2025/04/07
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月07日(月) 17:50~21:50
潮回り:長潮(↓↑) 50→45→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.6℃
釣 果:アジ x 20、カサゴ x 1
同行者:単独
この所、余り良い天気に恵まれず、今週の月曜日も昼過ぎから夕方に掛けて傘マークが付いていた。しかし、17:00頃からは晴れマークに変わっており、しかも風も西南西の2m/sとのことで、すっかり行く気になっていた。
所が、15:00過ぎに再度チェックすると、18:00に傘マークが付き、19:00以降は風向きが北北西の2m/sと悪い方向に変わってしまっている。そこで火曜日の予報をチェックすると、傘マークはないものゝ南西の風が6~7m/sとかなり強めになっており、アジングは難しそう。
と云う訳で、当初の予定通り月曜日にKMI’sアジングに行くことにした。
17:30頃、現地に到着。
岸壁にはいつものクロダイ師が中央付近で長いロッドを振っており、最奥には顔見知りの年配アングラーとその連れの2人が竿を出しているので、久し振りに入り口に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。
準備をしながら出迎えてくれた黒猫にオヤツをあげ、釣り場の様子をチェックすると、風は殆ど吹いておらず海はノタリノタリと完全に春の風情。
前回は強い北風に悩まされたが、風が弱いのは儲けものと、17:50頃にXSC-59ST-Proのロッドと1.0gのJHの組み合わせで、キャスティングを開始。すると、殆ど潮の動きがない。風がなくて潮に動きがある状況を望みたい所だが、これも自然の流れなので仕方がない。
18:00頃、最奥の顔見知りのアングラーが引き揚げるので、良ければ後に入りますか?と声を掛けてくれた。この日は入り口で頑張る積りになっていたが、そんな声を掛けられた途端に気持ちが変わってしまい、遠慮なく甘えさせて貰うことにした。
風も潮の動きもないため軽めの0.8gのJHに替えて、18:30頃、キャスティングを再開。
すると、その1投目で思い掛けなくモゾモゾとした反応があって、早くもこの日の口開けの1匹をゲット。
サイズは15cm程の豆だったため、黒猫に進呈しようと思ったが何処に行ったのか姿が見えないので、そのまゝ海にお帰り願った。
場所を替えたのが正解だったと幸先の良さに気を良くして後続を期待したが、その後は反応がない。
なーんだ、交通事故だったのか・・・・?
半ば諦め気味にキャスティングを繰り返していたが、18:40に2匹目をゲット。この2匹目を皮切りに、その後は最近になくテンポ良くアジの反応があって、19:06には8匹目をものに出来た。しかし、あと2匹でツ抜け達成だ!とツ抜けを意識し始めた途端、好事魔多し。それまでが嘘だった様に強い北風が吹き出して来て、まるで前回の再現。
時計を見ると、まだ19:00を廻ったばかりで、引き揚げるには早過ぎる。そこで、前回と同じ様に1.3gのJHやスプリット・ショットに替えたりと色々と試して、19:23と19:37に2匹を拾って何とかツ抜けを達成出来た。しかし、風が益々強くなるに連れて反応が間遠くなって来たので、半ば諦めて小休止を取ることにした。そして、椅子に座って夕食のパンを噛じっていると、それまで強く吹いていた風が幾分弱くなって来た様な・・・・。
これはチャンス!!
急いでキャスティングを再開した所、直ぐに答えが出て20:07に11匹目をゲット。所が、喜んだのも束の間で、今度は南寄りの風が強く吹き出して来た。予報にもなかった風向きや強さで面喰らったが、アジからの反応はポツリポツリとあったので、そのまゝキャスティングを続けた。
21:00頃になって、その強い南寄りの風が弱くなり釣り易くはなったが、肝心要のアジの反応が徐々に遠くなってしまった。とは云え、節目の20匹を目前にして引き揚げるのも勿体ない。
と云う訳で、老骨に鞭打って粘ったのが奏功して、21:31、21:44に2匹の追加に成功し、目論見通り切りの良い20匹を達成した所で、21:50頃、StopFishingとして岸壁を後にして車に乗り込んだ。
シーズンが始まったばかりで釣果が安定しない状況下、サイズの面では殆どが15~18cmの所謂豆アジで、20cm超が2匹しかなかったとは云え、20匹達成は出来過ぎだろう。
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1匹目 |
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18:29 |
11匹目 |
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20:07 |
2 |
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18:40 |
12 |
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20:11 |
3 |
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18:42 |
13 |
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20:14 |
4 |
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18:47 |
14 |
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20:20 |
5 |
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18:50 |
15 |
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20:26 |
6 |
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18:54 |
16 |
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20:38 |
7 |
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18:59 |
17 |
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20:49 |
8 |
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19:06 |
18 |
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21:12 |
9 |
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19:23 |
19 |
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21:31 |
10 |
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19:37 |
20 |
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21:44 |
2025/04/04
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月04日(金) 18:00~20:45
潮回り:小潮(↑) 75→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.0℃
釣 果:アジ x 4
同行者:単独
今週は雨模様の天候が続き、金曜日になってようやく雨の心配がない予報に変わったので、釣りに行くことが考えられる状況になった。しかし、先週の季節外れの暖かさが一転、桜が咲き出した途端に気温が下がって冬に逆戻りし、西北西の風が3~4m/sとやゝ強めに吹くとのこと。
と云う訳で、今週の釣りは諦めようかと思ったが、先週のKMI’sでのアジングでも強い北風の中だったにも拘わらず何とか楽しめたことを考え、兎に角、行ってみることにした。
16:30頃、道具を手に自宅を出た所、雨が降っており道路がビッショリと濡れていてビックリ。雨のことなど露程にも考えていなかったので、機先を制された格好だが、空を見上げると黒い雲は切れ切れで西の空も明るい。
この分なら降り続くことはないだろうと車を走らせた。すると、1kmも走っていないのに、その付近の道路は全く濡れおらず、極々狭い範囲での雨だった様子に一安心。
17:00頃、現地に到着。
岸壁にはいつも一緒になるクロダイ狙いの年配釣り師が一人、中央付近に入っていたので、今回も最奥に釣り座を構えることが出来、早速、準備に取り掛かった。
この時期の日没時刻は18:00頃なので、時間的に余裕があるため、出迎えてくれた黒猫にオヤツを上げたりして時間を潰しながらゆっくりと支度を整えたのだが、空気がヒンヤリと冷たく感じる。雨は降ってはいないが、出掛けの雨が気になるので空を見上げると、北西の空には黒い雲が不気味に広がっている。あの雲が来なければ・・・と祈りつゝ支度をしていると何やら首筋にポツリポツリと冷たい物が当たる感触がある。
アリャーッ、振って来た!!
そこで、本降りになったら直ぐに撤収出来る様に準備をして、18:00頃、キャスティングを始めた。
今回のロッドはSaltyStage改。このロッドに、予報と違って風は殆ど吹いていないので、1.0gのJHを組み合わせた。しかし、前回と違って潮は動いていないため直ぐに0.8gのJHに切り替えた。
すると、その途端に北風が吹き出して来て、しかも強め。この北風に黒い雲は南に流されて行ったので、雨の心配はなくなったが、ラインが大きく膨らんでしまってどうしようもない。
強い横風の影響を躱そうと、0.5gのJHに0.5gの錘を使ったスプリット・ショットを試したり、若干重たい0.8gのJHに替えたりしてみたが、それが良いのか悪いのか、全く反応がないので判断のしようがない。
結局、手持ちに中では最も重たい1.3gのJHに替えてキャスティングを繰り返して、この日初めてのトンと感じる反応を19:01に獲ることが出来た。
やっぱり、ジグ単が良いのか・・・と思い、キャスティングを続けたが、完全な交通事故で、その後はウンともスンとも云って来ない。
風は、左から右に益々強くなって為す術もない。
そこで天気予報で状況を確かめた所、5m/sの風が20:00、21:00には4m/sに少し弱くなる予想になっている。4m/sでも横風なのでやり難いことに変わりはないが、現状から見れば少しは良くなるだろうと考え少なくとも20:00過ぎまで粘ることにした。
とは云え、ただ粘るだけでは芸がない。そこで、これから先のことを考えて、仕掛けを手持ちの中では最も軽い0.2gのJHに1.3gの錘を使ったスプリット・ショットを試してみることにした。
と云うのは、
- これだけ強い横風の中で小さな反応を感じ取るのは、極めて難しいだろう。
- だとすれば、向こう合わせ的になるため、アジングとしては面白味に欠けるが、強い反応を出させる方が良いだろう。
- そのためには、JHを出来るだけ軽くする方が弱い力でも大きく動く筈で、それだけ反応も強く出るのではないか
と考えたもので、アジの活性が高ければ直ぐにでも答えは出るだろうが、活性が高いとは云えないこの状況では、答えが出なければ出ないで仕方がない。兎に角、20:00過ぎまではこれで粘ってみよう。
この仕掛けでキャスティングを繰り返したが、案の定反応はないまゝ。
これでも、やはり駄目か・・・。
と思い始めた頃、アクションを加えようとロッドのティップを少し持ち上げようとした所、何やら生命体の反応が伝わって来た。釣った感皆無で面白さはないが、兎にも角にも、この状況下での2匹目をゲット。時刻は20:02のことだった。そして、その直後の20:05に3匹目をゲット。この時はラインの動きに違和感があったので、半信半疑のまゝ軽く聞き合わせを入れて獲ったもの。
風は、20:00を廻っても一向に弱まる気配がない。
それでも、アジの反応が続けて出始めていたので、メゲずにキャスティングを続けた。しかし、3匹目をゲットした後は反応も遠くなってしまい4匹目を獲ったのは20:16のことだった。
その後、20:30頃に1度バラシがあったものゝ、アジの反応を感じることもなく、目の前を通り過ぎた遊覧船が背後に消えて行った頃には、気持ちが切れてしまって、20:45頃、遂に諦めてStopFishingとした。
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19:01 |
1匹目 |
20:02 |
2 |
20:05 |
3 |
20:16 |
4 |
2025/03/28
2025年 Ajing 釣行記
日 時:03月28日(金) 17:40~21:00
潮回り:大潮(↓) 160→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.6℃
釣 果:アジ x 11
同行者:単独、(ICNHさん)
予報によると18:00、19:00、22:00に傘マークが付いており降水確率は50%、しかも21:00には4m/sの北風が吹くとのこと。となると、いつもなら釣行せずに道楽部屋で燻っている所だが、何故かその気にならず観天望気。すると少し曇ってはいるが、白い雲は高く所々に青空が見え西の空も明かるくてとても降りそうに思えない。
と云う訳で、兎に角行って見ることにした。
現地到着は、17:25頃。
いつもの駐車場所には、フェラーリの他に見るからに走り屋と判る車が数台止まっており、何となく異様な雰囲気が漂っている。君子危うきに近寄らずで関わり合いになりたくないので、出来るだけ彼らと目が合わない様にして空いたスペースに車を止めて、そそくさと岸壁に出た。
岸壁に出てみると、先行者の姿はなくガランとしているのでいつもの最奥に道具を置いて準備を始めた。
今回使用するロッドはXSC-59ST-Pro。横風が右から左に少々強めに吹いているが、いつもの様に1.0gのJHを組み合わせて、17:40頃、キャスティングを開始。
前回は潮の動きが全然なかったが、今回は左から右に若干速めに流れている。風向きとは逆なので少々やり難いが、潮が動いているだけ、前回より良いかも知れないと前向きに考えることにして、反応が返って来るのを待った。
しかし、期待に反して反応は返って来ない。
・
・
・
この日初めての反応があったのは、開始して約40分後の18:24だった。
それまでは全く気配もなかったので、今日もやっぱり駄目か・・・と半ば弱気になりかけていたので、何の前触れもなく突然トンとはっきりと伝わって来た反応にドキッ。
反射的な合わせが決まり、久し振りに青物の引きを楽しんで抜き上げた獲物は16cm程しかなかったが、今シーズン初の本命で嬉しい1匹だった。
この記念の1匹は、背後で小生の釣りを見守ってくれていた釣り場の主の黒猫に進呈した。所が、これまでなら待ってましたとばかりに、アジに飛び掛かり咥えて藪に消えて行くのに、この日はどうしたことか目の前で暴れているアジをジッと見ているだけ。小生が来て早々にあげたオヤツは美味そうに喰ったのに、どうしたのか・・・?と暫く様子を見ていたが、手を出さないのでそのアジには海にお帰り願った。
ボーズ回避が出来て一安心した所で、後続を狙ってキャスティングを繰り返していると、1匹目から間もない18:28にモゾ。これは20cmを超える良型で、このサイズならば立派なお土産になるとキープ。
ヨシヨシ、この調子で・・・と思ったが、18:34に来た3匹目は17cm程。お土産にするかどうか微妙なサイズではあったが、21cmの良型が1匹だけでは幾ら年老いた夫婦とは云え食卓に乗せるにはもの足りないので、キープすることにした。
丁度、この3匹目を始末している所にICNHさんが登場。
小生の隣りに釣り座を構えたICNHさんは、キャスティングを開始して程なくして20cm強の良型をゲット。流石、ICNHさんと思ったが、その頃から徐々に反応が間遠くなり、18:45に5匹目を獲った後は反応が消えてしまい、19:00台は19:13に掛けた6匹目の1匹だけ。
この日はまだ3月だと云うのに25℃を記録する程気温が高くて、岸壁に立っていても吹いて来る風が気持ち良く感じられる程だったが、20:00を廻った頃から、これまでとは逆に左から右に吹く北風が強く吹き始めて来た。北風と云っても、真冬とは違って冷たくはないので厳しさはないが、ラインが大きく吹けてしまって、釣り難くて仕方がない。単独釣行であれば、直ぐに諦めて引き揚げていただろう。しかし、仲間が隣りに居るため、気持ちも紛れる上楽しいのでそんな気にもならない。
と云う訳で、強い風対策としてJHを手持ちの中では最も重たい1.3gに替え、更に0.3gの割りビシをリーダーとラインの結び目に加えて、スプリット・ショットにした。すると、これが良かったのか、20:11の7匹目以降ポツポツと獲ることが出来た。
とは云え、ラインが吹けて大きく膨らんでいるので反応を感じて合わせを入れても、その力がJHに伝わるのがどうしてもワン・テンポ遅れてしまう。そのため途中でバラシたり抜き上げ時にポロリと落としたりが頻発して、なかなか釣果が伸ばせない。それでも、20:22にはツ抜けを達成することが出来た。
そして、20:49に11匹目を獲ったのを機に、21:00頃、小生は事実上のStopFisingとし、その後は21:30頃までICNHさんの釣りを見学してから一人釣り場を後にした。
この日は心配だった雨も降ることなく、しかも、シーズンの走りにも拘らず、殆ど豆アジばかりとは云えツ抜け達成出来たのは望外の結果だった。
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18:24 |
1匹目 |
|
18:28 |
2 |
21cm |
18:34 |
3 |
|
18:43 |
4 |
|
18:45 |
5 |
|
19:13 |
6 |
|
20:11 |
7 |
|
20:13 |
8 |
|
20:16 |
9 |
|
20:22 |
10 |
|
20:49 |
11 |
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2025/03/25
2025年 Ajing 釣行記
日 時:03月25日(火) 17:30~20:45
潮回り:若潮(↓) 70→30cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.2℃
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独
風は7~8m/sとかなり強いが、南西の風なのでMHR-KGNであれば釣りは出来るだろう。しかし、生憎なことに、潮回りが悪くていつも竿を出している時間帯の潮位は60cm以下しかないので、水深のないMHR-KGNでは釣りにならない。となると、いつかの様に釣りをする時間帯をずらして朝マヅメを狙うことも考えられるが、最近のMHR-KGNの調子を考えると、そこまでしても難行苦行に終わる可能性が高い。
と云う訳で、3月も下旬に入ったとは云え湾奥の釣り場なので若干勇み足気味だが、KMI’sで今シーズン初のアジングをすることにした。
17:10頃、現地に到着。
岸壁にはクロダイ狙いの夫婦アングラーが居るだけ。その夫婦も帰り支度をしている所だったので、いつも最奥に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。
今回使用するロッドは、SaltyStage改。横風が少々強めに吹いていたので、1.0gのJHを結んで17:30頃キャスティングを開始。
シーズンの走りなので、明るい時間帯から反応して来ることは考えられないが、万が一と云うこともあり得る。いつ何時どんな反応があっても良い様に集中していたが、何も反応が返って来ない。
回って来るの・・・・・?
回って来るとしたら、何時頃・・・・?
そんなことを考えながら、キャスティングを繰り返したが、音沙汰はないまゝ。
19:00を廻った頃から、右から左に強めに吹いていた風が若干弱くなって来たので、0.8gのJHに軽くしてみた。しかし、効果はない。
潮に動きがないので、アジが回って来ないのかも知れない。
とすれば潮が動きだすまで期待薄か・・・・?
19:37、この日最初の獲物となるロリ・カサゴをゲット。この時は余りにも反応がない時間帯が続いていたため、キャスト後放置していたら掛かっていたもので、釣れちゃった感100%。
とは云え、それまで全く魚っ気がなかったので、これを皮切りにと淡い期待を持ったが、これも期待外れに終わりその後もダンマリ。
その後は20:38にモゾとした反応でロリ・カサゴを掛けたが、それ以外は何もない時間が流れ、根掛かりでラインが高切れしたのと同時に気持ちもプツンと切れて、20:45頃、StopFishingとして釣り場を後にした。
と云う訳で、今シーズン初のアジングは不調だったが、持参したオヤツを美味そうに喰ってくれた岸壁の主の黒ネコの元気な様子を見ることが出来たのが、救いだった。
2025/03/22
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:03月22日(土) 18:15~21:50
潮回り:小潮(↑) 60→100cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 0、カサゴ x 2
同行者:単独
前回はHYKWで何年か振りに尺メバルを狙ったが、残念ながらアタリ一つないパーフェクト・ゲーム。
しかし、尺メバル狙いは、ある意味で博打的な要素が強くて、釣れるか釣れないか(All or Nothing)、釣れたとしても精々1~2匹で数を狙う性格の釣りではない。こう云う点からすれば、海釣りを始めた頃に追い掛け回していたアオリイカと同じで、パーフェクト・ゲームを喰らったからと云って、仕方のないことと割り切ることが出来た。
と云いつゝも、釣りをする以上はやはり獲物とのやり取りを楽しみたい。
と云う訳で、前回のHYKWからは中一日しか空いておらず、風も西南西の6~7m/sで強く吹く予報だが、MHR-KGNに行くことにした。
現地到着は18:00頃。
車を降りてロッドやバッカンを取り出していると、高い建物の陰にも拘らず強めの風が吹き抜けて行き、嫌な予感がして来る。
岸壁に出て釣り場の様子を見ながら歩き、40番スポット付近に到達した所で、この日のメバリングを始めることにして準備に取り掛かった。
風は天気予報通りに西南西の方向から強く吹いて来ている。南風の要素が入っているので幾分マシだが、ほゞ横風になってやり難そう。海は、干潮時刻の15:49から2時間以上も経っているが、潮の動きの少ない小潮の潮回りのためか潮位は低くて、テトラ帯は大きく海面から本体を出しており、海が狭く感じられる。
この日のロッドは、この所スピニング・ロッドが続いていたので、久し振りにベイト・ロッドのBlueCurrentⅢ 69/Bを使うことにし、0.3gのJHに0.8gの錘を使ったスプリット・ショットを組んで18:15頃キャスティングを開始した。
するとゴソゴソとした感触が伝わって来る。どうやら潮位が低いため、ボトムで芽吹いた海藻が掛かっている様子。一昨年の今頃は、海面にビッシリと海藻が浮かんでいたことを考えると、殆どないに等しいが、遅ればせながらようやく生え始めたと見える。
そこで、ゴソゴソとした感触がないポイントを探してキャストするのだが、風の影響で思った様に行かない。正面に向かってキャストしている筈なのに、5m以上も離れているテトラ帯にラインが触れているゴツゴツとしたか硬い感触が返って来る始末。
この風を背後から受けられるポイントはへの字カーブ付近しかない。このポイントではメバルの実績もあり、1月にはカサゴの入れ掛かりを楽しんだこともあるので、粘りに粘ったが、この日は全く音沙汰なし。
場所を替えるにしても、この横風では・・・・と思ったが、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんを探すことにした。
しかし、何処に行ってしまったのかさっぱり気配がない。
完全に、前回Dr.TJさんと一緒になった時の再現の様相でこの時点で、モティベーションは急降下。半ば自棄気味になって凸部を越えてその先にまで足を伸ばしたが、空振り。
結局、一つだけ残っていたHydroUpper55Sを殉職させると同時に、気持ちもプツンと切れて、21:50頃、諦めてStopFishingとしてスゴスゴと肩を落として釣り場を後にした次第。
MHR-KGNは、2月下旬以降は調子が悪くて一桁前半の釣果で終わることが続いている。それでもパーフェクトに終わることはないだろうと考えたのだが、これは大甘も大甘。18:15~21:50までの3時間半程の間、キャスティングをし続けたにも拘わらず、反応が返って来たのは2回だけ、しかもその主はロリ・カサゴ。外道とは云え獲物はあったので、パーフェクトではないがノー・ヒット・ノー・ランの悔しい結果。
年明け早々の1月にはカサゴが嫌と云う程釣れていたが、2月に入るとそのカサゴに代わってメバルが釣れ出し、今年のMHR-KGNは昔の状態に戻ったかと喜んだのも束の間、2月下旬以降はメバルもカサゴも釣れなくなって、寂しいMHR-KGNに戻ってしまった様な・・・・・。
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20:14 |
カサゴ |
112番 |
21:04 |
折り返し |
123番 |
21:14 |
カサゴ |
108番 |
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