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2024年釣行記(60) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:09月17日(火) 18:15~22:45
潮回り:大潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 5、豆アジ x 2、カサゴ x 1
同行者:KRKZさん、(ISBSさん)

仲間からの情報では、今シーズンのKMI’sは9月の中旬を過ぎても調子が下がっておらず好調を持続しているとのこと。しかも、カミさんからはアジの在庫が切れたと告げられていたので、在庫補充のために、今回はKMI’sでのアジングを予定して準備をしたいた。
そんな所に、JellyFishさんことKRKZさんからMHR-KGNでの刀狩りのお誘いを頂いた。実は1ヶ月程前の8月下旬に、アジングを始めたいので、色々と教えて欲しいとのメールを、12年振りに頂いたことを切っ掛けに再び連絡を取り合う様になったのだが、その遣り取りの中でKRKZさんテンヤの引き釣り刀狩りをしていることを知り、機会があれば一緒に行こうとなっていた。
こう云う経緯からお誘いを頂いたもので、KRKZさんとは、2012年08月にYNGSMメッキ調査をして以来12年振りのコラボ・釣行になる。

17:45頃、現地に到着。
KRKZさんは程なくして到着し、昔と同じ様にニコニコと笑いながら車から降りて来て、12年振りの再会となった。

早速、連れ立って岸壁に出てみると、思いの外大勢のアングラーが長いロッドを振っており、最近のホーム・ポイントとなっている22~24番スポット付近が空いているかどうか心配なって来る程。
案の定、丁度真ん中の23番スポット付近には先行者が入っているので、22番スポット24番スポットも諦めざるを得ない。仕方がないので、その先の26番スポット付近に釣り座を構えて二人並んで刀狩りをすることにした。
そして、Sephia S806ML-Sにリールをセットしラインを通すなど準備を始めたのだが、直ぐに23番スポット付近のアングラーの姿が消えているのに気が付いた。これは、ラッキー!とばかりに急いで24番スポット付近を確保し、24番26番に別れて、ゆったりとロッドを振ることが出来ることになった。

18:15頃、キャスティングを開始。
海は、大潮の満潮時刻から1時間経過したばかりで潮位が高くてテトラ帯は完全に水没しており、一際広く見える。風は強めだが、背後からの南寄りなので釣りには支障なく、暑さが凌げるので寧ろ有り難い。

残照の中、キャスティングを繰り返したが、予想通り反応は返って来ない。活性が高ければ、暗くなる前にコンタクトして来ることもあり得るが、MHR-KGNでは滅多にないことで、まずは肩慣らしと云った所。

やがて、周囲の暗さが増して来てゴールデン・タイムに入り、集中力を高めてロッドを握ったが、やはりタチウオからの反応がない。
隣りの26番スポット付近からは、ビユッとロッドの風切音が聞こえて来るので、KRKZさん刀狩りを始めた様子。しかし、刀狩りには付き物のケミホタルの灯りが見えない。
どうしたんだろう・・・と様子を見に行くと、何とケミホタルを付けておらず、しかもワイヤー・リーダーを使っている。そこで、24番スポットに取って返しケミホタルと自作のナイロン・リーダーを持って来て、KRKZさんの仕掛けを作り直し、改めてアクションの付け方などを軽くレクチャーした後、自分の刀狩りを再開した。

しかし、相変わらずタチウオからの反応はないまゝ。

そこで、念の為に持って来ておいた8320#1Bのロッドを取り出し、アジングをすることにして、0.8gのJHを結んでキャスティングを始めた。すると、1投目からモゾと反応が返って来て、豆アジをゲット。
潮位が高い今の時間帯ならアジが出るよと、この豆アジKRKZさんに見せると、元々KRKZさんと再会することになった切っ掛けはアジングなので、早速KRKZさんアジングを開始。
KRKZさんアジングは初めてだが、メバリングの経験はあるため、
1)基本的にはメバリングアジングも大きく違うことはないこと。
2)違和感があったら、兎に角、合わせを入れること。
の2点だけを伝えて、小生は24番スポット付近に戻って、刀狩りを再開した。

しかし、豆アジと違ってタチウオは活性が低いためか、そもそも付近には回って来ていないのか、兎にも角にも、全く反応がない。前回は、獲れないまでもそれらしい反応は何回かあったが、今回は見事なまでの梨の礫で、今日は駄目かも知れないと、早くも弱気の虫がゴソゴソと這い出して来る始末。

それでも、その内回って来る筈と自分自身に云い聞かせて、何とかモティベーションを切らさない様にしてキャスティングを繰り返していると、突然、コツ。
いつもなら、アタリがある前に何かしら気配があることが多いのだが、この時はいきなり来たので、些か泡を喰った格好。しかし、何とか合わせが決まって、年甲斐もなく、KRKZさん、来たよ!!と大きな声を上げてしまった。時刻は20:35のことで、サイズは何とか指3本ともう一つ。とは云え、実釣を開始して2時間20分の間にあった唯一無二の反応をものにすることが出来て、これはこれで嬉しい1匹だった。

タチウオは群れで回遊しているので、連続して反応が返って来ると云われている。しかし、MHR-KGNタチウオの群れは小さいのか、或いは回遊のスピードが早いためか定かではないが、兎に角、交通事故的な単発のアタリが多い印象で、この日も2匹目をゲットしたのは約10分後の20:44。そして、それから15分後の20:593匹目、17分後の21:164匹目を掛けることが出来たので、比較的良い調子と云っても良いのかも知れない。

この日の釣りは、大潮の下げの時間帯に当たっており、4匹目をゲットした頃には、潮位が1m程にまで下がっているため、テトラ帯が大きく身体を海面から出している。そのために、テトラ帯とテトラ帯の切れ目が目視出来るので、テンヤを通すコースがはっきりと見えて、この点は良いが、その切れ目にテンヤを通しても、一寸気を抜くとゴツゴツとテトラ帯の裾に触れる感触があって油断がならない。

そこで、少し早めにピック・アップしてテンヤをテトラ帯に喰われない様に気を付けながら、キャスティングを繰り返したが、一向に反応が返って来ない。
時刻は22:00を回った頃、実釣時間も4時間を超えて来て少し疲れも出て来たので、気分転換をすることにした。そして、26番スポット付近でKRKZさんと四方山話をしていると、通り掛かったアングラーが、ジッと小生の顔を覗き込むようにし、一呼吸置いて小生の名前を呼び掛けて来た。
あれ、誰だ・・・?
よくよく見ると、その御仁はISBSさんで、アジングにやって来たが、アタリがなくなったので引き揚げる所だとのこと。持っていたクーラーには沢山のアジが入っており、好釣果に気分良く引き揚げる途中で良く似た人物を見掛けたので、声を掛けてくれた由。

ISBSさんが引き揚げて行った後、刀狩りを再開したが、やはりタチウオはお留守の様子。
しかし、10m程離れた隣りのKRKZさんからは、アタッた! バレた!と声が聞こえて来る。そこで、テンヤを一段軽い快適波止タチウオテンヤSS3Sチャター・タイプをチョイスして、チャターの振動でタチウオを誘き寄せる作戦に出た。すると、これが奏功したと見えて、いきなりガツガツと反応が返って来て、22:115匹目をゲット。これに気を良くしてキャスティングを続けたが、単発の交通事故に終わり、後続はない。
隣りのKRKZさんには、相変わらずアタリがある様なので、何とか2匹目をゲットして貰おうと見守ったが、結局、獲ることは叶わず、22:45頃、StopFishingとして、引き揚げて来た。

所で、この日のKRKZさんは、アジングのデビュー戦を見事に飾り、今シーズン初のタチウオもゲットしたとのことで、小生としてもご同慶の至りで、コラボした甲斐があったと云うもの。
小生の刀狩りも、5匹の釣果で数の面ではソコソコだったが、何れも指3本サイズばかりで、この点には若干不満の残る所。しかし、季節が進めばもう少し太くなるだろう。その時を楽しみにして、通おうと思っている。

2024年釣行記(59) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:09月13日(金) 18:20~22:30
潮回り:若潮
(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 2、カサゴ x 1、豆アジ x 1
同行者:YTさん、AKWさん、(ISBSさん)

前回はMHR-KGNでの刀狩りだったので、今回はKMI’sアジングをしようと思っていたが、予報では南or南南西の風が7mとかなり強め。時間の経過と共に弱くなる様だがそれでも5m。9月中旬になったとは云え、まだまだ残暑が厳しいので、風が吹くのは有り難い。しかも、KMI’sでは背後の植栽で多少の風なら凌げるので都合が良いが、7mは強過ぎる。
と云う訳で、MHR-KGNにするかKMI’sにするか決めかねていたのだが、AIKWさんを連れてMHR-KGNに行くとのYTさんからの連絡で、ようやく心が決まった次第。

18:00過ぎ、先着していたYTさんに迎えられて現地に到着。
所が、YTさんの車の中にはAKWさんの姿が見えない。AKWさんに会うのは年初の1月末以来になるため楽しみにしていたので、どうしたのかYTさんに尋ねた所、既に岸壁に出て釣りをしているとのことで、一安心。

早速、キャリヤーに道具を積み込んで岸壁に出てみると、18番スポット付近までの間は一定の間隔で長いロッドを振っているアングラーの姿があって、一時期に比べると、少し賑やかになっている。
その中に真っ黒に日焼けしたAKWさんの姿があり、短い挨拶の後小生は24番スポット付近に進み釣り座を構えた。

前回、YTさんアジを爆釣したので、念の為にTenryu改も持ち込んでアジングの用意もして来たが、小生にとっての本命はやはりタチウオなので、Sephia S806ML-Sを先発に選びアクアウェーブスパークテンヤ ショート 11gを組み合わせて、18:20頃、キャスティングを開始した。

風は時折息を付く様に弱くなる時もあるが、予報通り強めに吹き付けているので、暑さも凌げて有り難い。しかもほゞ背後からの南風のため、軽いジグを使うアジングではなく、11gの重たいテンヤを扱う刀狩りなので影響はない。寧ろ、上手く風に乗せるとかなり飛距離が稼げるので、好都合。

この時間帯は潮位が130cm超もあるため、目の前のテトラ帯の殆どが海中に没しており所々に一際背の高いテトラの頂上が海面から頭を出しているだけで、海が広く見える。

時間的にはゴールデン・タイムに入ったばかりで、前回も18:30過ぎに最初のコンタクトがあったので、期待をして反応が帰って来るのを待ったが、この日は音無しの構え。

タチウオの反応は、突然返って来ることが多い。その瞬間にタイミング良く対応出来なければ、千載一遇のチャンスをミスミス逃すことになるので、一時も気を抜くことが出来ない。
いつでも来い!!
微かな違和感をも逃すまいとロッドを持つ手に注意力を集中させて小さなリフト&フォールを繰り返したが、全く反応が返って来ない.

ゴールデン・タイムはアッと云う間に過ぎてしまったが、回って来れば、必ず反応は返って来る筈と根拠のない期待を胸にキャスティングを繰り返し、そして失望することの繰り返し。
そして、19:45頃になって待望の違和感があり、反射的に腕を煽って合わせを入れたが、これは空振り。コンでもコツッでもなかったのでタチウオではないかも知れないが、刀狩りに来た以上はタチウオの反応であると思いたい。
どちらにしろ何かが寄って来た・・・。
ロッドを握る手に力を込めてキャスティングを繰り返していると、20:00頃、前回よりのはっきりとした違和感があって、今度は獲物が針掛かりした感触はあった。だが、残念ながら次の瞬間にはフッとロッドが軽くなって、またもや空振りの憂き目。

連続して空振りしたのは残念無念だが、何も反応がない時間帯より、状況は良くなって来たと萎えそうになる気持ちに活を入れてキャスティングを繰り返していると、20:19、テトラ帯の近くでコンと、今度ははっきりとした反応が返って来た。
合わせも決まってタチウオ独特の強い引きを楽しみながら寄せて来て抜き上げた獲物は指3本にも満たないベルト・サイズ。指3本以上を目標にしていたので、これでは物足りないが、ボーズではなくなったと一安心。

三度目の正直で何とか1匹獲れた所で後続を狙ったが、全く気配がなく交通事故にあった気分。
暫くキャスティングを繰り返していたが、何も変化がないので気分転換のためにクーラーに腰を掛けて晩飯のパンを齧っている所にISBSさんが登場。
ISBSさんYTさんからアジが釣れているとの連絡を受けて、押っ取り刀で駆け付けて来た由で、直ぐにYTさんAKWさんを追い掛けて岸壁を先に向かって行った。

20:40頃、刀狩りを再開。
すると程なくして、ガツガツと反応が返って来て、ようやくこの日2匹目の本命をゲット。時刻は20:47のことで、これは指3.5本の良型。

タチウオは群れで回遊しているので、続けて反応が返って来ても良さそうなものだが、群れが小さいためか、これも単発の一発勝負で後続は皆無。

長いロッドを振り続けて来たにも拘らず、反応があったのは4回。その内、ものに出来たのは2匹なので、打率で云えば5割と高水準。しかし、例え打率が低くなっとしても、反応の回数がもっとある方が釣りとしては楽しい。
にも拘らず2匹目を掛けてからは、梨の礫状態が続き、気持ちが切れ掛かった22:00近くになって、YTさんが一人戻って来てくれ、一息付けた格好。

戻って来たYTさん用に刀狩りの支度をし、小生はアジングをする積りでTenryu改を引っ張り出してアジングの支度も整えた。
そして、Tenryu改カサゴを掛け、豆アジを釣り上げた所で、遅れて戻ってきたAKWさんに使って貰い、小生は刀狩りを再開しYTさんと並んでキャスティングを繰り返した。しかし、小生には反応は全くなく、YTさんには刀狩りを始めた途端に反応があっただけとのこと。

それでもキャスティングを続けたが、タチウオには完全にそっぽを向かれた格好で、22:30頃には事実上のStopFishingとなり、その後はYTさんと二人並んでAKWさんアジングを見守って、結局、23:00過ぎに釣り場を後にした。

2024年釣行記(58) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:09月10日(火) 18:20~23:00
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 2
同行者:YTさん

今回は、久し振りに湘南の達人ことYTさんMHR-KGNでのコラボ・フィッシングをすることになった。と云っても、小生のタチウオ狙いに対して、YTさんメバルを狙うとのこと。9月に入って10日程経ち、猛暑・酷暑も幾分和らいで来たとは云え、海の中の季節はまだ夏真っ盛り。メバルを狙うには少し早過ぎると思うが・・・・。

先着していたYTさんに迎えられて18:00頃に現地到着。
この時期の日没時刻は17:55なので、ノンビリしているとゴールデン・タイムを逃すことになるため、直ぐにクーラーやバッカンをキャリアに積み込んで、YTさんを置いて一足早く岸壁に出た。

岸壁を歩きながら、釣り場の様子を見ると、小潮だが潮位が約150cmと高いため目の前にある筈のテトラ帯ほ殆どが海中に沈んでおり、一際背の高いテトラの頂上が少し見えるだけ。風は予報通り背後からの南風だが、予報よりも弱めの印象。

この日は、釣り座を24番スポット付近に構える積りだったが、近付いてみると残念ながらアングラーの姿がある。仕方がないので、前回と同じ22番スポット付近に道具を置いて準備に取り掛かったが、程なくしてそのアングラーの姿が消えていることに気が付いた。
と云う訳で、当初の予定通り24番スポット付近をこの日の釣り座とすることが出来た。

今回の先発は、ベイト・ロッドAY 90MLB-S-4MHR-KGNでは目の前の8~10m付近にテトラ帯が入っているため、タチウオを狙える範囲はそのテトラ帯の沖側になってしまう。となると、飛距離の出るスピニング・ロッドの方が優利なのは自明だが、9フィートもある長いAY 90MLB-S-4であれば、そこそこ距離が出るのではないかと考えた。
と云う訳で、アクアウェーブスパークテンヤ ショート 11gを結んで、18:20頃、キャスティングを開始した。所が、思っていた程飛距離が出ない。やはり、アユを狙うためのロッドを長いからと云って、キャスティング用に引っ張り出すのは無理があると云うことだろう。
キャスト方法を少し工夫すれば、もう少し距離は出るだろうが、変に力を入れてキャストすれば、ライン・トラブルの元。となると、折角のゴールデン・タイムに刀狩りが出来ないことになってしまう。
となると、ここは素直にスピニング・ロッドに持ち帰る方が良いだろう。
急いでSephia S809M/Fの支度を整えて、刀狩りを再開することにした。

そして、その2投目か3投目で、コツン。時刻は18:34のことで、隣りに居たYTさんタチウオを掛けた現場を現認して貰えて、正直な所ホッとした。
この獲物は、指3本あるかないかの太めのベルト・サイズだったので写真撮影後海に帰って貰い、もっと太いタチウオを狙ってキャスティングを続けたが、反応が返って来ない。

暫く、近くでキャスティングをしていたYTさんは、メバルの居場所を探すために離れて行き、小生は独り残って刀狩りを続けた。

19:00頃、YTさんからアジが頻繁にアタッて来るが針掛りさせられない。針掛かりさせても、直ぐにバレてしまうとの連絡が入って来た。
そこで、タチウオからの反応がなく、気配も感じられなかったので、気分転換を兼ねてYTさんの様子を見に行くことにした。
そして、への字カーブの少し先でキャスティングをしているYTさんの隣りに立って様子を見ていると、連絡の通り中々抜き上げるまでには至っていない。それでも、何度かバラした後に抜き上げた獲物を見ると、サイズこそ15cm足らずだが立派なマアジ

元の釣り座に戻って刀狩りを続けたが、まるで気配がない。タチウオが寄って来ていれば、合わせを入れる程ではないが、何かしらの違和感があるのだが、それが全くない。

それでも、その内、廻って来る筈だと根拠のない期待を胸にキャスティングを繰り返した。
しかし、完全に梨の礫
そこで、20:30頃、どうせ、アタリがないなら、キャスティングの練習をしょうAY 90MLB-S-4にロッドを持ち替えて、キャスティングを続けた。

22:00頃、YTさんが戻って来て、近くでキャスティングを始めた。
すると、間もなくして
アッ、アタッた!
アッ、バレた!
と楽しそうな声が聞こえて来て、この近くにもアジが回って来ている様子だったが、その内、ゴミを掛けてラインが切れてしまったと戻って来た。

そこで、YTさんに刀狩りをして貰おうと思い、再々度ロッドをSephia S809M/Fに替えて仕掛けを組み直して、YTさんに振って貰うことにした。
そして、湘南の達人に対しておこがましいが、アクションの付け方などを軽くレクチャーして、キャスティングを初めて貰った。すると、やはり湘南の達人だけのことはあって、早くも10分か15分後にロッドを大きく曲げて遣り取りを始めた。所が、残念なことにバラしてしまって、抜き上げることは叶わず切歯扼腕
逃がした獲物は大きいと云われるが、YTさんに取っては、初めてのテンヤで掛けたタチウオなので、大きさ云々と云うよりも抜き上げられなかった悔しさの方が大きかった筈。小生にしても同じで、何とかYTさんにあの独特なタチウオの引きを経験して貰いたいと思っていただけに、何とも中途半端な結果で、残念無念。

その後も、YTさんには刀狩りを続けて貰ったが、何も反応がないとのこと。そこで、試しに小生がキャストしてみると、ジワーッと重たくなる反応があって、指3本をゲット。時刻は22:30頃のことで、タチウオが寄って来ていることが分かった所で、選手交代。ロッドをYTさんに渡して刀狩りを続けて貰った。

しかし、チャンスが巡って来ることなく23:00を廻った所で、二人共諦めてStopFisingとした。

今回、YTさんメバル狙いで入釣したのだが、やはり時期的にも早過ぎた様で、メバルは全く出なかったとのこと。代わりに型は小さいがアジが何処でもアタッて来た由。
この釣り場ではメバルの外道として、たまにアジが来ることはあったが、テトラ帯の手前にまで入って来ることはなかった。否、これまで夏の暑い時期に、この釣り場で軽いJHを使うことがなかったので、アジが入り込んでいることを知らなかっただけかも知れない。事実、YTさんによれば二人組のアジンガーが居たとのことだったので、知る人ぞ知るアジの隠れた釣り場だったのかも知れない。
サイズの面ではもう一つだったが、海水温が最高になるこの時期では、何処の陸っぱりの釣り場でも、豆アジばかりになるのは避けられない。しかし、季節が進み海水温が落ち着いて来た頃に20cmクラスが出る様であればと思うが、兎に角、潮位が高い時間帯は、狙い目かも知れない。

そして、もう一つの刀狩りについて。
今回は、メバリングの序にテンヤでの刀狩りを試して貰ったが、中途半端な結果に終わってしまったので、次回は、刀狩りでコラボすることにした。

しかし、アジが出ているこを考えると、アジタチウオの二本立てになるのかも・・・・・。

2024年釣行記(56) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:09月02日(月) 18:15~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 4
同行者:単独

迷走台風10号が日本列島付近をうろついていたため、連日の豪雨・強風の悪天候続きで釣りに出掛けられず道楽部屋で悶々としていた。所が、釣り仲間の中には、敢えて悪天候を狙って釣行する者が、それも複数居ることが分かって愕然。正に病膏肓で、後期高齢者としては事故のないことを願うばかり。
その台風も熱帯低気圧になって、ようやく傘マークのない日が巡って来たので、今シーズン5回目の刀狩りに行くことにした。しかし、天気予報では南南西の風が5~6mと強めに吹くとのこと。こうなるとUMB-FPでは横風になるので具合が悪い。しかし、MHR-KGNならば背後から受けることになるので、支障はないだろう。

18:00頃、現地に到着。
早速、岸壁に出て様子を見ると、今回もやはり岸壁の入り口付近に4人程のアングラーの姿が見えるだけ。いつもは点々とアングラーの姿が見えるのに、寂しい限りだが、少ないとは云え同好の士が居るのを見て、一安心。
風は、予報通り背後から強く吹いており、UMB-FPにしなくて正解。海は大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、潮位は180cm近くもあって、目の前にある筈のテトラ帯は全く見えない。

4人の先行者の背後を通って先に進み、前回と同じ22番スポット付近に釣り座を構えた。前回は、このポイントでテンヤを3個奉納する結果になったので、注意をする必要があるが、テトラ帯が見えないので、少しでも様子が分っていることを優先した。

18:15頃、Sephia S809M/Fを手にキャスティングを開始。
いつもはベイト・ロッドを手にしているのだが、前回の反省からMHR-KGNでは、飛距離の出るスピニング・ロッドを使うべきと考えたもの。
組み合わせたテンヤは、快適波止タチウオテンヤSS3Sをチョイスした。と云うのは、強いフォローの風なので軽いテンヤでも飛距離が出る上、テトラ帯に掛けるリスクが減ると考えた次第。

キャスティングを繰り返している内に徐々に周囲の光量が減って来て、ゴールデン・タイム。
今か今かとタチウオの反応を待っていたが、何も音沙汰がないまゝ時間が経ち、前回掛けた19:00を廻っても、梨の礫

アリャー、今日は駄目か・・・・・・
実釣を開始して1時間程で、早くも弱気の虫がムクムクと頭をもたげて来る始末だったが、それでも、まだ釣り始めたばかりだと考え直して、キャスティングを繰り返していた。すると、何やらタチウオが寄って来ている様な気配が伝わって来た。

オッ、寄って来たかな・・・確信が持てないまゝキャストし軽いリフト&フォールを繰り返していると、コツと前アタリがあって、次にガツン。
待ちに待ったタチウオ独特な引きを楽しみながら抜き上げてみると、指3.5本のまあまあのサイズ。時刻は19:33のことで、これでお土産が確保出来たとヤレヤレ。

チャンス到来とばかりに、血抜きのために急いでエラを切って海水を汲んだバケツに放り込んで後続を狙ったが、反応はそれっきり返って来ない。
そこで、24番スポット付近にプチ移動して、タチウオを探したが見付けられず、結局30分程で元のポイントに戻って来た。そして、バケツに入れておいた獲物をクーラーに収納しようとして、びっくり。バケツには獲物の姿はなくもぬけの殻になっており、一瞬、我が目を疑った程。
獰猛な顔に似わず、意外に生命力のないタチウオがバケツから抜け出して海に帰っていったとも考えられず、アオサギも見ていなかったので、野良猫の仕業だろう。しかし、漁港や釣り場には野良猫が付き物だが、MHR-KGNでは見たことがなかったので、完全に油断をしていた。

あぁ、折角のお土産を・・・とがっくりし、何としてでもその代わりをとキャスティングを続けていると、程なくして強いアタリが返って来た。
良かった。これで埋め合わせが出来たと喜んだのも束の間。抜き上げに入った瞬間、ポチャンと虚しい音を残してオート・リリース。

ガックリしたが、このまま尻尾を巻いて引き上げるのは、昭和男児の沽券に関わるとボーズを覚悟しつつキャスティングを繰り返した。
すると、約40分後の20:46にこの日2匹目タチウオをゲット。
このタチウオはテトラ帯の直ぐ近くで反応を返して来たので、瞬間的にテトラに掛けてしまったか・・・と思った。しかし、ラインを張って様子を伺うと明らかに生命体の反応が伝わって来たので、本命であることを確信。強い引きを楽しみながら、抜き上げた獲物は指4本の良型。これは、マタマタ、野良猫に持って行かれない様に、用心をして血を抜きクーラーに収納したのは、云うまでもない😁

そして、その直後の20:493匹目をゲット。これは指3本だったので、直ぐにリリースしたが、続けて反応が返って来たことに気を良くして連チャンを狙った。しかし、続けて来たのはマグレだったと見えて、元の木阿弥

それでも、ポイントを行ったり来たりして替えてキャスティングを繰り返して、24番スポット付近で、21:13指3本サイズをゲット。これも即リリース。

その後も追加出来ないかと粘ったが、音沙汰はなく、22:00過ぎに諦めてStopFishingとした。

所で、刀狩りで使っているケミホタルだが・・・。
いつもは50サイズを使っているのだが、この日は試しに一回り大きな75サイズを使ってみた。このサイズのケミホタルは、刀狩りを本格的に始めた頃に購入したものだが、水に沈むのでお蔵入りにしていた。しかし、このまゝ死蔵しておくのも勿体ないので、どの程度沈下するのか真水を入れたバケツでチェックしてみた所、完全には沈んでいないことが分かった。実際に使用するのは海水の環境なので、この程度の沈み具合であれば、全く問題はないだろうと考えたものだが75サイズにしてみた結果、視認性が上がってテンヤの位置が手に取るように判り、テトラ帯ギリギリまで狙えた。
と云う訳で、今後はMHR-KGNで使用するケミホタル75サイズにしようと思う。

又、この日は夜の22:00まで刀狩りをして来たのだが、この時刻の潮位は1m足らず。この潮位であれば、テトラ帯も海面から出ているので位置の把握は容易だが、一方で浅くなり過ぎているため、テトラ帯とテトラ帯の切れ目であっても根掛かりし易くなる様に思える。
と云うことから、MHR-KGNでの刀狩りは、1m以上の潮位を取り敢えずの条件とすることにしよう。

2024年釣行記(55) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:08月26日(月) 18:15~22:10
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 1
同行者:単独

この所アジング続きだったので、久し振りに刀狩りに行くことにした。

予報では、風は南風の3m。
当初は、真横からの風になるのでやり難そうだが、3mならば何とかなるだろうと思い、UMB-FPに行く予定で自宅を出た。しかし、釣り場近くの街路樹を見ると、風に吹かれて大きく揺れており、予報の3mよりも遥かに強そう。こうなると、隣りとの間隔が余りないUMB-FPではお祭り騒ぎになりかねない。特に、隣りが餌釣り師の場合は、仕掛けを流し放しにするので、尚更。
と云う訳で、急遽、釣り場を南風の背負えるMHR-KGNに変更することにした。

前回このMHR-KGNに入った時は、小生以外にアングラーの姿は全く見えず異様な雰囲気だった。しかし、今回は、何を狙っているのかは判らないが、3~4人のアングラーが岸壁の入り口付近で長いロッドを振っているのが見えて、一安心。

早速、クーラーやバッカンをキャリヤーに積み込んで岸壁に出た所、風は時々息を止める様に止む時もあるが、背後から強めに吹いて来ており、MHR-KGNにして正解だった。しかし、海は潮位が高くて、岸壁から8~10mの位置にあるテトラ帯の殆んどが海中に没していて目視出来ない。となると、釣り座の位置によっては根掛かりラッシュになりかねない。どうしようかと思ったが、前回入った22番スポット付近が空いていたので、ここに釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

最近はベイト・タックルをメインに使っているので、BlueCurrentⅢ 82/Bがレギュラー・ロッドなのだが、MHR-KGNでは実際に狙うのはテトラ帯の沖側になりテトラ帯と岸壁の間は捨てることになる。となると、どうしても飛距離が欲しい。
と云う訳で、持ち込んだBlueCurrentⅢ 82/BSephia S809M/Fの2本の内、飛距離の面では有利なSephia S809M/Fを手に、快適波止タチウオテンヤSS2Sを組み合わせて、日没時刻の18:15頃にキャスティングを開始。

前回のUMB-FPでのことではあるが、時合は日没時刻を過ぎた極々僅かな時間しかなかった。そのUMB-FPとMHR-KGNはそれ程距離が離れていないので、同じ傾向にあるだろうと思い、集中してタチウオからの反応を待ったが梨の礫。それどころか、海中に没しているテトラに根掛かりして、ラインを高切れさせる始末。そこで、折角のチャンス・タイムを逃してはならじと慌ててBlueCurrentⅢ 82/Bを引っ張り出してキャスティングを続けたが、コンタクトはない。

こうなると、やはり広範囲を探るしかないと考え、改めてSephia S809M/Fを取り出し替えスプールをセットして、刀狩りを続けた。

すると、これが奏功したのか、突然、ガツガツと待ちに待った反応が返って来て、この日初の獲物をゲット。時刻は19:04のことで、サイズはベルト・サイズに毛が生えた様な指3本しかなく、嬉しいには嬉しいが両手を上げて喜ぶには物足りない。
もっと太いものが欲しいと力を込めてキャスティングを繰り返したが、群れをなして回遊している筈なのに、後続の反応はない。逆に、またまた海中に沈んでいるテトラ帯の餌食になって、この日2度めの高切れの憂き目。

仕方がないので、マタマタBlueCurrentⅢ 82/Bに取り替えて刀狩りを続けた。そして、この日3度めの根掛かりで、3個めの快適波止タチウオテンヤSS2Sを奉納してしまい、手持ちの2Sは全て無くなってしまった。

時間的にはまだまだ余裕がある上、指3本が1匹の釣果では満足出来ない。
と云う訳で、快適波止タチウオテンヤSSを手持ちの中では最も軽い5Sを試しに使ってみることにした。しかし、BlueCurrentⅢ 82/B5g程度しかない軽いテンヤをキャストしても飛距離は更に出ず、釣りにならないことははっきりとしている。そこで、再々度Sephia S809M/Fにお出ましを願うことにして、ライン・システムを組み直した。

だが、ここまでしても空振りの連続で、1度だけ合わせ切れなかったアタリがあったのみ。それでも惰性と未練のキャスティングを繰り返したが、何も変化がないまゝ時間が経ち、22:00頃、精魂尽き果ててtopFishingとして、引き揚げて来た。

今回釣り座を構えた22番スポット付近は、これまでも入ったポイントで、その時は根掛かりすることはなかった。そんなこともあって、根掛かりの心配は殆んどしていなかったのだが・・・・。
油断があったのかも知れないが、兎に角、お気に入りの2Sのテンヤを3個もなくしたのは、痛かった。
帰宅後、直ぐに密林に注文したのだが、到着は29日の木曜日になる由なので、次回の刀狩りに間に合わないだろう。

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