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2019/05/27
2019年 Eging 釣行記
日 時:05月27日(月) 18:00~22:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:SZK、KTSSRT
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回、JGSM-NDGSKでパーフェクト・ゲームを喰らってしまったので、何とか緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔が見たくて、少しでも会える確率が高い(?)SZKに行くことにした。SZKは、自宅から150km超でかなり距離があって高齢の身では少々きついが、可愛娘ちゃんに会いたい気持ちの方が勝った格好。
で、当初は日曜日の深夜に出発して、夜明け前から朝間詰めを狙う積りで準備をしたのだが、夕食を終えてTVを観ていると、何故かしら眠気が襲って来て、出掛けるのが億劫になって仕舞った。そこで、出掛けるのを半日ずらして、夕間詰めから半夜の釣りに変更し、日曜日の夜はゆっくりと休んだ。
150kmと云えば、深夜走行であれば3時間半の距離だが、昼間となると4時間半は掛かる。この時期の日没時刻は18:45頃なので、少なくとも18:00には釣り場に入っておきたい。と云う訳で、逆算して13:30頃に自宅を出発した。
流石に150kmは遠く、昔良く通った幾つもの漁港を通り過ぎる度に、予定を変えてしまおうかと何度も思った程。
現地の駐車場に車を入れたのは、17:45頃。
所が、駐車場の入り口の看板に、利用時間は午前8時から午後5時で、それ以外は施錠すると書かれている。しかし、記憶では、24時間利用出来た筈だし、現に午後5時を過ぎた到着にも拘らず、施錠されていない。訝しく思いながら車を乗り入れた所、丁度、車から釣り道具を降ろしている御仁が見えた。そこで、様子を訊ねた所、夏季は施錠されるが、今の時期は大丈夫とのことで一安心。
その御仁と色々と釣り談義をしながら長い坂道を下って行ったが、文字通り行きは良い良い、帰りは強いで、長い距離も全く気にならない。
磯に入ると云うその御仁とは途中で別れて、更に坂道を下って行くと、両側をうっそうとした木々に挟まれていて風の通り道になっているためか、かなり強い風が道なりに吹き上げて来る。予報では、西風3mとのことだったので、それ程心配もしていなかったのだが、この風は・・・・・・。
誰も居ない突堤に立ってみると、時折、身体を揺らす程の強風で、150kmも走って来た場所でなければ、諦めていた程。
荷物を飛ばされない様にして、ロッドにラインを通し終わり、イヨイヨ期待のキャスティングを開始しようとした時、スマホが見当たらないのに気が付いた。長い坂道を上るのも辛いので、このまゝ釣りを続けようかとも思ったが、記録写真を撮る必要があるので、仕方なくヒーヒーゼーゼー云いながら長い上り坂を上って車にまで取りに戻った。
所が、運転席、助手席周りやトランクも探したが、スマホが見付からない。
何処に置いたのだろう?
何気なく置いた場所が記憶の外になることは、良くあることで、今回もその類いだが、意識して置いた訳ではないだけに、さっぱり見当が付かないし、また、こんな時は、思い出そうとすればする程、記憶の底に埋没してしまって浮かんで来ないので始末に悪い。
どうしようかと思いながら、フト右手で尻のポケットに触れて見ると何やら硬い物が指に触れる。何だろうと思い取り出すと、それは探していたスマホ。右の尻ポケットは財布の定位置なので、何故財布に重ねてスマホを入れたのか、全く記憶がないが、兎に角見付かったので一件落着。
キャスティングを始める前に、この様な事件があったので、キャスティングの開始は18:15頃。
風は相変わらず強い西風で、さざ波がサーッと広がりながら走って行き、追い風に乗ったぴょんぴょんサーチは遥か彼方に着水する。この突堤は南から北に向かっているので、東向きや北向きも狙いたいが、キャストしたエギが風に戻されたり、吹かれたラインに引っ張られて沈まなかったりで、結局、風を背中に受ける西向きが中心。

時刻は日没時刻前だが、高曇りのため光量が少なく、可愛娘ちゃんからの応答があっても可笑しくはない状況。
しかし、反応がないので、少し右手の岸寄りにキャストして見ると、カウント20で敢え無く根掛かり。カンナが伸びれば回収出来るだろうと、ラインを手に引っ張ると、パチンと乾いた音を立てて高切れて、ぴょんぴょんサーチは海の藻屑になってしまった。
強い風の中でFGノットを組むのは難儀なので、予備のスプールに切り替えてキャスティングを再開。
アタリがないまゝ時間が経ち、周囲が徐々に暗さを増して来た頃、益々風が強くなって来て、予備のロッドを入れていたロッド・ケースが海に落とされてしまった。風の影響を少しでも弱くするために、風に対して平行に置いていたのだが、手で押さえる間もなくボチャン。慌てて可愛娘ちゃんの抜き揚げが本来の用途のギャフを伸ばして、何とか引き上げはしたが、ケースの中にも海水が入ってしまって、予備のロッドもずぶ濡れ。
スマホ、高切れ、ボチャンと事件が続き、何とも落ち着かないエギングになってしまった。
それでも可愛娘ちゃんの反応があれば良いのだが、掛かって来るのは海藻ばかり。そこでシャロー・タイプのエギに替え、ジックリと可愛娘ちゃんに見てもらう作戦に出たが、これにも無反応。
20:00頃、天気予報をチェックした所、風は西風3mで、時間が進むにつれて強くなり、日付が変わる頃には6mにもなるとなっている。ロッド・ケースが飛ばされる程の風なので、とても3mだとは考えられないが、予報通り風が強くなるとすれば、突堤に立っていることさえ出来なくなる惧れがある。
と云う訳で、結局SZKを諦めて、帰る途中のKTSSRTに行くことにした。
KTSSRTに到着したのは21:00を回った頃。
所が、駐車場に車を止めて外に出た所、ウネリが入っていると見えて、大きな波音が耳に入って来る。余り高さがない突堤なので、場合によっては入れないかも知れない。
兎に角、近くまで行って見て、駄目なら諦めて帰ろう。
道具を肩に突堤が見える所にまで来て闇を透かして様子を窺うと、先端付近にヘッド・ランプの白い光がチラチラと見える。よし、であれば釣りは出来そうだ。
突堤の先端右側に陣取っている先行者に断わって、空いている左側に道具を降ろして、改めて準備に取り掛かった。
時折、ウネリがテトラに当たりシブキを高く揚げているが、風は背後から弱く吹いているだけで、SZKを諦めてKTSSRTに転戦したのは正解だと一人ほくそ笑んで、キャスティングを再開。
しかし、こちらでも可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。カゴ釣りの先行者が掛けたのはフグだけで、全体として生き物の気配が感じられない。
22:00を回った頃になると、風向きが南寄りの横風になり、しかも徐々に強さを増して来て、テトラにドーンと響く波音の間隔が徐々に短くなって来た。地元のアングラーと思しき先行者は引き揚げる気配を見せていないので、まだ釣り続けることは出来ただろうが、これ以上粘る気持ちも失せてしまっていたので、22:30頃、スゴスゴと引き揚げて来た。
これで、2回連続してのアオリ・ボーズ。
あぁ、あのグィーン・グィーンの独特な引きを味わいたい!!
2019/05/23
2019年 Eging 釣行記
日 時:05月23日(木) 18:00~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:JGSM-NDGSK
釣 果:ナシ
同行者:単独
先日、YGWさんから送信されて来たアオリイカの写真を見て、あの独特なグィーングィーンの引きを無性に味わいたくなってしまい、久し振りにエギングに行くことにした。
ポイントは、以前ホームにしていたMNDR方面にしようかと考えたが、この方面のポイントはKTGHMを除いて、帰りの急坂がきつい所ばかりで、KTGHMに入れなかった場合の逃げ場がない。そこで、南風を背負えるJGSM方面にすることを考えた。この方面であれば急な坂はないので、生き帰りが楽な上、ポイントとしてNDGSKやHTL-STがあり、アブレルことはまずない。唯一の気掛かりは、エギングでの実績は全くないことだが、2kgクラスが出始めたとの情報もあるので、何とかなるだろう。
明るい内にポイントに入りたかったので、少し早めの15:30頃、自宅を出発。現地の駐車場に車を入れたのは、17:30頃。
車から出て、ポイントを遠望出来る所まで行き様子を見ると、NDGSKもHTL-STにもアングラーの姿は見えるが、充分入る余地は残って良そう。そこで近い方のNDGSKに入ることにして、一旦、車に戻り準備に入った。
Dバッグとウェスト・バッグを肩に掛け、重たいクーラーとロッド・ケースを両手に持って磯道をヨタヨタと歩き、先端に向かった。
このNDGSKの掛かり場は大きく分けて、最先端、その手前の第一出っ張り、更に手前の第二出っ張りの3か所あるが、第一出っ張りに若者エギンガーが一人入っているだけで、ベスポジの最先端が空いている。そこで先行者の若者に声を掛けて、最先端に釣り座を構えることにした。
その若者によると、一月程前は良かったが、最近は出なくなったとのこと。
余り聞きたくない情報だが、ロッドを振って見なければ判らないと釣りの準備に取り掛かった。
風は予報通りの南風で、それ程強くはないが、背後で風に吹かれた波が時折シブキを上げているのが気になる。
Sephia S806ML-Sを手にキャスティングを始めたのは18:00頃。パイロットに選んだエギは勝手に釣れちゃう!との謳い文句のぴょんぴょんサーチ。
小生としては、釣れちゃったのではなく釣りたいのだが、どちらにしても緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決。
先ず、20カウントして2投、3投。扇状にエギを通したがコンタクトはない。
日没前のまだ明るい時間帯なので、もう少し暗くなったらアタッて来る筈・・・・。
とは云え、何時アタッて来るか油断がならないので、兎に角キャスティングを続けているしかない。カウントを変えエギを通すレンジを替えてキャスティングを続けていると、足許から10m程の所で根掛かりで高切れ。カウントは30。
アリャー!!
もう少し水深があるかと思ったが、意外と浅い。
しかも、左から右への潮の流れが強く、左斜め45°にキャストしたエギが斜め右45°から戻って来る程。
日没時刻を過ぎ、周囲は徐々に暗くなり始めた頃、先行者の若者が引き揚げて行ったので、即、その後に場所を移動。と云うのは、最先端は、背後に上がるシブキが直ぐ近くを濡らす程になって来ており、これからも2時間程は潮が上がって来る時間帯なので、早目に避難しておく方が良いと考えた。又、これからのことを考えて、第二出っ張り付近の様子も見ておきたいと思ったのもその理由。
前方遠くに見える街灯が点き、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来かと期待をしたが、全く気配が感じられない。
潮は相変わらず左から右に流れているが、第二出っ張りでは20~25カウントで確実に根掛かってしまう。と云っても、海藻に掛かっている様で、グイッと力を込めてラインを引っ張ると、ズルズルと云った感触で千切れた海藻と共に戻って来るので、エギのロストはないが、可愛娘ちゃんに要らぬ警戒心を持たれてしまいそう。
そこで、エギをシャロー・タイプに替えて、潮に乗せる様にして流してみたが、答えが出ないまゝ。
流れが緩んだ時がチャンスだと自身に云い聞かせながらキャスティングを続けたが、満潮時刻の21:00を回った頃、一時的に若干弱くなったものゝ、左から右への流れは相変わらず。
22:00少し前、磯際に潜んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出そうと、乗っている磯に平行にキャストした所で、見事に根掛かりしてしまい、本日2個目のエギを奉納。
これで何とか持たせていた気持ちもプツンと切れてしまって、結局、22:00頃にStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。
NDGSKはこの日初めて入った磯なので、今回を持って断定する訳には行かないが、このポイントは、ベイトを求めて回遊して通り掛かる可愛娘ちゃんを狙う釣りの様に思え、ジックリと待つ釣りには向いていない様な印象。
何れにしても、このまゝの状態でJGSMを諦める訳には行かないので、次回は、HTL-STに入って見ようと思った次第。
2019/03/05
2019年 Eging 釣行記
日 時:03月05日(火) 22:00~26:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ x 1
同行者:AKTさん
雨や風の条件が悪い日が続き、たまにある条件が良い日は、眼の検査があったりで、先月の22日以来、ほゞ半月振りの釣行。
実はこの前日の4日に、AKTさん、INUEさん、YGWさんと、Skyread FGのボートで2匹目の温泉メッキを狙うことにしていたが、結局この日も雨のためにキャンセル。その代わりに翌日の5日に以前からエギングに興味を持っていたAKTさんをSOFKZKに案内することになった。
自宅を出たのは19:30頃。すると家を出てから間もなく、フロント・ウィンドウに雨粒が。予報では、天気は下り坂だが、降り出しは翌日の6日になることだったので、これにはビックリ。
弱ったなぁ。どうしようか・・・・・などと考えながら、待ち合わせ場所に向かったが、途中で強く降ることはあったものゝ、上がる気配はない。そこで、中止にする積りでAKTさんに連絡を入れた所、AKTさんは小生よりかなり先を走行中で、少し前は強目だったが、今は上がっている。折角、来たのだから、兎に角、行って見ましょうとのこと。
仕事が忙しくて釣行する機会がなかったAKTさんに促されて車を進めていると神奈川県を出た辺りから、徐々に雨脚が弱くなり、待ち合わせ場所に到着した頃には、路面も渇いた状態になっていたので、ヤレヤレ。
AKTさんを先導して、現地の駐車場に到着したのは21:40頃。駐車場には4台の車が止まっており、何れも湘南や袖ケ浦などの他府県ナンバーなので恐らく釣り人だろう。
となると二人分の釣り座は取れないかも知れないが、一人なら何とかなるだろう。仮にいつかの様に満員御礼状態であっても、AKTさんに釣り場の様子を見て貰うだけでも、無駄にはならない。
そんなことを考えながら、車を降りて支度を始めたタイミングで、小さな雨粒が落ちて来た。雨脚が強くなる様であれば、小生だけでも直ぐに引き揚げる積りで、磯道を下りて行くと、今度は波音が大きく聞こえて来る。
雨に加えてウネリとなると、単独釣行であればそのまゝ引き揚げているかも知れないが、今回はAKTさんを案内する目的もある。しかも、大潮の干潮間際で潮位が低いので、多少のウネリであれば這い上がって来ることはないだろう。
AKTさんを先導して磯を進むと、ベスト・ポジションの先端には3人程の人影が見える。その内の一人に声を掛けたが、何となく面倒臭そうな感じが伝わって来る返答で、出来れば関わりたくない雰囲気。
と云う訳で、先端付近には入れないが、その手前の腰掛け岩付近であれば問題なく入れそう。この付近も小生には実績のあるポイントなので、悪くはない筈。岩を挟んで沖側にAKTさん、岸側に小生が入ることにして釣り支度に入った。
今回もSephia S806ML-Sのロッドに邪道エギV1に冷凍ササミの組み合わせで、キャスティングを始めたのは22:00を少し回った頃。
駐車場でパラパラと来た雨は、この頃には上がっており、弱い風が岸から吹いて来ているだけ。心配していたウネリも、時折やって来る与太波に注意していれば全く問題ない程度で、エギングをする条件としては悪くはない。
ただ、時期的には終盤に入っている筈のヤリイカが回って来るかどうかが問題で、仕事が忙しかったので仕方がないが、1ヶ月程デビューが遅れた感じ。まぁ、今回は来シーズンのための助走と了解して貰うのが妥当な所だろう。
とは云え、竿を出したからには釣りたいし釣って貰いたい。
方向を替え棚を変えてヤリイカを探したが、音沙汰がない。先行者の様子を窺っても、月明りもない新月なので良くは見えないが、どうもイカを掛けている様子はない。
干潮時刻の22:42を過ぎ、潮は上げに変わり、いつの間にか雲の合間に星が見える様になり、雨の心配は全くなくなったが、イカが寄って来る気配が全くない。
23:00を回った頃、先行者の3人が引き揚げて行き、磯にはAKTさん、小生そしてもう一人の先行者の3人だけになったので、空いた先端付近に移動。
残っていた先行者に声を掛けた所、アオリ狙いの彼は、全く駄目。ヤリはもう終わったでしょ!との微かな望みをバッサリと切り捨てる様な返事。
その彼も、その後間もなく引き揚げて行き、磯場は二人だけの貸し切り状態になったので、誰に遠慮することなく好きな所にキャスト出来ると、エギを邪道エギからマグキャストに替えて、沖を狙うことに。
その2投目か3投目のこと。
ボトムを取るためカウントを取っていると、言葉で説明するのは難しいが、この日これまでになかった感じが伝わって来た。そこで、念のためロッドを煽って見るとロッドが止まったので、よし、やっと来た!!
所が、引きが弱々しくて、リーリングの途中で、本当にイカが掛かったのか疑問に思う程。
抜き揚げたのは、3.5号のエギを抱いた小さなメスのヤリイカ。
サイズは小さいが、ヤリイカが釣れる所をAKTさんに見せることが出来て、取り敢えず一安心。出来ればAKTさんに釣って貰いたかったが、刺激にはなっただろう。
ヤリイカも群で回遊しているとのことなので、続いて来てくれれば、AKTさんに場所を譲ろうと思ったが、どうも迷子のメスイカだった様で、後続はなし。
25:00頃、疲れたので後方の岩に腰を掛け休んでいると、来た~!!とAKTさんの声が聞こえて来た。見るとAKTさんがヤリイカの掛かったエギを手に笑顔で近付いて来ている所。
これで小生も責任を全うしたことになる。あと数杯釣れば、アジングの手練れなので直ぐに上手くなると思ったが、AKTさんにも後続はない。やはりシーズンも終わりの様相が濃い。
アタリが続く状況であれば、疲れを感じることもなく続けられる所だが、交通事故を待ち続けられる程の体力も気力も、小生には残っていない。AKTさんには残業することを勧めたが、この日も仕事がある由で、二人揃って26:00頃、StopFishihgとした次第。
今回は、釣果の面では全く満足出来るものではなかったが、AKTさんにSOFKZKを案内すると云う所期の目的を達成することが出来たので、良しとすべきだろうし、釣果の面は来シーズンの楽しみに取っておけば良いだろう。
2019/02/12
2019年 Eging 釣行記
日 時:02月12日(火) 18:30~24:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:ヤリイカ x 4、スミイカ x 1
同行者:YGWさん
仕事が忙しくて中々休みが取れなかったYGWさんが、漸く12日の午後、休めることになり、久し振りにコラボ釣行することになった。所が、予報では風の向きや強さの条件が悪く、第一候補のSOFKZK始め主なる釣り場は、一寸厳しそうな雰囲気。少なくとも足腰が衰え、バランス感覚が心許なくなった高齢者の小生が入れそうな場所が見当たらない。
無理をして行ってもYGWさんの足手纏いになるのは不本意だし、YGWさんからも今日は止めましょうと云われたが、一度火が付いた気持ちを抑えることが出来ず、ヤリイカが出ているとの情報のある南端を提案。ここならば、足場は頗る良いので、老いの身でも問題がない上、北寄りの風を背負える場所もある。
そんな状況を汲み取って頂き、南端でヤリイカを狙うことに決定。
拙宅に寄ってい頂いたYGWさんの車に小生の道具を積んで、16:40頃出発。
途中、制限速度の40kmにも満たない安全速度でトロトロと走る荷物満載の軽トラックに前方を塞がれ、現地到着は18:00を回った頃。順法精神は尊重しなければならないが、独りよがりの極端な安全運転は、迷惑この上ない。
到着した岸壁には大きな船やはしけなどが停泊しているので、いつもと雰囲気が違っており、掛かり場もかなり少なくなっていて地元のオッチャン連中の姿も見えない。ベスポジと云われる先端付近に入れるのではと一瞬期待をしたが、そこには残念ながら先行者の姿がある。そこで、已む無く停泊している船の船尾付近に入ることにした。
後から聞いた話では、YGWさんは余り気が進まなかった場所らしいが、船の灯りと背後の街灯で周囲は明るく照らされていたので、夜釣りの環境としては悪くない。
いつも通りSephia S806ML-Sに邪道エギV1に冷凍ササミを巻いて18:30頃キャスティングを開始。
水深が分からないが、取り敢えず30カウントまでエギを沈めてから、軽く2~3度シャクッてテンション・フォール。ヤリイカが居れば、何か変化が感じられる筈だが、何事も起こらない。しかし、正面に着水したエギが左手方向から戻って来る。そこで、潮上に少し向きを変えて2~3投した所で、アクションを付けようとラインを張った所、何となくジワーッとした重さが伝わって来た。
そして、この日最初の獲物をゲット。オスなので胴長もあって、アオリイカ程強くはないとは云え、引きもソコソコ強い。
出足の良い結果に気を良くして、2杯目、3杯目を期待したが、いつもの様に後続がなく、この時点では、小生も隣りのYGWさんも交通事故だと思っていた。
しかし、前回のSOFKZKで隣りの若者が、エギの着底時間を長く取って良い釣りをしていたことを思い出したので、倣って試してみた所、これが良かったと見えて、ジワーッ。
隣りで通常の3号エギでシャクリ続けているYGWさんを差し置いて、同じ様にボトムでジックリとエギを見せて、ヤリイカ3杯と墨イカの追加に成功。流石のYGWさんもこれにはビックリで、改めて邪道エギの強さを認識した模様。
頻繁とは云えないものの退屈しない程度でアタリがあったのは、20:30頃までのことで、21:00を過ぎ、潮の流れがなくなると、ピタリと音沙汰がなくなってしまった。
2月も中旬に差し掛かっているのに、ヤリイカの寄りはまだ本格的なものではなく、小さいのでアタリが続かないのだろうか?
満潮時刻の22:00を回り、下げ潮を期待したが、これも空振りで、この日のヤリイカ狙いのエギングは事実上の終了を迎えた格好。
それでも、交通事故でもないかとシャクリ続け、24:00頃に雨が降り出して来たのを機にStopFishingとした。
それにしても、今回はオスの数が多かった。小生が掛けた4杯は全てオスだし、YGWさんが掛けた2杯の内1杯はオスで、オス対メスは、二人合わせると5対1の割合。
前回のSOFKZKでは、これとは逆で、メスの数が圧倒的に多かった。
小生としては、引きの強さもソコソコあり、食しても肉厚で甘みも強く美味なオスの方が好ましいと思うが、数が少なく退屈し勝ちなオスを取るか、退屈をすることの少ないメスを数釣るか、悩ましい所。
2019/02/08
2019年 Eging 釣行記
日 時:02月07日(木) 0:00~4:30
潮回り:中潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ x 7
同行者:単独
漸く風向きが変わって、西寄りの南西1mとの予報が出たのでSOFKZKにヤリイカ狙いで、これまでと同じ様に3:00頃に磯に乗って明け方までの朝間詰めを狙うことにしていた。
しかし、潮回りは大潮直後の中潮とあって、6:40頃の満潮時の潮位は144cmとかなり高い。ここまで高いと、少しでもウネリが入ると足許まで波が這い上がって来るリスクが高い。SOFKZKでは、これまで何度もウネリに泣かされた経験があるので、少しでもリスクを回避したい。
と云う訳で、潮位が低い時間帯の夜中から3:00か4:00頃までロッドを振ることにして、今回は仮眠もとらずに22:00過ぎに自宅を出発した。
現地駐車場には、予定通り24:00過ぎに到着したのだが、驚いたことに駐車場はほゞ満杯で、10台程の車が止めてある。ナンバーを見ると、八王子や川崎など、どれも他府県ナンバーばかりなので釣り人の車であることは間違えないだろう。となると、アブレて竿を出せない惧れが強い。
どうしようか・・・・。
寝る間を惜しんで車を走らせて来たのに、このまゝ何もせずに引き揚げるのも悔しい。兎に角、磯に行って見て、状況によってどうするか考えよう。
前日の雨で濡れた磯道を、足を滑らさない様に注意しながら、下って行くといつもは、誰も見向きもしない磯の入り口にもアングラーが入っていて、とても釣り座を構える隙間さえなさそう。
そう云えば、前回ここで会った地元の若者が、最近は人が多くて、磯に入れないアングラーは已む無くサーフで釣りをしている程混雑していると嘆いていたのを実感する程。
これ程の状況であっても諦められず、磯の先端に向かって歩いて行くと、3~4m程の間隔でアングラーが入っているにも拘わらず、小生の好きな腰掛け岩の少し先だけがポッカリと空いている。
こんなに混んでいるのに、どうして?
近くで立ち話をしているアングラーに訊ねた所、上がる所だから、どうぞとの嬉しい返事。半ば以上も諦めていたので、思いも掛けない返事に喜び勇んで入らせて貰うことにした。
早速、いつもの様にSephia S806ML-Sに邪道エギに冷凍ササミを巻き留めて1:00少し前にキャスティングを開始。
予報では、1mとは云え南西の風が吹くとなっていたが、磯に立ってみると殆ど感じることもなく、磯道を歩いて来た汗をかいた身には、寧ろ少し吹いて貰いたい位。海も穏やかでエギングには持って来いの状況。
例によって、20カウントからスタートしたが、音沙汰なし。
次に25カウントした所、磯の際でジワーッと重くなる反応があって、幸先の良いスタートを切ることが出来た。
この調子で行けば・・・・。
と思ったが、その後は中々反応が感じられない。
しかし、小生より先端側隣りと先端に陣取っている若者2人は、ほゞ入れ掛かり状態でホイホイと掛けている。
たった3~5m程しか離れていないのに、何故こんなにも違うんだろう?
新月の闇夜のことで、細かい所までは分からないが、若者達のシャクリはアオリイカ狙いの様にかなり激しく、シャクッた後のフォールはかなり長目の様に見える。
そこで、彼を倣って同じ様にしてみると、ジワーッ。
答が見付かったと思ったが、後が続かない。
両隣のアングラーに迷惑が掛からない様にキャストする方向を替えても見たが、若者達の様には行かない。
2:00頃になって、隣りの若者が引き揚げて行ったので、彼の後に入らせて貰って気分を新たにキャスティングを続けたが、ポツポツとコンタクトがあるだけで、入れ掛かりには程遠い状態。その間も、先端に残った若者は、ペースは落ちたがコンスタントに掛けている。
その内、全く気配もなくなってしまった。
隣りの若者は、合わせた瞬間にドラグをジーッと鳴らすので、イカを掛けたことが判ったのだが、そのドラグ音もいつの間にか聞こえなくなっているので、声を掛けてみると、アタリがなくなりましたね~。
それでも、群れが回って来ることを期待してキャスティングを続けたが、迷子のヤリイカが、本当に忘れた頃に単発でエギを抱いて呉れるだけ。
3:00を過ぎ、4:00を過ぎても状況は変わらず仕舞い。
それどころか、風向きも変わらず弱いまゝにも拘わらず、どうしたことか4:00を回った頃から、徐々にウネリが出だして来る始末。こうなると皮一枚で辛うじて繋がっていた気持ちはプツン。それでも未練がましくキャスティングを続けていたが、4:30頃になってシブキが高く上がり始めたのを機にStopFishingとした。
道具を仕舞ってから若者に釣り方を訪ねた所、彼は普通のエギ3号にキビナゴを括り付けているとのこと。小生は3.5号のエギに鶏のササミでエギの大きさもエサも違っている。その他にもシャクリ方や間の取り方等色々と相違点はあるので、彼との差の原因は特定出来る筈もなく、一言で云えば腕の差なのだが、次回は普通のエギ3号で試して見ようと思う。
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