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2024年釣行記(08) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:02月29日(木) 17:20~21:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独

今年の2月は、どう云う巡り合わせなのか天候の条件が思わしくなくて、来る日も来る日も雨模様だったり、雨が降らない日は強い北風が吹いたりで、毎日空を見上げて長嘆息をつく毎日。
この分で行けば、2月の釣行は1回切りになってしまうと思っていた。
所が、27日に見た予報では、29日の夜の20:00以降には傘マークが付いているものゝ、風は弱い南東の風となっている。出来れば南西の風であって欲しいが、贅沢は云っておられず、行く積りになっていた。しかし、当日の29日の朝の予報では、条件は悪い方に変わっていて、傘マークは19:00から付き風向きもになっていた。
これまでなら、釣行は当然見送る条件だったが、2月の釣行回数を1回だけで終わらせる訳には行かない。風向きも悪い上、雨が降り出すまでの短い時間しか出来ないが、兎に角、行ってみることにした。

17:00頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみたが、風は殆んど吹いておらず、予報は良い方向に外れた様子。しかし、空は今にも泣き出しそうなので、最近のお気に入りポイントであるへの字カーブの先を重点的に探ってみることにした。

今回使用するロッドは、スピニング・ロッドであるSoareXR S76UL-Tベイト仕様に改造したもの。

17:20頃、47番スポット付近から、例によって自作のビーズ・ルアーの小を結んで、今月2度目となるメバリングを開始。

そして、その1投目。
キャストして、いつもの様に軽くリフト&フォールを始めると、何やらがガサゴゾとルアーに当たって来る感触が伝わって来て、手元に回収したルアーには海藻の切れ端が掛かっている。
そこで、改めて海の様子をチェックした所、海面にまで達している海藻の塊がアチラコチラに見える。昨年の2月には、海藻がびっしりと海面を覆っていてキャストするポイントを探すにも一苦労だったが、それ程ではないにしても、キャストの度に邪魔をして来るので煩わしくて仕方がない。これでは釣りにならないので、久し振りに飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。

そして、岸壁にしゃがみ込んでシステムを組み直して、改めてキャスティングを始めようとしたタイミングを見計らった様に、風が強く吹き出して来た。しかも、横風となる東風で、極めて具合が悪い。
とは云え、釣りを始めたばかりなので、引き揚げるには早過ぎるし、高速道路代が無駄になる。もう少し粘ってみようとキャスティングを続けたが、指先がジンジンとして来る。それでも、可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば我慢が出来ると云うものだが、何も反応がない。蟹の横這い釣法のテンポを早めて59番スポット付近、67番スポット付近と探ったが、反応は感じられない。

18:00少し前、71番スポット付近で、気分を変えるために夕食のパンを囓って一呼吸入れて、キャスティングを繰り返したが、強い風の影響でワームを通すコースは完全に風任せ状態。
これじゃ、釣りにならない・・・・
と半ば諦め気味にキャスティングを繰り返していると、ふと風が息をつく様に弱くなる瞬間が出て来て、正に緩んだタイミングでゴツンと手許にまで感じる強いアタリがあった。
時刻は18:12。ポイントは72番スポット付近のことで、向こう合わせ気味の15cm程のサイズだったが、この強風下では仕方がない。
兎に角、諦め気味だったSoareXR改鱗付が成って初期の目標は達成!!

そして、18:16、同じポイントでやはり風が弱くなったタイミングで、20cmクラスをゲット。
これで調子が出て来たか・・・と期待をしたが、風が息をついて弱くなる時間は短く、右から左の強い横風は相変わらず吹き止まない。
更に、悪いことには雨がシトシトと振り始めて来てしまった。予報では、明朝までこのまゝ降り続くとのことなので、本降りになったら直ぐに車に戻れる様にと少し早いが、74番スポット付近から折返しに入った。

復路に入ると風は幾分弱くなって来て、釣りはし易くはなったが、キャストの度に海藻が引っ掛かる状況には変わりはなく、たまにあるコンタクトを拾うだけ。
そして、20:00少し前には雨が本降りの様相となって来た。粘れば、つ抜け達成となったかも知れないが、冬の雨に打たれて風邪を引くと家人に何を云われるか・・・・。
と云う訳で、20:1032番スポット付近で8匹目をゲットしたのを最後に、20:15頃、StopFishingとした。

所で、この日見たアオサギだが・・・。
この釣り場で、小生が初めてアオサギを目撃したのは2020年11月のことで、この日の個体と同じものではないかも知れないが、最近になって度々姿を見る様になった(写真は2020年11月撮影したもの)。
この日は、アングラーが少なかったためか、このアオサギは小生に纏わりついて離れず、3~4m程の間隔を保って小生の後をついて来ており、18:00少し前に小生が小休止を取った際にも少し離れた所からジッと小生の様子を伺っていた。
そこで、可哀想に思って、食べていたパンを少し千切って投げ与えてみた。魚を喰っているアオサギがパンを喰うとは思わなかったが、どうするか見ていると、オズオズとした様子でパンを咥えて少し離れた所に離れていった。
そして、暫くすると、また戻って来て小生の様子を伺っている。
偶然にも、このタイミングでこの日の1匹目のメバルを掛けたのだが、アオサギにも魚であることが判るらしく、何か落ち着かない様子に変わったので、投げ与えて見た。すると、パンの時とは全く違ってバタバタと小さく羽ばたいて慌てた様子でメバルに近付き、咥えて離れて行って、暫くして戻って来た。
そして、2匹目のメバルを与えると、これも嬉しそうに咥えて離れていったが、これで満足したのか、その後は戻って来ることはなかった。

この日のアオサギは、こうしてアングラーから獲物のお裾分けを得たことが過去にもあって、アングラーを見ると近寄って来る様になったのだろうが、野生の動物をこの様に餌付けするのは、やはり避けるべきだろう。
この日、小生は戯れにパンを与え、獲物の魚を与えてしまったのだが、理由の如何を問わずすべきことではなかった。大いに反省する次第。

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18:12 1匹目 72番
18:16 2匹目 72番
18:49 3匹目 68番
19:26 4匹目 57番
19:55 5匹目 51番
20:07 6匹目 40番
20:04 7匹目 39番
20:10 8匹目 32番