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2018/08/06
2018年 Eging 釣行記
日 時:8月6(月) 18:50~21:00
潮回り:長潮(↑)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独
台風13号の影響によるのか、生憎、月曜から木曜まで傘マークが付いている。この分で行けば、今週は釣りに行けないかも知れないと思っていた。しかし、月曜日の夜の雨の降り出し時刻を良くよく見ると、孤島方面やDKK方面は夕方の18:00に対して、南端方面は22:00となっている。
22:00まで降らないなら、3時間位は釣りが出来るので、行くなら南端しかない。が、南端で何を狙うか?
南端には、6月の中旬にYGWさんとメトウイカ調査に行って以来2ヶ月振り。その時は見事に空振りに終わってしまった。今回、南端でメトウイカを狙うにしても、時期的には、メトウイカの釣期は7月一杯と云われているのでタイミングを逸した感はある。とは云え、3年前の古い話になるが8月中旬でも釣ったことがあるので、運が良ければ出るかも知れない。
と云う訳で、南端でメトウイカを狙う気になっていたが、昼過ぎにチェックした予報では、降り出しが早くなって19:00となっている。これでは、折角、行っても釣りをする時間がない。行くだけ無駄とこの日の釣行は諦めた。
所が、夕方16:00過ぎに空を見上げた所、雲は高く明るくて、とても雨が降り出すとは思えない。そこで予報をチェックしてみると、今度は22:00が降り出し時刻になっている。であれば行くしかないと急遽出撃することにして、17:15頃、自宅を出発。
自宅を出るのが遅れたので、高速を使って時間短縮を図ったが、高速を降りてから車の流れが悪くてトロトロとしか走れず、南端に到着したのは日没時刻を過ぎた19:00頃。
南端は、場所にもよるが、車横付けで釣りが出来るため、雨が降り出せば直ぐに避難が出来るので、この日の様にいつ降り出すか判らない状況の時には極めて都合が良い。そこで、釣り座にトランクを向けて駐車し、車から降りて周囲の様子を見ると、意外にもアングラーが少ない。
釣れているなら、もっとアングラーが居る筈だが、やはり釣れていない?
取り敢えずロッドとウェスト・バッグだけを持ち出して準備を開始。
今回はライト・エギングなので、ロッドはTenryu改、エギは、北東の風が斜め左後ろからかなり強めに吹いているので、手持ちの中では重たいナオリー1.8Bの組み合わせ。
キャスティングを開始したのは、19:20頃。
メトウイカのレンジを探るには、光量も減って来ているので、上からが妥当なのかも知れないが、3年前の経験から、先ず40カウントまで沈めて、底付近を狙うことに。
すると、正面に投げた筈のエギが、左45度付近から帰って来る程、潮の流れがキツイ。そこで、斜め右に向かってエギを風に乗せる様にしてキャスティングを繰り返したが、当然(?)、イカ様からのコンタクトはない。
このポイントは、背後の街灯の光りが海を明るく照らしているので、悪くはないと思ったのだが、コンタクトがない。レンジも表層、中層も探ったが梨の礫。ひょっとすると暗い方が良いかも知れないとカニの横這い釣法で少しずつ暗い方に場所移動を繰り返してメトウイカの居場所を探したが、何処もお留守と見えて、一向にコンタクトがない。
こうなると、頭の中にはシーズンを外しているので、駄目かも知れないとの思いが浮かんで来て、周囲の状況が気になって仕方がない。しかし、様子を訊ねようにも近くにはアングラーの姿もないので、自力で判断材料を手に入れるしかないが、徐々に集中力がなくなって来る始末。
20:00頃になり、到着して間もなくして光り始めた稲光のインターバルが短くなり、雷鳴が聞こえ始めたのを機に一旦StopFishing。
しかし、引き揚げるには時間はまだまだ早い。
折角来たのだから、今後のために様子だけでも聞いておきたい。
遠くに見える赤い電気浮子の主の所まで歩いて行き様子を訊ねると、メトウイカ仕掛けの長いロッドを出している地元のオッチャンが丁寧に教えてくれた。
そのオッチャンによると、メトウイカのシーズンは、6~7月で、8月に入れば終盤も終盤。一晩粘っても1桁の前半だろう。但し、去年・今年は余り良くないとのこと。
暫くそのオッチャンの釣りを見学させて貰った後、引き揚げようと車に戻り掛けたが、その途中で見掛けたエギンガーによれば9月頃までは出るよと若干違った答。この辺は、2~3杯でも獲れれば良いとするか、10杯も釣れなければ駄目とするか、人によって違うので、どちらも間違ってはいないのだろう。
そのエギンガーが別れ際に云った群れが何時回って来るか判らないから、粘った方が良いだろうとの一言に促されてキャスティングを再開したが、その言葉の効力は直ぐに醒めてしまって30分程キャスティングをして、21:00過ぎに本当のStopFishingとして帰路に着いた。
今回は、釣れればラッキーと思いつゝ南端に来たので、集中力がなくなるのも時間の問題だったと云える。
しかし、回って来るのか来ないのか、回って来るにしても何時回って来るのか見当も付かないまゝ、ただ辛抱強く待ち続けるのは、小生ならずとも、些か辛いものがあるのではないだろうか。今年は、1度の調査で結果が出ず諦めた格好だが、諦めずに何度か通えば、釣れるタイミングに遭遇した可能性もあり、そうすれば、例えアタリがなくても気持ちの持ち様は変わって来る筈。来年の6~7月はもう少し頻繁に通って見ようと考えている。
2018/06/14
2018年 Eging 釣行記
日 時:6月14(木) 19:00~23:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ(?) × 1
同行者:YGWさん
光陰矢の如しで、ついこの前、桜が咲いたと思ったらもう梅雨の季節の6月。時期的には、ソロソロ、メトウイカが釣れても良い頃なのに、小生のアンテナには、釣れ出したと云う情報が引っ掛かって来ない。
情報がない以上、自分で調査するしかないか・・・と思っている所に、YGWさんもライト・エギングに行こうと思っていたとの連絡が入って来た。
こうなると、話が決まるのは早く、YGWさんが休みの14日(木)に南端に行くことになった。
16:00少し前、拙宅に到着したYGWさんの道具を、小生のリムジンに積み替えて出発。
交通量が多くてスムーズに走れず、又、途中の魔界で買い物をしたこともあって、現地到着は予定より大幅に遅れて日没時刻の19:00少し前。
この日のFishingPlanは、陽の高い時間帯は緑のアイシャドウが悩ましいアオリイカ、陽が暮れてからは本命のメトウイカを狙うことになっていたので、ロッドはSephia S806ML-SとFalcon改の2本建て。
到着が遅れたので余り時間がない。
Sephia S806ML-Sとバッグを手に、点々とアングラーが入っている西向きの岸壁を過ぎ、その先の突堤に急いで出た所、突堤は先端で盛んにロッドをシャクッているエギンガーが一人だけで、岸壁とは違ってガラガラ状態。
岸壁を通り過ぎる時は、建物の陰に入っていることもあって殆ど感じることのなかった東風が、沖に張り出している突堤では、少々強く吹いている。幸いポイントは西向きなので、寧ろ、遠投出来るので好都合。
YGWさんは、準備宜しく、先端寄りに釣り座を決めるや否やキャスティングを開始。小生は、そんなYGWさんの様子を見ながら、リールをセットしラインを通す等していると、早くも、
アッ、ラインが止まった。アタッた!!
とYGWさんの声が聞こえて来た。
アタリの主の正体は判らないが、イカの活性は高そうで、楽しい釣りが出来るのでは・・・・。
19:00を回った頃、遅ればせながら小生もディープ・タイプのエギを結んでキャスティングを開始。
20カウント程沈めてから軽く3回程シャクリを入れた後ロッドを水平に寝かせてサビき、アタリがなければシャクリを入れてサビいてを繰り返して、半分程回収した所で、ロッドのティップがプンと入るアタリがはっきりと見えた。
オッ、アタッた!!
しかし、これは残念ながら空振りだったが、何事もなかった様に澄まして同じ様にしていると、又々、プンとティップが入る。タイミング良く合わせた筈だが、これも空振り。
ひょっとするとイカではなくて魚かも知れないと思いつゝ、同じアクションを続けていると、今度もプン。
3度目の正直で、今度は合わせが決まったが、引きが弱々しい。
何だろうと・・・・?
揚がって来たのは、3.5号のエギより少しだけサイズの大きなこの娘。
アオリイカではなかったことは残念だが、第一投目から、今日のターゲットの軟体系の獲物があったのは嬉しい限り。
この所、目ぼしい釣果が得られずお土産を持ち帰れない日が続いていたので、これはお持ち帰りすることにしよう。
所が、慌てて来たので、タオルやトングも、肝心の獲物を入れるビニール袋さえも車に置き忘れて来たことに、初めてここで気が付き、YGWさんに袋を提供して頂いたと云うお粗末さ。
ビニール袋に入れたこの娘を足許に置いて、アオリイカを掛けようと、先程よりもエギを沈めたが、そんなに簡単にコンタクトを取って来て呉れる筈もない。方向を変え深さを変えたりしたが、音沙汰がない。立ち位置を色々と替えてキャスティングを続けているYGWさんも、アタッタのは最初だけだとのこと。
周囲がすっかり暗くなった20:00前になっても、状況は一向に好転する気配もない。そこで、この日のアオリ狙いは終了し、本命のメトウイカにターゲットを替えることに。
タックルを取り換えるために、車の方に戻りながら岸壁の墨跡をチェックしたが、意外な程少ない。量販店の釣り情報には、釣れている様なことが書いてあったが、この南端は余り良くないのかも知れない。
メトウイカは、建物の庇に設置してあるライトが一際明るく岸壁から海面を照らしている所に、釣り座を構えた。ここは、コの字になった岸壁の最奥に近い場所なので、潮通しも悪く、メトウイカの回遊も少し心配になるが、何しろ明るい。実は、メトウイカのポイントを作る必要があるかと、一応作業灯を持って来てはいたが、全くそんな心配はない程だった。
潮通しについても、実際にはFlacon改にAurie Q 1.6を組み合わせてキャストすると、瞬く間に左に流されてしまう程早い時間帯もあったので、杞憂なのかも知れない。
ここでも、開始早々YGWさんにメトウイカらしきアタリがあった由で、期待したが、小生は1度もアタリを感じることもなく、YGWさんも最初の1回だけで終わったとのこと。
堪らず、YGWさんは、イカを求めてあちらこちら徘徊を始めていなくなり、ほゞほゞ気持ちの切れ掛かった小生は、休憩がてら居残って、キャスティングを続行。
30分ほどして戻って来たYGWさんに様子を聞くと、想像していた通り、何処も駄目!!
21:30頃、駄目元で対岸の岸壁の先端付近に大きく場所を移動することに。
この場所は、2~3年程前のことになるが、YSKWさんが好んで入っていたポイントとの記憶があったので、ひょっとすると・・・・と一縷の望みを持っていたが。
この頃になると、東風が冷たい北風に変わり、少し肌寒い位になって来た。それでも、獲物があれば気にもならない程度だが、入釣した直後にあった以外にはアタリらしいアタリもなく過ごして来たので、殊更に身に染みる寒さで、念のため持って来ていたウィンド・ブレーカーを着た位。
周囲を見渡しても、メトウ狙いでロッドを出している地元のオッチャン連中は1~2人しかおらず、これでは、粘っても徒労に終わると、23:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。
所で、対岸に場所を移ってからのことだが、ここでは、ロッドを振っている時間帯よりも、YGWさんにレクチャーして頂いた時間帯の方が長い位、釣りに関するものの見方や考え方など色々なことを教えて頂いた。年齢的には小生の子供であってもおかしくはない程歳は離れているが、こと、釣りに関しては大ベテランと云える程の知識と技量を有しておられることを、改めて実感させられた時間帯だった。
色々と話して頂いた中でも、印象的だったのは、例えば、ワームを替える際にも、小生の様にただ漫然と替えているのではなく、その目的と理由を極めてハッキリと意識し持って実行していることだった。目的意識を明確に持っているからこそ、それが正解であった時も、不正解であった時も、その理由が手に取る様に解り、次回に活かせることになるのであって、小生の様なやり方は、例え結果は良くても、それは宝くじに当たった様な物で、単に運が良かったからに過ぎず、それこそ再現性は全く期待が出来ない。
ことほど左様にYGWさんと小生とは全く違うことを痛感させられた。思えば、釣りの上手い人は、皆さんその様な傾向が強い様に思われる。
この先、何年釣りを楽しむことが出来るか判らないが、YGWさん他釣りの上手い人達の爪の垢を煎じて飲むことにしようと思う。
2018/02/26
2018年 Eging 釣行記
日 時:2月26(月)
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:ヤリイカ X 2
同行者:ISBSさん
メッキ仲間のDr.TJさんの友人のISBSさんと、初めてのコラボ。
ISBSさんとは、昨年、アジングで並んでロッドを振ったことがあるが、軟体動物にも興味をお持ちであることを知ったので、声を掛けさせて貰った。
そこで、何処にするか?
南端にするかSOFKZKにするか迷ったが、どちらも風が強い予報だったので、釣り場に入れず、竿も出せずに引き揚げて来ることになってもショックの少ない南端でシャクルことにし、17:30~18:00に現地で落ち合うことに・・・・。
16:20頃、自宅を出発。未だ明るい時間帯なので、渋滞を予想して高速を使うことにしたが、高速に乗るまでに30分以上も掛かってしまう始末で、現地到着は、何とか間に合って17:50頃。
待つ程もなくISBSさんも到着して、早速、釣り支度を整え岸壁に出て見た所、人気場所にも拘わらず、アングラーの姿が数える程しか見えない。
本当に、釣れてるの?????
一瞬、頭を過ぎった不安をそのまゝにして、誰も居ないHKTIに進んだが、新しい墨跡が殆どない。ヤリイカはアオリイカ程の墨を吐かないので、やって見なければ分らないと自分に云い聞かせて、邪道エギにささ身を括り付けようとした所、ささ身を車に忘れて来たことに気が付いた。
ささ身のない邪道エギ・・・・では、シャレにもならない。
キャスティングを始めたのは、18:20頃。
風は、北東方向から強目に吹いて来ているので、ラインが大きく左に弧を描いて膨らんでやり難くて仕方がない。それでも、20カウントから始めて5カウントづつ増やして50カウントまで沈めてヤリイカの泳層を探したが、全く音沙汰がない。
こうなると北風が堪らなく冷たく感じて来て、一気に身体だけどころか気持ちまでも冷え込んでしまう。そこで、建物の陰に移動することを提案。
建物の陰に来て見ると、あれ程冷たく吹いていた風が、殆ど感じられず、しかも、墨跡はHKTIよりも遥かに多い。
こうなると現金なもので、直ぐにやる気を取り戻してキャスティングを再開したが、しかし、ヤリイカのやる気は戻って来る気配が見えない。
堪らずISBSさんは、他の場所を調査して来ると云って、暗い中、姿を消して行き、小生は居残りキャスティングを継続。
釣れれば連絡が入るだろうと期待を胸に、少しづつ戻りながらヤリイカを探したが、見付けられず、気が付けば先行者二人の姿も消えていて、この岸壁には小生独りだけの状態。
車の所まで戻った所で、ISBSさんに連絡を入れると、岸壁をぐるりと回って対岸に移動して来たとのことだったので、小生も追い掛けて場所移動。その途中、地元のオッチャンに様子を訊ねると、
全然、アタリがない。今は潮止まりだから、上げに入ってからだろう!
とのこと。
対岸に来て見ると10人近いアングラーが強い横風を物ともせず頑張っている。どうも街灯の光りが明るいこの辺がポイントの様で、最初に入った岸壁を見ると真っ暗闇。
ポイントの選択を間違えたのかも知れない・・・・。
ISBSさんを見付けて様子を訊ねたが、全く駄目だとの悲しい返事。
上げ潮が効き始めて、風が少しでも弱くなれば釣れるのではと都合の良い期待を胸に、ロッドも振らずに釣り談義で時間を潰したが、地元の餌釣り師の赤い電気浮子もユラユラと浮かんだまゝ。強い北風も一向に弱まる気配も見せず、身体が冷え込んで来たのに耐え切れず、20:00頃、車を止めている岸壁に移動。
この岸壁は街灯の灯りは余り強くはないが、風が背後からのフォローになるので、キャストもし易いし、寒さも余り感じない。と云っても、ヤリイカからのコンタクトが期待出来る訳ではないが、首の皮一枚で繋がっている気持ちを持たせるには効果がありそう。
21:15頃、邪道エギをフォローの風に乗せてキャストして25カウントした所でシャクルと、ゴミか海藻の塊を掛けてしまった様な重たさが伝わって来た。
イカが釣れないのに、ゴミ??
少しガッカリし、半ば腹立ち紛れにリーリングをすると、微かにラインを引っ張る感触があり、海面を滑って来たのは、待ちに待ったヤリイカ。
アオリイカであれば、ドスッと衝撃が伝わって来るし、その後の引きも強いので、これはこれで楽しいが、ヤリイカでは少々物足りない。と云っても、やっと来た本命のヤリイカなので、ヤル気が甦って2杯目を狙ったが、何事も起こらず正に交通事故。
そして、22:00を回った頃に、同じ様なアタリで2杯目を追加したが、この日のエギングは、事実上これで終わり。気が付けば地元のオッチャンの電気浮子もいつの間にかなくなっており、粘っても結果は出ないだろうと切りの良い23:00を合図にStopFishingとした。
2018/02/23
2018年 Eging Mebaring 釣行記
日 時:2月23(金)
潮回り:小潮(↑)
場 所:HYKW
釣 果:ヤリイカ X 1
同行者:AKWさん
金曜日だがODWRでサーフ・エギングをするか、YSKWさんから頂いた情報を元にアオリイカやヤリイカが釣れているらしい南端に行くか迷っていた。そんな所に、AKWさんから電話があり、彼が得た情報では、HYKWで良型メバルが出始めた由。しかもその上、ヤリイカのアタリも結構多かったとのこと。
と云うことは、良型メバルもヤリイカも狙える又とないチャンス!!と誠に都合の良いことを描いて、ODWRでもなく南端でもなくHYKWに行くことにした。
AKWさんは早めに釣り場に入るとのことだったので、日没時刻前の17:00頃に到着する様に、15:30頃、自宅を出発。途中、大きな渋滞もなかったので、現地には予定通りの17:00過ぎに到着。
先着して釣り座を確保してくれていたAKWさんに挨拶をして、タックルの準備に取り掛かった。
今回のロッドは、エギング用のSephia S806ML-S。これは、NGTBNでの良型メバル狙いのプラッキングで試した結果、充分使えることが解ったので、今回の様なプラッキング&エギングには好都合と云う次第。
明るい内は、メバルもヤリイカも出る可能性は低いので、肩慣らしのキャスティングを繰り返して、時間潰し。
17:30頃の日没時刻を過ぎ、周囲が徐々に暗くなり始めた所で、AKWさんと並んで期待に張り裂けんばかりに胸を膨らませて、集中してキャスティングを続けたが、コンタクトはない。SOFKZKでは夕間詰めにヤリイカのアタリが多かったので、ヤリイカなら来るかと邪道エギに替えたが、状況は変わらず仕舞。
時間が過ぎ、左手前方に赤い電気浮子の灯りがハッキリと見える状況になり、いつコンタクトがあってもおかしくはない時間帯に入って来ても、コツリとも来ず、釣り場全体に生命感が感じられない。
19:15頃、AKWさんは状況が変わる見込みもないと諦めて引き揚げて行ったが、小生は老いの一徹。ここで諦めてなるものかと独り居残って、プラグにしたり邪道エギにしたり、キャスティングを繰り返したが無駄な努力。
21:30頃、時折背中から吹いて来る北寄りの風に、指先がジンジンと冷たくなるのを我慢していたが、一向に埒は明かない。
そこで、22:00を区切りに頑張ることにして、これまでのシャクリ方のパターンとリズムを変えてみた。
すると、待望の生命体の反応があってプシューッ・プシューッと海水をジェット噴射させながら、海面を滑って来たのはヤリイカ。実釣開始後、実に4時間後に手にした獲物。
ヤリイカは群れで回遊しているので、近くには未だ居る筈。
切れ掛かった気持を入れ替えて集中してキャストしたが、後続はないまゝ定刻の22:00になったので、StopFishingとして帰路に着いた。
2018/02/07
2018年 Eging 釣行記
日 時:2月7(水)
潮回り:小潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ヤリイカ X 13
同行者:単独
毎朝、起きると同時に天気予報をチェックするのが日課になっているが、中々、条件・・と云っても、雨(雪)と風の二つだけなのだが・・が整わず週に一度の釣行がやっとで、今年は例年の半分。
この分で行くと、今年のエイジ・シュートは・・・・・・?
4~5か所の釣り場方面の予報をチェックした所、SOFKZK方面の風が西の1~2m程度と弱くて良さそう。しかも、前回、小生の後から入って来た若者がアオリイカを2杯掛けた場面を目撃しているので、今回は小生も丸顔で緑のアイシャドウした可愛娘ちゃんを是非ともゲットしようと考え、連続してSOFKZKに行くことにした。
自宅を14:15頃出発。
途中、寄り道をして先日YGWさんがキロアップを2杯出したHYT-URの様子をチェックしたので、現地到着は17:20頃到着。
直ぐに支度をして急な磯道を下って行ったが、黒いシルエットになって浮かんで見える腰掛け岩付近には、人影が見えない。駐車場にはご当地ナンバーの車が2台、八王子ナンバーの車が1台止まっていたので、てっきり先行者がいると思っていたので、これは意外。
所が、歩を進めて磯の先端にまで来て見ると、やはり先行者の姿が最先端に2人見えて、ガッカリ。
その2人に挨拶をして、前回の釣り座の少し岸寄りに入らせて貰ってタックルの準備に入った。
風は時々感じる程度の弱さで右手方向の西から吹いており、海も波もなく穏やかで釣りには持って来い。ただ、腰掛け岩の前方5m程の所に、前回はなかったブイが浮かんでいるのが気になる。
ロッドはSephiaXTUNE S806ML-S。エギはアオリイカにもヤリイカにも効くとと云われている邪道エギの組み合わせで、ヤリイカを何杯か掛けてから、アオリイカ狙いに切り替える算段。
キャスティングを始めたのは、準備に手間取ったせいで、17:45頃。
前回はカウント30程が棚だったので、今回はその少し上の25カウントから調査を開始。
すると、早くも直ぐに答が出て、2投目か3投目でこの日最初のヤリイカをゲット。
そして、その直後にも又1杯、2杯と追加出来、18:30頃には6杯と好調な滑り出し。
このまゝ行けば、いつか目にした入れ掛かりになるのでは・・・・・。
こんなことを考えると、結果は逆になると分かっている筈なのに、ついつい・・・・。
19:00頃、先行者の1人が引き揚げて行ったので、釣り座を前回と同じ場所に移って、気分転換を図ったが、全く気配がない。そこでエギを重めのV2に替え、狙いをアオリイカにしてボトム中心に攻めて見たが結果は出ず仕舞い。
20:00頃、ボトムまで沈めているエギに久し振りに違和感があって、やっと緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんが来た。と思ったが、引きの強さはもう一つで、上がって来たのはヤリイカ。しかも、同じアタリで2杯連続して来たので、ヤリイカの棚を見付けたと思ったが、それっ切りヤリイカからもアオリイカからもコンタクトがない。
21:00頃、急に強く吹き始めた西風に指先がジンジンとなって、気持ちも折れ掛けて引き揚げようかなと思うと、弱くなり、弱くなったのでので気を取り直してキャスティングを繰り返していると、又強い風が吹いて来て・・。
こんな状況に、21:15頃残った先行者も引き揚げて行き、磯は小生の貸し切り。
そこで、この日最初に入った釣り座に移動した所、これが良かったのか、あれ程気配がなかったのが、ポツリポツリと反応が感じられるようになって来てヤリイカを5杯追加。所が、好事魔多しの例え通り、この頃からウネリが入って来て、時折り足許近くにまで這い上がって来る様になった。
SOFKZKは東に面しているので、東風には極端に弱く、又、前下がりになっているためウネリが直ぐに這い上がって来るのが難点で、東寄りの風が吹く予報の場合は避けている。しかし、この日は、北西若しくは西風だったので安心していたのだが・・・・・。
時間的には満潮時刻の22:30頃なので、これ以上潮が高くなることはないので、もう少し粘りたかったが、気のせいかウネリが大きくなって来ている様に思えたので、泣く泣くStopFishingとして急な上り坂を息も絶え絶えに上って帰途に着いた。
所で、来る途中に立ち寄ったHTY-URについて・・・。
ここは、良く見掛ける岸壁沿いに入れられたテトラ帯の釣り場だが、テトラに降りるのが問題。釣り人が掛けた梯子が2個所にあるものゝ、高さがあるので一寸年寄り向きではなさそうな感じ。
アプローチにさえ問題がなければ、西風にも強そうなのでSOFKZKと共に小生の釣り場の一つにしようと目論んでいただけに、残念無念。
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