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2020年釣行記(34) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:07月12日(日)~13日(月) 18:30~06:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 1、メバル x 1、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、YGW、(IKD、KRT、YRO)各氏

先週の孤島アジングは、強い雨風の予報が出ていたので、高齢の身には無理は禁物と考えて已む無くパスさせて頂いた。所が、後日聞いた話では、実際には風も雨もなく、しかも、爆釣の結果だった由。釣りの世界には良くある話しだが、それを後になって聞かされると、やはり心穏やかならざるものがある。表面的には武士は食わねど高楊枝で冷静な素振りをしていたが、内心では切歯扼腕。多少の無理は覚悟の上で行くべきだったと後悔しきりだった。
そして、今回の孤島アジングだが・・・・。
YGWさんから声を掛けて頂いた6月末の頃の予報では、喜んで釣行するには少し躊躇する様な状況だったが、釣行日が近付くにつれて良くなって、最終的には、雨はなく風も2~3m程度。気になるのは、向きが真横からになる北東の風と云う点だが、強さが2~3mならば、何とかなるだろうと前回の悔しさもあったので、今回は参加させて頂くことにした。

孤島の突堤には、AKTさんIKDさんの出迎えを受けて18:00過ぎに到着。
いつものことだが、AKTさんIKDさんには、重たい荷物を街灯下まで運んで頂き、本当に有難いこととこの場を借りてお礼を申し上げる次第。
このお二人の他、2段高くなった街灯下からニコニコと手を振っているYROさん、声掛けをして頂いたYGWさん始めINUEさんKRTさんの姿もあって、これでいつものメンバーが勢揃いした格好で、楽しい一晩を過ごせそう。

所が、小生の到着と殆ど時を同じくして、まるで小生が連れて来たかの様に冷たい北東の風が強く吹き出して来た。空には黒っぽい雲が流れていて、丁度寒冷前線が通過している時の様な状況で、これにはビックリ。
自宅を出る直前に見た予報では、夕方頃に傘マークはないものの降水確率が50%の時間帯があったので、恐らくこれが当たったのだろう。であれば、一時的なものである筈で、暫く待てば回復する・・・・。しかし、雨こそ落ちて来ないものの、風は弱まるどころか、益々強くなり、海はバシャバシャと波立ち、白いウサギがあちらこちらで飛び回る始末。

真横からの爆風で、しかも、足場が高くて海面から距離のある孤島とあっては、小生の出番は到底ある筈もなく、この時点でモティベーションは急降下。仕事の都合で20:00頃に揚がると云うYGWさんと一緒に引き揚げようかと思った程。

そんな状況なので、釣り支度をする気持ちにもならず、専ら皆と当たらない天気予報をネタに釣り談義をしていた。しかし、こんな中でもロッドを振っているINUEさんYGWさん流石に上手い人はこんな場合でも、ロッドを振るんだなぁと半ば呆れながら感心していると、INUEさんが丸々と太ったアジを抜き揚げ、それを見てAKTさんYROさんが改めて釣り座についてアジングを開始。
20:00に引き上げるにしても、何もせずに尻尾を巻く訳にも行かないと、持ち込んだ4本のロッドの内Falcon改にのみラインを通し、YGWさんの助言で重たい3.0gのJHをセットしてキャスティングを始めたが、小生の腕では如何ともし難く、ただただ風に弄ばれるだけで何をしているか判らず仕舞い。

20:00を過ぎた頃、YGWさんが引き揚げて行き、突堤には、本命のタチウオのアタリがないので引き揚げるかどうするか散々迷っていたKRTさんを含め、我々6名と初めて顔を見るアジンガーの4人、そしてヘチ釣り師の11人で、夜を徹することになったが、天候は一向に改善する気配はない。

やっぱり引き揚げるべきだったと後悔する気持ちはあったが、居残ることを決めた以上、何もせずに朝を迎える訳には行かない。覚悟を決めてキャスティングを続けたが、まぐれアタリもない。

そうこうする内、21:30頃になって、ポツリと手の甲に当たるものがある。時間的には満潮時刻間近なので、波のシブキだと思ったが、どうやら空が泣き出した模様。暫く我慢をしてキャスティングを続けていたが、雨粒は大きくなって来る上激しさも増して来て、とうとう耐え切れず、構築物の陰で雨宿りをすることにした。
構築物の陰とは云え、屋根がある訳ではないが、この時ばかりは強い横風のために雨が横殴りになるのがかえって幸いで、風裏に入れば何とか雨は凌ぐことは出来た。しかし、時間の経過と共に雨脚は益々強くなり、遠くのビルの灯りは完全に雨のカーテンに隠れてしまい、ライトを照らすと白い壁が浮き上がって見え、アッと云う間に周囲は水浸しになり、バッグの中も濡れて来る始末。
九州地方や長野・岐阜に被害をもたらした50年に一度の大雨これまでに経験したことがない位の大雨とまでは行かないだろうが、それにしても凄い雨だった。しかし、降りしきる雨を物ともせずに黙々とキャスティングを続けていたIKDさんINUEさんの後ろ姿は、悟りを開いた坊さんの様で、思わず手を合わせたくなってしまった。

そんな強い雨も、日付が変わる少し前に上がったが、強い北東の風は相変わらず止むこともなく吹き続けており、潮は下げに入っているので、海面までの距離が広がるため、益々風の影響が強く出る様になる。そこで、気分転換を兼ねて、釣り座を裏側の陸寄りに移して再開したが、一向にコンタクトがない。
普段であれば休憩に入って一眠りする所だが、至る所水が溜まっている上、風を避ける場所もない。仕方がないので、小生には珍しく粘りに粘ったが、全くアジには相手にされず、ロッドを曲げてくれるのはカサゴばかりでウンザリ。

空が白み始めた頃になって、この日のアジングを諦め、裏側の釣り座を撤収して元の場所に戻った所で、時合が来たと見えて、代わる代わるロッドを曲げだした。
そんな中に居たAKTさんが、釣り座を譲って呉れた所で、この日最初で最後のアジの引きを味わうことが出来た。時刻は道具の片付けに入るべき05:00を少し回った頃。

それにしても、孤島に通う様になって何年も経つのに、この嫌われ様はどうしたことだろうか?
前回、前々回と2回連続でパーフェクトに抑えられ、3度目の今回は、雨風はないとの予報にやる気満々で来たのに、この体たらく。今回は辛うじて9回の裏に、何とかバント・ヒットでパーフェクトに押さえ込まれることを回避出来たとは云え、精神的にはにはパーフェクトを喰らったと変わらず、実質的には3連続パーフェクトの敗戦。
YGWさん他の手練れの皆さんと同じ位とは、到底、云える筈もないが、せめてツ抜けぐらいはしたいし、させて貰いたいものだ。

所で、今回、自宅を出る間際に降水確率50%の予報を見て、念のためと思ってバッグに入れて来たレイン・ウェアがあったので助かった。
昼間は30度越えの猛暑だったので、防寒対策など念頭になく、雨に濡れるのが嫌で、急いでバッグに放り込んだのが幸いした。濡れた身体に、止むことなく吹き付けて来る冷たい北東の強い風、加えて、明け方の冷え込みで、もし、レイン・ウェアがなければ、ひょっとすると新聞種になっていたかも知れない。
と考えると、INUEさんを見倣ってもう少し慎重に考えるべきかも知れない。

2020年釣行記(30) – AJ&MB

2020年 Ajing Mebaring 釣行記

日 時:06月29日(月) 18:30~20:40 & 22:45~24:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK & MHR-KGN
釣 果:アジ x 0、メバル x 19、カサゴ x 1
同行者:単独

仕事が忙しかったYGWさんから、久し振りに日曜日の孤島釣行のお誘いを頂いた。
YGWさんとは10日の魔女狩り以来2週間振りだったこともあったので、これまでであれば一も二もなく受けていた。所が、孤島アジングの結果を振り返ると、6月7日は日付が変わる頃になってやっとアタリがあったものゝ、ツ抜けにも届かない貧果。そして、前々回の15日そして前回の21日は更に悪く、アタリ一つさえない屈辱のパーフェクト。更に、近隣の釣り施設でのアジの釣果は全く伸びておらず、何とか2桁に届いたと云った状況と来ては、今回も屈辱に塗れてしまう公算が大きい。
と云う訳で、君子危うきに近寄らず。鄭重にお断りさせて頂いた。

と云っても、釣りには行きたい。
当初はMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰おうと思ったが、暫くアジの刺身を口にしていないので、どうせならとアジが釣れる可能性のあるDKKに行くことにした。

17:30頃、自宅を出発。現地到着は18:10頃。
直ぐに道具を手に岸壁に出た所、入り口付近にルアーマンが2人、そして奥に投げサビキ師が1人だけで、いつも見掛ける地元の常連さん達の姿は見えない。と云うことは、釣れていない・・・・・?
不安が過ったが、そのまゝ奥に向かって進んでいると、丁度、サビキ師が竿を曲げてアジの取込みに掛かっている現場に遭遇。
オッ、居るじゃん・・・
途端に釣る気満々になったのは、云うまでもないことだが、海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、何となく雰囲気が悪く、今度は不安がムクムクと湧き上がって来る。
しかし、現にサビキにはアジが掛かっているし、ここはやってみるしかない。

サビキ師に断わって最奥に入れさせて貰い、18:30頃、Soare改0.8gのJHでキャスティングを開始。
風は南寄りの風で、右手から邪魔にならない程度の強さで吹いていて汗ばんだ身体には心地良い。潮は殆ど動いておらず、目の前のゴミが右に行ったり左に行ったりウロウロとしているだけで、全く離れて行く気配がない。

2投、3投・・・・・。
コツリとも来ない。隣りのサビキ師にも全くアタリがない。
日が暮れて暗くなったら、来るかも知れない

間もなく陽が暮れて、周囲が暗くなり、ゴールデン・タイムの到来。
しかし、コンタクトは、サビキ師にも小生にもないまゝ。

20:00頃になって、少し潮が左から右に動き出した。
チャンス到来! これで状況が変わって・・・・・と思ったのだが、アジからのコンタクトは全くない。こうなって来ると、MHR-KGN可愛娘ちゃんのことが、頭にチラチラと浮かんで来る。
今、ここを引き上げれば、MHR-KGNに行ける。どうしようか?
踏ん切りが付かないまゝ、キャスティングを続けたが、釣り場には生命感が全然感じられない。
結局、20cm程のカサゴを掛けただけで、20:40頃、諦めて隣りのサビキ師と一緒に引き上げることに。

今からであれば23:00には釣り始められるので、25:00までの2時間は釣りが出来そう・・・。
道楽部屋に戻る道を運転しながら、そんなことを考え、急ぎ支度を整えて、21:40頃、改めて出発。MHR-KGNに到着したのは、いつもなら引き揚げに掛かっている時刻の22:30を回った頃。
到着してビックリしたのは、月曜日のこんな時刻にも拘わらず、駐車スペースはほゞ満車状態。何とかスペースを見付けて車を止めることは出来たが、運が悪ければ、高速を使って来たのにあぶれる所。

今回は、兎に角2時間しかないので、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にへの字カーブの先に急行。
やはり、岸壁には釣り人の陰が点々とあるが、への字カーブを過ぎると途端にアングラーが少なくなり、好きな60番スポット付近はガラガラ。

急ぎ足で歩いて来たために汗をかいたので、斜め左後ろからの南西の風が気持ち良く、潮回りは小潮だが、満潮1時間前の潮位は高く、テトラ帯の殆どが水没している。
時々、波間から少し頭を出すテトラを目印にして、改めてキャスティングを開始したのは22:45頃。

するといきなりご挨拶があって、17cm程のグラマーな可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。
これだからMHR-KGNのメバリングは好きだよ!!
一人ほくそ笑んで、2匹目の可愛娘ちゃんを探したが、連続しては来ない。

兎に角、今回は短時間なので、積極的に探す方が勝負が速い蟹の横這い釣法に切り替えた。所が、一人の若者アングラーが小生を通り越して、移動方向の10m程先に入ってロッドを振り出した。渓流釣りで云う、所謂、頭を跳ねると云うことだが、岸壁を釣り場とする海釣りでは、文句を云える筋合いのものでもない。仕方がなく、60~61番スポット付近を行ったり来たりして、可愛娘ちゃんを拾いながらそのアングラーが居なくなるのを待った。

そして彼が居なくなったのを見計らって蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探したが、やはり先行者が叩いた直後のせいか、反応が鈍い。とは云え、この日のツ抜けは丁度真夜中の24:00頃だったので、1時間余りで10匹の結果は上々。

そして71番スポット付近で折り返しに入り、ポツリポツリと拾いながら戻り9匹追加。
切りの良い20匹で打ち止めにしようと考えたが、20匹目はテトラに巻かれて、敢え無くライン・ブレイク。仕掛けを作り直すのも面倒なので、24:40頃、StopFishingとして引き揚げて来た。

と云う訳で、今回は滅多にすることのない2本建て釣行を敢行して、何とか魚と遊ぶことが出来た次第。
しかし、アジは何処に行ってしまったのか?
あぁ、アジを釣りた~い!!

これは後日談で、釣りでは良くあることだが、その後の連絡によると日曜日の孤島では、ソコソコ、アジが釣れた由。
YGWAKTINUEさん達の手練れでソコソコとなれば、小生の腕では型を見る程度が精々かも知れないが、それでもボーズを喰らうことはなかっただろう。
YGWさんのお誘いを断らず、参加すべきだったかも・・・(笑)

2020年釣行記(28) – AJ&TK

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:06月21日(日)~22日(月) 16:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、タコ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(KRT、YRO、NSYM)各氏

前回の孤島アジングではアタリ一つ感じることもなくコテンパンに叩きのめされて帰って来た。その頃は、近隣の釣り施設でのアジの釣果が1桁台の日が1週間から10日程続いていたので、アジの群れが寄っていないことは明らかで、ある意味で仕方がないことだったかも知れない。
前々回の孤島アジングも情けない結果だったので、これで2連敗。次回こそは何とか結果を出したいと思い、釣り施設の釣果をチェックすると、16日までは一桁だったのが、17日には突然300匹近くに増え、18日には約1,000匹、19日、20日には若干落ちたが、それでも400匹強で推移しており、ようやく群れが回って来ている様子。
よし、チャンス到来!!。今度は何とか孤島アジングを楽しめそう。
そこで天気予報をチェックすると、天候は下り坂で月曜の朝から傘マークが付いているが、日曜日は何とか雨が降るまでにはならない様子。となれば日曜日に出撃するしかないが、日曜日の夜の風向きは最悪の北東で、一長一短の状況。と云う訳で、AKTさんに連絡を入れると、愚問ですねぇ~との返事で、当然、出撃するとのこと。

孤島にはAKTさんに迎えられて16:00過ぎに到着。
孤島の突堤には、日曜日であることに加えて県境を越えての移動自粛要請も解除されたこともあってか、結構な数のアングラーの姿があり、中には女性の姿も見える。

風は南東から若干強目に吹いており、曇天のため強い日差しもなく、全体として何となく薄暗い雰囲気がある。

街灯下のベスト・ポジションには最も岸寄りにAKTさん、その隣りにYROさんNSYMさんと仰るアジンガー、そしてINUEさんの順に釣り座を構えている。そこで、小生は、最も航路側の空いている場所に入れさせて貰って、この夜のアジング用の釣り座を確保して、魔女狩り用の支度に入った。

岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを開始したのは16:30頃。
AKTさんによれば、航路側に向かってキャストしていたアングラーが、型は大きくはないが数を出していたとのことで、自然と胸が膨らんだが、時合を逃した様で、答えが出ない。

日没時刻を過ぎてアジング・タイムになったので、魔女狩りは諦めてアジングに変更。
Soare改1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、嫌な予感がして何となく釣れる気がして来ない。それでも釣り施設の釣果が上がっているので、必ず回って来る筈と自身を鼓舞しながらキャスティングを続けたが、一向にコンタクトがない。

その内、前回、良型のタチウオを2本も出したKRTさんが、柳の下の2匹目のドジョウを狙い始めたので、見習ってタコエギをバッグに潜ませて来たタチウオ用のワームに替えて見たが、空振り。

20:00過ぎになり、2匹目のドジョウの捕獲に失敗したKRTさんが肩を落として引き揚げ、小生は裏側に釣り座を移してアジングに専念することに。
この時点で、突堤にはKRTさんと入れ違いに登場して来た2人のアジンガーを含めて7人が残り、夜を徹してのアジングをすることになった。

しかし、アジは表側にも裏側にも廻って来る気配はなく、たまにアタッて来るのはカサゴばかリ。しかもお土産にも出来ないロリ・サイズばかりで、釣趣ももう一つ。

時間が経ち日付が変わる頃になっても状況は全く変わらず、小生は早くも休憩タイムに突入。
02:00近くになって、アジングに復帰したが、アジからのコンタクトは皆無。30分もしない内に2度目の休憩に入り、空が白み始めた04:00頃になって、最後の足掻きで魔女狩りを試みたが、タコエギを地球に持って行かれただけの結果に終わって、結局、3連敗の結果に打ちのめされてStopFishingとせざるを得なかった。

この日のアジンガーは、途中で引き揚げて行ったKRTさんを含めて8人だったが、小生がアジを目にしたのはたったの2匹。小生が気が付かなかったアジもあるかも知れないが、少なくともAKTさんINUEさんアジ・ボーズだったので、小生の3連敗は当然の結果と云えるかも知れない。

念のため、帰宅後釣り施設のアジの釣果をチェックすると、21日の釣果は何と2匹だけで、例年になく好不調の波が大きい様な印象。
こうなると、次回の釣行をどうするか迷う所だが、アジの回遊を予測することなど出来る筈もないので、釣行日とアジの回遊がぶつかる偶然に賭けるしかない。
そうなると宝くじの様に偶然を待つか、或いは、釣行を重ねて確率を上げるしかないが・・・・・。

2020年釣行記(26) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:06月15日(月)~16日(火) 18:30~06:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(TD、KRT、YRO他)各氏

昨日は強風の予報が出ていたので、一日順延しての孤島アジング
前回は、かなり厳しい状況で、その日初めてのアジをゲット出来たのは日付が変わる直前になってのこと。それまではアタリ一つない厳しい状況だったため、ボーズを喰らうことを覚悟した程。
そんなに厳しい状況は永くは続かない筈で、今回はもう少し楽しいアジングが出来るだろうと期待したのだが、近隣の釣り施設でのアジの釣果が8日以降は一桁台が続いている程激減していることが気になる所。

18:00過ぎに、先行していたAKTさんINUEさんに迎えられて突堤に到着。
すると小生に向かって手を振ってくれるアングラーの姿が目に入って来た。誰だろうと思って目を凝らして良く見ると、何とその御仁はYROさん。そして、街灯下にはTDさんの懐かしい顔がある。その他にもKRTさんや何度か見掛けたことのある2~3人のアジンガーがズラリと街灯下のベスト・ポジションに陣取っている。
元々、最後に登場して来てベスト・ポジションに釣り座を構えようなどとは考えもしていない上、街灯下が駄目なら、前回の様に裏でジックリと狙う積りで来ているので、街灯下に空きがないことに驚きはしないが、週の初めの月曜日にも拘わらず激混み状態になっていることには些かビックリ。

今回持ち込んだロッドは、逆ダン用のTenryu改、ジグ単用のSoare改、予備の8320#1Bの3本。
未だ明るい時間のため、裏に釣り座を構えるのは早いので、Tenryu改を持ってキャスティングを始めたのは18:30頃。海は穏やかで、汗ばんだ身体には心地良い位の風が吹いており、アジングを楽しむには状況は寧ろ良い方だろう。
これで、アジの回遊があれば云うことなし・・・・・!!

19:30頃、周囲の暗さが増して来た所で、裏側に移動してジックリとアジを狙うことにした。
すると程なくしてシーバスがウロウロとし始め、前回とは違って生命感は感じられる。前々回はこのシーバスの群れの下にアジが寄っていたので、ボトム付近をネチネチとやってみたが、今回は空振り。
シーバスがこれだけ寄ってい来ているんだから、アジもその内・・・と期待したが、今回は待てど暮らせどコンタクトがない。

20:00頃だったか、20:30頃だったか定かではないのだが、航路側でタチウオを狙っていたKRTさんが大きな声を出している。何事かと思って駆け寄るとタチウオを掛けてやり取りの最中で、抜き揚げられた魚体は指4~5本の良型。
KRTさんもこんなに早い時期から出るとは思っていなかった由で、しかも2投目で答えが出たことに些か興奮気味の様子。

そんなKRTさんの様子を横目に、裏側でのアジングに戻ったがアジからの音沙汰は皆無のまゝで、群れは回って来そうな気配もない。
前回は24:00までアタリがなかったので、今回も粘っていれば何とかなるかも・・・・
しかし、日付が変わっても状況は変わらず、01:00頃には余りにもコンタクトがない状況に疲れたので、小休止に入ってウツラウツラ。そして、気が付いたのは03:00頃で、小生にしては珍しく2時間も休んでいたことになる。
眼が覚めて周囲を見ると、あちらこちらで休んでいる仲間達の姿があって、街灯下のベスポジでも、この日は絶不調の様子。

アジが駄目ならカサゴでも・・・と狙いを変えてワームをチャート系にしてみると、入れ掛かり状態。しかし、お土産にするには少し足りない中途半端なサイズばかり。しかも、アジ狙いからすると面白くない外道なので、満足度は今一つ。

結局、今回は1匹のアジも手にすることが出来ず、05:00頃には片付けに入りStopFishingとした。

釣り施設でのアジの釣果が激減しているのが気になりながらも、釣りは糸を垂らして見なければ判らないとばかりに孤島アジングに出掛けた訳だが、今回ばかりはAKTINUETDYRO他各氏の手練れが唸る程の状況が悪く、ツ抜けを達成したアジンガーは居なかったのではないだろうか。
そんな状況だったので、小生がパーフェクトに押さえ込まれるのは、ある意味当然のことかも知れないが、次回の爆釣を夢見ることにしよう。

所で、この日はYROさんが4kg超の大ダコをものにした由。又、明け方には小さいながらも2匹、3匹とタコを掛けていたし、KRTさんも前日の明るい内に2匹掛けたとのこと。
去年に続いて、今年もタコが好調の様子なので、タコの用意もしておくべきだろう。更には、良型のタチウオも回って来ているので、タチウオ用もある方が・・・。
となると、道具立てが大変になってしまうが・・・・・。

2020年釣行記(24) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:06月07日(日)~08日(月) 18:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 5、台湾ガザニ x 1
同行者:AKT、IKD、INUE、KRT各氏

今季二度目の孤島での釣り。
前回は魔女狩りも予定していたので、日中の14:00過ぎから始めたのだが、10日の魔女狩りの予定があることを考えて、今回は、アジ一本に絞ることに。従って、前回程早くから孤島に乗り込む必要はないので、ゆっくりと自宅を出発し、孤島到着は18:00過ぎ。

孤島には前回と同じ様にAKTIKDINUE各氏が先着しており、今回はYGWさんの代わりに川越KRTさんが久し振りに参戦。その他にも大勢のアングラーが長い竿を振っており、久し振りに見る賑やかな光景にびっくり。

今回持ち込んだSoare改8320#1BSoare30 S803ULT30の3本のロッドに夫々リールをセットしラインを通しなどゆっくりと準備を始めたが、背中からかなり強く吹き付けて来る南東の風が気になる。孤島に到着する前は、暑くて水をガブガブ飲む程だったのに、準備をしている間にも汗は引き寒さを感じて、念の為持って来ていた厚めの上着を羽織る程。

風の強さを考えてSoare改には1.2g8320#1Bには1.5gのJHを組み合わせ、Soare30には6gの錘を使ったキャロ・システムを組み、先発はSoare30を選択。
しかし、風が強くて何をしているかサッパリ感じが掴めない。予報では、夜遅くには弱まるとのことなので、当たることを祈るしかないが、何となく出鼻を挫かれた格好で、中々集中してキャスティングをすることが出来ず、突堤の上をウロウロするだけ。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り徐々に暗さが増して来て、アジング・タイムになっても風は弱まる気配を見せず、20:00頃には粗方のアングラーが引き揚げて行き、我々5人の他は3人だけ。
20:30頃には、我々5人は表側を諦めて、少しでも風当たりが弱い裏側に移動。最も街灯寄りからINUEさんIKDさんKRTさん、小生、そしてAKTさんと並んでキャスティングをしたが、前回は池の鯉状態に集まって来たシーバスの姿も見えず、生命感が殆ど感じられない。

21:30頃、小生独り最も岸寄りに移動。
すると、元の場所から200mも離れていないのに、嘘の様に風が弱くてキャスティングはし易い。しかし、虫が目の前を飛び回って五月蠅くて仕方がない。強い風の元の場所では、蚊やブヨの襲来もなかったので虫除けを塗っていなかったことを少々後悔した程。
風の弱さに反比例して、こちらでは潮の流れが速過ぎてどうしようもない。重ためのJHを取りに戻るのも面倒なので、流れの弱くなった場所を探して立ち位置を替えて見たが、結局、アジからのコンタクトは全くないまゝで、22:30頃元の場所に引き返し、AKTさんの陸側の隣りに釣り座を構えた。

その頃になると、他の皆さんは何時もの調子とまでは行かないものゝ、ポツリポツリとアジを抜き揚げていたが、小生には皆目アタリが感じられない。
こうなると普段は歓迎しないカサゴでも良いから遊んで欲しいと願ったが、惚けた顔をしたカサゴからも見放されて、パーフェクトに押さえ込まれることを覚悟した位。

小生にこの日初めて来たアタリは日付が変わる頃。
台湾ガザニが目の前にユラユラと泳いで近付いて来たので、退屈凌ぎにアジングのシステムで引っ掛けて捕獲に成功。
そのカニINUEさんにプレゼントしたことが良かったのか、その直後にチクと、待望のアタリ。

時計を見ると23:58のことで、兎に角、日付を越さなかったことで一安心。
サイズは20cmにも満たない小物だったが、この1匹は嬉しかった。
余りに嬉しくて記録写真を撮り忘れて壺抜きをしてしまい、後でそのことに気付き壺抜きした状態で改めて写真を撮った次第。

漸く小生の釣り座付近にも廻って来て呉れたと後続を期待したが、これぞ真のまぐれアタリで、その後は又元の木阿弥
INUEさんIKDさんアタリが続かないとの声が聞こえて来るので、この日はアジの寄りが全体的に悪いのだろう。

02:00近くになった頃だと思うが、パタパタと3匹連続で来た瞬間がこの日の圧巻で、その後は、カサゴのオンパレード。
アタリすらなかった時間には、カサゴでも良いから・・と思っていたのに、数は少ないとは云えアジを何匹かものにした後では、正に外道扱いで、色が違うなどと悪態をついてしまい、釣り人根性丸出しの自らの姿に呆れてしまう。

結局、今回の孤島アジングでは、ツ抜け達成も成らず、12時間に及ぶ修行を終えて帰宅して来た。

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