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2015年釣行記(50)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮 場所:孤島 釣果:アジ X 16 同行者:単独

北関東東北地方大水害の被害をもたらした台風18号の一過で久し振りの晴れ、しかも風も弱いとあっては、家にジッとしていることも出来ず、被災者の方々には申し訳ないと云う気持ちを抱きながら、出陣することに・・。

前回のUMKZ-P、いつものUMB-FP孤島の何処に行っても風の条件は悪くはなさそう。
迷いながら、ない頭を絞って見ても、下手な考え休むに似たり
結局、土曜日を翌日に控えて、アジンガーが大挙して押しかけて来る公算は大きいが、孤島に行くことにした。理由は簡単で、3か所の中では最も釣果を得られる可能性が高いから・・・・・。

前回、孤島に来た際は17:00過ぎに到着したにも拘わらず、表側のベストポジションには先行者がいたので、今回は1時間早めて16:00過ぎに到着してベストポジションを確保しようとしたが、何と岸壁の表側にはズラリとアジンガーが並んでいて、割って入る余裕はなさそう。しかし、表側に入れなければ、裏側をジックリと狙って見ることにしていたので、小生は迷わず他の皆さんとは背中を合わせる格好で釣り座を決定。想定していた通り、こちらは貸切状態・・・・
釣り支度をしながら、表側のアジンガーの様子を見ていると、陽はまだ高いのに、次から次にアジを抜き揚げており、魚の活性は高そう。

今日は、期待出来そう!!!

風は強目の南寄りで、左から右への横風。しかし、海面まで距離がないのでそれ程釣りに悪影響はない。波はなく、時折、船の引き波が押し寄せて来る程度だが、左から右への流れが強い。しかも、その流れに乗って台風の影響だろうと思うが、大量のゴミが流れ着いて来て釣り難いことこの上ない。
普段なら直ぐに場所を移動する所だが、この日はジッと我慢するしかない・・・・。

最初のキャスティングは、16:30過ぎ。
この日のラインナップは、二本建てで、Tenryu改のロッドには0.3号のPinky1.0gのJHにワームはアジキャロスワンプ。もう一本のPALMS改のロッドには0.4号のPinky重めの1.3gのJHにワームは前回の使い残しの34のメデューサの組み合わせ。

陽が高いので、当然と云えば当然だが、表側の好調さに対して裏側では全くコンタクトがなく、日没時刻を過ぎ、周囲が暗くなって街灯に灯りが点いても梨の礫

それどころか、強い流れに押されてラインがアッと云う間に流されて右側にある岸壁の出っ張りに引っ掛かって、高切れの連発。
AJ-2015-009仕方がないので、岸壁とほぼ平行になる程極端に潮上に向かってキャスト。
すると、JHは潮に押されて小生に向かって流れて来るので、重さを感じることは出来ない筈だが、所々でジワーッとした重さを感じる所がある右側の出っ張りに当たった潮の反転流だろうと思うが、そこから余りワームを動かさず泳がせる様にしていると、コンとこの日、最初のアタリ。

19:45頃のことで、実に、釣りを開始してから3時間余り。その間、全くコンタクトも感じられなかったので、嬉しい嬉しい○ボー逃れの1匹。それから30分後、同じ様な釣り方で1匹を追加。

20:30頃、2人のアングラーが引き揚げて行くのと入れ違いに6人のアングラーが登場。その内の4人がアジンガーで、そのアジンガー達も迷う様子も見せずに表側の岸壁に釣り座を構えた。
裏側は貸し切り状態。そのため、思いっきり岸壁を広く使え180度の方向にキャスト出来るので、皆さんが表側に集中することは有難いが、アタリが間遠い。

AJ-2015-010潮が下げ止まった22:00頃から潮の流れも弱くなり、風もソヨリと吹くだけになって、絶好の条件になったが、アジからのコンタクトはポツリポツリとしかない。

集中力が切れ掛かりそうになるとコツンと来るアタリを拾い、5:30頃にStopFishingとするまでに16匹の釣果。

この日のパターンは、チョンチョンとロッドを動かした後、ロッドを動かさずラインを張って10~20カウント程の間ジッとしているとコンとアタッて来ることが殆ど。おそらく、アジは底ベッタリを回遊して、浮くことはなかった様で、アジングの面白さの要素である所謂モゾッと微かな気配を掛けるケースは1~2度あっただけ。
その意味で、若干物足りなさは残るが、完全に飽きてしまうことのない30分に1匹程度のペースだったのが、粘ることが出来、それなりに楽しいアジングだった。