2005年 アオリイカ釣行記(24)

2005年

潮回り:中潮  場所:熱海、江之浦  釣果:300gX2 同行者:ナシ

全く酷い一日だった。 所謂三隣亡。 こんな事は滅多にないだろう。 だから(?)写真はナシ。

先週は熱海に向かう途中で気が変わって途中の江之浦でエギングをしたので、今回は是非とも熱海でと決めて釣行した。 ネットでも「熱海好調なり」の情報があったのがそう決めた大きな要素であった。
前回は公園付近でスミイカ1杯の釣果しかなかったので、今回は大堤防の先端、出来れば灯台付近のテトラに入ろうと、午後2時半頃出発。 暗くなってから始めてのテトラに乗るのは危険この上ない。 明るい内に様子を確かめたかったので、早めの出発となった。
熱海には予定通り4時半に到着。 流石に日曜日だけあって道路の両側は車が一杯。 漸く一台分のスペースを見つけて車を止め、通り掛かりの若いエギンガーに様子を尋ねると「スミイカ1杯だけ!!」とのこと。 矢張り、ここ3?4日吹いていた北風の影響で水温が下がり、イカ様の活性が下がったのかも知れない。 と思いつつも足は大堤防の先端に向かっている。
幸い、比較的足場のいテトラに乗ることが出来た。 と云っても堤防と違って足元が狭かったり斜めになっていたり不安定この上ない。 が、しかし、釣果を得られるのなら、そんな贅沢なことは云ってられない。 ここは頑張ってエギングするしかない。

日が沈む直前の薄暮状態の時に、シャクるロッドがグッと重くなって、300g位。 リリースしようと思ったが記念すべき熱海で最初のアオリである。 取り敢えずキープすることにした。 ネットにある通りの釣果が出ればその時にはリリースしてやろう。 時間が早かったので余裕シャクシャクだったが・・・・・。
所が、好事魔が多しとはこのことか? 思えば先週の江之浦も尻すぼみ状態fだったが、マタマタ熱海でも・・・・。
日が沈み対岸のホテル街の照明の明るさが闇に映え出した頃から、結構強い風が右から左にビュー。 防寒着をしっかりと着込んでいたので、寒さはそんなに感じることはなかったが、この風でラインは大きく吹けてテトラに引っ掛かりそうになるし、底も取れない。 風を背に受ける側のテトラに移ったり、防波堤に移動したりして何とか結果を出そうと頑張ったが、トウトウ集中力も切れてStopFishing。

で、帰途に着いたその途中、江之浦も北風には余り強くはなさそうだが寄って見ようと思い立った。
江之浦には午後10時頃到着。 堤防には一組のカップルが活き餌でアオリを狙っているだけ。 先週と同じ右側が空いているので、入れさせて貰って、期待のキャスティング開始。 斜め右にキャストするとフォローの風に乗って、かなり飛んで行くのが判る
ガツン。 シャクるロッドが大きく曲がって止まる。 来たか!!!
 
期待に旨脹らませ暫く様子を見るがロッドには生命体の反応が伝わって来ない。
クソー!!! 根掛りだ!!!
ラインを引っ張って、プツン。 エギ、ロスト。
これが、三隣亡の始まり。
エギを結び直して、はいキャスト。 シャクリ。 ガツツン。 根掛り。
ラインを手に巻き付けてグッと引っ張ると、今度はラインとリーダーの結び目の所からプツン。
ヘッド・ランプの光を頼りにシステムの組み直し。 歳相応に目も遠くなっているのでこれが難儀。 それでもやっとの思いで組み直しが終わりエギを結んで、キャスト。 着底を待ってシャクルと、恐らく、ラインがテトラに触れて疵が入っていたのだろう、殆どショックも無いままラインの高切れ。
マタマタ、システムの組み直し。
そして、はい、キャスト。 カツン。 軽いショックが手許に来た。 「なんだろう」原因が判らない。 回収してもう一度キャスト。 同じ様にカツンとショック。
アレーッ。 リールのスプールが空っぽ・・・!!!!。
高切れしたのでラインの長さが極端に短くなっていたのだろう。 手許が暗いのでそんな所までチェックはしなかったが・・・・。
予備のリールを車にまで取りに行って、リール交換し、気を取り直してシステムを組み直して、はいキャスト。
今度は根掛り。 そして高切れ。
ア?ッ、マッタク?!!!!。
ラインが高切れするのと同時に、とうとうブチキレタ。 ヤッテランナイヤと云うことで午前2時頃にStopFishing。

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