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2017年釣行記(83) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:12月22(金)
潮回り:中潮(↑)

場 所:KTGHM
釣 果:ナシ
同行者:ケンケイパパさん

今シーズンのエギング幕開けとなる前回のSOFKZKでは、100kmも走ったにも拘らず、1度もアタリがないパーフェクト・ボーズで、目論んでいた正月用食材の確保も叶わず、スゴスゴと引き揚げて来た。そのリベンジと云う訳ではないが、何とか緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんを捕獲しようと、2回目のエギングをすることに。

天気予報では、関東地方は風の弱い穏やかな天候との予想なので前回のSOFKZKに行きたい所だったが、23日の土曜日は、週末要因祝日要因が重なっている上、2017年の納竿のために訪れるアングラーで混むことが考えられる。2時間以上も運転して行っても、あぶれることになっては面白くない。
と云う訳で、近場に行くことにして準備に掛かっている時に、ケンケイパパさんを思い出した。彼は週末には殆ど必ず出撃しているので、お訊ねメールを入れると、やはり、出撃の予定だと云う。
こうなると話は早く、KTGHMで落ち合うことになった。ただ、その時点では、現役の彼はまだ仕事中で、釣り場に着く時間がはっきりしない由。そこで、現場到着予定時刻の連絡を貰うことにして、休んでいる内に、いつの間にかウトウト。そして、ふと我に帰って、メールをチェックした所、既に23:30頃現場到着する旨のメールが着信している。時計を見ると、何とその23:30。

慌てて自宅を飛び出して、現場に急行。自宅から70kmの距離だが、この時ばかりは、酷く長い距離に思えた。

現場到着は、日付が変わった1:30頃。
駐車場に車を止めて、眼下の磯場に見えるヘッドライトの白い光に向かって声を掛けると、正しくその主がケンケイパパさん。遅れたお詫びついでに様子を訊ねると、どうも捗々しくない様子。

磯場の階段付近に道具を降ろして、Sephia XTUNE S806ML-Sにラインを通している所に、場所替えを終えたケンケイパパさんが戻って来たので、再度様子を確認すると、どうも海の中が荒れている様だとのこと。この所、荒れた天候の日はなかったので、海の中が荒れていると云うのもおかしいが、要は気配がないの意味。

丁度、干潮時刻に当たっているので、潮位は低いし、潮の動きもない。状況が変わるとすれば、上げ潮が効き始めてからだろうと、二人並んで階段に腰を掛けて、釣り談義で30分程時間を潰し、キャスティングを始めたのは2:00頃。

このKTGHMケンケイパパさん魔の海峡と呼んでいる程、水深が余りない上に根がきついので、一寸油断をするとエギのロストに繋がってしまう。実際に、小生自身も、これまでに沢山のエギを奉納させられているので、油断がならない。
そこで、シャロータイプのエギを結んで、カウント20から恐る恐る深くしていたあが、意外なことに根掛かりがない。5カウントづつ探る層を深くして40カウントまで来ると、手前に寄った所で、ゴツゴツとエギが根に触れる感触が伝わって来る。
結局、中層から底付近まで、可愛娘ちゃんを探したことになるが、どうも留守にしている様子。更に沖目を調査すべく、エギを通常タイプのものに替えたが、やはり、根掛かりもなければ可愛娘ちゃんからの信号もない。

4:00頃、エギを3個も奉納してケンケイパパさんはヤル気をなくし、小生は足場の悪い岩の上で立ち続けて、足腰が疲れたので、熱いスープで小休止。
そして、気分を新たにキャスティングを続けたが、状況は一向に変わる気配を見せず仕舞い。

5:00頃になって、ケンケイパパさん車で寝ると云って引き揚げて行き、小生は、朝間詰めを狙おうと独り居残りキャスティングをすることにした。所が、丁度その頃から西風が、左から右に少し強めに吹き出して来た。そこで、少し左前方に向かってキャストした所、その一投目で根掛かり。
これまで、このKTGHMでは厭と云う程根掛かりをして、幾つものエギをなくしていたのに、この夜はこれまで全く根掛かりもなく、不思議に思っていたが、どうしてこんな時に・・・・・。

この瞬間に、ラインが切れるのと同時に気持ちも切れてしまって、ケンケイパパさんを追い掛ける様にして、5:20頃StopFishingとした。

と云う訳で、今回も前回に続いてパーフェクト・ボーズを喰らう結果に終わってしまった。
2017年も残す所1週間しかないので、残されたチャンスは1度だけ。次回は何とか緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんをものにしたいと思う。

2017年釣行記(32) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:5月19日(金)
潮回り:小潮(↓↑)

場 所:OHM
釣 果:ナシ

同行者:単独

金曜日の朝は弱い風、夕方から夜は少々強目だが南寄り。
とすると、早朝はエギングが出来るし、夜にはメバリングが出来る。
体力さえあれば両方とも楽しめるのだが、先日の孤島’での徹夜アジングの疲れが、身体の芯にズーンと重たく残っている。となると、少しでも体力の回復のために時間的に余裕のある夜のメバリングで円らな瞳の可愛い娘ちゃんに会う方が良いだろう。とは云え、2月15日以来会っていない緑のアイシャドウのケバイ娘ちゃんにも会いたい。

色々と考えたが、結局、ケバイ娘ちゃんに会いに行くことにして、3時間程仮眠を取って、2:00頃自宅を出発。ポイント近くの駐車スペースに着いたのは、予定通りの3:30過ぎ。
所が、駐車スペースには見覚えのある和泉ナンバーの車が・・・。
しまった!!
折角、30分も早く来たのに、又、先を越されてしまった!!

TKURにポイントを替えることも頭に浮かんだが、OHMが気になるので、好きな磯に先に入られていたら、潔く諦めるしかないと初心貫徹。

ダラダラとした長い坂を下り、磯が俯瞰出来る岩に登って様子を見ると、アングラーの姿が見えない。
良かった!!
と胸を撫で下ろして、お気に入りの腰掛けのある磯に釣り座を決めたのが、4:00頃。
長い坂を下り、磯の取っ付きにある大きな岩を上り下りしてゼーゼーと上がった息を整えるのに、殊更に時間を掛けてゆっくりと支度をし、4:15頃キャスティングを開始。
風は予報通りの微風で汗ばんだ身体に心地良く、海も静かに凪いでいて、一人貸し切り状態の磯でエギングには持って来いの状況。ロッドは今回もSephia XTUNE S806ML-S

最初の内は、岸寄り近くに浮いている筈のケバイ娘ちゃんの関心を引こうと3.5号のシャロータイプで、扇状にチェックしたが、梨の礫。
次に、エギをノーマルタイプに替えて、少し沖目を表層から底まで探り、更に、遠投仕様のタイプのエギで、隈なく居場所を探したが、何処にもいる気配が感じられない。
もし、ケバイ娘ちゃんがいるなら、ここまでやれば何らかの信号を感じることが出来る筈。しかし、何にも違和感がない以上、回遊して来るのを待つ以外にない。
最近は歳のせいか、集中力が切れるのがことの他早く、長丁場になりそうだと思った瞬間、気持ちがシュンと萎え、この時も実釣開始後1時間程で、早くも帰りたい気持ちが・・・・。

そんな気持ちを抑え、キャスティングを続けたが、気紛れなケバイ娘ちゃんが応えてくれることなどある訳もなく、反対に集中力が切れるにつれて根掛かり回数が増えて、エギを2個もロストする始末。

それでも、まぐれ当たりがあるかも知れないとキャスティングを続けたのは、8:00までやろうと決めて来たこと、長いダラダラ坂を上るのが億劫だったのが理由で、如何にも後ろ向き。

7:40頃、この海域では見たことがない海上自衛隊の護衛艦が遥か沖合に停泊しているのを眺めながらリーリングしていて、エギを足許に繁茂しているヒジキに引っ掛けてこの日3個目のロスト。
波に揉まれて見え隠れしているのに、手も足も出せないもどかしさと悔しさで、気持ちも切れてしまい8:00前だったがStopFishingとした。

兎にも角にも、エギを3個も奉納したのに、ケバイ娘ちゃんからは何の反応も得られず、打ちひしがれて、重たい足を引きずる様にしてダラダラ坂を何とか上って車に戻った頃には、息はゼイゼイと上がり、前回の様に寄り道をする気持ちも起きず、真っ直ぐに帰って来た次第。

ケバイ娘ちゃんに会うためには、やはり伊豆まで遠出するしかないか・・・・?

2017年釣行記(29) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:5月9日(火)
潮回り:大潮(↓)

場 所:OHM
釣 果:ナシ

同行者:単独

週の始めは何処で何を釣るか・・・。
予報をチェックすると、火曜日の夜は雨模様なので釣行不可。
ならば、月曜の夜に孤島でアジングをすることを考えたが、南寄りの風が3m程と一寸微妙な感じで、行ったとしても、シーズンが始まったばかりでは苦労する公算が大。
とは云っても、誰か仲間が一緒であれば、迷いながらも孤島アジングをすることになっただろう。しかし、生憎、この日は単独釣行。行ってしまえば、誰かしら顔見知りのアジンガーが居るだろうと思ったが、無理をしてまで行くことはないだろうと却下。
所が、火曜日の早朝は風が弱そうな予報。江の浦沖の海水温も17℃台にまで上がって来ているので、久し振りにOHMでエギングをすることに・・・。

この日の満潮時刻は3:20頃なので、下げ潮を狙って4:30頃から実釣開始を予定して、2:30過ぎに自宅を出発。
OHM近くの駐車スペースに到着したのは、4:00頃。支度を整えたり、磯道を歩いたりすれば、30分程掛かるだろうから、丁度4:30頃から釣り始められると思ったが、残念なことに和泉ナンバーのワンボックス車が既に止まっている。そこでOHMはパスをすることにしてTKURに向かったが、ここにも先行者の車が止まっている。
GWが終わったばかりのウィーク・デイに先行者がいるとは思いもしなかったので、半ば気落ちしながら、
折角早起きをして来たのに、このまま踵を返すのは面白くない。
さて、どうするか?
結局、少し規模の大きなOHMに戻ることに・・・・。

支度を整え、ダラダラと長い坂を下り、ゴロタ浜を磯の取り付き口に向かってヨタヨタと歩いていると、背後からゴロタ石同士がぶつかるカランと乾いた音が聞こえて来た。思わず振り返ると、小生を追い掛ける様にして40才位のエギンガーが歩いて来て、一言二言挨拶をしてあっさりと小生を追い抜いて先に行ってしまった。
先行者に加えてこの御仁の登場となると、あぶれてしまうかも知れない
あぶれた場合のことを考えながら、岩場を登った所で、釣り場となる磯を俯瞰して見ると、小生が入りたかった磯には人影はなく、遠くFKUR-FP方面にエギンガーの姿が見える。恐らく、和泉ナンバーの車の主だろう。
これならあぶれることはないと一安心。

背後から小生を追い抜いて行ったエギンガーは、腰掛けのある所に道具を置いたので、小生はその先の岩場に釣り座を決めた。ここは、小生の記録の1.8kgを獲り、その後JellyFishさんYTさんがキロアップを掛けた実績場所なので、悪くはないし、海は、すこしウネリがあるものゝ穏やかで、風も殆ど感じられず、エギングには好条件で、期待出来そう!!

エギングではファースト・キャストにアタッて来ることが結構あるので、油断は禁物。ひょっとすると、直ぐにでもグィ~ン・グィ~ンとロッドを絞り込むアオリイカの独特の引きを味わえるかも知れないと期待一杯に、Sephia XTUNE S806ML-Sに3.5号のエギを結んでキャスティングを始めたのは、5:00頃。

最初の内は、夜が明けたばかりなので、浮いているかも知れないとシャロウ・タイプで扇状に探ったが、これは空振り。
次に、ノーマル・タイプに替え少し沖目の底付近、更にマグ・キャストに替え更に沖目を狙い、エギのカラーも替えして隈なく探ったが、全く音沙汰がない。気になる隣りの腰掛けポイントに入ったエギンガーの様子を見ていても、アタリがある様には見えない。

アタリがない状態が続くと、自然に集中力が掛け、集中力がなくなると根掛かりが増える道理で、この日はエギを2個奉納。それでも、アオリイカが遊んでくれるなら文句は云えないが、アタリはないは、エギはロストするはでは泣くに泣けない。
次は来るかも知れない、次は・・・・・と根拠のない期待に自らを奮い立たせてキャスティングを続けたが、状況に変化をもたらす結果に繋がらず、遂に、8:30頃、腰掛けポイントのエギンガーが引き揚げる準備を始めてしまった。
そうなると何とか持ち堪えていた小生のやる気も削がれてしまって、その御仁を追い掛ける様にして9:00少し前にStopFishingとした。

結局、この日は、いつの間にか足場の高い防波堤の上に姿を現した4人のヤエン師が、玉網入れをしているのを2回見掛けただけで、エギンガーは2人共1度のアタリもない完全試合を喰らってしまう寂しい結果だった。

アタリがないまゝシャクリ続けるのも、思いの外疲れてしまう。更に、長いダラダラとした坂を息も絶え絶え上って来たので、肉体的にも疲れ切っていた。そのため、寄り道はせずこのまゝ帰路に着く積りで、車に乗ったが、半島の反対側にある磯が気になり、気が付けばUターンしていた。
この磯は岸との間にある潮溜まりが大きく深みもあるので、乗れるのは潮の低い時だけだが、丁度、干潮の時刻でタイミングが良い。1時間経過、1杯ゲット、ロストの何れかの時点で、引き揚げる積りで10:00頃、改めてキャスティングを開始。
しかし、この磯でも、1度のアタリも、ロストすることもなく1時間を経過したので、11:00頃この日2回目のStopFishingをした。

所で、OHMは、2015/06/24にAKWさんとコラボして以来丸2年振りに乗ったのだが、海の状況は当時のブログに書いてある状況と全く変わっておらず、カジメやワカメの類の海藻は全く掛かって来ることはなかった。よく通っていた7年程前の頃は、カジメやワカメ等の海藻が、少しエギを沈めると掛かって来て五月蠅くて仕方がなかった。そのカジメやワカメが少なくなるとアオリの釣果も減った様な印象だが、その状況がまだ続いているのだろうか?

2017年釣行記(16) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:3月7日(火)
潮回り:長潮(↓)

場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ

同行者:単独

釣り場を決める条件は、小生の場合は、雨と風で、予報に傘マークが付いていると九分九厘釣行することはあり得ない。次に風だが、4~5か所の風の具合をチェックして、その中で最も条件の良さそうな場所を選んでいる。

そして今回はSOFKZKの風の具合が、西南西が2mと最も良かった。しかも風の弱い時間帯は、日付が変わってから8:00頃までの短時間の間だけ。元々そんなに長い時間釣りをする気はないので、これはかえって好都合。
と云う訳で、SOFKZKに行くことにしたが、SOFKZKは、何年か振りでエギングに復帰する気にしてくれた所で、今シーズンはこれまでに5回出撃している。しかし、予報とは違って強い風のために、竿も出せずにスゴスゴと引き揚げざるを得なかったことが、実に3回。逆に云うと、100km走って5回も行ったのに、2回しかまともに釣りをさせて貰っていない、曰く因縁の釣り場

今回こそは予報が当たってくれるだろう・・・・。
根拠のない期待を胸に、24:15頃自宅を出発。前回と同じでそれ程飛ばした訳ではないのに、SOFKZKの駐車場に着いたのは、2時間後の2:20頃。
しかし、流石にこの時間帯は交通量も少なく、非常にスムーズに走れたにも拘わらず、今回に限っては100kmの道程が遥か遠くに感じて、途中で運転するのに億劫さを覚えた。人一倍運転好きな小生が、運転することに嫌気を感じることなど、かつて一度もなかったことで、これも年齢的なものだろうか?

SOFKZKの駐車場には、3台の車が止まっていたが、内1台は、釣りが終わった所と見えて小生と入れ違いに出て行った。残った2台の内1台八王子ナンバーのレンタカーなので、釣り人か?
準備のため車外に出てみた所、北風が思いの外強く吹いている。予報では西南西なので、吹いて来るとすれば、山側からの横風になる筈なのに・・・。
しかし、釣り場は崖下になるので、北風であれば背中側の崖に遮られて釣りには影響はない。

雨上がりで湿った磯道を下ってポイントに入ったが、先行者の姿は見えず釣り場は小生の貸し切り。
海は多少波立ってはいるが、前回程でもなく、釣りに支障はない。しかし、月は既に西の山蔭に沈んでいて、漆黒とまでは行かないが、それでも少し不気味に感じる位に暗い。
ガイドにラインを通し、磯の先端に立ってキャスティングを始めたのは2:45頃。その頃になると、風向きが北から予報通りの西南西に変わったが、予報とは違って、南向きにはキャスト出来ない程結構強く吹き付けて来ている。

2投、3投・・・・・。音沙汰なし。

緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんからは何もコンタクトがないまゝキャスティングを繰り返し、1時間強経った頃。4:00の時報と共に風向きが急に北東に変わった。風向きが反対に変わる際には、一旦殆ど吹かなくなるのが普通だが、この時は、何の前触れもなくいきなり変わったので少なからず面食らった次第。
悪いことに、このポイントは東寄りの風に吹かれると直ぐに波が立ち、前下がりの形状のために容易に這い上がって来るので、油断がならない。
この時も、風が強くならないことを祈ったが、弱くなるどころか徐々に強くなり、それに連れて波が高くなり始め、時々足許まで這い上がって来る様になってしまった。

予報が変わったのかと思いチェックした所、2:00時点の予報で、この時刻は西南西が1mとなっている。たった2時間で、これ程までに劇的に変わるものなのだろうか?

暫く、様子を見ていたが弱まる気配も感じられなかったので、4:30頃StopFishingとして、駐車場に戻った。所が、そこでは不思議なことに無風状態で、強い北東の風が吹いているなど信じられない位。
周囲の木々を見ても枝が揺れていないので、収まったのかも知れない。
折角、来たのにこのまゝ引き揚げるのは、勿体無い。戻ろうかとも思ったが、それも億劫!!
前回は、風が収まるのを待って車で休んで時間潰しをしたが、今回はその気も起きず帰途に着いた次第。

それでも、やはり海の様子は気になるので、帰る道すがら車窓から海の様子を見たが、ウサギが飛んでいる様子もない。はやり待っていれば良かったと思っても後の祭り。
西湘バイパスを走っている時、ラジオから西湘には強風注意報が出ていると流れて来たのに、道路端の吹き流しはだらりと垂れ下がっていて、予報と実際が正反対なのには、開いた口が塞がらなかった。

SOFKZKには、これで都合6回通ったことになるが、満足に釣りが出来たのはたった2回のみ。予報を頼りに条件の良さそうな時を選んでいるのに、こんな結果では、100kmも走って行くにはリスクが高過ぎる。
粘ることが出来れば結果が出るだけに残念だが、SOFKZKに行くのは暫く控えようと思う。

2017年釣行記(13) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:2月24日(金)
潮回り:中潮(↓)

場 所:(SOFKZK)
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回は、久し振りにSGMRさんOHTさんとの楽しい一夜をSOFKZKで過ごす筈だったのに、完璧に外した天気予報のお蔭でスゴスゴと引き揚げざるを得ない結果で、もう一つ気持ちが晴れずモヤモヤしたものが澱の様に溜まって・・・。
そんな気持ちを晴らすべく、再度出撃すべく機会を窺っていると、木曜日の夜中過ぎから金曜日の早朝にかけては、風速0~1mと東寄りながら弱い予報になっているので、チャンスとばかりに行くことにした。

夕食後、少し仮眠して24:30頃、自宅を出発。
やる気満々で道路に出て駐車場に向かった所、思いの外強い北風が吹いている。
もしや、予報が変わったのか?
心配になって、釣り場付近の予報をチェックすると確かに1mの表示がある。しかし、予報では1mが現地では爆風だったため、釣りが出来なかったことが何度かあった。
今回もその類いではないか?
念のため、自宅付近の予報を見ると6mの表示になっていて、実際にも強い北風が吹いている。であれば、予報は当たっているので、SOFKZK付近の風も予報通り弱いだろうと思ったのが、結論から云えば大きな間違えだった。

世間様が寝静まった夜中の移動は順調過ぎる位順調で、100km離れたSOFKZKの駐車場に着いたのは、それ程飛ばした記憶はないが、2時間後の2:30頃。
駐車場には、軽四輪が1台止まっているだけ。先行者が多くて入れないのも願い下げだが、そうは云っても、事故のことを考えると、真っ暗な磯に独りと云うのも避けたい所。そう云う意味では、1~2人の先行者がいるのが分かって、一安心。
早速、準備をすべく車の外に出ると、
アレ~! 風が強い!!
波が打ち寄せる音も大きく聞こえて来る。
しかし、先行者がいるので、大丈夫だろう。

支度を整えて、磯道を下って行くと、下から白いヘッド・ランプの灯りが上がって来るのに遭遇。様子を訊ねた所、風が強くて先端には出られず、波も時折這い上がって来るとの有難くない情報。
引き返すことも一瞬考えたが、そのまゝ歩を進めた所、バッグを置く場所もない程辺り一面潮で濡れている。それでも、予報を信じたい気持ちが強くて、暫く様子を見ていたが、収まる気配もないので一旦撤収。

夜明けまで待てば、収まるだろう。
車に戻り、助手席を倒してウツラウツラ・・・・・・。

6:00頃を廻った頃、湘南ナンバーの軽四輪が入って来て、直ぐに釣り支度を始めた。そこで、声を掛けた所、その口振りからSOFKZKには何度も通って来ているらしいメジナ師で、1時間も経てば波も風も収まるだろうとのこと。
ベテランがそう云うなら間違いはなかろうと二人で連れ立って磯道を下ったが、ウネリは相変わらず大きく、少しでも高い足場に立とうと背後の崖にへばり付く様にしている小生の足許を濡らす程まで這い上がって来る。先端にまで行ったメジナ師は、頭から潮を被り長靴の中に潮水を溜めて戻って来る始末。

結局、8:00頃まで待ったが一向に収まる気配がないので諦めて、一度もロッドを振ることなくSOFKZKを後にして帰って来た。

それにしても、あの天気予報は一体何なんだろう!!
予報よりも多少強く吹くことは、海に出れば当然あり得ることだが、1mが爆風とは・・・・・。観測点が違うにしても、ピン・ポイント予報と称しているにしてはお粗末過ぎないだろうか?

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