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2018年釣行記(50) – LEG

2018年 Eging 釣行記

日 時:8月6(月) 18:50~21:00
潮回り:長潮(↑)

場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

台風13号の影響によるのか、生憎、月曜から木曜まで傘マークが付いている。この分で行けば、今週は釣りに行けないかも知れないと思っていた。しかし、月曜日の夜の雨の降り出し時刻を良くよく見ると、孤島方面やDKK方面は夕方の18:00に対して、南端方面は22:00となっている。
22:00まで降らないなら、3時間位は釣りが出来るので、行くなら南端しかない。が、南端で何を狙うか?
南端には、6月の中旬にYGWさんメトウイカ調査に行って以来2ヶ月振り。その時は見事に空振りに終わってしまった。今回、南端メトウイカを狙うにしても、時期的には、メトウイカの釣期は7月一杯と云われているのでタイミングを逸した感はある。とは云え、3年前の古い話になるが8月中旬でも釣ったことがあるので、運が良ければ出るかも知れない。
と云う訳で、南端メトウイカを狙う気になっていたが、昼過ぎにチェックした予報では、降り出しが早くなって19:00となっている。これでは、折角、行っても釣りをする時間がない。行くだけ無駄とこの日の釣行は諦めた。
所が、夕方16:00過ぎに空を見上げた所、雲は高く明るくて、とても雨が降り出すとは思えない。そこで予報をチェックしてみると、今度は22:00が降り出し時刻になっている。であれば行くしかないと急遽出撃することにして、17:15頃、自宅を出発。
自宅を出るのが遅れたので、高速を使って時間短縮を図ったが、高速を降りてから車の流れが悪くてトロトロとしか走れず、南端に到着したのは日没時刻を過ぎた19:00頃。

南端は、場所にもよるが、車横付けで釣りが出来るため、雨が降り出せば直ぐに避難が出来るので、この日の様にいつ降り出すか判らない状況の時には極めて都合が良い。そこで、釣り座にトランクを向けて駐車し、車から降りて周囲の様子を見ると、意外にもアングラーが少ない。
釣れているなら、もっとアングラーが居る筈だが、やはり釣れていない?

取り敢えずロッドとウェスト・バッグだけを持ち出して準備を開始。
今回はライト・エギングなので、ロッドはTenryu改、エギは、北東の風が斜め左後ろからかなり強めに吹いているので、手持ちの中では重たいナオリー1.8Bの組み合わせ。
キャスティングを開始したのは、19:20頃。

メトウイカのレンジを探るには、光量も減って来ているので、上からが妥当なのかも知れないが、3年前の経験から、先ず40カウントまで沈めて、底付近を狙うことに。
すると、正面に投げた筈のエギが、左45度付近から帰って来る程、潮の流れがキツイ。そこで、斜め右に向かってエギを風に乗せる様にしてキャスティングを繰り返したが、当然(?)、イカ様からのコンタクトはない。

このポイントは、背後の街灯の光りが海を明るく照らしているので、悪くはないと思ったのだが、コンタクトがない。レンジも表層、中層も探ったが梨の礫ひょっとすると暗い方が良いかも知れないカニの横這い釣法で少しずつ暗い方に場所移動を繰り返してメトウイカの居場所を探したが、何処もお留守と見えて、一向にコンタクトがない。
こうなると、頭の中にはシーズンを外しているので、駄目かも知れないとの思いが浮かんで来て、周囲の状況が気になって仕方がない。しかし、様子を訊ねようにも近くにはアングラーの姿もないので、自力で判断材料を手に入れるしかないが、徐々に集中力がなくなって来る始末。

20:00頃になり、到着して間もなくして光り始めた稲光のインターバルが短くなり、雷鳴が聞こえ始めたのを機に一旦StopFishing
しかし、引き揚げるには時間はまだまだ早い。
折角来たのだから、今後のために様子だけでも聞いておきたい。
遠くに見える赤い電気浮子の主の所まで歩いて行き様子を訊ねると、メトウイカ仕掛けの長いロッドを出している地元のオッチャンが丁寧に教えてくれた。
そのオッチャンによると、メトウイカのシーズンは、6~7月で、8月に入れば終盤も終盤。一晩粘っても1桁の前半だろう。但し、去年・今年は余り良くないとのこと。
暫くそのオッチャンの釣りを見学させて貰った後、引き揚げようと車に戻り掛けたが、その途中で見掛けたエギンガーによれば9月頃までは出るよと若干違った答。この辺は、2~3杯でも獲れれば良いとするか、10杯も釣れなければ駄目とするか、人によって違うので、どちらも間違ってはいないのだろう。
そのエギンガーが別れ際に云った群れが何時回って来るか判らないから、粘った方が良いだろうとの一言に促されてキャスティングを再開したが、その言葉の効力は直ぐに醒めてしまって30分程キャスティングをして、21:00過ぎに本当のStopFishingとして帰路に着いた。

今回は、釣れればラッキーと思いつゝ南端に来たので、集中力がなくなるのも時間の問題だったと云える。
しかし、回って来るのか来ないのか、回って来るにしても何時回って来るのか見当も付かないまゝ、ただ辛抱強く待ち続けるのは、小生ならずとも、些か辛いものがあるのではないだろうか。今年は、1度の調査で結果が出ず諦めた格好だが、諦めずに何度か通えば、釣れるタイミングに遭遇した可能性もあり、そうすれば、例えアタリがなくても気持ちの持ち様は変わって来る筈。来年の6~7月はもう少し頻繁に通って見ようと考えている。