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2018年釣行記(68) – AJ&LEG

2018年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月05日(月) 16:00~23:30
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 12、ヒイカ × 1
同行者:単独

孤島にするかDKKにするか・・・・?
予報では曇りで傘マークはないが、何となく雨が降りそうな気配。孤島では夜通しの釣りになる上、雨に降られた場合には逃げ場がないので、一寸辛いものがある。対してDKKは少々の雨なら木陰に逃げ込んで凌ぐことが出来る上、いつでも好きな時に釣りを止めて引き揚げることが出来る。
と云う訳で、今回はDKKアジと共に千葉方面では出始めたヒイカを狙うことにした。

ヒイカの実釣動画を観ると夕間詰めに地合が来る様なので、少し早目の15:30頃、DKKに到着。孤島でもそうだが、月曜日は意外とアングラーの数が多くて、入り口付近の頭上に気の枝が張り出している所に空きがあるだけで、小さな岸壁は殆ど定員一杯の状態。

今回持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用Tenryu改ジグ単用Soare改ライト・エギング用8320#1Bの3本。
夕間詰めを狙うには余り時間がないので、急いで8320#1Bを手にエギングを開始。小生の海釣りは、アオリイカ狙いのエギングがスタートでエギングそのものは何年もの経験がある。しかし、小型のツツイカ狙いのエギングは、何年か前にメトウイカを獲ったことがあるだけで、ほゞ若葉マーク状態なので、アクションの付け方等要領が判らない。
動画で俄か勉強した知識によると、陽が高い時間帯はボトムに張り付いているとのことなので、取り敢えずカウント30まで沈めて軽くシャクッてテンションフォール。動画の主はラインでアタリを取っていたが、アジング用のエステルラインでは、ラインが見え難くい。仕方がないので指先に神経を集中して違和感を感じようとしたが、全く変化がない。
2投、3投・・とカウントを徐々に増やして探ってみたが、反応がない。

その内、最奥に入っていた地元のオッチャンが片付け始めたので、場所を移動。DKKに入る場合は、殆どこの最奥に釣り座を構えているので、何となく気持ちが落ち着いて来る。
指先に感じるどんなに小さな違和感も見逃すまいと集中したが、何も感じられない。邪魔になる風は時折ソヨリと吹く程度で、絶好の釣り日和なのに、ボラの幼魚があちらこちらで跳ね回るだけ。
ヒイカが駄目なら、アジはどうか?
ロッドをSoare改に持ち替えて0.8gのJHでアジの様子を窺ったが、生憎、こちらもお留守にしている様子でコンタクトがない。

そうこうする内、17:00を回った頃、雨がポツリポツリ。この日は、それまでも霧雨が降ったり止んだりしていたので、この雨も直ぐに上がるだろうと高を括っていた所が、徐々に雨粒が大きくなって本降り状態。
雨が降り出せば直ぐに撤収出来るので、孤島ではなくDKKに来たのに、これでは早過ぎる。
背後の木陰で雨宿りをして様子を見ることにして、暫し小休止。

18:00頃、雨脚が少し弱くなったので、先ずはエギングで釣りを再開。
軽くキャストして、小さくシャクッてカーブフォールを繰り返していると、ラインがほゞ垂直になる程の足許で、シャクッたロッドがジワーッと重たくなった。
ゴミでも掛かったのかと巻き揚げてみると、エギにぶら下がって来たのは目の大きさばかりが目立つ可愛いヒイカ
アタリを取ったのではなく、釣れちゃった感満載だが、嬉しい獲物。とは云え、アオリイカなら1杯でも年寄り夫婦の食卓には充分だが、こんなに小さなヒイカ1杯では話にならない。
群れをなしている筈のヒイカの追加を狙ったが、再現出来ず。
仕方なく、又々、エギングをしたりアジングをしたりしたが、アジヒイカ梨の礫

この日、最初のアジの獲物を手にしたのは、19:15頃。
余りにもアタリがないので、アジの付き場は遠くかも知れないと思い、ライト・キャロをセットしたTenryu改を手に沖目を狙った所、これがビンゴ。
いきなりのアタリに少々泡を喰ったが、合わせが決まってDKKでは良型に属する23cmをゲット。
所が、アタリのあった場所はJHで充分狙える距離で、これまでも厭と云う程ワームを通して来た所。何がお気に召さなかったのか判らないが、兎に角キャロには反応した。そこでキャロで狙うことにしたが、反応があったのはその一度だけ。

20:00少し前になって、目の前の明かりの中を小さな黒い影が行ったり来たりしだしたので、退屈凌ぎにワームを落としてみるとスーッと寄って来る。
ヒイカやアジが来てくれないのなら、セイゴとでも遊ぼう
海面直下を泳がしたワームに黒い影が寄って来た所で、スッと沈めるとチク。抜き揚げてみた所、セイゴだとばかり思っていたのが、豆とは云えまさかのアジ
今日のアジはボトムじゃなくて、表層か・・・。
そこで、カウントを5程度にしてみた所アタリが続き、何とそれまでアタリがなかったのが嘘と思える程。サイズは決して満足出来るものではなく、全てリリースしたが、釣れないよりはずっと楽しい。
所が、5匹を獲った所で、パッタリと当たらなくなってしまったので、場を休めるために、ヒイカに狙いを替えてエギングを再開し、何投かした所で、足許の岸壁の陰に潜んでいたシーバスにエギを引っ手繰られてしまって、エギングは終了。
その後はアジングに特化せざるを得なくなったが、アジからのコンタクトは全く感じられない。

21:40の干潮時刻を過ぎた頃になって、岸壁の入り口で頑張っていた府中からの二人連れが引き揚げて行って、岸壁には小生独り。アタリもないので、小生も倣ってと気持ちが大きく傾いたが、折角雨も上がったのに、このまゝ引き揚げるのも口惜しい。
兎に角、23:00まで頑張って見よう

結果的に、これが良かった。
干潮時刻から約1時間後の22:40頃、潮が効き始めたのか、漸くアタリが出る様になって来た。しかも、サイズも良くなり、この日最長の27cmまで獲ることが出来た。
と云っても、0.6gのJHで5~10カウントのレンジでしか反応がない上、アタリが連続することもないので、少々やり難さがある。しかし、ボトムでは全く音沙汰がなかったので、中層狙いがこの日の正解だろう。
結局、23:00の予定を30分延長して、23:30頃にStopFishingとした。

小生のアジングはボトム付近を狙うのが中心で、中層を狙うことはあるにしても例外的だった。増してや表層を意識的に狙ったことは記憶にない。今回も、何も考えずに当然の様にボトムばかりを狙って苦労した訳だが、ひょんなことから、表層から中層を狙って見て、結果を出せたのが収穫だった。
ただ、コロコロと泳層が変わる中層のアジングは新鮮だったが、一方で、泳層を見つけ出すのが難しい印象。だからこそ、ゲーム性が高いとも云えるが・・・。

2018年釣行記(61) – AJ

2018年 Ajing Eging 釣行記

日 時:10月9(火) 17:00~23:00
潮回り:大潮(↓)

場 所:DKK
釣 果:アジ x 4、ヒイカ x 1
同行者:単独

前回に引き続いて、今回もDKKに単独釣行。
実は、予報では東風が3mと予想されていたので、風を正面から受けることになるDKKに行くのに躊躇いを感じていたが、AKTさんから獲物は足許に居るから向かい風でも影響はない筈との助言を頂き、決行した次第。

DKK到着は16:15頃。
岸壁には地元のオッチャンが3人竿を出しているが、前回と同じ様に最奥方面ではなく、中央から手前付近に入っている。アジの付き場が変わっているのかも知れないと思いつゝ、最奥に釣り座を構えて準備に入った。

前回はキャスト出来る場所がない程のゴミが大量に漂っていたが、そのゴミも何処かに流れて行ったと見えて、いつもの様に所々プカプカ浮かんでいるだけ。しかし、風向きが予報と違って右から左に抜ける南風で、悪いことにかなり強目。

今回もライト・キャロ用にTenryu改、ジグ単用に8320#1Bの2本を持ち込んだが、いつもよりも重い2.2gのシンカーでキャロシステムを作って、16:30頃、Tenryu改を先発に選んでStartFishing

魚からのコンタクトがないまゝ時間が進んで、日没時刻間近になって地元のオッチャンがアジを掛け始めた。イヨイヨ寄って来たか・・・・。しかし、浮子の位置が遥か遠く、とてもライト・キャロでは届く距離ではない。
その内、回って来るだろう
楽観的に考えて、キャスティングを続けたが、寄って来る気配が感じられない。それどころか、釣り場に到着して以来、強い風に吹かれ続けているので、身体が冷えて来て、ブルブルと胴震いが・・・・。

18:30頃、一人残っていたオッチャンが寄って来て、
アタリはありますか?
そのオッチャンによれば、暗くなる前にパタパタと来たが、それ以降はサッパリアタリがなくなった由。

18:40頃、オッチャンが引き揚げて行き、岸壁には小生独り。
横からになる南風は相変わらず強く吹き付けて来ているが、貸し切り状態なので、誰に遠慮することもなく、好きな方向にキャスト出来る。極端に右方向にキャストしたりして風の影響をかわそうとしたが、中々思い通りには行かない。
そこで、スマホで予報を改めてチェックすると20:00頃から弱まるらしい。
何とか、そこまで粘って弱くならない様なら、引き揚げよう

19:30頃になって、それまで殆ど間断なく強く吹いていた風が、時折フッと弱くなる時が出始め、時間が経つに連れてその時間が長くなって来ている様な。これで、少しキャストし易くはなったが、相変わらずアジのコンタクトは皆無。前回は、あれ程五月蠅く足許を泳ぎ回っていたシーバスの姿も全く見えず、生き物の気配が全然感じられない。

そこで、20:00頃、気分転換を兼ねてJHをナオリーに替えてライト・エギングでヒイカを狙って見ることに。
ライト・エギングは3年前に南端メトウイカをやったことがあるだけで、要領が判らないが、その時のことを思い出しながら、適当にアクションをつけて3投目か4投目。ジワーと重たくなる様な違和感があったので、念のため合わせると、ゴミの様なイカがエギにぶら下がって来た。

浅学にしてヒイカメトウイカの違いは判らないが、兎に角、イカには間違えがないし、この日最初の獲物。この1杯に気を良くして、追加を目論んだがこれは空振り。

アジも駄目、ヒイカも駄目と来ては気持ちが切れるのは時間の問題だが、漸く風が収まって来たばかり、もう少し粘って見よう
小生にしては珍しく粘ることにしたが、アジからのコンタクトはないまゝ。

22:00少し前のこと。
ジグ単では答えが出せなかったので、駄目で元々と又ライト・キャロを持ち出してみた。ただ、風が弱くなっているのでシンカーを1.5gの少し軽めにしたのだが、これが良かったのか、この日最初のアジからの信号が伝わって来て、やっと1匹目。
サイズは20cm程度で、体高もなくもう一つの感があるが、アジはアジ

そして2匹目を追加し、これまでの音沙汰のない時間帯が嘘の様に3匹目、4匹目。しかし、サイズは15cmにも満たない程のロリ・サイズ。しかも3匹目、4匹目は、直ぐ足許。
近場であればジグ単でも出るかも知れないと8320#1Bに持ち替えたが反応がなく、又Tenryu改に替えたりもしたが、梨の礫
結局、干潮時刻の23:00頃、StopFishingとした。

2018年釣行記(50) – LEG

2018年 Eging 釣行記

日 時:8月6(月) 18:50~21:00
潮回り:長潮(↑)

場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

台風13号の影響によるのか、生憎、月曜から木曜まで傘マークが付いている。この分で行けば、今週は釣りに行けないかも知れないと思っていた。しかし、月曜日の夜の雨の降り出し時刻を良くよく見ると、孤島方面やDKK方面は夕方の18:00に対して、南端方面は22:00となっている。
22:00まで降らないなら、3時間位は釣りが出来るので、行くなら南端しかない。が、南端で何を狙うか?
南端には、6月の中旬にYGWさんメトウイカ調査に行って以来2ヶ月振り。その時は見事に空振りに終わってしまった。今回、南端メトウイカを狙うにしても、時期的には、メトウイカの釣期は7月一杯と云われているのでタイミングを逸した感はある。とは云え、3年前の古い話になるが8月中旬でも釣ったことがあるので、運が良ければ出るかも知れない。
と云う訳で、南端メトウイカを狙う気になっていたが、昼過ぎにチェックした予報では、降り出しが早くなって19:00となっている。これでは、折角、行っても釣りをする時間がない。行くだけ無駄とこの日の釣行は諦めた。
所が、夕方16:00過ぎに空を見上げた所、雲は高く明るくて、とても雨が降り出すとは思えない。そこで予報をチェックしてみると、今度は22:00が降り出し時刻になっている。であれば行くしかないと急遽出撃することにして、17:15頃、自宅を出発。
自宅を出るのが遅れたので、高速を使って時間短縮を図ったが、高速を降りてから車の流れが悪くてトロトロとしか走れず、南端に到着したのは日没時刻を過ぎた19:00頃。

南端は、場所にもよるが、車横付けで釣りが出来るため、雨が降り出せば直ぐに避難が出来るので、この日の様にいつ降り出すか判らない状況の時には極めて都合が良い。そこで、釣り座にトランクを向けて駐車し、車から降りて周囲の様子を見ると、意外にもアングラーが少ない。
釣れているなら、もっとアングラーが居る筈だが、やはり釣れていない?

取り敢えずロッドとウェスト・バッグだけを持ち出して準備を開始。
今回はライト・エギングなので、ロッドはTenryu改、エギは、北東の風が斜め左後ろからかなり強めに吹いているので、手持ちの中では重たいナオリー1.8Bの組み合わせ。
キャスティングを開始したのは、19:20頃。

メトウイカのレンジを探るには、光量も減って来ているので、上からが妥当なのかも知れないが、3年前の経験から、先ず40カウントまで沈めて、底付近を狙うことに。
すると、正面に投げた筈のエギが、左45度付近から帰って来る程、潮の流れがキツイ。そこで、斜め右に向かってエギを風に乗せる様にしてキャスティングを繰り返したが、当然(?)、イカ様からのコンタクトはない。

このポイントは、背後の街灯の光りが海を明るく照らしているので、悪くはないと思ったのだが、コンタクトがない。レンジも表層、中層も探ったが梨の礫ひょっとすると暗い方が良いかも知れないカニの横這い釣法で少しずつ暗い方に場所移動を繰り返してメトウイカの居場所を探したが、何処もお留守と見えて、一向にコンタクトがない。
こうなると、頭の中にはシーズンを外しているので、駄目かも知れないとの思いが浮かんで来て、周囲の状況が気になって仕方がない。しかし、様子を訊ねようにも近くにはアングラーの姿もないので、自力で判断材料を手に入れるしかないが、徐々に集中力がなくなって来る始末。

20:00頃になり、到着して間もなくして光り始めた稲光のインターバルが短くなり、雷鳴が聞こえ始めたのを機に一旦StopFishing
しかし、引き揚げるには時間はまだまだ早い。
折角来たのだから、今後のために様子だけでも聞いておきたい。
遠くに見える赤い電気浮子の主の所まで歩いて行き様子を訊ねると、メトウイカ仕掛けの長いロッドを出している地元のオッチャンが丁寧に教えてくれた。
そのオッチャンによると、メトウイカのシーズンは、6~7月で、8月に入れば終盤も終盤。一晩粘っても1桁の前半だろう。但し、去年・今年は余り良くないとのこと。
暫くそのオッチャンの釣りを見学させて貰った後、引き揚げようと車に戻り掛けたが、その途中で見掛けたエギンガーによれば9月頃までは出るよと若干違った答。この辺は、2~3杯でも獲れれば良いとするか、10杯も釣れなければ駄目とするか、人によって違うので、どちらも間違ってはいないのだろう。
そのエギンガーが別れ際に云った群れが何時回って来るか判らないから、粘った方が良いだろうとの一言に促されてキャスティングを再開したが、その言葉の効力は直ぐに醒めてしまって30分程キャスティングをして、21:00過ぎに本当のStopFishingとして帰路に着いた。

今回は、釣れればラッキーと思いつゝ南端に来たので、集中力がなくなるのも時間の問題だったと云える。
しかし、回って来るのか来ないのか、回って来るにしても何時回って来るのか見当も付かないまゝ、ただ辛抱強く待ち続けるのは、小生ならずとも、些か辛いものがあるのではないだろうか。今年は、1度の調査で結果が出ず諦めた格好だが、諦めずに何度か通えば、釣れるタイミングに遭遇した可能性もあり、そうすれば、例えアタリがなくても気持ちの持ち様は変わって来る筈。来年の6~7月はもう少し頻繁に通って見ようと考えている。

2018年釣行記(36) – LEG

2018年 Eging 釣行記

日 時:6月14(木) 19:00~23:30
潮回り:大潮(↓)

場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ(?) × 1
同行者:YGWさん

光陰矢の如しで、ついこの前、桜が咲いたと思ったらもう梅雨の季節の6月。時期的には、ソロソロ、メトウイカが釣れても良い頃なのに、小生のアンテナには、釣れ出したと云う情報が引っ掛かって来ない。
情報がない以上、自分で調査するしかないか・・・と思っている所に、YGWさんライト・エギングに行こうと思っていたとの連絡が入って来た。
こうなると、話が決まるのは早く、YGWさんが休みの14日(木)に南端に行くことになった。

16:00少し前、拙宅に到着したYGWさんの道具を、小生のリムジンに積み替えて出発。
交通量が多くてスムーズに走れず、又、途中の魔界で買い物をしたこともあって、現地到着は予定より大幅に遅れて日没時刻の19:00少し前。

この日のFishingPlanは、陽の高い時間帯は緑のアイシャドウが悩ましいアオリイカ、陽が暮れてからは本命のメトウイカを狙うことになっていたので、ロッドはSephia S806ML-SFalcon改の2本建て。

到着が遅れたので余り時間がない。
Sephia S806ML-Sとバッグを手に、点々とアングラーが入っている西向きの岸壁を過ぎ、その先の突堤に急いで出た所、突堤は先端で盛んにロッドをシャクッているエギンガーが一人だけで、岸壁とは違ってガラガラ状態。
岸壁を通り過ぎる時は、建物の陰に入っていることもあって殆ど感じることのなかった東風が、沖に張り出している突堤では、少々強く吹いている。幸いポイントは西向きなので、寧ろ、遠投出来るので好都合。

YGWさんは、準備宜しく、先端寄りに釣り座を決めるや否やキャスティングを開始。小生は、そんなYGWさんの様子を見ながら、リールをセットしラインを通す等していると、早くも、
アッ、ラインが止まった。アタッた!!
YGWさんの声が聞こえて来た。
アタリの主の正体は判らないが、イカの活性は高そうで、楽しい釣りが出来るのでは・・・・。

19:00を回った頃、遅ればせながら小生もディープ・タイプのエギを結んでキャスティングを開始。

20カウント程沈めてから軽く3回程シャクリを入れた後ロッドを水平に寝かせてサビき、アタリがなければシャクリを入れてサビいてを繰り返して、半分程回収した所で、ロッドのティップがプンと入るアタリがはっきりと見えた。
オッ、アタッた!!
しかし、これは残念ながら空振りだったが、何事もなかった様に澄まして同じ様にしていると、又々、プンとティップが入る。タイミング良く合わせた筈だが、これも空振り。
ひょっとするとイカではなくて魚かも知れないと思いつゝ、同じアクションを続けていると、今度もプン。
3度目の正直で、今度は合わせが決まったが、引きが弱々しい。
何だろうと・・・・?

揚がって来たのは、3.5号のエギより少しだけサイズの大きなこの娘。
アオリイカではなかったことは残念だが、第一投目から、今日のターゲットの軟体系の獲物があったのは嬉しい限り。

この所、目ぼしい釣果が得られずお土産を持ち帰れない日が続いていたので、これはお持ち帰りすることにしよう
所が、慌てて来たので、タオルやトングも、肝心の獲物を入れるビニール袋さえも車に置き忘れて来たことに、初めてここで気が付き、YGWさんに袋を提供して頂いたと云うお粗末さ。

ビニール袋に入れたこの娘を足許に置いて、アオリイカを掛けようと、先程よりもエギを沈めたが、そんなに簡単にコンタクトを取って来て呉れる筈もない。方向を変え深さを変えたりしたが、音沙汰がない。立ち位置を色々と替えてキャスティングを続けているYGWさんも、アタッタのは最初だけだとのこと。

周囲がすっかり暗くなった20:00前になっても、状況は一向に好転する気配もない。そこで、この日のアオリ狙いは終了し、本命のメトウイカにターゲットを替えることに。
タックルを取り換えるために、車の方に戻りながら岸壁の墨跡をチェックしたが、意外な程少ない。量販店の釣り情報には、釣れている様なことが書いてあったが、この南端は余り良くないのかも知れない。

メトウイカは、建物の庇に設置してあるライトが一際明るく岸壁から海面を照らしている所に、釣り座を構えた。ここは、コの字になった岸壁の最奥に近い場所なので、潮通しも悪く、メトウイカの回遊も少し心配になるが、何しろ明るい。実は、メトウイカのポイントを作る必要があるかと、一応作業灯を持って来てはいたが、全くそんな心配はない程だった。
潮通しについても、実際にはFlacon改Aurie Q 1.6を組み合わせてキャストすると、瞬く間に左に流されてしまう程早い時間帯もあったので、杞憂なのかも知れない。

ここでも、開始早々YGWさんメトウイカらしきアタリがあった由で、期待したが、小生は1度もアタリを感じることもなく、YGWさんも最初の1回だけで終わったとのこと。
堪らず、YGWさんは、イカを求めてあちらこちら徘徊を始めていなくなり、ほゞほゞ気持ちの切れ掛かった小生は、休憩がてら居残って、キャスティングを続行。
30分ほどして戻って来たYGWさんに様子を聞くと、想像していた通り、何処も駄目!!

21:30頃、駄目元で対岸の岸壁の先端付近に大きく場所を移動することに。
この場所は、2~3年程前のことになるが、YSKWさんが好んで入っていたポイントとの記憶があったので、ひょっとすると・・・・と一縷の望みを持っていたが。
この頃になると、東風が冷たい北風に変わり、少し肌寒い位になって来た。それでも、獲物があれば気にもならない程度だが、入釣した直後にあった以外にはアタリらしいアタリもなく過ごして来たので、殊更に身に染みる寒さで、念のため持って来ていたウィンド・ブレーカーを着た位。

周囲を見渡しても、メトウ狙いでロッドを出している地元のオッチャン連中は1~2人しかおらず、これでは、粘っても徒労に終わると、23:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。

所で、対岸に場所を移ってからのことだが、ここでは、ロッドを振っている時間帯よりも、YGWさんにレクチャーして頂いた時間帯の方が長い位、釣りに関するものの見方や考え方など色々なことを教えて頂いた。年齢的には小生の子供であってもおかしくはない程歳は離れているが、こと、釣りに関しては大ベテランと云える程の知識と技量を有しておられることを、改めて実感させられた時間帯だった。
色々と話して頂いた中でも、印象的だったのは、例えば、ワームを替える際にも、小生の様にただ漫然と替えているのではなく、その目的と理由を極めてハッキリと意識し持って実行していることだった。目的意識を明確に持っているからこそ、それが正解であった時も、不正解であった時も、その理由が手に取る様に解り、次回に活かせることになるのであって、小生の様なやり方は、例え結果は良くても、それは宝くじに当たった様な物で、単に運が良かったからに過ぎず、それこそ再現性は全く期待が出来ない。
ことほど左様にYGWさんと小生とは全く違うことを痛感させられた。思えば、釣りの上手い人は、皆さんその様な傾向が強い様に思われる。

この先、何年釣りを楽しむことが出来るか判らないが、YGWさん他釣りの上手い人達の爪の垢を煎じて飲むことにしようと思う。

2018年釣行記(10) – LEG

2018年 Eging 釣行記

日 時:2月26(月)
潮回り:若潮(↓↑)

場 所:南端
釣 果:ヤリイカ X 2
同行者:ISBSさん

メッキ仲間のDr.TJさんの友人のISBSさんと、初めてのコラボ。
ISBSさんとは、昨年、アジングで並んでロッドを振ったことがあるが、軟体動物にも興味をお持ちであることを知ったので、声を掛けさせて貰った。

そこで、何処にするか?
南端
にするかSOFKZKにするか迷ったが、どちらも風が強い予報だったので、釣り場に入れず、竿も出せずに引き揚げて来ることになってもショックの少ない南端でシャクルことにし、17:30~18:00に現地で落ち合うことに・・・・。

16:20頃、自宅を出発。未だ明るい時間帯なので、渋滞を予想して高速を使うことにしたが、高速に乗るまでに30分以上も掛かってしまう始末で、現地到着は、何とか間に合って17:50頃。
待つ程もなくISBSさんも到着して、早速、釣り支度を整え岸壁に出て見た所、人気場所にも拘わらず、アングラーの姿が数える程しか見えない。
本当に、釣れてるの?????
一瞬、頭を過ぎった不安をそのまゝにして、誰も居ないHKTIに進んだが、新しい墨跡が殆どない。ヤリイカはアオリイカ程の墨を吐かないので、やって見なければ分らないと自分に云い聞かせて、邪道エギささ身を括り付けようとした所、ささ身を車に忘れて来たことに気が付いた。
ささ身のない邪道エギ・・・・では、シャレにもならない。

キャスティングを始めたのは、18:20頃。
風は、北東方向から強目に吹いて来ているので、ラインが大きく左に弧を描いて膨らんでやり難くて仕方がない。それでも、20カウントから始めて5カウントづつ増やして50カウントまで沈めてヤリイカの泳層を探したが、全く音沙汰がない。
こうなると北風が堪らなく冷たく感じて来て、一気に身体だけどころか気持ちまでも冷え込んでしまう。そこで、建物の陰に移動することを提案。
建物の陰に来て見ると、あれ程冷たく吹いていた風が、殆ど感じられず、しかも、墨跡はHKTIよりも遥かに多い。

こうなると現金なもので、直ぐにやる気を取り戻してキャスティングを再開したが、しかし、ヤリイカのやる気は戻って来る気配が見えない。
堪らずISBSさんは、他の場所を調査して来ると云って、暗い中、姿を消して行き、小生は居残りキャスティングを継続。
釣れれば連絡が入るだろうと期待を胸に、少しづつ戻りながらヤリイカを探したが、見付けられず、気が付けば先行者二人の姿も消えていて、この岸壁には小生独りだけの状態。
車の所まで戻った所で、ISBSさんに連絡を入れると、岸壁をぐるりと回って対岸に移動して来たとのことだったので、小生も追い掛けて場所移動。その途中、地元のオッチャンに様子を訊ねると、
全然、アタリがない。今は潮止まりだから、上げに入ってからだろう!
とのこと。

対岸に来て見ると10人近いアングラーが強い横風を物ともせず頑張っている。どうも街灯の光りが明るいこの辺がポイントの様で、最初に入った岸壁を見ると真っ暗闇。
ポイントの選択を間違えたのかも知れない・・・・。
ISBSさんを見付けて様子を訊ねたが、全く駄目だとの悲しい返事。
上げ潮が効き始めて、風が少しでも弱くなれば釣れるのではと都合の良い期待を胸に、ロッドも振らずに釣り談義で時間を潰したが、地元の餌釣り師の赤い電気浮子もユラユラと浮かんだまゝ。強い北風も一向に弱まる気配も見せず、身体が冷え込んで来たのに耐え切れず、20:00頃、車を止めている岸壁に移動。

この岸壁は街灯の灯りは余り強くはないが、風が背後からのフォローになるので、キャストもし易いし、寒さも余り感じない。と云っても、ヤリイカからのコンタクトが期待出来る訳ではないが、首の皮一枚で繋がっている気持ちを持たせるには効果がありそう。

21:15頃、邪道エギをフォローの風に乗せてキャストして25カウントした所でシャクルと、ゴミか海藻の塊を掛けてしまった様な重たさが伝わって来た。

イカが釣れないのに、ゴミ??

少しガッカリし、半ば腹立ち紛れにリーリングをすると、微かにラインを引っ張る感触があり、海面を滑って来たのは、待ちに待ったヤリイカ
アオリイカであれば、ドスッと衝撃が伝わって来るし、その後の引きも強いので、これはこれで楽しいが、ヤリイカでは少々物足りない。と云っても、やっと来た本命のヤリイカなので、ヤル気が甦って2杯目を狙ったが、何事も起こらず正に交通事故

そして、22:00を回った頃に、同じ様なアタリで2杯目を追加したが、この日のエギングは、事実上これで終わり。気が付けば地元のオッチャンの電気浮子もいつの間にかなくなっており、粘っても結果は出ないだろうと切りの良い23:00を合図にStopFishingとした。

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