※ カテゴリー別アーカイブ:2017年 ※
2017/02/07
2017年 Eging 釣行記
日 時:2月7日(火)
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:HYKW、KTGHM
釣 果:ナシ
同行者:OHTさん
孤島でのアジングのシーズン・オフとなりすっかり会う機会もなくなっていたアジング仲間のOHTさんと、久し振りのコラボ釣行をすることになった。
彼は、年が明けてから本格的にエギングを始めたのだが、これまでに3回出撃して3回ともアオリを手に入れる程の猛者。
場所は、OHTさんが実績を積んだHYKWにした。しかし、ここは、小生がホームにしているKMKM-SKNやMNDR方面に行く途中の釣り場だが、地元のヤエン師の数が多くてよそ者のエギンガーとしては入り難いため、敬遠していた。だが、OHTさんが3連続で結果を出しているならば、確実性は高いだろうと考えた次第。
13:30頃、拙宅に到着したOHTさんの道具を小生の車に積み替えて出発。
夕方から夜に掛けてのエギングなので、早過ぎるきらいはあったが、地元のヤエン師が入る前に入っておこうとの作戦。
途中で渋滞に会うこともなく、予定通りの15:00頃に現地に到着。直ぐに車を出て岸壁に行ってみると、残念ながら、特等席にはOHTさんの知り合いのエサ師が入っている。しかし、その隣りに何とか二人が入れそうな空きがあるので、取り敢えず、釣り座の確保が出来て一安心。
予報では、風は1~2m程度とあった筈だが、思いの外北風が強く吹いている。風が強いのは頂けないが、幸い背中からの北風なので、釣りには大きな影響はなさそう。
16:00前、未だ墨付けの終わっていないSephia XTUNE S806ML-Sに3.5号のエギでキャスティングを開始。
と云っても、まだ明るい時間帯なのでアオリが来る可能性は低い。と云う訳で、釣ることよりもペンデュラムキャスト、巻きジャクリなど新しいロッドを使いこなすための練習に重点を置いたが、隣りのOHTさんは垂らしを長く取っているのに、それこそロッドが折れてしまうのではと心配になる程ビューッと激しい風切り音を立てたペンデュラムキャストで遠投を繰り返していた。
海では、海鳥(カイツブリ)が数羽、盛んに潜水を切り返しており、時々水を掻いて泳ぐ様が綺麗に観察出来る程直ぐ足許の海中を行ったり来たりしているが、逃げ惑うベイトの姿も見えず、生命感が全くない。
日没時刻に近くなって、周囲の光量が少し落ちたかなと云った頃になり、気が付くと特等席のエサ師はヤエン師に入れ替わり、イヨイヨ、本格的なエギング・タイムに入ったと思ったが、意外なことに地元のヤエン師の数が全く増えて来ない。
最近は、釣果が落ちてしまっているのでは・・・・
との思いが頭の中を掠めたが、
回遊があれば、釣れる筈。
潮が上げに変われば状況は変わる筈。
と前向きの考え方と云えば聞こえは良いが、アングラー特有の根拠のない期待だけを頼りにキャスティングを繰り返した。
しかし、22:00頃まで粘ったものゝ、1度コツッと感じた小さなアタリがあっただけ。遂には、粘る気持ちも切れてしまって、釣り場を移ることにした。
22:30頃、KTGHMに到着。
OHTさんには、
立てる場所がポイントであること
水深がなく根がきついので根掛かりし易いこと
を伝えて、夫々好きな岩に釣り座を構えてキャスティングを開始。
時刻はハッキリとしないが、根掛かりで高切れしたライン・システムを組み直していると、背後から
乗った~!!!
と波音にも負けない程の大きな声が聞こえて来て、立派なヤリイカを手にOHTさんが近付いて来た。
その後、OHTさんは同サイズのヤリイカをゲットしたが、小生は1度もアタリを感じることもなく、梨の礫。初めての場所で、釣果を得るのは、やはりOHTさんは何かを持っているんだろう。
結局、24:00頃、OHTさんはまだ続けたかった様だが、疲れも堪り腰の痛みが強くなって来たので、StopFishingとさせて貰った。
2017/02/03
2017年 Eging 釣行記
日 時:2月3日(金)
潮回り:小潮(↑)
場 所:MSK
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回は、新しく手に入れたSephia XTUNE S806ML-Sの墨付けに失敗したので、再挑戦する気でいたが、アタリらしきものがあったKTGHMにするかMSKにするか散々迷っていた。
KTGHMに入る場合でも、この日の潮回りは小潮で潮位も高くはないので、ニーブーツで充分だろう。しかし、駐車場に設置されている街灯の光りが弱くて、ティップでアタリを取ることは出来ないし、20:00頃から向かい風になる北風に向きが変わる予報が出ている。一方のMSKはメトウイカ以外、殆ど良い思いをした記憶がない。しかし、ペンデュラムキャストの練習には、足場が良く街灯もソコソコあるので非常に都合が良いものゝ、21:00頃から北風4mになると云う。
散々迷ったが、MSKでのイカの状況もチェックしておきたいし、行く途中に釣り具量販店が2軒あるので、磯ダモの柄のゴム栓やディープ・タイプのエギの調達も出来る。ペンデュラムキャストの練習も北風が強くなる21:00頃までやれば充分だろうと、久し振りにMSKに行くことにした。
ペンデュラムキャストの練習には、明るい時間帯の方が何かと都合が良いので、早目の13:30頃自宅を出発。途中ゴム栓を求めてポ〇ントに寄ったが、扱いはなし。更に、上〇屋にもゴム栓はなく、ディープタイプのエギを2個購入して、MSKのイカの状況を訊ねた所、情報が入って来ていないので、良くないのでしょうとあっさりと云われてしまった。
時期的にアオリは駄目かも知れないが、何かしらのイカは釣れているのではと期待していたので、これにはガーン。
イカを釣ることではなくキャスティングの練習が目的だと自分に云い聞かせながら、車を走らせ、MSKに到着したのは16:00頃。
着いて先ずビックリしたのが、いつも駐車している広いスペースが塀に囲まれていて、駐車出来なくなっている。仕方がなく、駐車出来そうな場所を探して、周囲の様子を見回ったが、釣り人の姿が2人しか見えず、地元のオッチャンが一人もいないのが想像外。
上〇屋の店員の云う通り、状況は良くないのかも知れない。
その内の一人に状況を訊ねると、埼玉からやって来たと云うその若者は、先週友人がコウイカをあげたと聞いたので来てみたが、アタリはまだない、とのこと。
キャスティングの練習をするなら、周囲に人がいない方が都合が良いとその若者の隣り5m程の所に入らせて貰ったのだが、何故かキャスティングの練習よりもイカのアタリを待つ姿勢が強くなって・・・・・・。
エギを着底させると、カンナに掛かって来るのは緑の筋状のアオミドロばかり。しかも、このアオミドロは、カンナに絡み付いていて、歯ブラシでもあれば別だが、指で取るには一苦労。
アタリもなく、アオミドロに絡まれるのにも厭になり、17:00過ぎに場所移動。
移動先は、エギングを始めたばかりの頃、良く行っていたTHRY。
入りたかった防波堤の曲がり角には先行者が2人、航路側にも2人入っているので、岸壁で小1時間キャストしてみたが、こちらでもノーカンジ。先行者に訊ねてもアタリはない由。
周囲を歩き回って足許の墨跡を探したが、防波堤の曲がり角付近に比較的新しいのが一ヶ所だけで、岸壁は綺麗なもの。墨跡だらけで汚れているのも困りものだが、全くないのも・・・・・。これはアングラーの身勝手な考えだが、兎に角、イカが釣れている気配は皆無。
19:00頃、再度、場所替えでHKTに移動。
ここは、エギングを始めたばかりの頃に、立て続けにアオリを2杯掛けた思い出があるが、
今回はどーか?
・
・
・
墨跡がない。地元のオッチャン連中が一人もいないと来ては、イカが釣れたとしても交通事故の様なものでしかなく、実釣開始3時間も経っていないのに、気持ちは風前の灯火・・・・。
半ば惰性でキャスティングを続けているだけの状態で、頭の中は完全に場所選定を間違えた。KTGHMに行けば良かった・・・・。
20:00を廻った頃から、予報より少し早く北風が強く吹き出し、それと同時に気温もガクンと下がって来た。そうなると気持ちが切れるのも時間の問題で、早くも、21:00前には気持ちも切れてしまってStopFishingとしてスゴスゴと引き揚げて来た。
今回の釣行の目的のペンデュラムキャストだが、動画等の説明にあるバットガイド付近まで長く垂らしを取ると、どうしてもロッドにエギの重さを感じることが出来ず、右手方向にすっぽ抜けることが多い上に距離も出ない。
これを避けるために、エギを振り子の様に前方から後方に振る様にして、身体の後ろに行ったエギの重さをロッドに感じた時にキャストすると、比較的上手く行く様だ。しかし、キャストの度にその様に出来るとは限らず、バラツキが多い。後背にスペースがない時もキャストし難い様に感じる。
一方、垂らしをその半分位にすると、バラツキも少ない様に感じた。距離もそれ程短くなった様にも思えないので、暫くは、少し短めの垂らしをしてみようと思う。
垂らしを短くしても、バスフィッシングの様にロッドの反発を使わずにキャストすれば、ティップの破損の惧れは少なくなるのでは、と考える次第だが、どうだろうか?
2017/01/31
2017年 Eging 釣行記
日 時:1月31日(火)
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KTGHM、KMKM、SKN
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回、不注意から好きなSoare X-TUNEのS709ULTを折ってしまったので、その代わりを探していると、X-TUNEは昨年モデルチェンジをして現在は新旧のX-TUNEが併売されていることを知った。どうせ購入するなら新しいモデルをと思うのは当然のことで、S709ULTの後継モデルを探してみた所、どうやらS706UL-Tがそれにあたるらしい。
いたく興味をそそられ、直ぐにでも買おうかと思ったが、安くはない買い物。S803ULT30が代わりにヤリイカエギングに使えるかどうかを確認してからでも遅くはない。
と云う訳で、ヤリイカが出始めたとの情報のあるKTGHMで、Soare S803ULT30を使ってのライトエギングをする準備を整えていた。
そんな時、フト、エギング用のSephia XTUNEの後継モデルはどうだろうと興味が出て、ShimanoのHPを見ると、ショアティップラン用のS806ML-Sが新たにラインナップされているのを見付けた。ショアティップランは、以前から興味を持っていた釣り方なので、実売価格をチェックすると、早くもヤ〇オクで35,000円で出ているではないか。
S706UL-Tではグッと堪えたのに、S806ML-Sでは堪えきれず、気が付いていたら入札しており、結局37,000円で落札した次第。
そのS806ML-Sを落札したのが、日曜日の28日の深夜。直ちに送金の手続きを取り、現物を手にしたのが、ヤリイカ狙いで釣行する予定だった31日の昼頃。
新しく手に入れたロッドを試したくなるのは、自然の成り行きで、この日はアオリイカを狙うことに予定を変更して、自宅を15:00過ぎに出発。現地の駐車場には日没時刻の17:00少し前に到着。
準備をしながら磯の様子を見ると、駐車場には車が3台程駐車しているものゝ、目的の磯には釣り人の姿は見えず、風はなく、波もないのでエギングの条件としては悪くない。しかし、満潮に近い時刻であることもあって、潮が磯と岸壁の間にも入って来ており、長靴では先端まで出ることは難しそうで、ウェーダーを準備して来れば良かった・・・・。
先端までは出られないものゝ、途中の少し高い岩に釣り座を決めてキャスティングを開始。
と云っても、このSephia XTUNE S806ML-Sでは、これまでの様なキャスティング方法は避けなければならないらしい。ShimanoのHPには、ティップの破損を防ぐために垂らしを長く取ったペンデュラムキャストを推奨するとの記載がある。垂らしを長目にとってキャストする方法は、以前からティップの破損する惧れがすくないないと云われていたが、小生はバス・フィッシングをやっていたせいか、垂らしを長くするとタイミングが上手く取れず、自然に垂らしが短いキャストになっていた。
今回は、意識して垂らしを長くしてペンデュラムキャストを心掛けたが、やはりタイミングの取り方が良く分からない。兎に角、練習してコツを掴むしかない。
そして、ティップでのアタリの取り方。
これも動画を観ただけで、実体験としては全くないので、手探り状態。
今回、キャスティングを始めて間もなく。日没時刻を過ぎたばかりでまだ明るさが残っている時のことだった。2.5号のエギを結んで慣れないペンデュラムキャストをして20カウントまで沈めて、3回軽くシャクッて水平にサビいていると、ティップがクッと小さく動いたことがあった。この時は、
アレ、何だ?
と思いはしたが、合わせを入れることが出来ず、続いて次のシャクリを入れた所、海藻の塊かゴミでも掛けた様にグーッと重たくなった。詰まらんものを掛けてしまったと思いながら、静かに寄せて来た所、突然グィ~ン・グィ~ンとアオリの引きが伝わって来た。
アッ
と思った次の瞬間ロッドが軽くなって・・・・・。
思い返してみると、あのティップがクッと入ったのが、間違えなくアオリのアタリだったのだろう。手元に衝撃もなかったので反射的に合わせを入れることも出来なかったが、あのアタリが取れれば、はやり釣果は伸びるに違いない。
ただ、問題は、夜はどうするか・・・・・。
ティップの動きでアタリを見るのであれば、明るくなければティップが見えない。昨夜は、サビク時はティップをヘッドランプで照らし、キャストする時はランプを消す等して、出来るだけ海を照らさない様にはしたのだが、これで良いのだろうか?
ティップに蛍光塗料でも塗ろうか?
結局、昨夜は、潮位が下がって磯にも立てる様になり、イヨイヨこれからと気合を入れ直した20:00頃から、向かい風が強く吹き出して来て、KTGHMは終了。
帰りにKMKM、SKNと回ったがアタリもなく、反対にエギを1個奉納して22:00頃StopFishingとした。
今回は、初めてのロッド、初めてのペンデュラムキャスト、初めてのティップランと始めて尽くしで、釣果はなかったものゝ、それなりに楽しいエギングだったが、もう少し場数を踏んで慣れる以外にないと思った次第。
2017/01/26
2017年 Eging 釣行記
日 時:1月26日(木)
潮回り:大潮(↓)
場 所:SOFKZK
釣 果:アオリイカ x 2(400、600g)、ヤリイカ x 1
同行者:単独
天気予報では、火曜日から木曜日に掛けて風の弱い日が続くとのこと。
であれば、家に燻っているのは勿体無い。NGTBNで良型メバルを狙うのも良し、MHR-KGNでロリ・メバルと遊ぶのも良し・・・・と思ったが、どちらも、前回の釣行結果から考えるともう一つ状況が芳しくなさそうで、折角のチャンス故、前回の二の舞は避けたい。
と考えていて、フト、以前、空読さんがこの時期はヤリイカを狙っていると云っていたのを思い出した。そこで、迷惑を承知で空読さんに色々とお訊ねをして情報を頂いたので、ヤリイカをエギングで狙うことにした。
思えば、メトウイカをエギングで釣ることも空読さんに教えて頂いたし、今、夢中になっているアジングも、ことの最初は空読さんに孤島に連れて行って貰ったのが切っ掛けで、小生のライト・ルアー・フィッシングの殆どが空読さんの手解きによるものであり、改めてお礼を申し上げなければならないと思う。
と云うことで、SOFKZKに行くことにしたのだが、ここは昨年SGMRさんに教えて頂いた場所で、その時、ヤリイカだと思うがイカを入れ掛かり状態にしているエギンガー二人を目撃したので、それにあやかりたいと思ったのが場所をここにした理由。
自宅を14:00過ぎに出発。
出発して30分も経たない頃、腰に鈍痛が・・・・。引き返そうかとも思ったがそのまゝ道中を進んで、現地駐車場には予定通りの16:30過ぎに到着。
直ぐに道具を担いで、昨年来た時の記憶を頼りに踏み跡を辿って急坂を下って行き磯の取り付き口に到着。しかし、付近一帯が濡れている。思いもしなかったが、ウネリが入っている様子で、このまゝ進むのに躊躇するものがあったが、大潮の下げ潮なので、これ以上悪くなることはないだろう。
そのまゝ磯の先端に向かった所、昨年入れ掛かり状態にしていたエギンガーが立っていた場所にはメジナ師が二人、その奥には二人、更に、小生の直前に入ったと思われる若者が一人とウィークデイにも拘わらず先行者が大勢入っていて、これも想定外。
と云う訳で、最後に入った小生は昨年と同じ場所に、取り敢えずの釣り座を構え、準備に入った。今回はヤリイカが狙いのため、エギは大きくて2.5号なので、ロッドはSoare XTUNEのS709ULT、0.3号のPEに1.5号のリーダーの組み合わせを選択。
準備をしながら若者に様子を訊ねた所、昨年はヤリイカの当たり年で、この時期には釣れていたが、今年はまだ入って来ていない。アオリイカも数が少ない様だとのこと。この若者は車で5分の所に住んでいる地元のエギンガーで、良くこの磯に通っているとのことなので、確かな情報だろう。しかし、そうだとしても急坂を上って引き返す気が起きる筈もない。
先ず、2.5号のエギを結んで、キャスティングを開始したのは17:00頃。しかし、まるで雰囲気がない。そこで、メバルの様子を探るために浅場に移動してプラグをキャストして見たが、こちらも全く音沙汰がない。
であれば、メバルを諦めて本命のヤリイカ狙いに徹することにしよう。
元の場所に戻り、若者にアタリの有無を訊ねた所、既にアオリのキロ近い良型を挙げたとのこと。
直ぐにルアーを2.5号のエギに替えて最初のキャスティング。20カウントした所でラインを張ると、微かにエギが重たく感じられる。そこで、ラインを張ったまゝ様子を窺って見た所、エギを引っ張る様な動きが伝わって来たので、軽く聞き合わせを入れると、それ程力強くはないが懐かしいグィ~ン・グィ~ンのアオリの引き。揚がって来たのは400gの緑色のアイシャドウをした可愛娘ちゃんで、17:45頃のこと。
それを見た件の若者が、遠くからやって来たのにお土産もないのは辛いけど、出来て良かったネ~!!
髪の毛を染め、眉毛に剃りを入れた若者がそんな言葉を掛けてくれるとは思わなかったので、その一言で何となく嬉しくなってしまった。
その直後、その若者にも同じサイズが来て、地合いの到来か・・・・・。
とキャストする手にも力が入ったが、アオリのアタリはそれっ切りでエギを替え、コースを替え色々とやって見たが、全て空振りに終わり、その若者は18:30頃、お先に。頑張って下さい。と引き揚げて行ってしまい、磯は小生の貸し切りに。
18:00頃から強く吹き出した風を背に受ける様に、磯の先端に移動して釣りを続けたが、灯りもなく暗い磯に只独りで、しかもアタリがないとなるとモチベーションは下がるばかり。
腰は痛いし、お土産も出来たので、上がろうか?等と考えながら、半ば惰性でキャスティングを続けていると、20:00頃になって若者エギンガー二人がやって来て、今晩は。ヤリはアタリますか?と声を掛けて来て、小生を挟んでキャスティングを始めた。
同好の士の登場に気持ちも持ち直し、キャスティングを繰り返したが相変わらずコンタクトがないまゝで、20:30頃には二人は引き揚げて行き、小生は再び取り残された格好。
その直後、ジワ~と重たくなる様な違和感を合わせて見ると、本命のヤリイカ。と云っても沖漬けにジャストサイズの超小型で、これはノータッチリリース。
21:00頃を回り、揺れる気持ちが引き揚げることに大きく傾いた所で、これが最後とばかりにエギを追い風に乗せる様にして大遠投。そして、根掛かり覚悟で50カウントした後、シャクリを入れると、ズシーンと重さが伝わって来た。
やっぱり根掛かりしてしまった!!
しかし、重さと同時に先程よりは力強いグィ~ン・グィ~ンがあり、それに合わせてロッドもお辞儀をしている。
エギング用のロッドでは何の問題もないが、メバルやメッキ用の柔らかいロッドに0.3号のPEでは無理は出来ない。ゆっくりとリーリングをして寄せて来たが、足許のハエ根に貼り付きそう。場所を移動する度に持ち歩いていた玉網は、こんな時に限って手元に持って来ていない。
時折潮が洗う足許の根の上に、騙す様にして抜き揚げてホッとしたのがいけなかった。更に上に上げようとした時にロッドを立て過ぎてしまった様だ。
パキッと乾いた音が頭の上で響いて、Soare XTUNEのS709ULTを敢え無く殉職させてしまう結果になってしまった。
これを機に引き揚げようと思ったが、1杯出ると更にもう1杯と欲深いのがアングラーの性。Soare30 XTUNE S803ULT30にロッドを替え、追加を狙ったが、これは空振りで、干潮時刻間近の22:00頃、StopFishingとして、急坂をゼイゼイと息を切らせて引き揚げた。
今回は、ヤリイカ狙いで出撃したので、アオリイカは立派な外道。と云っても、これは嬉しい誤算で、アングラーとしては複雑な思いがする。
所で、今回、久し振りに片道100km超の道程を走って釣りをして来た訳だが、何故か疲れを酷く感じる。アオリイカを追い掛け回していた頃は、下田や、その先、また西伊豆や沼津にまで足を延ばし、一睡もせずに帰って来たことを考えると、思いたくはないけれど、やはり歳を取ったことがヒシヒシと・・・・(涙)
2017/01/18
2017年 Mebaring 釣行記
日 時:1月18日(水)
潮回り:中潮(↑)
場 所:NGTBN
釣 果:メバル x 0、シーバス x 1
同行者:単独
久し振りの弱い南寄りの風の予報で、MHR-KGNでロリ・メバルと遊ぶか、それともNTGBNでデカ・メバルを狙うか迷ったが、結局、NGTBNを第一候補として駄目ならMHR-KGNに転戦すると云う、ある意味、贅沢な予定を立てゝ・・・・・・。
15:20頃自宅を出発。
途中、ロッド・ビルディングに使用する浮子ゴムを求めてポイント、上州屋と寄り道をしたので時間が掛かり、現地到着は17:40頃。
早速、支度をするために車から降りて様子を窺うと、風は殆どない。
予報が良い方に外れたと、今シーズン初めての磯メバリングに自然と期待が膨らみ、足取りも軽く海岸に出たが、風を殆ど感じなかったのが嘘の様に南寄りの風が強く吹いている。MHR-KGNの方が良かったかなとチラリと思ったが、折角、ここまで来たのだから、兎に角、ロッドを振るだけ振って見よう。
洗濯板の様に薄く尖った岩を伝って磯の先端部分に進んでみると、海岸から20m程沖に出ただけなのに更に風が強く吹いていてる。しかし、風は強いものゝ、海は意外と静かでそれ程波立ってもいない。更に、潮位は1m程なので、目の前に見える筈の根は殆どが海中に沈んでおり、南向きは向かい風になるのでとても出来ないが、北向きにキャストする分には問題はなさそう。
SOARE XTUNEのS803ULT30にNADA BEAGLE(SS)を選んで、キャスティングを始めたのは18:00頃。
陽はスッカリと暮れ、明るさもないので何処まで飛んでいるのか様子が分からないが、ゆっくりとリーリングをしてデカ・メバルからのコンタクトを待ったが、音沙汰がない。居るなら最初の1~2投目でアタッて来ることが多いのだが、何の違和感も感じられない。
右に左にコースを替え、根掛かり覚悟で時たま波間から頭を出す根に向かってキャストしても効果はなく、ノーブランドのシンペン、NABURA SMALL BAIT-50とルアーを替えたりもしたが、生命感が全く感じられない。
ひょっとすると、メバルは底に着いているのかも知れない。
飛ばし浮子を使った遠投ワーミング・システムにシステムを組み直して、1投目のこと。
10カウントしてワームが沈むのを待って、リーリングを開始。中程まで回収して来た時、コンとこの日初めての軽いアタリ。反射的に合わせを入れた所、ガツンとロッドが止まって力強い引きが伝わって来た。
やっと、来た!!
最初は、その引きの強さから、デカ・メバルを確信。ひょっとすると尺越えかも知れないと期待しながら寄せに掛かった。そのやり取りの最中、何となくメバルにしてはトルクが強過ぎる様な気がし、ひょっとするとシーバスかも知れない。しかし、エラ洗いをしないので、別の魚かも・・・・。
ドラグを締め半ば強引に足元まで寄せて来た所で、暗い海面を目を凝らすとメバルにしては体長が長過ぎる魚がノタウッテいるのが見える。ヘッドライトを点灯すると、その灯りの中に浮かんで見えたのは紛れもないシーバス。
念の為に持って来ていた玉網で、逃げ回るシーバスを何とか捕獲することは出来たものゝ、体長こそ60cm余りでまぁまぁだが、痩せていて頭の大きさだけが目立つ貧相なフォルムに、もう一つ嬉しさがない。
この日、魚からのコンタクトは後にも先にもこの1回だけ。
その後、1時間程、20:00頃まで同じ磯で粘ったが、風は一向に弱くなる気配がない。
そこで、隣りの低い磯に移動してみたが、こちらでもアタリは感じられず、昨年の2月の終わりに見付けたサーフの中にある小磯にも移ったが、これも空振り。
足を延ばしてGSHURに行くことも考えたが、ヘッドランプの光りがチラチラと見えた上、腰が痛くなって来たので、一旦車に戻ってMHR-KGNに転戦するかどうか考えようと思ったが、車を走らせている内にその気も失せて、そのまゝ帰路に着いた次第。
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