2015年釣行記(62)- AJ
2015/11/06
潮回り:長潮 場所:TKIS 釣果:カサゴ X 1 同行者:TKUCさん
尺アジがアジングで出るとの情報があったので、TKUCさんとコラボ調査釣行をすることに。
13:00過ぎに自宅を出発し、現地の駐車場には15:40頃に到着。
TKISは、以前、メバルやカマス狙いで通ったことがあるが、ここ何年かは全く来ることはなかったので、何となく懐かしい・・・・。
こ の日は、日中は晴れて寧ろ暑い位だったが、季節は晩秋に入っているので、陽が沈むと空気は直ぐに冷たくなり、夜にもなると寒さを覚える位になって来る。そ の対策に防寒着も必要になる訳だが、到着した時刻はまだ気温が高いので着て行くことも出来ず、当然、手に持って磯道を行くことになる。しかし、これが大変 で、釣り座に着く頃には、汗びっしょりになってしまうし、汗が引くと身体がヒンヤリと冷たくなって来て、風邪を引いてしまいそう!
釣り座にしようと思った磯の先端には、残念ながら先行者の姿がある。そこで、その手前に道具を置いて支度を始めたが、気が付くとその先行者は移動して行って誰も居なくなっている。
これは、ラッキー!!
直ぐに場所を移して、先端に釣り座をキープ。
キャスティングを始めたのは16:00過ぎ。
風は予報通り背中からの弱い北風が吹いており、波も大人しい。これで目論見通り尺アジをものに出来れば、云うことはないが・・・・・。
未だ明るい時間帯なので、底の状態をチェックしようと1.2gのJHを結んでキャストすると、その一投目から根掛かり。根掛かりのない所、少ない所を探して扇状に探ったが、何処に投げても根掛かりで、キャストできる場所がない。
TKUCさんは、決断素早く最初に乗ろうとした磯に移動して行き、小生は残ることにしたものの、魚に疑似餌のワームを見せられないのでは、釣りが成立する筈もなく、夕方のゴールデンタイムを迎える前に、早くもモティベーションは急降下。
記憶が定かではないのだが、陽が落ちて間もなく、まだ残照がある頃だったと思う。満面の笑みを浮かべてTKUCさんが尺アジを持って帰って来た。どんな時でも何とか結果を出すのは、流石としか云い様がないが、その尺アジを見ても小生の気持ちは何故か燃えて来ない。
陽が落ち周囲が暗くなって来ると、あちらこちらに赤い電気浮子が浮かび出して来たが、何れもJH単体では到底届きそうもない程かなり沖目。
そこで、5gのメタルジグを結んで遠投したが、果たして電気浮子が浮かんでいる辺りにまで届いたかどうか、海は暗いので全く確認が出来ない。更に、このジグも根掛かりで敢えなく海の藻屑になってしまった。
夜 は始まったばかりで、残された時間は充分過ぎる程残っているので、JHを0.5gまで軽くしてみたり、スプリットショットにしてみたりと色々と試している 内、根掛かりが少ない方向を一ヶ所だけ見付けることが出来た。どうも根と根の間のスリットらしく、この方向だけは10~15カウント程ジグを沈められるの で、その後は専らその方向だけに集中してキャストを繰り返したが、魚からの反応は皆無。
見れば、隣りの電気浮子はそのスリットの延長線上に浮かんでいるので、4gの中通し錘で作ったキャロライナジグで遠投。
21:00少し前、何投目かして15カウントした所で、ロッドを煽るとガツン。
また根掛かりか~?
と半ばやけくそになりながらロッドを立てると、ロッドを締め込む生命体の反応が・・・。
あれ、魚だ!!
途中何度も根に潜られ、その都度、ラインを張ったり緩めたりして何とか揚げたのは、25cm程の良型カサゴ。
これでボーズを逃れた(?)とは云え、外道の魚。それよりも釣れてしまった感満載で、嬉しさは半分以下。
結局、調査は見事に失敗に終わり、一度もアタリも感じることなく24:00頃StopFishingとした。
それにしても、根がこんなにも酷いとは思わなかった。小生は数えなかったが、TKUCさんはJHを12個もなくした由。
次回来る時があれば、根掛かり対策をしっかりと立てて来なければ、また泣きを見ることになるだろう。
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