2009年釣行記(6)
2009/02/16
潮回り:小潮 場所:DKN 釣果:ナシ 同行者:単独
暑さ寒さも彼岸までって云うけれど、春の彼岸までは一ヶ月以上もある2月の中旬でこの暖かさは、昨日なんて関東地方でも25度の所があったらしいし、やっぱり異常としか云い様がない。
外は異常なほどに暖かくても海の中はまだまだ冬の状態であることは、百も承知していながら、ついつい暖かさに誘われる様に釣行した。
目指すポイントは??? 風が東寄りならば沼津でサーフ・エギングの積りだったが、生憎、西寄り。 であれば、いつもの場所。
釣行前に一眠りしたので、出発は12:30頃。
予報では風は1-2mの西寄りとのことだったし、西湘バイパスの吹流しも若干斜めになっている程度だったので安心していたのだが、いざ目的地付近にまで来て見ると、風に吹かれた枯葉が路面を滑る様に飛んで行く。
エーツ!!! そんなぁー!!!
案の定、第一ポイントは道路に沿った風がかなり強く感じられ、これでは海に突き出した磯は駄目だろうと諦めて、先週も入った第二ポイントへ移動。
第二ポイントの駐車場から突堤の先端を闇を透かして見れば、黒い影が2つ。 更に、小生の直前に到着したと思われる2台の車から3人の若者が降りて来て、慌てた様子で釣り支度を始めた。 これでは入る場所がなかろうと、今日の所は偵察だけをして帰ろうとUターン。
そのまま帰っていれば良かったものを、何を思ったか第一ポイント付近の突堤の様子を見に行くと、意外な程に風が弱い。
そこで、スケベ心がムクムクと頭をもたげ、この風であれば磯でも出来る。
最初に寄った第一ポイントの駐車スペースに車を止め、磯に出て見れば、竿を出すには一寸辛いかなと思える風が吹いている。 しかも風向きはいつもと反対の東寄り。 少し逡巡する気持ちもあったが、折角岩を乗り越えて来たのだから、出すだけ出して見よう。
幸い、今日の磯は小生の貸切り状態なので、ラインが吹けまくっても、人様に迷惑をお掛けすることにはならない。
1:30ころになって断続的な風が、このご老体をグラリとさせる位に強く吹き出したのを機に諦めて帰り支度をし、道具を担いで歩き出した途端、ピタリと吹き止んでしまった。 不思議に思いつつも様子を伺っているとぶり返す気配が感じられない。
そのまま帰っていれば良かったものを、折角片付けた道具を取り出し、再度釣り支度を始めたのは、バカの証拠。
時折、忘れた頃に強めの風は吹いて来るものの、貸切状態の磯で立ち位置をいろいろと替えてキャスティングの繰り返し。 昨日の異常な程の暖かさの名残で、全く寒さも感じず、これでイカ様が反応して呉れれば云うことなしなのだが、やはり、世の中は甘くない。
3:30頃になって、西寄りに向きが変わった風が強く吹き出し一気に体感気温も下がって来たのを機に、StopFishing!!!