2024年釣行記(83) – MB

その他

日 時:12月20日(金) 16:50~21:30
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 6、カサゴ x 30
同行者:単独

前回のメバル調査が、もう一つ納得出来ない結果に終わったので、予定通り小回りの利くスピニング・ロッドを持ち込んで、2回目の調査に行くことにした。幸い、風速は5m/sと若干強いものゝ風向きは南西なので、調査には全く条件支障はなさそう。

16:30頃、現地に到着。
久し振りの出番となるTenryu改を手に携えて岸壁に出て様子を見ると、風は殆んど吹いておらず、テトラ帯が所々に海面から頂上を出している海は波もなく穏やかで、調査には持って来い。

長いロッドを振っている大勢のアングラーの背後を通って、への字カーブに急行。と云うのも、前回は、後でジックリとチェックしようと取っておいたポイントに行ってみたら、先行者が入っており、誠に悔しい思いをした。今回は、その反省から、狙っているポイントには真っ先に入っておこうと云うもの。

16:50頃、46番スポット付近から調査を開始。
今回は、前回出来なかったジグ単の釣りから始めることにし、0.8gのJHを結んだが、音沙汰がない。キャストする方向やレンジを変えてもみたが、状況に変化はない。そこでMHR-KGNでは絶対的に強いFinluckMinnow30Sも動員して見たが、これも無視される始末。その後はTOTO42S、自作のビーズ・ルアーの小なども使ってみたが、尽く空振りしてしまい、結局、0.8gのJHに戻って来た。
そして、根が荒いMHR-KGNでは滅多にすることのないボトム付近を狙ってみた。

すると、これが奏功して、根掛りを外した際のイレギュラーな動きに反応があってココン。抜き上げた獲物は、腹ボテ気味の20cm程の良型で、時刻は17:21のことだった。
実釣開始後約30分のことなので、出足としては悪くはないが、現場では殊の外長く感じていた。

オッ、今日の可愛娘ちゃんはボトムに付いているぞ
と以降はボトム中心に狙うことにした所、間を置かずに答えが出てコツン。
所が、抜き上げた獲物は惚け顔のカサゴで、ガックリ。しかし、メバリングにはカサゴは付き物。
次はメバルが来るだろう・・・・
所が、期待に反して、次の獲物もカサゴ
次こそは・・・と思ったが、次もカサゴ

そうこうする内に、根掛りで仕掛けを失ったので、それを機に0.5gのJHに軽くしてみた。少しでもファールのスピードが遅くなれば、メバルの目に留まるのではないかと考えたのだが、状況は変わらず、カサゴカサゴ・・のオンパレード。ワームをガルプベビーサーディンメバル職人パワーシラスに替えてもみたが、カサゴの活性は変わらず高いまゝだが、肝心のメバルの活性は上がらず仕舞い。
その内、同じ立ち位置で何匹出せるか・・・・などとメバル調査らしからぬ目標を追い掛け始め、僅か20分程度の時間で、早くもカサゴつ抜けを達成。しかも、46番スポット付近から殆んど動くこともない。
反応の仕方も、大きな口に似合わずコソ、モゾと云ったごく上品なものが多くて、これはこれで掛ける楽しさがあって、暫くの間、外道のカサゴと遊んだ

18:00を廻った頃、本来の目標に戻り、蟹の横這い釣法円らな瞳の可愛娘ちゃんを探すことにしたが、ロッドを曲げてくれるのはカサゴばかりで、19:36には20匹目をゲット。しかし、メバルの実績ポイントの71番スポット付近でも、カサゴは反応してくれるが肝心の可愛娘ちゃんはダンマリ。

この調子では、何処に行ってもカサゴしか来ないだろうとの思いが強くなり、少し早いが22:20頃、77番スポット付近から折り返しに入った。

そして、復路に入った67番スポット付近で、ようやくこの日2匹目メバルをゲット。20:25のことで、これもサイズは20cm程の腹ボテちゃん。
ようやくメバルが動き出したと期待をしたが、次にロッドを曲げてくれたのは、又々カサゴ

その後は、カサゴの中にメバルが混じると云った具合で20:4520:5721:0421:12に夫々メバルを掛けることが出来、21:30頃に根掛りでライン・ブレイクしたのを機にStopFishingとした。

それにしても、この日のカサゴは凄かった。
何年か前までは、メバルに混じってカサゴが釣れると云う状況で、これがMHR-KGNの普通の状態だった。しかし、この日はカサゴの中にメバルが混じっている状態でそれとは真逆。
この3~4年で、MHR-KGNではメバルがめっきり釣れなくなったのだが、その代わりにカサゴが勢力を広げて来たのだろうか? だとしても、それが自然の流れであれば抗い様もないが、願わくば、やはりこれまでと同じメバルの釣り場のまゝであって欲しいと、切に願うのだが・・・・。

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17:21 1匹目 46番 18:08 12匹目  ↓ 20:29 23匹目 67番
17:26 1匹目  ↓ 18:12 13匹目  ↓ 20:41 24匹目 50番
17:27 2匹目  ↓ 18:48 14匹目 60番 20:42 25匹目  ↓
17:28 3匹目  ↓ 18:49 15匹目  ↓ 20:45 3匹目 50番
17:30 4匹目  ↓ 18:51 16匹目  ↓ 20:49 26匹目 49番
17:31 5匹目  ↓ 18:53 17匹目  ↓ 20:51 27匹目  ↓
17:32 6匹目  ↓ 19:10 18匹目 67番 20:57 4匹目 46番
17:39 7匹目  ↓ 19:12 19匹目  ↓ 21:01 28匹目 49番
17:42 8匹目  ↓ 19:36 20匹目 71番 21:02 29匹目  ↓
17:44 9匹目  ↓ 19:38 21匹目  ↓ 21:04 5匹目  
17:49 10匹目  ↓ 20:05 22匹目 74番 21:07 30匹目  ↓
17:59 11匹目  ↓ 20:25 2匹目 67番 21:12 6匹目 40番

 

 

 

2024年釣行記(82) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:12月17日(火) 16:25~22:10
潮回り:大潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 1
同行者:単独

21:00からは風向きが北に変わるが、それまでは2m/sの南西の風とMHR-KGNでのメバリングには絶好の条件なので、メバル調査に出掛けることにした。

16:10頃、現地に到着。
早速、SoareXR改を手に岸壁出てみると、風は殆んど吹いておらず、大潮の満潮時刻間際のため、潮位が高く目の前にある筈のテトラ帯は海中に没しており、海が広く見える。

自作のビーズ・ルアーの小を先発ルアーに選んでキャスティングを始めようと思ったが、大勢のアングラーが長いロッドを振っている。そこでアングラーの列が途切れる所まで歩を進め、長いロッドの砲列がようやく途切れた34番スポット付近から、調査を開始することにした。

この日は、凸部の手前までをじっくりとチェックする積りで、16:20頃、キャスティングを始めた。
MHR-KGNの調子が良ければ、1~2投目から何らかの反応や気配が感じられるのだが、心配していた通り、やはり何も音沙汰がない。そこで、早くも蟹の横這い釣法で、キャストしては移動し、移動してはキャストして可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
と云っても、への字カーブの手前はこれまでも余り実績がなかったので、出れば儲けもの程度に考えて、への字カーブを曲がった付近から腰を落ち着けようと思っていた。

そして、可愛娘ちゃんからの反応がないまゝ、への字カーブの手前10m程の所に来た時、丁度小生が狙おうと考えていたポイントに青白い光を見付けてしまった。
しまった!!
やられた!!
と思ったが後の祭り。
仕方がないので、それまでの移動テンポを落としにじり寄る様にしてキャスティングを繰り返していると、その青白い光が少し遠ざかっているのが分かった。

その後、への字カーブの曲がり角をチェックし、少し進んで46番スポット付近でのこと。それまで自作のビーズ・ルアーには全く反応がなかったので、TOTO-42Sにルアーを替えてみた。
しかし、ユックリとしたテンポで引いて来ても無反応だったので、着水と同時に少し早めのリトリーブを試してみた。するとコンとハッキリとした反応が返って来て、今シーズン初の可愛娘ちゃんをゲット。時刻は17:25のことで、サイズは20cm内外でMHR-KGNとしては良型の部類。
これに気を良くして後続を期待したが、その後は梨の礫
MHR-KGNでは同じポイントで複数の獲物をゲット出来ることは滅多にないので、少しずつ立ち位置を替えながら居場所を探したが見付からず仕舞い。そうこうする内、別のアングラーがやって来て、小生の少し先で準備を始めた。このアングラーに先に入られると、又々、入りたかったポイントを潰されてしまうことになる。そこで、このアングラーを越えた先の49番スポット付近に急いで移動。
ここで自作のビーズ・ルアーを試してみた所、コツ。やっと来たと思ったが、抜き上げた獲物は惚け顔のカサゴでガックリ。

この日は、魚からの反応を感じたのは、このカサゴが最後。
保険に持って来たワームに替えても、予定を変えて凸部やその先まで脚を伸ばしたが、完全な無反応状態は変わらず仕舞い。

少し早めの20:00頃、126番スポット付近から折り返しに入ったが、何も変化はないまゝで、結局、21:30頃、ガックリと肩を落として調査を終えた。

 

それにしても、この日の無反応振りは、どの様に解釈すれば良いのだろうか?
偶々、この日は可愛娘ちゃん達のご機嫌が頗る悪かったのだろうか?
5時間強もの時間、キャスティングを続けていたのに、魚からの反応は、後にも先にも2回しかなく、交通事故的な反応も皆無となると、ご機嫌の問題ではなく、付近には居なかったと云うことになりそうだが・・・・。
とは云え、以前のMHR-KGNを知っている者としては、冬の貴重な釣り場なので、このまゝ終わって欲しくはないし巡り合わせが悪かっただけだと思いたい。

このブログを書いている時点での予報では、明後日の金曜日(20日)は、5~6m/sと少々強めだが風向きは南南西とのことなので、再度、出向いてみようと考えている。
その際には、久し振りに小回りの利くスピニング・ロッドを持ち込んで、ジグ単も試してみようと思う。

2024年釣行記(81) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:12月13日(金) 16:25~22:10
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
海水温 : N.A.
釣 果:アジ x 6、カサゴ x 1
同行者:KMI、SMT、ICNH各氏

久し振りに南西の風の予報が出ていたので、MHR-KGNメバル調査に行く予定にして準備を整えていた。そんな所に、仲間がKMI’sに行くとの連絡が入った。
この日のMHR-KGN方面は、21:00頃から傘マークが付いている上、20:00には潮位が30cm程度にまで下がってしまう潮回りに当たっているため、釣りが出来る時間が余りない。
と云う訳で、MHR-KGNメバルも捨て難かったが、仲間と合流してKMI’sに行くことにした。

15:40頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、入り口、入り口に寄った中央付近にルアー・マンが入っており、最奥には見覚えのある黄色のジャケットを着たSMTさんの姿がある。

今回は、釣り座をSMT仙人の隣りの事務机前に構えることにして、準備に取り掛かり、16:00過ぎにキャスティングを始めた。
所が、どう云う訳か上手くキャスト出来ない。タックルはXSC-59ST-Proのロッドに0.8gのJHを組み合わせたSSシステムで特段変わっていないにも拘わらず、バック・ラッシュ気味になってしまう。と云う訳で、暫くキャスティングの練習をして、16:25頃に改めてアジングを開始した。

小生が始めてから程なくして、隣りのSMT仙人が早くもリールをジリジリと鳴らして良型アジを抜き上げた。
SMT仙人が小生に先んじて獲物を手にするのは、当然のことで、寧ろ小生にとってはパイロットの様なもの。詰まり、アジが寄って来ているかどうかの判断材料になるので、誠に都合が良い。

この時もSMT仙人アジをゲットしたのを見て、気合が入った。しかし、現実には、この直後に姿を現したICNHさん最奥の奥に釣り座を構えてキャスティングを始め、いきなり1投目で良型アジを掛けたのが目に入り、しばし、呆然・・・・・。
後から始めたICNHさんに先を越されたのは悔しいが、ICNHさんはついていて、小生はついていなかっただけのこと。小生の所に回って来るのは時間の問題だと自らに云い聞かせてキャスティングを続けた。しかし、小生の所は素通りして行ったと見えて、反応はない。

小生がこの日の最初の獲物を手にしたのは、17:19のことで、実釣を開始して約1時間も経っていた。どう云う訳か、その時の状況が全く思い出せないのだが、20cm超の良型だった。
SMT仙人ICNHさんに遅れを取ったが、やっと回って来たので、さぁこれからだと気合入れ直してアジからの反応を待ったが、続かない。

17:30頃(?)、KMIさんがやって来て、最奥の奥からICNHさんSMT仙人、小生そしてKMIさんの順に並んで、キャスティングを繰り返したが、SMT仙人がポツリポツリとロッドを曲げるだけで、他の3人が獲物をゲットする場面がない。

小生が2匹目を手にしたのは、1匹目を掛けてから1時間近くも経った18:13のことでだった。そして、その直後の18:153匹目を続けてゲット出来たので、この調子で・・・・と期待をしたが、それっきり反応が途絶えてしまった。

そんな中でも、SMT仙人だけは別世界に居る様子で、入れ掛かりとまでは行かないが、コンスタントに良型アジをものにしている。

19:00少し前に、SMT仙人差し入れの鯛焼きを頬張り、熱いコーヒーを楽しんで気分転換を図った後アジングを再開したが、状況は変わらず仕舞い。

小生が4匹目を掛けたのは、20:27のこと。
この時は、KMIさんが席を外していたので、KMIさんの釣り座方向に向かって岸壁にほゞ平行にキャストし、10カウント後に巻きのアジングを試してみた。すると、思い掛けなくコツとハッキリとした反応があったもので、25cmの良型だった。
しかし、これは完全に交通事故で、その後は梨の礫

それでも、隣りのSMT仙人がロッドを曲げるのを指を咥えて目にしながらキャスティングを繰り返し、21:1521:17にゲット。しかし、サイズが一回り小さくなっていた上、その後は、マタマタ気配もない時間帯に戻ってしまった。

それでも、22:00を回る頃まで粘っては見たが、努力が報われることもなく、結局、22:10頃にStopFishingとした。

それにしても、この日の釣果は、SMT仙人が20匹超に対して、ICNHさんKMIさんそして小生の3人は、夫々6~7匹と二桁に届かず仕舞い。
アジングの終盤戦に入っているこの時期では、6~7匹の釣果でも充分と云える筈だが、SMT仙人は、何事もなかったかの様にその倍以上もの釣果を上げ、先週は、月曜と金曜に夫々50匹前後の釣果を叩き出している。そんな状況を見ると、住んでいる世界が違っているのでは・・・・と、ついつい思ってしまう😁

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17:19 1匹目
18:13 2匹目
18:15 3匹目
20:27 4匹目 25cm
21:15 5匹目
21:17 6匹目

 

2024年釣行記(80) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:12月10日(火) 16:00~22:20
潮回り:長潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
海水温 : 16.6℃
釣 果:アジ x 4
同行者:単独、(FJKWさん、NKYMさん)

前回は巻きのアジングを見様見真似で試した所、何となくヒントらしいものが掴めた。と云っても、1度だけの結果では、それが偶然の産物なのかいつも使える方法なのは判らないので、出来るだけ早い機会に確認したかった。そこで、月曜と火曜の風の状況を比べて、北風ではあるが風速が1m/sと弱い火曜日に行くことにした。

現地には、15:40頃に到着。
岸壁には、入り口に見知らぬ若者ルアーマンが入っており、救命浮輪付近最奥には前回と同じ顔見知りの年配アングラーとNKYMさんの姿がある。そして、前回ICNHさんが入った最奥の奥にはFJKWさんの顔が見え、早めに到着したが、残念ながら目ぼしいポイントは先客に占められている。そこで、仕方なく前回と同じ様に年配アングラーとNKYMさんの間に釣り座を構えることにして、支度を始めた。

すると、間もなくして最奥の奥から声が聞こえて来たので、振り返ると良型のアジをぶら下げてニコニコとしているFJKWさんの顔が見え、続いて、NKYMさんも良型のアジをゲットしたのを現認。
今日は、アジの活性が高そうだ・・・・
この日は巻きのアジングを徹底して試す積りで来ているので、使用するロッドはSaltyStage改だけにし、0.6~0.8gのJHを組み合わせて、期待に胸を膨らませて、16:00頃キャスティングを開始。

しかし、反応が返って来ない。
直ぐに反応が返ってくる様になるだろう。時間の問題だと余裕を持っていたが、何となく入り口が気になって仕方がない。そこで、入り口の若者は、その様子から見て遅くまで居ることはないだろうと考えて、入り口付近に移動することにした。

予想通り、その若者は間もなくして引き揚げて行ったので、入り口に再度プチ移動して、ようやく落ち着いてアジングをすることが出来る様になった。
しかし、FJKWさんNKYMさんの様子から、直ぐにでも反応があるだろうと思っていたにも拘わらず、反応どころか気配さえない。

それでも、キャスティングを繰り返したが反応が返って来ないので、気分転換を兼ねて夕食のパンを齧りながら、FJKWさんの様子を訊きに行った所、反応はなくなったとのこと。
反応がないのであれば、入り口でも最奥でも同じで、敢えて移動する必要はないのだが、17:30頃、NKYMさんが引き揚げて空いた最奥に戻って来ることにした。

果たして、これが良かったのか、悪かったのか・・・・・?

キャストする方向、レンジ、JHの重さ、ワームなどを色々と替えたり、巻きアジングを止めて縦アジングにしたり・・・・。
しかし、何をどうしても、ウンともスンとも気配がない。

この日の干潮時刻は19:34なので、上げ潮が効き始める20:30頃からアジが動き始めるよ・・・・FJKWさんに声を掛け、自分自身を鼓舞してキャスティングを続けた。

すると、この予言通り、20:30を廻った頃、FJKWさんがロッドを曲げて良型アジを取り込んだ。
良し、これからだ!!と思ったが、単独行動のアジだった様子で後続はなく、小生のポイントでは完全に梨の礫

遊覧船が目の前を通り過ぎて左後ろに消えて行った頃、今日の釣りは、これまで!!と諦めて、21:00過ぎに仲間にパーフェクト・ゲームを喰らった旨のメッセージを入れて引き揚げようとした。

しかし、どうしても諦めきれない。往生際の悪いことだが、未練タラタラでキャスティングを繰り返していると、モゾ。
この日、5時間以上もの間、キャスティングを続けて初めて感じる魚からのコンタクトに、半信半疑で合わせを入れて抜き上げたのは20cm超の良型アジで、時刻は21:20のことだった。
そして、直後の21:23に更に一回り大きな本命をゲット。
この調子で行けば、前回の再現だ!!

だが、反応は続かず元の木阿弥
そこで、22:00StopFishingと決めてキャスティングを繰り返した。

しかし、21:3721:54にそれぞれ追加したのみで、22:00過ぎに諦めて、片付けに入った。

*******************

21:20 1匹目
21:23 2匹目
21:37 3匹目
21:54 4匹目

2024年釣行記(79) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:12月06日(金) 16:00~22:20
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
海水温 : 16.2℃
釣 果:アジ x 21、カサゴ x 1、サバ x 1
同行者:単独、(SMT、KMI、ICNH各氏)

前回の記念すべきエイジ・シュート達成となるべき78回目の釣行では、腕には天と地ほどの差があることを、SMT仙人に嫌と云う程思い知らされてしまった。足元にも及ばない程の差を付けられて、これはこれでショックだったが、蟹は甲羅に似せて穴を掘る自分なりに自身の技量の範囲内でアジングを楽しめれば良いと思い直して、マタマタ、KMI’sに行くことにした。
と云っても、前回が月曜日の釣行だったので、木曜日に行くのが順当な所ではあるが、木曜日はSMT仙人も顔を見せる公算が大きく、そうなると月曜日の二の舞いになる惧れが強い。
幾ら何でも2回連続して打ちのめされるのは勘弁願いたい。
と云う訳で、敢えて1日ずらして、翌日の金曜日にしたのだが・・・。

現地には、少し早めの15:20頃に到着。
岸壁に出てみると、入り口には若者ルアー・マン、救命浮輪付近には年配のアングラー、そして最奥にはNKYMさんが入っており、お気に入りポイントは塞がっている。
さて、どうするか・・・・。
幸い年配のアングラーとNKYMさんとの間は、少し広めに空いているので、二人の間に釣り座を構えさせて貰うことが出来た。そして、持ち込んだSoareXR改SaltyStage改の2本のロッドにリールをセットし、ラインを通したりして準備をしていると、一人のアングラーが岸壁に入って来るのが目に入って来た。
遠目に顔はハッキリと見えないが、黄色のジャケットには見覚えがある。
アレッ、ヒョットしてSMT仙人・・・・?
ニコニコ笑いながら近付いて来たアングラーは、紛れもなくSMT仙人その人で、これには思わず苦笑いをしてしまった。挨拶の後、SMT仙人入り口の若者の隣りに入るとのことで、戻って行き、前回とは逆に小生は最奥付近、SMT仙人入り口付近に陣取って、この夜のアジングをすることになった。

16:00頃、SoareXR改を先発に選んで、キャスティングを開始。
この時の仕掛けは、スロー・シンキング(SS)の飛ばしウキ0.6gのJHを組み合わせたものにした。と云うのは、昨年の今頃は、アジは沖目に付いている場合が多かったので、長目のロッドで少し沖の中層から上層にかけてを狙う積りで採用したもの。実際には、夕間詰めを過ぎて反応がなくなった時に、広範囲を探る場合の出番を考えており、その時のために、飛距離や飛ばしウキの沈み具合などを確認することが主目的のキャスティングだった。

日没時刻までは30分程あって、アジが回って来るまではまだ時間があり、反応が返って来ることも考えられず、事実、何も反応がないまゝ日没時刻を迎えた。そこで、予定通りSaltyStage改にロッドを持ち替えて、0.8gのJHSSシステムを組んで、アジングを開始することにした。

時間的には、いつアジからの反応があっても可怪しくはない時間帯に入って来たが、気配がない。
今日は駄目な日に当たってしまったのか知れないと若干不安に思いつゝキャスティングを繰り返していると、周囲の光量が落ちて行きすっかり暗くなった17:03にこの日初めての反応が返って来た。
情けないことに、どの様な反応だったのか思い出せないのだが、獲物は20cm超の良型の本命だった。
豆アジであれば、背後で物欲しそうにジッと待っている黒猫にプレゼントする積りだったが、立派なサイズだったので、お土産用に始末をして後続を狙った。
2匹目は10分程後の17:12に抜き上げた20cmクラスの良型で、テンポは余り良くはないが、この調子が続いてくれたら、何とかお土産は確保出来る捕らぬ狸の皮算用。しかし、3匹目を掛けたのは、それから30分近く後の17:39で、しかも豆アジでガックリ。

その頃、KMIさんICNHさんが連れ立ってやって来て、KMIさんは引き揚げる所だったYMNKさんに入れ替わって最奥に入り、ICNHさんは更にその奥に入って、3人並んでアジングをすることになった。
この二人によると、入り口付近のSMT仙人は、その時点で既に6匹の釣果を挙げているとのこと。弘法筆を選ばずと云うが、流石に仙人ともなるとポイントを選ばず、何処に入っても良い成績を上げるんだなぁと痛く感心した次第。

翻って、小生の方は、その後も忘れた頃に単発で返って来る反応を拾って、19:20にやっとの思いで7匹目をゲット。この時点では、テンポが悪くて時間は掛かるが、何とかつ抜けは出来るだろうと思っていた。所が、この7匹目を最後に、ピタリと反応がなくなってしまった。

それでも、一縷の希望を胸にキャスティングを続けたが、何事も起こらず時間だけが過ぎて行き、20:00を廻った頃になって入り口SMT仙人がクーラーを重たそうにぶら下げてやって来た。どうしたのかと訪ねた所、もうクーラーが満杯で、これ以上は入らないとのことで、50匹近い釣果とのこと。
前回の月曜日には40匹、今回は50匹と今週だけで100匹近い獲物を手にして、ご近所に配るにしても限度があるだろうし、どうするんだろう?と余計なお世話だが、些か心配になって来る。

20:30頃、SMT仙人は引き上げて行き、隣りのKMIさんは、コンスタントにロッドを曲げ、ICNHさんは、デカいのをバラした!!と騒いでいる。しかし、小生の所には何も気配がない状態が続いており、遊覧船が目の前を通り過ぎて行った頃には、これ以上の追加は無理だろうと半ば以上に諦めていた。

それでも、惰性のキャスティングを続けている内に、ふと、ワームをセリアのワームに替えてみることを思い付いた。と云うのは、今年の夏頃、アジの反応が悪い時でもこのワームには好反応を示したことがあったことを思い出したので、溺れる者藁をも掴むとばかりに、試してみることにした。序に、釣り方もSMT仙人に倣って巻きのアジングをやって見ることにした。実は、小生がアジングを始めた場所では、誰も巻きのアジングをしておらず、皆、縦のアジングだった。その様な先輩諸氏のアジングを見て覚えたので、小生も自然に縦のアジングになり、そのまゝ現在に至っている。と云う訳で、巻きのアジングに手を出すこともなく、結果的に不得手にしていたので、駄目で元々と半ば投げ槍で試してみた。

すると、結果的にはこれがこの日の大きなターニング・ポイントだった。
これまでの1時間半程の間、全く気配も感じられずにいたため、期待もしていなかったのだが、思い掛けず1投目から反応が返って来て、びっくり。
そして、半信半疑で合わせを入れた所、明らかなアジの引きが伝わって来て20cm超の8匹目をゲット。時刻は21:01のことだった。そして、21:0521:07・・・と一時はほゞ入れ掛かり状態となり、21:27にはカウンターの目は16になっていた。しかも、獲物は全て20cm超級ばかりで、それまでの絶不調振りは嘘だったと思える程の至福の時間だった。

しかし、ワームと釣り方の両方を同時に替えてしまったため、どちらが奏功したのか判断が出来ない。
そこで、高切れで仕掛けを紛失したのを機に、セリアのワームをやめて手持ちの中からから適当な物を選んで試してみた。すると21:56から22:04の10分足らずの間に4匹の釣果を得ることが出来た。

その後も、アジの反応はまだまだ途切れる気配もなかったので、延長しようかとも思ったが、延長線の結果が悪ければ、折角のルンルン気分が台無しになってしまう。と云う訳で、疲れが出て来ていたことも考え、22:20頃、KMIさんICNHさんを置いて一足早くStopFishingとして、帰路に着いた。

終わり良ければ全て良し
この日のKMI’sアジングは、正にこの言葉通りの展開で、釣果こそSMT仙人KMIさんには遠く及ばなかったが、一つ引き出しを増やせたこともあって、自分としては大満足出来た初冬の夜の結果だった。

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17:03 1匹目 21:11 11匹目
17:12 2匹目 21:13 12匹目
17:39 3匹目 21:19 13匹目
17:44 4匹目 21:22 14匹目
18:09 5匹目 21:25 15匹目
18:15 6匹目 21:27 16匹目
19:20 7匹目 21:36 17匹目
21:01 8匹目 21:56 18匹目
21:05 9匹目 21:58 19匹目
21:07 10匹目 22:02 20匹目
22:04 21匹目

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