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2009年釣行記(29)

2009年 釣行記

潮回り:大潮  場所:TKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

8月中旬のお袋の入院騒ぎ以来、介護問題が発生したため、気にはなっていたものの釣り所ではなかった。と云うか、そんな時に釣行を強行すれば家族のヒンシュクを買うことは必至だし、シーズン・オフでもあることを理由に、自身を納得させていたのが正直な所。

暦も進みお袋も落ち着いたし、既にシーズン・インを果たした諸兄も沢山いらっしゃるので、小生もそろそろ開幕としよう!!
所が天気予報では、日曜日の夜から月曜日の朝までは雨とのこと。幕開けからこれじゃ、先行きが思いやられるが、だからと云って1週間先延ばしをする気にもなれず・・・・。そんな訳で、土曜日の夜中の釣行と決めた。

仕事から戻り日本シリーズをTV観戦し、その後BS洋画を観てしまったので、支度に取り掛かったのが23時過ぎ。その後、1時間ほど横になったが全く睡眠は出来ず、結局、家を出たのは1:20頃。

途中のDKNには車が2台駐車しているのでパス。その先のIWは、と云うと路駐の車が4~5台もあり、防波堤の先端付近には、ヘッド・ランプの青白いLEDの光が3つ程チラtラ見える。ここもスルーしてTKURに転進して見れば駐車場には車が2台。
流石に日曜日は何処に行っても釣り人が多い。
仕方がない。ここも駄目なら、今日の所は諦めよう!!!

取敢えずタックルを手に九十九折を下って行き坂の途中から、いつものPを透かして見た所、ラッキーなことに先行者の姿は見えない。

久し振りに磯を歩き懐かしい岩に立って見ると、風は殆どなく、波も静かで、絶好の釣り日和。満潮までは1時間程あるので、何とか結果が出せそう!!!

早速、システムを組んで久し振りのエギングの開始。
手前から扇状に探って行くが、全体に今一つ生き物の気配が伝わって来ない。
エギを何回か替えてキャスティングながら4:00を回った頃、突然、風が吹き出し、しかも、正面からの風で遣り難いことこの上なくなって来た。加えて、海上を渡って来る風は思いの外冷たく感じられ、寒くなって来てしまった。幸い、念のためにと思ってジャンパーを持って来ていたのだが、体感温度は下がるばかり。
とは云え、折角の開幕なので朝マヅメに狙いを切り替えて、それまで岩陰で休んで時間を潰そうとしていたが、波も高くなって来て足元近くにまで這い上がって来る始末。
風、波、寒さと3拍子揃っての歓迎に、気持も萎えてしまい、まだ夜が明ける前の5:30頃にStopFishingとした。

2009年釣行記(28)

2009年 釣行記

潮回り:中潮  場所:TKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

今年は梅雨明け宣言が出された後も空模様はグズグズと例年の様なカーッとした激しい日差しの日が殆どなく、梅雨模様が続いている。
一方、イカの産卵はダラダラと続くらしい。であれば、イカのシーズンとしてははやり1ヵ月遅れと云うのもあながち外れてはいないのだろうし、烏帽子群礁でなくても、ひょっとすると産卵前の親イカが未だウロウロしているかも知れないなどと根拠もない期待を抱いて、未練タラタラの釣行を決行した。

ポイントはTKUR
実はもう少し水深のある所に入りたかったのだが、海水浴シーズンに入り人出が多くなる時期でも、比較的空いていそうな所としては、他に思い浮かばなかったし、余り良い思いをした記憶がないけれど・・・・・。

久し振りのTKURは、多少のウネリはあるが風も殆どなく良い感じ。
いつもの立ち位置から扇状に探索を開始したが、予想通りと云うか、やはりイカからの信号はなく、周囲の磯を見回してもエギンガーの姿は何処にも見えず、いかにもシーズンが終わった様子。
それでも何とかゲットしようと色々とエギを替えて見たが、全てが徒労に終わり、これでこの春のイカ・シーズンは幕引きとした。

さて、次のシーズン・インまでを如何に過すか?と次のターゲットを探すことにして、駄目元で炎月投げ式14gを付けて見たが、これも空振りに終わり、早目の7:00にStopFishing

2009年釣行記(27)

2009年 釣行記

潮回り:若潮  場所:烏帽子群礁  釣果:400g X 1 同行者:単独

あれよあれよと云っている内に何の結果も出せずに7月は終わってしまい、今日からは早くも8月。
例年ならば、アオリのスポーニング・シーズンは終わっている筈だが、烏帽子でヤエンを専門にしている春日部市のY氏によれば、今年はいつもの年に比べて1ヶ月程遅れているらしい。であれば、8月中旬頃までは何とか行けるんじゃないの?
と云うことで、前回の完全試合の御礼をするべく、有給休暇を取っての土曜日釣行を決め込んだ。ポイントは云うまでもなく、烏帽子群礁。

土曜日なので、釣り客は多いだろうと思ったが、船宿のオカミに云わせると、そうでもないらしい。渡船客名簿の記載は2番目だったので、まんざら嘘でもなさそう。
岸壁で出船時刻を待っていると、三々五々釣り人が集まって来る。それでも精々15人程度で一安心。しかも、前から狙っていた安兵衛には誰も乗る人がいないらしい。
その釣り客の中に、前回烏帽子でご一緒させて頂いた鎌倉のWさんの姿を見掛け、ご挨拶。氏は息子さんとその友人らしき若者との3人組み。息子さんは見るからにヤング・エギンガー然としていてかなりの手錬の様子で、W氏がエギングを始めたのはこの息子さんの勧めがあったとのこと。何れにしても親子が同じ趣味を持ち、腕を競い合えるのは羨ましくて仕方がない。

W氏の3人組は今回も大平に渡り、9:00の磯替えの時に安部衛に来られるとのことだったので、一足先に下船して安部衛に下りて見ると、直径約20m程のほゞ円形の磯。
この磯は小生一人だけの完全に貸し切りなので、隣りの磯に面している方面除けば、ホゞ270度好きな方向に竿が出せる。 しかし、どっちを向いてキャストしても貴方の自由よと云われるとかえってやり難いものだ。
色々と迷ったが、取敢えず船着場に釣り座を決めてキャスティングの開始。左前方からの風、潮は右から左に流れており、風と潮の動きが逆なので多少のやり難さはあるが、エギングのコンディションとしては良い方だろう。

しかし、どう云う訳か、気持ちが落着かず、釣りに集中出来ない。最近は年齢のせいだろうか、集中力が続かなくなって来ていると自分でも思ってはいるが・・・・。

陸向き、湾向き云々と方向を色々と替えては見たが、イカからの信号は全く感じられず、こんな時は時間の経過がことの他遅く感じられ、その内、時間潰しにキャストを繰り返しているだけの状態に陥ってしまい、エギを4個奉納してしまった。

これではイカンと、W氏がQ浅が良いと云っていたのを思い出し、Q浅に取り替えて隣りの磯際にキャストし笛木流3段シャクリを繰り返していると、グィンとロッドが止り、久々のアオリの感触。やっと、今日のパターンが掴めたと思ったが、その後は全く泣かず飛ばず。
W氏の3人組の様子は・・・・。
距離があり過ぎて一生懸命シャクッていることしか解らないが、結局9:00の磯替えでも安部衛には来られず大平で頑張っておられることから判断して、悪くはなさそう。
帰宅後、釣り宿のHPを見ると、1kg-600gの釣果があった様で、恐らくW氏のものだろう。

機械的なキャスティングを繰り返している内、エギの着水ポイント付近水上バイクが水飛沫を上げて疾走し始め、そのバイクがいなくなったと思ったら、今度は水練学校の生徒達が隊列をなして泳いで行き、更には、大型のクルーザーがデッド・スローで流して行く。
こちらは、一旦、磯に乗ってしまえば、場所替えなどは迎えの舟が来るまではどうしようもないのに、何を好き好んでこんなに近くを通って釣りの邪魔をするのか????とイカからの信号もないイライラも手伝って、ついにプツンで、12:00に早目の沖上がり。

2009年釣行記(26)

2009年 釣行記

潮回り:中潮  場所:三崎  釣果:ムツ X 2 同行者:単独

烏帽子群礁で手も足も出なかった7月11日以来リベンジをズーット企てていたのだが、出撃をしようと思ったら雨や風で行けず、予報が芳しくないので見送ったら風も波もなく絶好の釣り日和だったりと、タイミングがどうにもこうにも合わず、気が付いたらもう7月の最終週。

7月に入ってからと云うもの魚や烏賊の顔を一度も見ていないし、2週間も竿を振っておらず完全に欲求不満が溢れ出ようとしている状態。 幸い、予報によれば多少南風が強そうだが、雨はなさそう。
と云っても、最近は予報が外れていることが多いけれど・・・。
ここは予報を信じて、何が何でも行かねばならぬ、と、その積りになったのに、またまたタイミングが良くない。
聴力データを入手するために、お袋を耳鼻咽喉科に連れて行かねばならなくなってしまった。 そのためには朝8時頃には戻っている必要がある。 とすれば、烏帽子群礁は時間的にも無理・・・・・。
仕方がないので、夜釣りでアジを狙えば、小生のフラストレ?ションの解消にもなるしお袋を病院にまで連れて行ってやれる。 上手くすれば、美味いお土産が出来るかも・・・・・と超甘の考を胸にメバル用のタックルを積んで三崎に向かうことにした。
これで、調子が良ければ、アオリのシーズン・オフとなる少なくとも9月一杯までは、退屈することもないだろう。

三崎には干潮時刻1:30の少し前に到着。
何人かいた先行者の内の一人に声を掛けて見たが余り芳しくない様子に、城ヶ島側に渡るかどうか考えていると、10m程の沖合い方面から、パシャパシャと水音が聞こえて来る。
そこで、暗い水面を目を凝らして見てみると、何やら海水面がザワザワ波立っている。

早速、タックルの準備を急ぎがまかつのカブラ・ジグをセットして第1投。
海水面から少し下をスロー・リトリーブ。 すると時折コツンコツンとしたあたりが散発的だが感じられる。 しかし、前アタリも感じられない突然のアタリで、合わせのタイミングが全く掴めない。 その内、そのアタリもなくなり、スレるのも早い印象。 海釣りと云えばエギングしか知らない小生にとっては何をどうして良いのやら皆目見当も付かない。

そこで、気分を変えるために城ヶ島に渡ることにした。 こちらは南風は完全にフォローになるので釣り易かろうと思ったのだが・・・。
岸壁にある常夜灯下の海面を覘くとおびただしいベイトの群れ。
この下にはきっと狙う魚がついている筈と期待して・・・・・、キャスティングを繰り返したが、反応は全くなし。 ワーム、ジグ、スプーン等々色々と試してみたが、結局は駄目。

最後の手段と、半ば自棄になってミノーをキャストし足元までリトリーブして来ると、何やら影が追尾して来ているのが見える。
こいつは期待出来る・・・・?
キャストし直して、軽くトゥイッチしてステイ・・・。 するとブルブルとしたアタリが伝わって来る。
よし、来た!! と心で叫んで巻き上げて見ると、ルアーにアタックして来たのはコイツ。 しかし、余りにも小さ過ぎて釣った気持ちは全然しないし、針を外すのが大変。 結局、その後暫くして来たのも同サイズ。
IMG_0165_R.JPG海釣りには全くど素人の小生には、魚種も判らない。 
最初はセイゴかと思ったが、写真をジックリと見るとどうもセイゴでもなさそう。
寧ろ、目の大きさから判断してムツの様にも思える。

兎に角、何の魚かも判らないコイツが遊んで呉れるだけ楽しいことは楽しいのだが、本命は全く来ず、辺りがすっかり明るくなった5:00、StopFishingとした。

久し振りの釣行だったが、狙いも大衆魚のアジだったので、人数分位のお土産は何とかなるだろうと思っていたのだが、矢張り、釣りは何によらず難しい
結局、フラストレーションの解消にはならず、別の意味でのフラストレーションを抱える結果に終わってしまった。

2009年釣行記(25)

2009年 釣行記

潮回り:中潮  場所:烏帽子群礁  釣果:ナシ 同行者:単独

ショック!!
余りにも衝撃が強くてブログの更新をする気もなくなって・・・・・。

7月に入ったものゝ、例年の通り諦めが悪く休暇を取っての釣行を決行した。
と云うのもSZKで良い思いをして以来3連続〇ボーだったので、有終の美を飾ってからエギング休暇に入ろうと考えてのことだった。

3:30出発。
風は北風だが、昨日からのウネリが残っているので、大場所の本島大平のみの渡礁だと云う。こればかりは、船宿の云う事を素直に聞く以外にない。
乗船名簿の一番上の行に氏名・連絡先を書いて出船時刻を待っていると、次から次に客がやって来る。
土曜日・日曜日は意外と少ないですよ、とオカミさんの弁だったが、結局20人近く。

大平では、アオリ狙いは、船着場付近のヤエン氏2人、小生、そしてもう一人のエギンガーの4人。

船宿の云う通りウネリが強く、満潮に近いこともあって殆どの磯は波を被っているし、磯と磯の間の狭いスリットから流れ込んで来る潮が広いサラシを作り、灰汁の帯が流れて来る。
風は北風で向かい風。 しかしここは南風だと海が荒れて渡礁出来ないので、やむを得ないが、一寸強過ぎる。 しかも切れ藻が海面だけでなく、海中にも漂っていて釣り難くて仕方がない。

もう一人のエギンガーは普段はメジナやクロダイを追い掛けているが、この時期はアオリの3kgクラスを狙うためにエギングをしていると仰る鎌倉のW氏。 先日も2kg超を出したとのこと。
W氏は立ち位置を色々と替え、何とか結果を出そうと工夫された甲斐があって、少々小さめではあるが最初の1杯をゲット。 しかし、その後は鳴かず飛ばず。 9時の磯替えで正面に見える長者蔵に移動するとのことなので、小生も付き合せて頂くことにした。

結局、この長者蔵にはW氏と小生の二人だけで、立ち位置は選り取り見取り。
W氏から離れた場所に立ち位置を決めて期待一杯のシャクリをしていると、早速W氏はロッドを大きく曲げている。 その後もW氏は飽きない程度の間隔でアオリをゲット。
W氏の釣り方は、力強いシャクリと柔らかいシャクリを織り交ぜ手を変え品を変え工夫している。 に対して小生はと云えば、立ち位置を替えることは殆どなく、シャクリ方も単純にして変化がなく、只意地になってシャクッているだけ。
結局、W氏は5杯の釣果を持って、12:00に早上がり。
小生は、只の一度もアタリを感じることもなく、最後にはアタリエギをロストして、情けない〇ボー
実力の差があるのは仕方がないこととしても、それにしても5対0・・・・・・。
自分自身の下手さ加減を厭と云う程見せ付けられた一日だった。

<鎌倉のWさん>
色々とお世話になり有難うございました。 結局、小生は結果も出せず悄然として帰って来ました。
機会があれば、是非もう一度お会いして、勉強させて頂きたいと思っています。

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