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2018/08/28
2018年 Ajing Touching 釣行記
日 時:8月28(火) 17:30~24:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:UMB-FP、MHR-CH
釣 果:アジ × 2、キジハタ × 1
同行者:YGWさん
9日の自爆事故以来、興味が釣りよりも買い替える車の選定に向いていて、もう一つ釣りに出掛ける気分が盛り上がって来ず、これまで週二のペースだった釣行回数はガクンと落ちて、週一。今回もYGWさんの声掛けがなければ、おそらくPCに向かって車の情報を集めることで一日を終えていただろう。
当初、この日はDKKでアジを狙う予定だったが、UMB-FP方面でタチウオが出ている情報を得たYGWさんの発案で、予定を変更してUMB-FPでタチウオを狙うことに。
16:00過ぎに拙宅に到着したYGWさんの道具を代車のアクアに積み替えて出発。昨年の10月以来のUMB-FPに到着したのは、ほゞ満潮の潮止まり時刻の18:00頃。
早速、道具を手に岸壁を奥に向かい、岸壁の中央付近に広めに空いたスペースを見付けてこの日の釣り座として、StartFishing。
風は追い風になる南寄りであることに加えて、長いロッドのSephia S809M/Fにアジングより遥かに重たい14gのJHなので、軽くキャストするだけでも気持ち良く飛んで行く。
時刻は日没時刻を過ぎたばかりで、昨年ここで出会ったRED君によれば、このUMB-FPでもタチウオの時合は夕間詰めの1時間程とのことなので、絶好のタイミング。しかも、タチウオ好調の情報があるだけに、直ぐにでもガツンとアタリが来るかと思ったが、これは期待外れ。もう来る頃、もう来る頃とキャスティングを続けている内に、周囲はすっかり暗くなり、背後の街灯の灯りが効き出したが、YGWさんには2度程コンタクトがあっただけで、小生には一向に音沙汰がない。
20:00少し前になり、タチウオを諦めてアジに狙いを替えて、先行者が引き揚げて行った2番街灯の直下に移動して、Tenryu改のロッドに1.8gの中通し錘を使ったライト・キャロで出直しのキャスティングを開始。
YGWさんは間もなく人影がなくなった最奥の一番街灯付近に移動して行き、小生独り居残ってキャスティングを続けていると、コンとハッキリとしたアタリがあって、この日初めて手にする獲物。
サイズは20cm程で物足りないが、YGWさんに先駆けて獲ったアジで、嬉しさもひとしお。
その後、アタリがない状態が続いた所で、根掛かりで高切れ。再度FGノットでリーダーを結束しキャロシステムを組み直すのも面倒。YGWさんの助言もあってジグ単にシステムを替えてアジングを続行して、17cm程の豆アジを追加。
21:00頃、ソロソロ回収しようとリールを巻き始めた所、何の前触れもなくジワーッと重たくなってしまった。海中を漂っていたビニール袋を掛けた様な感触に舌打ちをしながらリーリングを続けていると、グイグイと明らかに魚が着いている様子が伝わって来た。しかも、結構力強く、カサゴなら良型に間違いない。しかし、残念ながら二人共玉網を持って来ていない。幸いラインは0.25号とは云えPEなので、思い切って抜き揚げた。
すると、小生はカサゴだとばかり思っていたが、YGWさんからハタだとの指摘。そこで、ライトを照らして良くよく見ると、立派なキジハタで、小生に取っては初めて目にする魚。
このキジハタを最後にUMB-FPからMHR-CHに場所を移動。MHR-CHは足場が高いのでこれまで小生は入ることはなかったが、YGWさんは何度か良い釣りをしたとのこと。
しかし、残念ながら、ここではYGWさんが豆アジを獲っただけで、24:00頃StopFishingとした。
結局、この日は本命のタチウオには会えず仕舞い。
例年ならばタチウオが出るのはもう少し季節が進んでからになる筈だが、今年は7月頃からポツポツと出ている情報があった。今シーズンは、アジも早くから良型が数釣れたが、やはりこれも温暖化の影響なのだろうか?
海の中の季節感も狂って来ている様に思えて仕方がない。
2018/08/19
2018年 Ajing 釣行記
日 時:8月19(日)~20(月) 17:30~5:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 10、カサゴ × 7
同行者:YGWさん、AKTさん、INUEさん
前回から10日振りの釣行。記憶の限りでは、毎日が日曜日の生活になって以来、お袋が亡くなった時を除いては、10日もの間釣りを休んだことはなく、正に青天の霹靂。
と云うのは、自爆事故の影響で気分的にももう一つ釣りをする気にもなれなかったことに加えて、風が強い日が続いたことも理由なのだろうが、新しく買い替える車の選定に気持ちが向いていた方が、理由としては大きかった様な・・・。
結局、前回の釣行から10日も空けての釣行と云う訳だが、19日の孤島アジングの予定そのものは、9日のDKKアジングを終えAKTさんに結果報告をした段階で、ほゞ決まっていた。
そして予定日の前日の18日に、盆休み明けのディーラー巡りをした。実はこの日は3軒のディーラーに行く予定をしていたのだが、2軒目を終えた頃から下半身が怠くなって来たので、途中で切り上げた経緯がある。
この怠さは、一晩も寝れば回復するだろうと高を括っていたのだが、19日の朝になっても、釣りが出来ない程でもないが、ズシーンと残っていた。しかし、敢えて行って、何かあれば皆に迷惑を掛けてしまうし、何があってもおかしくはない年齢なので、ここは潔く自重すべきか・・・。
どうすべきか迷いながら、買い替え候補の車両の比較検討をしながら過ごして午後になった所で、怠さが少し取れて来た。しかも、週末は台風19号、20号の影響で釣りに行けなくなる公算が高い。となると19日の釣行をパスすれば、この週も釣行なしとなってしまう。
と云う訳で、久し振りに休みが取れたYGWさん、AKTさんやINUEさんと孤島アジングをすることにした。
17:00頃、先着していたYGWさんやAKTさんに迎えられて孤島の岸壁に到着。岸壁には、最も航路寄りにINUEさん、その右隣りにYGWさん、そして若者アジンガー2人をおいてAKTさん、そして若者アジンガー、壮年アジンガーと主だったポイントには空きがない。そこで、久し振りに足場の細くなった所でこの夜を過ごすことにして、準備に入った。
今回は、タチウオ用にSephia S809M/F、アジング用にSoare改と8320#1Bの3本建て。
東寄りの風がかなり強く吹いているので、先ずは8320#1Bに1.5gのJHを組み合わせて、17:30頃、キャスティングを開始。所が、強い向かい風に煽られてしまってどうしようもない。そこで、手持ちの中では最も重い3.0gに替えたが、今度はロッドが負けてしまって、どうにもならない。こんなことであれば、Soare改ではなく8326#1Bを持って来るんだったと思ったが、これは後の祭り。
風を背後から受けられる裏側に移動したり、AKTさんと釣り談義をしたりして、風が少しでも弱くなるのを待ったが、全く弱くなる気配もない。
予報ではこれ程強い風が吹くとはなっていなかったので、又々予報に裏切られた格好だが、夜遅くになると弱くなる筈なので、そこに期待するしかないだろうと半ば諦めの境地。
陽が暮れて周囲が暗くなった頃、釣り座に戻って、向かい風をおしてキャスティングを始めたが、風に吹き寄せられた灰汁がラインにべっとりと貼り付いて仕方がない。その都度、指でその灰汁を取ろうとするのだが、ベタベタと気持ちが悪い。
これには堪らず、2段低くなった裏側に移動。するとあれ程強く吹き付けていた風が、ここでは嘘の様に弱く、潮も左から右にトロトロと流れて絶好の条件。これでアジが回ってくれば、云うことなし。
期待に胸脹らませてキャスティングを始めたが、ロッドを曲げてくれるのは、トボケタ顔のカサゴで、それもお土産サイズには一回り足りない中途半端なものばかり。その内アジが回って来るだろうと暫く粘ったが、上げ潮なので、潮位が上がるにつれて潮に洗われるリスクも大きくなってくる。アジが回って来るなら、少々潮に濡れても構わないが、アジの気配がないのに濡れるのは願い下げだと、表側に戻ったが、相変わらずの強い向かい風。
この日の最初の獲物をゲットしたのは20:00少し前。
孤島では、日付が変わった頃から調子が出ると云うのが最近の傾向。とすれば早過ぎる口開けだが、AKTさんやINUEさんが日没時刻前後に良型をモノにしていることからすれば、はやりいつも通りの遅いスタート。
この夜の孤島は、24:00を回っても調子が出ず、YGWさんやAKTさん程の手練れと云えどもポツリポツリの状況。そんな状況の中では、小生がアタリを出せずに苦戦するのは当然のことで、この夜も忘れた頃に来るアタリを何とか獲るのに背一杯。
そんな中でも最も航路寄りに釣り座を構えたINUEさんは、好調にドラグ音を響かせている。小生の隣りでキャスティングをしていたAKTさんが、半ば呆れる程の好調振り。
そう云うAKTさんもペースは余り良くなくポツリポツリではあるが、着実に釣果を伸ばしており、今回も小生は置いてけぼり。
ここ2~3か月の間、YGWさんからは色々とアジングの技法をレクチャーして頂いて来た。
この夜も、苦労している小生を見かねて、わざわざ隣りに移動して来てまで、それこそ手取り足取りで、何とか小生に釣らせようと自身のアジングはそっち退け。しかし、そんなYGWさんに応えられているのだろうかと云えば、完全に裏切っているとしか云えない。
これまでも、小生は、人並み以上に楽しみ、人並みの釣果は出して来た。
しかし、YGWさんやAKTさん、INUEさんと孤島で出会い、いつも小生の倍の釣果を揚げている彼らを見て、小生との技量の違いを見せ付けられて、何とか同じ程度まで、それが叶わずとも、一歩でも近付きたいと思っていた。そして、そんな小生を見てYGWさんは自身が獲得した肝を出し惜しみすることなく噛んで含む様にして説明してくれた。しかし、それにも拘らず、小生にはYGWさんの説明を理解し実行出来るだけの才能が欠けていることがハッキリとした。YGWさんが何も意識することなく当たり前の様にしていることでも、小生が実行するのは極めて難しいことが良く解った。
これを世間的には所謂センスと云うのだろう。
要するに、小生にはセンスがなかったと云うことだ。
上を見ることは決して悪いことではない。上を望まなければ上達することも叶わない。しかし、自分の技量の限界を知っていることも重要で、その限界を超えた先のことを望むのは、高望みと云うべきだろう。
これからは、これまで以上にアジングを楽しむことに軸足を移すことにしようと思う。だからと云って、上達することを諦めた訳ではない。高望みをすることなく、YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら、自分のペースで少しづつ実現させる努力はして行こうと思う。
タチウオについてだが、YGWさんと二人で、合間合間を見てやって見たが、YGWさんがラインを切られたり、掛け損なったりしたことはあったが、小生には全く音沙汰なしの結果だった。
UMKZ-P方面ではライズまであるとの情報で、例年よりも早い出足に期待をしたが、孤島までは本格的に回って来ていない様子。とは云え、YGWさんにはアタリがあったので、タチウオ用のタックルを持ち込んでいても良いのではないかと思う次第。
2018/08/09
2018年 Ajing 釣行記
日 時:8月9(木) 18:00~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ × 1、カサゴ × 1
同行者:単独(IKD、MR、YMK各氏)
台風12号と同じ様に台風13号の直撃は免れたが、風は南南西で5~6mとまだ強く吹く予報になっている。これだけ風が強いと孤島でのアジングはまず出来そうにもないが、DKKなら何とかなる。しかも、台風12号が去った直後には爆釣したとの情報もある。
そこで、12号の後が良ければ13号の後も良いだろうと助平心は見え見えながら、AKTさんにはアジングの勉強だと断ってDKKアジングをすることにした。
17:10頃、自宅を出発し、最近すっかり通い慣れた道路を走って、現地には17:40頃到着。
早速、道具を担いで岸壁に出た所、海は多少波立ってはいるが、風はそれ程でもなく、寧ろ蚊の猛攻を心配しなければならない位。先行者は最奥に家族連れ、その手前に地元のオッチャンの餌釣り師、その手前にルアーマンと入っているので、今回初めて岸壁の入り口でやることに。
今回のロッドは8320#1Bの1本だけ。
18:00少し前、先ず1.0gのJHでキャスティングを開始。すると暫くして、海面がピチャピチャと賑やかになって来た。ライズの主は何だろう、惧らくセイゴだろうと思いつゝ表層をリトリーブするとコン、コツンと頻繁にアタリがある。しかし、合わせるタイミングが難しく、中々針掛かりさせられないが、何とか掛けた獲物は、間違えなく10cm程のセイゴの赤ちゃん。
正体が判る前は何とか獲ろうとそれなりに熱くなるが、判ってしまうと、セイゴも好きでアタッて来ている訳ではないのに、な~んだ、セイゴか・・・。
18:00を回った頃、最奥の家族連れが引き揚げて行ったので、迷わずその後に移動。その途中で、地元のオッチャンに挨拶がてら様子を訊ねると、今日は駄目だ~とのこと。
今日はアジングの勉強だから、駄目でも良いやと自分に云い聞かせてキャスティングを続けていると、IKDさんが登場。台風12号の直後に爆釣したその張本人で、2匹目のドジョウを狙ってやって来たとのこと。それから暫くして、MRさん。
最奥に小生、小生の右にIKDさん、MRさんと3人並んでアジングを開始。
するとIKDさんは、1投目で良型のアジを確保。
水が澄んでいることを盛んに気にしていたIKDさんだが、杞憂に終わった様で、これを機に集中してキャスティングを繰り返したが、アタッて来るのはセイゴばかリ。
日没時刻の18:40を過ぎてすっかり陽が落ち周囲が暗くなった頃、YMKさんが登場。
陽が暮れてもアジからのコンタクトはないまゝで、時間ばかりが過ぎて行き、小生がセイゴ以外の魚をゲットしたのは、20:30頃のカサゴで、本命のアジからは全くの音沙汰なしの状態。
切れ掛かった気持ちを何とかなだめすかしてキャスティングを続けて21:20頃、やっと最初のアジを手にすることが出来たが、後続はない。
IKDさんもセイゴを掛けては、悔しそうに声を出しているので、小生の腕の問題ではなく、状況が台風12号の直後とは正反対であることは確かだろう。
22:45頃、MRさん、YMKさんの二人が引き揚げて行き、IKDさんと二人でキャスティングを続けたが、IKDさんがまぁまぁサイズのアジを1匹追加出来ただけで、小生は空振りばかり。
結局、23:30頃、翌日の墓参りがあるので、一足先に小生が引き揚げ、IKDさんは居残ることに・・・・・・。
そして、釣り場からの帰り道のこと・・・・・。
釣り終わったのが23:30頃なので、24:00頃だったと思う。
何時もの様に何時もの交差点を左折れしようとした時のこと、この日に限って左折れ専用レーンが工事で使えなくなっていた。こんな時はそのまゝ直進して左折すれば良いものを、何を勘違いをしたのか、工事区間が終わった所で左折れレーンに入ろうとした。
すると、突然、ガガガーッと大きな音と共に衝撃が・・・・・・。
左折に入る直前に道路状況を見て、何もないことを確認した筈なのに、何事か? 一瞬、何が起きたのか判らなかったが、縁石にぶつかったらしい。
反射的にブレーキを踏み車を止めると、車は斜め左前に傾いているので、左前輪のタイヤがパンクしたことは直ぐに判った。そこでタイヤ交換をするために、交通量の少ない場所にソロリソロリと車を移動させた。ゴリゴリ・ガリガリと厭な音がするが、タイヤがパンクしているので仕方がない。そして、安全な所で状況を確認すると、タイヤはバースト状態で、ホイールから外れかけている。これは車を移動させる際に、交差点を左折れするのに、ハンドルを切った影響もあると思うが、想像していたよりも酷い状態。
幸い、釣り用のヘッドランプがあったので、タイヤの交換は、暗い中でもそれ程苦労することなく終えることが出来た。
パンクしたタイヤを助手席の後ろに収納して、自宅に帰る積りでゆっくりと発車させた所、左前方の車輪付近からギュルギュルと厭な音が伝わって来る。慌てて車を止めて様子を確認すると、縁石にぶつかった衝撃でアライメントが狂ってしまった様で、真っ直ぐ向いているべきタイヤが、内側を向いてしまっている。自宅まで10km程なので、無理をすれば何とか辿り着くことは出来るかも知れないが、交通量の多い国道1号線を走らなければならない上、場合によっては損傷がもっと酷くなることも考えられる。
そこで、保険会社に電話を掛け、レッカーを出して貰い・・・・・・。
結局、家に帰り付いたのは2:30頃。
18歳で運転免許を取って以来50年余り。違反で切符を切られたことは何度かあるが、事故はない。生涯で初めての事故だが、その原因が他人に起因する追突事故でもなければ、貰い事故でもない、完全に自分が原因の事故。
世の中、高齢者の運転が危険視されており、小生はそんな風潮を腹立たしく思っていたが、普通では考えられない状況での今回の自爆事故。
イヨイヨ小生も焼きが回って来たか・・・・・・。
事故のショックも大きいが、それよりも自身の衰えかも知れない点の方が遥かに衝撃的。
2018/08/06
2018年 Eging 釣行記
日 時:8月6(月) 18:50~21:00
潮回り:長潮(↑)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独
台風13号の影響によるのか、生憎、月曜から木曜まで傘マークが付いている。この分で行けば、今週は釣りに行けないかも知れないと思っていた。しかし、月曜日の夜の雨の降り出し時刻を良くよく見ると、孤島方面やDKK方面は夕方の18:00に対して、南端方面は22:00となっている。
22:00まで降らないなら、3時間位は釣りが出来るので、行くなら南端しかない。が、南端で何を狙うか?
南端には、6月の中旬にYGWさんとメトウイカ調査に行って以来2ヶ月振り。その時は見事に空振りに終わってしまった。今回、南端でメトウイカを狙うにしても、時期的には、メトウイカの釣期は7月一杯と云われているのでタイミングを逸した感はある。とは云え、3年前の古い話になるが8月中旬でも釣ったことがあるので、運が良ければ出るかも知れない。
と云う訳で、南端でメトウイカを狙う気になっていたが、昼過ぎにチェックした予報では、降り出しが早くなって19:00となっている。これでは、折角、行っても釣りをする時間がない。行くだけ無駄とこの日の釣行は諦めた。
所が、夕方16:00過ぎに空を見上げた所、雲は高く明るくて、とても雨が降り出すとは思えない。そこで予報をチェックしてみると、今度は22:00が降り出し時刻になっている。であれば行くしかないと急遽出撃することにして、17:15頃、自宅を出発。
自宅を出るのが遅れたので、高速を使って時間短縮を図ったが、高速を降りてから車の流れが悪くてトロトロとしか走れず、南端に到着したのは日没時刻を過ぎた19:00頃。
南端は、場所にもよるが、車横付けで釣りが出来るため、雨が降り出せば直ぐに避難が出来るので、この日の様にいつ降り出すか判らない状況の時には極めて都合が良い。そこで、釣り座にトランクを向けて駐車し、車から降りて周囲の様子を見ると、意外にもアングラーが少ない。
釣れているなら、もっとアングラーが居る筈だが、やはり釣れていない?
取り敢えずロッドとウェスト・バッグだけを持ち出して準備を開始。
今回はライト・エギングなので、ロッドはTenryu改、エギは、北東の風が斜め左後ろからかなり強めに吹いているので、手持ちの中では重たいナオリー1.8Bの組み合わせ。
キャスティングを開始したのは、19:20頃。
メトウイカのレンジを探るには、光量も減って来ているので、上からが妥当なのかも知れないが、3年前の経験から、先ず40カウントまで沈めて、底付近を狙うことに。
すると、正面に投げた筈のエギが、左45度付近から帰って来る程、潮の流れがキツイ。そこで、斜め右に向かってエギを風に乗せる様にしてキャスティングを繰り返したが、当然(?)、イカ様からのコンタクトはない。
このポイントは、背後の街灯の光りが海を明るく照らしているので、悪くはないと思ったのだが、コンタクトがない。レンジも表層、中層も探ったが梨の礫。ひょっとすると暗い方が良いかも知れないとカニの横這い釣法で少しずつ暗い方に場所移動を繰り返してメトウイカの居場所を探したが、何処もお留守と見えて、一向にコンタクトがない。
こうなると、頭の中にはシーズンを外しているので、駄目かも知れないとの思いが浮かんで来て、周囲の状況が気になって仕方がない。しかし、様子を訊ねようにも近くにはアングラーの姿もないので、自力で判断材料を手に入れるしかないが、徐々に集中力がなくなって来る始末。
20:00頃になり、到着して間もなくして光り始めた稲光のインターバルが短くなり、雷鳴が聞こえ始めたのを機に一旦StopFishing。
しかし、引き揚げるには時間はまだまだ早い。
折角来たのだから、今後のために様子だけでも聞いておきたい。
遠くに見える赤い電気浮子の主の所まで歩いて行き様子を訊ねると、メトウイカ仕掛けの長いロッドを出している地元のオッチャンが丁寧に教えてくれた。
そのオッチャンによると、メトウイカのシーズンは、6~7月で、8月に入れば終盤も終盤。一晩粘っても1桁の前半だろう。但し、去年・今年は余り良くないとのこと。
暫くそのオッチャンの釣りを見学させて貰った後、引き揚げようと車に戻り掛けたが、その途中で見掛けたエギンガーによれば9月頃までは出るよと若干違った答。この辺は、2~3杯でも獲れれば良いとするか、10杯も釣れなければ駄目とするか、人によって違うので、どちらも間違ってはいないのだろう。
そのエギンガーが別れ際に云った群れが何時回って来るか判らないから、粘った方が良いだろうとの一言に促されてキャスティングを再開したが、その言葉の効力は直ぐに醒めてしまって30分程キャスティングをして、21:00過ぎに本当のStopFishingとして帰路に着いた。
今回は、釣れればラッキーと思いつゝ南端に来たので、集中力がなくなるのも時間の問題だったと云える。
しかし、回って来るのか来ないのか、回って来るにしても何時回って来るのか見当も付かないまゝ、ただ辛抱強く待ち続けるのは、小生ならずとも、些か辛いものがあるのではないだろうか。今年は、1度の調査で結果が出ず諦めた格好だが、諦めずに何度か通えば、釣れるタイミングに遭遇した可能性もあり、そうすれば、例えアタリがなくても気持ちの持ち様は変わって来る筈。来年の6~7月はもう少し頻繁に通って見ようと考えている。
2018/08/02
2018年 Ajing 釣行記
日 時:8月2(木) 18:20~23:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ × 12
同行者:単独
この所、定例化している木曜日のDKKアジングに今週も行って来た。
DKKはAKTさんに教えて頂いたアジングの釣り場で、自宅から13km程しかないので、車で30分も掛からずに行くことが出来る。ここは、厭になれば直ぐに止めて帰ることが出来る点が、徹夜前提の孤島にはないメリットで、場所柄型や数の面では孤島には及ばないかも知れないが、気軽にアジングを楽しめる点で小生には有難い釣り場で、これからも通うことになるだろう。
そんな釣り場を教えて頂いたAKTさんには、心から感謝したいと思う。
17:30頃、自宅を出発。現場には18:00過ぎに到着。
釣り場の岸壁には、岸壁の入り口付近にルアーマンが一人、岸壁の最奥手前で竿を2本出ししているエサ師が一人がいるだけ。
そのエサ師に断わって最奥に入れさせて貰って、準備に取り掛かった。
今回は、Soare改の1本だけ。
風は南風が右手から少し強めに吹いて来ているので、先ずは1gのJHで様子を見て、状況によっては0.8g、0.6gに替える算段で、17:20頃、キャスティングを開始。
すると、思ったよりも潮の流れが右から左に速い。風も右から左なので、アッと云う間にジグが流されてしまう。風上になる右手にはエサ師が竿を出しているので、風上にキャストしようにも、余り極端に右手に向かってキャストするのは無理。場所をエサ師の右側に移そうかとも考えたが、1.2gのJHでエサ師の浮子ギリギリにキャストすれば何とかなることが分って、そのまゝ場所を替えずにキャスティングを続けることにした。
時間が過ぎ日没時刻の18:44を回っても、何もコンタクトがない。
AKTさんによれば、台風12号が過ぎた直後の日は爆釣した情報があるとのことで、それに期待したのも事実だが、こんな筈では、こんな筈では・・・。
周囲の光量が減って来た19:30頃、微かな違和感があった。YGWさんの云う枯葉のアタリかも知れないので、軽くロッドを煽った所、ロッドに一瞬のことだが重さが伝わって来た。おっ、アジか・・・と思った直後には軽くなっていたので、勘違いだったかも知れないと思いつゝ軽くアクションを加えていると、又々同じ違和感。これも一瞬重さを感じただけ。
あれはアタリ?
だとすると、その主は何だ?
すると次の瞬間にチクッと先程の違和感よりははっきりしたアタリがあって、21cm程のアジ。
キャスティングを開始して1時間も気配がなく、先行きが心配だったがこれで一安心。
この日はお持ち帰りの予定はなかったので、隣りのエサ師にプレゼントしようと思ったが、エサ師は竿を2本出しっ放しにしたまゝ留守にしていた。そこでリリースをしたのだが、写真を見てこのアジが出血していることに気が付いた。針を飲み込んでおらず、上顎にキッチリと掛かっていたので出血しているとは思いもせずに、リリースしたのだが、無事生き延びてくれるだろうか?
この1匹を皮切りにアタリが出る様になった。と云っても、アタリのあったポイントを同じ様にジグを通してもアタッて来ることは余りなかった。小生の腕前を考えれば、同じ様にと思っているのは本人だけで、どの程度同じなのか甚だ疑問だが・・・・。
寧ろ方向やレンジやJHの重さを変えるとアタリを出す様な印象だった。
それでも、8:40頃までの1時間程で、9匹獲ったので、非常に良いペースで、この分で行けば、21:00までにはツ抜けするだろうと思った。
所が、案に相違してピタリとアタリがなくなってしまった。潮は向きが変わって左から右にトロトロと流れているので、潮が効いていない訳ではなさそうだが・・・。
それから、ほゞ1時間程は全くアタリがないまゝに過ぎ、ソロソロ嫌気がさして来た21:50頃、漸く10匹目を獲ってツ抜け達成。
そうなると、又々欲が出て、もう少し粘って見よう・・・・・。
結局、23:00少し前に、ラインが切れて13匹目の抜き揚げに失敗して、一旦は引き揚げる気になったのだが、何を間違えたかこの日はリーダーを結び直して残業をする気になった。
しかし、これは文字通りの無駄足掻きで、23:30頃、StopFishingとした。
この日のアジングは19:30から20:30の1時間がピークで、この時間帯だけを見ると平均して7分に1匹の割なので、小生にしては出来過ぎと云えるだろう。
まぐれとは云え、こんな楽しいことがあるから釣りは止められないと改めて痛感した次第。
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