれば、昨日はそれより遥かに小さな豆ばかりだったので、それに比べると、良い方だとのこと。

その後、同サイズを2匹追加したが、何れもどちらかと云うと向こう合わせに近いもので、釣った感に乏しいものだった。

それから間もなくして、アジからの反応もなくなってしまったので、刀狩りに変更。

3匹目のタチウオを掛けたのは、丁度19:00頃。
いつ廻って来るかも知れない反応を待ちながら、斜め左にキャストしてトゥイッチさせていると、何の前触れもなく突然ゴン。引きもこれまでの様に強かったのだが、抜き上げてみると指3本にも満たないベルト・サイズ。季節が進んだ影響もあるのだろうが、DKKタチウオ指4本前後がアベレージと思っていただけに、これにはビックリ。この獲物は、目に貼り掛かりしていたのでリリースせずにキープしたが、可愛そうなことをした。

その後は、アジからもタチウオからも音沙汰がなく、中弛み状態。

19:30か20:00頃だったか、やっと着いたヨと云いながらIMMRさんが真打ち登場とばかりに姿を現し、最奥のKMIさんICNHさんと合流。

これで、この日のメンバー5人が揃ったが、状況は相変わらず芳しくなく、最奥の3人が、豆アジをポツリポツリと拾っているだけで、タチウオは完全に気配を消してしまった。

この頃には、小生はタチウオ3匹、アジ3匹と、ご近所や自宅への土産は確保出来ていたので、まだタチウオを掛けていないHRDさんと釣座を代わったり、キャストする方向の助言をしたりと、専ら裏方に回っていた。

しかし、タチウオが回って来なければ、結果が出ることはなく、その内、HRDさんは運悪く根掛かりで、ライン・ブレイク。キャストし続けても成果が上がらず、トドの詰まりがライン・ブレイクと来ては、慰めのし様がない。
代わりに、小生がHRDさんのお土産を獲ってやるとキャストすると、ゴン。
タイミングが良いのか悪いのか?
兎に角、HRDさんのライン・ブレイクがなければ、HRDさんが掛けていた公算があっただけに、HRDさんにはツキがなかったと云うべきか・・・・。

結局、20:45頃に掛けたこのタチウオHRDさんに進呈して、21:30頃、StopFishingとした。

2022年釣行記(59) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:10月28日(金) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1
同行者:KMI、HRD、IMMR各氏

昨日の二兎を追った結果を反省した訳ではないが、ターゲットをアジだけに絞って、小生にとっては例外中の例外となる連チャン釣行をすることにした。

昨日と同じ16:00頃に自宅を出て、16:40頃、DKKに到着。
直ぐに岸壁に出てみると、入り口に餌釣り師が一人、中央付近にアナゴ狙いのアングラーが一人、そして、最奥には何度か見掛けたことのある二人組のアングラーが入っていたので、昨日と同じ場所に釣り座を構えることにした。

入り口の餌釣り師のロッドに付けられている鈴は、小生がEmeraldas改にラインを通すなど準備をしている最中にも、煩いほど鳴り、豆アジが次から次に釣り上げられており、サイズはもう一つだが活性は高そう。
今日は、アジにターゲットを絞って正解だった・・・?
と思いつゝ、2gのSキャリーを介したシステムで、17:00頃、キャスティングを開始。
すると、1投目から反応があって、12cm程の豆アジがロッドを曲げてくれた。
初っ端から豆アジとは、余り歓迎出来るものではないが、隣りの餌釣り師の獲物も同サイズなので贅沢は云えない。
豆アジが続いても、その内お持ち帰りサイズが紛れて来る筈とアングラー特有の前向きな考え方をしてキャスティングを続けた。しかし、アタリがあっても針掛かりさせられず、そうこうする内にアタリが遠くなり、遂には全く反応がなくなってしまった。

17:20(?)頃、KIMさんが登場して来て、小生と中央付近のアナゴ狙いとの間に釣り座を構え、その後HRDさんがやって来て、小生とKMIさんの間に入ってキャスティングを始めた。しかし、コンタクトは全く感じられず、気が付けば餌釣り師のロッドに付けられている鈴も鳴らなくなって、どうやら豆アジの群れも何処かに去って行ってしまった様子。
その内、その餌釣り師はタチウオにターゲットを切り替えた様子で、緑色の電気ウキの灯りが、波間にユラユラと揺れだした。後からKMIさんから聞いた話では、この餌釣り師はタチウオ・マスターと呼ばれる程の手練とのことで、その異名に違わず、その後間もなくして指4本サイズの良型をゲットしていた。更に、小生が引き揚げる頃には6本のタチウオをものにしており、面目躍如と云った所。

18:30(?)頃、IMMRさんが登場。小生は、直ぐにでも釣りを始めたくて、釣り場に着くや否や時間を惜しむ様にして準備を始めるのだが、IMMRさんはその様なこともなく、悠然と煙草を燻らせながら先行者の釣りをニコニコと眺めている。この辺に氏素性が出て来るのだろう。

この頃になっても、アジからは音沙汰なし状態が続いており、昨日の釣りの疲れもあってか、早くも集中力は途切れ途切れ。

19:30を回った頃、奥に陣取っていた二人組が引き揚げていったので、HRDさんと小生は、溺れるもの藁をも掴む心境で、場所を移動。
最奥のベスト・ポジションなので、何か変化があるのではないかと期待をしたが、見事に外れてしまい、21:00頃、完全に打ちのめされてHRDさんと二人連れ立ってStopFishingとした。

所で、最奥に入っていたアングラーだが、口数が多くて大声で喋る御仁で、府中から遥々やって来ている由。この日、この御仁は仲間と二人で入釣していたのだが、長い竿を10本近くも出していて、岸壁のほゞ半分を独占している始末。
他にアングラーが居ない貸切状態であれば、何本竿を出そうが、好きにすれば良いが、他のアングラーが入って来た際には、竿の何本かを片付け、場所を空ける位の気遣いは欲しいものだ。特にこのDKKの様な小さな釣り場では、尚のことで譲り合って楽しみたいと思う。だが、この二人組はその様な気配は微塵も見せず、我が物顔で岸壁の半分を独占していた。
入釣した際、随分竿を出しているね。そんなに沢山竿を並べても釣れないヨと皮肉を込めて声を掛けたが、蛙の面に何とやら・・・・

2022年釣行記(58) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月27日(木) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 1
同行者:IMMRさん、KMIさん

今週も天候に恵まれず、木曜になってやっと釣行出来る状況になって、勇躍DKKに出掛けて来た。

16:00頃、自宅を出発し、現地には16:40頃に到着。
早速岸壁に出てみると、入口、中央、最奥付近にそれぞれ先行者の姿があるので、入り口から14~15mの中央寄りに、取り敢えず道具を置いて釣座を構えることにした。

この日の狙いは、タチウオに重点を置き、あわよくばアジも手にしたいとする贅沢なもの。過去の経験から、この様な欲張った目標を立てても、無惨な結果になることは、充分承知している。そこで、飽く迄もタチウオを中心とする旨固く決心して、先ず刀狩りの準備を始めた。

すると丁度そのタイミングで、前日に続いて連チャン釣行となるKMIさんが登場。この日のKMIさんは、22日の土曜日に秘密のポイントで良型タチウオを爆釣したので、タチウオには食傷気味とのことで、アジのみを狙うと奥に釣り座を構えた。そして、KMIさんを追い掛ける様にしてIMMRさんが登場し、小生と並んで刀狩りをすることに。

17:00頃、背後で準備をしているIMMRさんを置いて、刀狩りを開始。代り映えしないが、いつもの様にSephia S809M/Fのロッドに、風もなく海は凪いでいるので、快適波止タチウオテンヤSSは軽目の3S(8g)をチョイス。
すると1投目から、コツコツとテンヤを啄いている様な反応が帰って来た。そして、2投目にも同じ様にテンヤを追尾しながら、啄く感触が伝わって来た。
居るよ、居るよ!
背後で釣りの準備をしているIMMRさんに年甲斐もなく興奮気味に声を掛け、次に反応があったら・・・と3投目を試みた。所が、3投目には反応が返って来ず、4投目、5投目にも無反応。獲物は何処かに行ってしまったと見えて、ピタリと反応が消えてしまった。
それでも、近くに居る筈だとキャスティングを繰り返したが、完全に音沙汰なしの状態になってしまった。こうなると、やはり気になって来るのはアジの状態。KMIさんに様子を訊ねると豆アジだが釣れているとのこと。

そこで、タチウオが回って来るまでの時間潰しと自身に言い訳をして、最奥に入っていたアングラーが引き揚げた後に釣座を移しEmeraldas改を手にアジングを始めた。
すると直ぐに答えが出て、18:25頃、22cm程の良型アジをゲット。取り敢えず獲物を手に出来たのは嬉しいが、1匹ではどうしようもない。せめて1匹追加して2匹は欲しいアジングに力を入れたが、アジからの音沙汰はそれっきり。

そしてタチウオからもアジからもコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、20:00を回った頃になって、このまゝでは虻蜂取らずになってしまうと考えて、この日の初心に戻って刀狩りに専念することにした。そして何とかタチウオの気を引けないか4S(5g)2S(11g)とテンヤの重さを替えてキャスティングを繰り返した。
しかし、全く気配がない。

20:30を回り、KMIさんが引き揚げる準備を始める頃になっても、音沙汰が無いまゝの状態に嫌気が差して来て、里心が付いたが、もう少しやってみよう
何とか自身を鼓舞してキャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくコンと反応があり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で、タチウオであることを確信。
時刻は20:45頃のことで、銀色に美しく輝く魚体は指4本の良型。

これに気を良くして、追加を狙ったが迷子のタチウオだった様で、又々音無しの状態に陥ってしまった。これで今日の釣りは終わりかなと半ば諦めつゝキャスティングを続けていると、またもや、いきなりのゴツン。
指4本クラスの良型タチウオを追加できた所で、21:30頃、StopFishingとして帰路に着いた次第。

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