※ カテゴリー別アーカイブ:2014年 ※
2014/05/16
2014年 FlyFishing 釣行記
場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 2 同行者:Tommyさん
2014年のフライ・フィッシングの幕開けをホームのSKM-Rですることにした。
この溪は、行程は500m程しかないものゝ、入渓・脱溪は楽だし釣果もソコソコあるので、小生の様な老体には優しく気に入って良く通っていた。
所が、一昨年から減水傾向が続き、昨年などは糸状のアオミドロが至る所に発生して、およそ渓流とは云えない状態になってしまった。水量が減少した原因は、一昨年の7月に始まった再生可能エネルギー全量買取制度に伴って廃止された水力発電所の再開発が促進されることとなり、このSKM-Rの上流にある小さな発電所もその対象で、再稼働に伴って取水がされる様になったことではないだろうかと思っている。
そんな状況に嫌気が差して、昨年は数える程しか入渓しなかったが、果たして、今年はどうか・・・・・。
5月の中旬では、川虫が飛び出すのは9:00~10:00頃からだろうと云うことで、いつもよりはかなり遅い7:00過ぎに自宅を出発。現地には、予定より遅れて9:00過ぎに到着。
早速、ウェーダーを穿き等々準備を整えて入渓地点に向かうと・・・。
何と、3本程の大木が根元から倒れ折り重なって入渓路を塞いでいる。足元が覚束なくなった小生には、到底溪に近付くことが出来そうもない。仕方がないので、以前の入渓ポイントである橋の袂に引き返したが、ここにも灌木が倒れ込んでいて無理。Tommyさんと付近をウロウロして、何とか反対側の袂から溪に降りるルートを探し出して、キャスティングを始めたのは9:30を回った頃。
心配していた水量は、案の定、少ない。もはやこれが平水位だと思った方が良いのかも知れない。
入渓して直ぐのこと、小さな落ち込みに15番のパラシュートを流すと、今シーズン初のライズ。これはチビメで針掛かりさせられなかったが、ヤマメが居ることが分かって一安心。
そして、そこから少し釣り上がった所。
岸と大きな岩で狭められた流れにフライを流すと、底から黒い影がフライに飛びつく様に出て来たのが見えて、開幕を祝う15cm程のヤマメ。
早々に女王様がお出ましになったのに気を良くして釣り上がったが、倒れた木々や折れた枝が溪を覆っていて、減水で少なくなったポイントを更に減らしていて、やり難いことこの上ない。
それでも、飽きない程度の間隔でフライを目掛けてライズして呉れるヤマメがいたので、モチベーションが下がることはなく、結局、この日の釣果は小生が2匹、Tommyさんが1匹と貧果と云えば貧果だったが、アッと云う間に時間が経って楽しい一日だった。
1年振りのフライ・フィッシングで大きな岩を乗り越え、ジャンプし等々滅多に使うことのない筋肉を酷使したので、筋肉痛になりそうな予感が・・・・・。
若くはないので、当日や翌日になることはないが、2日後の日曜日にはきっと筋肉痛で顔をしかめているのでは。
2014/05/13
2014年 Ajing 釣行記
潮回り:大潮 場所:孤島 釣果:アジ x 2、メバル 同行者:単独
5月に入ってから、孤島やUMB-FPの釣果情報にチョコチョコとアジの釣果が載る様になって来たので、釣行機会を窺って来た所、南東の風1mとの予報に抗うこと叶わず、まだ時期尚早のきらいはあったが、アジ狙いで孤島に行くことにした。
孤島の岸壁には17:15頃、到着。
見る所、黒鯛狙いのアングラーが4組だけで、Ajingでのベストポイントには誰もいない。早速そのポジションを確保したのは当然だが、南東の方向からは予報とは全く違って強烈な風が吹き付けて来ている。海上に出れば多少風が強く吹くことは覚悟していたが、ここまで強く吹くとは思いもしなかった。しかも、この場所で南東と云えば左斜め前方・正面から吹き付けて来る方向になり極めて具合が悪い。
試しに1gのJHを結んでキャストして見たが、風に押し戻されて全く飛ばない上に、潮は右から左に強く流れている。風は斜め左から右、潮は全く逆の方向でやり難いことこの上ない。
18:00過ぎになり、4組の黒鯛狙いのアングラーの内の2組が引き揚げて行った頃から少し弱くなり始めたので、我慢をしてキャスティングを続けていた所、足許でコツンと本日明確な初めてのアタリ。
反射的に合わせをいれて針掛かりさせた所までは良かったが、抜き揚げる際に痛恨のラインブ・レイク。アタリが出た場所や引き具合から、狙いのアジではないと思うが、チラリと波間に見えた魚体は結構大きく見えただけに、玉網を使わなかったことに悔いが残る所。
20:30を過ぎて、残っていた2組も引き揚げて行ったので、この孤島にただ一人・・・と、若干心細く思っていると、捨てる神あれば拾う神ありで、独りのアングラーの登場があって一安心。
この御仁は小金井のKNKさんと云う方で、小生と同じ様にアジ狙いの由。
この頃から、あれ程強く吹いていた風がピタリと止まって、波も消えて凪状態に状況が変わったのに気を良くして二人並んでキャスティングを続けたが、アタリは全くない。と云うよりも、海からは生命体がいる雰囲気が全く伝わって来ない。
21:10頃になって、1隻の釣り船が15m程離れた所にアンカリングをして釣りを始めた。灯りが届かないので、何を狙っているのか判らなかったが、ロッドを振る際の音から、小生達と同じ様なライト・タックルの様子で、あるいはアジ狙いかも知れない。
21:40頃、キャストしたワームの着水と同時にクンと小さなアタリで、上がって来たのは南蛮漬けサイズの可愛い豆アジ。
豆アジでも数が揃えば立派な土産が出来ると期待したが、その後1匹の同サイズを追加しただけで、後はダンマリ・・・・。
結局、この日は豆アジの他にメバルを追加しただけで、今シーズンのAjingの開幕となり、前途多難を予感させる結果だった。
所で、この日現場に持ち込んだのは、自作ロッドの3本で、昨年のAjingシーズンの途中にデビューしたFalcon改に加えてチタンチップでの第一作目のTenryu改。更に、ブログには発表しなかったがやはりチタンチップ搭載第二作目のEmeraldas改の3本。
Tenryu改は、小生好みの全体として柔らかめの胴調子に仕上がっていて、MHR-KGNでの小振りのメバルやUMB-FPの豆アジ狙いでは大変面白いロッドであると思っている。しかし、少し大きめのアジ狙いを前提とすると、もう少し張りがあって先調子のロッドが欲しい。と云うことで、サーフ・エギング用に保持していたEmeraldasを流用して作ったのがチタンチップ搭載第二作目と云う訳である。
このEmeraldas改は、出来上がって直ぐにMHR-KGNでのMebaringの際に、試用して出来上がりを確認したのみで、この日が待ちに待ったAjingでのデビュー戦だった。
実は、小生はロッドにリールを取り付けラインをガイドに通す作業は、現場に着いてからすることにしていたが、この日は、どう云う風の吹き回しか、現場に到着する前にリールをセットしラインを通してしまった。
そして、そんな状態の3本のロッドを持って現場の岸壁に行ったのだが、これが間違いの元だった。
途中で3本のロッドと3本のラインが絡まってしまい、これを解こうとしていると、何がどうしたのか、パキッと乾いた音がしてEmeraldas改が折れてしまった。
折れて落ちて来たものはティップ部分で、丁度チタンティップとカーボンの繋ぎ目部分が破損していた。当然、その継ぎ目部分にはガイドが来る様に設計しており、そのガイドを留める為のラッピング・スレッドで補強を兼ねていたのだが、その甲斐がなかったことになる。
折れたのは、驚いたことに金属であるチタンティップで、ティップとカーボンの繋ぎを印籠継ぎにするために、ティップ側を細く削り込んでいたのだが、その削り込んで段になった部分で見事に折れていた。
物の弾みとは云え、本格的にAjing戦にデビューすることなく逝ってしまった(涙)ことが、貧果に終わってしまったことよりもショックな出来事だった。
2014/05/10
2014年 Mebaring 釣行記
潮回り:中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 18 同行者:単独
カミさんが実家の法要のため金沢に行っている隙に、鬼の居ぬ間の洗濯ではないけれど、普段は行かない筈の土曜日に例外的に釣行することに・・・。
予報では向かい風の北風が1mだったので、条件としては良くはないが、何とかなるだろうと思っていた所、時間が進むに連れて風は強くなって2~3mと厳しくなって来る始末。
行くか止めるか迷う所だが、束の間の独身生活を家に引き籠っていても面白くない。行ってみて駄目なら諦めよう!
19:30頃、自宅を出発。現地には21:00頃到着。
岸壁に出て見ると、思いの外風が弱い。しかし、朝から続いている北風のために、波っ気があってバシャバシャとこれまでになく騒がしく、メバルは凪を釣れとの格言からしても、少々気になる所だが、ここまで来た以上やるしかない・・・・。
と、0.3gのJHにママワームのアクションフィッシュ1.2インチでキャスティングを始めたのだが、前回や前々回の時の様に直ぐにメバルが飛び出して来ることもなく・・。
開始して30分程経った頃から、悪いことに風が強く吹き出して来て、0.3gのJHでは全く飛ばなくなってしまった。潮は上げ始めたばかりでまだ潮位が 低いため、JHを重くすると根掛かりし易くなる。しかし、ルアーが飛ばなければ釣りにならないので、0.5gに変更。
本日最初の1匹は、21:40頃に来た15cm位の小振りな可愛娘ちゃん。
波があるので、これまでの様に極小さなアタリが取れるか心配だったが、この可愛娘ちゃんはフォールの最中に出たムズッとした小さなアタリ。
サイズは不満だったが、ほっと一息。
この後、アタリが続かなかったので、最近好調なクランク地点の先に移動してみたが、潮位が低いため平行テトラ帯と岸壁の中間に設置されているテトラが頭を出していて、釣りになりそうもない。
そこで、潮位が上がって来るまでの時間稼ぎに、更に先の出っ張り部分に移動したが、その頃から一段と強い風が吹き出して来たので、JHを0.8gに変更。
平行テトラ帯が岸壁に最も近くに設置されている場所で、テトラ帯とテトラ帯の間を通すと、ほぼ入れ掛かり状態になり、7匹程をゲット。サイズはネンブツダイサイズから20cm程度。
所が、好事魔多しでこの日初めての根掛かりでライン・ブレイク。
システムを組み直して再開した時には、何処かに散って行ってしまった様で、これまでの好調さが嘘の様で、キツネに摘ままれた気分・・・・。
その後は、入釣地点に戻りながらポツリポツリと拾う様に釣って、23:00頃StopFishingとした。
結局、この日の釣果は最近にない貧果の18匹で、お気に入りのクランク地点から出っ張りの間でも、連続して来ることはなかった。
2014/05/07
2014年 Mebaring 釣行記
潮回り:小潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 50 同行者:単独
ブログを管理しているWordPressのバージョンアップに失敗して、トップ・ページ以外の個別のページに飛べなくなって3週間程・・・・・。
先日、問題を何とか回復させることが出来たので、久し振りの更新。
実は6日の夜から孤島に渡って今シーズンのAjingの幕開けを目論んでいたのだが、生憎その日は気温がグッと下がって3月中旬頃とのこと。暖かさに慣れて来た老いの身には少々厳しい状況になったので、孤島は諦めて翌日の7日にMebaringでMHR-KGNに行くことにした。
しかし、この日は16:30頃が干潮のため、いつも釣りをしている時間帯は潮位が低く、逆に引き揚げる頃から丁度良い潮位になる。と云うことで、潮位の高い時間帯に釣りをするために例外的に遅い22:00過ぎに自宅を出発、現地到着は23:20頃。
23:30頃、0.3gのJHにママワームのアクションフィッシュ1.2インチで実釣を開始。
この日もメバルの活性は高くて、第一投目からプルプルとした小気味の良いアタリで来たのは15cmの可愛娘ちゃん。
その後も続けて当たって来るが、上がって来るのは何れも10~15cmばかりなので、クランク地点から先に移動。
このクランク地点から出っ張りまでの間は、岸壁に平行に入れられたテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが入っており、根掛かりが激しい所で余り入りたくはないが、魚の型は一回り大きく18~20cmが多く出る所。
その中間に入れられたテトラは、満潮時刻を過ぎたばかりの時間帯なので、海面下に沈んでいて見えない。月明かりが強ければ、海面下でボーツと白っぽくテトラの頭が見えるので、その際を通す様に出来るのだが、ブラインドで根掛かりに注意しながらワームを通す以外にない。
この点は、0.3gのJHを使ったため、根掛かりをしても軽くロッドを煽るとプンと外れて呉れることが多かった。0.5gの場合は根掛かりに閉口した記憶があるので、たった0.2gの差がこんなに大きいとは思いもしなかった。
アクションについては、一般的にMebaringではステディイ・リトリーブが基本で、ワームにアクションを加えることは殆どない。しかし、小生はAjingを意識してロッドを立てて極々小さなリフト&フォールを多用している。
この日は、特に、フォール中のモゾッとした小さなアタリは100発100中で、これ等はチタンティップの効果だろうし、Ajingでもきっと大きな武器になる筈と期待している。
クランク地点付近で行ったり来たりを繰り返し、2:30頃、カウンターの数が50を指したのを機にStopFishingとした。
この日使用したロッドは自作2号のチタンティップのTenryu改。
想定よりもスローに仕上がったこのロッドは、15cmの小振りなメバルでも綺麗なベントカーブを描いて呉れて、中・小型のメバルやアジ相手の釣りには面白いロッドだと思う。
早く、UMB-FPの豆アジで試したいものだ・・・・・。
2014/04/07
2014年 Mebaring 釣行記
潮回り:小潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 37 同行者:YTさん、TKUCさん
雨や風で中々釣行する機会がなく、結局週が替わってしまい機会を窺っていた所、YTさんからお誘いが・・・。
21:00頃から風が強まる予報が気になったが、TKUCさんも行くとのことだったので、小生も合流することにして、16:15頃、YTさんをピックアップ。
途中でかなりの自然渋滞があって、現地着は18:00頃。
するとTKUCさんの車の後ろに見慣れた黒塗りのレガシーが停まっていてDr.TJさんの顔が・・・。聞けば、偶然に一緒になったとのことだが、期せずしてIちゃんを除くメッキ仲間が顔合わせすることになった。
潮は上げに入ったばかりで潮位はまだまだ低いが、心配な風も波も殆どなく条件としては悪くない。
最初の1匹は、周囲の暗さが増して来た18:30頃。
0.5gのJHにカーリーテイルのワームで、根掛かりに気を配りつゝ小さくリフト&フォールを繰り返しながら手前にリトリーブしていると、プルッとした小さなアタリで、上がって来たのはこのポイントのアベレージサイズの15cm。
その後もポツリポツリとアタリが続きツ抜けしたのは19:30頃。
YTさんとTKUCさんは足早に先に進んで行ったが、小生は、飽きない程度にアタリがあるので大きく移動することはせず、20m程の間を行ったり来たりして数を伸ばし、StopFishingとした22:30過ぎには37匹の釣果。
Tenryu改を振るのは今回で2回目だが、前回は余りアタリがなくて、ティップに使った形状記憶合金の効果が良く判らなかった。
で、これまでなら判らなかった様な極々小さなムズやモゾと云ったアタリを殆どものに出来た。風や波などの雑音がなかったのもその理由の一つだろうが、反響感度の良いチタンティップの効果ではないだろうか・・・。
一度だけの結果で断じるには早計かも知れないが、腕の良いYTさんやTKUCさんを差し置いて小生が数を伸ばせたのはチタンティップの効果ではないかと思っている。
ただ、このロッドはアジング用に改造したのだが、思いの外バットに力がないことが分かった。豆アジなら問題ないだろうが、20cmを超えるアジには少々力不足の感がある。
従って、UMB-FPでの豆アジかMHR-KGNでのメバリング専用にせざるを得ないか・・・・・。
« 古い記事
新しい記事 »