2018年釣行記(3) – LEG
2018/01/30
日 時:1月30(火)
潮回り:大潮(↓)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ X 10
同行者:単独
年が明けてからは、風の強い日が続いたり雪が降ったりと天候の巡り合わせが悪くてなかなか釣行出来ず、チャンスを窺っている内に早くも1月ももう最終週になったが、22日の月曜日に降った雪も解け、風も弱い予報で漸く釣行出来る状況になった。
そこで、一昨年、入れ掛かりを目撃したSOFKZKでヤリイカを狙うことにしたが、16日の前回からは丸々2週間振りのことで、今年3回目。昨年の1月の釣行回数は6回だったことを考えると、見事にスタートでズッコケた格好。
この時期の日没時刻は17:00頃なので、自宅を14:30頃出発し、現地到着は16:30頃としたい所だったが、久し振りの釣行で準備に手間取り、自宅を出たのは、ほゞ1時間遅れの15:15頃。
幸い、途中では大きな渋滞もなかったので、現地には、17:15頃到着。
駐車場には4台の車があったが、どれもご当地ナンバー。これが他府県ナンバーだと釣り人である可能性が極めて高くて、アブレてしまうことが考えられる。
しかし、ご当地ナンバーの場合はどうだろうか?
このSOFKZKは掛かり場が少ないため、先行者の有無が気になる所だが、今回は、アブレて入れない場合に備えて、ゴロタでメバリングをする積りで準備をして来ている。従って、先行者の有無をそれ程心配する必要もない筈だが、習慣とは恐ろしいもので、やはり先行者が気になる。
木々が覆いかぶさった磯道は薄暗くて足下が覚束ない。転ばない様に、ヘッドランプの光りを頼りに下って行くと、先端付近に2人のシルエットが浮かんで見える。二人なら何とかなりそうだと腰掛け岩付近に入らせて貰い、釣り支度に入った。
18:00頃、ヤリイカに効くとされる早福型/邪道エギV1に自作のささ身餌を針金で巻き付けてキャスティングを開始。
エギに餌を付けてイカを釣るこの釣り方が、果たしてルアー・フィッシングと云えるかどうか疑問だが、ジグヘッドにイソメを付けるアングラーも居るので、まぁ許せる範囲か・・・・?
どちらにしても、この邪道エギは、初めての体験。ネットで得た邪道エギでのヤリイカ・エギングに関する情報では、シャクリを激しくするとエギに巻き付けたささ身が直ぐに駄目になるので、軽いシャクリをすることが肝の様だが、正に手探り状態。
先ず20カウントまで沈めて、軽く小さく2~3回シャクッて6カウント程テンションを掛けてフォールさせ、アタリがないので次は25カウントまで沈め、それでも答えが出ないので30カウントと徐々に棚を深くしてヤリイカの居場所を探って見た所、直ぐに答が出た。
30カウントしてシャクリ、テンション・フォールを何回か繰り返していると、シャクッたロッドに海藻を掛けてしまった様な重さが伝わって来た。
アオリイカの場合は、シャクリ方がもう少し強いこともあって、ロッドがガツンと止まることが多いが、この時は、アレッ、何だろう・・・・と感じる程度。
ラインを張って様子を窺って見ると、アオリイカ程の力強さはないが、それでも明らかにジェット噴射の感触があって、邪道エギでの初獲物で嬉しい一杯。
実釣開始後4~5投目のことで、こんなにも早く答えが出るとは考えもしなかったので、些か拍子抜けと云った所だが、これに気を良くして、2杯目、3杯目を狙ったものゝ・・・・・。
2杯目は、それから30分程経った18:30頃。
今度は、フォール中のエギに抱き付いた様でジワーッと重くなるアタリで、この日はこの様なアタリが殆ど。邪道エギの場合は、抱いたエギをイカは直ぐには離さないとのことだが、抱き付いているイカが抵抗になって、ジワーッとした重さとして感じたのだろうか?
19:00頃、先行者が引き揚げて行き、20:00頃に若者エギンガーが姿を現すまでは、磯は小生の貸し切り。
風もなく、海も穏やかで釣り易いが、ヤリイカからのコンタクトはポツリポツリと云った程度で、決して良いテンポとは云えないものゝ、それでも22:00頃にはツ抜けを達成したのだから、小生としては上出来の結果と云って良いだろう。
所が、22:00を回った頃から全くアタリがなくなってしまった。それまでは間遠いと云いながらもアタリはあったし、雰囲気もあった。それがいつの間にかなくなっていて、気が付けば23:00になっていたと云う訳。
ソロソロ引き揚げようかと考え出していると、20:00頃やって来た若者エギンガーが、400~500g位のアオリイカを掛けた所を目撃。
そんな場面を目にしては、そのまゝ引き揚げる訳には行かない。心密かにヤリイカの外道でアオリイカを期待していたので、何とか、小生も・・・と粘ったが、アオリイカは勿論ヤリイカからのコンタクトもないのに嫌気が差して、23:30頃、StopFishingとして、急坂をヒーヒーゼーゼー息も切れ切れに駐車場に戻った次第。