2016年釣行記(16) – MB
2016/03/17
潮回り:小潮(↑)
場 所:NGTBN
釣 果:ナシ
同行者:単独
予報では南風が1m。南風の場合、MHR-KGNに入ることが多いのだが、今回は敢えてMHR-KGNではなくNGTBNに入ることにした。
と云うのも、2月26日にこのNGTBNのサーフにある岩礁で何度かバラシたことが頭から離れず、チャンスがあればウェーダーを穿いてサーフ・メバリングをしてみようと考えていた。
しかし、なかなかチャンスがなく、延び延びになっていた所、NGTBNでは横風になる南風だが、釣りには全く問題のない1mの何とかなりそうな風の状況にやっとなったので、勇躍出撃することが出来たと云う次第。
しかし、問題は潮位で、この日の干潮は18:30頃で39cmとかなり低い。調べてみると、2月26日の釣行の際は、中潮の満潮から下げ始めた時間帯に入っており、潮位が1.4~1.0mの高い時間帯を釣っていたことになって、今回とは真逆の条件。
現地到着を18:30頃の予定で、16:30過ぎに自宅を出発。
途中、交通量が多くてノロノロ運転を強いられたり、用足しのために立ち寄った公園の駐車場で、夕焼けの富士山を撮るなどしたため、農道の入り口に到着したのは18:45頃。
対向車が来ないことを祈りつつ車幅しかない狭い農道をソロリソロリと走らせて、いつもの駐車スペースの直前まで来て、安心した矢先のこと。カーブを曲がった途端、強烈な光がまともに目に入って来て、辺り一瞬真っ白。何事かと車を降りて、様子を見に行くと、数台の投光器が明々と周囲を照らしており、白いバンが2台縦列になって道を塞いでいる現場になっていた。
何事????
事件?????
工事???????
車を止められず釣りを諦めなければならない事態としても、こんなに狭い農道をバックで戻ることだけは願い下げにしたい。投光器の傍に居た関係者に訊ねた所、ドラマの撮影で直ぐに終わるとのこと。で、あれば、待っていれば何とかなるだろう。と、車まで引き返そうとした所、撮影を中断して、バンを待避させてくれると云う。
行き止まりの細い農道のこと故、一般車が入って来るなど予想もしていなかっただろうに、かえって申し訳のないことをしたと思う次第。
そんなこんなで、ウェーダーを穿いてサーフに来たのは19:00を廻っていた頃で、潮は上げに入ったばかりで潮位はまだまだ低く、前回乗った岩礁がどれだか、良くよく見ないと判らない位周囲の様子が全く違って見える。
今回のロッドは、昨年末に折ってしまったSoare GAME S709ULTの後釜に新調したSoare X-Tune S709ULT。ルアーは、潮位が低いため根掛かり対策のため潜らないShallowMagic50を先発メンバーに選んで、キャスティングを開始。
風は予報と違って、殆ど吹いておらず、波もなく湖の様に静かな海で、潮位さえあれば完璧!!
しかし、潮位が低すぎて、前回の岩礁では釣りにならない。そこで、その隣りの少し大きな磯に移動することにした。この磯は潮位が高い時は、取っ付きに潮が差すので乗り難そうだが、今回は何の問題もなく乗ることが出来た。乗って見ると平らで足場も悪くない。
磯から沖に向かって右側は、砂地に点々と岩礁が沈んでいる様に見える。前回は、この沈んだ岩礁に着いているメバルが来たのではないか・・・。
左側は、右側よりも岩礁の密度が高く、メバリングにはこちらサイドの方が良さそう。しかし、やはり水深がないのか、岩礁が海面近くにあるのか、方向によってはカツンカツンとルアーが根を叩く感触が伝わって来る。
そんな状況では、シンペン等投げられる筈もなく、ひたすらShallowMagic50やSasuke SF-50をキャストしたが、コンタクトは全くないまゝ。
20:30頃のこと。キャストした直後のリールの感触がおかしい。
ヘッドランプの灯りに照らしてみると、ラインが塊になって・・・・・。
今日のために降ろしたばかりなのに、見事なバック・ラッシュ。コンタクトが皆目ないのに、バック・ラッシュと来ては、気持ちは切れ掛かったが・・・。
気分転換のために、遅い晩飯のパンを齧り、ライン・システムを組み直して21:00頃、キャスティングを再開。
潮位は若干上がって来たものゝ、可愛娘ちゃんからのコンタクトはなく、22:00過ぎ、脚が疲れ腰が痛くなって来たのを機にStopFishingとした。
今回は、風の条件が良かったのでNGTBNに入ったのだが、如何せん潮位が低過ぎた様に思う。
小潮なので、24:00頃になっても潮位はやっと1m位にしかならないが、それでも夕間詰めを狙うより、もっと遅い時間帯に入れば結果は違っていたかも知れない。
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