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2022年釣行記(57) – LEG

2022年 Eging 釣行記

日 時:10月21日(金) 17:20~21:40
潮回り:長潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:KMI、ICNH、IMMR各氏

エギングと云えば小生の海釣りの原点で、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんと遊びたくて、あちらこちら釣り歩いていた思い出がある。しかし、20年近く昔のその頃は、東京湾内でアオリイカが釣れる情報なども皆無だったこともあって、東京湾でイカを追いかけたことはなく、専ら真鶴伊豆が小生の主戦場だった。
所が、最近になって東京湾内でも釣果が出ている情報が耳に入って来た。そして、百聞は一見に如かず。何よりも、良く通っているDKKで、隣りのKMIさんが、アジングの傍らエギングをして新仔アオリを掛けて取り込んだのを現認し、その情報がガセネタではないことを確認した。とは云え、200~300g位の新仔ではなく、600~800gクラスをターゲットにしている小生にとっては、やはり釣りの対象外だった。
所が、仲間がラインにアップした緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの写真を目にして、ふつふつとジェット噴射を味わいたいとの気持が湧いて来た。

と云う訳で、今回はエギング1本に絞って、DKKに行くことにして、16:30頃自宅を出発し、現地には17:00を回った頃に到着。

釣り場の岸壁に出てみると、入口付近に1人、中央付近に先着していたKMIさん、そして中央付近の少し奥寄りに1人のアングラーが居るだけで、珍しいことにこの岸壁ではベスト・ポジションと云われている最奥が空いている。そこで、KMIさんイカを掛けたポイントも最奥付近だったので、遠慮なく最奥付近に釣り座を構えることにした。

今回のターゲットは300g前後の新仔アオリ、若しくは、時期的には少し早い惧れはあるがヒイカなので、タックルはアジング用のものを使うことにして、Emeraldas改2.5号のエギを組み合わせて、17:20頃(?)、キャスティングを開始。

海に向かって立つと、追い風となる南寄りの風が5~6mと強めに吹くとの予報にも拘らず、背後の植樹のため、殆ど無風状態。そのためか、この時期になったのに、蚊がブンブブンブと煩くて仕方がない。久し振りに蚊取り線香に火を点けて腰にぶら下げた程。

果たして、イカ様からのコンタクトはあるだろうかと思いつゝキャスティングを続けていると、ラインの着信音が聞こえて来た。仲間の誰かの様子伺いかと思ってスマホを手に取ると・・・。
何と発信人は、直ぐ隣りでロッドを振っているKMIさんで、写真には太いタチウオの姿が写っている。一昨日の悔しさを晴らした格好。

一昨日は、KMIさんが引き揚げて行った後、小生は居残って良型タチウオを3匹獲っていたので、この日はイカに絞ったのだが、KMIさんの獲物を見た瞬間、しまった! タチウオにすれば良かった・・・・

この日は腕時計を忘れて来たので、時刻は定かではないが、その頃、ICNHさんが登場。
ICNHさんには最奥に入って貰って、二人並んでキャスティングを繰り返したが、イカの気配はまるでない。一方のICNHさんはキャスティングを開始すると直ぐにアジを掛け、その後もポツリポツリとロッドを曲げている。
こうなると、今度はアジの様子が気になって来る。イカからのコンタクトが一度でもあれば、エギングに集中出来るのだが・・・・・。

19:30頃(?)、IMMRさんが登場。IMMRさんは、KMIさんの隣りで刀狩りを開始。

ICNHさんは、時折、良型を交えながら相変わらず、ポツリポツリとアジを掛けているが、小生には新仔アオリヒイカからも音沙汰がなく、惰性でキャスティングを続けているだけ。
アオリイカを追いかけている頃には、一度あるかないかのコンタクトを集中して待つことが出来たのに・・・。年齢的なものか、どうしても集中力は途切れがちになってしまう。こうなると釣れるものも釣れなくなるのは、過去の経験から解ってはいるが、一昨日から中一日休んだだけの釣りで、疲れも残っているのか、どうしても集中力が続かない。

21:00頃、KMIさんは太い獲物を3匹ぶら下げて、意気揚々と引き揚げて行った所で、小生も見切りを付けて切り上げれば良かったが、結局、釣りをしている時間よりも、釣り談義に花を咲かせている時間の方が長くなり、21:40頃、ICNHさんIMMRさんを置いて、StopFishingとした。

帰宅後入った連絡によると、小生が引き揚げた後、ICNHさん新仔アオリを4杯掛けたとのこと。
一昨日、KMIさんが味わった思いを、今回は小生が・・・・。
正に因果応報。順番で行けば、次はICNHさんが歯軋りをする番だが。

2022年釣行記(29) – EG

2022年 Eging 釣行記

日 時:05月23日(月) 03:40~07:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:ATM
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

久し振りにYGWさんから連絡があり、仲間が3kg超を含めて10杯も出したので、そろそろ良い時期に入って来ましたよ。そこで、今度の月曜日にATMに行きませんか?とのお誘い。
元々、小生はエギングアオリイカを狙う釣りを切っ掛けにして、海釣りを始めたもので、アジングメバリングにうつつを抜かしている今でも、常に意識の何処かに緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの姿がある。更には、前回、YGWさんのお膳立てでSMD-FKURに行って、見事に1.2kgを仕留めたこともあって、柳の下の二匹目のドジョウを狙って、このお誘いには一も二もなく飛び付いてATMに行くことにした。

現地集合時刻は、03:30頃。
世も寝静まった夜中の移動になるので、自宅から約80kmの距離だが、バイパスを縫って走れば、所要時間は1時間半少々。しかし、事故などの不測の事態で遅れることもあるので、余裕を見て01:30頃に出発。

途中、渋滞もなく信号の巡り合わせも極めて良くて順調過ぎる程順調だった。所が、出発して間もなくしてポツリポツリと落ちて来た雨粒が、道程の半分程進んだ辺りで、釣りが出来るかどうか心配になる程の本降りになって来た。幸い、間もなく小降りになり、連絡を入れたYGWさんの弁では、回復に向かっている筈だから、大丈夫だろうとのこと。
その時点で、小生が少し先行していることが分ったので、路肩に車を止めてYGWさんの到着を待ち、その後はYGWさんに先導して貰って、丁度03:30に現地のコイン・パーキングに車を入れた。

早速、道具を手に岸壁に出てみると、白っぽい服装のアングラーが1人。そして、我々とほゞ同時に到着したアングラーが1人と先行者は2人だけ。と云っても、全体としては長い岸壁も、竿を出せる場所は精々60~70m程の狭い区間に限られているので、釣座を構えることが出来て良かったと云った所。
風は左から右への横風で、それ程強くはないので、20gのエギをキャストする分には殆ど影響はなく、寧ろ、波立っていない分、釣り易そう。

03:40頃、Sephia S806ML-Sのロッドに3.5号のエギの組み合わせで、まだ暗い中、期待のキャスティングを開始。運が良ければ、2~3投の内にコンタクトして来ることもあるので油断は出来ないが、反応はない。
回って来れば、何らかの答えが出る筈・・・・。

キャスティングを繰り返していると、時間が進むに連れて、一人二人とアングラーが登場して来て、最終的には小生の左側には5~6人、隣りのYGWさんの右側には1人と、都合10人程が並ぶことになり、狭い岸壁はほゞ満員状態。
しかも、我々二人を除くアングラーは、全てヤエン師で、結局、ヤエン師に挟まれてエギングをする状況。

地元のヤエン師がこれだけ集まって来ていることは、アオリイカが釣れている証拠でもあり、事実、岸壁には新しい墨跡も其処此処にあるので、期待充分だが、相変わらずコンタクトはない。ヤエン師達もどこかノンビリとしているので、まだ、回って来ていない模様。とは云え、いつ回って来るか判らない以上、そのチャンスを逃さない様にキャスティングを続けている必要がある。

後、1時間位したら回って来ますヨとのYGWさんの言葉通り、06:00頃、左手のヤエン師が大きくロッドを曲げて遣り取りを始めた。
イヨイヨ、アオリイカが動き出した!!
改めて期待を込めてキャスティングを繰り返したが、エギには見向きもしてくれない。しかし、近くに来ていることは確かなので、何とか来てくれ!と神に祈りながらキャスティングをしていると、又々、先程のヤエン師が良型を物にしている所を目撃。
5人も6人も並んでアジを泳がせているヤエン師の中で、特定の一人のアジにしか興味を示していないのも不思議な気がするが、選り好みが激しいのかも知れない。

そんな様子を見て、次は、次は・・・と根拠のない期待を胸にキャスティングを繰り返したが、全く音沙汰がない。いつもなら、触ったヨ。アタリがあったヨと声を上げるYGWさんも黙々とキャスティングを続けているだけ。

一向に反応を示さない状況が続いたので、07:00を回った頃になると、二人共集中力が切れてしまい、結局、07:30頃に竿を畳んでStopFishingとした。

2022年釣行記(20) – EG

2022年 Eging 釣行記

日 時:04月18日(月) 05:00~07:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:SMD-FKUR
釣 果:アオリイカ x 1(1.21kg)
同行者:YGWさん

土曜日の夜、久し振りにYGWさんから電話があって、月曜日の早朝エギングのお誘いを頂いた。
小生は、この所、MHR-KGNでのメバリング一辺倒だったのだが、貧果続きに嫌気が差していていたこともあって、この提案に飛び付いた。所が、電話を終えた直後にチェックした天気予報では、具合の悪いことに、早朝から昼前までは傘マークが並んでいて、一気に気持ちは急降下。
しかし、何とか雨は降らないで欲しいとの願いが通じたと見えて、翌日の日曜日になると傘マークも取れて\(^o^)/

日曜日の夜、道楽部屋で仮眠を取った後、日付が変わった25:10頃に自宅を出発。
待ち合わせ場所までは渋滞のメッカを何箇所か通過する道程だが、夜中の移動なので渋滞に巻き込まれることもなく、至極順調。しかも、信号に引っ掛かることも殆どなかったため、待ち合わせの場所には、約束の時刻である03:30の40分も前に着いてしまった。
程なくして、YGWさんが到着。早速、YGWさんの車に小生のタックル類を積み込んで、目的地に向かって出発。目的地までは約70kmだが、釣り談義に花を咲かせているとアッと云う間で、目的地到着は05:00少し前。

日の出時刻の05:08までは時間があって、まだ薄暗い中を道具を手に突堤に出てみると、思いの外、風が強目に吹いる。と云っても外海に向かっている限りは、背後からの北風になるので、まず問題はなさそう。しかし、空には黒っぽい雲が一面に広がっており、何となく不気味な雰囲気が漂っている。
先行者は、突堤の付け根付近と中央付近に夫々1名だけで、人気場所にも拘わらずガラガラ状態。

YGWさんは、突堤の付け根付近の内海側に釣座を構え、小生はYGWさんの勧めに従って、中央付近の先行者の少し手前で外海に向かって釣座を構えて準備に入った。

05:20頃、Sephia S806ML-Sのロッドに3.5号のエギの組み合わせで、キャスティングを開始。
強く吹いている追い風にエギが運ばれて行かない様に、注意しながら、手前の近場を中心に緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、コンタクトはない。沖目に着いているかも知れないと、探る範囲を広げてみたが、サッパリ。
そこで、エギをエギ王TRサーチの3号に替えて、ティップラン・エギングを試みてみたが、これにも返答がない。

その内、内海側を探っていたYGWさんも、アタリがなかったと見えて、小生の隣りに移動して来て、二人並んでキャスティングを繰り返した。しかし、ウンともスンとも返事がなく、いつものことなら、直ぐにでもアタッたよと声を上げる筈のYGWさんの声も聞こえない。小生にとっては魚探とも云える存在だが、声が聞かれない以上可愛娘ちゃは寄って来てはいないと見て良い。そこで、誰も居ない突堤の先端方向に移動して探したが、これも空振り。

06:00を回った頃、気が付くと先行者は居なくなっており、突堤はYGWさんと小生の二人の貸し切りに。
すると、YGWさんから、突堤の付け根付近に移動する様にとの助言。その助言に従って付け根付近に移動すると、やはり中央付近や先端付近には見られなかった墨跡が、幾つも残っていて期待充分。

そして、06:20頃。
ラインにもロッドのティップにも何も変化はなかったが、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。海藻かも知れないと思いつゝ、エギにアクションを加える積りでシャクリをいれると、ガツン。
案の定、海藻だったかと半ば落胆しながらラインを張って様子を見ると、グイーン・グイーンとトルクの強い引きがあり、ロッドも2度3度とお辞儀をしている。
そこで、漸く可愛娘ちゃんであることを確信し、強い引きを楽しみながら、思わずYGWさんに向かって来たよ!!と、年甲斐もなく声を張り上げていた。
その声にギャフを持って駆け付けて呉れたYGWさんにギャフを掛けて貰って引き揚げたのはオスの良型。現場では1kgあるかないかのサイズだと思っていたが、自宅で検量すると1,210g。
1kgを超えるサイズとなると、身が硬くなるので、食すには少々大き過ぎる嫌いがある。食すのが目的であれば、1.2kgが1杯よりも600gが2杯の方が好ましいと小生は思っているのだが、それは贅沢と云うもので、2022年のエギング開幕戦としては、立派過ぎるもの。

この1杯に気を良くして、後続を狙ったが、コンタクトがあったのはそれっきりで、その内、霧雨が音もなく降り出して来て、気が付けばジャケットの背中はビッショリと濡れてしまう程。
空には灰色の雲が一面に隙間なく広がっており、遠くの山々も薄っすらと霞んでおり、直ぐに止みそうにもない。4月も中旬を過ぎた時期とは云え、このまゝ釣り続けて濡れそぼってしまうのは、風邪の元。しかも、コロナ・コロナで騒がしい世の中のことなので、単なる風邪であっても間違えて隔離されてしまう事態にもなりかねない。
君子危うきに近寄らずで、ここは大事を取って止める方が良いだろうと、釣りには絶好と云われている下げ3分の時間帯を目前にして、泣く泣くStopFishingとした。

今回は、3時間程しかない実釣時間だったが、小生は、ラッキーなことに何とか良型をゲット出来たのは最高の結果だった。しかし、一方では、一から十まで全てのお膳立てをして頂いたYGWさんにはアタリが1回あっただけとのこと。
願わくば、YGWさんにも釣果があれば、万々歳だったのに・・・。

2022年釣行記(03) – LEG&EG

2022年 Eging 釣行記

日 時:01月31日(月) 17:00~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ
同行者:単独

前日の30日に予報をチェックした所、31日の夕方から夜に掛けて、北寄りの風が1mとのこと。MHR-KGNメバルと遊ぶ条件としては、余り良くなかったが、この所、釣りから遠ざかり気味だったので、MHR-KGNに行く予定にしていた。所が、当日になって再度予報を確認すると、風力が2mに強くなっていた。2mの北風を正面から受けるのは、真冬のこの時期には辛い。
他の釣り場を探す一環で、SOFKZK方面をチェックしてみると、北西の風が1mで願ってもない条件。しかし、SOFKZKでは、前回、パーフェクト・ゲームを喰らう嫌な思いがある。だが、2週間も経っているので、ヤリイカも寄って来ている可能性が高いだろう。しかも、シーズンは2月一杯と短いので、行けるチャンスは逃せない。
と云う訳で、急遽、SOFKZKに行くことにした。

15:00過ぎに自宅を出発。道中渋滞もなく順調だったが、西湘バイパスに乗った所で、左前方に広がっている黒い雲の塊が目に入って来た。
その雲の下では雨が降っていそうな嫌な雰囲気が伝わって来るが、予報には傘マークはなかったし、黒い雲の塊の向こうの空は、晴れていて日も差しているので、降ることはないだろうとそのまゝ車を走らせた。すると、MNDR付近でアラレ混じりの雨が降り出し、やがてミゾレに変わり、その内、大粒の雨になってしまった。しかし、既に行程の2/3も来ており、前方の空は晴れていることもあって、兎に角、SOFKZKまで行くことにした。幸い、雨はATMを過ぎた辺りから上がったので、この点はラッキーだった。

現地の駐車場には17:25頃、到着。
駐車場には軽四のバンとワンボックスの2台が止まっていたが、ワンボックスには子供連れの家族がいたので、先行者は軽四の主だけだろう。となると、先ず、アブレル心配はなくなった。しかし、アングラーが少ないことは、釣れていないことの証かも知れないと別の不安が・・・。

道具を両手に急坂を下って、磯の入り口に到着したが、アングラーの姿は見えない。
そこで、一旦、お気に入りの腰掛岩付近に道具を下ろして、最先端の様子を見に行くと、やはり、そこには2人のアングラーの姿があり、沖には赤い電気ウキの灯りが見える。挨拶がてら様子を尋ねると、ヤリイカ狙いだが、まだアタリはないとのこと。

18:00頃、Sephia S806ML-Sのロッドに邪道エギのV1にササミを縛り付けてキャスティングを開始
風は北風が少々強目に吹き付けて来ているが、腰掛岩付近では背後の崖に遮られて、殆ど無風状態。時折、大きめのウネリが来るが、大潮の下げの時間帯なので、それ程気を使う必要もなさそう。

先ず、20カウントで様子を見、コンタクトがないので25カウント、30カウントと棚を深くしたり、扇状に探っても見たが、さっぱり音沙汰がない。これまでもそうだった様に、ヤリイカが寄って来ていれば、答えはそれ程間を置かずに出る筈なのだが、やはり寄って来ていないのかも知れない。

18:30を回った頃、先行者の二人が引き揚げて行き、磯は小生の貸し切り。これで回遊があれば、ウハウハなのだが、その様なことは夢のまた夢
そこで、折角空いた最先端部をチェックすることにしたが、やはり最先端部は遮る物がない吹き曝しなので、北風がまともで、しかも横風になるので、やり難い。しかし、そんな状況であっても、何か変化が感じられれば我慢も出来るが、まるで梨の礫状態では粘る気も起きず、元の腰掛岩付近に戻ろうとした19:00頃、二人連れのエギンガーが、こんばんは。隣りに入って良いですか?と気持ちの良い挨拶と共に登場。

この頃になっても、ヤリイカからのコンタクトは全くなかったので、ヤリイカ狙いを断念。まぐれであっても、ヤリイカよりも可能性があるアオリイカに狙いを変更して、腰掛岩に腰を下ろしてキャスティングを続けた。

しかし、相変わらず何も変化が感じられない。
そして、20:00頃、3人目のエギンガーが登場。このエギンガーは小生を見るなり、こんばんは。ご無沙汰しています!
こんばんは
と云うからには、以前何処かで会っている筈だが、暗い中、顔もよく見えず、小生はさっぱり思い出せない。すると、テニス肘になって右腕が使えないので、左手でベイト・リールを使っていたでしょうと云う。
釣り場でたまたま出会って交わした四方山話を、よくもこんなに正確に覚えているものだと感心したが、結局、小生は思い出せないまゝ。

それから1時間程、キャスティングを続けたが、イカ類からのコンタクトは全くなく、21:00頃になると、粘って千載一遇のチャンスを狙う気も失せてしまって、3人に別れを告げてStopFishingとした。

それにしても、この所、めっきり粘れなくなってしまった。体力的にはまだ余裕があっても、精神的に疲れが来ることが早くて、釣りを初めて30分もコンタクトがなければ、イヤになって来るし、1時間もその状態が続けば、引き揚げようか・・・・・。
以前ならば、もっと粘って何とかしようとしたものだったが、この日も往復で4~5時間も掛かる釣り場に行ったにも拘わらず、18:00から21:00までの3時間しか保たなかった。せめて行き来に要する時間位は、釣りをしたいと思うのだが。
この日、引き揚げようと3人の若者達に別れを告げると、エッ、もう止めるの・・・と云う雰囲気があったのだが、これからなのに・・・・って云うことなのだろう。

所で、3人目のエギンガーだが、帰宅後、過去ブログをチェックして、2月25日に一緒になった平塚の若者らしいことが分かった。
彼によれば、今年のヤリイカは全く駄目で、一晩やって型が見られるかどうかだとのこと。となると、前回、今回と2回連続してパーフェクト・ゲームを喰らったのも、頷けるが、何となく諦めきれない気持ちがあるのも事実。昨年は、2月に入ってから2回の釣行で、夫々6杯のヤリイカを掛けているので、もう一度位は遠征しても・・・・・と思っている。

2022年釣行記(02) – EG&MB

2022年 Eging Mebaring 釣行記

日 時:01月26日(水) 17:00~20:40
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:JGSM-HGS-IR
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回の釣行以来、毎日の様に機会を伺っていたのだが、今年は天候の巡り合わせが悪くて、延び延びにしている内に、早くも1週間を過ぎてしまった。こんなにも間が空いてしまうと、釣りに出掛けること自体が億劫になってしまい、何もこの寒い中、好き好んで出掛けなくても・・・・・。
この日も、予報では北東の風が2m程吹くとのことだったので、この時期のホームであるMHR-KGNでのメバリングには少々厳しい。最近の小生は、ここで諦めてしまうのだが、この時は、北風に強い釣り場を探す気になって情報誌をパラパラと眺めていた。

その情報誌の中に、当然のことながら、人気釣り場のJGSMがあった。
JGSM方面は基本的に南に開いている磯である上、背後の北側には高い崖を背負っているので、北風には強い筈。しかし、首都圏内にある人気の高い釣り場なので、敬遠していたため、昨年、イカ狙いで何回か行ったことはあるだけ。確か、その時も、足繁く通って釣り場の一つに加え様と思った筈なのだが、、結局、通わず仕舞いだった。

と云うことで、先ずは状況偵察のために、兎に角、行ってみることにした。
情報誌には、JGSM方面ではメバルは至る所で狙えるとあり、しかも、HGS-IRは海が荒れた場合の逃げ場で、普段は余り入るアングラーは居ないとのことだったので、今回はメバルイカも狙えそうな狙えそうなHGSーIRをチェックすることにした。

15:00頃、自宅を出発し、現地の駐車場には16:30頃、到着。
バッカン、バケツ、ロッド・ケースを両手に磯の入り口に来た所で、HGS-IR方面を俯瞰すると、残念ながら2人のアングラーの姿が見える。ならば、NS-IRは?と、目を転じると、そこにも2人の先行者が入っている。人気の高い4JHNHNDNであれば、先行者が居るのは頷けるが、ウィークデイにも拘わらず、余りアングラーが入ることのない筈のHGS-IRNS-IRに先行者が居るとは思いもしなかったので、これには驚くと同時にガッカリ。

では、どうするか。HGS-IRとNS-IRの間に入るか・・・・?
と云っても、JGSMの磯を熟知している訳ではないので、間に掛り場があるかどうか、定かではない。磯のアップ・ダウンを乗り越えて行ってみて、掛かる場所がなければ、骨折り損のクタビレれ儲けになってしまう。と云う訳で、消え掛かった情報誌で得た知識を掘り返していると、HGS-IRのワンド側にも掛り場があった様な・・・・。
それが記憶違いで、入れなかったら、HGS-IRとNS-IRの中間、そこも駄目だったら、折角、ここまで来たのに残念だが、引き揚げよう。

激しいアップ・ダウンをエッチラオッチラ乗り越えてHGS-IRのワンド側に辿り着いたのは、駐車場を出てから約15分後のことで、真冬にも拘らず汗ビッショリ。
足許の岩を見ると、釣り人が入った痕跡が残っているので、記憶違いではなかった様だ。ポイントに立ってみると、右手には岩が海面から大きく顔を出していて、キャストする方向は若干制限されるが、穏やかな海面が広がっており、何とか釣りは出来そう。
そこで、HGS-IRの先行者に断って、このポイントに釣り座を構えることにした。

17:00頃、先ずは3.5号のシャロータイプのエギを結んでキャスティングを開始。予報では北東の風が2mとのことだったが、現場ではそれ程吹いている様には感じられず、寧ろ、磯道を歩いて来た身にはもの足らず、防寒着を脱いでしまった位。

イカが居れば直ぐに答えが出る筈だが、キャストできる範囲を扇状に探ってみても何も変化がない。
30分程、エギをキャストしたが音沙汰が無いので、メバルに狙いを替えてシンペンをキャストしたが、これにも反応がない。その後、何年か前にYTさんと足繁く通ったNGTBNで使っていた、フロートを使ったワーム・システムにしてみたが、これにも全く興味を示さない。
反応がないのは、場所的なものか、時間的なものか、初めての場所だけに全く見当がつかない。何かしら反応があれば、その反応を足掛かりに、色々と試すことも出来るのだが、何をどうして良いやら・・・・。

19:00頃、HGS-IRに入っていた先行者の二人が引き揚げて行ったので、場所を移動。と文字ではたった2文字の『移動』だが、真っ暗な磯で釣り座を移すのも一度では出来ず、先ずバッカンを、その後、ロッドそしてバケツと2度3度と往復せざるを得ず、これ又結構な運動になる。

そして、何とか移動を完了した所で、気分を新たにキャスティングを繰り返したが、イカからもメバルからも音沙汰がない。結局、苦労して移動して来た甲斐もなく、20:00頃には、諦めの境地。

そして、20:40頃、破れかぶれでボトムをジックリと攻めていた所、敢え無く根掛り。そこでラインを手に持ってグイッと引っ張ると、バチンと云う虚しい音を残して、ライン・ブレイク。
それと共に、何とか皮一枚で繋がっていた気持ちも切れてしまって、この日の釣行は終わり。

と云う訳で、真っ暗な磯の道ならぬ道をヘッド・ランプの灯りを頼りに、ヨタヨタと覚束ない足付きで引き上げて来た。

前回のSOFKZKは急坂があるだけにキツかった。それに対して、JGSMは上りの急坂がないだけにましかと思ったが、何の何の、アップ・ダウンが繰り返され、老いた身には、どちらも甲乙付け難くキツイ釣り場だった。
願わくば、南寄りの弱い風になってMHR-KGN円な瞳の可愛娘ちゃんと遊べればと、ついつい思ってしまうのだが・・・・・・。

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