2005年 アオリイカ釣行記(17)

2005年

潮回り:小潮  場所:伊豆KSH  釣果:コロッケ(大) X 2  同行者:ナシ


天気予報では雨模様。秋雨前線が停滞しているらしい。普通、釣り人というものは雨など余り気にしないのではないかと思うが、小生は駄目。苦手にしている。 雨粒が眼鏡のレンズに付いて鬱陶しくなるのが原因の一つかも知れないが・・・。
この3連休では伊豆に釣行しようと楽しみにしていたのに、これでは出鼻を挫かれた恰好。雨なら近場の三浦にするか、それとも、やはり伊豆にするか・・・・?  気持ちが定まらぬまま床についてしまった
目覚しの音で3時に起き出しては見たものの、耳を澄ますと雨が降っている感じが伝わって来る。 そのまま暫し起き出すこともせずにグズグズしていたが、目はすっかり覚めてしまった。 意を決して外に出て見ると、路面は雨水が溜まる程に濡れてはいるが、霧雨状態。 これならば何とかなる

右に行けば伊豆方面、左に行けば三浦方面。この時点まで行き先は決まっていなかった。はてさてどうするか?丁度分岐点に差し掛かった所で、降っているのかいないのか分からない様な霧雨の粒が大きくなってフロント・ウィンドウに当りだした。
・・で、「右でもない。左でもない。後ろだぁ」と決定。車をUターンさせたものの、折角早起きをしたのに勿体無い。「駄目で元々」と、再度、Uターンさせて伊豆に向かった。東名に乗り沼津に向かっていると、ラッキーなことにワイパーも要らない状態にまで雨が止んで来た。

出だしのモタモタで、目的地のKSHに着いたのは辺りも明るくなった6時前。 駐車場から防波堤を透かして見ると先端に一人だけ先行者の貸切り状態。 「ヨシ、ヨシ」と一人ほくそ笑んで、車を降りると、風が背後からビュー。 押される様な感じがする位可也強く吹いている。 まぁ、それでもキャストする方向からすればフォローの風。 何とかなるだろう。

先行者に状況を尋ねると、芳しくない返事。 防波堤から覗き込んでもチビ・イカの姿も見えない。 ここは去年も何度か通ったが実績もなく、鼻から厭な雰囲気があるが、兎に角、キャスティングの開始。 近場には居そうもないので、思いっ切り遠投。 フォローの風に乗って面白い様に飛んで行く。 まぁ、これだけでもストレス解消にはなりそう。
 
本日の1匹目は8時頃に来た。 胴長15cm程のサイズ。 春程ではないがアオリらしい引きが微かに感じられる。 その後が続かない。 フォローの風が右から吹き付けてラインが弧を張り、底も取り辛くなって来たので、少し浅い防波堤の根元付近に移動。 何投かすると、いきなりラインがズッと引っ張られた。 慌てて合わせたがスッポ抜け。 近くにいる筈だと思い、そのままシャクリを続けると、ズンと乗って来た。 乗った時の感触は良かったが、サイズは先程と全く同じ。

快晴とは行かないが心配していた雨は降らず、風さえ吹かなければ暑さも全くなし。 更には、目の前には富士山がそびえ、これでバンバン来て呉れれば云う事なし。 普段の釣行とは違って12時半まで粘ったが、結局釣果は2枚に終わった。 それでも、久し振りにアオリの引きが感じられ、しかも実績のないKSHでの2枚。 満足してStopFishing。

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