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ロッドクラフト(1)事始め

RodCraft 釣り道具

最近は、空読さんに手解きを受けた極めて小さなアタリを取るアジングの面白さに嵌ってしまっているのだが、師匠の空読さん等はメタルトップのアジング・ロッドを自作までして、その道を究めようとされている。

元々物造りが好きな小生としては、その昔、ヘラ竿を潰してフライ・ロッドを作ったことがあるだけに、いたく興味を持っていたが、この歳になってこの道に嵌るのもどうかな?と思い、敢えて見ない振りをしていた
そう思っていながら一方で、空読さんがメタルトップに使った形状記憶合金を通販で買ってしまっているのだから、我ながら呆れてしまうのだが・・・

そして先日偶然孤島でお会いした海猿さん—-この方の影響で空読さんがロッドクラフトに手を染める様になった由—-のロッドに触れさせて頂いた時の衝撃。
海猿さんは現場に4本の自作ロッドを含む5本のロッドを持ち込んでおられたが、その自作ロッドの1本を手にした所、ロッドの重さを全く感じなかった。
正確に云うと、自重そのものが軽いことは当然として、リールをセットした時の重心の位置がロッドを握るリールの足付近に来ているために、先重り感が全くなくて、まるでリールだけを持った様な、そんな感覚に寧ろ違和感を覚える程だった。

帰宅後もその感覚が残っており、気が付けばロッドクラフトやロッドメイキングをキーワードに検索して、色々と情報を集めていた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAロッドクラフトをする際に、最も問題になるのが素材のブランクの入手方法で、ロッドの性格を決める最重要なパーツだけに、スペックやベントカーブのグラフを見るだけの見ず転で通販に発注するのは避けたい所。

どうしようかと考えている内にフト思いついた。

昔、やっていたバス・ロッドで使えそうなものはないだろうか?

引っ張り出したロッドの中にFALCONTournament Soldier ULR-60があった。このロッドは当時としては珍しくUltra Light Rig、つまり今で云うFinessFishing用のロッドで、負荷ルアーウェイトは1/32~3/16ozと印字されている。グラム換算では0.88~5.32gとなるのでこれを改造する手がありそう・・・。

と云う訳で、手始めにこのロッドのガイドをやグリップを交換して見ようと考えた。

釣り具にシュッ!(1)

釣り道具

釣りを楽しんだ後の釣り具のメンテナンス・・・・・・・・・は、思いの外面倒臭いものである。
特に海釣りの場合は塩分の付着の問題があるので、メンテナンスが不充分だと固着したり、が出て来たりとロクなことはない。

対策として、小生の場合は帰宅直後に、ロッドには温水、リールには冷水のシャワーで塩分を洗い流すことにしている。
これは、徹夜明けで帰って来た場合であっても、励行しているし、メンテナンスも含めて釣りだと思うことにしている。

所が、正直に云うと面倒臭く思うことが、歳を重ねるに連れて多くなって来た。
特に、アタリもない完全試合を喰らって意気消沈して帰宅して来た時などは、メンテナンスを後回しにして早く横になりたいと云う欲望がモクモクと湧いて来て、それを抑えるのに一苦労することが常になって来た。

そんな時に、相互にリンクを貼っているとおるチッチさんが、釣り具にシュッ!と云う釣り具のメンテナンス用の画期的な製品のモニターを募集していることを知った。

で、応募させて頂き・・・・。
快く粉末の試供品を送って頂いた。

turigu-ni-shuR.JPG
小生のブログのアクセス数は、1日精々20件もあれば良い方の泡沫ブログなので、小生の記事を見てこの商品に興味を持つ人は殆どないとは思うが、少しでも役に立つことがあればなぁと思う次第。

スプレーボトルは、カミさんが使っていた化粧品の入っていた空の200cc程のもの。
そのボトルに、2g程度の粉末を温水で溶かして、準備を整えた。

ファールド・リーダー(続き)

釣り道具

梅雨前線が日本海方面に停滞し、九州や中国、東海地方で豪雨災害が発生し、その余波で箱根や丹沢の山間部も大雨が続いているとのこと。
そんな状況なので、渓の増水は必至だし、そんな時に良く知らない渓に入るのは事故の元、と自重し火曜日の定例釣行は中止にした。 状況は、昨日の木曜にになっても変わらなかったが、管理釣り場であれば何とかなるだろうと、10年以上も前に何度か行ったことのある管理釣り場のうらたんざわに行くことにした。

今回は、自作のファールド・リーダーを試すことが主目的。 と云っても、どうせ行くなら魚の引き味も堪能したい気持も勿論あった。

4:30に自宅を出発。 昔、津久井湖にバスを狙って通っていた頃のルートを通ってうらたんに到着したのは6:00過ぎ。 金曜日のことなので一番乗りかと思ったが、既に4・5台止まっている。
10年振りのこと故、平水位がどの程度か分からないが、岸辺の草が下流に向かって倒れていることを見ても、やはり増水している模様。 その為かどうか定かではないが、先行者は皆、渡河することなく駐車場の正面のポンドでロッドを振っており、上流のフライ・エリアには誰も昇っている様には見えなかった。

ファールド・リーダーはPEの0.4号で編んだ5’5″。
7’8″のロッドには短過ぎる様に思うが、ファールド・リーダーは短めで良いとのことだったので、まぁやって見るか・・・・。

で、そのインプレッションだが、
先ず、リーダーが良く見える。 フライの位置を見失ってもリーダーの先を探れば直ぐに発見出来るのが、特に小生の様な眼の悪いアングラーには有り難い。
昼頃になって、ドライへの反応が悪くなったので、エルクヘア・カディスの羽を毟り取ってショットを噛ませてフライを沈めてやって見たのだが。 この時、リーダーがマーカーの替わりになることが分かった。 水に浮かんでいるリーダーの先端が水中に引き込まれると、7割位の確率で魚が掛かって来た。
まぁ、これは余禄かも知れないが・・・。

肝心のターン性能だが、これは良い。 後半になって風が強くなったのだが、サイド・キャストを用いると風に戻されることも余りなかった。 まぁ、これは結んでいるフライの種類によることも大きく影響する点ではあるが・・・。 また、今回使用した5’5″のリーダーは7’8″のロッドには短いのでこれも影響している様に思う。 次回は、もう少し長い物を作って試してみようと思う。

柔らかさについては、時折ロッドに巻き付くことがあった。 ハーダニングをすれば回避できる筈だが、小生は余り気にはならなかったので、取り敢えず、ハーダニングは省こうと思う。

柔らかさ故のドラグの掛かり難さだが、これは良く判断が出来なかった。 ただ、リーダーにスラッグが出る様にフワリとフライを水面に落とした場合、フライの流れにスルスルとリーダーが伸びるので、伸び切るまでの時間稼ぎにはなっている様だ。

さて、釣果については・・・・。
増水して重くなった流れを横切って、フライ・エリアに入ったのは、やはり小生だけだった。
誰も居ない貸切状態で、管理釣り場であることを忘れる位で、充分魚の引きを堪能させて貰った。 アタリはどれもが水面のフライを吸い込む様なアタリで、水面を割って飛び出して来る様な派手なものは一度もンなかったのが残念と云えば残念。 ドライでは全てがヤマメだったので、アタリも大人しいものだったのかも知れない。

貸切状態の渓に立ち込んでヤマメと遊んでいる時、突然、左足のかかと付近が冷たくなり、その内、水没状態になってしまった。 あれだけ念入りに水漏れを補修したのに・・・。

ファールド・リーダー

釣り道具

アオリもオフに入ってしまったので、これから何を狙おうかと考えている時に、タイミング良くMaxiさんからのお誘いを頂き、何年か振りのフライを楽しんだのが先週の7日。
実は、アオリのオフにフライを再開するなんてことは全く考えておらず、アジかシーバス、ヒラメ等の平物をする積りで、ロッドやルアーを揃えていたのだが、渓流を釣り上がった途端にフライ・モードに入ってしまった

と云うことで、次回のためのリーダーを買いに走った所、良く行っている釣り道具の量販店には、殆どと云ってよい程フライ関係は置いていないことが分かった。
以前、フライをやっていた頃には上X屋にはソコソコの品揃えはあったのだが、それ程マイナーな釣りになってしまったのだろうか・・・・。
仕方がないので、ヤフオクで調達しようと眺めていたら、ファールド・リーダーと称する小生の知識にないリーダーが出品されているのを見掛けた。 しかも1,500円と馬鹿高い値段が付けられている。
何でも興味を持ってしまうのは小生の悪い癖だが、この時も気になってWEB検索をして見ると、スレッドを縒り合せて作るリーダーで色々とメリットがあるらしいことが分かった。 しかも作り方も、それ程難しくはなさそう。

FurledLeaderR.JPG
早速、板材をホームセンターに買いに走り、WEBの記事に従って冶具を作り、リーダーの試作を行った。
写真に写っているピンクが最初の試作品で、エギングで使用しなくなった0.8号のPEラインを利用したものだが、結構太い物になってしまった。 しかし、このリーダーを手で振るだけで綺麗にターンをするのには、正直ビックリした。
すると、糸の太さが問題になる。 
因みに、WEBの記事にある様に、タイイング・スレッドの8/0を使ったものが左の白いリーダー。
そこで、エギングで使っていた0.6号のPEラインを使って、このタイイング・スレッドを使ったリーダーの太さに合せる様に巻き数を減らして細く作ったのが写真の右側。 それでも、比べると多少太く出来あがっているが、この程度であれば許容範囲ではないかと思う。 このラインは、10m間隔に色分けがしてあるので、斑模様が入ってしまったが、単色よりは却って面白い味があるので、小生としてはこちらの方が好み。

記事にある様なタイイング・スレッドを使わなかったのは、PEの比重は1未満なのでラインそのものに浮力があることが理由。 特に小生の様に何処に行ってもドライ・フライしか投げない者にとってはリーダーに浮力があるのは、非常に都合が良い。 しかし、リーダーを作るためにワザワザ値段の高い細番手のPEラインを購入するのは、一寸と云うか大いに無駄ではないかと思う。 従って、0.6号のPEラインが残っている限りはそれを利用する積り。

只、一つ気になる点がある。 それは、従来使っていたナイロンのリーダーに比べて、腰がないことである。 腰がないと云うよりはフニャフニャ。 これはPEであっても、タイイング・スレッドであっても同じで、腰を持たせる加工をしているらしいが、その材料を調達する必要があるので、今回はこのまゝ使って見ようと思っている。

まぁ、何れにしても、未だ実釣では使ったことがないので、その結果次第だが・・・

サイト・マスター

釣り道具

アングラーの間では定評のあるTALEXの偏光レンズを使用したサン・グラスを購入してしまった。

TALEXの偏光レンズを使用したサングラスは色々と売られてはいるが、その殆どが、所謂、近視や遠視用のメガネの使用を前提としていないもので、中学生
の頃からメガネを使用している小生にとっては、選択の範囲外である。

つまり、普通のメガネを使用しているアングラーにとって、
 1)コンタクト・レンズを使用するか、
 2)普通のメガネを覆い隠す様な大きめのオーバーグラスを使用するか、
 3)普通のメガネのレンズに引っ掛けるタイプのクリップ・オンを使用するか、
 4)近視や遠視の度付きサングラスを誂えるか
の4通りが考えられる。

小生は、今まで一度もコンタクト・レンズを使用した経験がなく、コンタクト・レンズを使用することは、今更の感がある。 加えて、コンタクト・レンズとサングラスの二重の出費になることも、1)は論外。
オーバー・グラスの使用も色々と考えたが、余り種類がないこと、特に、茶系のレンズのオーバー・グラスは殆ど見当たらなかった。 尤も、スキーのゴーグル状のオーバー・グラスであれば別だが。
度付きのサングラスが理想的かも知れないし、TALEXも勧めているが、誂となるので値段が・・・・・。

と云うことで、結局、小生は量販店で安売りされているクリップ・オンを使用していた。
所が、この様な安売り品はプラスティックの中国製で、キズが付き易いことに加えて、当たり外れが大きく、つい最近買い換えた偏光グラスは使える代物ではなかった。

そこで、何か良い物はないかと、ネットで色々と探していると・・・・・。
TALEXの偏光レンズを使用しており、小生にとって誠に嬉しいことにクリップ・オン・タイプもラインナップされているTIEMCOのSightMaster
出喰わした。

買うならこれしかない!!

しかし、値段をチェックすると、何とこれまでの安売りグラスの10倍以上もする!!!
・・・・・・・この値段に躊躇するものはあったが、思い切って買おう!!!
所が、どの店を見ても、小生が欲しいライト・ブラウンが売り切れとなっていて、入荷時期も未定になっている。
こうなると、益々欲しくなるもので、必死になって捜して1店だけ注文を受け付けて呉る店を見付け、値段は多少割高だったがダメ元で発注。

SightMaster.jpg
程なくして、注文確認メールが入り、即日出荷可能とのこと。
そして、到着!!

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