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2015年釣行記(31)-FF

2015年 FlyFishing 釣行記

場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:単独

体調を崩していたので1周間振りの更新。

先週の月曜日、翌日の火曜日の釣行の支度をすっかり整えた後、パソコンに向かっていると何やらムカムカと吐き気がして来て、17:00頃には堪らず横になって休んだものゝ、18:00頃には遂に嘔吐。
その夜は、当然、食事もせず臥せっていたが、殆んど一晩中ムカついたり、喉の奥から背中に掛けてカーッと熱くなる不快感に苛まれたりで、眠ることもままならず、翌朝には2度めの嘔吐。
こんな状態になっては、流石に釣りなど行く気も起きず、火曜日はぐったりと寝込んでいた。体調は、漸く水曜日の午後になって戻って来た。と云っても、チョット油断をすると胃の辺りがオカシクなるので、先ずは道楽部屋でリハビリ・・・・・。
そして、一週間経ってやっと調子が戻り釣りに行く気になったと云う次第。

それにしても、昔々、25年程前に風をこじらせて肺炎になって入院した時以来病気らしい病気をしたことがなかったので、大したことのない病気でもかなり堪えたし、こんな何でもないチョットした体調不良が切っ掛けで寝たきりになる高齢者が多いとのことなので、気を付けなければ、と思った次第。

さて、6月に入ったので今年のFFの開幕をしようとSKM-Rに出掛けた。
この渓は、東日本大震災までは退屈しない程度にヤマメが遊んでくれたが、震災以降は、発電のために取水される様になったのが原因だと思うが、水量が減ってしまい釣れることがなくなってしまった。

今年はどうだろうか?
少しは良くなっているだろうか?

5:00少し前に自宅を出発し、現地到着は6:30頃。
早速支度をして渓の流れの側に立たのは6:45頃。

水量はやはり回復しておらず、震災以前には水を被っていた岩が水面から頭を出し、しかも緑色の苔を生やしている。と云うことは、この3~4年の間水量が回復したことはない証で、厳しい状況は変わっていない様子。

この時点でモチベーションは若干下がったが、来た以上このまま引き上げる訳にも行かず、兎に角、15番のパラシュートを結んでキャスティングを開始。

昔の入渓点の手前、水が落ちて白い泡が立っている小さな釜を狙うと、思いも掛けない反応。以前なら狙うこともないポイントだが、水量がなくポイントを選ぶ余裕もない状況なので、目に付く変化は狙ってみようと考え、流して見た結果。
この反応には空振りした上、その反動で頭上の樹の枝を掛けてしまったが、生き延びてくれていた!!!
と下がり掛けていたモチベーションが少し持ち直した格好。

そして、橋が木々に隠れて見えなくなった地点付近のポイント。
水量がある時は結構流れが重いポイントで、この様な時は、手前から上流に向かって徐々にフライを流すポイントを上げて狙うのがセオリーだが、水量がないため手前はチャラ場になっている。そこで手前はパスをして、最初から上流の落ち込みから流れ出し付近を狙うことにして、しつこく何度も流すと、今度は少し大きなライズ。これには、合わせも決まりシーズン開幕を告げる女王様・・・・・と思った瞬間ロッドが軽くなり、痛恨のバラシ

中間地点の休憩ポイントまでにあった反応は、この2回だけ。
これまでの経験では、中間ポイントより上流側の方が反応の良い時が多かったので、気分転換のために8:00頃、朝食のパンを齧って小休止。

休憩後、後半戦に期待をしてキャスティングを再開したが、全く反応が出せず仕舞いで、狙うポイントも少なく反応もなかったので、9:00頃には脱渓ポイントに到達してしまう始末。通っていた頃に比べると2時間も早いので、堰堤下にまで足を伸ばしてみたが、ここでも無反応。
結局、9:30頃にStopFishingとした。

今回、1年振りに渓流を歩いたが、足腰が弱っているのを厭と云う程思い知らされた。
と云うのも、入渓して程なくして膝上の筋肉が張って来たし、脱渓ポイント付近では左足ふくら脛、そして、帰途の運転中には右足のふくら脛がつりそうになった。右足は、途中のPAで休んでマッサージをして解したので、何とか帰り着くことが出来たが・・・・・・。

病気と云い、脚がつったことと云い、今までなかったことの連続で、体力だけには密かに自信を持っていたが、イヨイヨ焼きが回って来たと云うことか?