2023/12/20
2023年 Mebaring 釣行記
日 時:12月20日(水) 16:45~22:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10、アジ x 1
同行者:単独
12月にも拘わらず暖かい日が続いていたが、突然、冬将軍が目を覚ましたと見えて、冬模様に様変わりし、一気に寒さが襲って来た。こうなると、北風が吹く中岸壁に立つことが億劫になろうと云うもの。それでも、アジの釣果が得られるのであれば、寒さを堪えて・・・と云うこともあり得るが、肝心要のアジが期待出来ない状況になってしまっては云わずもがな。
と云う訳で、定例の月曜or火曜は釣行せずにいたのだが、たった2日で禁断症状が出てやはり釣りに行きたい。そこで、アジが駄目ならメバルはどうか?とMHR-KGNの風の状況をチェックしてみると、西風が3mとのこと。南西の風であれば申し分のない所だが、北風や東風ではないので、何とかなるだろうと、今季初のMHR-KGNでのメバリングをすることにした。
久し振りに高速を走り、16:30頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、予報と違って風は殆吹いておらず、海面から頭を出しているテトラ帯が点々と見え、懐かしい気がして来る。
今回、使用するロッドはSoareXR S76UL-T。出来ればベイト・ロッドを使いたかったが、今シーズン始めてのMHR-KGNでのメバリングなので、どんな状況でも対応出来るスピニング・ロッドを選択したもの。
16:45頃、 Slim 60SSをパイロット・ルアーに選んで、18番スポット付近に立ってキャスティングを開始。
そして、何投目かで、斜め右前方のテトラ帯とテトラ帯の切れ目に向かってキャストした所、見事にラインがテトラに引っ掛かって、ライン・ブレイク。風が殆んどなかったので、横着をして斜めにキャストしたのだが、これが良くなかった。僅かな風に軽いPEラインが流された様で、開始早々にライン・システムを組み直さねばならない羽目になってしまった。
開始早々で良かった。時合の時だったら、目も当てられないよ・・・と自らを慰め、岸壁にしゃがみ込んでライン・システムを組み、改めてキャスティングを始めたが、反応が返って来ない。
そこで、例によって蟹の横這い釣法で円らな瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処に居るのかさっぱり反応が返ってこないので判らない。と云う訳で、プラグを諦めて0.8gのJHにガルプのベビーサーディンを組み合わせたジグ単に切り替えた。
すると、ようやく答えが出て、本命の可愛娘ちゃんをゲット。
ポイントは32番スポット付近、時刻は17:30のことで、サイズは15cm程のロリ・メバルで物足りないが、兎にも角にも、無事今シーズンの幕開けが出来ホッとした。
この娘にはお父さんかお母さんを呼んで来る様にと云い聞かせて写真撮影後直ぐに海に帰って貰ったが、その後は音沙汰がない。MHR-KGNでは、同じポイントで複数のメバルをものに出来ることは、滅多にないので、直ぐに場所を移動。
そして、17:41、2匹目を40番スポット付近でゲット。これは21cm程の、MHR-KGNでは良型と云って良いサイズだったが、以降は音無しの構えになり、3匹目を掛けたのは、それから40分も経過した18:25のことだった。しかも、サイズは最初の1匹と同じ15cm程度で、ガックリ。それでも、反応があるだけ、まだ良いとキャスティングを繰り返した。すると、時々ブルブルと感じるコンタクトがあるが、針掛かりさせられない。経験上、この様なアタリ方をするのはロリ・メバルなので、針掛かりさせられなくても良いのだが、釣りをしている以上は何とか掛けたい。と思っている内に、そんなアタリもなくなってしまった。
そこで、気分を変えるために、パンを齧って小休止。
MHR-KGNのメバリングは、2021年の後半からガクンと調子が悪くなり、以降回復しないまゝだったが、今日の状況を考えると、やはり回復には程遠い印象で、寧ろ2020年までが良過ぎたと云うべきかも知れない。となると、調子が良かった頃を念頭に置くのではなく、昨年や一昨年の状況が常態だと考える必要がある・・・・・。
そんなことを考えながらパンを齧っていた訳だが、フト、テトラ帯のラインを越えた沖目を狙って、ワームをゆっくりと流してみようと思い付いた。実は、昨シーズンの海藻が繁茂していた時期に、ISBSさんがよく使っていた方法だが、ものは試し。
そして、システムを組み直してキャスティングを再開したが、効果がない。
この日は、凸部の手前までをジックリと探ってみる予定だったので、岸壁の入口に近い18番スポット付近から始めたのだが、仕方がない。予定を変えて、凸部、場合によっては凸部の先も探ってみることにした。
すると、これが良かったのか、凸部の根元の85番スポット付近で、20:02に4匹目をゲット。そして、5分後の20:07に89番スポット付近で5匹目を掛け、ようやく調子が上向きになって来て、この調子で行ければ・・・。
そして、10分後の20:17の100番スポット付近でのこと。
コツンと感じる極小さなアタリにタイミング良く合わせが決まった瞬間、ゴツと重たい引きが伝わって来て、ドラグがジーッと鳴る程。
何とか寄せて来て抜き上げようとしたが、上手く行かない。玉網は持って来ていないし、近くに他のアングラーの姿もない。仕方がないので、仕切り直しをして慎重に抜き上げた獲物は、腹ボテ気味の、手尺でだが、25cmを超える大物。
これに気を良くして、キャスティングを繰り返し、20:24、20:29に立て続けに獲物をゲット。
イヨイヨ調子が出て来た。これからだ!!
とほくそ笑んだが、その後は反応が遠くなって、9匹目をゲットしたのは、約15分後の20:45で、これを最後にコンタクトがなくなってしまった。
こうなると、何とかツ抜けを達成したいと思うのは、アングラーの性。10匹目を求めて凸部の先にまで足を伸ばしてみたが、音沙汰がない。
仕方がないので、21:00頃、120番スポット付近から折り返しに入り、復路の103番スポット付近で、ようやくツ抜けを達成。
その後は、目ぼしいポイントをチェックしながら戻り、75番スポット付近で外道の豆アジを掛けたのを最後に、可愛娘ちゃんの追加は出来ず、22:20頃StopFishingとした。
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17:30 1匹目 32番
17:41 2匹目 40番
18:25 3匹目 60番
20:02 4匹目 85番
20:07 5匹目 89番
20:17 6匹目 100番 25cm超
20:24 7匹目 101番
20:29 8匹目 104番
20:45 9匹目 112番
21:10 10匹目 102~103番
21:46 75番 アジ
2023/12/14
2023年 Ajing 釣行記
日 時:12月14日(木) 16:20~21:30
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 1、メバル x 1
同行者:単独
前回の月曜日は、北風が3~4mの予報にも拘わらず釣り場に行ってみると、風は強かったが、何とか釣りは出来た。今回はそれよりも弱い北風2mの予報。であれば、大丈夫だろう。釣りが出来ない程の風だったら、引き返せば良いと行くことにした。
現地到着は15:50頃。
岸壁には、救命胴衣付近で長い竿を振ってジグ・サビキをしている若者が一人だけだったので、今回も最奥に釣り座を構えて、準備に取り掛かった。
今回持ち込んだロッドは、SoareXRとBlueCurrentⅢ 69/Bの2本。自宅を出る直前までは、短いBlueCurrentⅢ 53/Bを使う積りだったが、思い付いて1年程前にメバリング用に入手した69/Bに替えたもの。
16:20頃、SoareXRに2gのナツメ錘のキャロライナ・システムでこの日のアジングを開始。
風はそよ風程度で釣りには影響はないが、潮が左から右に早くて、2gの錘では流されてどうしようもない。と云う訳で、10分程で69/Bに持ち替えてベイト・アジングを開始した。
潮の流れは沖目よりも岸壁際の方が緩く、1.0gのJHでも何とかなりそう。
しかし、釣れそうな雰囲気は全く感じられず、ひょっとすると・・・。
そんなことを考えながら、キャスティングを繰り返していると、いきなり、JHを引っ手繰る様な強いアタリがあって、この日の口開けをゲット。サイズはお土産にするには充分な22cm。
時刻は16:42のことで、この1匹を皮切りに雰囲気が出て来て、16:48、16:53と立て続けに抜き上げた。
釣りを開始して30分程で、まだまだ明るさの残る時間帯での3匹は出来過ぎの感はあるが、いずれも20cm超に気を良くして、
この調子で行けば、ツ抜けは時間の問題・・・!?
と甘い考えが頭に浮かんで来た。
しかし、こんなことを考え出すと事態は悪い方向に行くのは、釣りではよくあることで、この日も例外ではなく、ピタリと反応が消えてしまった。
その後は、JHの重さを替え、表層、中層、底付近とレンジを替え、キャスト方向を替え等々、手を変え品を変えして色々とやってみたが、全て無駄骨で、コツリとも反応が返って来ない。
最初からこの日は3匹しか釣果がないと分かっていれば、例えサイズは良くてもリリースする所だが、ツ抜けは時間の問題と思っていただけに、この3匹は血抜きまでしていた。しかし、ご近所へのお土産にするには、数が少な過ぎる。せめて、この倍は欲しいし、小さな群れでも回って来れば、簡単に数を揃えることは出来る。
と云う訳で、小生にしては珍しく粘りに粘ったが、音無しの構えが解ける気配もないまゝ時間が経ち・・・。20:04にこの日の記録となる24cmを交通事故的に掛けたのが、この日の最後の獲物。
結局、21:30頃、精根尽き果ててStopFisingとして、疲れた体を引き摺って帰路についた。
温暖化の影響で、12月も中旬だと云うのに、異常な程に暖かい日が続いているが、KMI’sのアジもソロソロ終盤。これまでは、自宅から車で30分程のKMI’sでもそこそこ釣果があって愉しめていたので、湘南の達人のYTさんからメッキ情報を頂いても、中々腰が上がらなかったのだが、そろそろ、アジ以外のメッキやメバルに目を向けても良い時期になったのかも知れない。
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16:42 1匹目
16:48 2匹目
16:53 3匹目
20:04 4匹目 24cm
2023/12/11
2023年 Ajing 釣行記
日 時:12月11日(月) 16:15~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 13
同行者:単独、(IKOKさん)
予報では、月曜も火曜も夜には3~4mの北風が吹くとのこと。
異常気象の影響で、今年の夏は身体が溶け出してしまいそうな酷暑の毎日だったが、冬になってもその影響は冷めておらず、異常に暖かい日が続いている。とは云っても、3~4mの北風が吹く冬の夜に出掛けたくはない。しかし、翌火曜は北風に加えて雨まで降るらしい。
と云う訳で、寒ければ早上がりをすることにして、兎に角、行ってみることにした。この辺は釣り場のKMI’sが、自宅から12km程の車で30分もあれば行き来出来る近場なので、気楽に考えることが出来、都合が良い。
17:50頃、現地に到着。
岸壁には、中央付近に長いロッドを3本も出している餌釣り師が一人だけだったので、今回も最奥に釣り座を構えて準備に掛かった。
今回もSoareXR S76UL-TとSaltyStage改の2本のロッドを持ち込んだが、予報通り北風が強かったので、SoareXRだけを使うことにして16:15頃、キャスティングを開始した。
風がそれ程強くなければ、前回と同じキャロライナ・システムで沖目を狙う積もりだった。しかし、生憎なことに、予報通り強めの北風が吹き抜けている。こうなると、沖目を狙ってラインを長く出せば出す程、風の影響を強く受けることになり、釣りにならない。と云う訳で、取り敢えず1.0gのJHでジグ単でスタートしてみたが、左から右への強い北風に加えて、潮の流れも左から右に頗る早くて1.0gではどうにもならない。そこで、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えたが、幾分ましになったものゝ大同小異。
時間的には、日没時刻前だが空はどんよりと曇っていて、周囲はもう薄暗くなっており、アジからの反応があるかも知れないと期待をしたが、気配も感じられない。
それどころか、風に吹かれたラインが頻繁に膨らんだり張ったりして、アジがコンタクトして来ているのかどうかも判らない。事実、この日の口明けの1匹を掛けた時も、ロッドを煽ってJHの存在を確認しようとしたら掛かっていたと云うもので、釣れちゃった感満載。
向こう合わせだったのでアジングとしての面白さは全くないが、それでも1匹は1匹。しかも22cmの良型だったので、お土産用にキープすることにした。
しかし、1匹だけでは老夫婦用としても足りないので、せめてもう1匹だけでもと、追加を狙ったが、強い北風と早い潮の流れで、やり悪くて仕方がない。
それでも、キャスティングを繰り返して、忘れた頃に返って来る反応を拾って、何とか18:35に5匹目をゲット。その内の3匹は、20cmに少し足りないリリース・サイズや豆サイズで、調子が良くならない。
その後は、忘れた頃の反応もなくなって、6匹目のリリース・サイズを掛けたのは約40分後の19:12だったが、これもはぐれアジと見えて、単発。
それでも、ひょっとすると、回って来るかも・・・とキャスティングを繰り返したが、アジの反応もなく、加えて収まる気配のない北風と緩まない潮の流れにも嫌気が差して来て、いつも20:00頃に姿を見せるIKOKさんが来ないのであれば、引き揚げる積りで、来るかどうかを打診。
そして、返事が入るのを待ちながら、キャスティングをすると、思い掛けないことに、1投目から反応が返って来て、19:39に7匹目をゲット。これはリーリース・サイズだったが、反応があった中層付近を狙ってキャストすると、コツッ。これに気を良くして中層付近を狙って、19:39から19:56までの15分程の間に5匹を追加。
20:00頃、時間通りにやって来て釣り支度を始めた20:00の男のIKOKさんの様子を見ながらキャストして、20:01に12匹目をゲット。
ようやく、アジが回って来た!
IKOKさんも丁度良いタイミングで来たね。
とIKOKさんに話し掛けながらキャストを繰り返し、13匹目を掛けたのだが、どうやらシーバスに喰われたと見えて鋭いツッコミに敢え無くライン・ブレイク。
そして、小生がライン・システムを組み直している間に、IKOKさんに小生の立ち位置に入って貰った所、見事に良型アジをゲット。
これで、二人共ニコニコ顔になって、やる気になったのだが、肝心要のアジからの反応がなくなってしまった。
しかし、IKOKさんは来たばかりで気合充分。小生も直前に良い思いをしているので、まだまだやる気は残っている。次の回遊を待ってキャスティングを繰り返した。
しかし、梨の礫。
こうなると、16:00過ぎから釣りをしている小生の気力が萎えるのは、時間の問題。結局、獲物としては交通事故で20:14にこの日最大の25cmを掛けたのが最後で、1時間程粘って、21:20頃、StopFishingとした。
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16:43 1匹目 22cm 19:56 11匹目
17:04 2匹目 R 20:01 12匹目
18:08 3匹目 20:14 13匹目 25cm
18:29 4匹目 R
18:35 5匹目 豆
19:12 6匹目 R
19:39 7匹目 R
19:42 8匹目
19:46 9匹目 23cm
19:48 10匹目 R
2023/12/08
2023年 Ajing 釣行記
日 時:12月08日(金) 16:20~21:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 8、カサゴ x 2
同行者:単独、(KMI、ICNH、HRD各氏)
小生は、毎年、自分の年齢数と同じ回数だけ釣りに出掛けることを目標にしており、これをエイジ・シュートと称しているのだが、今回で今年の釣行は77回目、一方、年齢は77歳。
と云う訳で、祝・エイジ・シュート達成!!
16:00少し前に、現地に到着。岸壁に出てみると先行者の姿はなかったので、迷うことなく最奥に釣り座を構えて、準備に取り掛かった。
今回持ち込んだロッドは、SoareXR S76UL-TとSaltyStage改の2本。
SoareXR S76UL-Tは、前回の釣行で、KMIさんがアジは沖目に付いていると呟いていたので、沖目狙い用に持参したもの。足許の近場狙いであれば、短いベイト・ロッドのSaltyStage改で、何ら問題はないが、軽い仕掛けを沖目に届けるにはやはり長めのスピニング・ロッドの方が有利と考えたもの。
風は右手から左手に吹くそよ風で、波もなく、好不調の波が大きくなって来たアジのご機嫌さえ良ければ、楽しめそうな雰囲気の中、SoareXRを先発に選び、2gのナツメ錘を使ったキャロライナ・システムで、16:20頃、キャスティングを開始。
久し振りに手にするスピニング・ロッドの感触を懐かしく思いながら、キャストし着底した後、軽いリフト&フォールを繰り返しているとロッドのティップがグーッと入る反応があった。手許には何も感じなかったが、反射的に合わせを入れた所、明らかに生命体が抵抗する感触が伝わって来た。
よっしゃ!!
残念ながら、これは途中でバレてしまったが、今日は良いかも・・・と期待に胸が膨らむ瞬間だった。
その後も何度か反応があったが、中々タイミングが合わず、空振り続き。
おかしいなぁと思いつゝキャスティングを繰り返し、16:38、ようやくこの日最初の1匹をゲット。サイズは21cm程で、のっけからの良型に気を良くしてこれならお土産に出来ると始末をして、追加を狙った。
しかし、小生の思いとは逆に、徐々に反応がなくなってしまい、早くも夕マヅメのゴールデン・タイムは終わってしまった様子にガックリ。
そうこうする内、17:00頃(?)、ICNHさんが登場。彼は、小生の中央寄りに釣り座を構えてアジングを開始し、程なくして本命をゲット。
それを見て、近場を狙うために、ロッドをSaltyStage改に持ち替えてベイト・アジングを開始。しかし、反応が返って来る気配は皆無。
17:30頃(?)、KMIさんが姿を見せ、奥から小生、ICNHさん、KMIさんと並んでアジングをすることになったが、アジの反応は相変わらずで、ICNHさんが忘れた頃にロッドを曲げるだけ。彼の向こう隣りのKMIさんの様子は判らないが、少なくとも頻繁にアジを掛けている様子はない。
18:00頃(?)、HRDさんが真打ち登場とばかりにやって来て、中央付近に入った。これで役者が揃った格好だが、観客の入りは良くなることもなく、3人の話し声が聞こえて来るだけ。
小生が、2匹目のアジをゲット出来たのは、口開けの1匹から1時間以上も経過した18:02のこと。そして、その7分後の18:09に豆アジだが、ロッドを曲げてくれたので、ようやく、回って来てくれたと喜んだのも束の間。その後は又々、ピタリと反応が消えてしまった。
早くも12月の最初の1週間は過ぎ、3週間も経てば新年を迎えると云うのに、異常な程に暖かい日が続いていて、真冬の装備では汗をかく程。この日も虫が顔の周りを飛び回って煩く、海の中の季節も移ろいが遅くて良い筈だが、どうもそうではなさそうな印象で、アジの活性は徐々に低くなって来ていることは確実。
そこで、気分転換のために、ロッドをSoareXRに持ち替えて、長竿でのアジングに切り替えることにした。仕掛けもキャロライナ・システムから少し重めの1.3gのJHを使ったジグ単に替えて、キャスティングを始めた。
しかし、相変わらず、反応はない。
駄目な時は、何をしても駄目だなぁ・・・と思いつゝ、キャストを灯りが届いていない暗い方向にして見た。すると、思い掛けなくコツンとはっきりとした反応が返って来て、こちらは胸がドキン。この時は、余りにも突然のことだったので、空振りをしてしまったが、アドレナリンがどっと溢れてやる気満々。
そして、18:28にようやくこの日4匹目を掛け、18:31、18:36に立て続けに本命をゲット。これで上り調子になるかと思ったが、これがこの日のハイライト。その後は、又もやダンマリの世界に戻ってしまった。
19:00頃、少し早めのコーヒー・ブレイクをし、19:30頃、早上がりのICNHさんを見送ったり・・・・・・。この頃には、完全に気持ちも切れてしまって、最終兵器のガルプを持ち出したり、ヒイカでも来ないかとナオリーをキャストしてみたり。
しかし、完全に無視されるがまゝに時間だけが経ち、20:17にリリース・サイズ、20:28にこの日の最大サイズの24.5cmを拾ったのを最後に、事実上のアジングを終了。
結局、残業をすると云うKMIさんを一人残して、21:20頃、StopFishingとした。
この日は、フラストレーションが残る結果だったが、兎にも角にも、元気にエイジ・シュートが達成出来たことには、満足すべきだろう。
冒頭にも述べた様に、小生は自分の年齢の数だけ釣行することを目標としているのだが、体力は、年々落ちて行くのに対して、ノルマの釣行回数は毎年着実に増えるので、後期高齢者にとっては誠に厳しいものであることは間違えない。
来年も達成しようと精々頑張る積りだが、どうなるか・・・・・?
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16:38 1匹目
18:02 2匹目
18:09 3匹目 R
18:28 4匹目
18:31 5匹目 R
18:36 6匹目
20:17 7匹目 R
20:28 8匹目 24.5cm
2023/12/04
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月04日(月) 16:30~21:20
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 0、タチウオ x 0、セイゴ x 2、カサゴ x 1
同行者:単独、(IKOKさん)
定例釣行日の月曜日は、小潮の潮回りでもう一つだが、南寄りの風が1m程度と絶好の条件。翌日の火曜日には降雨予報が出ていることもあって、迷うことなくホームのKMI’sに出掛けて来た。
16:00過ぎに、現地に到着。
岸壁に出てみると、先行者は入り口付近のルアー・マンと浮き輪付近の顔見知りの年配者の二人だけだったので、年配者に断って最奥に入って、準備に掛かった。
すると、それから程なくしてIKOKさんが登場し、小生と年配者の間に釣り座を構えて、直ぐにキャスティングを開始。そして、小生がSaltyStage改とBlueCurrentⅢ 82/Bのリールのブレーキ調整をしている間に、早くも合わせを入れている。残念ながら、これはライン・ブレイクで獲れなかったが、アジが近くに居ることが解って、二人ともニコニコ。
釣り上げたアジの血抜き用のバケツに海水を汲み入れる等準備万端整えて、16:30頃、SaltyStage改を手にベイト・アジングを開始。
海は穏やかで、風は殆んど吹いておらず先生方が走り回る12月に入ったと云うのに暖かくて絶好の条件・・・・。しかも、アジは近くに居る。
これで釣れない筈はないと高を括っていたが、反応が返って来ない。
アレッ・・・・。
どうした・・・・・?
隣りのIKOKさんも首を傾げている。
こんな筈では・・・・。
実は、小生には実際に魚を釣り上げる前に、血抜き用のバケツに海水を入れて準備すると、釣れないとのジンクスがあるのだが、この時は、アジは近くに居るので、直ぐにものに出来るだろうと安易に考えて、ジンクスに反することをしてしまった。正に捕らぬ狸の皮算用で、それが良くなかったと見えて、何の反応も返って来ない。
二人でおかしい!おかしい!と云いながらもキャスティングを繰り返したが、梨の礫。
19:00頃、それまで殆んど吹いていなかった風が右手から左手に吹き抜けだして来た。風向きからすると、南寄りでそれ程冷たくはない筈だが、それでも冬に吹く風は凍り付く様に冷たい。一気に体感気温が下がり指先がジンジンとして来て、ポケット・カイロを忘れて来たことを悔いる始末。
19:30頃、余りにもコンタクトがないのに嫌気が差して入り口に移動して行ったIKOKさんは、諦めて引き揚げて行った。
小生も、寒さと反応の無さに気持ちが切れ掛かったが、時刻はまだ19:30を回ったばかり。仲間からの前半耐えて7匹だったが、途中から違う海になった様に活性が上がりバタバタと20匹のライン・メッセージがグルグルと頭を巡って来る様になっては堪らない。頑張れば、時合が来る筈と根拠のない期待を胸に、冷たい風が吹き止まない中、老骨に鞭打って居残ることにした。
幸い、冷たい風は20:00頃には止んで寒さはなくなったが、海の中の様子は相変わらずで、コツリとも来ない。
21:00頃、隣りの年配者も諦めて引き揚げて行って、岸壁は小生の貸し切りになったが、小生も気持ちは首の皮一枚で繋がっている様なもの。隣りの年配者に機先を制された格好で、未練のキャスティングを繰り返したが、奇跡が起きることもなく、21:20頃、遂にStopFishingとした。
この日は、アジもタチウオも、そしてヒイカまでも、一度もコンタクトがないパーフェクト・ゲームで完全に打ちのめされてしまう結果だった。
にも拘わらず、もう、次の釣りのことを考えている(笑)
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