2025年釣行記(34) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月05日(木) 18:50~21:30
潮回り:長潮
(↑) 90→115cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 3
同行者:YTさん、(ISBSさん)

前回のMHR-KGNでのメバリングツ抜けを達成したものゝ、もう一つ納得感に乏しいものだったので、潮位が余り高くはない時間帯の釣りになるが、連続して行くことにした。

18:40頃、到着。
先着していたYTさんは既に準備を終えていたので、急いで準備を整えて二人並んで岸壁に降り立った。
この日の潮回りは18:29に干潮となる長潮で、潮位は潮汐表によると僅か90cm程。最近は潮位の高い時ばかりを狙って来ていたので、テトラ帯が点々と帯をなしている光景は何処か新鮮に見える。
風は予報通り背後からの南風だが、それ程強く吹いておらず、寧ろ心地良く感じる位で、湾奥のKMI’sとは違って水も透き通っていて雰囲気は抜群に良い。

今回のタックルは、SoareXR改々0.8gのJHを組み合わせたジグ単
これは繁茂していた海藻が消えてなくなっていたので、海藻に巻かれる心配もなくなったこと、また、可愛娘ちゃん達はテトラ帯と岸壁の間に居るとのISBS情報だったので、従来のタックルに戻したもの。

18:50頃、15番スポット付近からこの日のメバリングを開始。
日没時刻を過ぎたばかりのまだまだ明るい時間帯のため、先ずは0.8gのJHの飛距離を確認。と云っても小生には着水点が見えないので、隣りのYTさんに見て貰った所、テトラ帯までは届いているとのこと。出来ればもう少し距離が欲しいが、取り敢えずこのまま続けることにした。

そして、キャスティングを何度か続けている内に、ロッドを振り切った際にブルブルとした嫌な感触が伝わって来る様になって来た。アレッ、どうしたと思いつゝ何度かキャストしてみたが症状は治まらない。これまでに経験したことがなかったが、ひょっとしたらガイドが壊れたのかも知れないと思いつゝ、ガイドをチェックしラインの通り具合を確認したが、特に問題はない。あるいは、ラインとリーダーの結束部分がガイドに干渉しているのかと、リーダーを短くして結束部分がガイドを通らない様にもしたが、ブルブルは止まらない。
この日は予備のロッドも持って来ていないので、困ったことになったと思ったがどうしようもない。そこで、試しにプラグをキャストしてみることにした。プラグであればジグ単よりも重さがあるので、ひょっとしたら・・・と藁にも縋るき持ちだったが、キャストしてみるとアラ、不思議!! ブルブルもなくスルスルとラインが抜けて行く。
さっきのブルブルは何だったんだろうとは思ったが、ここでジグ単に戻して同じ症状が出るのも嫌だったので、そのまゝプラグで通すことにした。

プラグにしたことによりキャスト時のトラブルはなくなったが、反応が感じられない。日没時刻を過ぎて周囲の暗さが増して来て、直ぐに反応が返って来ても良い雰囲気になって来たが、ウンともスンとも応えがない。ジグ単メバリングをしている隣りのYTさんはロリ・サイズながらも本命を抜き上げているので、可愛娘ちゃんは居るのは確かだが、どうやらプラグには関心がないと見える。とは云え、軽いジグ単に戻すのは不安がある。

1時間近くの間、我慢をしてプラグをキャストし続けたが、チクリとも反応がない。一度でも反応が返って来れば、気持ちの持ち様も変わって来るのだが、これでは仕方がない。
我慢が出来ずとうとうジグ単に替えることにした。
そして、キャストしてみると、アレ~ッ!!何も問題がない。
狐につままれた気分だったが、ここで原因を究明するよりは可愛娘ちゃんの顔を見る方が先決だとキャスティングを続けた。

にも拘らず、何も反応は返って来ない。
途中でYTさんに様子を訊ねると釣れてるよ!との返事。ここまでの間で、小生には一度も反応が感じられず、些か焦る気持ちはあったが、努めて平静な気持ちを保ってキャスティングを繰り返した。

そして 実釣を開始して1時間以上も経過した20:08に、この日初めて感じる反応が返って来て、漸く、口開けのメバルをゲット。しかし、サイズは最近殆んど目にすることのなかった15cm位のロリで、これにはビックリ。
ロリでもメバルはメバルだが、これでは余りにも手応えがない。お父さんかお母さんを呼んで来る様にと優しく云い聞かせて海に帰って貰った。

兎にも角にも、これでボーズ逃れが出来たと一安心して、次の獲物を狙ったが、又々、音無しの時間に突入。海藻がなくなって極々小さな違和感であっても感じ取れる状況になっているにも拘らず、何も変化がない。
そこで、先に進んで行ったYTさんを追い掛けて行き、59番スポット付近で合流。すると小生の到着に合わせる様にしてロッド曲げて沖に居るよ!!とニコニコ。
そこで、沖目を狙うために1.0gの錘0.5gのJHを組み合わせたスプリット・ショットに替えてキャストすると、見事に的中し、20:45に20cmの可愛娘ちゃんをものにすることが出来た。
所が、その後はこのスプリット・ショットで沖目を狙っても、梨の礫しか返って来ない。蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探し回ったが、小生には見付け出すことが出来ず、結局、かつてはお気に入りポイントだった71番スポット付近まで足を伸ばして折り返しに入った。

その頃には、余りにも反応がないことに嫌気も差していたが、ここで切り上げる訳にも行かず惰性のキャスティングを繰り返して、21:17にこの日3匹目をゲット。
しかし、サイズは15cm内外のロリ。時間が掛かっても良型が穫れるならまだ我慢も出来るが、これでは労多くして効少し。今風に云うならタイパが極めて悪くガックリすると同時に気持ちも切れて、21:30頃には事実上のStopFishingとし、その後はYTさんの釣りを見学する側に回った。

所で、YTさんによれば、この日はただ巻きが良くて、動かすのは良くなかったとのこと。
しかし、小生はただ巻きの釣りが極めて苦手で、ただ巻きをしていても気が付くといつの間にかロッドを持つ手が軽く動いて小さくリフト&フォールを繰り返していつのが常。
この日も老いの一徹と云うか馬鹿の一つ覚えで小さなリフト&フォールばかりを繰り返していて、ただ巻きをすることなど露程にも考えていなかった。湘南の達人と異名を取るYTさんとの腕の差は大きいので、ただ巻きをしたからと云ってこの日のYTさん程の釣果が出せるとは云えないが、少なくとも3匹と云う貧果では終わらなかったかも知れない。

次回は、ただ巻きをテーマにしてMHR-KGNメバリングに挑んでみようと思う。

2025年釣行記(33) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月02日(月) 19:00~23:00
潮回り:小潮
(↑↓) 95→141→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 10、カサゴ x 5
同行者:YTさん、(ISBSさん)

南風が3m/sで雨の心配もないと云うことなしの条件なので、アジングでもメバリングでも問題なく楽しめそう。となると、かえってどちらにするか大いに迷う所。
今週は潮位が余り高くない潮回りの週なのでMHR-KGNでのメバリングには少々厳しいため、KMI’sでのアジングの方が良いが、仲間からの情報によると最近は絶不調とのこと。
と云う訳で、雨のため1時間足らずの実釣時間で切り上げなければならなかった先週の木曜日の続きをしようと、海藻の繁茂状況を確認することを兼ねてMHR-KGNに行くことにした。

現地には18:35頃、到着。
既に到着して準備の真っ最中だったYTさんに挨拶をして、急いで準備を整えて二人揃って岸壁に出た。
岸壁に立ってみると、車を停めている所では少し吹いていた風は殆んど吹いておらず、海は穏やかで一見した所海藻も心配した程漂っていない様子でメバリングには申し分ない。問題は可愛娘ちゃん達のご機嫌だが、最近の好調振りを考えると、この点も心配することはなく、今夜は楽しめそう!!

今回使用するロッドはBlueCurrentⅢ 82/B
前回は上手くキャスティングが出来ず、その原因が特定出来ないまゝ予備のSephia S806ML-Sを引っ張り出してメバリングを続け、帰宅後にタックルをジックリと点検してみた。しかし、何処にも不具合が見付からない。
自身のキャスティング技量が低いことを棚に上げて云うのも何だが、BlueCurrentⅢ 82/BのロッドとDAIWASilverWolf SV TW PE SPECIAL月下美人AIR TW PE SPECIALのリールとの組み合わせでは問題が出た記憶はないので、AbuGarciaRevo ALC-BF7との相性が悪いのかも知れない。

と云う訳で、念の為にラインを巻き直して再度Revo ALC-BF7を組み合わせて使うことにした。
そして、飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組んで、軽く肩慣らしのキャスティングをしてみた。すると、前回と全く同じ症状で途中でヘナヘナと落ちてしまう。YTさんからはリールに巻いているラインが喰い込んでいるのではないかとの指摘があったが、注意をして巻き直して来ているので、それはない。しかし、実際問題として全く飛距離が出ていない。
ここで前回の様にスピニング・タックルに替えることも頭を過ったが、それでは進歩がない。何とか使いこなそうと色々と試すことにした。その結果、何とか飛距離が出せるキャスト方法を見付けた。つまり、キャストしようと振り被った際、一拍おいて力を全く入れずにフォワード・キャストに移れば、ラインがスムーズに出て行くことが分かった。このキャスト方法ではロッドの曲がりが殆んど使えないので、飛距離はそれ程出せる訳ではない。それでも、飛ばし浮きを使っているためこのMHR-KGNでのメバリングには充分の距離が出ているので、これで通すことにした。

と、釣りをする以前の問題で時間を喰ってしまい、落ち着いて可愛娘ちゃんからの反応を待てる様になったのは、19:00頃。とは云え、この頃には10投に2投位の割合でヘナヘナ状態が発生していたので、やはりキャスティングにはいつも以上に気を使わざるを得なかった。
そんなことがあったためか、前回雨の中良かった9~10番スポット付近でも反応が感じられず、心配していた海藻も、何処に行ったのか全く邪魔をして来ることもない。

丁度その頃登場して来たISBSさんは足早にへの字カーブを越えてその先に足早に消えて行ってしまった。
小生も追い掛ける様にしてへの字カーブ付近に移動。この付近は小生の好きなポイントだったが、生憎の海藻の絨毯のため敬遠していた。しかし、海藻が消えてしまっているので久し振りに竿を出してみることにした。だが、ウンともスンとも反応がない。海藻と共に肝心要の可愛娘ちゃんも何処かに行ってしまったと見える。

それでも、時間が経てば活性が上がって来るだろうと夢を追い掛けていると、43番スポット付近で、モソ。
やっと来た・・・!!と寄せに入ったが、引きにもう一つ力強さが感じられず、アッサリと揚がって来た獲物は15cm位のロリ・メバル。時刻は19:35のことだったが、今シーズンのMHR-KGNでは20cm以上が殆どだったので殊更に小さく感じてしまい、嬉しさは半分と云った所。

とは云え、これを皮切りに楽しいメバリングが出来る筈!!と期待を込めて後続を狙ったが、続かない。この点も最近のMHR-KGNとは様子が違って、何年か前の昔に戻った様で、これも自然のなせる技なので仕方がない。

やっとの思いで2匹目を獲ったのは19:4847番スポット付近でのことだったが、やはりサイズは16cm前後のどちらかと云えばロリ。
その後も反応が続くことはなかったので、久し振りに蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を求めてラン・ガンしたが、忘れた頃にポツリポツリと来るだけで中々釣果が伸ばせず、ツ抜け直前にまで漕ぎ着けたのはいつもなら引き揚げる時刻の22:00頃。

アジングにしろメバリングにしろツ抜けを最低限の目標にしているので、この頃になると腰の痛みも強くなって来ており時間的にも一杯一杯だったが、何とか区切りをつけたいと老骨に鞭打って粘ることにした。
その時は、YTさんISBSさんは好調にロッドを曲げているので、それ程時間を掛けずに目標を達成することが出来るだろうと安易に考えていた。所が小生には何も反応が感じられない。

それでも、何としてでも老いの一徹で粘りに粘って、この日最後の1匹をゲット。時計を見れば、いつもの就寝時刻の23:00直前の22:53。獲物はMHR-KGNでは良型の部類に属する20cmサイズだったので、未練はあったがStopFishingとした。

それにしても、あの海藻は何処に行ってしまったのだろう?
つい先週の月曜日には繁茂している海藻を避けてキャストしていたことが嘘の様に、消えてなくなっていた。この点は、海藻に悩まされることなく釣りに集中出来る状況になったので大歓迎だが、肝心要の可愛娘ちゃんの居場所まで変わってしまった様子で、これにはガッカリさせられた。
小生のこの日のタックルは、テトラ帯より沖目を狙い、掛けたメバルに海藻に巻かれたり敷石に貼り付かれたりするのを避けるために、MHR-KGNでのメバリングには少々オーバー・スペックなものにしたのだが、これが裏目に出た様に思う。
ISBSさんによれば、この日はテトラ帯と岸壁の間が良かったとのこと。であれば、これまでの様にジグ単で臨むべきだったと思うが、1週間にしてこれ程大きく状況が変わるとは思いもしなかった。
次回は、ジグ単で借りを返そうと思う。

***********************************

1匹目 19:35 43番スポット付近
2 19:48 47
3 20:06 49
4 20:39 51
5 20:40
6 20:53 54
7 21:18 63
8 21:29 71
9 22:01 61
10 22:53 10

2025年釣行記(32) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月29日(木) 19:20~20:30
潮回り:中潮
(↓) 167→160cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 6
同行者:単独

小生は、月曜・木曜、火曜・金曜の組み合わせで週2回の釣行をしていることが多い。このパターンで行けば、今週は月曜日に釣行したので、後半戦は木曜日。
と云う訳で、パターン通り木曜日にMHR-KGNメバリングをすることにしていた。しかし、前日の水曜日にチェックした天気予報では、残念ながら19:00以降の時間帯には傘マークが並んでいた。となると、小生は水濡れに弱い体質なので気持ちがヘナヘナと萎えてしまい、木曜の釣行は中止にすることにした。また、翌金曜日は終日雨模様。となると、後半の釣行は諦めてスキップすることになるが、これも巡り合わせなので仕方がないと思っていた。
所が、当日の木曜日の朝の予報では、雨の降り出しが遅くなって22:00以降にずれ込んでいる。であれば、釣りをする時間は充分にあると喜んだ。しかし、風は生憎の東風。東風は右から左の横風になるためやり難いことは前回の釣行で身を以て知ったのだが、風速は2m/sと弱め。であれば、何とかなるだろう。駄目だったら、土曜日に出直そう!!とすっかりその積りになっていた。
しかし、午後になって見た予報では、19:00に傘マークがついている。一瞬我が目を疑ったが、20:00以降22:00までの間は傘マークがないので一時的なものだろう。とは云え、ゴールデン・タイムの最も良い時間帯に雨が降るのは願い下げにしたい最悪のケース。しかも止むことなく降り続くこともあり得ることを考えれば、40kmの道のりを高速道路代を払って行くのは躊躇われる。
しかし、一旦火が着いた気持ちを消すことが出来ず、雨が降り出すまで・・・と釣行することにした。

現地到着は18:20頃。
早速、BlueCurrentⅢ 82/Bを手に岸壁に出てみると、風は無風に近く、満潮時刻間際のため潮位は高いためテトラ帯は海中に没していて穏やかな海が広がっている。前回目にしたテトラ帯と岸壁の中間付近に漂っていた海藻やゴミの長い帯もなくメバリングにはまたとない状況。

これまでと同じ様に飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組みキャスティングを開始。
とは云え、今回はベイト・ロッドなので、最初の数投は肩慣らしを兼ねてリールのブレーキを調整することにしているため、軽くキャストすると。コンと軽いショックを残して飛ばし浮きがヘナヘナと着水してしまう。
アレ!どうした・・・・?
キャストする際の力の入れ具合を替えて色々と試してみたが、若干飛距離は伸びたものゝ、状況は変わらず飛ばし浮きはヘナヘナ。ラインとリーダーの結束部分がガイドに干渉しているのかも知れないと、リーダーを短くしてシステムを組み直しても見たが状況は変わらないまゝ。

そうこうしている内に日没時刻を回り、周囲の光量が徐々に減って来てゴールデン・タイムの幕開け間近。しかも、予報通りであれば雨も降り出して来る惧れもあるので、余り悠長に構えている訳にも行かない。
結局、ベイト・タックルを諦めてスピニング・タックルに替えることにした。そして車に戻ってSephia S806ML-Sを引っ張り出して、7番スポット付近で改めてシステムを組み直し始めた。すると、時折、首筋に落ちて来る冷たいものに気が付いた。
ありゃー、もう降って来た!!
と思ったが、ここで諦める訳にも行かない。
結局、キャスティングを開始したのは、到着後1時間も経った19:20頃。

雨は直ぐに酷くなる様子はなくてこの点は助かったが、悪いことに殆んど吹いていなかった風が右手から吹き始めて来て、しかも、徐々に強くなって来て前回の再現。
正面に向かってキャストした筈なのに、風ばかりではなく潮の流れもある様子で、仕掛けが返って来るのは斜め左45°。しかも、操作感は全くなく何処に仕掛けがあるかも判らない状況。

これじゃ、釣りにならないと諦め掛けた。しかし、風下になる左側には誰も居ないので、少しでも風を背に受けようと考えて、駄目元で斜め左に向かってキャストしてみた。すると僅かではあるが操作感がある。
そこで、暫くこれで行こうと思いつゝ軽くリフト&フォールを繰り返しているとモソとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。時刻は19:25、サイズは20cm程の良型だった。
ポイントは7番スポット付近で、バイトがあったのはテトラ帯と岸壁の中間付近。この所テトラ帯の沖目ばかりで反応があったので、少々驚いたが、潮位が高い時間帯は岸壁近くにまで寄って来ているらしい。

これに気を良くしたが、東風は右手から益々強く吹いて来る様になって来たので、9番スポット付近に移動して斜め左45~60°の角度で、波の底でチラリと見えるテトラ帯の黒い頂上を狙ってキャストするようにした。すると、これが大正解!!
良い調子で良型の可愛娘ちゃんをものにすることが出来る様になり、徐々に落ちて来る間隔が短くなって来ている雨にもメゲルことなく19:40から20:00までの僅か20分の間に5匹もゲット。この他にも、根に貼り付かれて獲れなかったのが3匹もあったことを考慮すると、殆んど入れ掛かり状態だった様な・・・。

しかし、6匹目を手にした頃には本降りの様相になっていたため、雲行きを見ても上がりそうには思えなかったが、家を出る直前に見た一時雨の予報を信じて、車で時間潰しの小休止を取ることにした。

車に避難をして雨が上がるのを待ってまで釣りを続けることなど、全く考えられないことを、敢えてやってみたにも拘らず雨は止まず、結局、20:30頃釣り場を後にして帰路に着いた。

所で、海藻の状況だが・・・。
この日は海藻に邪魔をされることは殆んどなかった。7番スポット付近は元々他に比べて海藻が少ない場所だった上、この日釣りをしていたのは、潮位が160cm程と極めて高い時間帯だったので、海藻が海面に届いていなかったのかも知れない。また、他の場所には回れなかったので、果たして海藻がなくなったのかどうか、判断は出来ない。
時期的には、徐々に減って来る筈だが・・・・。

*************************************

1匹目 19:25 7番スポット付近
2 19:40 9
3 19:43
4 19:46
5 19:50
6 20:01

 

2025年釣行記(31) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月26日(月) 18:40~22:30
潮回り:大潮
(↓) 150→102cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 10
同行者:単独、(Dr.TJさん、ISBSさん)

今週は、潮位の高い潮回りに当たっているのでMHR-KGNでのメバリング週間にする積りにしていた。と云う訳で、早速、月曜日の予報をチェックしてみると、生憎なことに4~3m/sの東風が吹くとなっている。MHR-KGNは北向きの釣り場なので東風は右から左への横風になるため、これまでなら敬遠して釣行は諦めている所。しかし、KMI’sでのアジングが続いていたので目先を変えたかった上、海藻の状況もチェックしたかったので敢えて行くことにした。

現地到着は18:20頃。
いつもの場所にいつもの様に車を乗り入れた所、見覚えのある黒のSUVが目に入って来た。もしや、Dr.TJさん?と電話を入れてみると大当たりで30番スポット付近に居るとのこと。

早速、前回と同じエギング・ロッドのSephia S806ML-S飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組んで、7番スポット付近に立ってみると、予報通りの東風がかなり強めに吹いている。
海は、大潮の満潮から1時間程経った頃なので、テトラ帯の殆どが海中に没していて広く見え、テトラ帯と岸壁の中間付近にはゴミや海藻が帯になって浮かんでいる。
強い横風と海藻の帯でやり難そうだが、兎に角キャストしてみなければどうにもならないと、18:40頃、キャスティングを開始。
すると、正面に向かってキャストしてもかなり左に流されてしまって、波間から時たま頭を出すテトラに引っ掛けて仕舞いそうになる。しかも、操作感は皆無で飛ばし浮きの位置も分らず、キャストする度に海藻がゴツゴツと引っ掛かって来る。
7~10番スポット付近は、前回良かったので二匹目のドジョウを狙ったのだが、これでは前回の様な微かな反応は判らないと諦めて、31番スポット付近に居たDr.TJさんと合流。

その後は少しづつ移動しながら、海藻が掛かってこないコースを探しならが先に進んだが、反応が返って来ない。今日は、前回程活性が高くなさそうだと思いつゝキャスティングを繰り返して43番スポット付近に到達。
この頃になると、テトラ帯の頂上が海面から頭を出す程にまで潮位が下がっていたので、寧ろラインが引っ掛かるリスクが高くなっている。そこで風を計算して狙ったコースよりかなり右側に目標を定めて、キャスティングを繰り返していた。
すると、なにやら海藻が掛かった時とは違う違和感が伝わって来た。その時はアレ、今のは・・と思っただけで手は出なかったのだが、次のキャスティングではコンとはっきりとした反応が返って来た。直前の違和感で集中力も高くなっていたので、アワセのタイミングもピッタリ合い、この日の最初の獲物をゲット。時刻は19:22のことで、20cm程のグラマーな可愛娘ちゃんだった。

これで前回の再現だと期待をしたが、その後はなかなか反応が返って来ることもなく、忘れた頃に返って来た反応で掛けた獲物も、寄せて来る途中で海藻に絡まれて逃げられたりを繰り返している内に、反応は完全になくなってしまった。

そこで、先に進むか戻るか迷ったが、への字カーブ以遠は海藻の繁茂状況が酷くなっていることはこれまでの経験で解っていたので、36番スポット付近に戻ることにした。
すると、これがビンゴ!!
20:12 2匹目
20:17 3
20:21 4
20:24 5
36~37番スポットで立て続けにゲット出来た。
20:00を回った頃から徐々に風が弱くなって来たため雑音が減ったので、微かな反応を見逃すこともなくなったことが連続ゲット出来た要因だろう。しかし好事魔多し。この他にも針掛かりはさせたものゝ抜く上げに失敗した可愛娘ちゃんが2~3匹あったので、流石に場荒れしてしまい反応がなくなってしまった。

そこで、更に戻って可愛娘ちゃんを探したが見付けられず、付近を行ったり来たり。結局、6匹目可愛娘ちゃんをものに出来たのは、29番スポット付近で5匹目を掛けてから1時間以上も経った21:38のことだった。

その頃になると下げ潮に乗って海藻の塊が沖に出て行ったと見えて、沖目の何処にキャストしても海藻が掛かって来る様になってしまった。そこで海藻の少ない凸部の様子をチェックすることにした。
そして96番スポット付近に移動してキャスティングを再開して2投目か3投目。プルとした可愛娘ちゃんからの反応にアワセを入れた瞬間、どうやら風に流されたラインがテトラに引っ掛かっていたと見えて、軽いショックの後は全く手応えが消えてしまってライン・ブレイクの憂き目。
時間も時間なので、このまゝ引き揚げようかとも考えたが、折角長い距離を歩いて来たのにチェックもせずに引き揚げるのは勿体ない。と云う訳で、予備のスプールに替えて仕掛けを作り直すことにした。そして、その作業をしている最中に奥に行っていたDr.TJさんが戻って来たので様子を訊ねると凸部も奥も良くなかったとのこと。であれば、疲れも出て来ていたこともあって敢えてチェックする必要もないと無精を決め込んで組み上げた仕掛けでキャスティングをすることもなく、そのまま連れ立って戻ることにした。

そして74番スポット付近で、遅れて入釣したISBSさんと遭遇。
ISBSさんDr.TJさんは付近でキャスティングを始めたが、海藻が夥しく漂っているので小生は敬遠することにして、二人をおいてへの字カーブの手前に戻ることにした。
泡良くば前回の再現で入口付近の9番スポット辺りで追加出来ればと助平心が働いたのは云うまでもないことで、先ず13番スポット付近に立ってキャスティングを始めた。
この頃になると、風は向かい風の北風になっており、ラインが風に押されて操作感が伝わって来ない。これじゃ、今日はこれで終わりかな・・・と思いつゝリーリングを続けているとポンとラインが弾かれる様な感触があって、ようやく7匹目をゲットして追加に成功。時刻は22:07だった。
これに気を良くしてキャスティングを繰り返したが反応は続かず、更に戻って前回良かった9番スポット付近でキャストしてみると、コン。
22:13 8匹目
22:14 9
二匹目のドジョウが居た様で、立て続けにゲットすることが出来た。
こうなると、もう1匹追加してツ抜けをと欲が出るのはアングラーとしては当然のことで、9~12番スポットの間を行ったり来たり。そして遂に12番スポット付近で待望の追加に成功。時刻は22:23のことだった。

釣れない時間帯が長くて辛いメバリングだったが、兎にも角にも最低限の目標であるツ抜けが達成出来たことを機に、二人を置いて小生のみ一足早くStopFishingとした。

さて、今回の釣行の目的である海藻の繁茂状況だが・・・・・。
昨年、一昨年の様に海藻がびっしりと繁茂していて釣りをするのに難儀する状況ではない。しかし、それでもやはりキャスト出来るポイントが限られるので邪魔になる存在であることに変わりはない。これから気温が上がるに連れて海藻も減って来るだろうが、もう暫くの間は我慢を強いられることになるだろう。

******************************************

1匹目 19:22 43番スポット付近
2 20:12 36
3 20:17 36
4 20:21 36
5 20:24 36~37スポットの中間
6 21:38 29
7 22:07 12~13スポットの中間
8 22:13 9
9 22:14 9
10 22:23 12

2025年釣行記(30) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:05月23日(金) 18:30~22:15
潮回り:若潮
(↓↑) 100→79→90cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 9
同行者:KMIさん

予報では、正面から受けることになる東北東or東風が4~5m/s。釣りの世界では向かい風を釣れと云われているが、小生は余り好きな風向きではないので、出来れば避けたい所。しかし、21:00を回った頃から3m/sに弱くなるとのこと。更に、最近はのアジが回遊して来る時間帯は21:00頃からになっているので、タイミングとしては悪くない。3m/sならば何とかなるだろうと出撃することにした。

現地到着は17:45頃。
先着していたKMIさんに迎えられて岸壁に出たところ、KMIさん以外の先行者はタコ狙いの若者が一人しか居らず、少々拍子抜け。
KMIさん事務机前に釣り座を構えていたので、小生は最奥の奥でこの日のアジングをすることにして準備に取り掛かった。

今回使用するロッドはSaltyStage改。風は右から左に強めに吹いているので1.2gのJHをチョイスした。
しかし、この日の日没時刻は18:45なので、まだ1時間近くも間があって周囲は未だまだ明るいため、アジが回って来ることもなさそう。と云う訳で、黒猫の相手やキャスティングの肩慣らしなどで時間を潰し、本格的に開始したのは18:30頃。

海の色は前回ほど澄んではいないが、濁りもない。しかし、流れが殆ない。
そこで、少し軽めの1.0gのJHに交換してみたが、0.2gしか軽くないにも拘らずやはり風の影響が強く出てやり難い。元に戻そうとも思ったが、何とかなりそうなので暫くこれで通すことにした。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が徐々に減って来たが、反応は返って来ない。隣りのKMIさんもまだロッドを曲げていないので、アジが寄って来ていないことは確実。しかし、2日前に入った仲間から19:30頃から反応が出始めたとの情報が寄せられていたので、回遊パターンが変わったことも考えられる。
期待と不安が綯い交ぜになった気持ちのまゝキャスティングを繰り返していると、足元でトンといきなり反応が返って来た。
時刻はまだ暗くなり切っていない18:56のことだったので些か驚いたが、反射的な合わせが決まって抜き上げた獲物は、立派な本命のアジ
この日はお持ち帰りの予定はなかったので、サイズは17cmで稍小振りだが、この獲物はKMIさんに進呈。
そして、
19:05 2匹目
19:07 3
少し間をおいて、
19:16 4匹目
19:20 5
と反応があって、やはり回遊パターンが変わったと見える。

この頃になると、当たった。あっ、外れた!と云う声が隣りのKMIさんから何度も繰り返し聞こえて来る様になった。
そこで持ち合わせていたシャープナーで針先を研いで貰った所、様変わり。それまでがまるで嘘だった様に、順調にロッドを曲げる様になり、アッと云う間に追い付かれてしまった。

その後も、
19:33 6匹目
19:38 7
19:43 8
とポツリポツリながらも順調に反応があって、ツ抜けも目前。
上手く行けば、20:00前にツ抜け達成出来るだろうとまだ獲ってもいない狸の皮の数を数えだした途端、反応がぱったりと返って来なくなってしまった。どうやら、アジの群れが去って行ったと見える。
隣りで好調にロッドを曲げていたKMIさんも徐々に曲げることがなくなって、遂には二人揃ってダンマリ状態になってしまった。

21:00頃(?)、夜食のパンを噛じって小休止をした後、アジングを再開したが状況に変化はなく、反応は返って来ないまゝ。

21:21、突然コツと反応があって、9匹目をゲットし何とかツ抜け直前までに漕ぎ着けた。その直後にKMIさんもロッドを曲げたので、やっとアジの群れがやって来たらしい。
これでツ抜け達成が出来ると喜んだが、それっきりで元の木阿弥

結局、22:00過ぎまで粘ったがツ抜け達成ならず、22:15頃、KMIさんを残して独りStopFishingとした。

所で、この2~3日は季節先取りの暑さが続いていたが、この夜は一変。
東寄りの風が吹く予報だったので、念の為前回よりもシャツを一枚多く着て臨んだのだが、それでも尚寒く冬用のジャケットを着て来れば良かったと後悔した程。途中で車に戻ってレイン・ジャケットを着込んで何とか凌げたので事なきを得たが、レイン・ジャケットがなければ20:00頃には、我慢出来ずに引き揚げていただろう。
結果的には、20:00頃には釣れなくなっていたので、その方が良かったのかも知れないが・・・・。

« 古い記事 新しい記事 »