※ カテゴリー別アーカイブ:2017年 ※
2017/05/05
2017年 Mebaring 釣行記
日 時:5月5日(金)
潮回り:長潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 28
同行者:単独
GWの連休を利用して遊びに来ていた孫達が帰って行って、正に孫は来て嬉し、帰って嬉しで、いつもとは違う疲れがドーッ。
この疲れは円らな瞳の可愛い娘ちゃんに癒して貰う他ない。幸い、予報では南南西の風が3mと程々なので、MHR-KGNで遊ぶには全く問題なし。
と云う訳で、MHR-KGNに行くことにしたが、この時期の干潮時刻は19:20頃で、丁度、夕間詰めの時間帯と重なっている。折角、行くのであれば、ゴールデン・タイムの夕間詰めは外せない所だが、只でさえ水深のないMHR-KGNでは、これは甚だ具合が悪い。
そこで、今回に限っては、夕間詰めのゴールデン・タイムを捨てることにして、潮が上げに転じた19:30過ぎから釣りを始められる様に、いつもよりかなり遅い18:00頃に自宅を出発。
GWなので交通量も多いのではないかと思っていたが、いつもよりスムーズ。途中で、コンビニや上〇屋に寄ったりして時間を潰して、ほゞ予定通りの19:30過ぎに現地到着。
いつもの様にロッドはTenryu改。水深のないことを考慮して0.3gのJHをセットして岸壁に出てみた所、0.3gではコントロールし難いかも知れないと感じる程の予報よりは強い南南西の風が吹いる。と云っても、0.5gでは根掛かり必至なので、兎に角、やって見るしかないだろう。
前回、空振りだった階段下は見送って、への字カーブの先のお気に入りポイントで、19:45頃、キャスティングを開始。しかし、全く雰囲気がないので、2~3投しただけで前回良かった凸部の先に移動。
所が、残念ながら、前回の実績場所には先行者の黒い影があるので、その2ブロック先で改めてキャスティングを開始。
すると、その2投目か3投目でいきなり答えが出て、本日幕開けの20cm。
時刻は20:10過ぎのことで、まだまだ潮位が低いので、まさかコンタクトはないだろうと思い込んでいたため、これは嬉しい誤算。
そして、その直後のキャスティングで、又々コンとアタリ。所が、抜き揚げようとした途端、ポチャンとオート・リリース。更に続いて、コン・バチャバチャ・ポチャン、コン・バチャバチャ・ポチャンと3回連続して抜き揚げに失敗してしまう始末。
0.3gのJHでは軽過ぎて、どうしてもラインに吹けが出るため、合わせが遅れ、針掛かりが浅いのかも知れない。しかし、0.5gより重くするのは根掛かりばかりで釣りにならない。バラシが多くなるが、これで通すしかない。
この日は、これまでになく可愛い娘ちゃんのご機嫌が良くて、21:10頃には、早くもツ抜けを達成したが、3匹に1匹はオート・リリースする始末で、この時点でバラシは6匹。
バラシさえなければと悔しさは残るものゝ、頻繁にアタリがあるので、それなりに楽しんでいたが、この頃から突然アタリが遠くなって、これまでのご機嫌の良さは嘘の様。
そこでカニの横這い釣法に切り替えて、釣り場を行ったり来たりして可愛い娘ちゃんの居場所を探し、ポツリポツリと掛けて22:30頃、前回と同数の17匹を達成。
これで、最低限の目標は達成出来たので、への字カーブ先のお気に入りポイントに移動。入釣した時は、全く雰囲気がなく直ぐに諦めたが、少し潮位が高くなったので、或いはと思ってのことだったが、果たして、その通り。
型は少し小さめの17~18cm程度だが、7匹を殆ど連続してゲット。
それに気を良くして、ワームを止めてFinluckMinnow30Sに替えて2匹。
更に階段下でもワームで2匹を追加と、この日は総じて可愛い娘ちゃんの活性が高かったので、総数28匹の結果。ればたらはなしだが、オート・リリースの8匹がなければ36匹は、一昨年の好調さを思い出させる程の結果で、大満足して、24:00過ぎにStopFishingとした。
2017/05/02
2017年 Mebaring 釣行記
日 時:5月2日(火)
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 17
同行者:単独
GW中は何処の釣り場も混み合うことは明らか。
なので、好きな時に行ける身分の小生は、この1週間位は我慢をして釣りに行くことは控え、仮に行くとしてもあぶれることの少ないMHR-KGNで円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぼうと思っていた。
所が、急に栃木に住んでいる孫達が、GWの連休を利用して遊びに来てくれることになった。海なし県の栃木では美味い魚を食す機会がないだろう。釣った濱アジの刺身や潮汁を楽しみながら、いつも、孫達が近くに住んでいたらこの美味い濱アジを食べさせてあげられるのにと考えていた。
折角来るのだから、この機会に濱アジを味わって貰いたい・・・。
しかし、孤島でのアジングは、シーズンが開幕したばかりでまだムラがあるので、混雑を押して出撃したとしても、孫達に喰わせる程の釣果を挙げられるか全く保証はない。と云っても、宝くじと同じで、買わなければ当たる確率はゼロ。買っても極めて低く、こればっかりは行ってみなければ判らないとメバリング用に整えていたタックル類を急遽アジング用に替えて、14:30頃、自宅を出発して孤島に向かった。
釣り場の駐車場には15:00過ぎに到着したが、GWの前日とあってやはり駐車場は満杯状態。しかし、正規の場所ではないが1台分のスペースが空いている。止むを得ずその場所に駐車しようかと迷っていると、小生に少し遅れて姿を見せたSGMRさんに先を越されてしまった。こうなると遥か遠く離れた場所に駐車して、重い荷物を運ぶしかないが、そこまでしたとしても、岸壁は満員御礼状態だろう。元々、混み合っている中釣りをするのは本意ではないので、孤島でのアジングは諦めた次第。
孤島でのアジングは諦めたが、一旦火の点いた気持ちを抑え切ることは出来ず、一旦、家に引き返しメバリング用のタックルに積み替えて、改めて16:30頃、今度はMHR-KGNに向けて出発。
MHR-KGNには18:00頃、到着。
岸壁に出てみると、南寄りの風が多少強め。釣り場は北に向いているので南寄りの風は多少強くても、全く問題はない。しかし、潮は上げ3分の70cm程度と云った所で、テトラ帯は当然海面から出ている上、テトラ帯とテトラ帯の間にはびっしりと繁茂している海藻が海面をざわつかせている。
18:10頃、Tenryu改のロッドに潮位がないことを考慮して0.3gのJHの組み合わせで、駐車場所に近い階段下からキャスティングを開始。
潮が低く透明度も高いので底の状態が良く判る。丁度、この階段下付近は周囲よりも若干水深があるので、直ぐにでも反応があるかも知れないと、期待を込めて30分程粘ったが、まだ、明るいためか、サッパリ反応がない。
そこで、階段下は潮が高くなってから再度チェックすることにして、への字カーブの先に移動。
19:10頃、MyPointにしている場所の少し手前からチェックを開始すると、その一投目で、ハッキリとした強いこの日初めてのアタリ。
合わせも決まり、抜き揚げたのは23cm程の良型。
孤島を諦めてMHR-KGNにして良かった!!
と思ったが、アタリはそれっ切り。
そこで、蟹の横歩き釣法でこれはと思うポイントを行きつ戻りつして丁寧に探ったが、可愛娘ちゃんは何処に行ってしまったのか全くコンタクトがない。
このまゝでは竜頭蛇尾も良い所。何とかしなくては・・・・・。
ここは大きく場所を替えて打開を図って見よう
と久し振りに凸部の先にワープ。
しかし、折角ワープして来たのに、JHの重さやワームを替えても、可愛娘ちゃんからの信号がない。
お手上げだ・・・・・。
20:30を回った頃のことだったと思う。昨年、ママワームのクリオネ(ケイムラ)で良い釣りをしたのを思い出し、試しに替えてみた。これで、効果がなければ、尻尾を巻いて退散せざるを得ない所だったが、これまでの無反応が嘘の様に反応が出る様になった。
しかも、同じ場所で複数出る様になり、ほゞ1時間後にはツ抜けを達成。
調子が良いのでミノーや他のワームへの反応をチェックすべく、色々と試して見たが、この日はクリオネが一番。
そんなことをしていたためか、その後は徐々にアタリが遠くなったが、22:00を過ぎた頃にはMHR-KGNでの今季最高17匹。せめて20匹をと戻りながら探ったが、これは出来ず、結局24:00頃StopFishingとした。
当たりワームと云えば、一昨年はカーリーテイルのそうだったが、その時はこれさえ投げていれば可愛娘ちゃんが遊んでくれたことがあった。今シーズンは、クリオネが当たりワームになるのだろうか。しかし、どちらのワームも廃番になって、今では手に入れることが出来なくなっているのが、誠に残念。
2017/04/28
2017年 Ajing 釣行記
日 時:4月28日(金)~29日(土)
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ X 5、カサゴ X 4
同行者:SGMRさん、FKGW女史、(KIさん、SMNさん、UHRさん)
ついこの前2017年を迎えたばかりなのに、光陰矢の如しで、早くもその2017年も1/3を過ぎてしまって世間様はGWに突入。となると釣り場は何処も激混みになることは必至なので、1年中GWの小生は、現役の皆さんに楽しんで貰うために、来週1週間は釣行を控えようと思っている。
となると、GW直前の金曜日に釣りに行かなければ、2週間もロッドを振れないことになる。当てにならない予報をチェックすると、幸いなことに風は1~2mと弱い。
と云う訳で混むことは予想されたが、孤島に行くことにした。
SGMRさん、FKGW女史と駐車場で落ち合って、孤島には3人揃って16:00頃に到着。
前回の23日は、数える程の先行者しかいなくてある意味で寂しい思いもあったが、今回はベスト・ポジションにはズラリとエサ師が並んでおり、何人もの黒鯛師の姿があちらこちらに見える。過ぎたるは及ばざるが如しで、直ぐには釣り座を確保することが出来ない状態。しかも、今回も弱い風の予報に反して、現場では強い南西の風。南西から北東に伸びている孤島では、真横の風になる上に足場の高いポジションではやり難いことこの上ない。
こんな状態を目の当たりにして、小生のやる気は、風船が萎んで行く様にシューン・・・・。
直ぐにロッドを振れない以上、慌てて支度を整えてもキャスティング出来ないのではその必要もない。殊更にゆっくり支度をしていると、我々に少し遅れて中田英寿似のUHRさんと昨年ここで会った若者アジンガーが登場。
そうこうする内、最も航路側に入っていたエサ師が帰り支度を始め、すかさずSGMRさんは狙っていたポジションの確保に成功。その右隣りが少し広めに空いていたので、小生も何とか釣り座を構えることが出来た。
そして、FKGW女史は?と姿を探したが、近くには見えない。
あれ、どうした?
周囲を見回してみると、岸壁の低い所に後ろ姿が見える。私はプライベート・ビーチでやると良く口にしている様に、混雑を避けてアジンガーが殆ど居ない離れた場所に釣り座を構えて、既にキャスティングを始めている様子。
そしてUHRさんは足場の広くなった所と狭くなった所の境付近、もう一人の若者はUHRさんの陸側隣りに夫々釣り座を構えて、取り敢えずは誰もあぶれることなく落ち着いた格好。
そこで、持ち込んだSoare改、Emeraldas改、8326#1Bの3本の内、横風の強さを考慮して8326#1Bのロッドに重めの1.5gのJHを先発に選んでキャスティングを開始。
所が、右から左の強い横風に加えて潮の流れも右から左。こんな時は斜め右前方にキャストして、少しでも影響を軽くする様にするのがセオリーだが、小生の右隣のアングラーは長い竿のサビキ釣りなので、斜め右にキャストすることが出来ない。正面にキャストして30カウントもすると、仕掛けは左り真横のほゞ90度まで流されてしまって、釣りにならない。
仕方がないので、バケツや座布団はそのままに釣り座を確保した状態で航路側に向いてキャスティングを始めて時間潰し。
17:00頃になってKIさん、SMNさんが登場。KIさんはUHRさんの左側のエサ師が居た場所、SMNさんはSGMRさんの左の航路側に釣り座を決めて、夫々にアジングを開始。
しかし、この日もアジ様の活性が低いのか、群れが小さいのか、SGMRさんが明るい内に小振りのアジを2~3匹掛けただけで、皆さん苦戦を強いられている様子。
そんな中、御多分に漏れず小生にもアジ様からのコンタクトはなく、それどころかこの釣り場では税金とも云えるロリ・カサゴのアタリすらない。何処かにアジ様が屯している場所はないかと、徘徊して探し回ったが見付からない。
結局、独り離れてキャスティングを続けているFKGW女史の隣りに入れて貰ったが、アジ様からもカサゴからもコンタクトはなく、早くも完全試合の文字が頭の中をチラチラと浮かんで来る始末。
20:30を廻った頃、漸く風が収まって来たので、元々の場所に戻った所、長いロッドのサビキ師の居た場所にKIさん、そしてKIさんの後にSMNさんが釣り座を移動していた。と云っても、実際にキャスティングをしている場所は、最も航路側にSMNさん、その右側にSGMRさん、そして小生が釣り座を構えていた場所にKIさんの順で、小生が入る場所がない。仕方がないので、留守にしているKIさんの釣り座でキャスティングをすることに。
状況を訊ねると、SGMRさんは両隣のSMNさん、KIさんを尻目に只一人爆釣モードに入っているとのことで、小生が戻ってからも良いペースでロッドを曲げている。
その頃には、あれ程強く吹いていた風はなくなり、海ものったりとした典型的な春の海になり正にアジング日和になったにも拘わらず、小生には相変わらず一寸した違和感も感じられない。他の皆さんもSGMRさんを除いて、忘れた頃に来るアタリをジーッと辛抱強く待っている様子。
そこで、根掛かりする惧れは強いが、JHを手持ちの中では最も重い1.8gにして遠投。しっかりとボトムを取って小さくアクションを加えていると、コンとハッキリとしたアタリ。
こんなに明確なアタリは、この日初めてで、漸くこの日の幕開けのアジ様をゲット。
時刻は、21:00を廻った頃のことで、キャスティングを開始してほゞ4時間も経っていた。
そして、同じ様な釣り方で2匹目を獲れたので、この方法で拾い釣りを通そうと思ってキャスティングを続けていると好事魔多し。22:00頃から北寄りの風が強く吹き出して来る始末。こうなると1.8gでも底を取るのが覚束なくなる上、ラインが大きく吹かれてしまってお祭りも多くなって来る。
幾ら親しい仲間内のこととは云え、出来れば避けたい事態。
と云う訳で、小生は又々比較的風の影響が少ないFKGW女史の隣りに邪魔をさせて貰って夜明けを迎えたが、結局、最初に決めた釣り座ではキャスティングをする機会が殆どないまゝStopFishingとすることになってしまった。
今回で、今年の孤島では3回のアジングとなったが、何れもツ抜けには遠く及ばず一桁前半の釣果。
昨年と比較すると、今年は少し遅れている様だが、アジング・シーズンは端緒に着いたばかり。最初から好釣果を期待する方が無理と云うもので、群れが本格的に寄りを見せるまでの間、釣れなくても止むを得ない所。
と云っても、アタリを感じられない徹夜の釣りは修行そのもので、いつも以上に身体の中心部にズシーンと重い疲れを溜め、軽いクーラーを持ってのご帰還だった。
2017/04/23
2017年 Ajing 釣行記
日 時:4月23日(日)~24日(月)
潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ X 4、カサゴ 多数
同行者:FKGW女史
全く当てにならない天気予報では、定例釣行日の月曜日や火曜日は、風が強く吹くとなっている。これに対して日曜日は東寄りながら2m前後と弱いらしい。
どんな釣りであっても強風は大敵と云えるが、特にメバリングやアジングの様なライト・ウェイトの釣りでは強風をおしての釣行は考えられない。となると、日曜日のアジング釣行を考えるのは自然な成り行き。
と云う訳で、小生にとっては例外的な日曜日の17:00頃に孤島に到着し、1時間程前に先着していたFKGW女史に合流。
孤島の岸壁には、FKGW女史の他に以前にも孤島でお会いしたアジンガーやエサ師、黒鯛師がそれぞれ1人と小生を含んで総勢5人しかおらず、休日の人気釣り場にしては淋しい限り。
早速、最も航路側の空いたスペースを確保して、この日の釣り座としたが、予報では弱い筈の風が強く正面から吹き付けて来ており、この瞬間に小生のやる気は急降下。
そんな中でも、先行者のアジンガーはキャスティングを繰り返しているが、やはり持て余している様子に、小生は、タックルの準備に掛かる気も起らず釣り場をウロウロするばかり・・・・。
18:00頃、エサ師と黒鯛師が引き揚げて行き、釣り場にはアジンガーが3人残った格好(小生は離れていたので時刻は不明だが、最終的には、もう一人アジンガーが加わり4人での徹夜アジングをすることになった)。
折角ここまで来た以上は釣りを始めようと自分を鼓舞し、持ち込んだSoare改、Emeraldas改、8326#1Bの内、8326#1Bにのみラインを通し、風の強さを考慮して重ための1.5gのJHでキャスティングを開始。しかし、案の定、JHは戻されるはラインは風に吹き揚げられてしまうはで、どうしようもない。
その内、風が益々強くなり、至る所にウサギが飛び跳ねだす始末。
風が強い場合の孤島での常套手段で、一段低い岸壁に下りてみたが、フォローになる筈の風が回り込んでいるのか、こちらでは横風。こうなると逃げ場のない孤島だけに勇気ある撤退を考えなければ・・・・。
勇気ある撤退を敢行するにしても、まだ時間はある。
と云うことで、少しでも風当たりの弱い所はないかと、岸壁を少しづつ横移動しながらポイントを探してみたが、吹きっ晒しの岸壁にそんな都合の良い場所がある訳はなく、岸壁の南端に到達。しかし、どう云う訳か、ここだけは他の場所より少し風当たりが弱い様な・・・・。
これ以上、移動することも出来ないので、仕方なく試みにキャストして見ると、アレッ、アタリ?
思い掛けず、コンタクトらしき違和感が伝わって来る。
こうなると現金なもので、集中力も自然に高まり、次のコンタクトを逃さずゲット。
体色が薄く20cmにも満たない豆アジだが、取り敢えずボーズ回避成功!!!
時刻を確認すると、丁度18:00。
折角、本命を手にしたのに、ロッド1本を持って風裏を探していたので、手元には獲物を〆るハサミもなければキープするバケツもない。だからと云って道具を置いてある場所まで戻るのもカッタルイし、そのまゝリリースするのも勿体無い。と云う訳で、隣りでキャスティングをしているFKGW女史に引き取って貰って、一件落着。
続いて2匹目を狙ったが、その後はまるで嘘の様に音沙汰がない。
陽が暮れて辺りが暗くなれば、来るだろう!!
例によって、根拠のない期待を頼りにキャスティングを続けたが、見事に空振り。
そうこうする内、いつもは移動することなく同じ場所でジックリと腰を落ち着けて釣りをするFKGW女史は元の場所に移って行き、反対に、釣り場を徘徊することの多い小生が独り居残りキャスティング。
そして、時刻はハッキリとした記憶がないが、19:30頃だったと思う。
ムズでもコツでもない本当に微かな違和感に、反射的に合わせを入れてみた所、明らかに生命体の反応があって、水面直下に銀色の魚体がキラリ。セイゴかも知れないと若干の心配はあったが、抜き揚げてみると20cm程の本命。
そして、その直後に、又々、同じ違和感で3匹目。
やっと回って来たか・・・・。
続けて来る様ならFKGW女史にも来て貰おうと気合を入れて、次の違和感を待ってみたものゝ、それっ切り何もなし。
その後は、隣りに戻って来たFKGW女史と並んでの修行状態。それでもFKGW女史は時折ドラグを鳴らしてカサゴと遊んでいたが、小生のワームには全くの無反応。
明け方近くになり、余りのアタリのなさに嫌気が差し、風も幾分弱くなって来た様なので、階段付近にまで戻り、風を背中から受ける様に斜に構えて時間潰しのキャスティングを開始。すると、コツッとハッキリしたアタリで、小さな身体に似合わない程の大きな口を開けて呑気顔のカサゴが掛かって来る。そこで、アジを諦めてカサゴ狙いに切り替えてみた所、一時は入れ喰い状態になり、少しばかり溜飲を下げた次第。
それにしても、この夜は一時的に弱まる気配はあったものゝ、一晩中強い風が吹き続けており、お手上げ状態。にも拘わらず、現場でチェックした予報では、予想値も実績値もたったの1m・・・・。
現場では10mとは云わないが7~8mはあったと思う程の強風だったのにこれはどう云うことかと改めて当てにならない予報に少しばかり腹を立てながら5:00頃にStopFishingとした。
2017/04/18
2017年 Ajing 釣行記
日 時:4月18日(火)~19日(水)
潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:メバル X 3、サバ X 1、カサゴ 多数
同行者:SGMRさん、FKGW女史、(TDさんと友人)
気の早い連中は、アジの群れが岸近くまで寄って来るのを待ち切れず、4月に入るや否や孤島でのアジングを開幕させていた。しかし、魚の釣れない釣り程面白くないものはないので、小生は少しでも可能性が高いMHR-KGNで円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊びながら、アジが寄って来るのを待っていた。
そして、この日も、孤島に出張るのはまだ早いと思い、MHR-KGNに行く積りにしていたのだが・・・・。
そんな朝、SGMRさんから、孤島アジングのお誘いがあり、その直後、追い掛ける様にFKGW女史からもお誘いが入って来た。そこで、孤島付近の海水温や風の様子をチェックした所、風は1m内外と弱く、海水温は14度を超えソロソロ開幕しても良さそうな状況。
お二人にはこれまでも何度もお誘いを頂いていたし、お誘いを頂いている内が花とばかりに、今シーズン初めて孤島でのアジングをすることにした。
今回はSGMRさんの車に便乗させて頂き、駐車場でFKGW女史と落ち合って、17:00少し前に孤島に到着。
この日は、午前中から午後に掛けて強風が吹いていたせいか、先行者は黒鯛師が1人だけ。アジング・シーズンははしりもはしりと云った所なので、この後、アジンガーが登場して来ることも考え難く、この日は我々グループの貸し切りになりそう。
と云う訳で、足場の広いベスト・ポジションの最も航路側にSGMRさん、中央にFKGW女史、その右隣に小生と、3人が広めに間を空けて釣り座を構えることにした。
今晩は、ゆったりとアジングが楽しめそう。
この点は良かったが、しかし、予報では収まっている筈の風は、まだ南寄りから強目に吹いて来ていて、少々やり難そう。自然相手の遊びなので、全てがこちらの都合良く運ぶ筈はないのは重々承知しているが・・・・。
今回持ち込んだロッドは、Soare改、Emeraldas改、8326#1Bの3本で、先発はお気に入りのSoare改に、風を考慮して少し重めの1.3gのJHでキャスティングを開始。
横風を避けて航路に向かってキャスティングを繰り返しているSGMRさんに倣って、小生もその隣りに座ってキャスティングをしていると、その何投目かのこと。
JHが足許近くまで寄って来た時、思いがけずコツッとしたアタリがあり、反射的な合わせが決まった途端、走り出す獲物。
アジならば良型だが、アジにしては引き具合がおかしい。シーバスか?
生憎、3人共迂闊なことに玉網の用意をして来ていない。仕方がないので、半ば強引に抜き揚げてみた所、25cmはあるサバ。
外道とは云え、実釣開始後30分程で、魚の感触を味わえたのはラッキーと云えばラッキーだが、しかし、桜が散ったばかりの初夏にもならないこんな時期に、サバが来るとは・・・・・・。
17:00少し前になって、思いがけずアジンガーが二人登場。
アジンガーは我々3人だけだろうと思い込んでいただけに、これには些かビックリしたが、登場して来たのはスマイリーさんことTDさんと彼の友人の二人で、結局、この夜は5人でアジングをすることに。
風は相変わらずの状況なので、航路に向かってキャスティングしていると隣りのSGMRさんがロッドを曲げ、本命のアジをゲット。
訊けば、重たい潮の中にいるとのこと。
確かに、キャスト後リーリングしていると、ジワーッと重たくなる場所がある。その重さを感じる様にラインを張ってコンタクトを待ったが、小生には来ない。
おかしい。何故来ない・・?
と思っていると、SGMRさんは2匹目をゲット。
疑心暗鬼になり掛ける気持ちを抑えながら、潮の重たい場所ではアクションを控えジッと待つことを繰り返し、何投目かのこと。
重たさを感じながら待っていると、コツッと小さいけれどハッキリとしたアタリがあって、漸く、今シーズンの幕開けの本命。時計を見ると丁度19:00のこと。
航路側の左端に陣取っていたTDさんの友人も、2匹、3匹と好調に本命を抜き揚げ、シーズン初めにしては良いかも知れない・・・・・。
FKGW女史に声を掛け、航路側に来て貰ったが、丁度その頃から変わってしまった潮の流れと共にアジの群れも去って行った様子で、短い地合いは終了。
20:00前に、横風の影響を避けるために裏側に移動。
そこで豆アジを獲ったものゝ、黒鯛師が引き揚げて行った20:30頃を廻った頃から、風が益々強く吹き出して来てキャストするどころではなくなり、強制的な休憩で時間潰しをする以外に為すすべもない状況に変わってしまった。
念のために、改めて予報をチェックしてみた所、現場では体感的には10mにも感じられる程の強風が吹き荒れているのに、何と1m。
ピンポイント予報にも拘らず、この違いは一体何だろう?
5人の願いが通じたのか、日付が変わった頃から徐々に風が収まり始め、雰囲気は頗る良くなって来たが、アジからのコンタクトは感じられない。
そんな中、SGMRさんは他の4人を尻目に独りロッドを曲げ始めた。
訊けば、去年の春先のパターンだと云うので、倣って遠くの深場を狙う様にしたが、小生には音沙汰なし。
結局、今シーズン幕開けの孤島アジングは、豆2匹を含む3匹だけの貧果だったが、群れの寄りも本格的ではないだけに、姿を見ることが出来ただけでも良しとしようと自らを慰め、5:00頃StopFishingとした。
それにしても、FKGW女史のタフさには、甚だ畏れ入ってしまう。
訊けば、金曜日、日曜日に加えて火曜日の今回と一日置きの3連チャン。しかも男連中が仮眠を取っている間も休まずロッドを振り続け、帰りは自らハンドルを握って東京まで・・・・。
やはり、これだけの努力は無駄にはならなず、この日、本命のアジは良型ばかりの4~5匹の釣果。
小生にも、これだけの体力・気力が欲しい・・・と痛感した次第。
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