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2022年釣行記(72) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:12月13日(火) 16:30~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 22
同行者:(IKOKさん)

小生が癒やしの場として、冬場には通い詰めているMHR-KGNは、年初から調子が上がって来ないまゝ、今シーズンを迎えたと見えて、2回連続して悲惨な結果に終わってしまった。そんな状況にも拘わらず、敢えてMHR-KGNメバリングをしても、癒されるどころか、ストレスを抱え込んでしまう可能性が高い。対してDKKでは、釣れる時間帯に限りがあるとは云え、豆アジが遊んでくれる公算が高い。

と云う訳で、今回はDKK豆アジに癒やしてもらうことにした。

15:50頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、直前まで雨が降っていたせいか、先行者の姿は皆無だったので、貸し切りの岸壁を奥に進んで、お気に入りの最奥に釣り座を構えた。

予報では西寄りの風が1~2mとのことだが、背後の植栽に遮られて、岸壁では殆ど無風。しかも、海は凪状態で状況は云うことなし。

今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのEmeraldas改SoareGame改とスピニング・ロッドのSoare改の3本。その内、Emeraldas改を先発に選んで、先ずは、1.2gのJHを結んでキャスティングの肩慣らしを始めた。と云うのは、ベイト・アジングで使用しているAldebaran BFS XGのベアリングをセラミック・ベアリングに交換したので、その効果を確認したかったのがその理由。
そして、その結果だが、これまでと同じ様にキャストしている筈なのに、バック・ラッシュの連続。恐らくスプールの回転性能が上がったのが原因だろう。色々と試行錯誤を繰り返して、何とかキャスト出来る様になった所で、そろそろアジングに移ろうかと思いつゝキャストした途端、何の違和感もなくライン・ブレイク。

豆アジが遊んでくれるのは夕間詰めの時間帯に限られているので、余りキャスティングの練習ばかりしている訳には行かない。そこでSoare改を持ち出して、0.8gのJHを結んで、16:30過ぎに、この日のアジングを開始した。

海はベッタリと凪いでいて魚の気配が感じられない。果たして豆アジのコンタクトがあるのだろうかと心配しながら、カウントを取っていると、10カウント付近で、何やらモゾモゾとした違和感が伝わって来た。
ウン、アジ?
軽く合わせを入れると、何と1投目から本命のアジ。サイズも20cmには足りない18cm程だが、最近では良型(?)と云って良いサイズ。これはリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれているギャラリーの黒猫にプレゼントして、後続を狙った。

すると、またもや同じアタリで、同サイズをゲット。時刻は16:38。
そして、
16:47 3匹目
16:49 4匹目
と、最近にはない順調な滑り出しに気を良くしたが、フッとアタリがなくなって、5匹目を獲ったのは30分後の17:20。

その後は、
17:52 6匹目
17:55 7匹目
17:58 8匹目
18:07 9匹目
18:37 10匹目
18:38 11匹目
18:40 12匹目
18:47 13匹目
18:55 14匹目
と、前回は18:00頃にアタリがなくなってしまったが、今回はその様なことはなく、18:00以降も、退屈しない程度の間隔をおいて遊んでくれた。

19:00頃、コンタクトがなくなった所で、休憩がてら夕食のパンを齧っている所にIKOKさんが登場。
IKOKさんは、入口付近に釣り座を構えてアジングを開始。

そして、暫くアタリが遠のいたが、
19:30 15匹目
19:32 16匹目
19:35 17匹目
19:38 18匹目
20:05 19匹目
20:09 20匹目
20:17 21匹目
20:24 22匹目
とパタパタと来ては、暫く間を置いて、またパタパタと来るパターンの繰り返しだった。所が、20:30頃からはすっかり音沙汰がなくなってしまった。

それでも何とか30匹をと頑張ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、IKOKさんを置いて一足早く引き揚げて来た。

この日は、当初の予定通り殆どEmeraldas改を使い、1.2gのJHで通したが、アジのレンジが、前回の様に表層ではなく、中層からボトム付近だったことが幸いしていたのだろう。
今回は、ベアリング・チューンを施したAldebaranに慣れていないので、慎重を期して1.2gのJHを使ったのだが、表層付近を狙える様にするためにも、早く0.8gのJHを扱える様にしておきたいと思う。

2022年釣行記(71) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:12月09日(金) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 11
同行者:ICNHさん

小生にとっての癒やしの場であるMHR-KGNは、前回、前々回の結果を見ても、年初からの状況が改善しているとも思えない。一方のDKKも、アジは出てもばかりで、タチウオはシーズン終盤に入り釣れても指2本程度と一時期よりも小型化してしまった様子でもう一つ冴えない状況になってしまった。

と云う訳で、どちらにしても、良い結果は出せないだろうし、今週は水曜日の釣行1回だけにしておこうかと思っていた。が、諦め切れずに予報をチェックすると、北or北東の風が1m程度とのこと。
予報通りとすれば、SoaeGame改を試すことは出来そう。このSoareGame改は、ベイトのショート・ロッドが欲しかったので、破損してお蔵入りになっていたSoareGameを組み直したもので、Emeraldas改よりも18cm程短い160cmで仕上げたもの。
このロッドの使い心地を試すことを主目的に、DKKに行くことにした。

現地に到着したのは、丁度、16:00頃。
所が、沢山の車が止まっていて、車を止めるスペースを見付けるのに難儀する程。お陰で、普段止めることがない離れた場所に、止めざるを得なかった。
釣り座を構えるスペースがないかも知れないと心配しつゝ、岸壁に出てみると、入り口に年配者、中央付近にルアー・マンの2人しか先行者の姿がない。あれ程の車の主は、何処に行ったのだろうと思ったが、空いている最奥に釣り座を構えることにした。

今回持ち込んだロッドは、組み終えたばかりのベイト・ロッドのSoareGame改、予備のSoare改、そして、ライト・エギング用の8320#1Bの3本。

予定通りSoareGame改を先発に選び1.0gのJHを結んで、16:15頃、キャスティングを始めた。所が、初めてキャスティングをするベイト・ロッドにも拘らず、1.0gのJHを使ったのが運の尽き。少々強目の横風だったことも一因とも云えそうだが、2~3投で見事にバック・ラッシュの憂き目。ここは慎重に1.5gのJHから始めるべきだったが、これは後の祭りと云うもの。
仕方がないので、改めてシステムを組み直し、又、他のスピニング・ロッドにもラインを通しなど準備をしている最中、ICNHさんが到着。

16:30頃、今度はSoare改を手に、改めてキャスティングを開始。

この日アジを最初に手にしたのは、後から来たICNHさん。始めの内は刀狩りをしていたICNHさんだが、小生がポロリポロリとアジを釣り落とすのを見て、いつの間にかアジに狙いを替えていたと見える。先を越されたのは悔しいが、肩から先(腕)の差なので、甘んじて受け入れざるを得ない。

小生にも来いと念じつゝキャスティングを繰り返していると、ゴソゴソとしたアタリがあって、15cmあるかないかのアジを抜き上げることが出来た。
時刻は丁度17:00頃のことで、前回、MHR-KGNで悲惨な結果に終わっていただけに、お約束の豆アジとは云え、殊の外嬉しい1匹だった。

そして、17:15頃に2匹目の豆アジを獲った所で、ベイト・ロッドのSoareGame改に持ち替えてベイト・アジングを始め、
17:28 3匹目
17:31 4匹目
17:39 5匹目
17:42 6匹目
17:55 7匹目
とここまでは極めて順調に豆アジをゲット。所が、好事魔多し。18:00頃になるとそれまでが嘘だった様に、ピタリとアタリがなくなってしまった。

そこで8320#1Bに持ち替えてライト・エギングで何年振りかでのヒイカを狙ったり、ICNHさん刀狩りをしたりと色々と試してみたが、ICNHさんがベルト・サイズのタチウオを掛けただけで、魚っ気が消えてしまった。

8匹目の豆アジを手にしたのは、20:07頃。
結局、7匹目を獲ってから2時間程の間は、我慢の時間帯だったと云うことになるが、今回は、ICNHさんが隣りでロッドを振っていたので、気持を切らすこともなかった。もし、小生独りでの釣行だったとすると、寒い星空の下で、単にキャスティングを繰り返すだけの2時間には耐え切れず、恐らく20:00頃には、諦めて引き揚げてしまっていただろう。
そして、その後は、
20:12 9匹目
20:17 10匹目
とポツリポツリと反応は返って来たが、直ぐにアタリは間遠くなってしまい、21:00頃に獲った11匹目を最後にコンタクトがなくなったので、21:30頃、StopFishingとした。

と、今回は予想通り豆アジのみの結果だったが、割り切って臨めば、それなりに楽しめることを痛感させられた。勿論、良型が来てくれれば、それに越したことはないが、MHR-KGNと比べると、豆アジが遊んでくれるだけでも、遥かに良しとしなければならないだろう。
例年ならば、この時期から来春までは、MHR-KGNに通っていたのだが、今年はDKKに通うことになりそう。と云っても、豆アジが姿を消すのも時間の問題だろうし、そうなると、何処で癒やしてもらえば良いのか・・・・

2022年釣行記(70) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:12月07日(水) 16:30~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独

前回のMHR-KGNでのメバル調査は、向かい風になる北風の予報を無視してベイト・タックルを持ち出したのが敗因だったのか、或いは、年初からの不調が続いているのか、兎に角、可愛娘ちゃんに完全に無視されるパーフェクト・ゲームに終わってしまった。
と云う訳で、再調査をするチャンスを伺っていた所に、西or南西の風が1~2mとMHR-KGNでのメバリングには願ってもない予報を見て、喜び勇んで出掛けることにした。

現地到着は、16:20頃。

岸壁に出てみると、風は背後からの微風で一安心。
今回は、小生にとっては実質的なシーズン開幕になるので、先ずは可愛娘ちゃんの居場所を探るため、手前の18番スポット付近からチェックを始めることにした。

今回のロッドは、超軽量ジグから飛ばしウキを使った仕掛けまで、色々と応用の効くスピニング・ロッドのTenryu改にして、0.5gのJHを組み合わせて、18:30頃、キャスティングを始めた。

大潮の満潮直後のため、潮位はかなり高く、テトラ帯の殆どが海面下に沈んでいるので、開放感溢れる穏やかな海が広がっている。前回は、大量のゴミが吹き寄せられていて、閉口させられたが、今回はそのゴミも殆んど見えず、気持ちが良い。
これで、可愛娘ちゃんがコンタクトしてくれれば、云うことなし!!

所が、可愛娘ちゃんからの応答はない。それどころか、キャストする度に千切れたアマモの葉が針に掛かって来て、邪魔になって仕方がない。恐らく、海中には沢山の切れ藻が漂っているのだろう。

そこで、蟹の横ばい釣法でポイントを移動しつゝ、切れ藻がなく、可愛娘ちゃんの居るポイントを探したが、何処に行っても状況は変わらない。

ワームが駄目ならプラグではどうか・・・・
ものは試しと、MHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30SギガスクリュータイプA GS-A K2その他を試したが、完全に無視される始末で、どうしようもない。

18:30頃には、早くも凸部に達してしまった。凸部では、今年の初めに重たいジグを使ってYTさんが良い結果を出していたので、小生も倣って2.0gのJHを使ってボトム付近をチェックしてみた。すると、18:40頃、コンとこの日初めての反応があった。合わせも決まったが、引きの具合に違和感がある。ひょっとすると・・と思いつゝ抜き上げた正体は、やはり惚け顔のカサゴで、がっかり。

それでも、魚が動き出したのかも知れないと、儚い期待を胸にキャスティングを繰り返したが、根掛かりと切れ藻の連発で、気持は風前の灯。にも拘わらず、何とか可愛娘ちゃんに会いたい老いの一徹。一縷の望みを賭けて、蟹の横ばい釣法凸部の先にまで足を伸ばした。しかし、何年か前には、爆釣をしたポイントも、可愛娘ちゃん達は何処に行ってしまったのか、今回も梨の礫

20:10頃、更に足を伸ばす気力もなくなって、123番スポット付近で折り返しに入った。だが、往路と同じ釣法では、結果は見えている。往路とは違う方法で・・・と辛うじて消え残っていた気力を絞り出して、飛ばしウキを使ったシステムを組んで、沖目を狙うことにした。

しかし、沖目からも答えが返って来ず、空振り続きのまゝ35番スポット付近に戻って来た時、モゾとした違和感が伝わって来た。時刻は21:00頃のことで、実は、その頃には完全に気持も切れており、引き揚げようとしている時だったが、思わず知らず、ロッドを持つ手に力を入れると、生命体の反応があった。その引き具合から、カサゴではないだろうと思いつゝ抜き上げると、その正体は、待ちに待っていた可愛娘ちゃん。サイズは15cm程で、ナイス・サイズとは云えないが、二日掛かりでやっとの思いで手にしたメバルなので、殊の外嬉しかったが、時既に遅し。
待ち疲れと歩き気疲れのため、延長して釣り続ける気力もなく、付近を簡単にチェックしただけで、21:20頃、StopFishingとした。

このMHR-KGNは、小生にとっては、良型は望めないが数多くの可愛娘ちゃんが遊んでくれる癒やしの釣り場の位置付けだった。所が、昨年(2021年)末頃から状況が悪くなり、年が明けた2022年になっても、パッとしなかった。
そんな状況だったので、一夏過ぎた今シーズンは少しでも回復していることを祈りつゝ、調査をして来たのだが、残念ながら、嫌と云う程キャスティングを繰り返したにも拘らず、まぐれアタリがたったの一度しかなかったことを考えると、状況は更に悪くなって、付近のメバルは何処かに移動して行ってしまったのではないかと思う。釣り場で会った自転車で通っている地元のオッチャンもメバルが居なくなったと云っていたので、小生が受けた印象は間違っていなかったと思う。
しかし、これだけ広大な釣り場のメバルは、一体、何処に行ってしまったのだろう。釣り場全体では、数え切れない程数多くのメバルが生息していた筈で、その中の一匹も残さず居なくなってしまったとも考え難い。
出来れば、これは一時的な現象だと思いたい。そうでなければ、老齢の小生が楽しめる冬場の釣り場がなくなってしまう。

2022年釣行記(69) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月02日(金) 16:30~21:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:KMIさん、ICNHさん

定例釣行日の金曜日(2日)は、予報を見ると、生憎のことに北東乃至北の風が4~5mとのこと。こうなると、MHR-KGNでは強い向かい風になり、DKKでは横風になって、誠に具合が悪い。加えて、この日は、早朝のワールド・カップスペイン戦のために寝不足になっていたので、今週末の釣行は止めようかと思っていた。そう思いつゝ、翌日の土曜日の予報を見ると、南西の風が3~4m。基本的に、週末や日曜・祭日の釣行は控えているのだが、今週は例外にしようかと大いに気持が動いた。
そんな所に、KMIさんICNHさんの二人が、強風をおして強行するとの連絡が入った。独りで冷たい風に吹かれて、アジタチウオからのあるかないか判らないコンタクトを待ち続けるのは如何にも辛い。しかし、仲間が居れば、コンタクトがなくても気分転換は出来るし、耐えられなければ早目に切り上げることも出来ると云う訳で、小生も出掛けることにした。

15:20頃、自宅を出発し、現地には16:00頃、到着。
そして、小生の直前に到着していたICNHさんと連れ立って、岸壁に出てみると、入り口付近にはトックリ・サビキの常連さん、最奥にはMKIさんの知り合いのAIYMさん(?)がロッドを振っていて、この岸壁のベスト・ポジションの両端には入れない。そこで、小生は中央付近、ICNHさんは中央付近の入り口寄りに釣り座を構えて、この日の釣りをすることにした。

準備をしつゝ様子をみると、風は予報通り強く吹いており、しかも、向かい風になる東寄り、更には、海は波立っていて、果たして釣りになるかと心配にな程。
そんな状況の中、ICNHさんはさっさと準備を終わらせてアジングを始めているのにはアングリ。

実は、小生はSoareGameをベイトのショート・ロッドに組み直したばかりの竿を試しに使いたかったが、スピニング・ロッドでもかなりやり難くなる程のこの風では到底無理。と云う訳で、重たいテンヤを使う刀狩りであれば、何とかなるだろうと、取り敢えずはアジングを諦めて刀狩りにから始めることにした。

16:20頃、強い風を意識して、いつもより細い0.8g号のPEラインに少々重ための1S(15g)テンヤを組み合わせて、キャスティングを開始。

12月に入り、タチウオの盛期は過ぎている筈なので、コンタクトの数はそれ程はない筈。千載一遇のチャンスを逃すまいと集中したが、やはりと云うべきか当然というべきか、兎にも角にも、音沙汰はない。そんな中、ふと隣りのICNHさんの様子を見ると、何とアジを抜き上げている最中。
聞けば、豆アジだが、盛んにアタッて来ているとのこと。

そこで、君子豹変すとばかりに、狙いを豆アジに切り替えて、Soare改を持ち出したが、小生の所では音沙汰がない。ICNHさんの釣り方を見ると、軽くアンダーハンドでキャストしてJHもそれ程沈めていない様に見える。この日の様に風が強い時は、余計なラインを出さず、極力風の影響を受けない様にする方が良いかも知れないと、滅多にすることのないアンダーハンド・キャストを倣って試みたが、中々答えが出ない。

16:30頃到着して、最奥でアジングをしていたKMIさんも、アタリがないと云いながら様子を見に来た所を見ると、どうやら、この日のアジの付き場に偏りがあったのかも知れない。

余りにも魚っ気がないので、一人ロッドを振っているICNHさんを挟んで、3人で釣り談義をしていると、突然、来た!!との声が上がって、いつの間にか刀狩りに切り替えていたICNHさんがロッドを大きく曲げてやり取りを始めた。そして、抜き上げたのは、指4本クラスの良型タチウオ
タチウオが回って来た。チャンスだ!!
急いで元の釣り座に取って返してテンヤをキャストすると、何と直ぐに答えが出て、小生にもタチウオが来てくれた。
時刻は、17:00少し前のことで、サイズはICNHさんには及ばず、精々指3.5本と云った所だが、これで取り敢えずボーズは回避出来たと一安心。
とは云え、1匹だけでは足りない。せめてもう1匹は欲しいとアングラーならではの欲の出し方でキャスティングを繰り返したが、強い風の影響で、中々思い通りに行かない。

タチウオからのコンタクトもないので、又々、アジングに切り替え、ICNHさん流のアンダーハンド・キャストを見様見真似で繰り返したが、うんともすんとも反応がない。
そこで、駄目で元々とばかりに、JHを敢えて軽目の0.8gにしてみた。アンダーハンドでショート・キャストをすれば、風の影響はかなり減らせる上、風にドリフトさせれば、案外、反応を示すかもしれないと考えた結果なのだが、これがビンゴ
直ぐに答えが出て、ワームを引っ手繰る様な大きなアタリで、この日初めての豆アジをゲット。時刻は、実釣を開始して1時間も経った17:20頃。

やっと、今日の釣り方が見付かったと同じ様にして後続の豆アジを狙ったが、再現出来ず何も反応が返って来ない。JHも1.2gや1.5gなど色々と試したが報われず、2匹目を獲ったのは、それから約20分後の17:40頃。そして、3匹目は18:00頃と20分に1回、忘れた頃に来る反応を何とか獲っていたが、それ以降は完全に梨の礫

アジよりもタチウオの方が、可能性はある筈と考え、以降は刀狩りに重点を置いて見たが、タチウオの反応も感じられない。強風の影響で、小さなアタリは感じ取れなかったとも考えられるが、シーズン終盤にあって、盛期の様に何度もコンタクトがあると期待する方が、無理と云うものだろう。

20:00少し前、入り口付近の常連さんが引き揚げていったので、物は試し、気分転換を兼ねて、彼の後に移動してみた。
そして、斜め右方向に何度かキャストしていると、その何投目かで、突然、ガツン。思わぬ反応に、少々泡を喰ったが、アクションを付ける動作が合わせになって、無事、2匹目のタチウオをゲット。サイズは、1匹目より一回り大きな指4本。

その後は、豆アジからもタチウオからも見放された格好で、全く生命体の反応を感じられないまゝ、時間が経ち、結局、21:00頃にStopFishingとして、3人揃って釣り場を後にした次第。

兎に角、この日は予報が的中し、終始強い風が吹き荒れていた。それでも、我慢をして釣りが続けられたのは、やはりKMIさんICNHさんと一緒だったからで、独りだったら、とっくの昔に引き揚げていただろうと思う。否、恐らく強風をおして来ることはなかった筈。
そんな悪条件の
冷たく強い風の中、老体をおしてやって来ただけに、何とかタチウオアジも獲れ、この日の目標が達成出来たのは、出来過ぎと云うべきだろう。

2022年釣行記(68) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:11月28日(月) 16:50~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 0、カサゴ x 2
同行者:単独

最近のDKKは、タチウオは居残り組がポツポツと釣れることはあるが、アジに至っては釣れても豆アジばかりで、20cm超は殆んど釣れることがなく、全体としては低調。水深のない湾奥に位置する釣り場のこと故、冬場に向かうこの時期としては、已むを得ないことだが、文字通り虎穴に入らずんば虎子を得ず。兎にも角にも、現場に赴かなければ、豆アジとも遊ぶことは出来ない。
と云う訳で、DKKアジングをすべく準備万端整えて自宅を出るばかりになっている所で、ふと、MHR-KGNメバルが気になった。そこで、改めて天気予報をチェックすると、MHR-KGNでは北乃至北東の風が1mとのこと。北向きのこの釣り場では鬼門の風向きだが、1mならば、何とかなるのではと考え、釣り場付近のライブ・カメラで様子を見ても、木の枝が少し揺れているだけ。
と散々迷った挙げ句、急遽、MHR-KGNに行き先を変えることにした。

15:30頃、自宅を出発し、現地には16:30頃に到着。
直ぐにEmeraldas改を手に岸壁に出てみると、大勢のアングラーが、一定の間隔で長いロッドを並べていて、とても入る余地はない。何処まで続いているんだろうと歩を進めると、結局、への字カーブの手前でやっと途切れた。

一体、何が釣れているんだろうと思いつゝ歩を進めて、42番スポット付近に到着し準備に取り掛かった。
風は、予報よりもかなり強く正面から吹き付けて来ており、大量のゴミが吹き溜まっていて、釣りの邪魔になりそう。その様な状況なので、当初からジグ単を諦めて、飛ばしウキを介したシステムで、16:50頃、ゴミの少ないポイントを狙ってキャスティングを始めた。
しかし、システムが風に煽られて距離が出ない。テトラが置かれているラインまで飛ばすのがやっとの状況に加えて、操作感も全く感じられない。
この時点で早くもDKKの方が良かったかも・・・。

ゴミの少ないポイントを探しつゝカニの横ばい釣法つぶらな瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処に行ってしまったのかさっぱり判らない。これまでの経験からすると、キャスティングを繰り返していると、何かしらヒントになる反応が帰って来るのだが、今回は、何も感じられない。
或いは、風の影響で、感じ取れていないのかも知れないが・・・。

結局、可愛娘ちゃんの反応を一度も感じることもなく、凸部の手前に到達。この日は、凸部の手前までの間をじっくりとチェックする積りだったが、時刻はまだ18:00頃。時間は充分に残っている上、反応が皆無だったので、予定を変えて凸部の先に移動することにした。

こちら側は、テトラ帯が岸壁近くに設置されているため、テトラ帯の沖側を狙うことが出来るので、足を伸ばしたのだが、思った様なキャストが出来ない。飛ばしウキが風に吹かれて、思わぬ方向に流されてしまって、下手をするとテトラ帯に引っ掛かってしまう。
その風を利用して、テトラ帯と岸壁の間に仕掛けを入れて流しても、音沙汰がない。

19:00頃、風が収まって来て、キャストはし易くなったが、相変わらず可愛娘ちゃんはダンマリを決めこんだまゝ。
そこで、重ための2.0gのJHを使ったジグ単に替えてボトムを狙ったが、そうすると根掛かりの連発。仕方がないので、次に飛ばしウキからJHまでの長さを1m程にして、且つ、JHを1.0gにしたシステムにして見たが、これも空振り。

19:40頃、129番スポット付近から折り返しに入ったが、その頃には、気持は風前の灯

復路に入って94番スポットにまで帰って来た時、21:00頃のことだったと思うが、待ちに待った反応があって、惚けた顔をしたロリ・カサゴをゲット。この日初めて感じるコンタクトだったので、嬉しいには嬉しかったが、それも半減。そして、それから間もなく、同サイズのロリ・カサゴ

その後は、メバルどころかカサゴの反応もなく、21:30頃、疲れ果ててStopFishingとした。

結局、この日は、16:50頃にキャスティングを開始して約4時間半の間に、感じ取れたコンタクトは2回だけ。しかも、その主は外道のカサゴとあって、完璧に打ちのめされた釣行だった。

と云う訳で、北風1mの予報を甘く見たのが、大きな敗因と云えそう

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